JPH03227985A - イチョウ葉からフラボノイドを高含有する抽出物の簡易な製造法 - Google Patents

イチョウ葉からフラボノイドを高含有する抽出物の簡易な製造法

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JPH03227985A
JPH03227985A JP1289787A JP28978789A JPH03227985A JP H03227985 A JPH03227985 A JP H03227985A JP 1289787 A JP1289787 A JP 1289787A JP 28978789 A JP28978789 A JP 28978789A JP H03227985 A JPH03227985 A JP H03227985A
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ginkgo
ginkgo biloba
flavonoid
flavonoids
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Kenji Matsui
松井 建次
Yoshinori Shinkawa
美紀 新川
Makoto Tsuboi
誠 坪井
Hiroyuki Kojima
弘之 小島
Yutaka Ando
裕 安藤
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Ichimaru Pharcos Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の目的」 本発明は、イチョウ葉からフラボノイドを高含有する抽
出物の簡易な製造法に関する。
「産業上の利用分野」 本発明により得られた抽出物は、医薬品、医薬部外品又
は化粧品(例えば、過酸化脂質生成抑制作用によって派
生する効果の応用)、加工食品(血流障害改善、及び、
その予防を目的としたときの機能性食品や健康食品など
)の処方中に配合して用いることができる。
「従来の技術」 イチョウ葉には各種の成分が含まれていることが知られ
ているが、特に注目されている成分としては、フラボノ
イド(フラボン配糖体)である。
すなわち、これらの成分を含む抽出物(エキス)には、
血流障害を改善する効果が知られており、この為、最近
では、イチョウ葉から抽出したフラボノイド類を含有し
たエキスが医薬品を始め、医薬部外品や化粧品類、ある
いは、加工食品に利用する試みが活発になってきている
イチョウは、日本、朝鮮、中国大陸の人々には馴染みの
深い植物樹木であり、種実の部分はギンナン(銀杏)と
呼び、o!好食品、滋養、強壮、長寿の民間薬として利
用されてきた。
一方1葉は一部の地方では、防虫剤としても使われて来
た歴史がある。
又、近代中国のリーダーであった毛沢東主席の長寿は、
イチョウのエキスを愛用していたと言うこともあって、
このことがヨーロッパに伝わり、これが引き金となって
、例えば、1960年代にドイツなどでは、毛沢東王席
の若さの秘訣が、イチョウ葉のエキスの服用にあると関
心が高まり、若返り効果を期待して、イチョウ葉より抽
出したエキスの利用が活発になったとされている。
現在、ヨーロッパでは、いろいろな研究を経て、その効
果については、血管拡張、血流増加作用、血管系の老化
防止作用、特に、脳及び皮膚の抹消血流の改善、精神的
症候の改善作用、脳動脈硬化、老人惚、糖尿病性血管障
害、皮膚血行障害等の改善効果があるとされ、それらの
治療や予防に用いられている。
一方、イチョウ葉中の成分についてみると、我が国の技
術文献を調査すれば、最近では次表(第1表)に示す如
くのものがあるが、それ以前においても、例えば、特公
昭46−28091に、イチョウ葉中には、フラボノイ
ド類をはじめ、脂肪族アルコール類、ケトン類、ギンク
チライド類などが含まれていることが示されており、フ
ラボノイド仰としては、ガロカテキン、ガロエビカテキ
ン、プロデルフェニジン、フラボングコシド、ビフラボ
ンなどを含むことが報告されている。
尚、現在、ヨーロッパにおいて、」二連した医薬品など
の用途向けとして、市場に流通しているイチョウ葉抽出
物は、フラボノイド(フラボン配糖体)として、その含
有量についてみると、その多くは、はとんどが24%以
上と高含有したものが用いられてきている。
