JPH0326956Y2 - - Google Patents

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JPH0326956Y2
JPH0326956Y2 JP10855486U JP10855486U JPH0326956Y2 JP H0326956 Y2 JPH0326956 Y2 JP H0326956Y2 JP 10855486 U JP10855486 U JP 10855486U JP 10855486 U JP10855486 U JP 10855486U JP H0326956 Y2 JPH0326956 Y2 JP H0326956Y2
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【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 この考案はタマネギの変形球(北海道産タマネ
ギのように秋どりの品種・作型にあつては球が極
端に長いものや短かい扁平な変形球は格外品とさ
れ取り除いて出荷されている)の分離ならびに、
整形球にあつては大きさ(球径)別に選別区分を
行なうタマネギ選別装置に関するものである。
ロ 従来技術 変形球の自動選別装置が実用化されていないの
で球径選別に先立つてこれを人手で取り除いてい
るのが現状である。そしてこの選別は選別作業者
の感による判断に基づいて整形球(良品)と変形
球(格外品)の区分を行なつているために均一な
製品が得られない。しかも選別作業に10アール当
り約6〜8時間の労力がかかるという欠点もあ
る。また、良品においては、球の直径の大きさに
よつて小玉(屑玉扱い)、S玉、M玉、L玉、LL
玉…などに区分して出荷・流通されるが、この選
別方式は一般的に基準となる大きさの丸い穴を多
数あけたエンドレスベルトあるいは周囲に丸穴を
多数あけた8角形の中空円筒の上面に被選別タマ
ネギを流して篩い分け区分するものである。この
場合はタマネギが上記の選別穴にはまり込む姿勢
によつては例えば根が付着していたり茎葉切断除
去跡の残存部(以下残存茎部と呼ぶ)の長さが大
きすぎるなどでひつかかる形にはまり込んだ時は
1ランク上の口に行つて分離されるということが
おきる。
また、テレビカメラなどのタマネギの投影面積
をとらえてその面積の大小でタマネギを仕分ける
光学的な方法もあるが外皮のめくれたものが付着
していたり残存茎部の長さや太さ、2球重なつた
場合などにおいては真の投影面積を表示すること
にならないから選別精度も不安定になるという欠
点を有している。
ハ 本考案が解決しようとする問題点 上記の欠点を解消し、長玉および扁平球などの
変形球を選別分離するとともに整形の良品球をさ
らにその大きさに従つて分離仕分けを行ない商品
価値の高いタマネギ生産が可能にしてかつ安価な
タマネギ選別装置を提供するものである。
ニ 問題点を解決するための手段 本考案に係る選別装置の代表的な実施例を示す
と第1図の通りである。図において1aは主枠で
あつてその長手方向の中央部には突上げ支持枠1
b,1c,1dによつて第1図では左側から屑玉
分離機構A〜(なお、直径が5cm以下のタマネギを
屑玉とする)、および移送爪バケツトロータ3A
(以上を供給部とする)、狭幅長尺ベリトコンベア
B〜およびテイルエレベータC〜が順に所定の高さに
保持・固定されている。上記の突上げ支持枠で支
えられている各機構と主枠1aの間にはこれらと
直角の方向に動くベルトコンベア、即ち屑玉口コ
ンベアSP1変形球口コンベアSP2、大玉口コンベ
アSP3、中玉口コンベアSP4…が所定の位置に取
付けられている。これらの回転・駆動は電動機2
aからベルトおよびローラチエンなどによつて変
速機2cを通じて各口コンベアSP1,SP2…や屑
玉分離機構A〜、長尺ベルトコンベアB〜などに供給
伝達される。小玉口SP5のテイルエレベータC〜は
後端部の高さが調節できるようになつていて動力
