JPH0322793A - Ｈｏｏｋ信号伝達方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 ディジタル無線電話システムにおける加入者局内の通話
（内線通話）の際の、ダイアルパルス，フッキングサー
ビス等のｔ｛ＯＯＫ信号の伝達方式に関し、 局内通話時に各加入者線インタフェースユニットが相手
のＨＯＯＫ信号を容易に取り込むことができるＨＯＯＫ
信号伝達方式を提供することを目的とし、 複数加入者からの音声データをＰＣＭ信号に変換してハ
イウェイ上に時分割集線するディジタル無線システムに
おいて、各加入者のＨＯＯＫ信号を前記ＰＣＭ信号と同
じタイミングでパルス化する手段を各加入者インタフェ
ースユニットに設けるとともに、該パルス化されたＨＯ
ＯＫ信号を時分割集線して発呼トランクに接続する第２
のハイウェイを設け、該発呼トランクにおいて該パルス
化されたＨＯＯＫ信号をＰＣＭ信号のタイ壽ングで検出
してＨＯＯＫ信号を再生することによって構戒する． 〔産業上の利用分野〕 本発明はディジタル無線電話システムにおける加入者局
内の通話（内線通話）の際の、ダイアルパルス，フッキ
ングサービス等のＨＯＯＫ信号の伝達方式に関するもの
である． 無線システムにおいては、電波の周波数帯域は有限な資
源であり、音声用のチャネルを自由に増設することは困
難であるため、同一局内の通話は無線チャネルを専有す
ることなく局内のみで処理を行うようにして、音声チャ
ネルの有効利用を図ることが必要となる． また一般加入者電話には、発呼信号等の制御情報をダイ
アルパルス（ＨＯＯＫ信号）およびトーン（ＤＴＭＦ信
号）で送るタイプのものがあるため、加入者線を引き込
む加入者線インタフェース部は、ＨＯＯＫ信号とＤＴＭ
Ｆ信号の両方に対処できるものであることが要望される
． 〔従来の技術〕 加入者線をそのまま引き込んで無線チャネルにのせて交
換機に接続するシステムにおいては、加入者側からみて
違和感なく交換機とインタフェースするためには、音声
データとＨＯＯＫ信号とを交換機側に送出できることが
必要となる。

そこで時分割集線方式を採用したディジタル無線システ
ムでは、音声データをＰＣＭ信号の８ビットのデータに
よって、ＨＯＯＫ信号をＴＴＬレベルのＩ／Ｏの信号に
よって、制御信号とともに多重化して交換機側に送る方
式がとられている。

従来の内線においては、このような交換機側に送出する
多重化されたＨＯＯＫ信号を用いて、発呼トランクにお
いて局内の発呼信号の検出を行っている。

第７図はハイウェイ方式を用いてデータを集線する従来
の加入者局の横戒を、ブロック図によって示したもので
ある。

加入者線インタフェースユニットｌ６はｊＪＩＩ人者ｌ
７に対応して設けられ、加入者線と音声・制御ハイウェ
イ　（上り，下り）１８とのインタフェースをとるもの
であり、ＰＣＭ信号およびＴＴＬレベルに変換されたＨ
ＯＯＫ信号は、加入者線インタフェースユニット１６か
ら送出される。音声・制御ハイウェイ１８においては、
これらの信号を時分割多重化して伝送する．発呼トラン
ク１４は音声・制御ハイウェイ１８に接続され、多重化
信号から発呼情報を抽出する． またハイウェイターミネータ１３は加入者局内のデータ
のフォーマットと、送受信機１２を介して接続される無
線区間のフォーマットとのインタフェースをとる機能を
行う．局内制御用ＣＰＵｌ５は、加入者局内の動作制御
を行うものであって、局内は局内制御用ＣＰＵｌ５が発
生する同期パルスに従って、クロック同期して動いてい
る。

第８図は加入者線インタフェースユニットｌ６における
、ＨＯＯＫ信号の処理回路を示したものである． 加入者線に接続された検出回路２６は、アナログ（−４
８Ｖ）ループ信号によって加入者線のループを監視して
、これをＴＴＬレベルの信号に変換する．この信号は制
御信号インタフェース３０を経て局内ＣＰＵ１５に｝Ｉ
ＯＯＫ信号として送出される．ＨＯＯＫ信号は交換機に
も送出されるが、この際ＨＯＯＫ信号を送るフレーム中
のタイムスロットは、局内の各加入者線インタフェース
ユニットに共通に使用されている。そのため各加入者線
インタフェースユニットで時分割で使用しなければなら
ない。

