JPH031781U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図は本考案の第１の実施例を
示す図で、第１図は墨壷の外観を示す正面図、第
２図は糸巻き部の分解斜視図、第３図は糸巻き部
の断面図、第４図は係止棒の動作を示す断面図、
第５図は第２の実施例を示す糸巻き部の断面図で
ある。 １……墨壷本体、３……糸巻き部、５……墨室
、７……捲回ドラム、９……墨糸、１１……渦巻
きばね、１３……軸、２１……クランク（回転部
材）、３１……係止棒、３３……凹部、３５……
凹部の貫通孔、３７……傾斜面、４１……かるこ
、５１……スプリング。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 １ 先端にかるこを備えた墨糸を渦巻きばねによ
   り墨糸の巻き取り方向へ弾性付勢された捲回ドラ
   ムにより捲回収納する糸巻き部および墨綿を収納
   する墨室からなる墨壷本体を有し、上記墨糸を渦
   巻きばねの弾性力に抗して糸巻き部から墨室内を
   介して墨壷本体外に引き出すようにした墨壷にお
   いて、墨糸を捲回ドラムに完全に捲回しかるこが
   墨室の墨糸挿出口に係止した初期状態にあつて、
   回転部材を回転させることにより上記渦巻きばね
   を所定量蓄勢しておくとともに、上記回転部材に
   連結された係止棒を上記墨壷本体に形成された凹
   部に係合させることにより該蓄勢状態を保持して
   おき、上記凹部は傾斜面を備えていて、墨糸が切
   断されて渦巻きばねが蓄勢していた弾性力の勢い
   によつて反転し上記初期蓄勢量を解放してなお反
   転しようとしたとき、上記係止棒を傾斜面に沿つ
   て移動させることにより渦巻きばねをフリーな状
   態にするようにしたことを特徴とする墨壷。 ２ 請求項１記載の墨壷において、上記係止棒は
   、回転部材との間に張設された弾性部材により、
   上記凹部への係合方向に付勢されていることを特
   徴とする墨壷。