JPH0323273A - 粉末成形体の脱脂方法 - Google Patents
粉末成形体の脱脂方法Info
- Publication number
- JPH0323273A JPH0323273A JP1158499A JP15849989A JPH0323273A JP H0323273 A JPH0323273 A JP H0323273A JP 1158499 A JP1158499 A JP 1158499A JP 15849989 A JP15849989 A JP 15849989A JP H0323273 A JPH0323273 A JP H0323273A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- powder
- compact
- fine powder
- degreasing
- binder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000843 powder Substances 0.000 title claims abstract description 78
- 238000005238 degreasing Methods 0.000 title claims abstract description 24
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 10
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 claims abstract description 17
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 6
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 6
- HBMJWWWQQXIZIP-UHFFFAOYSA-N silicon carbide Chemical compound [Si+]#[C-] HBMJWWWQQXIZIP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 229910010271 silicon carbide Inorganic materials 0.000 description 5
- XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N Argon Chemical compound [Ar] XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000005237 degreasing agent Methods 0.000 description 4
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 4
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 3
- MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N Zirconium dioxide Chemical compound O=[Zr]=O MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052786 argon Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 2
- 239000013527 degreasing agent Substances 0.000 description 2
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 2
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 2
- 229910002804 graphite Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010439 graphite Substances 0.000 description 2
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N Ethanol Chemical compound CCO LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052581 Si3N4 Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
- HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N silicon nitride Chemical compound N12[Si]34N5[Si]62N3[Si]51N64 HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005245 sintering Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は、有機結合剤を含む粉末成形体より有機結合剤
を除去する方法に関するものである。
を除去する方法に関するものである。
［従来技術］
従来、セラミックス、あるいは金属粉末の焼結体製造方
法において、射出成形、押出し成形には流動性を付与す
るために多量の有機結合剤を添加する必要があり、その
ため焼結前に有機結合剤のみをあらかじめ除去する脱脂
工程が必要である。
法において、射出成形、押出し成形には流動性を付与す
るために多量の有機結合剤を添加する必要があり、その
ため焼結前に有機結合剤のみをあらかじめ除去する脱脂
工程が必要である。
脱脂を施さないと焼結時、戊形体に割れ、膨れ、変形等
の欠陥が生じる。脱脂も昇温か急激であると、前記欠陥
を生ずるため１〜１０℃／ｈｒ程度の緩かな昇温か必要
である。近年、脱脂速度を速める工夫として粉末成形体
を脱脂温度においても安定な無機粉末に埋設して粉末成