は長尺ベルトコンベア後端部受動プーリ軸から伝
えられる。
本考案のタマネギ選別装置は長尺ベルトコンベ
アの上に所定の位置に変形球選別機構と複数の球
径選別機構を載置することによつて構成されてい
る。即ち、ベルトコンベアの前端近くには変形球
分離機構D〜、中央部から後部にかけては球径選別
機構E〜,E〜…を取付けて成るもので、前述の各口
コンベアの取付け位置と対応している。
なお、屑玉分離機構A〜および移送爪バケツトロ
ータ3Aなどのタマネギ供給部についてその構造
と作用を付記すれば次の通りである。
ゴムローブを側面に取付けたローラチエン1
A,1Aは所定の間隔(実施例では4−5cm)で
軸支せる原動スプロケツト2h1,2h1、受動スプ
ロケツト2h2,2h2に張り渡して巻き掛けてあ
り、上部側で駆動スプロケツトの近く、移送爪バ
ケツトロータ附近には近接型フオトスイツチ2g
が取りつけられている。ローラチエン1Aの左右
の間隔は5cm以下の屑玉を落下させるように間隔
を設定して取付けてある。図面に記載を省略した
供給台1hから送り込まれたタマネギは屑玉分離
用のローラチエン1A,1Aで屑玉が篩い落され
て5cm以上の球が送られるがその量が多すぎると
きに一時的に供給を中断することができるように
原動軸上に電磁クラツチ2fが取付けてあつて近
接型フオトスイツチ2gと電気的に結合されてい
る。
移送爪バケツトロータ3Aはわん曲した2本の
爪2A,2Aを周囲に取付けたもので常時一定速
度で回転してタマネギを一個づつ以下に詳記する
選別機構付の狭幅長尺ベルトコンベアB〜に供給す
る。
この屑玉除去と等時間間隔で1球づつ供給する
ことが本考案の作業精度を高める上での前提条件
である。
(1) 変形球選別機構D〜は狭幅長尺ベルトコンベア
B〜の前端部に装着されている。ベルトコンベア
の枠となる側板6B,6Bに側板フレーム1
D1,1D2および天板1D3から成る箱枠がねじ
止め固定されている。長尺のコンベアベルト1
Bは第2図に示すように中央部がやや凹んでい
るのでタマネギ供給用の爪バケツトロータ3A
から1個づつ送り込まれた球が転がつて中央に
1列に並び後方に向つて搬送される。この凹部
中央線上にはY方向移動板4d3がアーム4d4
4d4,4d4,4d4で上下動可能に吊下してあ
る。中央線の右側にはモータ5d1によつて回転
方向と速度を変換するギアーボツクス5d2を通
じて垂直方向に取付けられて一定の速さで回転
している転動原動軸5d42と前部転動受動軸5
d41、後部転動受動部5d43がありそれぞれの下
端に取付けたチエーンホイールにゴムあるいは
ウレタンなどの弾性板材でできたスラツト5
d44,5d44…を多数配したタマネギ転動コンベ
ア5d4が張り掛けてある。
また、ベルト中央部の凹部の左側には回動垂
直軸2D1,2D1が支えられていてその下端の
コンベアベルト附近にはアーム2D2,2D2
2D2,2D2によつて平行リンクを形成し半径
L1(m)の円弧を描いて後方に回行可能なX方
向移動板2D3が取付けられている。X方向移
動板はスキー板状のもの先端のベンド部にはス
イツチ板2D4がヒンジ止めされていてその後
部はX方向移動板の直線部前端に埋め込んだリ
セツトマイクロスイツチ2D41のプツシユ突起
上に軽く接触している。タマネギ球はタマネギ
転動コンベア5D4、Y方向移動板4d3、X方
向移動板2D3から形成される四角い空間が転
がり込むようになつている。なお、タマネギ転
動コンベアはコンベアベルト1Bの約2〜3倍
の周速度である。
また、回動垂直軸2D1の中間部附近には円
輪3D1を取付けてありX方向移動板リターン
コイルスプリング3D2が巻きつけてある。
回動垂直軸2D1,2D1の上方天板1D3近く
には軸間距離がX方向移動板のアーム2D2
2分の1の長さ(L2:1/2・L1(m))に相
当する短かいアーム即ちY方向移動板体支持ア
ーム2D21,2D21が取付けられており、その
先端にはコの字形のY方向移動板体支持フレー
