JPH0317887Y2 - - Google Patents

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JPH0317887Y2
JPH0317887Y2 JP5339386U JP5339386U JPH0317887Y2 JP H0317887 Y2 JPH0317887 Y2 JP H0317887Y2 JP 5339386 U JP5339386 U JP 5339386U JP 5339386 U JP5339386 U JP 5339386U JP H0317887 Y2 JPH0317887 Y2 JP H0317887Y2
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JP
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conductor
connector
hook
fastener
jacket
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、超短波治療に用いて好適な超短波
治療用導子に関する。
「従来の技術」 超短波治療においては、一対の導子を用いて患
部を前後から挾み、これらの導子を超短波治療器
の出力端に接続して通電を行うようにしている。
この場合、患部を挾む導子をなんらかの方法によ
り固定する必要があるが、従来は所定の保持用ベ
ルトにより、導子を人体に押し付けて固定してい
た。例えば、第5図は患部が腹部の場合の固定例
であり、この図に示すように、腹部を前後から挾
むようにして導子1a,1bを配し、これらの導
子1a,1bを、保持用ベルト2によつて人体3
に締め付けて固定していた。
「考案が解決しようとする問題点」 ところで、上述した従来の導子固定方法におい
ては、患部の位置によつては導子の固定操作、特
に背後の導子の固定が極めてしずらく、さらに、
治療位置を変えるときは、上記固定操作を再度行
わなければならないために、煩わしいという欠点
があつた。また、保持用ベルトによつて導子を人
体に締め付けるため、その使用に際して圧迫感を
伴うという問題があつた。
この考案は上述した事情に鑑みてなされたもの
で、患部に対する導子のセツトおよび治療位置の
変更に対する導子の位置変更を極めて素早く行う
ことができるとともに、使用に際しての圧迫感を
皆無とし得る超短波治療用導子を提供することを
目的としている。
「問題点を解決するための手段」 この考案は、上述した問題点を解決するため
に、人体に着衣可能な構造をなした基体と、この
基体の一部もしくは全部に設けられる第1の面フ
アスナと、外周の一部もしくは全部に第2の面フ
アスナが設けられ、この第2の面フアスナが前記
第1の面フアスナに係合することにより、前記基
体に着脱自在に取り付けられる導子電極とを具備
している。
「作 用」 被治療者が基体の所望の位置に導子電極を取り
付け、その後に前記基体を着ると、導子電極が治
療部位に自動的にセツトされる。
「実施例」 以下、図面を参照してこの考案の実施例につい
て説明する。
第1図イ,ロは、各々この考案の一実施例の構
成を示す正面図である。これらの図において、5
は一般的な繊維材料によつて作られているジヤケ
ツトであり、超短波治療を行う人が治療時に着衣
するものである。同図ロは、ジヤケツト5のフア
スナFを開けてその前面部を左右に開いた状態を
示しており、この図において斜線を付した部分6
は、ジヤケツト5の内面全面に張られている面フ
アスナである。7a,7bは各々背部に平行に設
けられている共通導線、8a,8bは各々右前
部、左前部に設けられている共通導線である。こ
の共通導線7a,7b,8a,8bは各合柔軟な
導線材料によつて形成されるとともに、面フアス
ナ6に接着剤等によつて固定されている。次に、
10a,10bおよび11a,11bは、各々導
電性の繊維、銅平編線、あるいはその他の繊維状
の導線(ステンレス線)により長方形状に編まれ
た導子電極であり、任意の形状に湾曲し得るよう
になつている。そして、上記導子電極10a,1
0bおよび11a,11bは、その外周が面フア
スナによつて覆われており、ジヤケツト5の内面
に張られた面フアスナ6に対して着脱自在となつ
ている。この場合、導子電極10a,10b,1
1a,11bは、各々接触子12a,12b,1
3a,13bによつて共通導線7a,7b,8
a,8bに接続されている。接触子12a,12
b,13a,13bは、例えば、第2図に示すよ
に、長方形状の面フアスナ部FCと、接触導体CO
とから構成されており、接触導体COを共通導体
7a,7b,8a,8bの所望の位置に被せるよ
うにして面フアスナ部FCと面フアスナ6とを係
合させ、これにより、接触導体COを共通導体7
a,7b,8a,8bに接触させる。
次に、第3図はこの実施例の電気的構成を示す
結線図であり、図において、15はジヤケツト5
の裾部分に設けられているコネクタである。この
コネクタ15は、対になつている接点16a,1
6bおよび17a,17bを有しており、各接点
16a,16b,17a,17bが各々共通導線
7a,7b,8a,8bに接続されている。
一方、第3図に示す28は超短波治療器であ
り、この超短波治療器28の出力端がコネクタ2
5の接点26a,26bに接続されている。この
コネクタ25はコネクタ15におけるポジシヨン
PO1、PO2のいづれかに任意に差し込み可能とな
つている。
次に、この実施例の使用方法について説明す
る。
まず、被治療者は所望の治療部位に対応するよ
うに、導子電極10a,10bおよび11a,1
1bを面フアスナ6上に張り付ける。例えば、第
4図は代表的な治療部位を示す図であり(図に示
すサフイツクスa,bは、導子電極を対となるよ
うに配置することを意味している)、この図に示
すAa,Ab部に治療を行おうとする場合は、フア
スナ部6のAa,Ab部に対応する位置に導子電極
10a,10bを張り付ける。また、第4図に示
すDa,Db部に治療を行う場合は、この部位に対
応する位置に導子電極11a,11bを張り付け
る。そして、導子電極10a,10b,11a,
