JPH0325277A - 木材乾燥装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、木材乾燥装置、特に、冷凍サイクルを有す
る除湿機を備えた木材乾燥装置に関するものである． （従来の技術） 従来、この種の装置は第３図に示すように構成されてい
る． 同図において、《ｌ》は乾燥庫、（２）は内部に圧ｍ機
（２ａ）　．送風＠（２ｂ）　．冷却器（２ｃ）　，再
熱１１　（２ｄ）　等により通常の冷凍サイクルを構戊
する除湿機、（３）は除湿機（２）の風吸込口（２ｇ）
と乾燥庫（１）を連通ずる吸込ダクト、（４）は除湿機
（２）の送風悶（２ｈ）　Ａ乾燥庫ｃｉ＞を連通ずる送
風ダクトＳ　（ａ）は乾燥庫（１）内空気の攪拌ファン
、（６）は加温加湿装置で、例えば蒸気噴霧装置であり
、蒸気供給配管に電磁弁（６ａ）を有している．（７）
は乾燥庫（１）内に＃桁検された木材である。

（ｚｅ）．　（ｉｆ）は除湿機（２）の各々結露水を受
けるドレンパン、及びドレンロ％　（２ｉ）は除湿機（
２）の運転を制御する制御機器が収納された制御箱であ
る．次に動作について説明する。除湿機（２）は内蔵す
る送風機（２ｂ）により、乾燥庫（１）内の空気を吸込
ダクト｛３｝を通し風吹込口（２ｇ）より吸込み、順次
、冷却器（２ｃ）　．再熱器（２ｄ）を介して送風口（
２ｈ）より送風ダクト（４）を通し乾燥庫（１）内に戻
している．この循場空気が冷却ａ　（２Ｃ）を通過する
際、冷却器（２ｃ）の表面温度が循環空気の露点温度よ
りも低いため結露し、結露水をドレンパン（２ｅ）で受
け集め、ドレンロ（２ｆ）より排水するようになってい
る．循珈空気は，冷却器（２Ｃ）通過により絶対湿度と
ｍ度が低下した後、再熱器で加温され昇温する●再熱量
は一般的に、冷却魚よりも圧縮機（２ａ）の動力熱量相
当分だけ多く、また潜熱変化がないため、再熱１８（２
ｄ）ｉ１ｉ１後ＩＤＭＩＩＩ′ｇ．気ａ１度は、乾燥庫
（１）内空気温度より高くなっており、従ってその相対
温度は絶対湿度低下と相まって低下している。こうして
、相対湿度の低い空気が送風ダクトＱ４１を通り乾燥室
（１）に戻る．乾燥庫（１》内の空気は攪拌ファン（旬
により攪拌し、温度及び湿度を均一にしている．このよ
うに、除湿機（２》の運転により、乾燥室０）内の相対
湿度は除々に低下し、木材の水分蒸発を促進し乾燥する
．木材より蒸発した水分は、除湿機（２）の冷却器（２
Ｃ）で結露し、ドレンロ（２ｆ）より排出される． 一方、木材の乾燥は、まず表面より水分が魚発し表面部
と内部の含水率の違いが生じるため、内部水分が除々に
表面部に移動し乾燥が進行する。

この過程で乾燥進行部組織の収縮により内部応力が発生
しているが、例えば乾燥室（１）内空気の除湿スピード
が早い場合、あるいは対象木材の初期含水率が木材内部
で均一でない場合尋において、乾燥工程中木材の表面及
び内部に亀裂を生ずる仁とがある．このような亀裂を発
生させないため、乾燥の前工程及び乾燥中に、乾燥庫（
１）内湿度が急速に低下した場合は、電磁弁（６ａ）を
開き、蒸気を噴震して加温加湿装ｉｔ（６）を運転し、
乾燥庫（１）内空気を加湿し、木材の表面及び内部の乾
燥の速い部分に水分吸収８せ、木材組織の乾燥スピード
の均一化を図っている． また、木材の種類によっては、木材中の害虫を殺すため
、加温加湿装置（６）を運転（高温蒸気の噴ｇ）し、乾
燥＊　（１）内空気を介し木材を高温に加熱する場合が
ある． 〔発明が解決しようとする課題） 従来の木材乾燥装置は、以上のように構成されているの
で、加温または加湿装置の運転中、除湿機が高温または
高湿雰囲気にさらされ、除湿機内部の電気品の絶縁劣化
、金属部品の腐食等により、除湿機の野命が短か《なる
というＳ題があった。