ム4d1をピン軸で結合して平行リンクを形成し
前後回行自在に支えている。そして、その先端
部と後端部にはX方向移動板の支持アーム2
D2と同じ長さL1(m)のY方向移動板吊下げア
ーム4d4,4d4,4d4,4d4がピン軸支され、
その中間部(1/2・L1m)の位置に中間板4
d2が、また下端にはスキー板状のY方向移動板
4d3が支えられ全体として平行リンクを形成し
ている。Y方向移動板体支持フレーム4d1の前
部には箱形のスベリ台座8d1がねじ止めされて
いてその上面と下部のフレーム4d1への取付け
部側にはフレーム4d1を含めて下方に位置して
いる中間板4d2に取付けた上向きコの字のスベ
リ駒移動枠9d3が前後に自由に動くことできる
大きさの長穴8d2,8d2があけてある。上部の
長穴8d3には透過型フオトスイツチ受光器9d2
を取付けたスベリ駒8d4がその側面につけた溝
により滑動可能にはまり込んでいてスベリ駒移
動枠の上端部に前後からゆるく挟まれた状態で
支えられている。
次に、X方向移動板2D3を支持する回動垂
直軸2D1,2D1は天板1D3よりも上に突出し
ていてフオトスイツチ9D1を支持しているフ
オトスイツチアーム11d1,11d1とカムホイ
ール10d1を軸上に挿通固定している。アーム
11d1の長さはX方向移動板支持アーム2D2
と同じL1(m)でありその先に平行ロツド11
d2をピン軸結合しているが、その平板ロツド上
には前記スベリ駒に相対する位置に合せて長穴
を設けてあつて、これに前後にその位置を調節
するための長穴をさらにあけたマスキングシー
ルド9d4とともに透過型フオトスイツチ投光器
9d1がねじ止めされている。この投光器と前述
の受光器を結び線上においてマスキングシール
ド9d4上には所定の大きさの穴(約1〜2mm)
をあけてある。そして、マスキングシールドを
フオトスイツチ9d1,9d2間で左右に動かし受
光器に到達する光軸の幅を種じゆ変えることが
できるのである。
カムローラ10d1には切り欠きが設けてあつ
てリミツトスイツチ10d2のヒンジレバー10
d21がこれに接触係合しておりX方向移動板が
タマネギを挟み込んで左方向に回行するとカム
ローラも回行しスイツチの常開回路が閉すよう
になつている。
天板1D3の一部は後方に延長しその延長板
1D4の下面には先に近接スイツチ(拡散反射
型フオトスイツチ)7dをつけた吊下げ具7d2
とその後方には軸ロツド6d1の先に撥ね出し板
6d2をもつロータリソレノイド6dがコンベア
ベルトのタマネギ通過位置に合せて取付けられ
ている。なお、4D1はワンシヨツト型の、ま
た4D2および4D3は制御出力オンおよびオフ
デレイタイマおよび記憶回路付コントローラユ
ニツトである。リセツトマイクロスイツチリミ
ツトスイツチ、フオトスイツチおよびロータリ
ソレノイドなどの配線関係図は第6図の通りで
あつてフオトスイツチ9d1,9d2とコントロー
ラ4D1の検出端子、リセツトマイクロスイツ
チ2D41とリミツトスイツチ10d2とコントロ
ーラユニツト4D1の制御端子およびコントロ
ーラユニツト4D2の信号端子とは直列に結ば
れていて、上記4D2の出力端子とコントロー
ラユニツト4D3の制御端子と電源およびロー
タリソレノイド6dとは直列に結線されてい
る。近接スイツチ7dとコントローラユニツト
4D3の信号端子とが結線されている。
(2) 球径選別機構E〜は長尺ベルトコンベア1B上
に所定の間隔で複数配置されている。ベルトコ
ンベアの側板6BにL形フレーム1E1がねじ
止めしてありその上面には延長板1E2を、ま
た側面には長穴を設けた高さ調節板2E1が付
加してある。また、コンベアベルト1Bの中心
線上の左右に接近してL形フレーム1E1の上
部下面から所定の間隔で垂下した固定軸の下端
にガイドローラ4E,4Eが回転自在に取付け
られている。また、同中心線上に下向コの字形
枠3Eが取付けられていてスイングアーム1e
の前端が回動可能にピン軸支されている。スイ
ングアーム後端にはヒンジレバー3e付きのマ