「第1表」イチョウ葉抽出物に関する刊行物[発明が解
決しようとする課題」 本発明者らは、イチョウ葉からフラボノイドとして、2
4%以上と高含有した抽出物の最近の活発な需要量の増
大に備え、その製造法について、公知ないくつかの方法
をもとに、試作品を得る傍ら、フラボノイドをメインに
含有するイチョウ葉抽出物に関する簡易な製造法を求め
、収率良く製造できる抽出、分離、精製化手段について
検討してきた。
すなわち、これまでに知られた製造法では、その工程も
煩雑であり、収率的にも、効率的にも決して良い方法と
はいいがだ(、そこで、本発明者らは、この点を解決す
ることを課題として鋭意、研究を開始することにした。
先ず、本発明者らは、前表(第1表)に開示されている
、いくつかの製造法をもとに検討を行った。
(製造に当っての公知技術の検討) (1) 例えば、第1表のNo、 1には、イチョウの果実及び
葉より、2−ヒドロキシ−6−アルキルベンゾイックア
シドを抽出し、口腔用組成物としているが、これは、フ
ラボン又はフラボン配糖体ではなく、広義に言われるフ
ラボノイドめ範ちゅうに入るものには該当しない。
(2) 第1表において、良く研究されているイチョウ葉からの
抽出物については、No、 2〜6であるが、これらに
ついては、ポリプレニル、ポリプレノール類に関するも
のであり、本発明者らの抽出物:フラボノイドとは異な
る。
(3) 一方、第1表のNo、 7〜lOには、イチョウ葉より
、水及び親水性有機溶媒での抽出物を、脱臭剤とか、キ
ャンデー、健康飲料、健康茶に応用することが開示され
ているが、フラボン又はフラボノイドの抽出・精製化法
については開示されていない。
(4) 又、第1表のN11.llには、フラボン配糖体にっい
て、ケンフェロール 3−0−u (8””  −pフ
マロイルグルコシル−〇−1,2−ラムノサイド)とク
エルセチン 3−0−α(6′″ −pフマロイルグル
コシル−〇−1,2−ラムノサイド)を主体に精製する
方法が開示されている。
しかし、その収率となると、それぞれ、0,016%、
0.014%と低い。
ここに開示されている手段(方法)は、イチョウ葉をメ
タノールによって抽出した後、濃縮し、次いでヘキサン
、クロロホルム、酢酸エチルの順で再度の抽出を行い、
酢酸エチル抽出物を更に、クロロホルム/メタノール/
水の混合溶媒を用いて、流滴向流分配クロマトグラフを
使用して、精製することが開示されているも、有機溶媒
の使用量が多いことや、操作の繁雑さがあり、大量生産
を実施するに当っては、一つの欠点と思われる。
(5) その他、植物超厚の異なる原料から、フラボノイド類を
抽出、精製する方法としては、その粗抽出物に対して、
順相系シリカゲルやポリスチレン、ポリアミドを用いて
、吸着、溶出する方法が知られているが、イチョウ葉の
粗抽出物に対して、満足する効率の良い方法は、未だ開
発されていない。
そこで、本発明者らは、前記した(1)〜(5)の技術
的手段に加え、以下に示す事柄をふまえて、最良の抽出
・製造法を求めて検討を行なうことにした。
すなわち、本発明に当って、現在、市販されているとこ
ろの、イチョウ葉抽出物を入手して、それに含有するフ
ラボノイドを定量してみると、いずれにおいても、20
%前後にとどまり、24%を越えるものは、見当たらな
かった。
「発明の構成」 本発明は、イチョウの葉を出発原料となし、これを、親
水性の有機溶媒を用いて抽出、その粗抽出物に対して、
アクリルエステルポリマー系の合成吸着剤を、使用して
精製することにより、フラボノイドを高含有するイヂョ
ウ抽出物を得ることを特徴とする。
以下、本発明を更に具体的に示すために、実施 例等をもって詳記する。
尚、以下に開示する工程中、有機溶媒:メチル「課題を
解決するための手段」 (比較例1) イチョウ葉の粗末600gに対して、メタノール345
0mβを加えて1,3時間加熱還流下で抽出し、ろ過し
た後、ろ液を濃縮して、次に、水を加えて分散させる。
これにクロロホルムを210mβ加えて、脂質、クロロ
フィルが抽出除去された水層部を得る。
この水層部にクロロホルムをそれぞれ、loomβ、5
0mρの順に変えて、同様の操作を行い、水層部を得る
。次に、この水層部を、約半量まで濃縮した後、これに
、MEKをそれぞれ、360mI!、240m1.12
0m、g加えて抽出したものの固形分としては、28.