11bの張り付けが終了した後において、被治療
者はジヤケツト5を着る。次に、被治療者は、コ
ネクタ25をコネクタ15のポジシヨンPO1もし
くはポジシヨンPO2のいづれか一方に差し込み、
超音波治療を開始する。
この場合、ポジシヨンPO1に差し込んだとき
は、首筋部分の治療が開始され、ポジシヨンPO2
に差し込んだときは、腰上部の治療が開始され
る。
このように、被治療者は治療を行おうとする部
位に応じて、導子電極10a,10bおよび11
a,11bを張り付け、その後にジヤケツト5を
着ることによつて、所望の部位に対する超短波治
療を行うことができる。しかも、コネクタ25を
差し込むポジシヨンを変えることにより、セツト
した治療部位を瞬時に切り替えることができる。
なお、上記実施例におけるコネクタ15に代え
て、例えば、ロータリスイツチ等を用い、これに
より、通電する導子電極を切り換えるようにして
もよい。一方、治療部位の瞬時的な切り換えが不
要な場合は、共通導線は1組だけにし、治療部位
の変更は、導子電極の位置変更によつて行うよう
にする。
また、上記実施例における面フアスナ6の表面
に、予め一般的な基準治療部位をマークしてお
き、被治療者が導子電極を張り付ける際の目安と
してもよい。
またさらに、本考案においては、以下のような
変形例が種々可能である。
前述の実施例においては、ジヤケツト5の内
面に面フアスナ6を設けたが、、これをジヤケ
ツト5の表面に設けるようにする。この場合
は、ジヤケツト5を着た後においても、導子電
極の位置変更を行うことができる。
前述の実施例および上記の双方の場合にお
いて、頻度の高い治療部位に対応する部分だけ
に面フアスナを設けるようにする。
導子電極からコネクタ15までの配線が邪魔
にならなければ、実施例のような共通導線を用
いず、導子電極からリード線を引き出してコネ
クタ15に直接接続するように構成する。
接触子12a,12b,13a,13bは、
実施例において示した構成のものに限らず、ク
リツプ状の把持型のものや、その他の構成のも
のを用いてもよい。要は、共通導線7a,7
b,8a,8bと良好な接触が得られ、かつ、
その接触状態を保てれば良い。
上記実施例は、ジヤケツトに導子電極を配置
する実施例であつたが、これに代えて、例えば
チヨツキの様な衣服に導子電極を配置してもよ
く、また、ズボン状のものに導子電極を配置し
て、ひざや大腿部の治療を行うようにしてもよ
い。
「考案の効果」 以上説明したように、この考案によれば、人体
に着衣可能な構造をなした基体と、この基体の一
部もしくは全部に設けられる第1の面フアスナ
と、外周の一部もしくは全部に第2の面フアスナ
が設けられ、この第2の面フアスナが前記第1の
面フアスナに係合することにより、前記基体に着
脱自在に取り付けられる導子電極とを具備したの
で、被治療者が基体の所望の位置に導子電極を取
り付け、その後に前記基体を着ると、導子電極が
治療部位に自動的にセツトされる。したがつて、
患部に対する導子のセツトおよび治療位置の変更
を極めて素早く行うことができるとともに、使用
に際しての圧迫感を皆無とし得る利点を達成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例において用いたジ
ヤケツトの正面図であり、同図イはフアスナを閉
じた状態の図、同図ロはフアスナを開けて前面部
を解放した状態の図、第2図は同実施例における
接触子の構成例を示す概略構成図。第3図は同実
施例の電気的構成を示す結線図、第4図は治療部
位の例を示す図、第5図は従来の導子固定方法を
示す側面図である。 5…ジヤケツト(基体)、6a,6b〜11a,
11b…導子電極、15…コネクタ、25…コネ
クタ、28…超短波治療器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 人体に着衣可能な構造をなした基体と、この
    基体の一部もしくは全部に設けられる第1の面
    フアスナと、外周の一部もしくは全部に第2の
    面フアスナが設けられ、この第2の面フアスナ
    が前記第1の面フアスナに係合することによ
    り、前記基体に着脱自在に取り付けられる導子
    電極とを具備することを特徴とする超短波治療
    用導子。 (2) 前記基体は、超短波治療器の出力が共通され
    る接続用のコネクタと、このコネクタに接続さ
    れる共通導体とを有し、かつ、前記導子電極は
    前記基体に取り付けられた状態において、前記
    共通導体に接続可能な接触子を有することを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    超短波治療用導子。
JP5339386U 1986-04-09 1986-04-09 Expired JPH0317887Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5339386U JPH0317887Y2 (ja) 1986-04-09 1986-04-09

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5339386U JPH0317887Y2 (ja) 1986-04-09 1986-04-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62164051U JPS62164051U (ja) 1987-10-19
JPH0317887Y2 true JPH0317887Y2 (ja) 1991-04-16

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JP5339386U Expired JPH0317887Y2 (ja) 1986-04-09 1986-04-09

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JPS62164051U (ja) 1987-10-19

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