JPH03271293A - 新規なセフアロスポリン、その製造方法およびその医薬としての使用 - Google Patents

新規なセフアロスポリン、その製造方法およびその医薬としての使用

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JPH03271293A
JPH03271293A JP2318139A JP31813990A JPH03271293A JP H03271293 A JPH03271293 A JP H03271293A JP 2318139 A JP2318139 A JP 2318139A JP 31813990 A JP31813990 A JP 31813990A JP H03271293 A JPH03271293 A JP H03271293A
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Stefan Schneider
シユテフアン・シユナイダー
Rainer Endermann
ライナー・エンダーマン
Ingo Haller
インゴ・ハラー
Karl G Metzger
カルル・ゲオルク・メツツガー
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Bayer AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D501/00Heterocyclic compounds containing 5-thia-1-azabicyclo [4.2.0] octane ring systems, i.e. compounds containing a ring system of the formula:, e.g. cephalosporins; Such ring systems being further condensed, e.g. 2,3-condensed with an oxygen-, nitrogen- or sulfur-containing hetero ring
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04Antibacterial agents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F15/00Auxiliary appliances for wound dressings; Dispensing containers for dressings or bandages
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Cephalosporin Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、−数式(I) 式中、 R1はハロゲンを表すか、または、 10個以内の炭素原子を有する直鎖の、もしくは枝分か
れのアルキル、アルキルチオまたはアルケニルを表わす
か、 これらアルキル、アルキルチオまたはアルケニルは、随
時ハロゲン、8個以内の炭素原子を有する直鎖の、もし
くは枝分かれのあるアルコキシにより、または窒素もし
くは硫黄よりなる系列から選択した4個以内のへテロ原
子を有し、その部分が6個以内の炭素原子を有する直鎖
の、もしくは枝分かれのあるアルキルもしくはアルキル
アミノジアルキルにより置換されていてもよい5員の不
飽和の異節環により、または 式−〇COR” (この式において、 R2はアミノまたは6個以内の炭素原子を有する直鎖の
、もしくは枝分かれのあるアルキルを表す)により置換
されていてもよい、8個以内の炭素原子を有する直鎖の
、もしくは枝分かれのあるアルコキシを表すか、式−C
H2−8−R8 (ここで、 R3は窒素もしくは硫黄よりなる系列から選択した4a
以内のへテロ原子を有し、6個以内の炭素原子を有する
直鎖の、もしくは枝分かれのあるアルキルもしくはアル
キルアミノジアルキルにより置換されていてもよい5員
の不飽和の異節環を表す) の基を表す) の基を表し、 Xは酸素、硫黄または基−NHを表す のβ−ラクタム化合物およびその生理学的に許容し得る
塩に関するものである。
式(I)の化合物は遊離酸、エステルとして、内部塩と
して、または無毒性の医薬として許容し得る酸性カルボ
キシル基の塩、たとえばナトリウム、カリウム、マグネ
シウム、カルシウム、アルミニウムまたはアンモニウム
塩、アミン、たとえばジーまたはトリー低級アルキルア
ミン、ブロカイン、ジベンジルアミン、N、N−ジベン
ジルエチレンジアミン、N−ベンジル−β−フェニルエ
チルアミン、N−メチル−およびN−エチルモルホリン
、1−エフエナミン、ジヒドロアビエチルアミン、N、
N’−ビスジヒドロアビエチルエチレンジアミン、N−
低級アルキルピペリジン、ならびにペニシリンおよびセ
ファロスポリンの塩形成に使用し得る他のアミン類との
塩として存在することができる。
好ましいものとして挙げ得る塩基性アミノ基と無機また
は有機の酸基との無毒性の、医薬として許容し得る塩は
、たとえば塩化物、臭化物、ヨウ化物、硫酸塩、硫酸水
素塩、リン酸塩、炭酸塩、炭酸水素塩またはスルホン酸
塩、たとえばメチルスルホン酸塩、エタンスルホン酸塩
、トルエンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、ナフ
タレンジスルホン酸塩、またはカルボン酸塩、たとえば
酢酸塩、ギ酸塩、シュウ酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、
マレイン酸塩、コハク酸塩、フマル酸塩、安息香酸塩も
しくは乳酸塩である。
京で示される不斉炭素原子の存在を考慮すれば、式(I
)の新規な β−ラクタム抗生物質はD−1L−および
り、L−型を含む。本発明記載の一般式(I)のD−型
の化合物が好ましい。
本発明記載の化合物のジアステレオマー混合物とD−型
およびL−型との双方とも、細菌感染症の処置に使用す
ることができる。
一般式(I)の好ましい化合物は、 式中の、 R1がフッ素、塩素または臭素を表すか、または、 8個以内の炭素原子を有し、 フッ素、塩素、臭素により、または、6個以哩の炭素原
子を有する直鎖の、もしくは枝分かれのあるアルコキシ
により、または、その部分が4餡以内の炭素原子を有す
る直鎖の、もしくは枝分かれのあるアルキルもしくはア
ルキルアミノジアルキルにより置換されていてもよいテ
トラゾリル、チアゾリル、トリアゾリルもしくはチアジ
アゾリルにより置換されていることもある、または 式−〇〇0R2 (ここで、 R1はアミノまたは4個以内の炭素原子を有する直鎖の
、もしくは枝分かれのあるアルキルを表すか、または、 6信以内の炭素原子を有する直鎖の、もしくは枝分かれ
のあるアルコキシを表す) の基により置換されていることもある直鎖の、もしくは
枝分かれのあるアルキル、アルキルチオもしくはアルケ
ニルを表し、 Xが酸素または硫黄を表す 上記の第1項記載の化合物、およびその生理学的に許容
し得る塩。
