JPH03210668A - 階層形式をもつ電子化マニユアルの処理装置 - Google Patents

階層形式をもつ電子化マニユアルの処理装置

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JPH03210668A
JPH03210668A JP2006653A JP665390A JPH03210668A JP H03210668 A JPH03210668 A JP H03210668A JP 2006653 A JP2006653 A JP 2006653A JP 665390 A JP665390 A JP 665390A JP H03210668 A JPH03210668 A JP H03210668A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野) 本発明は、文書構造をもつ文書にアクセスして、検索/参照等を行う文書処理装置に関し、特にソフトウェアマニュアルに代表される階層形ドキュメントを計算機に格納し、さらにドキュメント中のコマンドを実行することにより、ドキュメントとの対話を可能とする階層形式をもつ電子化マニュアルの処理装置に関する。 【従来の技術〕
従来の文書処理装置では、例えば特開昭61−1906
53号公報に記載されているように、文書ファイルアク
セス時に、文書構造をもつ文書に対して、見出しを使っ
て構造を認識し1文書処理を行っていた。 この方法では、数百ページに及ぶ文書を、見出しを使っ
て検索/表示するので、参照時の待ち時間が長く、多大
な処理時間が費やされる。 また、”HITACVO33TSSコマンドマニュアル
(8090−3−12O−BO)、日立製作所”の15
6〜157頁に記載されている方法では、HELPコマ
ンドにより、画面上に文書の一部を表示する機能を有す
るが、文書自身は構造を持たない単一文書であった。ま
た、この文書を見る画面と、システムへのコマンド入力
の画面とは別個であった。 一方、ソフトウェアシステムは、階層的な機能と、いく
つかの要素の結びつきからできているため、システムを
使う場合の取り扱い説明書も一般に階層構造を持ってい
る。 【発明が解決しようとする課題】 上記従来技術では、次に示す(i)〜(iv)の問題点
があった。 (i)構造をもった文書に対し、見出しを使ってアクセ
スしていたが、大きな文書に対しては、処理時間が大き
くなり、実用性に乏しかった。 (it)端末装置からコマンドを入力して、マニュアル
を参照する機能はあったが、そのマニュアルは単一の文
書であり、階層構造をもつ文書を参照する点については
配慮がなされていない。 (■)文書の中にあるプログラムを実行することについ
ては配慮がなされていない。 (iv)文書を参照する画面と、システムへ指示する画
面とが別個であり、操作性に問題がある。 本発明の目的は、このような問題点を改善し、階層構造
をもつ文書を格納することができ、システムの操作性を
向上させて、処理時間を短縮することが可能な階層形式
をもつ電子化マニュアルの処理装置を提供することにあ
る。 すなわち、(i)の問題点については、階層構造をもつ
文書を、区分データセット形式のファイルに格納し、そ
の階層構造を用いて、ランダムに個々の小文書(メンバ
)にアクセスすることにより、文書の1次および索引を
電子化した形で容易にアクセスできるようにすることを
目的とする。 また、(■)の問題点については、文書の先頭行にイン
デクス行を用いるか、あるいは各メンバ間の関係を示す
テーブルを用いて、階層構造を辿ることにより、階層構
造をもつ文書の中から、その階層構造を用いて任意のメ
ンバを参照できるようにすることを目的とする。 また、(iti)の問題点については、小文書を読む代
わりに、小文書の記述内容をプログラム化して、1個の
コンサルテーションプログラムを実行することにより、
そのシステムとの対話を通して結論を得ることができる
ようにすることを目的とする。 あるいは、文書が取り扱い説明書であれば、文書中の例
題を修正し、直ちに実行することができるようにするこ
とを目的とする。 また、(iv )の問題点については、文書を参照する
画面の中からコマンドを入力することにより、文書中に
あるプログラムやプロシジャの実行ができるようにする
ことを目的とする。
【課題を解決するための手段J 上記目的を達成するため、本発明の階層形式をもつ電子
化マニュアルの処理装置は、マニュアル処理装置、およ
び区分データセットを格納するファイル装置を備え1次
に示す(1)〜(5)の処理を行う。 (1)大規模なドキュメント(ペーパマニュアル)を章
、節、項というモジュールに分割し、メンバとして区分
データセット(ファイル)に格納する。 この場合、それぞれのメンバには、メンバの構造的位置
を表すユニークな名前を付与し、メンバ間の階層間係を
表わすため、各メンバにインデクスポインタを持つ行を
追加するか、あるいはインデクスポインタを持つ替わり
に、階層関係を表わすテーブルを追加する。 これにより、目次、索引から自由にドキュメントの検索
を行う。 (2)本文中に他のメンバを呼び出すサブコマンドの記
述を可能とすることにより、本文中から、他の引用先の
本文部分を呼び出して表示したり、目次から指定メンバ
を呼び出したり、あるいは索引から指定メンバを呼び出
す。 (3)マニュアル文書の中にプログラムおよびコマンド
プロシジャを実行するための記述を入れておき、それを
実行して利用者との対話を行い、利用者へのコンサルテ
ーションを提供したり、動的なアニメーションを使って
、利用者に説明を提供したりする。あるいは、プロシジ
ャコマンドを文書中に記述可能として、それにより文書
中の例題を手直しして実行できるようにする。 (4)メンバ呼び出しサブコマンドやプログラムを実行
するためのシステムコマンド、あるいはプロシジャコマ
