JPH03182929A - 磁気テープ媒体の移送機構制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は集合型磁気テープ装置における磁気テープ媒体
の移送機構制御装置に関し、特に磁気テープ媒体移送機
構の異常処理方式に関する。

［従来の技術］ 従来、この種の磁気テープ媒体の移送機構制御装置では
、常用系と予備系の２つの系をもち、常用系が障害を起
こした場合には予備系に切り換えて処理を続行するが、
そのときの異常処理は、予備系で移送機構のステータス
を吸い上げ、再び」二値装置から障害時の命令を受ける
ものとなっていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の磁気テープ媒体の移送機構制御装置は、
常用系と予備系の間で、ステータスや上位装置から受け
たコマンドなどの情報の送受を行っていないため、常用
系が障害を起こした場合に、予備系に切り替っても、磁
気テープ媒体移送機構のステータスを吸い上げ、また同
じ命令を上位装置から受けなければならず、処理効率の
低下につながるという欠点があった。

本発明の目的は前記課題を解決した磁気テープ媒体の移
送機構制御装置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

前記目的を遠戚するため、本発明に係る磁気テープ媒体
の移送機構制御装置においては、常用系２− と予備系の間での通信に必要な上位装置からの命令の実
行状態を記憶する共有メモリと、前記共有メモリのアク
セス要求信号、アクセス許可信号。

強制アクセス要求信号、アドレス設定信号、データ書き
込み信号、データバス信号、電源オン信号。

レディー信号、パリティエラー信号を送受するパラレル
インターフェイスユニットとを有するものである。

〔実施例〕

次に本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である。

第１図において、待ち行列管理部ｌは上位装置Ｍからの
命令を信号線１１〜１４を介して受信し、ファームウェ
アにて効率的、かつ均等的に命令を信号線１５を介して
主処理部２に送出する。また、信号線１６を介して集合
型磁気テープ装置Ｍ２の磁気テープ媒体挿入部・排出部
の状態の監視を行う。

主処理部２は待ち行列管理部ｌから受は取った動作命令
の論理アドレスを物理アドレスに変換して信号線１９を
介して磁気テープ媒体移送機構Ｍ３に命令を送出する。

また、動作命令によって２台の磁気テープ媒体移送機構
の最適選択、衝突防止処理、障害が起こった場合の異常
処理を行う。また、主処理部２の内部に共有メモリ３と
Ｉ１０ボート４を有し、信号線１７と信号線１８を介し
て他系の移送機構制御装置Ｍ４との間に通信を行う。

第２図は、第１図に示す共有メモリ３とＩ１０ボート４
と信号線１７．１８に相当する磁気テープ媒体移送機構
制御装置の常用系と予備系のインターフェイスを示すブ
ロック図である。第２図において、信号線２１は常用系
５が電源オン状態になったことを知らせる信号ラインで
ある。信号線２２は常用系５が電源オン後に自己診断を
完了してレディー状態になったことを知らせる信号ライ
ンである。信号線２３は予備系６に対しての共有メモリ
アクセス要求信号ラインである。信号線２４は前記信号
線２３のアクセス要求信号に対する予備系６からのアク
セス許可信号ラインである。信号線２５は予備系６に対
しての共有メモリの強制アクセス要求信号うインである
。信号線２６は共有メモリのアドレスを設定するときに
使用し、本信号がアクティブとなったときの後縁で信号
線のデータバス信号の内容が共有メモリのアドレスとし
て設定される。信号線２７は予備系６に対して共有メモ
リへのデータ書き込み時及びアドレス設定時に使用する
８ビツトと１パリテイのデータバス信号ラインである。

信号線２８は予備系６に対して具有メモリへのデータ書
き込み時に使用し、本信号がアクティブとなったときの
後縁で前記信号線２７のデータバス信号の内容が共有メ
モリへ書き込まれる。信号線２９は共有メモリへのデー
タ書き込み時及びアドレス設定時に、前記信号２７のデ
ータバス上のデータにパリティエラーを検出したときに
セットされる信号ラインである。」二足信号と同一のも
ので方向が反対のものがもう一群存在する。

ここで、共有メモリ内の情報は ■　磁気テープ媒体移送機構の動作命令と診断動作命令
の区別及び命令が２台の移送機構のどちらに割り当てら
れたかの情報、 ■　実行順序を示す番号、 ■　移送機構の現在位置から目的位置までの動作が正常
か否か及び各アドレス、 ■　移送機構の１つ目の目的位置から２つ目の目的位置
までの動作が正常か否か及び各アドレス、■　移送機構
がテープを掴んでいるか否かの情報、■　異常回復処理
の内容 に関するものである。