一般式(I)の特に好ましい化合物は、式中の、 R1が塩素、または、6個以内の炭素原子を有し、フッ
素、塩素または4個以内の炭素原子を有する直鎖の、も
しくは枝分かれのあるアルコキシによりにより置換され
ていることもある直鎖の、または枝分かれのあるアルキ
ルまたはアルケニルを表すか、または、4個以内の炭素
原子を有する直鎖の、もしくは枝分かれのあるアルコキ
シを表し、 Xが硫黄を表す もの、およびその生理学的に許容し得る塩である。
加えて、[A]  一般式(II)、(III)および
  (m 式中、 R1およびXは上記の意味を有し、 R4およびR5は同一であっても異なっていてもよくア
ミノ保護基、たとえば第3ブトキシカルボニル(B o
c)を表し、R6はカルボキシ保護基を表し、 R7はベンジル的に、またはグリコシド的に結合した容
易に除去し得る基、たとえば4゜4゛−ジメトキシベン
ズヒドリルもしくは2.4−ジメトキシベンジル、また
はテトラ−O−ピバロイルガラクトシルを表すか、また
は、ベンジル的に対掌性の基、たとえばα−フェロセニ
ル−(C!−C11)−アルキルアミノを表すの化合物
を4−成分反応において、式(V)R1−COOH(V
) 式中、 Rsは水素、6個以内の炭素原子を有する直鎖の、もし
くは枝分かれのあるアルキル、または式 ) のカルボン酸の存在下に、不活性溶媒中で、適宜に触媒
の存在下に反応させて一般式(Ia)式中、 R1、R4、R5、R6、R7、R8およびXは上記の
意味を有する の化合物を得、ついで、酸を用いて保護基R4、R5、
R6ならにび基R7および−COR’を除去するか、 または、 [B]  一般式(VI) 式中、 R3、R4およびXは上記の意味を有し、R7’ は上
記のR7の意味を有し、かつこれと同一であっても異な
っていてもよいか、または、 アミノ保護基を表す のカルボン酸を、慣用の方法でカルボキシル基を活性化
したのちに、一般式(VII) 本発明記載の方法態様は、 説明することができる: 以下の方程式により 式中、 R1およびR6は上記の意味を有する のβ−ラクタム化合物と不活性溶媒中で反応させ、任意
に最終段階において保護基R4、R5、R6およびR7
’を除去することを特徴とする、一般式(I) 式中、 R1およびXは上記の意味を有する の化合物の製造方法も見いだされた。
[B] 本Boc=(CHs)s−C−0−CO−上記の定義の
関連でのアミノ保護基は一般に、4−メトキシフェニル
、4−メトキシメチルオキシフェニル、4−[(2−メ
トキシエトキシ)−メチルオキシ]−フェニル、3,4
−ジメトキシフェニル、ベンジル、2−ニトロベンジル
、4−ニトロベンジル、4−メトキシベンジル、2,4
−ジメトキシベンジル、3,4−ジメトキシベンジル、
2.4.6−ドリメトキシベンジル、ビニル、アリル、
第3ブトキシカルボニル、ベンジルオキシカルボニル、
2−ニトロベンジルオキシカルボニル、4−ニトロベン
ジルオキシカルボニル、ホルミル、アセチル、クロロア
セチル、トリクロロアセチル、トリフルオロアセチル、
ベンゾイル、メトキシカルボニル、アリルオキシカルボ
ニル、2.4−ジメトキシベンジルオキシカルボニル、
2.2−ジェトキシエチル、メトキシカルボニルメチル
、第3ブトキシカルボニルメチル、アリルオキシメチル
、ベンゾイルメチル、ビス−(4−メトキシフェニル)
−メチル、メトキシメチル、メチルチオメチル、メトキ
シエトキシメチル、2−(メチルチオメトキシ)−エト
キシカルボニル、2−ヒドロキシー2−フェニルメチル
、メトキシ−(4−メトキシフェニル)−メチル、トリ
メチル−、トリエチル−またはトリフェニルシリル、第
3ブチルジメチルシリル、第3ブチルジフエニルシリル
、[2−(トリメチルシリル)エトキシコーメチル、1
−メチル−2−ベンゾイルビニル、1−メチル−2−二
トキシ−または−2−メトキシビニル、メシル−および
エトキシスルホニルよりなる系列から選択した、β−ラ
クタム化学で慣用される保護基を表す。
上記の定義の関連でのカルボキシ保護基は、β−ラクタ
ム化学で慣用されるカルボキシ保護基を表す。容易に除
去し得る基、たとえば:第3ブチル、2.2.2−トリ
クロロエチル、ジフェニルメチル、トリフェニルメチル
、アセトキシメチル、アリル、ベンジル、4−メトキシ
フェニル、4−ニトロベンジル、2−ニトロベンジル、
4−メトキシベンジル、2.4−ジメトキシベンジル、
トリメチルシリルエチル、トリメチルシリル、第3ブチ
ルジメチルシリル、アセトニル、1−フェノキシエチル
または2−メチル−2−プロペニルを好ましいものとじ
て挙げることができる。
方法態様[A]  (4成分反応)に適した溶媒は、反
応条件下で変化しない慣用の有機溶媒である。
これには、好ましいものとしてエーテル類、たとえばジ
エチルエーテル、ブチルメチルエーテル、ジオキサンも
しくはテトラヒドロフラン、または炭化水素、たとえば
ベンゼン、トルエン、キシレンもしくはシクロヘキサン
、またはアミド類、たとえばジメチルホルムアミドもし
くはヘキサメチルホスホルアミド、またはアルコール類
、たとえばメタノール、エタノール、プロパツールまた
はイソプロパツール、またはクロロ炭化水素、たとえば
塩化メチレン、クロロホルムもしくは四塩化炭素、また
はアセトン、アセトニトリルもしくは酢酸エチルが含ま
れる。上記の溶媒の混合物を使用することも可能である
。メタノールが好ましい。
この反応は0℃ないし+50℃の温度範囲で、好ましく
は室温で実施することができる。
この反応は一般には常圧で実施するが、減圧で、または
昇圧で(たとえば0.5ないし5バールで)作業するこ
とも可能である。
一般式(V)のカルボン酸は公知物質である。
好ましくはギ酸またはN−ジチオカルボベンジルオキシ
グリシンを使用する。
4威分反応の場合には、カルボン酸は、いずれの場合に
も一般式(II)、(III)および(IV)の化合物
の1モルに対して1ないし20モルの、好ましくは10
モルの量で使用する。
4成分反応[A]の場合には、式(rv)中のR7がグ
リコシド的に結合した基を表す場合には触媒の使用が必
要である。適当な触媒は亜鉛塩およびチタニウム錯体、
たとえば塩化亜鉛およびT 1(IV)インプロポキシ
ドである。触媒は、式(IV)の化合物の1モルに対し
て0.5ないし5モルの、好ましくは1モルの量で使用
する。
方法rA]および[B]のためのアミン保護基およびカ
ルボキシル保護基の除去は好ましくはトリフルオロ酢酸
を用いて実施するが、文献より公知の他の方法を使用す
ることも可能である。
−数式(Ia)の化合物も新規物質である。
R8が水素を表さないならば、引き続く一般式(Ia)
の化合物からのホルミル基またはアシル基の除去も、ト
リフルオロ酢酸を用いて実施する。
R8が水素を表す場合にはプロトン性酸、好ましくは水
性塩酸をメタノール/水混合物中で使用する。
基R7(式1a の化合物)の除去は助剤、たとえばア
ニソール、フェノール、チオフェノールまたはフェニル
チオエーテルを、好ましくはアニソールを添加すること
により容易になる。
保護基およびアシル/ホルミル基の除去は一般に0℃な
いし+80℃の温度範囲で、好ましくは室温で実施する
この除去は、常圧および昇圧または減圧(たとえば0.
