JPH03232453A - 酸性デザートの製造法 - Google Patents

酸性デザートの製造法

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JPH03232453A
JPH03232453A JP2026075A JP2607590A JPH03232453A JP H03232453 A JPH03232453 A JP H03232453A JP 2026075 A JP2026075 A JP 2026075A JP 2607590 A JP2607590 A JP 2607590A JP H03232453 A JPH03232453 A JP H03232453A
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yogurt
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dissolving
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老 勝美
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吉田 文江
Hitoshi Aikawa
相川 均
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Snow Brand Milk Products Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ヨーグルトやチーズを主原料とする酸性デザ
ートの製造方法に関する。
(従来の技術) ヨーグルトやチーズは、共通して特有な醗酵臭くマステ
ィー感)を有するため、洋菓子店で売られているヨーグ
ルトケーキ及びレアチーズケーキに類したデザートで、
ヨーグルトやチーズを主原料としたデザートを製造する
には、ヨーグルトやチーズの使用量を制限し、果汁や着
香料を加えて上記のマスティー惑をマスキングする必要
がある。
また、ヨーグルトやチーズを主原料としたデザートを製
造するに際し、高温で短時間殺菌、例えば120℃で3
〜4秒間の処理を施すと、pHの低い領域でヨーグルト
やチーズ中の乳蛋白質が変性を起こし、凝固又は分離し
てミーリイ怒を与える結果、触感や舌ざわり等を著しく
損なうという問題が生じる。
従って、ヨーグルトやチーズを主原料としたデザートの
製造に関し、これらの問題を解消しようとする従来の技
術としては、特開昭50−69266号、特公昭56−
39612号、特開昭57−18950号公報等がある
。これらはゲル化剤の併用添加によって乳蛍白質の変性
防止策を取り入れているが、充分ではなく、この変性を
完全に防止する方法は未だ見当たらないのが現状である
。。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、ヨーグルトやチーズ中の乳蛋白質の変性を防
止するために、高温短時間殺菌又は超高温短時間滅菌の
処理を行っても、乳蛋白質の変性がなくミーリイ惑がな
く、且つ、風味良好なヨーグルトやチーズを主原料とし
たデザートを有利に製造するための方法を提供すること
を課題とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、予めゲル化剤、乳製品、[1、水の混合液を
、好ましくは65〜85℃の温度で加熱溶解して、これ
をpH調整剤でpH5,0〜7.0になるように調整し
た後、ヨーグルト又はチーズの単体、或いはその混合物
を添加し分散溶解させることを特徴とする酸性デザート
の製造方法である。
ヨーグルト又はチーズの単体、或いはその混合物を添加
し分散溶解させた後、必要に応して、酸味料、着色料、
着香料などを加え、高温短時間殺菌又は超高温短時間滅
菌処理後、均質機にかけてから35〜55℃前後に冷却
し、さらに果肉や果汁を加え、所定の容器に充填し、使
用しているゲル化剤のゲルポイントまで冷却することに
より、ミーリイ感のない風味良好なデザートを得ること
ができる。
本発明で用いるゲル化剤としては、フルーツゼリーやプ
ディング等で使用されている寒天、ゼラチン、ファーセ
レラン、ペクチン、カラギーナン、ジェランガム等が例
示される。
乳製品としては、全乳、粉乳、練乳、その信託成分を主
成分とする加工品があげられる。
糖類としては砂糖、蔗糖、ブドウ糖などがあげられる。
ゲル化剤、乳製品、糖類、水を混合して、加熱溶解する
。温度は均一になるように65〜85℃の範囲に設定す
ることが好ましい。
pH調整剤としては、クエン酸三すトリウム、乳酸ナト
リウム、コハク酸二ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、
L−酒石酸ナトリウム等が使用できる。p +−(は5
.0〜7.0になるように調整するが、pHが5.0以
下では蛋白変性が著しく、ミックスが分離してしまう。
また、7.0以上になるとpH調整剤の影響で渋味また
はニゲ味(メタリック)を呈し風味が著しく劣る。特に
好ましい範囲は、5.8〜6.2である。
このようにしてpHを調整して得られた混合液にヨーグ
ルト又はチーズの単体、或いはその混合物を添加する。
その使用量は、ヨーグルト単体では、10〜40重量%
の範囲が好ましい。10重量%以下ではフラットな風味
となり、40重量%以上になるとミーリイ感が生じるの
で好ましくない。特に好ましくは20重量%前後である
また、チーズ単体の使用量は、5〜40重量%の範囲が
好ましい。5重量%以下では、チーズ特有の風味が不足
してフラットになり、40重量%以上になるとマスティ
ー惑が強くなりすぎ、嫌味のある風味となり、ミーリイ
感が生しる。特に好ましくは、20重量%前後である。
さらに、ヨーグルト及びチーズの混合物を使用する場合
、その混合比は必要に応じて変化させることができ、そ
の使用量は5〜45重量%の範囲が好ましい。5重量%
以下では、ヨーグルト及びチーズ特有の風味が不足して
フラットになり、45重量%以上になるとマスティー感
が強くなりすぎ、ミーリイ惑が生じる。特に好ましくは
、30重量%前後である。
次に、上述したミックスに必要に応じて酸味料、着色料
、着香料などを加え、高温短時間殺菌又は超高温短時間
滅菌処理後、例えば150kg/−の条件下で均質機に
かけ、40℃前後まで冷却してから、果肉や果汁を加え
