JPH0317493Y2 - - Google Patents

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JPH0317493Y2
JPH0317493Y2 JP1983075169U JP7516983U JPH0317493Y2 JP H0317493 Y2 JPH0317493 Y2 JP H0317493Y2 JP 1983075169 U JP1983075169 U JP 1983075169U JP 7516983 U JP7516983 U JP 7516983U JP H0317493 Y2 JPH0317493 Y2 JP H0317493Y2
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parabolic mirror
multifocal
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light sources
rotary
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はVTRのテープ案内装置等の信号の伝
送に適用して好適なロータリフオトカプラに関す
る。
背景技術とその問題点 VTRのテープ案内装置では、回転ドラム及び
固定ドラム間にロータリカプラとしてロータリト
ランスを設けて、信号の伝送を行うようにしてい
るのが普通である。以下、第1図、第2図及び第
3図を参照して、このロータリトランスの一例を
説明する。第2図において1はロータ、2はステ
ータを示し、ロータ1は回転上ドラム(図示せ
ず)に取付けられ、ステータは固定ドラム3に取
付けられる。4は回転上ドラムを駆動する回転軸
を示す。ロータ1及びステータ2は夫々第1図に
示すような構造を有しており、フエライト等の磁
性体からなるリング状コア5に、チヤンネル数に
応じた数の同心円状の溝6,6′が形成され、そ
の各溝6,6′内に夫々コイル8a,8′a;8
b,8′bが巻装されているものである。7はコ
ア5の中心開口である。第3図はこのロータリト
ランスの等価回路を示し、ここでは2チヤンネル
のトランス8,8′から構成されている。トラン
ス8,8′において、8a,8′aはロータ側コイ
ル、8b,8′bはステータ側コイルである。そ
してロータ側コイル8a,8′aは、180゜角度割
をもつて配された1対の回転磁気ヘツドに接続さ
れ、ステータ側コイル8b,8′bは記録又は再
生増幅器に接続される。
ところで、このロータリトランスによる信号の
伝送は、電磁結合により信号の伝送を行うため、
特に低周波信号、高周波信号については伝送され
た信号の劣化が生じる問題があつた。また、一般
にロータリトランスは、VTRのデジタル化ある
いは構成の複雑化に伴い、チヤンネル数の増加の
傾向にある。ロータリトランスのチヤンネル数を
増加することは一応可能であるが、チヤンネル数
を増加すると、それだけ大型となる外、価格が高
くなつたり、相互妨害の程度が増大するという欠
点があつた。
考案の目的 本考案はかかる点に鑑み、低周波及び高周波の
信号の伝送が良好にできると共に相互妨害の虞が
殆んどなく3チヤンネル以上の多チヤンネル化が
可能で、しかも小型化に適し、且つ製造の容易な
ロータリフオトカプラを提案しようとするもので
ある。
考案の概要 本考案ロータリフオトカプラは、円心円状に配
され、焦点の位置がそれぞれ異る複数の放物面鏡
からなる多焦点放物面鏡と、多焦点放物面鏡の各
放物面鏡に所定の入射角で平行な各別のビームを
入射せしめる複数の光源と、多焦点放物面鏡の各
焦点付近に配されて多焦点放物面鏡よりの反射ビ
ームを受光する複数の受光器とを有し、複数の光
源と複数の受光器及び多焦点放物面鏡とを所定の
位置関係で相対的に回転するようにしたものであ
る。
斯る本考案によれば、低周波及び高周波の伝送
が良好とできると共に相互妨害の虞が殆んどな
く、3チヤンネル以上の多チヤンネル化が可能
で、しかも小型化に適し且つ製造の容易なロータ
リフオトカプラを得ることができる。
実施例 以下に第4図及び第5図を参照して本考案ロー
タリフオトカプラの一実施例を説明する。
第4図及び第5図において10は同心円状に配
され、互いに異なる焦点を有する複数、本例では
3個の凹面型放物面鏡例えば凹面球面鏡10a,
10b,10cから成る多焦点放物面鏡である。
11a,11b,11cは、多焦点放物面鏡10
の各放物面鏡10a,10b,10cに対し各別
のビームa,b,cを入射せしめる複数、ここで
は3個の光源である。これらの光源11a,11
b,11cとしては例えば発光ダイオード特にレ
ーザダイオードが用いられる。12a,12b,
12cは多焦点放物面鏡10の各放物面鏡10
a,10b,10cの各焦点付近に配されて、多
焦点放物面鏡10よりの反射ビームa′,b′,c′を
受光する複数、ここでは3個の受光器である。こ
の受光器12a,12b,12cとしては、例え
ばフオトダイオードが用いられる。
そして、複数の光源11a,11b,11c
と、多焦点放物面鏡10及び複数の受光器12
a,12b,12cとを中心軸xの周囲に相対的
に回転させるようにする。即ち、複数の光源11