5ないし5バール)の双方で、好ましくは常圧で実施す
ることができる。
方法態様[B]に適した溶媒は、反応条件下で変化しな
い全ての溶媒である。これには好ましいものとしてエー
テル類、たとえばジエチルエーテル、ジオキサンもしく
はテトラヒドロフラン、またはクロロ炭化水素、たとえ
ば塩化メチレン、クロロホルムもしくはテトラクロロメ
タン、またはアミド類、たとえばジメチルホルムアミド
もしくはヘキサメチルホスホルアミド、またはアセトニ
トリルもしくはアセトンが含まれる。上記の溶媒の混合
物を使用することも可能である。塩化メチレンが好まし
い。
縮合は一般に0℃ないし+60℃の温度で、好ましくは
室温で、かつ常圧で実施する。
保護基の除去は[A]で記述した方法により実施する。
一般式(VI)の化合物中のカルボキシル基の活性化は
一般に、クロロギ酸エステルもしくはスルホン酸誘導体
、たとえばクロロギ酸エチル、クロロギ酸イソブチルも
しくは塩化メタンスルホニルを用いて混合無水物に転化
させることにより、相当する酸ハロゲン化物に転化させ
ることにより、または、たとえばN−ヒドロキシベンゾ
トリアゾールおよびジシクロへキシルカルボジイミドを
用いて活性エステルに転化させることにより実施する。
クロロギ酸エチルおよび塩化メタンスルホニルとの反応
が好ましい。
方法態様[A]および[B]におけるアミノ保護基の導
入に適した溶媒は、反応条件下で変化しない全ての溶媒
である。これには好ましいものとしてクロロ炭化水素、
たとえば塩化メチレン、クロロホルムもしくは四塩化炭
素、またはアミド類、たとえばジメチルホルムアミドも
しくはヘキサメチルホスホルアミド、またはアセトニト
リル、ギ酸、アセトン、ピリジンもしくはジメチルスル
ホキシドが含まれる。ピリジン、ジメチルスルホキシド
およびジメチルホルムアミドが好ましい。
一般式(II)の化合物は新規物質であり、一般式(V
II■) 式中、 R・およびRIGは同一であっても異なっていてもよく
、6個以内の炭素原子を有する直鎖の、もしくは枝分か
れのあるアルキル、またはフェニルを表す の化合物を慣用の方法により、たとえばチオシアン化、
ニトロ化により反応させ、ついで還元またはホルミル化
し、続いて不活性溶媒中で酸化して一般式(rx) 11 1 Rl 1はたとえば基−N H2,0−C−Hまたは一
8CNを表し、 R9およびR10は上記の意味を有するの化合物を得、
ついで弱酸性水性媒体中で、たとえばBr−CNを用い
る、または酢酸/水中での環化により一般式(IIa) Xは上記の意味を有する の化合物を得、最終段階において保護基(R4/R5)
を導入してアミン官能基を遮蔽することにより製造する
ことができる。
基RI +の導入は文献から公知の方法により実施する
基RI +の導入に適した溶媒は、方法[A]で挙げた
溶媒である。アルコールまたはクロロ炭化水素、たとえ
ばメタノール、エタノール、プロパツール、インプロパ
ツールまたは塩化メチレンが好ましい。
この反応は0℃ないし+80℃の温度範囲で、好ましく
は室温で、常圧で進行する。
環化は40℃ないし150℃の温度範囲で、好ましくは
50℃ないし80℃で、常圧で実施する。
一般式(VI)の化合物は新規物質であり、一般式(I
I) 式中、 式中、 R4、R8およびXは上記の意味を有するの化合物をア
ルカリ金属シアン化物、たとえばシアン化カリウムまた
はシアン化トリメチルシリル、および式(IT) H,N R7(Iv) 式中、 R7は上記の意味を有する のアミンと、または酢酸アンモニウムもしくはアンモニ
アと反応させて一般式(X) 式中、 R4およびR11は上記の意味を有し、R1!は上記の
R7の意味範囲を有し、アンモニアの場合には水素をも
表す の化合物を得、ついで保護基R4、R11およびR1!
