JPH03192967A - 多値画像入力装置 - Google Patents

多値画像入力装置

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JPH03192967A
JPH03192967A JP1331363A JP33136389A JPH03192967A JP H03192967 A JPH03192967 A JP H03192967A JP 1331363 A JP1331363 A JP 1331363A JP 33136389 A JP33136389 A JP 33136389A JP H03192967 A JPH03192967 A JP H03192967A
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density display
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image sensor
correction
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JP1331363A
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English (en)
Inventor
Yasuo Kato
康夫 加藤
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は画像を例えば64階調等の多階調で入力するた
めの多値画像人力装置に係わり、特にイメージセンサの
感度のバラツキ等によって生じる階調表現の不正確さを
補正するようにした多値画像入力装置に関する。
「従来の技術」 コンピュータによる画像処理が広く行われるようになっ
ており、これに伴って既存の画像や写真を人力するため
のデバイスとして画像人力装置が一般に使用されるよう
になってきている。画像人力装置は、例えば従来のファ
クシミリ装置の画像入力部に代表されるように人力され
た画像を2値化するものも多いが、これでは文字や線画
を再現することができたとしても中間調を再現すること
ができない。そこで、デイザ法等の中間調の記録方法が
開発されると共に、画像を多値化して入力することので
きる多値画像入力装置がこの種の装置で大きな比重を占
めるようになってきている。
ところで、画像入力装置では得られた画像データに対し
て一般にシェーディング補正を行っている。すなわち、
1次元イメージセンサを構成する各ピクセルの感度の不
均一さや原稿の読取ラインにおける光量の不均一さ等の
各種の要因によって、仮に同一の光学濃度の原稿部分を
読み取っても各ピクセルの出力する信号レベルは完全に
は一致しない。そこで、画像入力装置にはその原稿読取
領域外に白色のプレート(濃度表示部)が配置されてお
り、原稿の読み取りの前に1次元イメージセンサがこれ
を読み取るようになっていた。そして、9その値が各ピ
クセルごとに白色のレベルに一致するように信号レベル
の設定を行うようになっていた。
従来のように読み取った画像データを2値化する画像入
力装置では、このように白色のプレートを用いて白の画
像濃度を基準として補正を行えば、何らの問題なく画像
の濃度補正を行うことができた。ところが、64階調や
256階調等の多くの階調を扱う多値画像入力装置では
、各ピクセルについて白色側の基準点を合わせても例え
ばそれぞれのピクセルのダイナミックレンジ(白黒の差
)が異なれば、最も黒色側に相当する信号レベルがそれ
ぞれ相違してしまうことになる。この結果として、同一
の光学濃度の灰色を読み取ったとしても、各ピクセルに
ついての多値画像データは必ずしも一定の値を示さない
ことになる。
第I5図は、これを説明するためのものである。
同図aは白色のプレート(シェーディング補正板)11
を表わしている。この白色のプレート11を同図すに示
す1次元イメージセンサ12で読み取るものとする。1
次元イメージセンサ12は“1”から“n″までのn個
のピクセルで構成されており、それぞれが1画素ずつ画
像の読み取りを行うことになる。
同図Cは、これらのピクセルのうち一例として第1、第
3、第5、第nの4個についてのダイナミックレンジを
表わしたものである。この例で第1のピクセルは白色の
プレート11を読み取ったときと暗黒状態のときとで信
号レベルが“0”から“63”まで64段階に変化する
。このピクセルは理想的な状態であり、同図dに示すよ
うに何らの補正も要せずにこれを64段階の階調レベル
として用いることができる。
一方、第3のピクセルについてはダイナミックレンジが
“−1”から“62”となっている。したがって、白色
のプレー)11を読んだときの信号レベルを0”とする
ためにすべてのレベルに1ずつ加算すれば、同図dに示
すように′″0“から“63”までの64段階の階調レ
ベルとして用いることができる。すなわち、この例で第
3のピクセルの出力は補正を行うことができる。
ところが、第5のピクセルについては白色のプレー)1
1を読み取ったときと暗黒状態のときとで信号レベルが