ンドを実行するためのオペレータコマンド等の入力を可
能とする。これにより、利用者は、電子化マニュアルを
見ながら、任意にマニュアルを参照してシステムを操作
できる。 (5)マニュアルの階層構造から決まる1個のメンバの
親、兄、第、子のメンバがすぐに呼び出せるように、親
、兄、第のメンバについては1画面上に選択項目を設け
、子のメンバについては、メンバの冒頭で、文書中の部
分的な目次および説明を通し、子の中から参照メンバを
選択できるようにする。 〔作用〕 本発明においては、マニュアル等、大規模なドキュメン
トを章、節、項のモジュールに分割し、各区分データセ
ットのメンバとしてファイル装置に格納する。 その構造としては、章メンバの下位、つまり子として節
メンバを設け、節メンバの子に項メンバを設ける。また
、メンバ名を前8桁で表わし、前3桁をマニュアル名と
して、ユニークに決まる名前を付与し、後5桁で目次、
本文、索引を区別する。さらに、本文については、5桁
の中に編番号、章番号、節番号、項番号を含める。 これらの操作により、大きな容量を持つマニュアルを画
面から参照して理解できるサイズ(2〜5ペ一ジ程度)
のメンバに分解できる。 また、メンバの構造的位置を示すため、次に示す2つの
方法の何れかを採用する。 (a)メンバの記述の1行目に、メンバ名で記述したイ
ンデクスを持たせ、自分のメンバの族メンバ名、第メン
バ名(同一階層の番号が大きい)、兄メンバ名(同一階
層の番号が小さい)の3つを持つことにより、構造を表
わす。 (b)単独のメンバに、階層構造を表わすテーブルを格
納することにより、構造を表わす。 なお、このテーブルのルコードには、次に示すフィール
ドを含む。 ■文書モジュールのメンバ名 ■文書モジュールのレベル番号 但し、レベル番号には、単なる数字またはタイトルのポ
イントシステムの番号を用いる。 ■文書モジュールの検索を容易にするための文書モジュ
ールの属性、検索キー等の値を格納したメンバのメンバ
名 但し、このフィールドは、構造を表わすことには寄与せ
ず、検索処理上の効率を向上する目的で付与する。 また、処理装置は、文書を表示している端末から、族メ
ンバ、兄メンバ、あるいは第メンバを表示せよという指
示を受は取ると、(a)の場合には、メンバのインデク
ス行から、該当するメンバ名を読み取り、(b)の場合
には、表示中のメンバのメンバ名、そのレベル番号、お
よび前後のレベル番号から、親、兄、第のメンバを割り
出し、メンバ名を読み取って、そのメンバを区分データ
セットから読み、表示する。 これにより、メンバ間の階層関係を表わし、その階層関
係を利用して検索を行うことができる。 また、本文中に、本文中の他のメンバを読み出すサブコ
マンドを記述しておき、本文中から他の引用先の本文部
分を呼び出して表示する。 具体的には、利用者はサブコマンドの記述を含む行また
はそのサブコマンドの上に、カーソルを当てて送信キー
を押す。これにより、処理装置は、カーソルの位置、お
よび表示されているデータから、サブコマンドを切り出
して、そのサブコマンドを解釈し、実行する。また、他
のメンバを呼び出すサブコマンドであれば、そのサブコ
マンドで指定したメンバが表示される。 なお、サブコマンドを本文中の記述と区別するため、サ
ブコマンドの先頭に特殊文字を付与し、サブコマンドの
後には、空白、文字制御情報だけを許して、区切り記号
の役割を持たせる。 これにより、利用者の負荷を軽減して操作性を向上させ
る。 また、マニュアル文書の中で指定したプログラムやコマ
ンドプロシジャを実行するためのプロシジャコマンドを
、文書の中に記述しておく。 具体的には、利用者は上記のサブコマンドと同様に、プ
ロシジャコマンドにカーソルを位置付けて、送信キーを
押す。これにより、処理装置は、カーソルの位置、およ
び表示されているデータから、プロシジャコマンドを切
り出す、切り出したコマンドがサブコマンドであるかプ
ロシジャコマンドであるかは、処理装置内に登録されて
いるサブコマンドの名前テーブルで判断する。つまり、
切り出したコマンドが見つかれば、サブコマンドである
と判断し、見つからなければ、プロシジャコマンドであ
ると判断する。また、プロシジャコマンドで呼び出され
たコマンドプロシジャ中に、コンサルテーションプログ
ラムを呼び出して実行するコマンドが含まれていれば、
それを実行することにより、システムは利用者との対話
による相談に応じる。また、アニメーション実行プログ
ラムを呼び出して実行するコマンドが含まれていれば、
利用者はアニメーションによる説明を受ける。 また、例題を実行するプログラムを実行するコマンドが
含まれていれば、マニュアル中の例題を直ちに実行する
。 これにより、ユーザインタフェースを改善して、利用者
の負荷を軽減することができる。 さらに、表示画面の一部に入力領域を設け、ここにサブ
コマンド、システムコマンド、あるいはプロシジャコマ
ンドを入力する。これにより、処理装置は、入力領域内
のコマンドを識別して、マニュアル文書中に記述された
サブコマンドまたはプロシジャコマンドの実行手順と同
一手順を使って実行し、結果を画面に表示するか、ある
いは対話を行う。 従って、利用者は電子化マニュアルを見ながら、何時で
もマニュアルを自由に参照/操作できる。 また1表示画面上に参照しているメンバの親、兄、第の
文字別を常に表示しておく。 具体的には、利用者がその何れかの文字列にカーソルを
当てて、送信キーを押すと、対応するメンバが表示され
る。これにより、処理装置は、カーソルの位置から、親
、兄、第の何れであるかを判定する。そして、上記の(
a)の場合、参照中のメンバのインデクス行の中から、
対応するメンバ名を見つけて、そのメンバを表示する。 また、(b)の場合には、階層構造を示すテーブル中で
、参照中のメンバ名の1個上のレベルのメンバ名が親か