形体表面から流出する有機結合剤を吸着させる方法が多
用されるようになった。
の欠陥が生じる。脱脂も昇温か急激であると、前記欠陥
を生ずるため１〜１０℃／ｈｒ程度の緩かな昇温か必要
である。近年、脱脂速度を速める工夫として粉末成形体
を脱脂温度においても安定な無機粉末に埋設して粉末成
形体表面から流出する有機結合剤を吸着させる方法が多
用されるようになった。
［発明が解決しようとする課題］
しかしながら、粉末或形体を埋設する無機粉末（以下脱
脂剤と記す）の粒径が粗い（１００μｍ以上）と脱脂材
間の空間が大きいため脱脂材としての機能が弱まり粉末
成形体に割れ、膨れ、変形等の欠陥が生じ易く、また脱
脂材の粒径が細かい（ １ ０ ０ Ｂ ｍ以下）とハ
ンドリング性が悪く、又脱脂後除去が粗粉末に比較して
困難であった。
脂剤と記す）の粒径が粗い（１００μｍ以上）と脱脂材
間の空間が大きいため脱脂材としての機能が弱まり粉末
成形体に割れ、膨れ、変形等の欠陥が生じ易く、また脱
脂材の粒径が細かい（ １ ０ ０ Ｂ ｍ以下）とハ
ンドリング性が悪く、又脱脂後除去が粗粉末に比較して
困難であった。
本発明は、上述【７た問題点を解決するためになされた
ものであり、脱脂を効率良く行なうための微粉末を最小
限成形体表面に配置し２、その外側に作業性に優れた粗
粉末を配置することにより、脱脂効果が優れ、また作業
性にも優れた粉末成形体の脱脂方法を提供することを目
的としている。
ものであり、脱脂を効率良く行なうための微粉末を最小
限成形体表面に配置し２、その外側に作業性に優れた粗
粉末を配置することにより、脱脂効果が優れ、また作業
性にも優れた粉末成形体の脱脂方法を提供することを目
的としている。
［課題を解決するための手段］
この目的を達成するために本発明の粉末成形体の脱脂方
法は０． １乃至１００μｍの微粉末を粉末成形体の
表面近傍に配置し、その外側に１００μｍ以上の粗粉末
を配置している。微粉末層の厚さは粉末成形体の種類、
形状、大きさ或いは微粉末の種類などによって異なるが
０．０１乃至５ｍｍの範囲で設定される。
法は０． １乃至１００μｍの微粉末を粉末成形体の
表面近傍に配置し、その外側に１００μｍ以上の粗粉末
を配置している。微粉末層の厚さは粉末成形体の種類、
形状、大きさ或いは微粉末の種類などによって異なるが
０．０１乃至５ｍｍの範囲で設定される。
［作用］
上記の構成を有する本発明のうち前記０．１〜１ ００
ｔｌｍの微粉末は、粉末成形体より流出する有機結合剤
を吸い取り粉末或形体に割れ、膨れ等の欠陥を生じさせ
ない優れた脱脂効果をもたらし、その外側の前紀ｌ００
μｍ以上のＩｌ粉末は粉末成形体及びその近傍に配置さ
れた微粉末を保持することにより粉末成形体に保形性を
持たせ変形を防止し、さらに前記微粉末に吸い取られた
有機結合剤を速やかに微粉末中から除去でき、微粉末の
脱脂作用の低下を防止している。この際有機結合剤が微
粉末から急速に粗粉末側に移動することは粉末或形体に
何ら悪影響を及ぼさない。また粗粉末は微粉末に比べ作
業性に優れる。
ｔｌｍの微粉末は、粉末成形体より流出する有機結合剤
を吸い取り粉末或形体に割れ、膨れ等の欠陥を生じさせ
ない優れた脱脂効果をもたらし、その外側の前紀ｌ００
μｍ以上のＩｌ粉末は粉末成形体及びその近傍に配置さ
れた微粉末を保持することにより粉末成形体に保形性を
持たせ変形を防止し、さらに前記微粉末に吸い取られた
有機結合剤を速やかに微粉末中から除去でき、微粉末の
脱脂作用の低下を防止している。この際有機結合剤が微
粉末から急速に粗粉末側に移動することは粉末或形体に
何ら悪影響を及ぼさない。また粗粉末は微粉末に比べ作
業性に優れる。
［実施例］
以下、本発明を具体化した一実施例を図面を参照して説
明する。第１図に本発明の一実施例を示す。平均粒径１
μｍの黒鉛微粉末２をアルコールに分散し、これを炭化
珪素射出成形体１の表面に塗布し、乾燥後、黒鉛小容器
４中に入れられた平均粒径１５０μｍの炭化珪素粗粉末
３に埋設し、これを脱脂炉に挿入しアルゴン（Ａｒ）ガ
ス５ｋｇ／ ｃｊの圧力下で昇温率１０℃／ｈｒで５０
０℃まで加熱し脱脂体を得た。このようにして得られた
脱脂体は割れ、膨れ、変形は無く、これをアルゴンガス
雰囲気中、２１００℃Ｘｌｈｒ加熱し、焼結体を得た。
明する。第１図に本発明の一実施例を示す。平均粒径１
μｍの黒鉛微粉末２をアルコールに分散し、これを炭化
珪素射出成形体１の表面に塗布し、乾燥後、黒鉛小容器
４中に入れられた平均粒径１５０μｍの炭化珪素粗粉末
３に埋設し、これを脱脂炉に挿入しアルゴン（Ａｒ）ガ
ス５ｋｇ／ ｃｊの圧力下で昇温率１０℃／ｈｒで５０
０℃まで加熱し脱脂体を得た。このようにして得られた
脱脂体は割れ、膨れ、変形は無く、これをアルゴンガス
雰囲気中、２１００℃Ｘｌｈｒ加熱し、焼結体を得た。
得られた炭化珪素焼結体は割れ、膨れ、変形が無く、相
対密度９８％の健全な焼結体であった。
対密度９８％の健全な焼結体であった。
すなわち、射出成形体１を脱脂効果の優れた０．１〜１
００μｍの微粉末２で覆うことにより射出成形体１にお
ける割れ、膨れ等の欠陥の発生を防ぎ、その外側に１０
０μｍ以上の粗粉末３を配置することにより、微粉末２
に吸い取られた有機結合剤が速やかに粗粉末３側に移動
するため微粉末２が有機結合剤で飽和状態となり脱脂効
果が低下することを防ぐとともに、射出成形体１及び微
粉末２を保持することにより射出成形体１に変形等の欠
陥の発生を防ぐ。さらに実施例に用いられる大部分の脱
脂剤は粗粉末３であり、微粉末に比べ作業性にも優れる
。また本発明の粉末成形体の脱脂方法を用いることによ
り従来より比較的速い昇温速度とすることができ、脱脂
時間の短縮になる。
００μｍの微粉末２で覆うことにより射出成形体１にお
ける割れ、膨れ等の欠陥の発生を防ぎ、その外側に１０
０μｍ以上の粗粉末３を配置することにより、微粉末２
に吸い取られた有機結合剤が速やかに粗粉末３側に移動
するため微粉末２が有機結合剤で飽和状態となり脱脂効
果が低下することを防ぐとともに、射出成形体１及び微
粉末２を保持することにより射出成形体１に変形等の欠
陥の発生を防ぐ。さらに実施例に用いられる大部分の脱
脂剤は粗粉末３であり、微粉末に比べ作業性にも優れる
。また本発明の粉末成形体の脱脂方法を用いることによ
り従来より比較的速い昇温速度とすることができ、脱脂
