JPH03196440A - 端子固定用スペーサーを有するヒューズボックス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、主として自動車の電気回路に設けられるヒユ
ーズボックスに関するものである。

〔従来の技術〕

第９図及び第１０図において、ａはヒユーズボックス、
ｂは端子金具、Ｃは端子固定用スペーサ、ｄはヒユーズ
であり、ヒユーズボックスａの複数の端子収容室ａ、に
後方からそれぞれ端子金具すを挿入し・てその係止突起
す、を可撓係止片ｅの係止部ｅ１に係合させ、次に前方
から一対の可撓係止片ｅ間の空間に端子固定用スペーサ
Ｃを挿入することにより該可撓係止片ｅの可撓変位を阻
止して端子金具すの係止を確実にし、この状態において
前方から各端子収容室ａ、にヒユーズｄを挿入してその
端子ｄ、、ｄ、を一対の端子金具す、ｂと接続する。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術にあっては、ヒユーズボックスａに複数の
端子金具すを挿入して端子固定用スペーサー〇で固定し
た後でなければ、ヒユーズボックスａに対してヒユーズ
ｄを装着することができないものであり、その為にヒユ
ーズボックスの組み付けに時間を要する欠点があった。

本発明は上記した点に着目して成されたものであり、予
め端子固定用スペーサーに対してヒユーズを組み付ける
ことができ、該端子固定用スペーサーをヒユーズボック
スに結合した際において該ヒユーズを直ちに端子金具と
接続することを可能とするものである。

〔課題を解決するための手段〕

上記の目的を達成するため、本発明においては、ヒユー
ズボックスにおける可撓係止片の可撓変位許容空間に位
置して該可撓係止片の変位を阻止するための端子固定用
スペーサーを有するヒユーズボックスにおいて、該可撓
変位許容空間内に挿入される阻止部を連設した基盤部上
に各阻止部に対応してヒユーズ支持枠部を設け、該ヒユ
ーズ支持枠部内において挿入されたヒユーズをその離脱
を阻止すると共に該ヒユーズの端子を該阻止部の側方に
突出させた状態で支持する構成を採用した。

〔実施例〕

第１図乃至第８図において、Ａは合成樹脂製のヒユーズ
ボックス、Ｂは同じく合成樹脂製の端子固定用スペーサ
ー、Ｃは端子金具、Ｄはヒユーズである。

ヒユーズボックスＡには相対向する一対の端子収容室１
，１が並設され、各端子収容室１，１の隣接する内側に
はそれぞれ可撓係止片２，２が設けられ、一対の可撓係
止片２，２間には可撓変位許容空間Ｒが介在している。

端子金具Ｃは電気接触部３と電線接続部４を有し、予め
電線Ｅと接続した端子金具ＣをヒユーズボックスＡの後
部より端子収容室ｌ内に挿入してその係止突起３ａを可
撓係止片２の係止部２ａに係合させる。

端子固定用スペーサーＢにおいて、一対の端子収容室１
，１の可撓係止片２，２間における可撓変位許容空間Ｒ
に挿入される阻止部４ａを連設した基盤部４の上部には
、各阻止部４ａに対応してこれと交叉する方向に張り出
したヒユーズ支持枠部５が連設されている。ヒユーズ支
持枠部５は阻止部４ａ方向において貫通しており、張り
出し両端においてスリット５ａを有し、中央部において
上端に、離脱防止用突起５ｂを有する一対の可撓支持片
５Ｃが相対向して起立されている。

なお、基盤部４の両端には、ヒユーズボックスＡの係止
孔６に係入する係止突起４ｂが形成されている。

上記構成において、端子固定用スペーサーＢの上方から
各ヒユーズ支持枠部５内にヒユーズＤを挿入してその端
子７を該支持枠部５の下方から阻止部４ａの両側に突出
させると共に頭部８に一対の可撓支持片５Ｃの係止突起
５ｂを係合させて固定する。

このように、端子固定用スペーサーＢに対して予め複数
のヒユーズを組み付けておき、端子金具Ｃが挿入された
ヒユーズボックスＡに装着して阻止部４ａを可撓変位許
容空間Ｒ内に位置させて端子金具Ｃと可撓係止片２との
係合を確保すると同時にヒユーズＤの端子７を端子金具
Ｃと接続させる。

〔発明の効果〕

本発明は上記した如くに、ヒユーズボックスにおける可
撓係止片の可撓変位許容空間に位置して該可撓係止片の
変位を阻止するための端子固定用スペーサーを有するヒ
ユーズボックスにおいて、該可撓変位許容空間内に挿入
される阻止部を連設した基盤部上に各阻止部に対応して
ヒユーズ支持枠部を設け、該ヒユーズ支持枠部内におい
て挿入されたヒユーズをその離脱を阻止すると共に該ヒ
ユーズの端子を該阻止部の側方に突出させた状態で支持
するようにして成るものであるから、複数のヒユーズを
予め整然と組み付けて保持することができ、これをヒユ
ーズボックスに結合した際において、ヒユーズと端子金
具を直ちに接続することができるので、ヒユーズボック
スに対するヒユーズの組み付けを簡易迅速化することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例についての斜視図、第２図は
同上の組み付は状態における断面図、第３図はヒユーズ
ボックスの平面図、 第４図は同上のＴＶ−ｒＶ線断面回、 第５図は端子固定用スペーサーの斜視図、第６図は端子
固定用スペーサーの正面図、第７回は端子固定用スペー
サーの平面図、第８図は端子固定用スペーサーの側面図
、第９図は従来例の斜視図、 第１０図は従来例の断面図である。 Ａ・・・ヒユーズボックス、Ｂ・・・端子固定用スペー
サー、Ｃ・・・端子金具、Ｄ・・・ヒユーズ、２・・・
可撓係止片、Ｒ・・可撓変位許容空間、４・・・基盤部
、４ａ・・・阻止部、５・・・ヒユーズ支持枠部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　ヒューズボックスにおける可撓係止片の可撓変位許容
   空間に位置して該可撓係止片の変位を阻止するための端
   子固定用スペーサーにを有するヒューズボックスおいて
   、該可撓変位許容空間内に挿入される阻止部を連設した
   基盤部上に各阻止部に対応してヒューズ支持枠部を設け
   、該ヒューズ支持枠部内において挿入されたヒューズを
   その離脱を阻止すると共に該ヒューズの端子を該阻止部
   の側方に突出させた状態で支持することを特徴とする端
   子固定用スペーサーを有するヒューズボックス。