JPH03260244A - 合成床又は合成壁構造等に用いる板金ユニット - Google Patents

合成床又は合成壁構造等に用いる板金ユニット

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JPH03260244A
JPH03260244A JP5656590A JP5656590A JPH03260244A JP H03260244 A JPH03260244 A JP H03260244A JP 5656590 A JP5656590 A JP 5656590A JP 5656590 A JP5656590 A JP 5656590A JP H03260244 A JPH03260244 A JP H03260244A
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JP
Japan
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sheet metal
metal unit
composite
synthetic
floor
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JP5656590A
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Katsuo Onodera
小野寺 勝夫
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MEIJI KOGYO KK
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MEIJI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、建築構造物又は土木構造物等における合成床
又は合成壁構造等に用いる板金ユニットの改良に関する
[従来の技術] 建築構造物又は土木構造物等における合成床構造又は合
成壁構造等に使用する成形板金デツキユニットは従来か
ら広く用いられている。
例えば、第2図にもとづいて従来技術を説明すると、一
枚の板金を折り曲げて板金ユニット21が成形され、こ
の板金ユニットはコンクリート層22でカバーされその
面と複合的に共働するようになっている。
この板金ユニット21は、コンクリートと板金との結合
効果を増やすために板金に複数の非対称性を有する形状
である長方形状のエンボス加工23が施されている。
[発明が解決しようとする課題] 合成床構造又は合成壁構造等に使用することを意図した
板金デツキユニットは、その上に打たれたコンクリート
層に対する積極的な機械的な結合を達成しなければなら
ない。
すなわち、板金ユニットとコンクリートからなる合成構
造の特質は、コンクリートが持つ強い圧縮抵抗力と板金
ユニットが保有する高い引張り抵抗力とが、それぞれ有
機的に適性に組み合わされ、両者が一体となって永久的
に結合し、互いに有する長所の相乗効果が期待できるも
のであることが要請される。
前記従来技術においては、板金ユニットとコンクリート
との結合・合成効果を増やすために、板金ユニットにエ
ンボス加工を施しているものとコンクリートとの接触面
を増やすように折曲げ加工をしたものがあるが、何れの
従来技術においても、両者の結合・合成効果を高めるた
めに必要な板金材の有効な強度発現に反するような形状
のものが見られ、しかも、エンボス加工したリブの位置
が対称性のある配置でないものは、板金ユニットとして
取り扱うのに構造解析上の工学的なモデル置換に無理が
あった。
つまり何れの従来技術においても、非対称性を有する形
状であるはV長方形状のエンボス加工したリブを単にそ
のまま一定間隔で非対称形に配置し、又はエンボス加工
したリブを一方向に若干傾斜させ、かつ一定間隔で非対
称形に配置したものが多く、この結果、板金ユニットと
コンクリートとの結合効果に方向性があるため、コンク
リートのパートナ−板金としての役割が減殺されるもの
であった。
このため、エンボス加工したリブが、立体軸X(断面軸
)、Y(材長軸)、Z(直交軸)のいずれの方向からの
応力にも有効に抵抗することができ、板金ユニットとコ
ンクリートとが一体となって永久的に結合することがで
き、しかもコンクリートと板金の接触面積が大きく、結
合力の大きい建築構造物又は土木構造物等における合成
床又は合成壁構造等に用いる板金ユニットの開発が強く
望まれていた。
本発明は、上記要請に応えるためになされたものであり
、板金ユニットとコンクリートとの結合作用をx、yS
z軸の3軸方向のいずれの方向からの応力にも有効に抵
抗することができ、かつX1Y、Z軸共に同じ効果を持
たせるように対称性を有する形状からなる突状部を形成
し、しかも板金の構造耐力を犠牲にすることなく、少な
い材料で合成床及び合成壁構造等が実現可能で、経済的
な効果が合理的に得られる建築構造物又は土木構造物等
における合成床又は合成壁構造等に用いる板金ユニット
を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記課題を解決するためになされたものであり
、以下に述べる手段を採用する。
本発明は、コンクリート層でカバーされ、そのコンクリ
ート面と複合的に共働するように構成された成形板金ユ
ニット7であって、一枚の板金を折り曲げて上方体1と
下方体2を交互に配置し、この上方体1と下方体2を側
方体3で連絡し、この側方体3に立体軸XSY、Zのい
ずれの方向からの応力にも有効に抵抗することができる
対称性の形状を有する突状部4を設けたことを特徴とす
る。
[作用コ 本発明は上記のように構成したことにより、以下に述べ
る作用を有する。
先ス、板金ユニットとコンクリートとの合成構造におい
て最も重要なことは、板金ユニットとコンクリートとが
一体となって永久的に結合していることである。
本発明のエンボス加工した突状部4は、×字形等の対称
性を有する形状に形成されているため、立体軸x、yS
z、いずれの方向からの応力にも有効に抵抗することが
できる。
又対称性を有する形状からなる突状部4が形成されてい
るため、コンクリートと板金との接触効果が高くなり、
両者の結合力は大きく合成構造としての性能が優れてい
る。
上方体1と下方体2は、長手方向に2本の断面半円状の
突状部5.6を有するため、更に板金に圧縮力が働くと
きの補強をしている。