イクロスイツチ2eが取りはずし可能にねじ止
めされている。マイクロスイツチとコンベアベ
ルト1Bの間隔(これは球径選別の場合の球の
直径の大きさを示す)を調節するために高さ調
節板2E2が設けた長穴に枕ロツド2E2が所定
の位置に固定されている。マイクロスイツチは
そのヒンジレバー3eの先を前方に向けて取付
けている。ヒンジレバーの附近には延長板1
E2より下向きにL形板5Eが取付けてあつて
長穴によつて上下にその位置が変えることがで
きる拡散反射型の近接フオトスイツチ4eがコ
ンベアベルト1Bの中央部のタマネギ通過部位
に向けて取付けてある。さらにその後方にはタ
マネギをコンベアの横に押し出すための撥ね出
し板5e1を軸端に取付けたロータリソレノイド
5eが固定されている。また、L形フレームの
上面には制御出力がオンおよびオフデイレイタ
イマ付コントローラユニツト5e2が取付けられ
ている。マイクロスイツチとソレノイドおよび
コントローラユニツトの制御出力端子は電源と
直列に結線されている。また、近接型フオトス
イツチはコントローラユニツトの入力信号端子
に結線されている。
ホ 作用 第1図に示す実施応用例から本考案の作用を述
べれば、被選別タマネギは図面に記載を省略した
供給台1hから屑玉分離機構A〜に送りこまれる。
屑玉分離用のコンベア1A,1Aは2列のゴムホ
ース付チエンコンベアであつてその張り渡し間げ
きから屑小玉を篩い分け落して直径5cm以上の比
較的大きな球だけが1個づつ移送爪バケツトロー
タ3Aによつて本考案の選別機構を配置せる長尺
ベルトコンベアB〜に送り込まれる。屑小玉は下方
に落下して屑玉口コンベアSP1により排出され
る。
移送爪バケツトロータ3Aから1個づつ送り込
まれたタマネギはコンベアベルト1Bの中央部に
転がり込む。ベルト1Bの面には小さいラグを配
してあり必要以上に転がり過ぎないようになつて
いる。
変形球選別機構D〜にタマネギ球(以下球とす
る)が流れ込むとX方向移動板2D3が左方に押
し開けられるとともに球は常時高速で動いている
タマネギ転動コンベア5d4に軽く押しつけられる
ので回転が与えられる。また、同時にY方向移動
板4d3も押しあげられる。X方向およびY方向の
移動板の長さはタマネギの円周辺長さの約0.75回
転分相当以上は必要である。球がX方向およびY
方向の移動板に接触しながら回転すると扁平球
(球の高さH直径をφとしH/φ=Id:球形指数
とすれば現在の一般的な規格区分でId=0.9以下
のもの)および長玉(同様にしてId=1.1以上の
もの)ではX方向移動板の変位量とY方向移動板
の変位量が異なる場合が必ず生ずる。その変位量
がある限度以上になるとコントローラユニツト4
D1に入力信号が送入されるがその持続時間は実
側の一例では0.1〜0.2秒のきわめて短い場合もあ
つた。コンベアベルト1Bの動きも球に回転を与
えるから球の転動方向は両コンベア(5d4と1
B)の合成方向となる。このX方向移動板とY方
向移動板の変位量の差異はX方向移動板に係わる
フオトスイツチ投光器9d1とY方向移動板に係わ
るフオトスイツチ受光器9d2の位置ズレとなつて
表われる。
いま、タマネギ球がほぼ完全な球の場合を例に
考えると、X方向移動板が球の転がり込みによつ
て第4図に示すようにθx(rad)だけ左向きに回
行するとアーム2D2,2D2…の取付回動垂直軸
2D1,2D1も左方向(第4図では左回りの方向)
に動きこの軸上のY方向移動板支持アーム2
D21,2D21およびフオトスイツチアーム11d1
11d1、カムホイール10d1などもθx(rad)回
行する。そしてカムホイールと係合するリミツト
スイツチ10d2の常開回路がオン(入)となる。
フオトスイツチアーム11d1とX方向移動板アー
ム2D2,2D2の長さは同じL1(m)だから平行ロ
ツドリンク11d2上のフオトスイツチ投光器9d1
もX方向移動板と同じ方向に回行しそのZ方向
(コンベアベルトの移動方向)への変位量は第5