 (R1!≠H)を除去し、CN基を酸、たとえば塩酸
で加水分解し、適宜に上記のアミノ保護基の他のものを
導入して製造することができる。
シアン化物との反応は一般に0℃ないし+50℃の温度
範囲で、好ましくは室温で、常圧で進行する。
アミノ保護基の除去は上記の方法で、+60℃ないし+
150℃の温度範囲で、好ましくは+70℃ないし+9
0℃で、常圧で実施する。
一般式<vxxr)および(IX)の化合物はそれ自体
公知であるか、または、それ自体公知の方法で製造する
ことができる。
一般式(VII)の化合物はそれ自体公知であるか、ま
たは、慣用の方法で製造することができる[DE−O8
(西ドイツ公開明細書)第3.402.642号、米国
特許第4.639.448号を参照]。
一般式(III)の化合物は、ある場合には公知であり
、またある場合には新規であり、いずれの場合にも文献
より公知の方法[DO8(西ドイツ公開明細書)第2.
337.107号を参照コと同様にして製造することが
できる。
一般式(rv)のアミンはそれ自体公知であるか、また
は、それ自体公知の方法で製造することができる。
本発明記載の式(I)の化合物の立体化学的に均一なり
またはL型は、ジアステレオマー混合物を製造用(pr
eparative) HP L C分離法により単離
すれば得られる。
他方、純粋なりまたはL型(好ましくはD型)は、たと
えばデヒドロアビエチルアミン、フェニルエチルアミン
もしくはカンファースルホン酸を用いるラセミ体の化学
的分割、または、たとえばスブチリシン、ペニシリンア
シラーゼもしくはポルシン腎臓アシラーゼ(porci
n renal acylase)を用いる、N−アセ
チルアミノ酸誘導体を経由するラセミ体の分割を、保護
されている、もしくは保護されていない式(Vl)のラ
セミ体アミノ酸の段階で既に実施し、ついで、式(VI
)の化合物の立体化学的に均一なり型もしくはL型を上
記の手法で反応させるか、または、式中のR1−が上記
の対掌性基の一つを表す式(X)の段階で個々のジアス
テレオマーに直接に分割すれば得られる。
本発明記載の一般式(I)の化合物は、グラム陽性微生
物およびダラム陰性微生物に対する広い抗菌性スペクト
ルを、低い毒性とともに有する。
これらの性質は、その医学および獣医学における化学療
法活性化合物としての使用を可能にする。
本発明記載の化合物は、微生物の極めて広いスペクトル
に対して活性である。その助けを得てダラム陰性および
グラム陽性の細菌および細菌様微生物を制御することが
でき、これらの病原体を原因とする疾患を予防、改善お
よび/または治癒させることができる。
本発明記載の化合物は細菌および細菌様微生物に対して
特に活性である。したがって本件化合物は、医学および
獣医学において、この種の病原体を原因とする局所的な
、または全身的な感染の予防法および化学療法に特に高
度に適している。
最小抑制濃度(MIC)は、イソセンシテスト(I5o
−sensitest)寒天(オキソイド(Oxoid
) )での血清希釈法により測定した。各試験基質に関
して、いずれの場合にも2倍希釈で濃度を低下させた活
性化合物を含有する一連の寒天板を製造する。この寒天
板に、多点接種器(デンリー(Denley) )を用
いて接種する。接種は各接種点が約104個のコロニー
形成性粒子を含有するようにあらかじめ希釈した病原体
の一晩培養物を用いた。
接種した寒天板を37℃で培養し、微生物の増殖を約2
0時間後に読み取った。MIC値(μg/+ml)は、
裸眼では微生物のいかなる増殖も検出することが可能で
なかった、活性化合物の最低濃度を示す。
使用実施例 MIC値:寒天希釈/多点 実施例13a の化合物: 菌株 大腸菌      A261 肺炎桿菌     6097 黄色ブドウ球菌  25455 ブドウ球菌epi、  25185 MIC(gg/冨l) ≦ 0.25 ≦ 0.25 連鎖球菌faec、   27101   16エンテ
ロコツカス 27185    2本発明は、本発明記
載の1種または2種以上の化合物を無毒性、不活性の医
薬に適した賦形剤とともに含有する医薬配合剤、または
本発明記載の1種または2種以上の活性化合物よりなる
医薬配合剤、およびこれらの配合剤の製造方法を包含す
る。
本件活性化合物はまた、任意に上記の賦形剤を1種また
は2種以上有するミクロカプセルに入れた形状で存在し
ていてもよい。
本件治療活性化合物は、好ましくは上記の医薬配合剤中
に、全混合物の約0.1ないし99.5、好ましくは約
0.5ないし95重量%の濃度で存在すべきである。
上記の医薬配合剤はまた、本発明記載の化合物以外の医
薬活性化合物を含有していてもよい。
一般に、本発明記載の活性化合物を体重1kgあたり2
4時間量として、約0.5ないし約500、好ましくは
5ないし100 mgの全量で、適宜に数個の個別の投
与単位で投与するのが、医学においても獣医学において
も所望の結果を達成するのに有利であることが実証され
ている。個別の投与単位は、好ましくは、体重1 kg
あたり約1ないし約80、好ましくは3ないし30 m
gの量の本発明記載の活性化合物を含有する。
本件新規化合物は、慣用の濃度および配合で、食品また
はラクタマーゼ抑制剤と、たとえば特にペニシリナーゼ
に対して抵抗性のペニシリンと、またクラブリン酸と組
み合わせることができる。
この種の組合わせは、たとえばオキサシリンまたはジク
ロキサシリンとのものであろう。
本発明記載の化合物はまた、作用スペクトルを拡張する
目的で、また作用の増加を達成するために、アミノグリ
コシド抗生物質、たとえばゲンタマイシン、シソマイシ
ン、カナマイシン、アミカシンまたはトブラマイシンと
組み合わせることもできる。
出発物質 実施例 1 5−ジメチルアミノメチレンアミノ−4−チオシアナト
−2−チオフェンカルボキシアルデヒド5−ジメチルア
ミノメチレンアミノ−2−チオフェンカルボキシアルデ
ヒド32.0 g (Iフロミリモル)とチオシアン酸
アンモニウム40.1 g (527ミリモル)とを2