次に板金ユニットを合成床構造材として活用する場合に
は、第1に成形板金ユニット7からのコンクリートの垂
直方向(Z軸方向)の分離に抵抗する装置と第2に成形
板金ユニット7の長手方向(Y軸方向)の材の延びによ
るズレに抵抗するような装置を必要とするが、本発明は
いずれの方向の抵抗装置として、×字形等の対称性を有
する形状からなる突状部4が働く。
又板金ユニットを合成壁構造材として活用する場合には
、面内力によるX軸方向、Y軸方向のズレ・剪断力に抵
抗する装置が必要であるが、Y軸方向には、×字形等の
対称性を有する形状からなる突状部4が抵抗し、X軸方
向では溝型の断面すなわち、板金ユニット7の全体形状
が抵抗する。
本発明の板金ユニット7を使用した合成床又は合成壁を
支持する構造物本体の構造は、鉄骨構造が本来的な使用
に適するが、鉄骨鉄筋コンクリート構造、鉄筋コンクリ
ート構造にも適用可能であり、その使用範囲は広い。
本発明の成形板金ユニットを使用するメリットは施工上
からは、従来公知の板金デツキユニットと同じである。
設計上からは構造材として使用する場合に設計上の解析
モデルによる理論値と実際にでき上がった構造物に作用
する応力の値が極めて良い精度で一致する。
それだけに信頼性が高く安心して使用でき無駄がなく経
済的である。
このように本発明は、板金ユニットとコンクリートとの
結合作用をxSy、z軸の3軸方向のいずれの方向から
の応力にも有効に抵抗することができ、かっxSy、z
軸共に同じ効果を持たせるように×°字形等の対称性を
有する形状からなる突状部を形成し、しかも板金の構造
耐力を犠牲にすること無く、少ない材料で合成床及び合
成壁構造等が実現可能で、経済的な効果が合理的に得ら
れるものである。
[実施例] 本発明の実施の1例を図面に基づいて以下詳細に説明す
る。
第1図において、コンクリート層でカバーされ、そのコ
ンクリート面と複合的に共働するように構成された成形
板金ユニット7は、一枚の板金を折り曲げて上方体1と
下方体2が交互に配置され、この上方体1と下方体2は
、側方体3で相互に連絡されている。
前記側方体3は、外方向に傾斜して設けられていると同
時に×字形等の対称性を有する突状部4が、等間隔に複
数個設けられている。
この突状部4の形状は、対称性を有する形状であればよ
く、×字形等に限定されないが、×字形の場合には、立
体軸X、Y、Zのいずれの方向からの応力にも最も有効
に抵抗することができ、かつX軸、Y軸、z軸共に同じ
効果を持たせることができる。
このエンボス加工された突状部4は、その形状が×字形
等の対称性を有することにより、立体軸X(断面軸)、
Y(材長軸)、Z(直交軸)のいずれの方向からの応力
にも有効に抵抗することができ、かつX軸、Y軸、Z軸
共に同じ効果を持たせることができる。
この結果、板金ユニット7とコンクリートとが一体とな
って永久的に結合することができ、しかもコンクリート
と板金ユニット7の接触面積が大きいため、結合力が増
大することができる。
しかも板金の構造耐力を犠牲にすることなく、少ない材
料で合成床及び合成壁構造等が実現可能で、経済的な効
果が合理的に得られる。
前記上方体1には、長手方向に2本の断面半円状の突状
部5が形成されており、一方、下方体2にも長手方向に
2本の断面半円状の突状部6が形成されている。
この突状部5.6は実施例においては、2本形成されて
いるが、これに限定される必要はなく、必要に応じて1
本でもよく又は複数本形成してもよい。
この突状部5.6は、コンクリートと板金ユニット7と
の接触面積を多くして、板金に圧縮力が働くときの補強
の役目を有している。
前記上方体1に設けた複数個の突状部5は、下向き、す
なわち凹形に形成されているため、運搬するに際して重
合し易く、又下方体2に設けた突状部6が上向き、すな
わち凸形に形成されているため、施工に際してH型鋼に
水平に載置することができる。
前記板金ユニット7の両端部には、比較的幅の狭い、す
なわち下方体2の約1/2幅の端部下方体8がそれぞれ
設けられており、この端部下方体8の端部は、外方斜め
上方に立上げられていると共に断面逆U字形の係合部9
が形成されている。
この係合部9には、他の板金ユニット7の係合部9が重
合自在とされており、複数の板金ユニット7を順次隣接
して敷き並べることにより、平面板を形成自在であり、
合成床又は合成壁構造を造ることができる。
前記複数の上方体1は、同一平面上に位置するように形
成されており、又下方体2及び端部下方体8は同一平面
上に位置するように形成されている。
[発明の効果コ 従って本発明によれば、×字形等の対称性を有する形状
からなる突状部が形成されているため、板金ユニットと
コンクリートとの結合作用をX1Y22軸の3軸方向の
いずれの方向からの応力にも有効に抵抗することができ
、かつX、Y、Z軸共に同じ効果を持たせるようにする
ことができるものである。
このように本発明は、板金ユニットとコンクリートとの
合成構造において最も重要である板金ユニットとコンク
リートとが一体となって永久的に結合することができ、
しかも板金の構造耐力を犠牲にすることなく、少ない材
料で合成床及び合成壁構造等が実現可能で、経済的な効
果が合理的に得られるものである。
又本発明は、対称性を有する形状からなる突状部4が形
成されているため、コンクリートと板金との接触面が多
くなり、両者の結合力は大きく合成構造としての性能が
優れている。
更に本発明は、上方体と下方体が、長手方向に半円状の
突状部を有するため、更に板金に圧縮力が働くときの補
強をすることができる。
本発明の板金ユニットを使用した合成床又は合成壁を支
持する構造物本体の構造は、鉄骨構造が本来的な使用に
適するが、鉄骨鉄筋コンクリート構造、鉄筋コンクリー
ト構造にも適用可能であり、その使用範囲は広い。
本発明の成形板金ユニットを使用するメリットは施工上
からは、従来公知の板金デツキユニットと同じである。
設計上からは構造材として使用する場合に設計上の解析
モデルによる理論値と実際にでき上がった構造物に作用
する応力の値が極めて良い精度で一致する。それだけに
信頼性が高く安心して使用でき無駄がなく経済的である
【図面の簡単な説明】 図面は本発明実施の1例を示すものであり、第1図は本
発明の板金ユニットの斜面図、第2図は従来の板金ユニ
ットの斜面図である。 1−・−・上方′体 2−m−下方体 3・−−−一側方体 4−−−−−−−・・突状部 5−・・−・突状部 6−・−・突状部 7−−−−板金ユニッ 8−−−・端部下方体 9−−−・係合部 ト

