JPH03181837A - ネブライザー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は分析すべき材料についての毛管供給システムお
よび流れ出口端のまわりの相互作用空間においてエーロ
ゾルを形成する毛管キャリヤーガス供給システムを含む
ネブライザーに関する。

（背景技術） ネブライザーはＢ、Ｌ、シャープ社ｒＪｏｕｒｎａｌ　
ｏｆＡｎａｌｙｔｉｃａｌ　Ａｔｏｍｉｃ　５ｐｅｃｔ
ｒｏｎｅｔｒｙＪＶｏ１．３＋　Ｐ、６１３〜６５２　
（１９８８）、特に第６１４頁の項目「ネブライザー（
Ｎｅｂｕｌｉｊｅｒｓ）　Ｊに記載されており、分析目
的のためのネブライザーは同心流、直交流およびバビン
グトン（Ｂａｂｉｎｇｔｏｎ）ネブライザーに分類され
ている。実際上、すべての３タイプのネブライザーは極
めて低い粒子密度および温度に大きい粒子を有するエー
ロゾルを生ずる欠点がある。更に、ネブライザーは調整
できないか、または難しく、または供給導管を詰まらせ
るなどの欠点がある。上述するネブライザーにおいては
、例えば材料の水溶液と、例えば片寄らした粘度などを
有する有機液体との間に問題のない移行が要求される。

既知の同心流ネブライザーにおいては、実際上、実質的
に再調整ができない、１１整すべき材料は中心毛管を介
して液体状態で供給させ、およびキャリヤーガスは中心
毛管を同心的に囲んでいる開口を介して供給している。

中心毛管およびキャリヤーガス導管は共通供給ホルダー
に連通している。ホルダーにおいて軸方向に変位するた
めに、材料供給のための毛管を設けている。この結果と
して、また出口開口およびガス供給開口を互いに軸方向
に変位しうるようにし、エーロゾルの形成の影響を小さ
くしている。

直交流ネブライザーにおいては材料流におよびキャリ・
ヤーガス流についての出口開口を互いに横方向に向けて
いる。一般に、他の開口の長袖から各開口の距離は一定
に調整され、変えることができない。この距離を再調整
する場合には、エーロゾル形成に著しい影響を与えるこ
とになるが、しかしこのことはかかるネブライザーを不
°安定にする。

バビングトン　ネブライザーにおいては、材料を壁面上
に皮膜流の形態で供給し、キャリヤーガス流を壁の開口
を介して供給している。壁として、比較的に大きい球体
また溝（ｑｕｔｔｅｒ）の部分を選択し、および材料流
をガス供給開口から比較的に離れた所に配置する場合に
は、安定手段で操作するネブライザーを得ることができ
る。しかしながら、この構造はこの種のタイプのネブラ
イザーについて任意に調整することができない。

（発明の開示） 本発明は上述する欠点を除去することを目的とするもの
で、この目的のために、本発明は上述するタイプのネブ
ライザーにおいて、相互作用空間に位置した毛管材料供
給システムの端部に、キャリヤーガス流をそらす平坦案
内面および材料流を案内面に供給する１または２個以上
の開口を設けたことに特徴を有している。

本発明のネブライザーにおいて、キャリヤーガス流を材
料供給の区域において急に停止し、かつ片寄らすために
、機械的調整により影響を与えることができ、かつ広い
ファンに拡がるエーロゾル流中により小さい粒子を生ず
る強い相互作用および乱流を得るようにすることができ
る。

本発明の好適例において、毛管材料供給システムは単一
毛管または数個の単一毛管システムを含んでおり、例え
ば軸線のまわりを対称的に配向した２または４個の毛管
、または環状毛管を軸線のまわりに対称的に配置する。

環状液体毛管のために、調整可能性を制限することなく
、ネブライザーの効率を高めることができる。ミスト（
ｍｉｓｔ）の単一の連続かさ製胴を得る場合に、効率を
増大できることを確かめた。

他の好適例において、毛管材料供給システムを好ましい
円錐台（ｔｒｕｎｃａｔｅｄ　ｃｏｎｅ）面に合流する
ロッド状ホルダーに連通させ、毛管を円錐台面に合流さ
せる。円錐角の選択、場合により、先端切断部（ｔｒｕ
ｎｃａｔｉｏｎ）の広がりによって、材料の流れを最適
方向に向けることができる。円錐端部とガス供給端部と
の間の距離を調整することによって、エーロゾル流れを
最適にすることができる。好適例において、全円錐角は
、例えば約２５°にし、先端切断部を、例えば４００μ
−の毛管断面に対して約３００μ鵠にすることができる
。毛管を有する毛管ホルダーは、例えばガラス状炭素の
Ａｌｔｏｚのような固体セラミック材料または類似する
比較的に不活性な材料からなる。

他の好適例において、ガス供給毛管を材料供給毛管シス
テムについての支持体として同時に作用するホルダーに
連通し、材料供給に関してガス供給毛管を半径方向に変
位する毛管を設ける。この目的のために、ガス供給毛管
を調整しうる三点支持体に設ける。特に、ホルダーには
ガス毛管についての長さ調整機構を設ける。

特に、毛管液体供給システムの案内面は、残留する毛管
液体供給システムの軸に関して軸方向に独立に調整する
。この結果として、丈夫でかつ安価な比較的に小型の構
造を測定すべき液体流れの粘度の差異に適応することが
できる。