“10″から“55”まで変化するだけである。したが
って、すべてについて“IO”ずつ減算するように補正
を行っても、同図dに示すように階調レベルは“0″か
ら“45″までとなり、黒色が灰色に、灰色が更に明る
い灰色に補正されてしまう。すなわち、第5のピクセル
の補正は完全には行えないことになる。
第nのピクセルについてはこれと逆であり、ダイナミッ
クレンジが“−5”から“67”と通常よりも広くなっ
ている。このため、すべてに“5”ずつ加算するように
補正を行うと、同図dに示すように階調レベルは“0”
から“72″までとなり、比較的黒い灰色が黒色に、こ
れ以外の灰色がより暗い灰色に補正されてしまう。すな
わち、第nのピクセルについても補正は完全には行えな
いことになる。
以上の説明は各ピクセルの感度が全波長領域に対して互
いに同一特性を示していることを仮定したが、実際には
あるピクセルは明度の低い方でより感度が高く、他のピ
クセルは明度の高い方でより感度が高いというように明
度の各段階に対する感度が同様ではないような場合があ
る。このような場合には、それぞれのピクセルのダイナ
ミックレンジが等しくても、明度の変化に対する応答特
性が異なるために同一階調であるべき灰色が異なった階
調の灰色として表現される可能性が生じてく  る 。
以上、1次元イメージセンサの各ピクセルの感度の違い
を補正する場合について説明したが、光量等の他の要因
による影響を補正する場合についても同様である。
第16図は、画像データの濃度を8ビツト(256段階
)のデータとして表わした場合の実際の多値画像入力装
置の出力レベルの一例を実線14を用いて6ビツト(6
4段階〉で表わしたものである。−点鎖線15は理想的
な出力特性を表わしている。このように多値画像入力装
置の出力特性は色々な要因が絡み合って単純なものとは
ならず、中間調の再現における階調の補正を困難なもの
にしていた。
そこで、本発明者らは1次元イメージセンサの主走査方
向に複数の光学濃度に設定された濃度基準板を配置する
ことを提案した。この提案によると、例えば白色や黒色
の濃度表示部の他に幾つかの異なった光学濃度にそれぞ
れ設定された灰色の濃度表示部を設けておき、これらに
ついてそれらの理想的な読取濃度と実測値とを比較して
、これを基にして実際の原稿の読取濃度を補正する。
「発明が解決しようとする課題」 この提案によれば、黒色と白色の濃度表示部によってダ
イナミックレンジを設定することができ、しかも幾つか
の灰色レベルを合わせることによって中間調の読取濃度
を補正することができる。しかしながら、灰色の範囲は
非常に広いので、この提案では幾つもの灰色の濃度レベ
ルを用意しておかなければ各種の原稿に対応させて十分
な補正を行うことができない。ところが、各種の灰色を
濃度表示部として用意すると、実際の原稿の補正を行う
ときはこれらの濃度表示部のすべてを用いて階調(濃度
レベル)の補正を行うので、そのための演算が複雑化す
る。このため、演算のために高速のCPU (中央処理
装置)を用意したり、CPUを演算専用に割り当てなけ
ればならないという問題があった。
また、このように比較的多くの濃度表示部を用意しても
、原稿によっては読み取るべき中間調と同一またはその
近傍の濃度に設定された濃度表示部が存在せず、階調レ
ベルを大きく補完する必要が生じた。この結果、例えば
256段階のようにより多くの階調が使用されるように
なると、補正後の階調レベルにある程度の誤差を許容し
なければならないという問題が生じ、結局、名目上表現
可能な階調よりも実質的には低下した階調表現しかでき
ないという問題があった。
そこで本発明の第1の目的は、比較的少ない濃度表示部
を用いて階調の補正を行うことのできる多値画像入力装
置を提供することにある。
本発明の第2の目的は、所望の濃度表示部を自動的に選
択して階調の補正を行うことのできる多値画像人力装置
を提供することにある。
「課題を解決するための手段」 請求項1記載の発明では、光電変換用の多数のピクセル
から構成される1次元イメージセンサと、この1次元イ
メージセンサの主走査方向に並設され、それぞれが異な
った光学濃度に設定された複数の濃度表示部と、1次元
イメージセンサの出力を多値画像データに変換するアナ
ログ−ディジタル変換手段と、複数の濃度表示部のうち
所望の1または複数の濃度表示部を選択する濃度表示部
選択手段と、この濃度表示部選択手段によって選択され
た濃度表示部について1次元イメージセンサで読み取り
多値画像データに変換したそれぞれの実測値をピクセル
ごとに格納するメモリと、このメモリに格納されたこれ
らの実測値とそれぞれについての濃度表示部の実際の光
学濃度とを基にして原稿を読み取った際に得られるピク
セルごとの多値画像データを補完的に補正する多値画像
データ補正手段とを多値画像入力装置に具備させる。
そして、濃度表示部選択手段によって複数の濃度表示部
のうち所望の1または複数の濃度表示部の選択を可能に
し、補正に必要な濃度表示部のみを使用できるようにし
て第1の目的を達成する。
また、請求項2記載の発明によれば、光電変換用の多数
のピクセルから構成される1次元イメージセンサと、こ