、同一レベル内で1個前のメンバ名が兄か、1個後のメ
ンバ名が第かの何れかであるので、指示された名前に対
応するメンバ名を持つメンバを画面に表示する。 これにより、参照しているメンバの親、兄、第のメンバ
を直ちに参照することができる。 〔実施例] 以下、本発明の一実施例を図面により説明する。 第2図は、本発明の一実施例における文書処理システム
の構成図、第3図は、本発明の一実施例における電子化
マニュアルを格納した区分データセットの構成図である
。 第2図において、21はデイスプレィ、22はキーボー
ド、23はシステム全体を制御するシステム処理装置、
24はRAM等で構成され、区分データセットの処理お
よび階層構造の処理を行うマニュアル処理装置、25は
階層構造をもつマニュアルデータセットやプロシジャデ
ータセット等の区分データセットを格納するファイル装
置であこの区分データセットは、第3図のように、メン
バ名31を先頭に持ち、また、そのメンバ32を指すポ
インタ33から構成されており、ディレクトリとメンバ
のデータが1つになったものである。 第1図は、本発明の一実施例におけるマニュアルの階層
構造を示す説明図、第4図は本発明の一実施例における
総括目次のメンバの内容例図、第5図は本発明の一実施
例における章目次のメンバの内容例図、第6図は本発明
の一実施例におけるメンバの名前のつけ方を示す説明図
、第7図は本発明の一実例におけるHELPメンバの内
容例図、第8図は本発明の一実施例における章目次のメ
ンバの内容例図、第9図は本発明の一実施例における総
括索引のメンバの内容例図、第1O図は本発明の一実施
例における索引のメンバの内容例図、第11図は本発明
の一実施例における本文の第1章のメンバの内容例図、
第12図は本発明の一実施例における本文の第 1.2
節のメンバの内容例図、第13図は本発明の一実施例に
おける本文の第1.2.2節のメンバの内容例図である
。 本実施例で使用するマニュアルは、目次、本文、索引に
分かれ、また、マニュアルの利用法をユーザに知らせる
ための“マニュアルの見方と使い方”を1個のメンバと
する。 第1図のように、目次は、1個のメンバのサイズを小さ
くさせるため1本文のタイトルと総称検索を含むメンバ
として、総括目次を1個のメンバとする。また、総括目
次のメンバの中味は、第4図に示すように構成される。 また、総括目次のメンバから呼び出されるメンバは、章
目次(第1図の章目次11〜In)である、これは、1
個の車内の章、節、項のタイトルを含む目次であり、そ
の内容は第5図のように構成される。 また、本文は、論理的に章部分(第1章〜第n章)、節
部分(第1.1節〜第1.n節)、頂部分(第1.1.
1項〜第1.1.n項)に分割し、それぞれを1個のメ
ンバとする。例えば、第1.2節の親は第1章であり、
第1.2節の兄は第1.1節であっで、第は第1.3節
である。また、第1.2節の子は第1.2.1項である
とする。 また、各メンバのメンバ名をユニークに決めるため、次
に示すようにメンバ名を付与する。 (1)マニュアル本文のメンバの名前には、編番号、章
番号、節番号、順番号を付与し、各メンバの名前がユニ
ークになるようにする。 すなわち、第6図(a)のように、本文のメンバ名を示
す8桁は、マニュアル相互を区別するための名前(3桁
) n + n r n aと、マニュアルの本文であ
ることを示す記号G、編番号m1、章番号m、。 節番号m1、順番号m4から構成される。 (2)電子化マニュアルを呼び出した時、最初に表示さ
れるメンバを新しく追加し、(b)のように、このメン
バの名前の一部をHELPとする。このメンバは1表紙
の役割りを持ち、このメンバから総括目次のメンバ、総
括索引のメンバ、およびマニュアルの使い方を記述した
メンバを呼び出せるようにする。なお、HELPメンバ
の内容の例は第7図に示され、マニュアルの参照方法と
して、目次から参照する方法あるいは索引から参照する
方法を選択することができる。 また、マニュアルの目次のメンバは、第6図(c)のよ
うに、n、n、n、GUI、1,1.で表わされ、n1
〜n、は本文と同様にマニュアル相互を区別するもので
ある。また、1.〜1.は目次を示し、総括目次はID
Eとして、その下につながる章目次は00mおとし、章
番号を用いる。なお、(C)に示した章目次のメンバの
内容例は、第8図に示される。 また、マニュアルの索引のメンバの名前のっけ方は、第
6図(d)に示される。このうち、総括索引のメンバの
名前は■に示され、マニュアル相互の区別を示すn、〜
n、の後に、総括索引を示す“INDEX”をつける、
また、総括索引から呼ばれる索引メンバの名前の付は方
は、■に示される。 この総括索引のメンバの内容の例は第9図に示され、索
引メンバの内容の例は第10図に示される。また、目次
、索引、あるいは本文メンバがら呼び出される本文メン
バの内容の例は、第11図(本文の第1章のメンバの例
)、第12図(本文の第1.2節のメンバの例)、およ
び第13図(本文の第1.2.2節のメンバの例)に示
される。 また、本実施例では、本文中から他の引用例の本文部分
を呼び出して表示したり、目次から指定メンバを呼び出
したり、索引から指定メンバを呼び出したりできるよう
に、サブコマンドの記述を可能とする。 第14図は、本発明の一実施例におけるサブコマンドの
記述形式を示す説明図、 第14図において、X、〜X、は、呼び出し対象メンバ
のメンバ名であり、モジュールプリフィクスであるメン
バ名の前3桁を除いた後の5桁である。例えば、呼び出
すメンバが本文であれば、X。 に編番号、 X、に章番号、x4に節番号、X、に順番
号を当てる。なお、メンバを指定しない場合には、マニ
ュアル操作のための任意のサブコマンドを記述する。ま
た、先頭の?は、本文の文字列または他のプロシジャコ
マンドと、サブコマンドを区別するための区切り記号で