しかしながらＨＯＯＫ信号を１ビットづつ送るようにし
たのでは、ダイアルパルスの規格（±ｌｍｓｅｃ　）を
満たすことが困難である。そのためシフトレジスタから
なるシリアル／パラレル変換器２７およびパラレル／シ
リアル変換器２８を用い、ある程度データを蓄積してか
ら交換機向けのＨＯＯＫ信号として送出するようにして
いる。

従来は局内の内線処理においても、このようにして作威
された信号を用いていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来のＨＯＯＫ信号伝達方式においては、ハイウェイ１
８上の多重化された信号を、発呼トランク１４に対して
、第８図に示された検出回路２６から出力される信号と
同じＴＴＬレベルの信号に変換する必要がある．またど
の加入者から送出されたＨＯＯＫ信号かを判断する必要
がある。そのために相当量の回路が必要となる。さらに
ＤＴＭＦ信号に対応するために、ＰＣＭ信号のインタフ
ェース回路およびその制御を行うためのパルスを発生さ
せる回路も別に必要となる。

本発明はこのような従来技術の課題を解決しようとする
ものであって、加入者局においてＨＯＯＫ信号を伝達す
るために上り，下りの２本のハイウェイを追加して設け
、ＰＣＭタイ果ングバルスに同期してＨＯＯＫ信号デー
タを送出するようにすることによって、複雑な回路を付
加することな＜ＤＴＭＦ信号のダイアルパルスからなる
発呼信号と共通の回路を用いて、これに対応できるよう
にするとともに、さらに局内通話時に各加入者線インタ
フェースユニットが相手のＨＯＯＫ信号を容易に取り込
むことができるＨＯＯＫ信号伝達方法を提供することを
目的としている。

〔諜題を解決するための手段］ 第１図は本発明の原理的構威を示したものである． 本発明の対象とするディジタル無線システムは、複数加
入者からの音声データをＰＣＭ信号に変換してハイウェ
イ（１８）上に時分割集線して伝送するものである。

このようなシステムにおいて、各加入者に対応して設け
られた加入者インタフェースユニット（１６）において
、各加入者のＨＯＯＫ信号をＰＣＭ信号と同じタイミン
グでパルス化することができるようにする。

そしてＨＯＯＫ信号ハイウェイ（１９）を設けて、この
ようにしてパルス化されたＨＯＯＫ信号を時分割集線し
て発呼トランク（１４）に接続する。

発呼トランク（１４）では、このパルス化されたＨＯＯ
Ｋ信号をＰＣＭ信号のタイミングで検出することによっ
てＨＯＯＫ信号を再生し、この再生されたＨＯＯＫ信号
によって所要の内線の接続処理を行う。

〔作用〕

加入者電話には、ダイアル式のものとプッシュボタン式
のものとが混在して用いられている。そのため発呼トラ
ンクは両者の方式のものに対応できることが必要である
． ディジタルシステムの場合には、ＤＴＭＦ信号はＰＣＭ
信号に変換して送信される。従って各加入者線インタフ
ェースユニットおよび発呼トランクは、割り当てられた
タイムスロット番号に対応したタイミングパルスを作成
するための回路を必ず持っている。

本発明の方式においては、このタイくングパルスを利用
して、各加入者に割り当てられた音声信号用のタイムス
ロットと全く同じタイごングで、ＨＯＯＫ信号の送受信
を行う。

第２図は本発明の動作原理を示すタイミングチャートで
あって、加入者局ハイウェイのフォーマットを示したも
のである。

下りハイウェイ■，上りハイウェイ■は同期パルス■に
同期してフレーム構威され、６４ビットの制御信号■と
、各８ビットの複数チャネルからなる外線用音声信号■
と、各８ビットの複数チャネルからなる発呼信号［相］
と、各８ビットの複数チャネルからなる内線音声信号４
１）とからなっている．下りＨＯＯＫ信号■．上りＨＯ
ＯＫ信号■は、ＰＣＭタイミングパルス■でゲーティン
グすることによってパルスに変換され、ＰＣＭデータと
同一のトライステートコントロール信号■に従ってＨＯ
ＯＫ信号用のハイウェイ１９上に多重化される。

図においてＳＵＢＩ〜ＳＵＢ３は外線通話中の加入者１
〜３に対応するＰＣＭタイミングパルスを示し、ＳＵＢ
４は発呼中の加入者４に対応するＰＣＭタイミングパル
スを示し、ＳｔＪＢ５は内線通話中の加入者５に対応す
るＰＣＭタイミングパルスを示している。

〔実施例〕

第３図は本発明における加入者局の構成を示すブロック
図である。

第３図において、第７図におけると同じ部分は同じ番号
で示されている。１９は本発明において追加されたＨＯ
ＯＫ信号ハイウェイ（上り．下り）であって、ＨＯＯＫ
信号を多重化して伝送するために設けられたものである
。