,21のメタノールに溶解させた溶液に、臭素10.0
 ml (I94ミリモル)を室温で徐々に滴々添加す
る。この混合物を室温で1時間撹拌し、約21の氷/水
混合物を添加し、続いてこの混合物を45分間撹拌し、
生成した沈澱を5℃で吸引濾別し、水で洗浄し、真空中
で乾燥する。
収量:24.2g(理論量の58%) IH−NMR(CD3SOCD8): δ=3.12および3.20(2s、各 3H。
5’−CR2)  ; 8.00 (s、IH,3−H
);8.20 (s、 IH,N−CH=N)  ; 
9.63(S、IH,CHO)。
実施例 2 2−アミノ−5−チエノー[2,3−d]−チアゾール
カルボキシアルデヒド 実施例1よりの化合物24.4 g (I02ミリモル
)を170 禦1の90%強度酢酸に懸濁させ、この混
合物を60−6 溶液中に入る。60−6 混合物を室温に冷却させる。さらに24時間後、黒色の
結晶を吸引濾別し、トルエンで洗浄し、真空中で乾燥す
る。
収量: 15.4 g (理論量の82%)’H−NM
R(CD sS OCD s)  :δ= 8.05 
(s、 IH,6−H)  ; 8.22 (s、 2
H。
NHz);9.74 (s、IHSCHO)。
実施例 3 2−アセタミド−5−チエノー[2,3−d]−チアゾ
ールカルボキシアルデヒド 実施例2よりの化合物15.4 g (84ミリモル)
を660 mlの無水ピリジンに溶解させた溶液に、塩
化アセチル58.6冨1 (824ミリモル)を660
m1の無水クロロホルムに溶解させた溶液を、+15−
20℃で1時間かけて滴々添加する。30分後、この混
合物を11の水と11のクロロホルムとの混合物に注ぎ
入れ、各相を分離し、有機相を水で数回洗浄する。厚さ
数センチメートルのシリカゲル層を通して有機相を濾過
し、ついで真空中で濃縮する。かくして得られる残留物
をトルエンを用いて数回、結晶化するまで洗浄(str
ipoff)する。この赤褐色の結晶を450 ml!
のメタノールとともに一晩撹拌し、吸引濾別し、メタノ
ールで洗浄し、真空中で乾燥する。
収量:11.2g(理論量の59%) IH−NMR(CD8SOCDす: δ= 2.23(s、3H,CHsCO);8.30 
(s。
IH,6−H);9.91(s、IHSCHO);12
、65 (s、IH,NH)。
実施例 4 2−ホルムアミド−5−チエノー[2,3−d]−チア
ゾールカルボキシアルデヒド 実施例2よりの化合物1.84 g (I0ミリモル)
を100 +cfのギ酸に入れたものに、無水酢酸50
m1 (212ミリモル)を15−20℃で滴々添加す
る。この混合物を室温で一晩撹拌し、ついで500m1
の氷水を添加し、沈積した沈澱を吸引濾別する。この結
晶を酢酸エチルとともに撹拌し、吸引濾別し、真空中で
乾燥する。
収量:1.10g(理論量の52%) ’H−NMR(CD sS OCD a)  :δ= 
8.33 (s、 IH,6−H)  ; 8.64 
(s、 IH。
N−CHo);9.92(s、IH。
C−CHo);12.85(s、 1HSNH)。
実施例 5 2−(N、N−ジ−t−ブチルオキシカルボニルアミノ
)−5−チエノー[2,3−d]−チアゾールカルボキ
シアルデヒド / oc 実施例2よりの化合物1.84 g (I0ミリモル)
の溶液にジ−t−ブチルピロカーボネート21.8g(
I00ミリモル)を室温で添加し、ついで、この混合物
を同一の温度で一晩撹拌する。3冨lの水を滴々添加し
、この混合物を真空中で濃縮し、残留物をトルエンを用
いて数回、洗浄する。トルエン/酢酸エチル(97: 
3)を用いるシリカゲルのクロマトグラフィーにより、
所望のアルデヒド1、30g(理論量の34%)が得ら
れる。
’H−NMR(CD sS OCD s)  :δ= 
1.55 (s、 18H,Boc)  ; 8.35
 (s。
IH,6−H);9.96 (s、IHSCHO)。
実施例 6 2−アミノ−2−(2−アミノ−5−チエノー[2,3
−dコーチアゾリル酢酸 実施例3よりの化合物904 mg (4,0ミリモル
)を25m1のエタノールに懸濁させた懸濁液に、シア
ン化カリウム360 mg (5,5ミリモル)と酢酸
アンモニウム1.23 g (I6,0ミリモル)とを
添加し、この混合物を室温で72時間撹拌する。この反
応混合物を乾燥状態にまで濃縮し、残留物を100mj
!の6N塩酸にとり、この溶液を還流下で2時間加熱す
る。この溶液を真空中、50℃の浴温で乾燥状態にまで
濃縮する。残留物を200m1の水に溶解させ、ついで
、この溶液を酢酸ナトリウムを用いてpH5に調節する
。この懸濁液を煮沸し、熱時濾過する。このほとんど無
色の濾液を乾燥状態にまで濃縮し、水を用いるRP−8
のクロマトグラフィーにかける。
収量:29.5g(理論量の3%) IH−NMR(DCOOD): δ= 5.78 (s、 IH,2−H)  ; 7.
58 (s、 IH。
6’−H) 。
実施例 7 (6R,7R)−7−ホルムアミド−3−[(Z)−1
−プロペニルコー3−セファムー4−カルボン酸p−メ
トキシベンジル (6R,7R)−7−7ミ/ −3−[(Z )−1−
プロヘニルコー3−セファムー4−カルボン酸p−メト
キシベンジル45 g (I25ミリモル)、ギ酸9.
5冨/ (252ミリモル)およびジシクロへキシルカ
ルボジイミド53.8 g (261ミリモル)を75
0富lのアセトニトリルに溶解させた溶液を室温で一晩
撹拌する。沈積した沈澱を分離し、濾液を真空中で濃縮
し、残留物をトルエン/酢酸エチル(3:1)を用いる
シリカゲルのクロマトグラフィーにかける。
収量: 38 g (理論量の78%)’H−NMR(
CDCi3): δ =  1.57(dd、  J  = 6 Hz、
  J  =  I Hz。
3H,CH3−C);3.36および3.50(2d、
 J = 19 Hz、各IH,2−H) ;3.82
 (s、3H,CH30); 5.02 (d。
J  =  6 Hz、 IH,6−H)  : 5.