図にみるごとくL1・sinθx(m)である。X方向移
動板が左に回行するとこれに伴なつて短かいアー
ム2D21,2D21(即ち長さ1/2・L1(m)のア
ーム)も同じθxだけ回行するのでこれに支えら
れているY方向移動板および中間板のZ方向の移
動量は1/2・L1sinθx(m)である。なお、Y方
向移動板のX軸方向の移動量はX方向移動板の
1/2となる。このことは、球の大小によつてX
方向移動板の開きは変化するがY方向移動板は常
に球の真上にくるようになつているのである。
X方向移動板が左に動くと同様にY方向移動板
も上方に押しあげられる。吊下げアームの変位角
をθy(rad)(第3図参照)とすればこの場合吊下
げアームの長さがX方向移動板のアームと同じ
L1(m)となつているからθy=θx(ここで球は完
全な球形とみなしているので)でありY方向移動
板のZ方向変位量はL1・sinθy(m)であつてX方
向移動板と同じである。しかし、中間板4d2は吊
下げアームの中間の1/2L1(m)の位置にある
からZ方向には1/2・L1sinθy(m)だけ移動す
る。X方向移動板が変位するだけでも前述のよう
にY方向移動板および中間板はZ方向に1/2・
L1sinθxだけ変位するからこれと上記の1/2・
L1sinθyとの和はスベリ駒上のフオトスイツチ受
光器9d2の移動量であつて第5図に示すようにフ
オトスイツチ投光器9d1の移動量と同じになる。
この場合に受光器の入力信号をコントローラユニ
ツト4D1の入力切替スイツチをダークオン(受
光時に出力側の内部リレーがオフになる)に設定
すれば完全球形では常時両フオトスイツチが向い
合つて左右に同じ量だけ変位するので変形球検出
が行なはれない。そして変形球では1/2・
L1sinθyが種じゆ変化するため両フオトスイツチ
の変位量にズレを生じ変形球であることをコント
ローラユニツト4D1の入力端子に検出信号を送
達するのである。
なお、X方向の変位量は投光器9d1がL1・(1
−cosθx)(m)であるがY方向移動板の動きに
係わる受光器9d2は1/2・L1・(1−cosθx)
(m)であるから球が大きいときには両フオトス
イツチの隔りが増加する。この場合は次の点でむ
しろ好ましい状態を形成する。即ち、例えば球形
指数Id=0.8(扁平球)の球を選別するとして任意
の球の直径φが大きくなればその球の高さも球高
H=0.8φの関係があることからそれに伴なつて大
きくなるので、この球を変形球として検出するた
めにはフオトスイツチの変位量(投光器と受光器
のズレの幅範囲)の作動許容範囲は比例的に大き
くならなければならない。しかし、前記のように
投光器と受光器の距離が大きくなると投光器から
の光軸幅が増加するのでほとんど支障は生じな
い。球形指数の検出範囲を変えるには、ピンホー
ルをあけたマスキングシールド板9d4を両フオト
スイツチの間に立てて前後にその位置を変へて光
軸(9d12)の範囲を制限することによつて達成
できる。
X方向移動板、Y方向移動板などに囲まれて転
動した球はそれらの後端からコンベアベルト1B
にのつたまま後方に移送されて拡散反射型の近接
フオトスイツチ7dの前を通過するとそのスイツ
チ7dは球の存在をコントローラユニツト4D3
に伝達する。しかしX方向およびY方向移動板が
変形球であることを検出していればその出力がコ
ントローラユニツト4D2のオフデレイタイマに
一定時間(T2)(第7図参照)制御出力の形(リ
レーオン)で保持されているのでこれと連結して
いるコントローラユニツト4D3を通じてロータ
リソレノイドに電流を送りこれを作動させて球を
撥ね出し板6d2によりコンベア1Bの側方にほう
り出して下方に取付けた変形球口コンベアSP2
に落下させる。整形球であればフオトスイツチ9
d1,9d2での変形入力信号が発生していないから
ロータリソレノイドの前をそのまま通過するだけ
である。第6図はこれらの作動系統を示したもの
である。タマネギがX方向移動板2D3とY方向
移動板4d3および転動コンベア5d4に囲まれた空