08g、収率として4.68%であり、このフラボノイ
ドの含有率は、6.9%であった。
更に、このMEK抽出液を200mI2まで濃縮して、
この濃縮液に、水を加えて330rr+42にした後、
これを約半量(165m℃)に分けて、それぞれにME
Kを、330mff、165n+12.83m℃加えて
、再抽出した抽出液の固形分は、571g、収率として
は1.90%であり、このフラボノイドの含有率は、t
o、40%であった又、再度、この操作を繰り返し行っ
た抽出物のフラボノイドの含有率は、15.68%(収
率:1.35%)であった。
(比較例2) イチョウ葉の粗末60gに対して、メタノール345r
r+12.を加えて、3時間加熱還流下で抽出し、ろ過
した後、ろ液を濃縮して、次に、水を加えて分散させる
。これにクロロホルムを20rr+12.加えて、脂質
、クロロフィルが抽出除去された水層部を得る。その水
層部にクロロホルムをそれぞれ10m℃、5mβの順に
変えて、同様の操作を1 行い、水層部を得る。
次に、この水層部を、約半量まで濃縮した後、これに、
MEKをそれぞれ、36mj2.24mff12m℃加
えて抽出し、MEKを濃縮除去した後、スチレン−ジビ
ニルベンゼン系合成吸着剤(アンバーライトXAD−2
:オルガノ社製)の100mβカラムを使用して吸着さ
せ、メタノール水溶液で溶出を行う。
その際、それぞれ30%、40%、50%メタノール水
溶液で溶出させることによって、フラボノイドが16%
、22%、19%を含有した分画物が得られ、その収率
としては、それぞれ、0゜29%、0.35%、0.1
4であった。
尚、比較例1の操作法によれば、フラボノイドの含有率
を上げるたびに、溶媒を使用する為、その溶媒使用量が
多くなり、フラボノイドの含有率が向上すると共に、次
第に収量(収率)が低下することが一つの欠点であり、
又、比較例2の操作法でも、前記比較例1の工程中で得
られたところのMEK抽出液に、スヂレンージビニルベ
ンゼン2 系の合成吸着剤を使用したものであるが、まだまだ、操
作性、フラボノイドの含何率、収率ともに十分な物とは
、いい難いことがわかった。
「製造法」 イチヨウ葉の粗末50gに対して、親水性有機溶媒(好
ましくは、メタノール又はエタノール)500mnを加
えて、60−70°C14〜6時間撹拌抽出し、ろ過し
た後、ろ液を濃縮して、次に、水を加えて分散させる。
これにクロロホルムを20m℃加えて、脂質、クロロフ
ィルが抽出除去された水層部を得る。
この水層部にクロロホルムをそれぞれ、10m℃、5m
j2の順に変えて、同様の操作を行い、水層部を得る。
次に、この水層部にアクリルエステル系の合成吸着剤(
好ましくは、アンバーライトXAD−7、オルガノ社製
)20m℃を加えて撹拌しながら吸着させ、ろ過する。
このろ過物(樹脂部)に、5〜10v/v%親水性有機
溜媒水溶液(好ましくは、メタノール又はエタノール)
500m℃を加えて撹拌し、ろ過して得た樹脂部に対し
て、40〜80v/v%親水性有機溶媒水溶液(好まし
くけ、メタノール又はエタノール)500m℃を、再度
、加えて撹拌、ろ過して、ろ液を得る。
このろ液(イチョウ葉抽出物)を濃縮乾固して24%以
上を含有するイチョウ葉山来フラボノイド含有粉末(以
下、便宜」二、イチヨウ葉エキスパウダーと略記する)
を得ることができる。
尚、上記工程中において得られた、ろ液(イチョウ葉抽
出物)をそのままか、又は、適宜、減圧濃縮して、ペー
スト状態で使用することも可能である。
(実施例1) イチョウ葉の粗末50gに対して、メタノール500m
j2を加えて、60〜70°C14〜6時間撹拌抽出し
、ろ過した後、ろ液を濃縮して、次に、水を加えて分散
させる。これにクロロホルムを20m℃加えて、脂質、
クロロフィルが抽出除去された水層部を得る。
この水層部にクロロホルムをそれぞれ、1. Om42
.5mffの順に変えて、同様の操作を行い、水層部を
得る。
次に、この水層部にアクリルエステル系の合成吸着剤(
アンバーライトXAD−7、オルガノ社製)20mI2
を加えて撹拌しながら吸着させ、ろ過する。
このろ過物(樹脂部)に、10v/v%メタツル水溶液
500mj2を加えて撹拌し、ろ過して得た樹脂部に対
して、70 v/v%メタノール水溶液500mI2を
、再度、加えて撹拌、ろ過して、ろ液を得る。
このろ液(イチョウ葉抽出物)を濃縮乾固して30.1
%を含有するイチョウ葉エキスパウダな、0.42g 
(収率0.84%)得ることができた。
尚、実施例1に示すごとくのフラボノイドの含何量と収
率の関係からみて、本法(アクリルエステルポリマー系
の合成吸着剤)の採用は、より簡易にして、効率的な抽
出が可能であることが分か5 つだ・ 又、上記に示すアクリルエステルポリマー系の合成吸着
剤の他に、アンバーライトXAD−8(オルガノ社製)
、タイヤイオンHP I M G 、ダイヤイオンHP
2MG(三菱化成社製)、さらに、スチレン−ジビニル
ベンゼン系の合成吸着剤として、ダイヤイオンHP 1
0、及び、ダイヤイオン20等(三菱化成社製)を使用
して、同様に検討を加えてみたが、そのいずれにおいて
も、はぼ同様の含有率にある抽出物が得られた。