第４図は本発明の一実施例における加入者線インタフユ
ースユニットの構戚をブロック図によって示したもので
ある。

第４図において、２０は加入者インタフェースであって
、制御情報を処理する制御情報インタフェース２１，音
声情報を処理するＰＣＭコーデックからなる音声系イン
タフェース２２およびＨＯＯＫ信号を処理するＨＯＯＫ
信号イン１タフェース２３に接続されている．制御タイ
壽ングジェネレータ２４は、制御情報インタフェース２
１，音声系インタフェース２２．　　Ｈ　Ｏ　Ｏ　Ｋ信
号インタフェース２３にコントロールパルスを供給する
．制御情報インタフェース２ｌの出力と音声系インタフ
ェース２２の出力は加算されて、ハイウェイインタフェ
ース２６Ａを経て音声・制御ハイウェイ１８に接続され
る．ＨＯＯＫ信号インタフェース２３は、ハイウェイイ
ンタフェース２６Ｂを経てＨＯＯＫ信号ハイウェイ１９
に接続されている．３ステートコントロール２５は、制
御タイミングジェネレータ２４からの制御パルスに基づ
いて、ハイウェイインタフェース２６Ａ．２６Ｂの信号
通過を制御する． いま加入者がオフフックすると、第８図に示された検出
回路２６がこれを検出し、制御信号インタフェース３０
を介して音声・制御ハイウェイ１８に信号を送出する．
局内ＣＰＵ１５はこれを検出して、第２図■．■に示す
ように発呼要求（オフフッタ）した加入者線インタフェ
ースユニット１６と発呼トランク１４に同一のタイムス
ロットを割り当てて、両者の間に通話路を形戒する。

ＰＣＭ信号からなるＤＴＭＦ信号は、ＰＣＭ信号をアナ
ログ信号に変換したのち、図示されないトーンディテク
タにおいてコードに変換し、変換結果は音声・制御ハイ
ウェイ１８上の第２図■に示された制御信号の部分を用
いて伝送される。局内ＣＰＵ１５はこれを受けたとき、
その後の所定の処理を行う． ダイアルパルスの場合も同様にして加入者線インタフェ
ース１６と発呼トランク１４の間に通話路が形成される
が、それと同時に第２図に示されたＨＯＯＫ信号専用の
ハイウェイ１９にも、第７図に示されたゲート２９を介
して、第２図■に示すようなＰＣＭタイミングパルスに
同期したパルス化されたＨＯＯＫ信号を、第２図■に示
す音声データと同一のトライステートコントロール信号
に従って送出する． 発呼トランク１４では、ＨＯＯＫ信号をＰＣＭ信号のタ
イミングパルスを用いてラッチし、実際のフックオン．
オフに時間的に対応したＴＴＬレベルの信号に変換して
、ダイアルパルスディテクタに人力する。その後は，Ｄ
ＴＭＦ信号の場合と同じ処理が行われる。

この場合、ＰＣＭ信号のタイミングパルスは１２５μｓ
ｅｃ周期なので、このパルスによってサンプリングされ
たダイアルパルスのデータは、±ｌｍ　ｓｅｃの規格を
十分に満足する． 第５図はＨＯＯＫ信号のタイミングを説明する図である
．交換機向けのＨＯＯＫ信号は、送信クロツク信号■と
送信タイミング信号とに同期して、８ビットの制御用信
号■として送出される．一方局内通話のためのＨＯＯＫ
信号は、ＰＣＭデータ■のタイ果ングを定めるＰＣＭタ
イミング信号■に同期して、１ビントの＊ＨＯＯＫ信号
■として送出される． 発呼情報を局内制御ＣＰＵ１５に伝達したのち、発呼ト
ランク１４はタイムスロットを放棄して次の発呼を待つ
．局内制？ｉｌＣＰＵ１５は、通話する２つの加入者線
インタフェースユニットに同一のタイムスロットを割り
当てて、通話路を形成する。

この場合もＨＯＯＫ信号用のハイウェイ１９には互いに
データを送出しているので、加入者線インタフェースｌ
６はＰＣＭタイミングパルスを用いて相手のフック状態
をモニタすることができる。このため、呼び出し中に発
呼側の加入者に返送するトーン（リングバックトーン）
を相手がオフフックした瞬間に切断する等の、従来局内
制１１１　Ｃ　Ｐ　Ｕｌ５が行っていた機能を簡単に肩
代わりすることができる． またこの方式では、発呼トランク１４は何番の加入者か
らの発呼かを意識する必要がなく、局内制御ＣＰＵ１５
からの指示に従って、何番のタイムスロットにはどんな
発呼信号が送出されているかを検出するだけでよい。