この発明は、かかるＨ題を解決するためになされたもの
で、部品故障等が少な《得命の長い木材乾燥装置を得る
ここを目的とする． 〔課題を解決するための手段〕 仁の発明に係る木材乾燥′ＩＡＩｌは、木材を収納する
乾燥庫、この乾燥庫内を加温または加湿する加温または
加湿装置、冷凍サイクルを有し、上記乾燥庫内を除湿す
る除湿機、この除湿機の送風口及び風吸込口こ上記乾煽
庫内とを接続して庫内空気樗璋略を形成する送風ダクト
及び吸込ダクト、上記加温装１または加湿装置の運転時
に、上記庫内ｍｍＷ＆を遮断する風路シャッタ、上記送
風ダクト及び吸込ダクトに設けられ、大気中に連通ずる
吸気口及び排気口、この吸気ロ及び排気口を開閉する吸
気用シャフタ及び排気用シャフタ、並びに上記吸気口及
び排気口のどちらか一方に設けられ、土肥加温装ａｔた
は加湿装［違転時に、上記吸気口及び排気口を介して、
上記送風ダクト及び吸込ダクト、並び上ａ己除ｍ機内の
空気を大気中に放出する換気ファンを備えたものである
。

（作用） 仁の発明における木材乾燥装置は、加温または加湿装置
の運転時に、庫内空気循環路の風路シャフタを閉じ、乾
燥庫内の高温または高湿空気を除湿機内部へ侵入するこ
とを防止する．ｔた、同時に換気フ（アンは、外気を送
風ダクトまたは吸込ダクト内に導入し、除湿機内を通り
、吸込ダクトまたは送風ダクトの排気口より排出する．
これにより、風路シャッタすｈ家部から高温または高湿
の空気が洩れたとしても、これを排出し除湿機内を外気
とほぼ同じ温湿度′！Ｊ囲気に保つ。

？実施例〕 第１図は、この発明の一実施例を示す構成図である。図
において、（ｌ）〜（７）はｌＫ３図に示す従来例と同
一であるので説明を省略する。（３ａ）は吸込ダクト（
３）に設けられた風路シャッタ、（ｓｂ）は風送レヤッ
タ（３ａ）の駆勧モータ％　（４ａ）は送風ダクト（４
）に設けられた重力式風路シャッタ、（８）及び（９）
は共に乾燥庫（１》に設けた各々ｆｓｘの外気導入口及
び弟ｌの排気口％　（８１）は第１の外気導入口（８）
に設けた第１の外気導入用換気フ７ンｓ　（ｓｂ）はｍ
ｕの外気導入用換気ファン（８ａ）の風圧により開く第
１の外気シャフタ％　（９ｋ）は第１の排気口（９｝に
設けた排気用換気ファン％　（９ｂ）は排気用換気ファ
ン（９ａ）の風圧により開＜ｊｌｌの排気シャッタ、Ｑ
■及び（自）は共に乾燥庫（１）内に設けた各々温度検
出器及び湿度検出器、（６）は制御器、ｃｌυは吸込ダ
クト（３》に設けた第２の外気導入口、（３ｘａ）は第
２の外気導入口ｇυに設けたｗｈ２の外気導入用換気フ
ァン、（３ｌｂ）はｊＩ２の外気導入用換気ファン（３
ｘａ）の風圧で開《第２の外気レヤッタ、袖は送風ダク
ト（４）に設けたｊｌ２の排気？、（４１ａ）は第２の
排気口曲に設けた第２の排気シャッタｓ　（４ｌｂ，’
は第２の排気シャッタの駆動モータである。