、所定の容器に充填し、使用しているゲル化剤のゲルポ
イントまで冷却することによりミーリイ感のない風味良
好なデザートを得ることができる。
以下に実施例を示し、本発明を具体的に説明する。
(実施例) 実施例1 5gの脱脂練乳、15gの異性化糖、2.5gのゼラチ
ンを35℃の温度に加温しながら水46.8 gに溶解
し、さらに75℃まで昇温させて0.2gのクエン酸三
ナトリウムを添加し、pHを6.0に調整した。得られ
た溶液に30gのヨーグルトを添加して分散溶解させた
。次に75℃の温度を維持したまま0.3gのクエン酸
、0.2gのヨーグルトエツセンスヲ添加した。得られ
たミックスを150℃の高温で3秒間滅菌した。次に7
0℃で150kg/cm2にて均質機にかけて均質にし
た後、40℃まで冷却し、容器に充填した。
比較例1 30gのヨーグルト、5gの脱脂練乳、15gの異性化
糖を水46.8gに溶解し、75℃まで加熱して溶解さ
せた。得られた溶液に0.2gのクエン酸三ナトリウム
と2.5gのゼラチンを添加して分散溶解させた。次に
0,3gのクエン酸、0.2gのヨーグルトエツセンス
を添加した。得られたミックスを、150℃の高温で3
秒間滅菌した。次に70℃で150kg/cm”にて均
質機にかけて均質にした後、40℃まで冷却し、容器に
充填した。
比較例2 5gの脱脂練乳、15gの異性化糖、2.5gのゼラチ
ンを35℃の温度に加温しながら水46.8 gに溶解
し、0.2gのクエン酸三ナトリウムを添加した。得ら
れた溶液に30gのヨーグルトを添加して75℃の温度
まで昇温させて分散溶解させ、0.3gのクエン酸、0
.2.のヨーグルトエツセンスを添加シた。得られたミ
ックスを150℃の高温で3秒間滅菌した。
次に70℃で150kg/cm”にて均質機にかけて均
質にした後、40℃まで冷却し、容器に充填した。
実施例2 5gの脱脂練乳、l1gの異性化糖、2.0gのゼラチ
ンを35℃の温度に加温しながら水31.2gに溶解し
、さらに75℃まで昇温させて0.3gのクエン酸三ナ
トリウムを添加し、pHを6.0に調整した。得られた
溶液に25gのチーズを添加して分散溶解させた。次に
75℃の温度を維持したまま、0.2gのクエン酸、0
.1gのベーターカロチン、0.2gのチーズフレーバ
ーを添加した。得られたミックスを150℃の高温で3
秒間滅菌した。次に、70℃で150kg/cm2にて
均質機にかけて均質にした後、40℃まで冷却し、5.
0gの1 / 5 ’/M縮オレンジ果汁および20.
0gのオレンジ果汁を添加し、撹拌後、容器に充填した
比較例3 25gのチーズ、5gの脱脂練乳、l1gの異性化糖を
水31.2 gに溶解し、75℃まで加熱して溶解させ
た。得られた溶液に0.3gのクエン酸三ナトリウムと
2.0gのゼラチンを添加して分散溶解させた。
次に0.2gのクエン酸、0.1gのベーターカロチン
、0.2gのチーズフレーバーを添加した。得られたミ
ックスを150℃の高温で3秒間滅菌した。次に70℃
で、150kg/cm2にて均質機にかけて均質にした
後、40°Cまで冷却し、5.Ogの175濃縮オレン
ジ果汁および20.0gのオレンジ果汁を添加し、攪拌
後、容器に充填した。
比較例4 5gの脱脂練乳、l1gの異性化糖、2.0gのゼラチ
ンを35℃の温度に加温しながら水31.2gに溶解し
、0.3gのクエン酸三ナトリウムを添加した。得られ
た溶液に25gのチーズを添加して75℃の温度まで昇
温させて分散溶解させ、0.2gのクエン酸、0.1g
のベーターカロチン、0.2gのチーズフレーバーを添
加した。得られたミックスを150℃の高温で3秒間滅
菌した。次に70℃で150kg/cm”にて均質機に
かけて均質にした後、40℃まで冷却し5.0gの1 
/ 5 ta縮オレンジ果汁および20.0gのオレン
ジ果汁を添加し、攪拌後、容器に充填した。
実施例1.2および比較例1〜4で得られた各製品につ
いて蛋白変性の有無、ミーリイ感、風味を官能により比
較検討した。その結果を表1に示した。
その結果、実施例1、実施例2とも、比較例に比べ蛋白
変性やミーリイ感も無く良好な風味であった。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)予めゲル化剤、乳製品、糖類、水の混合液を加熱
    溶解して、これをpH調整剤でpH5.0〜7.0にな
    るように調整した後、ヨーグルト又はチーズの単体、或
    いはその混合物を添加し分散溶解させることを特徴とす
    る酸性デザートの製造方法。
  2. (2)加熱溶解温度が65〜85℃の範囲である請求項
    1記載の酸性デザートの製造方法。
  3. (3)ヨーグルトを単体で10〜40重量%、チーズを
    単体で5〜40重量%、又はヨーグルトとチーズの混合
    物を5〜45重量%添加した請求項1又は2に記載の酸
    性デザートの製造法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001089322A1 (en) * 2000-05-19 2001-11-29 Hershey Foods Corporation Process utilizing agar-agar in a high temperature, short time processing of high solids confectionery products
US6783790B1 (en) 2000-05-19 2004-08-31 Hershey Foods Corporation Process utilizing agar-agar in a high temperature, short time processing of high solids confectionery products

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001089322A1 (en) * 2000-05-19 2001-11-29 Hershey Foods Corporation Process utilizing agar-agar in a high temperature, short time processing of high solids confectionery products
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