の1次元イメージセンサの主走査方向に並設され、それ
ぞれが異なった光学濃度に設定された複数の濃度表示部
と、1次元イメージセンサの出力を多値画像データに変
換するアナログ−ディジタル変換手段と、1次元イメー
ジセンサで原稿をプレスキャンするプレスキャン手段と
、プレスキャンした原稿の画像データの濃度分布を基に
、その原稿の読取基準となる互いに異なった濃度をそれ
ぞれ表示する複数の濃度表示部を決定する濃度表示部決
定手段と、この濃度表示部決定手段によって決定された
これらの濃度表示部について1次元イメージセンサで読
み取り多値画像データに変換した実測値をピクセルごと
に格納するメモリと、このメモリに格納されたこれらの
実測値とそれぞれについての濃度表示部の実際の光学濃
度とを基にして原稿を読み取った際に得られるピクセル
ごとの多値画像データの濃度を補正する多値画像データ
補正手段とを多値画像人力装置に具備させる。
そして、プレスキャン手段によって原稿の濃度を予め調
べ、これによって必要な濃度表示部を決定することにし
て、上述した目的を達成する。
「実施例」 以下、実施例につき本発明の詳細な説明する。
第1の実施例 第2図は、本発明の第1の実施例における多値画像入力
装置の概略の構成を表わしたものである。
この多値画像入力装置21は、箱型の本体上面に原稿2
2を載置するためのプラテンガラス23を配置しており
、本体内部にはスキャニングユニット24と、これを往
復動させる際のガイドレール25が配置されている。プ
ラテンガラス23の走査開始側端部に隣接した本体上部
パネルの裏側には、後に詳しく説明する濃度基準板26
が配置されている。装置本体の底部に配置されているモ
ータ27はスキャニングユニット24の往復動の駆動源
として用いられる。スキャニングユニット24は原稿2
2をライン状に照明するための螢光ランプ28と、原稿
22の反射光を光電変換するための1次元イメージセン
サ29を備えている。
クロック信号に同期して1次元イメージセンサ29から
出力されるビデオ信号はビデオアンプ31で増幅された
後、電子回路部32に供給され、ここで階調の補正等の
処理を受けた後にケーブル34を通じて図示しない画像
編集装置等に送出される。電子回路部32はモータ27
の駆動制御や1次元イメージセンサ29の制御等の一般
的な回路制御も行っている。この実施例の多値画像入力
装置のプラテンガラス23の近傍には、濃度基準板26
に配置された濃度表示部のうち所望のものを選択するた
めの濃度基準部選択スイッチ35が配置されている。
第1図は、電子回路部の回路構成の概要を表わしたもの
である。電子回路部32は、CPU41を備えている。
CPU41はデータバス等のバス42を通じて次の各部
と接続されている。
(i)ROM43 :この多値画像入力装置の各種制御
を行うためのプログラム等を格納したリード・オンリ・
メモリである。
(ii>RAM44 :作業用のランダム・アクセス・
メモリである。このRAM44には、濃度基準板26(
第2図)の中で選択的に読み取った実測値を格納する実
測値格納領域44Aや、1次元イメージセンサ29で読
み取った原稿の補正前の多値画像データを一時的に格納
する補正前データ格納領域44Bや、補正後の多値画像
データを格納する補正後データ格納領域44C等の各種
領域が割り振られている。
(iii >データ入力回路46:1次元イメージセン
サ29から出力されビデオアンプ31で増幅された信号
を人力し、多値画像データに変換してバス42に転送す
るための回路である。
(iv)モータ制御回路47:モータ27の駆動を行い
、スキャニングユニット24による濃度基準板26の読
取走査や原稿22の読取走査、およびスキャニングユニ
ット24をホームポジションへ復帰させる制御等が行わ
れる。この第1の実施例における多値画像入力装置では
濃度表示部の選択がまず行われ、選択された濃度表示部
を用いて本来の読み取りが行われるようになっている。
(v)ランプ制御回路48:螢光ランプ28の点灯の制
御が行われる。
(vi)画像データ出力回路49:RAM44の補正後
データ格納領域44Cに格納された補正後の多値画像デ
ータを所定の転送速度でケーブル34に送出するための
回路である。
(vii)濃度表示部選択スイッチ35:濃度基準板2
6に設けられている複数の濃度表示部のうち所望のもの
を選択するためのスイッチである。本実施例では説明を
簡単にするために、7つの濃度表示部から4つの濃度表
示部をこの濃度表示部選択スイッチ35で選択して濃度
の補正を行うものとする。
第3図はこの多値画像入力装置の濃度基準板の構成をそ
の側部から見たものである。濃度基準板26は、プラス
チックの基板51の上に7種類の細線状の濃度表示部5
2〜58を印刷したものである。それぞれの濃度表示部
の線幅dは4mmとなっており、それぞれ2mmの隙間
が配置されている。第1の濃度表示部52は黒色のイン
クで印刷されており、第2の濃度表示部53は比較的暗
い灰色のインクで印刷されている。第3〜第6の濃度表
示部54〜57は順に明度の高いインクで印刷されてい
る。第7の濃度表示部58は、白色のインクで印刷され