時間の短縮になる。
なお、粉末成形体を構成する粉末は炭化珪素のほか、ア
ルミナ，ジルコニア，窒化珪素等のセラミックス粉末或
いは金属粉末を用いることができる。また粉末成形体の
成形方法は射出成形のばか押出し成形，ブレス戒形，鋳
込み成形等を用いることができる。また、微粉末，粗粉
末とも高温下においても安定な粉末であれば使用するこ
とができる。
ルミナ，ジルコニア，窒化珪素等のセラミックス粉末或
いは金属粉末を用いることができる。また粉末成形体の
成形方法は射出成形のばか押出し成形，ブレス戒形，鋳
込み成形等を用いることができる。また、微粉末，粗粉
末とも高温下においても安定な粉末であれば使用するこ
とができる。
［発明の効果］
以上詳述したことから明らかなように、本発明によれば
、粉末成形体に割れ、膨れ、変形等の欠陥が発生するの
を防止し、脱脂時間の短かい作業性に優れた粉末成形体
の脱脂方法を提供することができる。
、粉末成形体に割れ、膨れ、変形等の欠陥が発生するの
を防止し、脱脂時間の短かい作業性に優れた粉末成形体
の脱脂方法を提供することができる。
図面は本発明を具体化した実施例を示すもので、本発明
の一実施例を示す構成図である。 図中、１は炭化珪素射出成形体、２は黒鉛微粉末、３は
炭化珪素粗粉末、４は黒鉛容器である。
の一実施例を示す構成図である。 図中、１は炭化珪素射出成形体、２は黒鉛微粉末、３は
炭化珪素粗粉末、４は黒鉛容器である。
Claims (1)
- １．粉末に有機結合剤を添加し成形された粉末成形体（
１）より有機結合剤を除去する粉末成形体の脱脂方法に
おいて、０．１乃至１００μｍの微粉末（２）を粉末成
形体（１）の表面に配置し、その外側に１００μｍ以上
の粗粉末（３）を配置し、加熱することにより粉末成形
体を脱脂する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1158499A JPH0323273A (ja) | 1989-06-21 | 1989-06-21 | 粉末成形体の脱脂方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1158499A JPH0323273A (ja) | 1989-06-21 | 1989-06-21 | 粉末成形体の脱脂方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0323273A true JPH0323273A (ja) | 1991-01-31 |
Family
ID=15673074
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1158499A Pending JPH0323273A (ja) | 1989-06-21 | 1989-06-21 | 粉末成形体の脱脂方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0323273A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005083265A (ja) * | 2003-09-09 | 2005-03-31 | Kioritz Corp | ポンプ及びポンプ構成部品 |
-
1989
- 1989-06-21 JP JP1158499A patent/JPH0323273A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005083265A (ja) * | 2003-09-09 | 2005-03-31 | Kioritz Corp | ポンプ及びポンプ構成部品 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6078885B2 (ja) | 複合耐火物および複合耐火物の製造方法 | |
| JP4671501B2 (ja) | 軽量セラミックス部材およびその製造方法 | |
| JP4596855B2 (ja) | 金属−セラミックス複合構造体およびこれからなるプラズマ発生用電極部材 | |
| JPH0323273A (ja) | 粉末成形体の脱脂方法 | |
| JP4818300B2 (ja) | 電子部品焼成用セッター及びその製造方法 | |
| JP4416946B2 (ja) | セラミック複合体 | |
| JP4244210B2 (ja) | アルミニウム−セラミックス複合体及びその製造方法 | |
| JP2698186B2 (ja) | 鋳造用ノズル部材の製造方法 | |
| JPS62227603A (ja) | セラミツクス焼結体の製造方法及び該製造方法に用いるための成形型 | |
| JP2004203704A (ja) | セラミックス構造体の製造方法 | |
| JP2000211976A (ja) | セラミック電子部品の焼成方法 | |
| JP2784837B2 (ja) | セラミック成形体の脱脂方法 | |
| JP4352761B2 (ja) | プレス成形型及びそれを用いた成形方法 | |
| JPH0323272A (ja) | 粉末成形体の製造方法 | |
| JP2644806B2 (ja) | セラミックと金属からなる複合摺動材の製造方法 | |
| JPH07207305A (ja) | 希土類磁石焼結用セッター | |
| JPH0712536B2 (ja) | セラミツクスと金属の複合体の製造法 | |
| JPH1112043A (ja) | セラミックス粉末の成形方法 | |
| JPH05319938A (ja) | 焼結体の製造方法 | |
| JPH0776141B2 (ja) | 金属部材との接合用セラミック部材 | |
| JP2017141152A (ja) | セラミックス成形体の製造方法及びそれに用いる製造装置 | |
| JP2006265590A (ja) | 射出成形焼結体の製造方法および過給機用可動部支持部品 | |
| JP2019069877A (ja) | 焼結用トレイ | |
| JPS61261251A (ja) | コ−デイング・セラミツクス粉末 | |
| JPH11117005A (ja) | 金属粉末焼結体の製造方法 |