a,11b,11cを中心軸xの周りに回転さ
せ、多焦点放物面鏡10及び複数の受光器12
a,12b,12cを固定とするか、又は、複数
の光源11a,11b,11cを固定とし、多焦
点放物面鏡10及び複数の受光器12a,12
b,12cを中心軸xの周りに回転させるように
する。更に複数の光源11a,11b,11c
と、多焦点放物面鏡10及び複数の受光器12
a,12b,12cとを中心軸xの周囲に互いに
異なる回転速度で回転させること、あるいは異な
る回転方向に両者共回転させることもできる。
尚、第5図のa,b,cは、多焦点放物面鏡10
に入射する各ビームが中心軸xの周囲に回転して
いる状態を示す。
又、多焦点放物面鏡10の各放物面鏡10a,
10b,10cの焦点の位置は中心軸xに対し異
なる距離にあつても、あるいは焦点距離が異なつ
てもよいが、第4図の実施例では各放物面鏡10
a,10b,10cの焦点距離が等しく、中心軸
xに対する焦点の位置が互いに異なる場合であ
る。
ここで、第6図を参照してかかる多焦点放物面
鏡の原理を説明する。10′は凹面型放物面鏡で
ある。yは放物面鏡10′の光軸を示す。この放
物面鏡10′に入射する光軸yに平行なビームは
総て放物面鏡10′の焦点Fに集束する。また、
放物面鏡10′の光軸yから離軸し、この光軸y
と平行な軸zを中心として、光軸yに平行なビー
ムを回転させながら放物面鏡10′に入射せしめ
る場合においてもビームBMはやはり焦点Fに集
束する(第7図)。
また、この凹面型放物面鏡10′の中心軸に平
行な軸zを例えば第7図の如く想定し、そのz軸
を中心とする同心円cに沿つて光源を移動するご
とくして(第7図B参照)得た平行光線も当然焦
点Fに到達する。そして、放物面鏡近辺の光路は
光源の存在する同心円に沿つた範囲に限られる。
従つてこの部分をリング状に残し他の部分が欠落
したり、形状が変つても光路は全く影響を受けな
い。このことは、例えば、これら光源と光路を第
1とし、不必要な周囲の部分を切落とし、焦点の
全く違う第2のリング状放物面鏡と組合せても光
路が影響を受けないことを意味する。この第2の
リング状放物面鏡も第1のリング状放物面鏡同様
別の回転光源からの光路を作り、第2の焦点への
光伝送路を確保することになる。必要に応じ第
3、第4…の別焦点リング状放物面鏡を組合せる
ことにより、多焦点放物面鏡を得ることができ
る。そこで、複数の凹面型放物面鏡からその光軸
と一致するか又はそれと離軸した中心軸を有する
円環状の放物面鏡を切出し、これらを同心円状に
配し多焦点放物面鏡とすれば、各放物面鏡の形状
及び位置関係に応じて、例えば上述の第4図のよ
うに異なる位置に焦点を結ぶことができる。以上
が多焦点放物面鏡の原理説明である。
この第4図実施例において、回転する光源11
a,11b,11cより中心軸xに平行なビーム
a,b,cが多焦点放物面鏡10に入射すると、
多焦点放物面鏡10のそれぞれの放物面鏡10
a,10b,10cで反射して、ビームa,b,
cは反射ビームa′,b′,c′となりそれぞれ受光素
子12a,12b,12cに至り、光源11a,
11b,11cよりの信号が受光素子12a,1
2b,12cに伝達される。
この例によれば、3チヤンネルの信号がそれぞ
れ独立して光により伝送されるので信号相互の妨
害の虞が殆んどなく、低周波及び高周波の信号の
伝送が良好とできると共に、3チヤンネル以上の
多チヤンネル化が可能でしかも小型化に適し且つ
製造の容易なロータリフオトカプラの得られる利
益がある。
次に、本考案によるロータリフオトカプラの他
の実施例を説明する。第8図は本考案によるロー
タリフオトカプラをVTRのテープ案内ドラムの
再生信号の伝送に適用した場合である。第8図に
おいて、13は固定下ドラム、14は回転上ドラ
ム、15はドラム13,14間に形成された空
隙、Ha,Hbは回転上ドラム14に180゜角度割を
もつて取付けられた1対の回転磁気ヘツドであ
る。16は回転上ドラム14を駆動するモータで
あつて、その回転軸17が回転上ドラム14に取
付けられている。18は回転軸17の軸受を示
す。
このテープ案内ドラムでは、固定下ドラム13
側に多焦点放物面鏡10及び受光器12a,12
b,12cを取付け、回転上ドラム14に光源1
1a,11b,11cを取付ける。ここで、12
dは例えば光を透過する透明樹脂よりなる受光素
子取付部材を示し、この受光素子取付部材12d
の所定位置に受光素子12a,12b,12cを
配することにする。このようにすると回転磁気ヘ
ツドHa,Hbよりの信号及びその他の信号が光源
11a,11b,11cに供給され、回転上ドラ
ム14の回転に基づく光源11a,11b,11
cよりの回転ビームa,b,cが多焦点放物面鏡
により反射して固定下ドラム13に設けられた受
光器12a,12b,12cに夫々焦点を結び、
受光器12a,12b,12cからは光源11
a,11b,11cに夫々供給された再生信号に
対応する再生信号が取出される。この実施例によ
れば再生信号の相互妨害の虞が殆んどなく低周波
及び高周波の信号伝送が良好とでき、3チヤンネ
ル以上の多チヤンネル化が可能で、しかも小型化
に適し、且つドラムの製造を容易とできる利益が
ある。
第9図は、本考案によるロータリフオトカプラ