間に入ると変形球では前述のようにフオトスイツ
チ投光器と受光器にズレを生じコントローラユニ
ツト4D1に入力信号を送る。球が入つてX方向
移動板が先に動き出してもフオトスイツチ9d1
9d2は変形としての信号を生じているが回動垂直
軸2D1の上部のリミツトスイツチはオン状態に
なるもののリセツトマイクロスイツチ2D41(常
閉回路)がオフになるので回路が完成せずロータ
リソレノイドにも送電されないのである。Y方向
移動板が先に動いてもリミツトスイツチ(常開回
路)がオフのままの状態となるから同様に送電さ
れないようになつている。それぞれの平行移動板
の直線部分に球が達してはじめて変形球かどうか
の検出回路が完成するようになつている。
次に球径選別機構の作用について述べれば以下
の通りである。
球はコンベアベルト1Bによつて後方に移動し
て拡散反射型の近接フオトスイツチ4eの前に通
過する。フオトスイツチ4eはタマネギの存在を
検出してコントローラユニツト5e2内にリレーを
作動させて電源とソレノイドを連結状態にしよう
とするが次のマイクロスイツチ2eの箇所がその
ままの状態ではオフ(開)のままなのでソレノイ
ドは作用しない。球はさらに後方に送られて所定
の高さh(球の直径相当)に枕ロツド2E2により
設定したマイクロスイツチ2eの下方に達する。
そして設定高さよりも高い球はマイクロコスイツ
チに取付けたヒンジレバ3eに接触しソレノイド
作動電源回路を完成しソレノイドはその先につけ
た撥ね出し板5e1により球をコンベアベルト1B
の外に押し出すようになつている。マイクロスイ
ツチの設定高さh(m)よりも小さい球はそのま
ま通過し設定高さを低くした次の球径選別機構で
再度選別処理を受ける。撥ね出された球は下方に
あつて長尺ベルトコンベアと直角の方向に常時動
いているコンベアSP2,SP3…などの上に落下し
受箱などに搬送される。球径選別機構E〜,E〜…を
数組所定の間隔でベルトコンベア上に配置し、マ
イクロスイツチの高さを例えば第1の機構は9
cm、第2の機構は8cm、以下7cm、6cmとして球
を選別した場合、第1の機構では9cm以上、第2
の機構は8〜9cm、以下、8〜7cm、7〜6cmと
区分されそれぞれの機構に対応して配置した各口
コンベアSP2,SP3…上に落下・搬出される。最
も小さい球はコンベア端で回収される。
なお、ロータリソレノイド5eはコントローラ
ユニツト5e2とマイクロスイツチ2eの二つの開
閉機構を通じて直列に電気配線されているのでベ
ルトコンベアの停止などによつて球が近接フオト
スイツチ4eとマイクロスイツチ2eの両者に作
用することがあつてもマイクロスイツチ側の球が
撥ね出されるので回路はこのマイクロスイツチの
箇所でしや断されるから電源が入つてソレノイド
が作動したままになることはない。なお、マイク
ロスイツチを水平に取付けてヒンジレバーの端部
を前方に向けることによつて球の首部についてい
る残存茎部が上向きの位置で送られてきた場合に
ここに引つかかつてもすぐに作動せず、先づ球を
転動させて向きを変えるので球径の検出精度があ
るのである。
ヘ 考案の効果 本考案は狭幅長尺ベルトコンベアにタマネギを
1個づつ1列に流し込んで流れの途中で先づ変形
球をベルトコンベアの外に押し出して除去した
後、整形球について球径(大きさ)別に大きいも
のから順に選別分級するようにしたものである。
したがつて、選別精度がきわめて高くなり高品質
のタマネギ仕分けができて流通上も有利に取引き
されるようになる。
本考案の変形球選別機構は転動による球の3直
径の最大直径と最小直径を100〜200g前後の弱い
力で球を押圧するX方向移動板およびY方向移動
板の動きの差で変形を検出する形であるから残存
茎部の長さ、めくれ外皮の付着、根部の量などの
影響をほとんど受けることがない。なお、タマネ
ギ1個の平板間での圧砕抵抗力は品種「札幌黄」
(昭和60年産)の材料を毎分20mmの速度で押圧し
て側定した結果は約60〜70Kgに達するという予想