ている。
第4図は、以上のような構成の多値画像入力装置におけ
る濃度基準板の読取作業の概要を表わしたものである。
第1図に示したCPU41はスキャンの開始指示の発生
した時点で(第4図ステップ■;Y)、ランプ制御回路
48を制御して螢光ランプ280点灯を開始させる(ス
テップ■)。
螢光ランプ28は安定的に点灯が行われるまで例えば2
〜5秒程度を要するので、CPU41はこの時間tを計
測する(ステップ■)。そして、この時間tが経過した
ら(Y)、スキャニングユニット24をホームポジショ
ンに設定するくステップ■)。通常の場合、スキャニン
グユニット24は原稿の読み取りが終了した時点でホー
ムポジションに復帰している。しかしながら、途中で電
源を切った場合や停電が発生した場合等にはスキャニン
グユニット24がホームポジション以外の点に停止して
いる場合があり得るので、図示しないセンサの検出作業
によってホームポジションへの設定が行われる。
スキャニングユニット24がホームポジションに設定さ
れたら、モータ制御回路47を制御して所定量だけこの
スキャニングユニット24を副走査させ、その読取走査
の行われる位置を濃度基準板26のうち選択された最も
明度の低い濃度表示部の真下に位置させる(ステップ■
)。この状態で多値画像入力装置は1走査線分のデータ
の読み取りを行い(ステップ■)、これをそのインク部
分の実測値として実測値格納領域44Aに格納する(ス
テップ■)。そして、濃度基準板26のすべての濃度表
示部52〜56の読み取りが終了したかどうかがチエツ
クされる(ステップ■)。終了していなければ(N>、
選択された次の濃度表示部に読取位置を進めるために所
定ライン分の副走査が行われる(ステップ■)。
この多値画像人力装置が400dpi  (ドツト/イ
ンチ)の走査密度で画像の読み取りを行うものとし、濃
度表示部選択スイッチ35で指定した濃度表示部が仮に
第1、第5〜第7の濃度表示部52.56〜58であっ
たものとする。この場合、378ライン分だけ副走査を
行えばスキャニングユニット24は、例えば第1の濃度
表示部52から次の読取位置としての第4の濃度表示部
56に移動する。この時点でスキャニングユニット24
は1ライン分のデータの読み取りを行い(ステップ■)
、この値がその濃度表示部の実測値として実測値格納領
域44Aに格納される(ステップ■)。
以下同様にして、選択された残りの濃度表示部56.5
8に対する実測値が求められ、実測値格納領域44Aに
格納されると(ステップ■;Y)、濃度基準板26の読
取作業が終了する。なお、以上の作業では各濃度表示部
52〜58で1ラインずつの読み取りを行ったが、複数
ラインずつの読み取りを行ってこれらの平均をとったり
、各ピクセル単位に最大値と最小値を除去してノイズを
取り除いた後に残りの値の平均をとるようにしてもよい
。また、この第4図の制御では実測値を無条件でRAM
44内に取り込むことにしたが、読取データ中に濃度基
準板26の背景部分に相当する濃度範囲のデータが含ま
れるようになったときには濃度基準板26が正規の位置
で読み取られていないおそれがある。そこで、この場合
には測定を中止してホームポジションへの設定を再度行
い、濃度基準板26の読取作業をもう一度始めから行う
ようにしてもよい。
第5図は、これら濃度表示部52〜56のそれぞれにつ
いての実測値の一例と濃度の補正原理を表わしたもので
ある。同図で(A)の列は、7つの濃度表示部52〜5
8のそれぞれの信号レベル(階調)をROM43に格納
した値を表わしたものであり、このうち黒丸(・)で示
した4つの値は、濃度表示部選択スイッチ35で選択さ
れた4つの濃度表示部52.56〜58の光学濃度に理
想的に対応する信号レベルを表わしたものである。
白丸(0)で示した3つの値は、濃度表示部選択スイッ
チ35で選択しなかった3つの濃度表示部53〜55の
同様な信号レベルを表わしたものである。この第1の実
施例では、これら第1〜第7の濃度表示部52〜58の
信号レベルはそれぞれ“0“、“10″、“21”、“
31”“42”、“52”、“63°となっている。
この第5図で(B)は実測値格納領域44A(第1図)
に格納された実測値であり、例えば黒色の第1の濃度表
示部52の信号レベルが“−3”となっている。信号レ
ベルの補正では、これを(C)に示したように信号レベ
ル“0”に引き上げることになる。また、実測値では第
5の濃度表示部57の信号レベルが°40”となってい
るので、これは信号レベル“42″に引き上げられるこ
とになる。以下同様である。この実施例では、選択され
た濃度表示部の間の領域を黒色側から順に第1の領域、
第2の領域および第3の領域と呼ぶことにする。この第
5図から了解されるように、この例では第2および第3
の領域が第1の領域に比べて信号レベルの幅が小さくな
っており、これらの領域で信号レベルが比較的良好に補
正されることがわかる。すなわち、この例で4つの濃度
表示部52.56〜58が選択されたのは、比較的内に
近い原稿部分の階調を正確に表現するためのものである
参考的に示した第6図は、これに対して原稿の光学濃度