ある。また、サブコマンドの後の区切り記号は、空白、
文字制御情報である。 これにより、例えば、利用者が第7図(HELPメンバ
)に示した?GUIDEの行にカーソルを当てて、送信
キーを押すと、第4図に示したメンバ名ET I GU
 I DEの総括目次の内容が画面に表示される。 第15図は、本発明の一実施例における電子マニュアル
の1行のレコード形式を示す説明図である。 第15図はおいて、1.はレコード長、C1はデータ内
容を示し、コード系を示すインジケータ、サブコマンド
を何個含むかを示すフィールド、および検索用文字列を
含むか否かを示すインジケータ等から構成された制御用
フィールド、dataは表示用のマニュアルデータであ
る。 本実施例のレコード形式では、マニュアル1行のレコー
ド長は可変長である。また、制御用フィールドCIは、
例えば第7図(HE L Pメンバ)における左端の 
)GNX、)GNΔ、)ONl等である。このうち、G
はマニュアルの種類を示すコードであり、Nは表現コー
ドが日本語であることを示す。また、行の特性がインデ
クス行であれば、X、本文であれば、Δ(空白)、サブ
コマンドを1個含めば、lを当てる。 また、サブコマンドの数は、サブコマンド実行時の存在
の確認に使う。 例えば、第11図のメンバ(第1章)が表示されている
場合、利用者がカーソルを?G112の行へ移して、送
信キーを押すと、マニュアル処理装置は、?マークを見
つけて、後の文字列をマニュアル処理装置のためのサブ
コマンドであると見なす0次に、マニュアルファイルの
区分データセット(第3図)のディレクトリを読み、E
TIGII2のメンバ名を捜す。もしあれば、そのメン
バの中味をメモリにロードして、現在表示中のメンバを
消して、それを表示する。同時に、メモリ中の呼び出し
画面スタックの中の一番上に、今表示したETIG11
2のメンバ名を上乗せする。なお。 このスタックは、利用者がもう一度前表示していたメン
バの内容が更現するためにある。 また1本実施例では、マニュアル文書の中にプロシジャ
コマンドを記述して、文書の中からプログラムを実行す
ることが可能である。 第16図は、本発明の一実施例におけるプロシジャコマ
ンドの記述形式を示す説明図、第17図は本発明の一実
施例におけるプロシジャコマンドを含むメンバの内容例
図、第18図は本発明の一実施例におけるプロシジャフ
ァイルの内容例図である。 第16図において、x、〜X、はプロシジャコマンドの
名称、%はプロシジャコマンドを従えていることを示す
識別子(区切り記号)である、なお、プロシジャコマン
ドの後の区切り記号は、空白、文字制御情報である。な
お、プロシジャコマンドを含むメンバの内容の例は第1
7図に示される。 また、このプロシジャコマンドは、区分データセット形
式でアロケートされたプロシジャファイルの中に、メン
バとして展開形を入れておく、なお、プロシジャファイ
ルの内容の例は第18図に示される。 これにより、例えば第17図の内容が表示された場合、
利用者が%CN5LT82の行にカーソルを移動させて
送信キーを押すと、マニュアル処理装置は、そのコマン
ドがプロシジャコマンドであることを知り、システム処
理装置に%よりも後の文字列を渡す。システム処理装置
は、渡されたコマンドがシステムコマンドでないことを
知ると、第18図に示したプロシジャファイルのディレ
クトリを捜す。ディレクトリ中の名前の中に、CN5L
T82があれば、そのメンバの内容をメモリ中にロード
する。そして、−文ずつ、解釈実行する。これが完了す
ると、制御をマニュアル処理装置に渡し、前の表示内容
を回復する。 また、本実施例では、電子化マニュアルの階層構造を利
用してモジュール(メンバ)を参照するための目次情報
を有する0例えば、族メンバの先頭に、直接の子メンバ
を呼び出す目次情報を持たせることにより、族メンバの
参照中に、より詳細な説明を見るため、子メンバを参照
することができる。なお、理解は段階的に詳細化してゆ
くので、論理を飛躍させる孫メンバまでの目次は持たせ
ず、コンパクト化する。 例えば、第11図に示した第1章の本文メンバの先頭に
は、第12図に示した第1章2節の本文メンバを呼び出
すための目次を配置し、第1章2節の本文メンバの先頭
には、節から項を呼び出すための目次を配置する。 さらに、このような親子関係の参照の他に、参照中のメ
ンバに関連する兄メンバまたは第メンバを参照したり、
もっと概要的な内容を参照するため、族メンバを参照す
る場合もある。 第19図は、本発明の一実施例におけるメンバの階層関
係およびインデクス行の記述形式を示す説明図である。 なお、第19図において、(a)はメンバの階層関係を
示し、(b)はインデクス行の記述形式を示す。 上記の要求を満たし、階層構造を定義するため、次に示
す方法の何れかで階層構造内の関連を定義する。 (1)インデクス行を使う方法 これは、メンバの先頭にインデクスを設けるものである
。 例えば、第19図(a)のような階層関係があり、本文
の第1.1.2項を参照している場合、メンバの先頭の
インデクス行中に、(b)に示すように、参照中のメン
バ(第1.1.2項)と同一レベル内の第メンバのメン
バ名(n、n、n、Gl 113 (第1.1.3項)
)、兄メンバのメンバ名(n+ ns n a G11
11(第1.1.1項))、族メンバのメンバ名(n 
+ n m n s G l 1 tΔ(第1.1節)
)を記述する。 なお、/は区切り記号、Δは空白記号を示す。 同様に、第13図に示した第1.2.2項では、本メン
バの兄メンバのメンバ名はETIG1121であり、第
1.2.1項である。また、族メンバは第1.2節であ
り、ETIG112がメンバ名である。 これらのメンバの画面表示について述べる。 第20図は、本発明の一実施例における本文の第1章の
メンバの画面表示例図である。 この場合、利用者がカーソルを名前の項目本に移して送