17 (s。
2H,CH2)  ; 5.68 (d q、  J 
 =  11Hz、  J  =  6 Hz、 IH
,3’−H)  ; 5.88(ddl J = 9H
21J = 6H211H,7−H)  :6.12 
(d、  J  =  11 Hz。
IH,3’−H)  ; 6.58 (d、  J  
= 9 Hz。
IH,NH);6.88および7.32(2d。
J”8Hz、各2H,Ar−H) ; 8.28(s、
IH%  NCHO)。
実施例 8 (6R,7R)−7−イツシアノー3−[(Z)−1−
プロベニムコ−3−セファム−4−カルボン酸p−メト
キシベンジル実施例7よりの化合物7.8 g (20
ミリモル)とピリジン6.9冨1(85ミリモル)とを
120111の無水塩化メチレンに溶解させた溶液に、
クロロギ酸トリクロロメチル2.4 ml (20ミリ
モル)を−78℃で滴々添加する。10分後、この混合
物を0℃に昇温させ、氷水を添加し、有機相を分離し、
水相を塩化メチレンで2回抽出する。有機相を集めて水
で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮する。塩化メ
チレンを用いるシリカゲルのクロマトグラフィーにより
標記の化合物3.1g(理論量の42%)が得られる。
IH−NMR(CDC13): δ= 1.63 (ddSJ  = 6 HzSJ  
= I Hz。
3H1C−CHs);3.42および3.48(2d、
 J = 18 Hz、各IH,2−H) ;3.80
 (s、 3H,0CHs)  ; 4.97 (d。
J  = 6 Hz、 IH,6−H) ; 5.17
 (m。
3H,7−Hおよび4°−CHz) ;5.75(dq
、 J  = 11 HzSJ  = 6 HzllH
,3’−H)  ; 6.26 (d、 J  = 1
1 Hz。
1H13°−H)  :6.90および7.32(2d
J=8Hz、各2HSAr−H)。
実施例 9 7−(2−[2−(N、 N−ジ−t−ブチルオキシカ
ルボニルアミノ)−5−チエノー[2,3−dコーチア
ゾリルゴー2−[N−(4,4°−ジメトキシベンズヒ
ドリル)−N−ホルムアミドゴーアセタミド)−3−[
(Z )−1−プロペニルゴ−(6R17R)−3−セ
ファム−4−カルボン酸p−メトキシベンジル ルホルムアミドとに溶解させた溶液を室温で5日間撹拌
する。この溶液を濃縮し、残留物をトルエン/酢酸エチ
ル(8:2)を用いるシリカゲルのクロマトグラフィー
にかける。
収量:0.25g(理論量の7%) R,= OJI (シリカゲル60、F254、メルク
番号5549;)ルエン/酢酸エチル3 :1)。
実施例 10 C6R,TR)−’I−ホルムアミF−3−[(Z)−
1−プロペニルゴー3−セファム−4−カルボン酸ベン
ズヒドリル実施例8よりの化合物1.30 g(3,5
ミリモル)、実施例5よりの化合物1.35 g (3
,5ミリモル)、4.4′−ジメトキシベンズヒドリル
アミン0.85g(3,5ミリモル)およびギ酸1,3
 ml (35ミリモル)を13mfのメタノールと1
.3s<fのジメチ実施例7の方法と同様にして、(6
R,7R)−7−アミノ−3−[(Z)−1−プロペニ
ル]−3−セファムー4−カルボン酸ベンズヒドリル8
.1g(20ミリモル)、ギ酸1,5 ml (40ミ
リモル)およびジシクロへキシルカルボジイミド4.9
 g (23,7ミリモル)を70IIi!のアセトニ
トリルに入れたものから標記の化合物8.0g(理論量
の92%)を得る。
’H−NMR(CD C1s/CDsS OCDs) 
 :δ= 1.44 (ddSJ  = 6 Hz、 
J = I Hz。
3H,CHs) ; 3.40および3.50(2d。
J = 18 Hz、各IH,2−H) ; 5.08
(d、 J = 6 HzllH,6−H) ;5.5
6(dq、 J  = 11 Hz、 J  = 6 
Hz。
IH13°−)() ;5.83(dd、 J  に9
Hz、 J  = 6 Hz、 IH,7−H)  ;
 6.12(d、 J  = 11 Hz、 LH,3
°−H);6.92 (s、 IH,Ph2CH) ;
 7.25−7.43 (m、 10HSPh−H) 
 ; 8.24 (s、IHlCHO);8.87(d
SJ  = 9 Hz。
IH,N−H)。
実施例 11 (6R,7R)−7−イツシ7/−3−[(Z)−1−
プロヘニルコー3−セファムー4−カルボン酸ベンズヒ
ドリル実施例8の方法と同様にして、実施例10よりの
化合物4.35 g (I0ミリモル)、ピリジン3.