が比較的均等に分布している場合における濃度表示部の
選択される態様を表わしたものである。この例では、同
図(A)に示したように第1、第3、第5および第7の
濃度表示部52.54.56.58が濃度表示部選択ス
イッチ35によって選択されている。すなわち、この場
合にはほぼ等間隔に濃度の補正点が設定されることで、
第1〜第3の領域のそれぞれの幅がほぼ等しく設定され
、原稿の全濃度範囲について偏りなく補正が行われるこ
とになる。
このように、第1〜第7の濃度表示852〜58のいず
れを選択するかによって、同じ数の濃度表示部を選択す
る場合でも補正の特性を変えることができる。また、一
般に、選択された濃度表示部の近傍の補正は特に正確に
行われるので、例えば人物の顔の明るい部分で白色に飛
んでしまうような濃度に濃度表示部の1つを選択すれば
、この部分の色調を正確に読み取って表現することがで
きることになる。
第7図は、第5図に示した例にふいて信号レベルが“0
”から42”の第1の領域についての補正の原理を表わ
したものである。この場合には、信号レベルの実測値が
−3″から“40”までのものが、“0”から“42”
に補正される。このとき次の(1)式で補正値A1 が
求められる。
すなわち、例えば原稿の多値画像データの信号レベルが
“40″であったならば、第7図に示したようにこれが
信号レベル“42″に補正され、“−3″であったなら
ば“O#に補正される。また、これらの中間的な値とし
て原稿の多値画像データの信号レベルが例えば“10”
であったならば、これが第1式で12.69となり、四
捨五入して信号レベル“13”が得られる。
第8図は、信号レベルが“40”から“51”の第2の
領域についての補正の原理を表わしたものである。この
場合には、信号レベルの実測値が“41”から“51”
までのものが、“43″から“52”に補正される。こ
のとき次の(2)式で補正値A2が求められる。
=0.9X信号レベル+6. 1 ・・・・・・ (2) すなわち、例えば原稿の多値画像データの信号レベルが
“44′であったならば、八2 は45.7となり、四
捨五入して信号レベル“46”が得られる。
第9図は同様にして信号レベルが“52″から“63”
の第3の領域についての補正の原理を表わしたものであ
る。このとき次の(3)式で補正値A3 が求められる
・・・・・・ (3) 第10図は、原稿の読み取りによって得られた補正前の
多値画像データの補正の手順を原理的に表わしたもので
ある。この多値画像入力装置には、第1〜第3のコンパ
レータ61〜63が配置されていて、RAM44の補正
前データ格納領域44Bに格納された1942分のデー
タが順次読み出されてこれらに供給される。第1〜第3
のコンパレータ61〜63はそれぞれ第1〜第3の領域
に対応しており、それぞれの出力側に第1〜第3の処理
部65〜67を接続している。これらのコンパレータ6
1〜63は実測値格納領域44Aから実測値を得て、こ
れらを基にして第1〜第3の領域に対応する実測値の範
囲を設定している。
そして、供給された多値画像データの信号レベルを比較
して、第1〜第3のコンパレータ61〜63のうちの該
当する範囲を有するコンパレータのみがその多値画像デ
ータを対応する処理部に出力するようになっている。例
えば、信号レベル“10”の多値画像データが補正前デ
ータ格納領域44Bから出力された場合には、第1のコ
ンパレータ61のみがアクティブとなり、第1の処理部
65にのみその多値画像データが供給されることになる
第1〜第3の処理部65〜67には、補正式演算部69
からそれぞれに対応した補正式がロードされるようにな
っている。ここで補正式演算部69は実測値格納領域4
4Aから濃度表示部選択スイッチ35の選択した4種類
の実測値を得て、先の(1)〜(3)式を演算する。そ
して、(1)式は第1の処理部65に補正式としてロー
ドされる。同様に、(2)、(3)式はそれぞれ対応す
る第2、第3の処理部65〜67に補正式としてロード
されることになる。これら第1〜第3の処理部65〜6
7は、多値画像データが供給された時点でその補正式の
“信号レベル”に多値画像データの信号レベルを代入し
、これを補正結果として補正後データ格納領域44Cの
該当するピクセルの記憶領域に格納することになる。
例えば前記した例で、図示しないクロックに同期して信
号レベル“10”の多値画像データが補正前データ格納
領域44Bから読み出されたものとする。この場合には
、第1のコンパレータ61が選択され、第1の処理部6
5が(1)式を用いて補正のための処理を行って補正値
A1  として信号レベル“13”を出力する。この補
正値は、図示しないクロックに同期して補正後データ格
納領域44Cの該当する領域に書き込まれることになる
。このようにして、クロックに同期して第1〜第3のコ
ンパレータ61〜63が選択的に多値画像データを出力
し、これらの補正値が第1〜第3の処理部65〜67で
求められて補正後データ格納領域44Cに格納されるこ
とになる。
このような処理は各ラインごとに繰り返され、補正済み
の多値画像データは画像データ出力回路49からケーブ
ル34に送出される。この過程で、補正前データ格納領
