JPH03181264A - 送信専用電話装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は送信専用電話装置、詳しくは送信キーを押すの
みで所定連絡先に予めメモリした内容を電話線を利用し
て送信する送信専用電話装置に関するものである。

〔従来の技術〕

例え区　火災発生あるいは急病等緊急事態発生の場合に
は相手先電話番号をダイヤル（または押釦）して呼出し
、緊急事態の内容及び場所等を通報する手段が採られて
いる。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし火災発生の場合等には気が顛倒し、必要伝達事項
の伝達が充分に行うことができない等の問題がある。あ
るいは加害者がいるとき。

通常の電話通報は却って凶悪事態を招くおそれがある。

または急な発作を生じ、意志の伝達が不可能の場合等が
ある。

本発明はかかる点に鑑み、緊急時等には単に送信キーを
押すのみで、電話回線を利用して所定の相手先を呼出し
、予め設定した伝達事項を送信することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するための本発明の送信専用電話装置の
第１の発明は、呼出し電話番号信号と伝達事項を記憶す
るメモリ回路と、を活線に対する発信回路及びこれらを
′＃ｑ１＃する制御機構並びに送信キーを備え、送信キ
ーの押圧により制御機構はメモリ回路のメモリ事項を発
信回路に印加し、発信回路は相手先の呼出しを行うと共
に、応答信号を検知し伝達事項を送信する送信時期選択
手段を有するものである。

また第２の発明は、送信キーは複数個備え、メモリ回路
にはそれぞれの送信キーに対応して呼出し電話番号信号
と伝達事項を区分して記憶し、何れか１つの送信キーを
押すことによりこれに対応するメモリ信号を発信回路に
印加し、上記要領により呼出しと送信を行うようにした
ものである。

〔作　用〕

送信キーを押すことにより制御機構はメモリ回路のメモ
リ事項を発信回路に印加する。発信回路は先ず相手先の
呼出しを行い、相手方から応答信号を検知した後、伝達
事項の送信を行う。

この場合、複数の送信キーを有する場合には、何れか１
つの送信キーの押圧によりｓｕｍ構はメモリ回路からこ
れに対応するメモリ事項を引き出して発信回路に印加し
、発信回路は上記要領にて相手先の呼出しと伝達事項の
伝達を行う。

〔実施例〕

１１図は本発明の送信専用電話装置（以下単に電話装置
という）の第１実施例のブロックダイヤグラムを示す、
この電話装！！１はメモリ回ｊ＄２と電話線に対する発
信回ＩＩ＆３及びこれらを制御する制御機＊４並びに送
信キー５を備える６またメモリ回路２に対して電話番号
信号を入力するための情報入力操作キー６と伝達事項を
入力するためのマイクロホン（以下単にマイクという）
並びにメモリ回路２のメモリ事項を再生し、聴取するた
めの再生操作回路８及びスピーカ９を付設する。

図中１０は電話回線に接続する出力端子、１１は表示灯
である。先ず、この電話装置１はメモリ回路２に情報入
力操作キー６による相手先の電話番号信号の入力とマイ
ク７による伝達事項の入力を行う。情報入力操作キー６
は例えばブツシュボタン方式の番号信号を発する構造と
する。但し、釦Ｍはメモリ開始釦、釦Ｃはキャンセル釦
であり、メモリ釦Ｍを押圧して制御機構４により情報入
力回路１２を作動し、上記操作キー６よりの電話番号信
号と共に、マイク７による伝達事項をメモリ回路２にイ
ンプットする。

なお、インプットされた伝達事項は再生操作回路８の操
作によりスピーカにより聴取することができ、もし修正
を要するときは情報入力操作キー６のキャンセル釦Ｃを
押してメモリ事項を消去し、上記メモリ操作を繰り返し
て行う。

以上によりメモリ操作を終わり、制御機構４を発信（時
期）側に切り換える。これは表示ランプｌｌ個の点灯に
より確認できる。

かかる状態において、送信キー５を押圧する。

これにより制御機構４はメモリ回路２のメモリ事項を発
信回路３に印加し、発信回路３は先ず電話番号信号を出
力端子１０に相手側が応答するまで所定回数反復して印
加する。

即ち、発信回路３には応答信号が発させられるまで伝達
事項の送信を送信時期選択手段を有し、応答信号を受信
した後、伝達事項を送信する。このとき第２の表示ラン
プｌｌｂは点滅し、送信完了で点灯する。

なお相手が話し中のときは、通話中の信号を読み取り、
一定時間後繰り返して呼出しを行う時期機能を有する。

所定回数繰り返し呼出しを行うも、通話中で送信できな
いとき、及び呼出信号しを所定回散発するも応答がない
場合には送信を中止し、通話不能として第３の表示ラン
プｌｌｃを点灯する。

