JPH03172689A - 電動式流量調節弁 - Google Patents

電動式流量調節弁

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JPH03172689A
JPH03172689A JP1312012A JP31201289A JPH03172689A JP H03172689 A JPH03172689 A JP H03172689A JP 1312012 A JP1312012 A JP 1312012A JP 31201289 A JP31201289 A JP 31201289A JP H03172689 A JPH03172689 A JP H03172689A
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JP
Japan
Prior art keywords
main shaft
valve body
rotor
flow rate
threaded portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP1312012A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Iwata
岩田 光一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisan Industry Co Ltd
Original Assignee
Aisan Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aisan Industry Co Ltd filed Critical Aisan Industry Co Ltd
Priority to JP1312012A priority Critical patent/JPH03172689A/ja
Publication of JPH03172689A publication Critical patent/JPH03172689A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、エンジンの吸気系に用いられ、アイドリンク
回転数を制御するための電動式流量調節弁に関し、特に
吸気mの流量制御性を向上させることにより、アイドリ
ンク回転数を良好にコントロールするための構造に関す
る。
[従来の技術] 従来技術における電動式流量調節弁は、回転子の回転運
動をネジ作用により、主軸の軸方向の直線運動に変換し
ている。そして、主軸の先端には弁体が設けられている
。ここで、弁体は主軸に対しネジ止め固定されている。
さらに主軸の軸線上で、弁体に対向する位置に、流路を
形成するシートが設けられている。
外部のコントローラにより信号が与えられ、回転子が回
転されると、主軸はネジ作用により直線運動を行ない、
主軸先端の弁体とシートとの間の距離が変化する。これ
によって、流路の面積は変化して、流路を通過する吸気
量はコントロールされる。
[発明が解決しようとする課題] 上記構成によると、主軸と弁体とは別々に製作されたも
のが、ネジにて螺合固定される。しかしながら、ネジの
加工精度に限界があるため、主軸と弁体とを組付けたと
きに同軸ズレや弁体の傾きが発生し易い。
このため、弁体がシートに対して、どちらかに偏心しな
がら接離するような状態が生じ、流量制御特性に悪影響
を与える。特に電動式流量調節弁を全開付近の開度にお
いて使用する場合に、その影響が箸しい。また、流路を
全閉する場合なども、弁体が偏心していれば、弁体がシ
ートに接触しても流路が締り切れずに漏れが発生する。
さらに、各々の製品によってin制御特性にバラツキが
発生することにもなる。
本発明は上記知見に基づいて、弁体を主軸に精度良く固
定することにより、電動式流量調節弁の流量制御特性を
向上させ、さらに各々の製品の流量制御特性のバラツキ
を小さくすることを解決すべき課題とするものである。
[課題を解決するための手段] 上記課題は以下の各部構造を持つ電動式流量調節弁によ
って解決される。
電動式流量調節弁はモータケース内で回転運動を行ない
、第1ネジ部分を備える回転子を有する。
この回転子の第1ネジ部分には主軸の第2ネジ部分が螺
合している。そして主軸の少なくとも一端は前記モータ
ケースの外側に突出している。
主軸は回転防止手段によって、前記モータケースとの相
対回転を規制されている。
また主軸の突出端には、主軸と一体に成形されている弁
体が位置している。
そして、主軸の軸方向の延長線上で、前記弁体と対向す
る位置にシートが設けられている。