第２図に制御器（６）の電気回路を示す。図において％
　（１０１１）は温度検出器αリの信号を受け所定温度
以上で閉接する温度接点，　（ｌｌ＆）は湿度検出器ｑ
υの信号を受け所定湿度以上で閉接する湿度接点、■■
■．（ロ），（至）は各々第１　−　ｆ＠　２　＊第３
の電磁接触器，　Ｑｌは第１の電磁！＆触器０と第２の
電磁接触器のいずれか一方に選択的に掻統を切換えるス
イッチ、（２ｔ．（ｓｂ）　＃　（５）　ｅ　　（ｓａ
）　ｅ　　（ｓａ）。（９ａ）。（ｓｘｂ），　　（ｉ
ｘｂ）は４１図と同じである．温度掻点（１０ａ）及び
ｍ度接点（ｌｌａ）は第１の電磁！Ｉ！触器０の常閉接
点（ｌ謳）を介して第３の電磁接触ｌ！！（自）に挾続
している。乾燥庫（１）に設けた１！Ｉ１の外気導入用
ｙ＆気ファン（８ａ）及び排気ファン（９ａ）は飴３の
電磁接触器ＱＯの常開接点（１１Ｓａ）を介して電源に
接続きれ、除湿機（２）は＠２の電磁接触器Ｑ◆の常開
接点（１似）を介して電橡に接続している．吹込ダクト
（３）に設けた風路シャッタ（３ａ）の駆鮎モータ（３
ｂ）は′ＩｔＬ源に接続されており、駆動入力端子には
粕２の電磁接触器Ｑ４の常間接点（１Ｍ）が接続きれて
いる。送風ダクト（４）に設けられた排気レヤッタ（４
１ａ）の駆動モータ（ａｂ）は電源に接続されており、
駆動入力端子には１ｍｌの電磁接触器０の常開接点（１
３Ｃ）が接続されている．加温加瀧装置（６）の電磁弁
（６ａ）及び吸込ダクト（３）に設けた第２の外気導入
用換気ファン（３１ａ）は弟ｌの電磁接触器Ｑ４の常間
接点Ｑｓｂ）を介して＊ｍに接続している。攪拌ファン
ク６》は直接ＸＳｔに接続している．次に動作について
説明する．攪拌ファン（５）は常時運転し乾燥庫（１）
内空気を攪拌し、各部の温湿度を均一にしている。

まず、木材の乾燥を進行させる場合には、スイッチＱ１
を弟２の電ｍ接触１１０や側に投入しｓ　第１の電磁接
触器（６）を消勢、第２の電磁接触器Ｑ４を付勢する．
Ｃれにより弟１の電磁接触器（自）の常閉揄点０＆＆）
は閉接、常開接点（ｌ助ｅ　（ｉｓｃ）は開放され、ま
た、第２の電磁接触器（ロ）の常開接点（ｌ楓）．（ｎ
４ｂ）は閉接する．常開扱点（１４ｂ）の閉接により吸
込ダクト（句に設けた風路シャッタ（３＆）の駆動モー
タ（３ｂ）が風路レヤッタ（３ａ）を開とする同転位置
で止まる。