次に第２図及び第３図は第２実施例を示す。

本実施例の電話装置２０は送信キー群２１として複数例
えば６個の送信キー２１ａ、２１ｂ・・２１ｆより構成
し、メモリ回路２２にはメモリ番地選択手段２３を備え
、送信キー群２１の任意の送信キーを押すことにより制
御機構２４は上記選択手段２３を作動してメモリ回路２
２の所定番地にインプットまたは該番地にインプットさ
れたメモリ事項を取り出すようにしたもので、その要領
を次に説明する。ただしその他の構成は前例と同一であ
り、同一部品については同一符号を付して説明を省略す
る。

なお、第３図は電話装置２０の正面図を示すものであり
、情報入力操作キー６は常時はカバー２５により覆われ
ている。また２６は解除キーである。

先ず、メモリ回路２２に対する入力に当たっては適宜の
送信キー例えば送信キー２１ａを押圧し、かつ情報入力
操作キー６のメモリ押釦Ｍを押す、これによりメモリ番
地選択手段２３はメモリ回路２２の所定番地例えば２２
ａを指定する。しかる後、前記要領にて情報入力操作キ
ー６による電話番号信号と共にマイク７による伝達事項
をメモリ回路２２の指定番地２２ａにインプットする。

同様にして第２の送信キー２１ｂを押圧し、電話番号信
号と共に伝達事項をメモリ回路２２の指定番地２２ｂに
インプットする。

以下同様であり、各送信キー２１ａ〜２１ｆに対応する
電話番号信号と共に伝達事項を指定番地２２ａ〜２２ｆ
にインプットした後、制御機構２４を発信側に切り換え
る。

次いで、送信に当たっては所要の送信キー例えば送信キ
ー２１ａを押すことにより制御機構２４はメモリ選択手
段２３を作動し、該キー２１ａに対応する指定番地２２
ａに記憶された電話番号信号及び伝達事項を呼び出し発
信回路３に印加する。

その後は、前例の要領にて相手先を呼出し、伝達事項を
送信する。

なお、上記送信キー２１ａ〜２１ｆは必要によっては他
の装置により連動するようにしてもよい。例えば上記第
２送信キー２１ｂを火災報知器用キーとしたとき、火災
感知器（図示省略）と連動するようにしてもよい。これ
によるときは人為的操作を必要とせず、従って留守中の
火災発生に際しても出動要請が可能となる。

〔発明の効果〕

本発明によるときは、予め呼出し番号と伝達事項とをメ
モリ回路に記憶し、信号キーの操作のみで所要の通報先
を呼出し通報するようにしたから、操作が簡単で、非常
の場合における従来の電話による意志の伝達が困難な場
合においても、正確に所要事項の伝達を行うことができ
る。

また送信は送信キーを操作するのみで極秘通信が可能で
あり、従って例えば凶悪犯人と対応した場合にも通報が
可能で不測の事態の防止に有効である。

更に、本発明は既設の電話線を利用して送信するように
したから特別な専用回線の敷設を必要とせず、安価に提
供することができる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の実施例に関し、第１図は第１実施例のブロ
ックダイヤグラム、第２図及び第３図はｊ１２実施例に
関し、第２図はそのブロックダイヤグラム、第３図は送
信専用電話装置の正面図である。 ｌ、２０は送信専用電話装置、２，２２はメモリ回路、
３は発信回路、４，２４は制御機構、５．２１ａ〜２１
ｆは送信キーである。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）呼出し電話番号信号と伝達事項を記憶するメモリ
   回路と、電話線に対する発信回路及びこれらを制御する
   制御機構並びに送信キーを備え、送信キーの押圧により
   制御機構はメモリ回路のメモリ事項を発信回路に印加し
   、発信回路は相手先の呼出しを行うと共に、応答信号を
   検知し伝達事項を送信する送信時期選択手段を有するこ
   とを特徴とする送信専用電話装置。
2. （２）メモリ回路と、電話線に対する発信回路及びこれ
   らを制御する制御機構並びに複数の送信キーを備え、メ
   モリ回路には各送信キーそれぞれに対する呼出し電話番
   号信号と伝達事項とを区分して記憶し、何れか１個の送
   信キーの押圧により制御機構はメモリ回路からこの送信
   キーに対応するメモリ事項を選択して発信回路に印加し
   、発信回路は相手先の呼出しを行うと共に、応答信号を
   検知し、伝達事項を送信する送信時期選択手段を有する
   ことを特徴とする送信専用伝達装置。