（実施例） 次に、本発明における二、三の好適例を後述するように
、添付図面に基づいて説明する。

第１図はネブライザーのガス供給部２および液体供給部
４を相対位置関係状態で示している。ガス供給部２は単
一管６および場合により毛管ガス供給導管１０を包囲す
る細かくした幅の部分８を有している。ガス供給毛管は
好ましいが、しかし必ずしも円形断面、例えば約１００
〜３００μ園直径にする必要はない。円錐形状のガス供
給部に面する端部で終る管１２を有する液体供給装置４
は、ガス出口開口１１から、例えば約０．５ｍの好まし
く調整しうる距離で、ガス供給毛管に対し反対に軸方向
に配置する０円錐面１５は管軸１６に対して、例えば１
０゜〜３０”　の角度を包み、および案内面２０を有す
る自由端において、例えば約３００μｍの直径を有する
軸１６に対して実質的に直角に先端を切断する。かよう
にして形成した円錐台は管１２のような円形にすること
ができ、しかも方形、多角形または楕円形にすることが
できる。第１図に示すように、管１２は軸１６のまわり
に対称に配置した４個の液体供給毛管２２を設けること
ができ、毛管は、例えば約４００　ａｍの直径を有し、
かつ毛管の軸を考慮して軸１６から、例えば０．５ｓ＋
ａの間隔で配置することができる。これらの毛管は、必
ずしも好適な円形にする必要はない。毛管は円錐面１５
に合流させ、４個の毛管を有する場合には、例えば正方
形断面を有している。測定すべき材料の溶液または懸濁
物の液体は毛管２２を介して供給し、案内面２０の方向
に流し、この流れに対してガスを毛管１０から流し、こ
の区域においてミストまたはエーロゾルを生成させ、こ
れを分析するための測定空間に移送する。

毛管は、例えば比較的に不活性な材料からなる管１２に
配置する。

第２図は、ガス供給管２および液体供給管１２を有する
ネブライザーの機械的構造の例を示している。ガス供給
管をホルダー３０に締付ける。この場合、ホルダー３０
は２つの回転軸３４および３６を有するブラケット３２
を介して液体供給管１２についてのハウジング４０に連
結する。この目的のために、ブラケット３２についての
支持体３８をハウジング４０の開口４２に締付ける。液
体供給に関してガス供給を再調整するために、ブラケッ
トに、例えばねじ接続４４を介して、ハウジング４０の
反対側から調整することのできる接続４６を設ける。管
１２はハウジング４０に円錐体４８および好ましくは円
錐形ばね５０によって固定する。管１２は調整ねじ５２
によって軸方向に転位し、ボール４８のまわりを第２図
に示す横方向調整機構によって傾かせ、この結果として
排出方向を再調整することができる。管１２は引張りば
ね５４、Ｘ調整ねじ５６およびＹ調整ねじ５８のそれぞ
れの衝合面間に締付ける。また、衝合部および２個の圧
縮ばねを用いることができる。あるいは、また本発明の
ネブライザーのガスおよび液体供給管についての取付け
および再調整のすべての適当な形を用いることができる
。上述する好適例はガス供給および材料供給の逆流に基
づくものである。

他の相当する手段においては、横断流、すなわち、ガス
の流れの方向および液体の供給方向が互いに、例えば約
９ｒの角を包含する流れを用いることができる０次いで
、相対調整を相当する手段で大ざっばに行うことができ
る。逆流と横断流との間の所望の中間型式を選択するこ
とができるが、９０゜ 以上の角が好ましい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のネブライザーの相互作用空間の付近に
おける出口開口の配置を示す説明用線図、および 第２図は第１図に示すネブライザーの構造略図を示す説
明用線図である。 ２・・・ガス供給部 ４・・・液体供給部 ６・・・単一管 ８・・・細くした幅の部分 １０・・・毛管ガス供給導管 １１・・・ガス出口開口 １２・・・液体供給管 １５・・・円錐面（円錐台面） １６・・・管軸 ２０・・・案内面 ２２・・・液体供給毛管 ３０・・・ホルダー ３２・・・ブラケット ３４、３６・・・回転軸 ３８・・・支持体 ４０・・・ハウジング ４２・・・開口 ４４・・・ねじ接続 ４６・・・接続 ４８・・・ボール ５０・・・円錐形ばね ５４・・・引張りばね ５６・・・Ｘ調整ねじ ５８・・・Ｙ調整ねじ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、分析すべき材料についての毛管供給システムおよび
   流れ出口端のまわりの相互作用空間においてエーロゾル
   を形成するための毛管キャリヤーガス供給システムを含
   むネブライザーにおいて、相互作用空間に位置した毛管
   材料供給システムの端部に、キャリーヤーガス流をそら
   す平坦案内面および材料流を案内面に供給する１または
   ２個以上の開口を設けたことを特徴とするネブライザー
   。 ２、材料供給システムが出口端面において数個の単一毛
   管開口のシステムを含む請求項１記載のネブライザー。 ３、毛管材料供給システムが出口端面において環状開口
   を含む請求項１記載のネブライザー。 ４、材料供給システムについてのロッド状ホルダーが、
   毛管開口を合流する円錐面に円錐台形状の端部を有する
   請求項１〜３のいずれか一つの項記載のネブライザー。 ５、円錐端の円錐面がホルダーの軸線に対して約１５゜
   の角度を囲む請求項４記載のネブライザー。 ６、毛管材料供給システムが、毛管ホルダーの軸線に関
   して対称に配置した４個の同等の毛管を含む請求項１〜
   ５のいずれか一つの項記載のネブライザー。 ７、毛管材料供給システムについてのホルダーは多結晶
   または単結晶Ａｌ＿２Ｏ＿３からなる請求項１〜６のい
   ずれか一つの項記載のネブライザー。 ８、ガス供給毛管ホルダーが材料供給システムについて
   の支持体として作用するように設けた請求項１〜７のい
   ずれか一つの項記載のネブライザー。 ９、ガス供給システムおよび材料供給システムを互いに
   実質的に少なくとも１８０゜の角度で配置した請求項１
   〜８のいずれか一つの項記載のネブライザー。