JPH03216859A - 記録ディスク再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の技術分野 本発明は、コンパクトディスク（以下ＣＤと′−）うノ
の々口きオーディオ情報等が記録された記録ディスクＦ
ＣＤ．ｃＤ−ＲｏＭ．ＣＤ−１など）の長時間再生に適
した記録ディスク再生装置に関する。ＣＤをバックグラ
ウンドミュージックの音源として利用し、さらにこのバ
ックグラウンドミュージックの再生中にこれとは別の合
図情報を置換して再生することができる記録ディスク再
生装置を提供しようとするものである。

（口）従来の技術 近年、ＣＤの応用商品として、ＣＤ−１　　１、コンパ
クトディスク・インタラクティブ）ディスクが企画提案
されている。ＣＤ−　Ｉディスクはオーディオ（あるい
はビデオ）ディスクとしても用０られ、この場合、アナ
ログ波形をノくルスコード化する方法が従来のＣＤと異
なるため、ＡＤ変換の際デジタルデータを効率よく圧縮
することができる。前記バルスコード化方法はＡＤＰＣ
Ｍ　（アダアティブ・デイファレンシャル・ノくルス・
コード・モジュレーション）と称されるもので、標本値
間の相関を利用することによって、予想した値と、実際
の標本値間の差成分を符号化してｌ，１るものである。

従って、標本値を表現するデータのとノト数が・１・さ
くで済むため、デｒスクには大量のオーディオ情報が記
録され得る。

このように長時間に渡る再生が可能であることを利用し
て、この記録ディスクにＢＧＭ　（バックグラウンドミ
ュージックノを格納しておき、お店等でこのＢＧＭを流
し、来客へのサービスを提供することが一つの用途とし
て考えられている。

通常のＣＤ−　１ディスクでは、第３図に示すデータフ
才−マントを有している（三洋電機技報、通巻第３６号
参照）。チャンネルデータはサブヘッダ内のチャンネル
番号データに基すいてセクター単位で、ディスクの螺旋
状トランク上に順番に記録されている。そして、この記
録ディスクからデータを読み出す場合には、あらかじめ
所定のチャンネル番号を指定しておき、再生時に前記サ
ブヘッダ内のチャンネル番号に注目して指定したチャン
ネル番号のセクタのみを読み出すようにしている。尚、
一般のディスクではＯ〜７の８チャンネルが用意されて
いる。

ＢＧＭとして利用する場合、ユーザはチャンネル番号を
指定して、該記録ディスク上の音楽情報を適宜再生する
ようにしている。

（ハ冫発明が解決しようとする課題 記録ディスク再生装置で記録ディスク上の音楽を長時間
連続して再生する、例えばＢＧＭ再生の場合、従来装置
では、このＢＧＭ再生に割り込みを掛けて、ユーザが希
望する情報、例えば盗難や降雨を告知する情報（合図情
報）、を適宜挿入することができない。

一方、このＢＧＭ再生中に、再生中の音楽に替えて合図
情報を提供できる手段を付加して、記録ディスク再生装
置の付加価値を向上させることが期待される。

（二）課題を解決するための手段 本発明は、ＢＧＭ等の音楽情報とこの音楽情報とは興な
る合図情報とを各情報の保管位置が識別できるように格
納してなる記録ディスクと、該記録ディスクをセットし
て該記録ディスク上の各情報を再生するピックアップを
有するディスク再生機と、該ディスク再生機に備えられ
ていて、前記保管位置に関する情報を再生して保管する
データ保管部と、前記ディスク再生機に備えられていて
、再生中の記録ディスクからの音楽情報若しくはｂ図情
報を択一的に再生する再生回路と、上記合図情報の再生
を指定する入力手段と、該入力手段からの出力と前記再
生回路からの再生出力を比較する比較手段と、該比較手
段の出力に応じて前記ピックアップの前記記録ディスク
に対する位置を前記データ保管部のデータを参照して制
御するピノクアップ制御部とを備えていることを特徴と
するものである。

（ホ）作用 本発明によれば、入力手段から所定の合図を選択指定す
ると，ディスク再生機の再生モードが第１モード（ＢＧ
Ｍの再生モード、）から第２モード（合図情報の再生モ
ード）に切り替えられ、上記入力手段で選択した合図情
報がＢ　Ｇ　Ｍに換わって再生出力される。そして、こ
の合図情報の再生出力が終了すると、自動的に第１モー
ドに切り替えられて、Ｂ　Ｇ　Ｍが再び再生出力される
。

従って、ユーザーが希望するときに、希望する合図情報
を、ＢＧＭの再生に替えて再生出力することができ，付
加価値の高い記録ディスク再生装置を提供できる。

（へ）実施例 本発明を実施例に基ずき詳細に説明する。第１図は、本
発明の記録ディスク再生装置の一実施例を示す概略構成
図である。第２図は本実施例の動作を説明する７ロー図
である。