以上の例がえられているが、考案の変形球選別機
構での押圧力は上記の値よりもはるかに小さいか
らこの部分でのタマネギの損傷発生の心配は全く
ない。
変形球の許容範囲を例えば球形指数Idが0.9以
下、1.1以上としていたものを0.8以下、1.2以上に
変更したい時はピンホール付マスキングシールド
9d4をフオトスイツチ投光器側に近づけるだけで
簡単に達成できる。したがつて市場の要請やタマ
ネギの品種特性に合せて適宜臨機に対処して変更
できるという効果を有する。従来人手によつて変
形球の選別を行なつてきたが選別作業は経験や堪
にたよつているために製品にムラがあり、それが
産地によつても異なるなどの問題が生じタマネギ
生産における格外品等の選別の装置化の立ち遅れ
が指摘されていた。その点で本考案は大きな意義
を有するものである。
球形選別機構はタマネギの直径を取付け高さの
異なるマイクロスイツチの下をくぐらせて接触す
る球としない球とを検出し分離する方法であり、
実施例ではヒンジレバー先端の感度は20〜30g、
作動変位量は5mmのものを使用したが、このよう
に小さな押圧力でタマネギに触れるだけで充分作
用し傷をつけたり外皮のめくれも起さないという
長所を有する。しかも残存茎部の大きさや外皮の
めくれたものがくつ付いていても球体そのものに
接触して検出するので選別精度が高くなる。さら
に、マイクロスイツチの取付け高が枕ロツドの調
節により簡単にできるので市場の要請に応じて球
径区分をたやすく設定変更できるというこれまで
にない機能を有している。
なお、第1図は変形球分離および球径選別に先
立つ前処理としての屑玉分離機構も一体に配置し
たユニツト構成の応用例を示したものであるが、
個別農家利用段階の小型のものから大型の集中選
果施設までに適用させるにはこれらのユニツトを
並列的に増やすだけで良いから利用規模に応じて
無駄のない設備設計ができるという副次的効果も
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の主要な実施応用例を示す斜視
図、第2図は第1図の−断面図(変形球選別
機構の前面図)、第3図は第2図の−断面図、
第4図は変形球選別機構の天板を一部切り欠いた
平面図、第5図は変形球検出フオトスイツチの配
置図、第6図は変形球選別機構の電気配線図、第
7図は検出部機器等の作動例示図、第8図は球形
選別機構の右側面図、第9図は同上平面図。 符号の説明、1aは主枠、1b,1c,1dは
突上げ支持枠、1hは供給台、A〜は屑玉分離機
構、1Aは屑玉分離コンベア、2Aはわん曲2本
爪バケツト、3Aは移送爪バケツトロータ、2a
は電動機、2bは変速機、2cは原動チエンホイ
ール、2dは移送爪バケツトロータチエンホイー
ル、2eは長尺ベルトコンベアチエンホイール、
2fは電磁クラツチ付屑玉分離チエンコンベアホ
イール、2gはオーバフロー防止用近接スイツ
チ、2hはチエンホイール、B〜は狭幅長尺ベルト
コンベア、1Bはコンベアベルト、2Bは支えロ
ーラ、3Bはたるみ防止ローラ、6Bは側板、C〜
はテイルエレベータ、1cはラグ付ベルト、2c
は側板、3cは支柱、4cはターンバツクル付ロ
ツド、D〜は変形球選別機構、1D1,1D2は側面
フレーム板、1D3は天板、1D4は天板延長板、
2D1は回動垂直軸、2D2はX方向移動板アーム、
2D3はX方向移動板、2D4はスイツチ板、2D41
はリセツトマイクロスイツチ、3D1は円輪、3
D2はリターンコイルバネ、4d1はコの字Y方向
移動板体支持フレーム、4d11はY方向移動体支
持フレームバー、4d2は中間板、4d3はY方向移
動板、4d4はY方向移動板吊下げアーム、5d1
小型電動機、5d2はギアーボツクス、5d3はスイ
ツチ、5d41は前部転動受動軸、5d42は転動原動
軸、5d43は後部転動受動軸、5d4はタマネギ転
動コンベア、5d44は弾性材スラツト、6dはロ
ータリソレノイド、6d1はロータリソレノイド軸