[作 用] 弁体は主軸の突出端に、前記主軸と一体に成形されてい
る。このため、弁体と主軸とを別体で製作して組立てた
場合と比較して、各部品の製作誤差が累積されることが
なく、軸ズレや弁体の傾きによる直角ズレが小さくて済
む。
このため、弁体はシートに対して、はとんど偏心せずに
接離が可能なため、流量制御特性が向上する。
さらに各々の電動式流量調節弁によって、流量制御特性
のバラツキが少ない。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例に係る電動式流量調節弁の断
面図を示している。
図中2は電動式流量調節弁の駆動部にあたるステッピン
グモータである。ステッピングモータ2は多極着磁され
た永久磁石4aを備える円筒形の回転子4と、リング状
のコイルボビン6aに巻装−されたコイル6bに爪型磁
極(図示されていない)を備える固定子6から構成され
る。
リング状の固定子6はモータケース20内に収納固定さ
れており、回転子4はモータケース20の軸受部22に
ベアリング30を介して回転可能に支持されている。そ
して、回転子4は、この状態で固定子6の内周空間に収
められている。
固定子6のコイル6bの端末線は雌形コネクタ8の端子
部10に結線される。ここで雌形コネクタ8には、コン
トローラ(図示されていない)からのパルス信号をステ
ッピングモータ2に導くための雌形コネクタ(図示され
ていない)が接続される。
固定子6のコイル6bにパルス信号が入力されると、回
転子4は回転@5を中心に、規定角度だけ回転される。
ここで回転軸5は回転子4の中心部分に圧入固定されて
おり、回転子4から長く突出した側には雄ネジである第
1ネジ部5aが設けられている。
図中50は、回転軸5の第1ネジ部5aと螺合可能な第
2ネジ部分54を備える主軸である。主軸50は主軸用
軸受部40に対し、後記する構造により、相対回転が規
制され、軸線の延長方向の摺動は自在に支持される。こ
こで、主軸用軸受部40はモータケース20に圧入固定
されている。
このため、ステッピングモータ2の回転子4の回転運動
は、第1ネジ部5aと第2ネジ部54のネジ作用及び主
軸50の回転規制手段によって主軸50の軸方向の直線
運動に変換される。
第2図は主軸50の外形図である。主軸50の先端は略
円錐形状の弁体58が形成されており、主軸50と一体
で製作される。このため主軸50と弁体58の同軸度及
び弁体50の直角度は、製作時に測定されながら切削さ
れるため、両者50゜58を別体で製作して組合わせる
方法よりは、格段に製作精度を向上させることができる
また、主軸50の表面には、縦方向に溝52が彫られて
おり、この溝52が主@50の周囲に等間隔で4箇所段
けられている。これが第2図の■−■所面図面図る第3
図に示されている。そして、この縦方向の溝52が主軸
用軸受部40の凸部と係合している。このため主@50
は主軸用軸受部40に対して相対回転が規制され、軸線
の延長方向の摺動が許容される。
第4図は主軸50の断面図である。主軸50の内部の中
心には、主軸50の一端から弁体58の直近に至るまで
、前記した第2ネジ部54が彫られていおり、さらに、
第2ネジ部54の基の部分には突起56が設けられてい
る。
第2ネジ部54の突起56は、第1ネジ部5aと螺合さ
れる際の、螺合状態の限界を設定するた局のものである
主軸50の第2ネジ部54を回転軸5の第1ネジ部5a
に螺合させる場合に、第2ネジ部54の突起56が回転
子4の凹部4bk:達するまで螺合させれば、その点が
両ネジ部5a、54の螺合の終点となるのである。そし
て、この状態が主軸50がモータケース20内に最大限
収納された状態である。したがって、第2ネジ部54の
突起56を回転子4の凹部4bに達するまで螺合するこ
とにより、主軸50の先端、つまり弁体58の先端から
回転子4までの寸法は常に同じ値に設定することが可能
になる。
しかし、主軸50がモータケース20内に最大限収納さ
れた状態で(第1図参照〉、弁体58の先端からシート
60までの距離が、各々の電動式流量調節弁によって相
違していたのでは、各々の電動式流量調節弁の流量制御
特性が異なることになり不都合である。本実施例におい
ては、これを防止するために、主軸用軸受部40をモー
タケース20内に圧入する場合に、寸法を計りながら規
定量だけ圧入している。この理由として、主軸用軸受部
40は圧入される際に、ベアリング30を介して、回転
子4をモータケース20の内側方向(第1図中 上方向
)に押して変位させる。これによって、回転子4に固定
されている回転軸5も図中上方向に変位し、さらに回転
軸5にネジ作用により螺合している主軸50も上方に変