5 ml! (43ミリモル)およびクロロギ酸トリク
ロロメチル1.2冨I!(I0ミリモル)を60冨lの
無水塩化メチレンに入れたものから標記の化合物2.0
5g(理論量の49%)を得る。
’H−NMR(CDCIs): δ= 1.53(dd、 J  = 6 Hz、 J 
 = I Hz。
3H,CHs) ;3.43および3.46(2d。
J = 18 Hz、各IH,2−H) ; 5.01
(dSJ  = 6 Hz、 LH,6−H)  ; 
5.20(dSJ  = 6 Hz、 IH,7−H)
  : 5.69(dq、 J  = 11 Hz、 
J  = 6 Hz。
1M、 3’−H)  ;6.29  (d、 J  
= 11H2SIH% 3′−H) ; 6.95 (
s 、 IH。
CHP hz)  ; 7.28 7、42 (rn、
 IOH。
P h−H) 実施例 12 7−(2−[2−(N、 N−ジ−t−ブチルオキシカ
ルボニルアミノ)−5−チエノー[2,3−d]−チア
ゾリル]−2−[N−(テトラ−O−ピバロイル−1−
ガラクトシル)−N−ホルムアミトコ−(2S)−アセ
タミド)−3−[(Z)−1−プロペニル]−(6R,
7R)−3−セファム−4−カルボン酸ベンズヒドリル 実施例5よりの化合物1.0 g(2,6ミリモル)、
テトラ−O−ピバロイルガラクトシルアミン1.29g
(2,5ミリモル)、実施例11よりの化合物0.92
 g (2,2ミリモル)およびギ酸1.0冨1(26
,5ミリモル)を30m1のメタノールの無水テトラヒ
ドロフランに溶解させた溶液にチタニウム(IV)イソ
プロポキシド0.6 ml (2,0ミリモル)を添加
し、この混合物を室温で5日間撹拌する。
溶媒を除去したのち、残留物をトルエン/酢酸エチル(
3:1)を用いるシリカゲルのクロマトグラフィーにか
ける。
収量:0.31g(理論量の10%) R,= 0.28 (シリカゲル60、F254、メル
ク番号5549.)ルエン/酢酸エチル3 :1)。
実施例 13 ?−[2−(2−アミノ−5−チエノー[2,3−dコ
ーチアゾリル)−2−ホルムアミドアセタミド]−3−
[(Z)−1−プロペニル]−(6R,7R)−3−セ
ファム−4−カルボン酸(トリフルオロ酢酸塩) しり2fl 実施例9よりの化合物250 mg (0,24ミリモ
ル)を、アニソールl+mfとトリフルオロ酢酸101
1との混合物を用いて室温で1時間処理する。
濃縮後、生成物をエーテルで沈澱させ、吸引濾別し、エ
ーテルで洗浄し、真空中で乾燥させる。
収量: 110 mg (理論量の76%)。
実施例 13a(−数式(I)) 7−[(2S )−2−(2−アミノ−5−チエノー[
2,3−dコーチアゾリル)−2−アミノアセタミド]
−3−[(Z )−1−プロベニルコ−(6R,7R)
−3−セファム−4−カルボン酸実施例13よりの化合
物107 mg (0,18ミリモル)を10冨fのメ
タノールに溶解させる。濃塩酸1冨lを添加し、この混
合物を室温に48時間放置する。ついで、これを200
冨lの水で希釈し、酢酸ナトリウムを用いてpH5に調
節する。水/アセトニトリルを用いるH P−20のク
ロマトグラフィーにより、純粋なり一異性体が得られる
収量: 7 mg (理論量の9%) IH−NMR(DCOOD): δ= 1.66(dd、 J  = 7 Hz、 J 
 = I Hz、3H,CHs) ; 3.44および
3.54(2d。
J = 18 Hz、各IH,2−H) ; 5.2g
(d、 J  = 6 Hz、 IH,6−H) ; 
5.84(dSJ  = 6 Hz、 IH,7−H)
  ;5.80(dQ、 J  = 11 Hz、 J
  = 7 Hz。
IH,3’−H)  ; 5.93 (s、 IH。
N−CH−Co);6.23(dSJ  = 11Hz
、 IH,3’−H)  ; 7.64 (s、 IH
Ar−H)。
本発明の主なる特徴および態様は以下のとおりである。
1、式(I) 式中、 R1はハロゲンを表すか、または、 10個以内の炭素原子を有する直鎖の、もしくは枝分か
れのアルキル、アルキルチオまたはアルケニルを表わす
か、 これらアルキル、アルキルチオまたはアルケニルは、随
時ハロゲン、8個以内の炭素原子を有する直鎖の、もし
くは枝分かれのあるアルコキシにより、または窒素もし
くは硫黄よりなる系列から選択した4個以内のへテロ原
子を有し、その部分が6個以内の炭素原子を有する直鎖
の、もしくは枝分かれのあるアルキルもしくはアルキル
アミノジアルキルにより置換されていてもよい5員の不
飽和の異部環により、または 式−〇〇OR” (この式において、 R2はアミノまたは6個以内の炭素原子を有する直鎖の
、もしくは枝分かれのあるアルキルを表す)により置換
されていてもよい、8個以内の炭素原子を有する直鎖の
、もしくは枝分かれのあるアルコキシを表すか、式−C
H,−8−R3 (ここで、 R3は窒素もしくは硫黄よりなる系列から選択した4個
以内のへテロ原子を有し、6個以内の炭素原子を有する
直鎖の、もしくは枝分かれのあるアルキルもしくはアル
キルアミノジアルキルにより置換されていてもよい5員
の不飽和の異部環を表す) の基を表す) の基を表し、 Xは酸素、硫黄または基−NHを表す の化合物およびその生理学的に許容し得る塩。
2、式中の、 R1がフッ素、塩素または臭素を表すか、または、 8個以内の炭素原子を有する直鎖のアルキル、アルキル
チオまたはアルケニルを表わすか、これらアルキル、ア
ルキルチオまたはアルケニルは随時フッ素、塩素、臭素
により、または、6個以内の炭素原子を有する直鎖の、
もしくは枝分かれのあるアルコキシにより、または、そ
の部分が4個以内の炭素原子を有する直鎖の、もしくは
枝分かれのあるアルキルもしくはアルキルアミノジアル
キルにより置換されていてもよいテトラゾリル、チアゾ
リル、トリアゾリルもしくはチアジアゾリルにより、ま
たは 式−〇COR” (ここで、 R1はアミノまたは4個以内の炭素原子をイする直鎖の
、もしくは枝分かれのあるアルキルを表す)により置換
されていてもよい、または、6例以内の炭素原子を有す
る直鎖の、もしくは枝分かれのあるアルコキシを表す、
Xが酸素または硫黄を表す ことを特徴とする上記の第1項記載の化合物、およびそ
の生理学的に許容し得る塩。
3、式中の、 R1が塩素、または、6個以内の炭素原子を有するアル
キル、アルキルチオまたはアルケニルを表わし、これら
アルキル、アルキルチオまたはアルケニルは随時フッ素