信キーを押すと、マニュアル処理装置は、第11図に示
した第1章のメンバ内の制御フィールドがインデクス行
を示す )GNXの文字列を捜す。そして、インデクス
行が見つかると、/(スラント)で区切られた最初のメ
ンバ名を見る。 そのメンバ名が空白なので、同一レベル中の兄メンバは
存在しないと判断し、再び画面に入力指令を出して待つ
。 また、利用者が*次の項目本にカーソルを当てて、送信
キーを押すと、マニュアル処理装置は、/で区切られた
2番目のメンバ名を読む、そのメンバ名は、ETIG1
2であるので、第3図に示したマニュアル区分データセ
ットから、そのメンバ名を持つ第2章のメンバを読み出
して表示する。 そして、最後に入力指令を発行し、利用者の次の指示を
待つ。 また、利用者が本上位項目本にカーソルを当てて、送信
キーを押すと、マニュアル処理装置は、カーソルの位置
から上位項目の選択を知り、表示中のメンバのインデク
ス行の/で囲まれた3番目のフィールドのメンバ名を読
む。この場合、第1章を表示中であるため、ETICU
IOI、つまり、第1章の目次メンバ名が見つけられ、
マニュアル区分データセットの中から、そのメンバ名を
もつメンバを読んで、画面に表示する。 これで、族メンバの表示が完了し、最後に、利用者から
の次の指示を待つため、端末に対して入力指令を発行し
ておく。 (2)メンバ名レベル番号対応テーブルを使う方法第2
1図は本発明の一実施例における本文の第1.2節の画
面表示例図、第22図は本発明の一実施例における階層
構造、検索用キーを格納したメンバのメンバ名を持つメ
ンバ、および検索用キーを持つメンバの内容例図である
。 第21図において、210はマニュアル操作のためのコ
マンドを入力するためのコマンド入力行(入力領域)で
ある。 また、第22図において、(a)はメンバ名ETlCC
NVの内容、(b)はメンバ名ETIDIIの内容であ
る。なお、(a)において、本lはレコード長1本2は
レベル番号(01: HELP(表紙)レベル、02:
総括目次レベル、03:章目次および総括索引レベル、
04:章、索引レベル、05:節レベル、06:項レベ
ル)、本3はHELP、目次、本文、索引のメンバのメ
ンバ名、本4は検索用キーワードを保持しているメンバ
のメンバ名である。また、(b)は、(a)の本4の検
索用キーワードを保持しているメンバの内容例であり、
属性および小項目見出しから構成されている。 本実施例では、第21図の零次の項目本にカーソルを当
てて送信キーを押すと、マニュアル処理装置では、マニ
ュアル区分データセット(第3図)の中にある第22図
のメンバ名ETICCNVのメンバが本3の欄を走査し
て、現在表示中のメンバのメンバ名ETIG112のあ
る行を捜す、それは、レベル番号が05であるので、そ
れよりも下に続く行で次に05があるかを捜す、しかし
、次の05に当たる前に、メンバ名ETIG12のレベ
ル番号04にぶつかる。 これは、第1.1節の中の項としては、第メンバがない
ことを示すので、何もせず、端末に入力指令を出して、
次の指示を待つ。 一方、*前の項目本にカーソルを当てて送信キーを押す
と、マニュアル処理装置は、ETIGI12の行よりも
市へ、レベル番号05を捜しに行く。その結果、直前の
行に05が見つかるので、ETIGIIIのメンバ名を
もつ兄メンバを、マニュアル区分データセットから読み
出して表示し、入力指令を端末に発行しておく。 また、本上位項日本にカーソルを当てて送信キーを押す
と、マニュアル処理装置は、メンバ名ETICCNV(
第22図)の中で、表示中のメンバ名ETIG112の
レベル番号05よりも1個小さいレベル番号04を、表
示中のメンバの行から上に捜しに行く。すると、メンバ
名ETIGt4が見つかる。つまり、族メンバのメンバ
名がわかったので、マニュアル区分データセットから族
メンバを読んで表示する。そして、入力指令を最後に端
末に発行しておく。 なお、利用者が電子化マニュアルを見ながら、何時でも
マニュアルを自由に参照/操作できるようにするため、
画面の一部に、キー人力する文字列の入力領域を設ける
。例えば、第21図の最下行のコマンド入力行210で
ある。 本実施例のマニュアル処理装置では、コマンド入力行に
入力したコマンド等は、ドキュメント中に記述されたサ
ブコマンド、プロシジャコマンドと同一物として処理す
る。なお、本実施例で用いるコマンドは次に示す通りで
ある。 (1)他メンバを呼び出すサブコマンド(2)サブコマ
ンドを示す先頭の?文字を付けて、電子化マニュアルに
ついて操作するサブコマンド。 (3)プロシジャコマンド。 (4)プロシジャコマンドの一要素であり、システム処
理装置で処理されるシステムコマンド。 この(2)のサブコマンドは第23図に示される。 第23図は、本発明の一実施例におけるサブコマンドの
説明図である。 第23図において、項番lのPRINT△【NAMEI
は、NAMEで示すメンバ名を持つメンバの内容をホス
トまたは端末のプリンタに出力するサブコマンド、項番
2のLISTU’PΔTITLEは、表示しているメン
バに含まれる小項目タイトルを画面に表示するサブコマ
ンド、項番3のRETURNは、表示中の画面を基準に
して、現画面の1つ前の画面に戻すサブコマンド、項番
4のFINDΔ[IN△THEΔFAMILYI△/文
字列/は、参照中のメンバを含め、そのメンバにつなが
る全てのメンバの中から、指定した文字列を捜して、そ
の文字列を含むメンバを表示させるサブコマンド、項番
5のNEXTは、FINDコマンドで指定した文字列に
合致するものが複数ある場合、本文中の参照部分を次々
に表示させるサブコマンド、項番6のDISPLAYΔ
QUERYΔKEYは、参照中のメンバの検索用キーを
表示するサブコマンド、項番7のENDは、オンライン
マニュアルを終了して、システム処理装置に制御を戻す