位する。
したがって、主軸用軸受部40の圧入寸法を調整するこ
とにより、弁体58の先端とモータケース20の表面か
らの寸法を規定寸法(第1図中のH寸法)に設定するこ
とが可能となるのである。ここでモータケース20とシ
ート60との間の寸法は一定であるため、主軸用軸受部
40の圧入寸法を調整することにより、弁体58の先端
からシート60までの距離も一定に設定できる。
主軸50先端の弁体58と主軸用軸受部40の間には、
コイルスプリング70が設けられている。
コイルスプリング70は主軸50の軸方向の直線運動に
おけるガタを抑制するためのものである。
次に本発明に係る電動式流量調節弁の作用を説明する。
ステッピングモータ2にコントローラからパルス信号が
入力されると、ステッピングモータ2の回転子4は回転
軸5を中心として、パルス信号に応じた角度だけ回転す
る。回転@5は、前述のように、主軸50とネジで螺合
しているため、主軸50には回転軸5と共に回転しよう
とする力が働く。しかし、主軸5oは主軸用軸受部4o
によって相対回転を規制され、軸方向の動作のみ許容さ
れる。このため、回転軸5の回転運動は主軸5゜の軸方
向の直線運動に変換される。
主軸50の先端には弁体58が一体化されており、弁体
58と対向する位置にはシート6oが設けられている。
このため、コントローラからパルス信号が入力されると
、弁体58はパルス信号に応じてシート60に、接近し
、接触し、または離隔する。そして、これにより、シー
ト6oと弁体58から形成される流路の面積が変化して
、流体の流量が制御されるのである。
ここで、主軸50と弁体58とは一体に製作されている
ため、主軸50と弁体58の同軸度や弁体58の傾きに
対する精度も向上している。このため、弁体58はシー
ト60の中心に対して、はとんど偏らずシート60に対
して均等に接近し、または接触する。これによって、特
に低流量域での流量制御特性が向上し、また、締切り性
能も向上する。さらに、弁体58及び主軸50の製作精
度が向上しているため、製品ごとの流量制御特性にバラ
ツキが少なく、製品の均一化が図れる。
なお本発明における電動式流通調節弁においては、主軸
50及び弁体58を樹脂により一体成形することも可能
である。この場合、金属を切削加工して製作する場合に
比べ、軽量化され、ステッピングモータ2の要求トルク
を小さく設定することができる。またネジ部の劣化も少
なくなる。
[発明の効果] 弁体は主軸の突出端に、前記主軸と一体に成形されてい
るため、同軸ズレや弁体の傾きによる直角ズレが少なく
、弁体はシートに対して、はとんど偏らずに接離する。
このため、特に低流量域での流量制御特性が向上し、ま
た流路を全閉する場合なども、弁体とシートとの密着性
が良く、流路が締め切り性能が向上する。
さらに、各々の電動式流量調節弁によって流1制御特性
にバラツキが発生せず、製品の品質均等化が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る電動式流量調節弁の断
面図、第2図は上記電動式流量調節弁の主軸の外形図、
第3図は第2図における■−■矢視図、第4図は上記電
動式流量調節弁の主軸の断面図である。 2 ・・・ステッピングモータ 4 ・・・回転子 5 ・・・回転軸 5a・・・第1ネジ部 40・・・主軸用軸受部 50・・・主軸 58・・・弁体 60・・・シート

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 モータケース内で回転運動を行ない、第1ネジ部分を備
    える回転子と、 前記第1ネジ部分に螺合する第2ネジ部分を備え、少な
    くとも一端が前記モータケースの外側に突出している主
    軸と、 前記主軸と前記モータケースとの相対回転を規制する回
    転防止手段と、 前記主軸の突出端に位置しており、前記主軸と一体に成
    形されている弁体と、 前記主軸の軸方向の延長線上で、前記弁体と対向する位
    置に設けられた、シートとを有することを特徴とする電
    動式流量調節弁。
JP1312012A 1989-11-30 1989-11-30 電動式流量調節弁 Pending JPH03172689A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0571655A (ja) 1991-09-10 1993-03-23 Tohoku Oki Denki Kk モータ駆動双方向弁とそのシール構造
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