また、常間接点（１３Ｃ）の開放により、送風ダクト（
４〉に設けた排気シャッタ（４１ａ）の駆動モータ（４
ｎｂ）が排気シャフタ（４ｘａ）を閉とする回転位置で
止まる。常開接点（ｌ（ホ）の開放により、加温加湿装
置（６）の電磁弁（６ａ）は閉となり乾燥庫（１）内に
蒸気は供給されず、また、吸込ダクト（３）に設けた第
２の外気導入用換気ファン（３１ａ）は運転を停止し！
！２の外気シャッタ（３ｌｂ）は閉じている．常開接点
（ｌｍ）の閉接により除湿機（２）が通電し運転する．
除湿機（２）は、従来例ε同様に送風機（２ｂ）及び圧
縮機（２ａ）の運転により、乾燥庫（１）内の空気を吸
込ダクト（３）を通し風吸込口（２ｇ）より吸込み、除
湿乾燥した後、送風口（２ｈ）より送風ダクト（４）へ
送風する．送風ダクト（４）に設けられた重力式風路レ
ヤフタ（４ａ）は風圧により開き乾燥空気は乾熾庫（１
》に戻る。仁うして従来と同様に、乾燥Ｊｌｉ　（１）
内の空気が除湿機（２）を循環し乾燥庫（１）内の空気
が乾燥し、木材の水分蒸発により乾燥が進行する． 次に、木材内部の乾燥速度均一化のため乾燥庫（１）内
空気を加湿し木材に水分を吸収させる場合、及び、木材
内部の害虫を殺すため乾燥庫（１冫内空気を加温し木材
を加温する場合には、スイッチ（６）を弟ｌのｖｔＬａ
ｉ接触器０側に投入し、第１の電磁接触器Ｑ１を付勢、
第２のｔｔｉａ接触器Ｏ◆を消勢する●これによりｆａ
ｘの電磁接触ｉＩ一の常閉接点（１＆ｌ）は開放、常開
接点（１（９），　（１３ｃ）は閉接し、また第２の電
磁接触器Ｑ４の常ｙ＠接点（１４％）　＃　　（１４ｂ
）は開放される●常開接点（１４ａ）の開放により除ａ
ｍ＜２）は運転を停止し、己れにより送風ダクト（４）
に設けた重力式風路レヤッタ（４ａ）は風圧を受けない
ため重力により閉じ送風側風路を遮断する．１た、常開
接点Ｑ４ｂ）の開放により、吸込ダクト（３）に設けた
風路シャッタ（３ａ）の駆動モータ（３ｂ）が風路シャ
ッタ（３ａ）を閉とする回転位置で止まり吸込側風路を
遮断する．こうして除湿機（２）内と乾燥庫（υとの間
に形成された庫内空気循塊路は遇断される．常開接点０
３ｃ）の閉接により送風ダクト（４）に設けた排気シャ
ッタ（４鋤）の駆動モータ（４ｘｂ）が各々排気シャッ
タ（４１１＆）を開とする回転位置で止まり、送風ダク
ト（４）は大気開放となる．常１％′）接点（Ｘ３ａ）
の開放により、第３の電磁接触器曲は消勢し、その常開
接点（１穐）は開放己なるため、乾燥庫（１〉に設けた
ｔａ１の外気導入用換気ファン（８ａ）及び排気用換気
ファン（９ａ）は運転せず、第１の外気シャッタ（８ｂ
）及び第１の排気レヤフタ（イ）は閉じている．常開接
点（１３ｔ）：の閉接により、加温加湿執置（６》の電
磁弁（６ａ〉が開き乾燥庫（１）内に蒸気が噴ａされ、
また、吸込ダクト（３）　ｌ，設けた第２の外気導入用
拠気フ７ン（３１ａ）が運転する．乾燥庫（１）内に高
温蒸気を噴窮するここにより従来例仁同様に木材内部の
乾燥スピードの均一化及び害虫駆除が可能である．第２
の外気導入用換気ファン（２１ａ）の運転により＠２の
外気レヤフタ（ａｘｂ）は風圧で開き，外気吸入口０υ
より吸入された外気は吸込ダクト（３》を経て＃ａ　ｉ
ｌｋ　（２７内を通り、送風ダクト（４）に設けた第２
の排気口Ｏより再び排出される．こうして、除温機（２
冫内は外気色ほぼ同一の温湿度雰囲気乏なる， スイッチｑＯを再びｊＩ２の電磁接触器（１４１側へ投
入した直後、乾燥庫（１）内の温度あるいは湿度が高《
温度接点（１０ａ）あるいは湿度接点０１ａ）が閉接し
ている場合には、ｉ　１の電磁接触器一の常閉接点（１
３ｂ）も閉接しているので第３の電磁扱触器Ｑ５が付勢
し、その常間接点Ｑｓａ）が閉接し、乾燥庫（１）に設
けた第１の外気導入用換気ファン（８ａ）及び排気用換
気ファン（９ａ）が運転し、弟ｌの外気シャッタ（８ｂ
）及びＩｎの排気シャフタ（９ｂ）が風圧により開き、
外気が乾燥庫（υ内に第１の外気導入口（旬より導入さ
れ、乾燥庫（１）内の高温あるいは高湿の空気が第１の
排気口（９）より排出されるｓｉｘの外気導入用換気フ
ァン（８ａ）及び排気用換気ファン（９ａ）は乾燥庫（
１）内の温度及び湿度が木材の乾燥に適した所定の値に
低下するまで運転し停止する。