サブコマンドである。なお、△は空白1文字を示し、E
 J内は省略可能である。 例えば、項番6の操作用サブコマンドは、マニュアルの
階層構造を示すメンバが、第22図に示すように組み込
まれている場合に有効である。 すなわち、現在表示中のメンバのメンバ名を使って、メ
ンバETICCNVを検索し、当った行の本4のメンバ
検索用のメンバ名を読み、そのメンバ名を持つメンバ、
つまり第22図の(b)を画面に表示することにより、
そのメンバの記述概要を知ることができる。 この場合、マニュアル処理装置は、このメンバ名を表示
メンバ名スタックに積み、利用者がRETURNコマン
ドを入力すれば、スタックポインタを1減する。すると
、前に表示していたメンバのメンバ名が見つかるので、
そのメンバ名を持つメンバを表示する。 最後に、このマニュアル処理装置の処理手順について述
べる。 第24図は、本発明の一実施例におけるマニュアル処理
装置の処理手順を示すフローチャートである。 本実施例では、システム処理装置が入力待ちの状態にあ
るとき、利用者は、端末からシステムコマンド“0NL
INE  MANUAL  ETI”を入力する。する
と、システム処理装置は、コマンド名が0NLINE 
 MANUAL”であることを知り、マニュアル処理装
置を起動して、ETlをデータとしてマニュアル処理装
置に渡す。 この後、マニュアル処理装置は次に示す処理を実行する
。 まず、システム処理装置から渡された文字列ETlをデ
ータセット名の末尾に持ち、かつデータタイプがマニュ
アル(タイプ名:MNL)であるデータセットを、オン
ラインにあるディスクの中から捜す。それが見つかれば
、表紙のメンバ名として、渡されたマニュアル名を示す
メンバ名のプリフィクスETIと表示メンバを示す文字
列HELPとを合体させたメンバ名であるETIHEL
Pの名前を、第3図に示したマニュアル区分データセッ
トのディレクトリ中で捜す、見つがれば、そのメンバを
表示する(2401)。 この場合、マニュアル表示画面の形式は、第20図に示
した形式である。 つまり、上の19行をマニュアル表示領域とし、データ
の書き込みは禁止する。しかし、サブコマンド、プロシ
ジャコマンドがあれば、それにカーソルを当てて送信キ
ーを押すことにより、それらを選択できる。この領域を
本文表示領域という。 また、上から200行目、本炊の項目本、車前の項日本
1本上位項目本の文字列にカーソルを当てて送信キーを
押すことにより、対応する項目を選択できる。なお、書
き込みは禁止する。この領域を親兄弟選択領域という。 また、下から2行目は、書き込みを許し、サブコマンド
、プロシジャコマンド、システムコマンド等を入力でき
る。また、最下行はエラーメツセージ表示領域である。 こうして、マニュアルの初期画面が表示されると、端末
装置に入力指令を発行する(2402)。 これにより、マニュアル処理装置は入力待ち状態となる
。 この状態で、利用者が送信キーを押すと、入力待ちが完
了してこの処理に制御が移される。ここで、画面表示用
バッファのエラーメツセージ領域をクリアし、入力デー
タがENDキーのコードか否かを判定する(2403)
。 その結果、ENDキーが押されたのであれば、マニュア
ル処理装置を終了させて、システム処理装置に制御を移
す(2410)。 また、ENDキーでなければ(2403)、入力データ
がスクロールキーのコードか否かを判定する(2404
)。 その結果、スクロールキーが押されたのであれば、画面
をスクロールして表示する(2411)。 このスクロールキーには、上スクロールと下スクロール
があり、それぞれ、画面の行数の2/3を入れ替える。 従って、現在表示中のメンバのメンバ名をもとに、マニ
ュアル区分データセットから再度そのメンバを読み、上
スクロールについては、表示中の最上位の行から13行
後の行から表示し直す。なお、13行前または後がメン
バのデータの範囲外となったときは、メンバの先端から
、または最後尾までを表示する。 また、スクロールキーでなければ(2404)、入力デ
ータの一部として、ハードウェアから渡されるカーソル
位置は、本文表示領域(l〜19行目)にあるか否かを
判定する(2405)。 その結果、本文表示領域にあれば、ステップ2412に
進み、コマンド文字列の切り出しを行う。 この場合、カーソルが当った行の制御フィールドに、コ
マンド数が入っていることを確認する。 つまり、カーソル位置から前方向へ、?または%の特殊
文字を行末まで捜す、そして、特殊文字が見つかったな
らば、その特殊文字から後の区切り記号の一つ前の文字
までをコマンド文字列として切り出す。 また、本文表示領域になければ(2405)、カーソル
はコマンド入力領域にあるか否かを判定する(2406
)。 その結果、コマンド入力領域にあれば、ステップ241
3に進み、コマンド文字列を切り出す。 この場合、コマンド入力領域の先頭文字から、空白文字
の区切り記号の直前までを切り出す。なお、サブコマン
ドを示す?が先頭にあれば、フラグとして?をセットし
、?の次の文字からコマンド文字列として切り出す。 また、カーソルがコマンド入力領域になければ(240
6)、カーソルは親兄弟選択領域にあるか否かを判定す
る(2407)。 その結果、親兄弟選択領域にあれば、対応するメンバを
表示する(2420)。 この場合、第19図および第22図に示したように、(
1)インデクス行を使う方法、あるいは(2)メンバ名
レベル番号対応テーブルを使用する方法により、対応す
るメンバを表示する。 また、カーソルが親兄弟選択領域になければ(2407
)、カーソルは領域外にあると判断し、カーソル位置不
良のエラーメツセージを画面表示用バッファのエラーメ
ツセージ領域にセットする(2408)。 さらに、画面表示用バッファに入っているマニュアル本
文等を、端末に表示して(2409)、ステップ240