従って、第２図の移送機構制御装置間のインターフェイ
スを用いて、上記の内容を転送する。転送の手順は信号
線２２でレディー信号を予備系６に送出した後に信号線
２３のアクセス要求信号をアクティブにして予備系６に
送出する。アクセス要求信号に対し、予備系６が信号線
２４のアクセス許可信号をアクティブにして応答した後
に信号線２７のデータバスに８ビツト＋１パリテイのア
ドレス値をのせて、信号線２６のアドレス設定信号をオ
ン・オフしてアドレスを設定する。次に信号線２７のデ
ータバスに前記の共有メモリに書き込むべき情報をのせ
て信号線２８のデータ書き込み信号をオン・− オフしてデータを書き込み、これで共有メモリへの１バ
イトのデータ転送が終了する。この動作を繰り返してｉ
Ｉｊ記の共有メモリの情報をすべて転送する。したがっ
て、予備系６の移送機構制御装置は命令の実行状態を把
握できる。

第３図は第１図に示す待ち行列管理部１と主処理部２の
動作を説明するフローチャートである。

常用系の処理に障害を生じた場合、上位装置は常用系で
あった移送機構制御装置を予備系に、−ｒ・細糸てあっ
たものを４：ｌ＋用系へ切り換える（ステップＳ）。主
処理部２は共有メモリの内容を読み出して動作命令を実
行中であったか否かを判断しくステップＳ、）、実行中
でなかったならば、どの」−位装置を監視していたかの
情報を待ち行列管理部１に報告し、待ち行列管理部１は
次の上位装置の命令を監視するようにセットして異常処
理を終了して正常処理を始める（ステップＳ、、　Ｓ４
．　Ｓ、）。動作命令を実行中であったならば、主処理
部２はどの」１位装置からの動作命令を実行していたか
チエツクしくステップＳｊ、待ち行列管理部１に報告し
て、待ち行列管理部ｌで次の」−位装置の命令を監視す
るようにセットした後に（ステップＳ、）、主処理部２
で動作命令か診断動作命令かの判断を行う（ステップＳ
、）。主処理部２は動作命令であれば、２台のどちらの
移送機構に命令が割り当てられていたかチエツクしくス
テップＳｓ）、診断動作命令であれば、移送機構制御装
置を診断モードにセットした後に（ステップＳ１゜）、
どちらの移送機構への診断動作であったかチエツクする
。主処理部２は左あるいは右の移送機構（ここで、左。

右とは、集合型磁気テープ装置の操作パネルに向かって
左、右の意味）を選択した後に（ステップＳ、Ｓ、、）
、１つ目の目的アドレスまで動作が終了しているかどう
かをチエツクして、終了していれば共有メモリから２つ
目の目的アドレスを読み出して移送機構に命令を送出す
る（ステップ８．３）。

１つ目の目的アドレスまで終了していなければ、主処理
部２は共有メモリから１つ目の目的アドレス、２つ目の
目的アドレスを読み出して、まず１つ目の目的アドレス
までの動作命令を移送機構に送出して、その動作を終了
した後に２つ目の目的アドレスまでの動作命令を送出す
る。そしてその動作に異常がなければ、主処理部２はス
テータスを編集して異常処理は正常終了となり（ステッ
プＳ、、−）、正常処理へ移る。異常があった場合には
、主処理部２はステータスを編集して待ち行列管理部ｌ
を介して上位装置に異常報告をして異常終了となる（ス
テップ８．４）。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明は磁気テープ媒体の移送機構
制御装置の常用系と異常系の間に共有メモリとＩ１０ポ
ートを設けて通信を行うことにより、正常系に障害を起
こした場合の異常処理に改善が図られ、データ処理効率
及び信頼性が向上できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
磁気テープ媒体の移送機構制御装置の常用系と予備系の
インターフェイスを示すブロック図、第３図は本発明の
詳細な説明するフローチャトである。 ｌ・・待ち行列管理部 ３・・・共有メモリ ５・・常用系 ２・・・主処理部 ４・・・Ｉ１０ポート ６・・・予備系

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）常用系と予備系の間での通信に必要な上位装置か
   らの命令の実行状態を記憶する共有メモリと、前記共有
   メモリのアクセス要求信号、アクセス許可信号、強制ア
   クセス要求信号、アドレス設定信号、データ書き込み信
   号、データバス信号、電源オン信号、レディー信号、パ
   リテイエラー信号を送受するパラレルインターフェイス
   ユニットとを有することを特徴とする磁気テープ媒体の
   移送機構制御装置。