、塩素または4個以内の炭素原子を有する直鎖の、もし
くは枝分かれのあるアルコキシにより置換されていても
よい、 または、4個以内の炭素原子を有する直鎖の、もしくは
枝分かれのあるアルコキシを表し、Xが硫黄を表す 上記の第1項記載の化合物、およびその生理学的に許容
し得る塩。
4、 [Aコ −数式(II)、(III)および(I
V) 式中、 R1およびXは特許請求の範囲第1項に示した意味を有
し、 R4およびR5は同一であっても異なっていてもよくア
ミノ保護基、たとえば第3ブトキシカルボニル(B o
c)を表し、R6はカルボキシ保護基を表し、 R7はベンジル的に、またはグリコシド的に結合した容
易に除去し得る基、たとえば4゜4゛−ジメトキシベン
ズヒドリルもしくは2.4−ジメトキシベンジル、また
はテトラ−O−ピバロイルガラクトシルを表すか、また
は、ベンジル的に対掌性の基、たとえばα−フェロセニ
ル−(Cz−Cs)−アルキルアミノを表すの化合物を
4−成分反応において、式(V)R’−COOH(V) 式中、 R8は水素、6個以内の炭素原子を有する直鎖の、もし
くは枝分かれのあるアルキル、または式 ) のカルボン酸の存在下に、不活性溶媒中で、適宜に触媒
の存在下に反応させて一般式(Ia)式中、 R1、R4、R6、R6、R7、R8およびXは上記の
意味を有する の化合物を得、ついで、酸を用いて保護基R4、R’、
R’ ならにU基R’t6.kU −COR’ を除去
するか、 または、 [B]  一般式(VI) 式(I) 式中、 R3、R4およびXは上記の意味を有し、R7’ は上
記のR7の意味を有し、かつこれと同一であっても異な
っていてもよいか、または、 アミノ保護基を表す のカルボン酸を、慣用の方法でカルボキシル基を活性化
したのちに、一般式(HD 式中、 R1およびXは上記の意味を有する の化合物の製造方法。
5、上記の第1ないし第3項記載の化合物の医薬製造用
の使用。
式中、 R1およびR6は上記の意味を有する

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 式中、R^1はハロゲンを表すか、または、10個以内
    の炭素原子を有する直鎖の、もしくは枝分かれのアルキ
    ル、アルキルチオまたはアルケニルを表わすか、これら
    アルキル、アルキルチオまたはアルケニルは、随時ハロ
    ゲン、8個以内の炭素原子を有する直鎖の、もしくは枝
    分かれのあるアルコキシにより、または窒素もしくは硫
    黄よりなる系列から選択した4個以内のヘテロ原子を有
    し、その部分が6個以内の炭素原子を有する直鎖の、も
    しくは枝分かれのあるアルキルもしくはアルキルアミノ
    ジアルキルにより置換されていてもよい5員の不飽和の
    異節環により、または 式−OCOR^2 (この式において、R^2はアミノまたは6個以内の炭
    素原子を有する直鎖の、もしくは枝分かれのあるアルキ
    ルを表す)により置換されていてもよい、8個以内の炭
    素原子を有する直鎖の、もしくは枝分かれのあるアルコ
    キシを表すか、 式−CH_2−S−R^3 (ここで、R^3は窒素もしくは硫黄よりなる系列から
    選択した4個以内のヘテロ原子を有し、6個以内の炭素
    原子を有する直鎖の、もしくは枝分かれのあるアルキル
    もしくはアルキルアミノジアルキルにより置換されてい
    てもよい5員の不飽和の異節環を表す)の基を表す)の
    基を表し、Xは酸素、硫黄または基−NHを表す の化合物およびその生理学的に許容し得る塩。 2、[A]一般式(II)、(III)および (IV) ▲数式、化学式、表等があります▼(II)、▲数式、化
    学式、表等があります▼(III)および▲数式、化学式
    、表等があります▼(IV)式中、 R^1およびXは特許請求の範囲第1項に示した意味を
    有し、 R^4およびR^5は同一であっても異なっていてもよ
    くアミノ保護基、たとえば第3ブトキシカルボニル(B
    oc)を表し、R^6はカルボキシ保護基を表し、R^
    7はベンジル的に、またはグリコシド的に結合した容易
    に除去し得る基、たとえば4,4−ジメトキシベンズヒ
    ドリルもしくは2,4−ジメトキシベンジル、またはテ
    トラ−O−ピバロイルガラクトシルを表すか、または、
    ベンジル的に対掌性の基、たとえばα−フェロセニル−
    (C_2−C_6)−アルキルアミノを表すの化合物を
    4−成分反応において、 式(V)R^8−COOH(V) 式中、R^8は水素、6個以内の炭素原子を有する直鎖
    の、もしくは枝分かれのあるアルキル、または式 ▲数式、化学式、表等があります▼ の基を表すのカルボン酸の存在下に、不活性溶媒中で、
    適宜に触媒の存在下に反応させて一般式( I a)▲数
    式、化学式、表等があります▼( I a) 式中、R^1、R^4、R^5、R^6、R^7、R^
    8およびXは上記の意味を有するの化合物を得、ついで
    、酸を用いて保護基R^4、R^5、R^6ならにび基
    R^7および−COR^8を除去するか、または、 [B]一般式(VI) ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) 式中、R^3、R^4およびXは上記の意味を有し、R
    ^7’は上記のR^7の意味を有し、かつこれと同一で
    あっても異なっていてもよいか、または、アミノ保護基
    を表すのカルボン酸を、慣用の方法でカルボキシル基を
    活性化したのちに、一般式(VII) ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) 式中、R^1およびR^6は上記の意味を有するのβ−
    ラクタム化合物と不活性溶媒中で反応させ、任意に最終
    段階において保護基R^4、R^5、R^6およびR^
    7を除去することを特徴とする、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 式中、R^1およびXは上記の意味を有するの化合物の
    製造方法。 3、特許請求の範囲第1項記載の化合物の医薬製造用の
    使用。
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