2に戻る。 また、ステップ2412およびステップ2413でコマ
ンド文字列を切り出した後、コマンド文字列の先頭文字
にサブコマンドを示す文字(?)が入っているか否かを
判定する(2414)。 その結果、サブコマンドを示す文字が入っていれば、そ
のサブコマンドの処理を行った後(2418)、ステッ
プ2402に戻る。 この場合、サブコマンドがメンバ呼び出し用のサブコマ
ンドであれば、サブコマンドの文字列から先頭の?文字
を取り去り、残りの文字列の先頭にプリフィクスETI
を付加したメンバ名で、マニュアル区分データセットか
ら対応メンバを読む。 そして、先頭19行を画面表示用バッファの本文表示領
域に運ぶ、そして、画面表示メンバの入れ子ができるよ
うに、メンバ名スタックに表示するメンバ名を積み、ス
タックポインタの値を1増す。 また、サブコマンドが、第23図に示したコマンド形成
の何れかであれば、それぞれの処理をす(1)PRIN
T 現在表示中、またはオペランドで示すメンバ名を持つメ
ンバを区分データセットから読んでプリンタに出力する
。 (2)L I 5TUP 現在表示中のメンバの小項目タイトルだけをメンバのデ
ータから拾い、画面に表示する。表示しきれない場合に
は、この処理の中で、スクロールキーの入力と対応処理
をする。 (3)RETURN メンバ名スタックのスタックポインタの値を1減する。 そして、スタックポインタが示す、つまり、1回前に表
示したメンバのメンバ名を取り出し、そのメンバ名を持
つメンバを区分データセットから拾い出して、画面表示
用バッファにセットして表示する。 (4)FIND メンバの階層構造を示すメンバETICCNV(第22
図)がある場合、現在表示中のメンバから見て自分およ
び下位レベルにあるメンバを、オペランドで記述された
文字列を使って走査する。そして、見つかった所を表示
する。ここで、表示中のメンバ以外のメンバを表示する
場合には、表示するメンバのメンバ名をスタックに積み
、スタックポインタの値を1増す。 ここで、スタックの深さは有限(深さ=20)とし、そ
れ以上になった場合、底のメンバ名が入っている領域は
解放する。 (5)NEXT (4)のFINDコマンドの処理を行うが、走査する開
始点が前に見つかった文字列の位置の次からとする。 (6)D I S P LAY メンバの階層構造を示すメンバETICCNV(第22
図)がある場合、メンバの検索用キーワードを表示する
ため、区分データセットのメンバET I CCNVの
*4のフィールドがら、メンバ名ETIDIIを知り、
そのメンバの内容を表示する。この画面は、そのメンバ
の内容の概略を知るためのものであり、−時的なもので
あるので、そのメンバ名はスタックに積まない。応答入
力待ちとし、RETURNコマンドが入ったら、スタッ
クポインタを1減じ前に表示していたメンバを再び表示
して、この処理を終了する。 (7)END ステップ2410と同一の処理をして、マニュアル処理
装置の処理を完了する。 また、ステップ2414において、サブコマンドを示す
文字が入っていなければ、プロシジャコマンド、システ
ムコマンド、または誤りのコマンドであると判断し、シ
ステム処理装置にサービス要求として次に示す文字列を
発行し、制御を移す(2415)。 SVRΔコマンド文字列 但し、△は空白文字列である。 さらに、ステップ2416に進み、制御がシステム処理
装置からマニュアル処理装置に移り、システム装置の完
了コードが正常か否かをチエツクする。 その結果、完了コードが正常であれば、最後に表示した
メンバを再表示する(2419)。 すなわち、最も新しく表示した内容とメンバ名をサービ
ス要求発行時に保存しておきその表示内容を画面表示用
バッファに回復し、表示する。この際、スタックポイン
タは動かさない。 また、ステップ2416において、完了コードがエラー
を示すものであれば、そのコードに対応したエラーメツ
セージを画面表示用バッファのエラーメツセージ領域に
セットする(2417)。 なお、本実施例では、マニュアル文書を格納する場合、
区分データセットを採用しているが、階層構造を有する
データセットであれば、同様の効果を得られる。 釦発明の効果】 本発明によれば、大きなドキュメントのマニュアル等を
、階層的に分割して、区分データセットに格納すること
により、比較的容易に電子的にマニュアルを参照できる
。 また、各メンバの先頭にインデクス行を設けるか、また
はメンバ名の階層構造を定義したテーブルを格納したメ
ンバを持つことにより、親、兄、第メンバの参照が容易
である。 さらに、文書中にサブコマンド、プロシジャコマンドの
記述を許すことにより、他の本文メンバを呼び出したり
、マニュアルの記述内容に対応したコンサルテーション
プログラムを実行させ、対話を通して利用者の相談にの
ることができる。 また、本文中からコマンドを選択することにより、アニ
メーションの解説を示したり、例題を実行することがで
きる。 また、表示画面中にコマンド入力領域を設けることによ
り、利用者は、自由にマニュアルの参照操作、プログラ
ムおよびプロシジャの実行を行うことが可能である。 また、上位のメンバの記述の中に、下位メンバのタイト
ルと呼び出しコマンドを記述し、そのサブコマンドにカ
ーソルを合わせて送信キーを押すことにより、下位の階
層構造を辿って、さらに詳細な内容をより速く段階的に
理解することが可能である。 このように、階層構造をもつマニュアル文書を格納する
ことにより、ユーザインタフェースを向上させて、処理
時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるマニュアルの階層構
造を示す説明図、第2図は本発明の一実施例における文
書処理システムの構成図、第3図は本発明の一実施例に
おける区分データセットの内部構成を示す説明図、第4