を、VTRのテープ案内ドラムの記録信号の伝送
に適用した他の場合であつて、第9図において第
8図と対応する部分には同一符号を付して重複説
明を省略する。第9図のテープ案内ドラムでは、
固定下ドラム13に光源11a,11b,11c
を設け、回転上ドラム14に多焦点放物面鏡10
及び受光器12a,12b,12cを設けた場合
である。
この例によつても、記録信号について第8図実
施例と同様の作用効果が得られることは容易に理
解できよう。
また、上述例では多焦点放物面鏡は、放物面鏡
表面でビームが反射するように画かれているが透
過裏面での反射でも中間での反射でも良い。
また、上述例では軸に平行な光線を示している
がある所定の入射角でも良い。この際、純粋な放
物線ではなくなるが、要は単一の焦点となる面な
ら良い。
また、受光素子・受光素子の位置関係によつて
は一部の回転角度で遮光が現れるが、不要部に当
てればよい。また、逆に積極的に一部回転角で光
路が欠落するように鏡を変形したり塗りつぶして
も良い。また、必要に応じて同一チヤンネル内で
光源を複数化してもよい。
尚、本考案は上述実施に例限らず本考案の要旨
を逸脱することなくその他種々の構成が取り得る
ことは勿論である。
考案の効果 本考案によれば、低周波及び高周波の伝送が良
好とできると共に、相互妨害の虞が殆んどなく3
チヤンネル以上の多チヤンネル化が可能で、しか
も小型化に適し且つ製造の容易なロータリフオト
カプラを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図及び第3図は夫々従来のロータ
リトランスの夫々ロータ及びステータを示す平面
図、断面図及び等価回路を示す回路図、第4図は
本考案によるロータリフオトカプラの一実施例を
示す構成図、第5図は第4図例の要部の例を示す
線図、第6図及び第7図は本考案によるロータリ
フオトカプラの原理の説明に供する線図、第8図
及び第9図は夫々本考案によるロータリフオトカ
プラを適用したVTRのテープ案内ドラムの例を
示す断面図である。 10は多焦点放物面鏡、10a,10b,10
cはその複数の放物面鏡、11a,11b,11
cは複数の光源、12a,12b,12cは受光
器である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円心円状に配され、焦点の位置がそれぞれ異る
    複数の放物面鏡からなる多焦点放物面鏡と、該多
    焦点放物面鏡の各放物面鏡に所定の入射角で平行
    な各別のビームを入射せしめる複数の光源と、上
    記多焦点放物面鏡の各焦点付近に配されて上記多
    焦点放物面鏡からの反射ビームを受光する複数の
    受光器とを有し、上記複数の光源と上記複数の受
    光器及び上記多焦点放物面鏡とを所定の位置関係
    で相対的に回転するようにしたことを特徴とする
    ロータリフオトカプラ。
JP1983075169U 1983-05-19 1983-05-19 ロータリフォトカプラ Granted JPS59180207U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983075169U JPS59180207U (ja) 1983-05-19 1983-05-19 ロータリフォトカプラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983075169U JPS59180207U (ja) 1983-05-19 1983-05-19 ロータリフォトカプラ

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Publication Number Publication Date
JPS59180207U JPS59180207U (ja) 1984-12-01
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JP1983075169U Granted JPS59180207U (ja) 1983-05-19 1983-05-19 ロータリフォトカプラ

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62237770A (ja) * 1986-04-07 1987-10-17 Mitsubishi Electric Corp 回転体信号伝達装置
JPH07109643B2 (ja) * 1987-05-15 1995-11-22 日本放送協会 回転磁気ヘッド型ビデオテ−プレコ−ダ
JPH0664688B2 (ja) * 1987-09-14 1994-08-22 松下電器産業株式会社 記録装置
JP2013201678A (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 Canon Inc 旋回型撮像装置

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JPS59180207U (ja) 1984-12-01

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