なお、上記実施例では、送風ダクト（４）の風路シャフ
タ（４ａ）は重力式であるが、他の方式、例えばモータ
を用いて制ｍ器切により直接動作きせても良い．また、
加温加湿装ｆｉｔ（６）は加温と加湿を同時に行なう蒸
気噴騙式であるが、加温とｍ湿を別装置に分け、両方あ
るいはいずれか一方のみを有しても艮《、加温及び加湿
の方法も問わない。

〔発明の効果〕

以上のように、仁の発明では、木材を収納する乾燥庫、
仁の乾燥庫内を加温または加湿する加温または加湿装置
、冷凍サイクルを有し、上記乾燥庫内を除湿する除ｉ機
、この除湿機の送風口及びｔＡ吸込口と上記乾燥庫内乏
を接続して車内空気循環路を形成する送風ダクト及び吸
込ダクト、上記加温装置または加湿装置の運転時に、上
記庫内循！ｌＩ路を遮断する風路シャッタ、上記送風ダ
クト及び吸込ダクトに設けられ、大気中に連通する吸気
口及び排気口、この吸気口及び排気口を聞貼する吸気用
シャッタ及び排気用レヤッタ、並びに上記吸気口及び排
気口のどちらか一方に設けられ、上記加温装ｌｍまたは
加湿装賑運転時に、上記暇気口及び挑気口を介して、上
記送風ダクト及び吸込ダクト、並び上記除湿機内の空気
を大気中に放出する換気ファンを備えたこｔを特徴ヒす
るものである．従って、加温または加湿妓置の運転時に
は、風路レヤッタが閉じ、庫内空気Ｆ！！ＩＧＩ路を遮
断して乾燥庫内の高温または高湿の空気が、ダクト及び
＃湿機内へ侵入することを防止し、しかも換気ファンよ
り外気が導入され除湿軸内を通り、ダクト及び診湿機内
の空気は排気口より排出されるので、除湿機内の電気部
品及び金馬部品が高温または高湿に専らきれることがな
いので、機内部の金属部品の腐食や、電気部品の絶縁劣
化が少なく、除湿機の信頼性を向上でき、また長野命と
なる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による木材乾燥装置を示す
橘或図、銀２図は弟１図に示す実施例の電気回路図、弟
３図は従来の木材乾燥装冨を示す構成図である． （１）は乾燥庫、（幻は除ａ！似、（２ｇ）は風吸込口
、（ｔｈ）は送風口、（ａ》は吸込ダクト、（４）は送
風ダクトＳ　（ａａ）−（４ａ）は風路シャッタ％　（
６Ｊは加温または加湿装置、切は制御器、（３１ωは換
気ファン，　（４１ａ）は排気シャッタである． なお、図中、向一符号は同一、または相当部分を示す．

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 木材を収納する乾燥庫、この乾燥庫内を加温または加湿
   する加温または加湿装置、冷凍サイクルを有し、上記乾
   燥庫内を除湿する除湿機、この除湿機の送風口及び風吸
   込口と上記乾燥庫内とを接続して庫内空気循環路を形成
   する送風ダクト及び吸込ダクト、上記加温装置または加
   湿装置の運転時に、上記庫内循環路を遮断する風路シャ
   ッタ、上記送風ダクト及び吸込ダクトに設けられ、大気
   中に連通する吸気口及び排気口、この吸気口及び排気口
   を開閉する吸気用シャッタ及び排気用シャッタ、並びに
   上記吸気口及び排気口のどちらか一方に設けられ、上記
   加温装置または加湿装置の運転時に、上記吸気口及び排
   気口を介して、上記送風ダクト及び吸込ダクト、並び上
   記除湿機内の空気を大気中に放出する換気ファンを備え
   た木材乾燥装置。