域44Bの内容は順次入れ換えられることはもちろんで
ある。また、原稿が異なったような場合には、濃度基準
板26の読取作業を新しく行って実測値を測定し直すこ
とで、経時変化に対応させて画像の読み取りを行うこと
ができる。
以上、各ラインの補正処理を第101mに示したハード
回路で原理的に説明したが、この処理はROM43(第
1図)に格納したプログラムの実行によってソフト的に
行うことができる。
また、以上説明した第1の実施例では、濃度的に互いに
隣接する2つの実測値を用いて読み取られた多値画像デ
ータの補正を行うようにしたが、2つ以上の実測値を用
いてそれらを通過する濃度補正用の関数を求め、これを
用いて実際に得られた多値画像データを補正するように
してもよい。
第2の実施例 第11図は、本発明の第2の実施例における多値画像入
力装置の概略の構成を表わしたものである。第1の実施
例と同一部分には同一の符号を付しており、これらの説
明を適宜省略する。この図に示すようにこの第2の実施
例の多値画像入力装置は、装置上面に第2図で示した濃
度表示部選択スイッチ35が配置されていない。これは
、この第2の実施例の装置では自動的に所望の濃度表示
部が選択されるためである。
第12図は、この電子回路部の回路構成の概要を表わし
たものである。電子回路部32は、CPU41を備えて
いる。装置の基本構成は第1の実施例の多値画像入力装
置と同一であるが、濃度表示部選択スイッチ35が配置
されていない。
また、ROM43には自動的に濃度表示部を選択するた
めのプログラムが格納されている。本実施例の装置では
、自動的に濃度表示部を選択するために原稿22(第1
1図)のプレスキャンを行うようになっており、モータ
制御回路47はプレスキャン時に原稿22を粗く走査す
るための制御ができるようになっている。すなわちこの
第2の実施例の多値画像人力装置では、原稿の通常の読
み取り時には300dpiの解像度で読み取りを行い、
プレスキャン時には75dpiの解像度で読み取りを行
うようになっている。
また、この多値画像入力装置ではRAM44に実測値格
納領域44A1補正前データ格納領域44Bおよび補正
後データ格納領域44Cの他に、最大・最小・中間濃度
データ格納領域44Dが設けられている。この最大・最
小・中間濃度データ格納領域44Dでは、原稿をプレス
キャンしたときにその光学濃度の最大値と最小値を順次
書き換えていき、読み取りの終了した時点で最大と最少
の濃度を記憶するようになっている。また、これら両値
の間の2点の中間濃度を算出し、これらの値もこの領域
に格納するようになっている。そして、これら4つの濃
度にそれぞれ最も近い濃度表示部をそれぞれ選択して、
これらによって第1の実施例で示したような濃度補正を
行うようになっている。
本実施例で使用する濃度基準板の構成は、第1の実施例
の第3図で示したものと同一のものであるとする。もち
ろん、最終的に4つの濃度表示部が選択されればよいの
で、これよりも多くの濃度表示部を用意した濃度基準板
を使用することは何ら差し支えない。
第13図は、以上のような構成の第2の実施例の多値画
像入力装置におけるプレスキャンによる濃度表示部の選
択作業の概要を表わしたものである。
第12図に示したCPU41はスキャンの開始指示の発
生した時点で(第13図ステップ■;Y)、ランプ制御
回路48を制御して螢光ランプ280点灯を開始させる
(ステップ■)。螢光ランプ28は安定的に点灯が行わ
れるまで例えば2〜5秒程度を要するので、CPU41
はこの時間tを計測する(ステップ■)。そして、この
時間tが経過したら(Y)、スキャニングユニット24
をホームポジションに設定する(ステップ■)。
スキャニングユニット24がホームポジションに設定さ
れたら、モータ制御回路47を制御して所定量だけこの
スキャニングユニット24を副走査させ、原稿のスキャ
ン開始位置まで高速で移動させる(ステップ■)。そし
て、この位置で多値画像入力装置は1走査線分のデータ
の読み取りを行い(ステップ■)、この中における64
段階の多値化後の最大値および最小値を検出する。そし
て、その値を最大・最小・中間濃度データ格納領域44
Dの最大値および最小値と比較して、より大きな最大値
あるいはより小さな最小値が検出された場合にはこれら
の値に書き換える(ステップ■)。
この後、CPU41は原稿のプレスキャンが終了したか
どうかを判断しくステップ■)、まだ原稿の読み取りが
終了していない場合には(N)、4ライン分高速でスキ
ャニングユニット24を移動させる(ステップ■)。そ
して、この位置で新たにl走査線分のデータの読み取り
を行う(ステップ■)。以下同様にして、75dp i
の解像度で原稿のプレスキャンが行われる(ステップ■
〜■)。
原稿のプレスキャンが終了したら(ステップ■:Y)、
最大・最小・中間濃度データ格納領域44Dにはプレス
キャンされた原稿の濃度の最大値と最小値が格納されて
いることになる。これらをそれぞれり、□およびDl、
、で表わすと、CPU41は次の(4)式を用いて2つ
の中間濃度D1 およびD2 を算出し、これらの値も
最大・最小・中間濃度データ格納領域44Dに格納する