[作用又は効果についての対比」 (過酸化脂質生成抑制作用/効果の確認)(A)試験方
法 本発明における作用/効果の確認には、次の如くの試験
条件下で実施した。
0.8%ラウリル硫酸ナトリウム水溶液に、01%リル
ン酸を加えて溶解し、次に、この溶液を3.9m12取
り、これに適当な濃度にした各種の抽出物溶液「検体」
を、0.1m℃加えた後、その溶液に対して、紫外線(
東芝製ランプ:F 6 L −20S Eランプ、FL−20SBLBランプを
、それぞれ3灯並列(照射距離=30cm)して、1時
間照射した後、この液を1m℃取り、次に、0.8%ヂ
オバルビツール酸1TBAl水洛液15mρと20%酢
酸(p83.5 )1.5m℃を加えた後、95℃で1
時間過熱する。6後、精製水1mI2及びn−ブタノー
ル・ピリジン(15:1)5m12.を加えて、よく振
り、遠心分離機にかけて、n−ブタノール層の532n
mの吸光度を測定して、生成された過酸化脂質の量を測
定する方法により実施した。
尚、測定値については、検体を加えて紫外線を照射した
場合の過酸化脂質量をa、検体を加えて紫外線を照射し
ない場合の過酸化脂質量をb、検体を加えないで紫外線
を照射した場合の過酸化脂質をa゛検体加えないで紫外
線を照射しない場合の過酸化脂質をb゛とし、a−b及
びaboを過酸化脂質生成量として、次式をもって、そ
れぞれの検体の抑制率を求めた。
本法に右いて採用した試験法は、−数的には、TBA法
と呼ばれている定量法であるも、詳細については、次に
示す刊行物に記載されている。
(測定法に関する文献所在) アナリテ力ル バイオケミストリー Vol、95゜p
351〜358 (1979年) (B)成績結果 次表(第2表)は、前記(A)の試験法を用いて実施し
たときの、本発明の実施例1により得られたイチョウ葉
エキスパウダーの過酸化脂質生成抑制作用を示した成績
結果である。
すなわち、本発明によるイチョウ葉エキスパウダーは、
極めて微量の濃度でも、過酸化脂質の生成に対して、強
い抑制作用を有することが確認できたのである。
従って、本発明のイチョウ葉エキスパウダーは、従来知
られていたフラボノイドを高含有した抽 8 出物と同様に、前記した医療的効果と共に、過酸化脂質
の生成に対する抑制剤としても利用することが見い出さ
れたことは、今後の利用に当って、大きく貢献できるも
のと期待される。
「第2表」過酸化脂質生成抑制作用 「発明の効果」 本発明は、実施例において開示したごとく、イチョウ葉
から、親水性有機溶媒を用いて抽出された、粗抽出溶液
(抽出物)に対して、アクリルエステルポリマーを使用
して精製されることを特徴とする、簡易なイチョウ葉抽
出エキスパウダーの製造法からなる。
本発明に従えば、フラボノイドを高含有し、しかも従来
法に比べて用いる溶媒の量も少な(てず9 み、旧つ、操作性も容易で、収率(収量)も良くなる。
更に、第2表に示したごとく、少量で強い過酸化脂質生
成抑制作用を有することから、従来の用途に増して、更
に、例えば、各種の脂質類を含有する製品の抗酸化剤と
して、あるいは油脂類の安定化剤として役立つと共に、
生体内での過酸化脂質の生成を抑制することが期待でき
ることから、肌の老化防止等に寄与する製剤に応用する
ことが出来る。
従って、本発明がもたらす効果は、イヂョウ葉の有効利
用に当って、フラボノイド高含有粉末(イチョウ葉エキ
スパウダー)は、従来の医薬品や、健康食品としての利
用分野のみならず、更に、医薬部外品(ハミガキ剤、養
毛剤、発毛剤を含む)や、肌用、頭髪用の化粧品類まで
、配合して利用することができ、更には、健康増進を目
的とした飲料クイブの飲み物類などにも、配合して用い
ることも出来る。
よって本発明のもたらす効果は高く、利用分野0 の拡大に貢献できる。
又、その他に、イチョウの種実(ギンナン)の生産者に
とっては、副産物であるところのイチョウの葉も有効利
用することを促進するものとなり、そのメリットは、大
きなものがあると期待している。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例1によって得られたイチョウ葉エキス
パウダー50mgを、50%エタノール溶液2000’
mβに溶解させた時の紫外部吸収スペクトルである。 第2図は、実施例1によって得られたイチョウ葉エキス
パウダーを小量取り、KBr錠剤法による赤外部吸収ス
ペクトルである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) イチョウ葉から、親水性有機溶媒を用いて抽出された、
    粗抽出溶液(抽出物)に対して、アクリルエステルポリ
    マー系の合成吸着剤を、使用して得られることを特徴と
    する、イチョウ葉からのフラボノイドを高含有する抽出
    物の製造法。
JP1289787A 1989-11-07 1989-11-07 イチョウ葉からフラボノイドを高含有する抽出物の簡易な製造法 Pending JPH03227985A (ja)

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