ロツド、6d2は撥ね出し板、7dは拡散反射型近
接フオトスイツチ、7d1はL形枠、7d2は吊下げ
固定具、8d1はスベリ台座、8d2は長穴、8d3
スベリ台に設けた長穴、8d4はスベリ駒、9d1
フオトスイツチ投光器、9d2はフオトスイツチ受
光器、9d3はスベリ駒移動枠、9d4はマスキング
シールド、10d1はカムホイール、10d2はヒン
ジ付リミツトスイツチ、11d1はフオトスイツチ
アーム、11d2は平板ロツドリンク、E〜は球径選
別機構、1E1はL形フレーム、1E2は上部延長
板、2E1は長穴付高さ調節板、2E2は枕ロツド、
3Eはコの字形枠、1eはスイングアーム、2e
はマイクロスイツチ、3eはヒンジレバー、4e
は近接型のフオトスイツチ、5eはロータリソレ
ノイド、5e1は撥ね出し板、5e2はコントローラ
ユニツト(オンおよびオフデイレイタイマ付)、
SP1は屑玉口コンベア、SP2は変形球口コンベア、
SP3は大玉口コンベア、SP4は中玉口コンベア、
SP5は小玉口コンベア…4D1はワンシヨツト型コ
ントローラユニツト、4D2と4D3は制御出力の
オンおよびオフのデイレイタイマ(遅延作動0〜
1秒のものを実施)付コントローラユニツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 前端部に被選別タマネギから屑小玉を分離しか
    つ定時間間隔で1球づつ後部に球を送り込む屑玉
    分離機構A〜を前装せる狭幅長尺ベルトコンベア機
    構B〜において、以下の変形球選別機構D〜および球
    径選別機構E〜,E〜…を装着したことを特徴とする
    タマネギ選別装置。 (イ) 長尺ベルトコンベア前部においてその両側板
    6B,6B上に取付けた側面フレーム板1D1
    1D2および天板1D3から成る箱枠の内部には
    その右側にタマネギ転動用コンベア5d4が垂直
    回転軸5d41,5d42,5b43の下端に取付けてあ
    り左側にはスキー板状のX方向移動板2D3
    これを支持せる回動垂直軸2D1,2D1の上部
    に取付けて成る平行リンクのロツド11d2上の
    フオトスイツチ投光器9d1および上記回動垂直
    軸2D1上端のカムホイールと係合するリミツ
    トスイツチ10d2と、前記回動垂直軸2D1
    2D1上のアーム2D21,2D21に支持されるY
    方向移動板体支持フレーム4d1からアーム4d4
    で吊下され平行リンクを形成せるスキー板状Y
    方向移動板4d3とその上部において中間板4d2
    と係合するスベリ駒8d4上に固定せるフオトス
    イツチ受光器9d2と、箱枠後部延長板下部に取
    付けた近接型フオトスイツチ7dおよび軸下端
    に撥ね出し板6d2を有するロータリソレノイド
    6d、ならびに所定の電気配線により結合され
    るコントローラユニツト4D1,4D2,4D3
    から成る変形球選別機構D〜と、 (ロ) 長尺ベルトコンベアの中央部から後部にかけ
    て所定の間隔で複数の位置において側板6Bに
    取付けたL形フレーム1E1に上面前部に適度
    の間隔で1対の垂直軸下端に回転自在に取付け
    てあるガイドローラ4E,4Eと、この後部で
    長穴付調節板2E1にねじ止めせる枕ロツド2
    E2により支持されるスイングアーム1eの後
    端には前向きに取付けたヒンジレバ3eを有す
    るマイクロスイツチ2eと、またL形フレーム
    上部延長板1E2下面には所定の位置に懸下固
    定せる近接型フオトスイツチ4eおよび撥ね出
    し板5e1を軸先きに有するロータリソレノイド
    5eと、マイクロスイツチを含め所定の電気的
    回路を形成するコントローラユニツト5e2とか
    ら構成される球径選別機構E〜。
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