第６図は本発明の一実施例を示し、本発明を適用したデ
ィジタル無線システムの加入者局の加入者線インタフェ
ースユニットの構或を、ブロック図によって示したもの
であり、本発明に関係する部分を斜線を施して示してい
る． いま加入者３１がオフフックすると、ループディテクタ
３２がこれを検出することによって、コントロールロジ
ック３３を介して音声・制御ハイウェイ１８上の然るべ
き位置にデータを送出する．局内制１１ｃＰＵ１５はこ
れを検出して、シリアル／パラレル変換器３４．コマン
ドデコーダ３５を介して、このユニットに音声タイムス
ロットを割り当てる．タイミングジェネレータ４５はこ
れによって、ＰＣＭ信号のタイ箋ングバルス３６を作成
する，ＨＯＯＫラッチ３７Ａ，ＨＯＯＫジェネレータ３
７Ｂはこのパルスを用いてＨＯＯＫ信号をサンプリング
し、３ステートコントロール３８からの音声データと同
一の３ステートコントロール信号を用いて、ＨＯＯＫ信
号を音声信号と同一のタイミングで、ハイウェイインタ
フェース３９を経てＨＯＯＫ信号ハイウェイ１９に送出
する。

なお第６図において加入者線４０は、加入者線インタフ
ェースＩＣ４１，ＰＣＭコーデック４２．ハイウェイイ
ンタフェース４３を経て音声・制御ハイウェイ１８に接
続される。一方カウンタ４４は同期信号に応じてクロッ
ク信号を計数し、タイ短ングジェネレータ４５は計数結
果に応じてタイミング信号を発生してコントロールロジ
ック３３．３ステートコントロール３Ｂ，　Ｐ　Ｃ　Ｍ
コーデック４２に与えることによって、タイムスロット
の指定が行われる。トーンジエネレータ４６はコマンド
デコーダ３５，Ｈ○ＯＫラッチ３７Ａからの信号に応じ
てトーン信号を発生し、発生したトーン信号は加入者線
インタフェースＩＣ４１から回線に挿入される。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、容易に加入者のフ
ック信号を他の加入者のインタフェースユニットおよび
発呼トランクに送信することができる．また受信加入者
側でもＰＣＭ信号のタイミングパルスを用いてこのフッ
ク信号を容易に再生することができる。特に発呼トラン
クにおいてはフック信号再生時の精度が向上するととも
に、加入者番号を意識しなくてもよいため、処理が簡単
になる。

また各ユニットにおいては、局内通話時に相手のフック
状態をモニタできるため、リングバックトーンの処理等
を自動的に行うことができるようるになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理的構或を示す図、第２図は本発明
の動作原理を示すタイミングチャートであって、加入者
局ハイウェイのフォーマットを示す図、第３図は本発明
における加入者局の構戒を示すブロック図、第４図は本
発明の一実施例における加入者線インタフェースユニッ
トの構成を示すブロック図、第５図はＨＯＯＫ信号のタ
イミングを説明する図、第６図は本発明の一実施例を示
したものであって、本発明を通用したデイジタル無線シ
ステムの加入者局の加入者線インタフエースユニットの
構成を示すブロック図、第７図はハイウェイ方式を用い
てデータを集線する従来の加入者局の構成を示すブロッ
ク図、第８図は加人゛者線インタフェースユニットにお
ける、ＨＯＯＫ信号の処理方法を示す図である。 １２は送受信機、ｌ３はハイウェイターミネータ、１４
は発呼トランク、ｌ５は局内制御用ＣＰＵ，１６は加入
者線インタフェースユニット、ｌ７は加入者、１８は音
声・制御ハイウェイ、１９はＨＯＯＫ信号ハイウェイ、
２０は加入者インタフェース、２４は制御タイごングジ
エネレー夕、２５は３ステートコントロール、２６Ａ，
２６Ｂはハイウェイインタフェースである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数加入者からの音声データをＰＣＭ信号に変換してハ
   イウェイ（１８）上に時分割集線するディジタル無線シ
   ステムにおいて、 各加入者のＨＯＯＫ信号を前記ＰＣＭ信号と同じタイミ
   ングでパルス化する手段を各加入者インタフェースユニ
   ット（１６）に設けるとともに、該パルス化されたＨＯ
   ＯＫ信号を時分割集線して発呼トランク（１４）に接続
   する第２のハイウェイ（１９）を設け、 該発呼トランク（１４）において該パルス化されたＨＯ
   ＯＫ信号をＰＣＭ信号のタイミングで検出してＨＯＯＫ
   信号を再生することを特徴とするＨＯＯＫ信号伝達方式
   。