図は本発明の一実施例における総括0次のメンバの内容
例図、第5図は本発明の一実施例における章目次のメン
バの内容例図、第6図は本発明の一実施例におけるメン
バの名前のつけ方を示す説明図、第7図は本発明の一実
施例におけるHELPメンバの内容例図、第8図は本発
明の一実施例における章メンバの内容例図、第9図は本
発明の一実施例における総括索引のメンバの内容例図、
第10図は本発明の一実施例における索引のメンバの内
容例図、第11図は本発明の一実施例における本文の第
1章のメンバの内容例図、第12図は本発明の一実施例
における本文の第1.2節のメンバの内容例図、第13
図は本発明の一実施例における本文の第1゜2.2節の
メンバの内容例図、第14図は本発明の一実施例におけ
るサブコマンドの記述形式を示す説明図、第15図は本
発明の一実施例における電子マニュアルの1行のレコー
ド形式を示す説明図、第16図は本発明の一実施例にお
けるプロシジャコマンドの記述形式を示す説明図、第1
7図は本発明の一実施例におけるプロシジャコマンドを
含む内容例図、第18図は本発明の一実施例におけるプ
ロシジャファイルの内容例図、第19図は本発明の一実
施例におけるメンバの階層関係およびインデクス行の記
述形式を示す説明図、第20図は本発明の一実施例にお
ける本文の第1章のメンバの画面表示例図、第21図は
本発明の一実施例における本文の第1.2節の画面表示
例図、第22図は本発明の一実施例における階層構造、
検索用キーを格納したメンバのメンバ名を持つメンバ、
および検索用キーを持つメンバの内容例図。 第23図は本発明の一実施例におけるサブコマンドの説
明図、第24図は本発明の一実施例におけるマニュアル
処理装置の処理手順を示すフローチャートである。 21:デイスプレィ、22:キーボード、23ニジステ
ム処理装置、24:マニュアル処理装置、25:ファイ
ル装置、31:メンバ名、32:メンバ、33:ポイン
タ、210:コマンド入力行。 を 戦 露 w′ 第 1 図 メンノζ 第 図 1 3 第 6 図 (al マニュアル本文 (bl マニュアルの初期画面(表紙) nln、n、HE L P (cl マニュアルの目次 nl n@ ”8 G U jll@ 1B(dl  
マニュアルの索引 ■ 総括索引 第 1 図 ?XlX2X3X、X5 第 図 %XI X2 X8 X4 X5 X6 X7 X8第 1 図 第 図 (at 階層関係 bl インデア2フ行の記述形式 () △は空白記号を示す 第 2 図(その1) (a) メンバ名:ETICCNV ロケーション(バイト) 4 6 3 4 囚

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、目次、索引、本文から構成されたマニュアル文書を
    格納するファイルを備え、該ファイルに格納された文書
    を検索/表示する文書処理システムにおいて、目次、索
    引、本文の構成内容に従い、マニュアル文書を階層的な
    モジュールに分割して、モジュールごとに、構造的位置
    を示す名前を付与し、モジュール間の階層関係を示すイ
    ンデクスポインタかテーブルの何れかを加えて、該モジ
    ュールを格納する手段と、本文中に記述したサブコマン
    ドにより、階層関係を利用して本文中の指定モジュール
    を呼び出す手段と、本文中に記述したプロシジャコマン
    ドにより、マニュアル文書中のプログラム、システムラ
    イブラリに登録されているコマンドプロシジャおよびシ
    ステムコマンドを実行させる手段とを備え、マニュアル
    文書中に記述したシステムコマンド、サブコマンド、お
    よびプロシジャコマンドをユーザが選択して、対話的に
    システムに実行させることを特徴とする階層形式をもつ
    電子化マニュアルの処理装置。 2、上記システムコマンド、サブコマンド、およびプロ
    シジャコマンドを表示画面上の所定入力領域から入力す
    る手段を備え、該入力領域へのコマンド入力により、マ
    ニュアル文書中に記述された該コマンドの機能と、シス
    テムライブラリに登録されているプロシジヤコマンドお
    よびシステムコマンドの機能を実行させることを特徴と
    する請求項1記載の階層形式をもつ電子化マニュアルの
    処理装置。
JP2006653A 1990-01-16 1990-01-16 階層形式をもつ電子化マニユアルの処理装置 Expired - Lifetime JP2881891B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08235202A (ja) * 1995-02-27 1996-09-13 Toshiba Corp 設備保守業務支援装置
JP2008009543A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Hitachi Systems & Services Ltd 検索装置
JP2009076052A (ja) * 2007-08-28 2009-04-09 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、電子マニュアル管理方法、及び電子マニュアル管理プログラム

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JP2009076052A (ja) * 2007-08-28 2009-04-09 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、電子マニュアル管理方法、及び電子マニュアル管理プログラム

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