本実施例は、従来の再生装置が成し得る通常のモード再
生、例えば全曲の再生、選局した曲の再生等の機能（第
１モード再生）に加え、入力手段からの入力により意図
する合図用の音声等を再生する第２モード再生を成し得
るように構成したものであり、第１図に示す記録ディス
ク再生装置により第２図の処理手順に従って、第１モー
ド、第２モードの両モード再生がなされるように構成さ
れている。

第１図において、１は記録ディスク、２ほこの記録ディ
スクを着脱することができるようにセットし、該記録デ
ィスク内の情報を抽出することができるディスク再生機
である。

記録ディスク１には、ＢＧＭ等の音楽情報と、この音楽
情報とは異なる合図情報とが、それぞれの情報が識別で
きるように、ＣＤ−１のフ才一マソトに従って記録され
ている。

第４図はこの記録ディスク全体の７才−マットの一例を
示し、同図イはＣＤ−１　−　ＢＧＭ用ディスクの物理
７才一マｌトであり、同図内のＸエリアは同図口の構成
どなっている。なお、同図イのＤＬ．ＭＳ，ＰＴ．ＲＤ
．ＡＰ，ＤＦの各エリアについてはシステムが使用する
ものであり、本発明に関わるところではないためここで
はこれらの説明は省略する。同図ハはディスクの論理７
才一マ／トの＝一例であり、ルートディレクトリがＢＧ
Ｍ用データを格納したファイルと、音声等の再生情報を
制御するプログラムを格納したファイルと、第５図のデ
ータテーブルを格納したファイルを管理している。尚、
第５図イは、第２モードでの再生曲番と，その開始位置
の絶対位置と、修了位置の絶対位置との関係を３つのケ
ースについて示し、第５図口は、第１モードでの記録開
始の絶対位置と、記録修了の絶対位置とを示している。

本実施例では、第３図二で示すような０から３の４チャ
ンネルの内のチャンネルＯを合図用の音声専用のチャン
ネルとしている。

上記ディスク再生機２には、記録ディスク１から情報を
抽出するためのビゾクアツプ３と、このピ，クアップ３
からの再生信号をデフ才一マントするフ才−マントデコ
ーダ４と、デフ才一マットされたデータの一部ＴＯＣ情
報と第５図のデータテーブルを記憶するＲＡＭからなる
データ保管部５と、フ才−マットデコーダ４からの出力
を受けて第１モード若しくは第２モードのいずれかの音
声情報を再生する再生回路６と、合図情報（第２モード
の情報）の曲番を選択指定する入力手段７と、該入力手
段７からの出力と再生回路６からの再生出力とを比較す
る比較回路８と、この比較回路８の比較結果に応じて、
ピックアップ３の記録ディスク１に対する位置をデータ
保管部５のデータを参照して制御するピックアップ制御
部９とを備えている。

上記再生回路６は、音声デコーダ１　０．　Ｄ／Ａコン
バータ１１、スピーカ１２を備えており、音声デコーダ
１０＋こは、７才一マノトデコーダ４からのデフ才一マ
ットされたデータの一部サブヘッダ及びオーディオデー
タの内、指示されたチャンネル番号のセクタのオーディ
オ情報のみが付与され、その再生音声がスビーカ１２か
ら出力されるように構成されている。尚、チャンネルの
指示は図示省略しているが、７才一マットデコーダ４と
音声デコーダｌＯの間にチャンネルセレクタを挿入して
これを外部から制御することができるようにすればよい
。

−Ｆ記入力手段７は、本実施例で３つ用意されている合
図情報のいずれかを選択指定する入カスイｌチ１３、ｌ
４、１５と、これらの入力スインチに接続されている入
力処理回路１６とを備えている。入力処理回路１６は、
各人カスイノチに対応する曲番メモリ１７、１８、１９
と、インバータ２０、２ｌ、２２と、アンドゲート２３
、２４、２５と、オアゲート２６とを備えている。

比較回路８は、入力手段７からの曲番を入力しそれを記
憶しておく指示曲番メモリ２７と、音声デコーダ１０か
らの処理曲番を記憶しておく処理曲番メモリ２８と、こ
れら各メモリの内容を比較する比較器２９とを備えてい
る。

ビ／クアップ制御部９は、データ保管部５の出力と、比
較回路８の出力とを受けて、記録ディスク１に対するビ
ｌクアノブ３の位置を設定し，第１モード時にはＢ　Ｇ
　Ｍを、第２モード時には入力手段７で指定した合図情
報を出力させる。