(ステップ0)。
D  = D2= (D、、、l−D、、。)+DIIlゎ(Dl、。  
D min  )  + D+Iih・・・・・・ (
4) 格納領域44Dにそれぞれのデータが格納されたら、C
PU411を第1〜第7 CDII&表示152〜58
からこれらに最も近いそれぞれの濃度表示部を選択し、
登録する(ステップ■)。例えば、64階調の読み取り
が行われる場合において、プレスキャンでの最大値D 
a a 、lが信号レベル“61′、最小値D 1nが
“3′であったとすると、Dl の信号レベルは“42
”、Daの信号レベルは“22”となる。最大・最小・
中間濃度データ格納領域44Dに対する登録が終了した
ら、CPU41はスキャニングユニット24を元のホー
ムポジションに復帰させる(ステップ0)。
なお、ここで示したプレスキャンでの最大値D+ma*
が信号レベル“61”、最小値D1、が#3”であるよ
うな場合とは、例えばワークステーションから写真につ
いてイメージ入力したときに得られる値である。写真に
ついては濃度が連続していることが多いので、最大値り
1.8 と最小値D a I hを求めて、中間的な濃
度を所定数求めれば、これらにより原稿の読取時の濃度
補正が良好に行このようにして、最大・最小・中間濃度
データわれることになる。イラストをイメージ入力した
ような場合には、通常は白色と黒色が主に入力されるの
で、信号レベルは“0”から“63″までの範囲となり
、その間の濃度が断続的に途切れる場合が多くなる。し
たがって、本実施例の方法で中間的な濃度を計算によっ
て求めても、必ずしも最良の結果が得られるとは限らな
い。このような場合には、中間的な濃度の算出方法を変
えることも有効である。
第14図は、4つの濃度表示部が選択された後における
多値画像人力装置の実測値測定作業を表わしたものであ
る。CPU41はスキャニングユニット24がホームポ
ジションに復帰したかどうかをチエツクしく第14図ス
テップ■)、復帰したならば(Y)、モータ制御回路4
7を制御して所定量だけこのスキャニングユニット24
を副走査させ、その読取走査の行われる位置を濃度基準
板26のうち選択された最も明度の低い濃度表示部の真
下に位置させる(ステップ■)。この状態で多値画像入
力装置は1走査線分のデータの読み取りを行い(ステッ
プ■)、これをそのインク部分の実測値として実測値格
納領域44Aに格納する(ステップ■)。そして、濃度
基準板26のすべての濃度表示部52〜56の読み取り
が終了したかどうかがチエツクされる(ステップ■)。
終了していなければ(N)、選択された次の濃度表示部
に読取位置を進めるために所定ライン分の副走査が行わ
れる(ステップ■)。
以下同様にして、選択された残りの濃度表示部に対する
実測値が求められ、実測値格納領域44Aに格納される
とくステップ■;Y)、濃度基準板26の読取作業が終
了する。なお、以上の作業では各濃度表示部52〜58
で1ラインずつの読み取りを行ったが、複数ラインずつ
の読み取りを行ってこれらの平均をとったり、各ピクセ
ル単位に最大値と最小値を除去してノイズを取り除いた
後に残りの値の平均をとるようにしてもよい。
これ以降の動作、すなわち原稿の読み取りを行って、4
つの実測値との関係で信号レベルの補正を行う点につい
ては第1の実施例と同様なので、これらの記載を省略す
る。
なお、以上説明した第2の実施例では原稿の全域を対象
として濃度の最大値と最小値を求め、これらを基準とし
て中間調の濃度を選択することにしたが、原稿の例えば
前半部分と後半部分で濃度の分布が違うような原稿も存
在する。このような原稿については、原稿を幾つかの領
域に分けて、それぞれについて最大値と最小値を求め、
それぞれ幾つかの濃度表示部を領域ごとに選択して、領
域ごとに補正を行うようにしてもよい。また、このとき
、使用する濃度表示部の数そのものを変化させることも
可能である。例えば、原稿の前半が文字によって構成さ
れており、後半が写真によって構成されているものとし
、前半の領域では信号レベルが“0”と“63″の2つ
に大きく分化している場合にはこの領域については単純
に2値化を行えば足る。そこで、後半の部分のみについ
て濃度表示部を4つ等の所定の数だけ選択すればよい。
以上説明した第1および第2の実施例では、濃度基準板
26に7種類の濃度表示部を配置したが、これに限るも
のではない。また、光源を消灯することによって黒色の
濃度表示部を省略することもできる。
「発明の効果」 このように請求項1記載の発明によれば、濃度表示部選
択手段によって複数の濃度表示部のうち所望の1または
複数の濃度表示部の選択を可能にしたので、補正に必要
な濃度表示部のみが使用されることになり、演算内容が
単純化し、装置を簡易に構成することができるという利
点がある。また、濃度表示部選択手段を用いて濃度表示
部を選択できるようにしたので、人為的に画像の入力特
性を整えることができるという利点がある。
また、請求項2記載の発明によれば、プレスキャン手段
によって原稿の濃度を予め調べ、これによって必要な濃
度表示部を決定することにしたので、操作者に負担をか