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、コンクリート層でカバーされ、そのコンクリート面
    と複合的に共働するように構成された成形板金ユニット
    (7)であって、一枚の板金を折り曲げて上方体(1)
    と下方体(2)を交互に配置し、この上方体(1)と下
    方体(2)を側方体(3)で連絡し、この側方体(3)
    に立体軸X、Y、Zのいずれの方向からの応力にも有効
    に抵抗することができる対称性を有する形状からなる突
    状部(4)を設けたことを特徴とする合成床又は合成壁
    構造等に用いる板金ユニット。 2、突状部(4)を×字形としたことを特徴とする請求
    項1記載の合成床又は合成壁構造等に用いる板金ユニッ
    ト。 3、×字形の突状部(4)を複数個設けたことを特徴と
    する請求項1又は2記載の合成床又は合成壁構造等に用
    いる板金ユニット。 4、×字形の突状部(4)を複数個、等間隔に設けたこ
    とを特徴とする請求項1、2又は3記載の合成床又は合
    成壁構造等に用いる板金ユニット。 5、上方体(1)に突状部(5)を下方体(2)に突状
    部(6)をそれぞれ設けたことを特徴とする請求項1、
    2、3又は4記載の合成床又は合成壁構造等に用いる板
    金ユニット。 6、板金ユニット(7)の両端部に比較的幅の狭い端部
    下方体(8)を設け、この端部下方体(8)の端部を上
    方に立上げると共に逆U字形の係合部(9)を形成し、
    この係合部(9)に他の板金ユニット7の係合部(9)
    を重合自在としたことを特徴とする請求項1、2、3、
    4又は5記載の合成床又は合成壁構造等に用いる板金ユ
    ニット。 7、複数の上方体(1)を同一平面上に位置するように
    形成したことを特徴とする請求項1、2、3、4、5又
    は6記載の合成床又は合成壁構造等に用いる板金ユニッ
    ト。 8、複数の下方体(2)及び端部下方体(8)を同一平
    面上に位置するように形成したことを特徴とする請求項
    1、2、3、4、5、6又は7記載の合成床又は合成壁
    構造等に用いる板金ユニット。 9、側方体(3)を外方向に傾斜して設けたことを特徴
    とする請求項1、2、3、4、5、6、7又は8記載の
    合成床又は合成壁構造等に用いる板金ユニット。
JP5656590A 1990-03-09 1990-03-09 合成床又は合成壁構造等に用いる板金ユニット Pending JPH03260244A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60173239A (ja) * 1984-02-16 1985-09-06 日鐵建材工業株式会社 合成床用デツキプレ−ト

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60173239A (ja) * 1984-02-16 1985-09-06 日鐵建材工業株式会社 合成床用デツキプレ−ト

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