次に、第２図のフローチャートとともに本実施例の動作
を説明する。記録ディスクｌのデータの一部であるデー
タテーブルを再生し、その内容（第５図に示す）をデー
タ保管部５の所定位置に記録保管するｒ第２図Ａ）。そ
の後、再生を希望するチャンネル（例えばチャンネル１
）を選択、設定し（第２図Ｂ）、モード１の再生の処理
がされる（第２図Ｃ）。このモード１によるＢＧＭの再
生中には、比較回路８の処理曲番メモリ２８にはチャン
ネルｌの処理曲番が記憶されている。

次に、ユーザーが合図情報を流すために、入力スイッチ
のいずれかを操作（例えば入力スイッチ１３）すると、
これを検出して比較回路８の指示曲番メモリ２７には曲
番メモリ１７の内容（チャンネルＯに収容されている）
が記憶される。比較器２９は指示曲番メモリ２７と処理
曲番メモリ２８を比較し（第２図Ｄ＞．それらが相違す
ることにより、この比較器２９の出力としてピノクアツ
プ制御部９に入力手段７への操作があったことを通知す
る。これを受けて、ビノクアップ制御部９はデータ保管
部５のデータテーブルを参照して、ピックアップ３をモ
ード２の指定曲番の再生開始位置へ移送する。そして、
モード２の再生を開始する（第２図Ｅ．Ｆ．Ｇ）と、音
声デコーダ１０からは、指示曲番メモリ２７に記憶して
いる曲番と同じ曲番が出力され、それが処理局番メモリ
２８に記憶される。その結果、比較ｉＳ２９からピック
アップ制御部９へはピックアップ３をトラノクを越えて
移送させる信号は出力されない．従って指示した合図情
報が、その合図情報の再生終了位置を検出するまで再生
される。この再生が終了すると、その終了を検出して再
生モード１のチャンネル番号に戻し（第２図｝１冫、２
理曲番メモリ２８及び指示曲番メモリ２７の記憶内容を
いずれも戻されたチャンネル番号の曲番に変更される。

なお、再生モード１のチャンネル番号に戻す時、合図情
報の割り込み直前の再生位置を別途記憶していて、その
再生位置に引き続く再生を再開するようにすることがで
きる。これとは別に、再開時に、別の曲番若しくは別の
チャンネルを再生するように制御してもよい。いずれに
しても、このＢＧＭ再生の開始後は次に、入力手段７を
制御するまで、ＢＧＭ再生が継続される。入力手段７か
らの入力がなく、ＢＧＭの記録終了（ＥＯＲ）を検出す
ると（第２図Ｉ）、チャンネル番号は次のものに変更さ
れる（第２図Ｊ）。

尚、本発明は上記実施例に限定されず、種々の展開が可
能であり、例えば以下のような実施形態を含むものであ
る。＋１）上記実施例では通常再生モードと合図用の音
声等の再生モードの２種の形態のディスクを開示したが
他のモードの形態のディスクであってもよい。（２）上
記実施例では第２モードの曲番情報と音声等の情報との
対応を第１記憶媒体即ちディスク自身に記録することで
行っているが、同対応を示すテーブルを第２記憶媒体に
記録させて行ってもよい。（３）上記実施例では第２モ
ード再生対象の合図情報が音声情報であるものを示して
いるが、これに限らず、他の報知情報例えば画像情報等
を採用するようにしてもよい。

（ト）発明の効果 上述の如く、本発明によれば従来の長時間再生機能に加
えて、合図情報等の付加機能を持たせることができ、記
録ディスク再生装置の付加価値を向上させることができ
るものであり、その工業的価値は極めて大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の記録ディスク再生装置の一実施例を
示す概略ｔｌＩ成図である。第２図は本実施例の動作を
説明するフロー図である。第３図イ〜二は一般のＣＤの
信号７才−マット図である。第４図イ〜ハは記録ディス
ク全体のフ才一マットの一例を示す図である。第５図イ
、口はデータ保管部に記憶されるデータテーブルを例示
する図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）バックグラウンドミュージック等の音楽情報とこ
   の音楽情報とは異なる合図情報とを各情報の保管位置が
   識別できるように格納してなる記録ディスクと、該記録
   ディスクをセットして該記録ディスク上の各情報を再生
   するピックアップを有するディスク再生機と、該ディス
   ク再生機に備えられていて、前記保管位置に関する情報
   を再生して保管するデータ保管部と、前記ディスク再生
   機に備えられていて、再生中の記録ディスクからの音楽
   情報若しくは合図情報を択一的に再生する再生回路と、
   上記合図情報の再生を指定する入力手段と、該入力手段
   からの出力と前記再生回路からの再生出力を比較する比
   較手段と、該比較手段の出力に応じて前記ピックアップ
   の前記記録ディスクに対する位置を前記データ保管部の
   データを参照して制御するピックアップ制御部とを備え
   ていることを特徴とする記録ディスク再生装置。