けることなく、同一原稿に対しては常に同一の画像入力
特性を得ることが、できる。
更に請求項1および請求項2記載の発明によれば、所望
の複数の濃度表示部を選択することができるので、例え
ば写真と文字が混在しているような原稿であっても、イ
メージ部分とテキスト部分とにそれぞれ濃度表示部を割
り当てることで、両者を良好に読み取ることが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第10図は本発明の第1の実施例を説明するた
めのもので、このうち第1図は多値画像人力装置の回路
構成の要部を示すブロック図、第2図は多値画像入力装
置の概略構成図、第3図は濃度基準板を拡大した側面図
、第4図は濃度基準板の読取作業の概要を表わした流れ
図、第5図は濃度表示部のそれぞれについての実測値の
一例と濃度の補正原理を表わした説明図、第6図は原稿
の光学濃度が比較的均等に分布している場合における濃
度表示部の選択される態様を参考的に表わした説明図、
第7図は第1の領域についての補正原理を示した原理図
、第8図は第2の領域についての補正原理を示した原理
図、第9図は第3の領域についての補正原理を示した原
理図、第10図は多値画像データの補正の手順を原理的
に表わした回路説明図、第11図〜第14図は本発明の
第2の実施例を説明するためのもので、このうち第11
図は多値画像入力装置の概略構成図、第12図は多値画
像入力装置の回路構成の要部を示すブロック図、第13
図はプレスキャンによる濃度表示部の選択作業の概要を
表わした流れ図、第14図は4つの濃度表示部が選択さ
れた後における多値画像人力装置の実測値測定作業を表
わした流れ図、第15図は白色のプレートのみを用いて
濃度補正を行う従来の補正の方法を表わした説明図、第
16図は従来の多値画像入力装置の実際の出力特性を表
わした特性図である。 22・・・・・・原稿、24・・・・・・スキャニング
ユニット、29・・・・・・1次元イメージセンサ、3
2・・・・・・電子回路部、 35・・・・・・濃度表示部選択スイッチ、41・・・
・・・CPLJ、43・・・・・・ROM。 44・・・・・・RAM、44A・・・・・・実測値格
納領域、4B・・・・・・補正前データ格納領域、4C
・・・・・・補正後データ格納領域、4D・・・・・・
最大・最小・中間濃度データ格納領6・・・・・・デー
タ入力回路、 7・・・・・・モータ制御回路、 1〜63・・・・・・第1〜第3のコンパレータ、5〜
67・・・・・・第1〜第3の処理部、9・・・・・・
補正式演算部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、光電変換用の多数のピクセルから構成される1次元
    イメージセンサと、 この1次元イメージセンサの主走査方向に並設され、そ
    れぞれが異なった光学濃度に設定された複数の濃度表示
    部と、 前記1次元イメージセンサの出力を多値画像データに変
    換するアナログ−ディジタル変換手段と、前記複数の濃
    度表示部のうち所望の1または複数の濃度表示部を選択
    する濃度表示部選択手段と、この濃度表示部選択手段に
    よって選択された濃度表示部について1次元イメージセ
    ンサで読み取り多値画像データに変換したそれぞれの実
    測値をピクセルごとに格納するメモリと、 このメモリに格納されたこれらの実測値とそれぞれにつ
    いての濃度表示部の実際の光学濃度とを基にして原稿を
    読み取った際に得られるピクセルごとの多値画像データ
    を補完的に補正する多値画像データ補正手段 とを具備することを特徴とする多値画像入力装置。 2、光電変換用の多数のピクセルから構成される1次元
    イメージセンサと、 この1次元イメージセンサの主走査方向に並設され、そ
    れぞれが異なった光学濃度に設定された複数の濃度表示
    部と、 前記1次元イメージセンサの出力を多値画像データに変
    換するアナログ−ディジタル変換手段と、前記1次元イ
    メージセンサで原稿をプレスキャンするプレスキャン手
    段と、 プレスキャンした原稿の画像データの濃度分布を基に、
    その原稿の読取基準となる互いに異なった濃度をそれぞ
    れ表示する複数の濃度表示部を決定する濃度表示部決定
    手段と、 この濃度表示部決定手段によって決定されたこれらの濃
    度表示部について1次元イメージセンサで読み取り多値
    画像データに変換した実測値をピクセルごとに格納する
    メモリと、 このメモリに格納されたこれらの実測値とそれぞれにつ
    いての濃度表示部の実際の光学濃度とを基にして原稿を
    読み取った際に得られるピクセルごとの多値画像データ
    の濃度を補正する多値画像データ補正手段 とを具備することを特徴とする多値画像入力装置。
JP1331363A 1989-12-22 1989-12-22 多値画像入力装置 Pending JPH03192967A (ja)

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