JPH03169904A - 融雪機及び熱風筒 - Google Patents

融雪機及び熱風筒

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JPH03169904A
JPH03169904A JP30831989A JP30831989A JPH03169904A JP H03169904 A JPH03169904 A JP H03169904A JP 30831989 A JP30831989 A JP 30831989A JP 30831989 A JP30831989 A JP 30831989A JP H03169904 A JPH03169904 A JP H03169904A
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JP
Japan
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hot air
snow melting
snow
combustion chamber
cylinder
Prior art date
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Application number
JP30831989A
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English (en)
Inventor
Soichi Yamamoto
惣一 山本
Masahiko Adachi
安達 正彦
Hiroshi Sato
寛 佐藤
Masaharu Iwata
岩田 政晴
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Yamamoto Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Yamamoto Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、雪を融かして処理する際に用いられる融雪機
及び熱風筒に関する。
〔従来の技術〕
雪を融かして処理するための融雪機として、熱風筒を備
えたものがある。以下に、この種の融雪機を第3図を用
いて説明する。
第3図には、この種の融雪機100が平面図で示されて
いる。
融雪機100は、融雪機100の上方へ向けて開口され
た箱体状の融雪槽102を備えており、この融雪槽10
2へ雪が投入されるようになっている。
この融雪槽102の長手方向の一方の端面には、箱体状
のバーナー収容部104が固着されている。
バーナー収容部104には、バーナー本体部106が収
容されている。バーナー本体部106からはドライブチ
ューブ108が突設され、融雪槽102の側壁一部をバ
ーナー本体部106と反則方向へ貫通している。このド
ライブチューブ108内には、図示しない燃料噴射用の
ノズル及び点火プラグが配設されると共に空気が送り込
まれるようになっている。このため、ドライブチューブ
108のバーナー本体部106と離間する側の端部から
は、炎が噴出されるようになっている。
また、融雪槽102の下部には、薄肉の鋼板を缶状に形
威した1本の熱風筒110が配設されている。熱風筒1
10の軸方向のバーナー本体部106側端面には、その
軸芯部に開口部112が形或され、前記ドライブチュー
ブ108の貫通部分が挿通されている。また、熱風筒1
10の周面には、所定間隔で一定直径の複数の円孔11
4が穿設され、噴出された炎によって発生する熱風が融
雪槽102内に放出される構戊である。
上記構或の融雪機100によれば、融雪槽102内へ投
入される雪は、熱風筒110の表面及び熱風筒110か
ら発散される熱風により融かされて融雪機100外へ排
水される。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、この種の融雪機100の構或では、ドラ
イブチューブ108から適正な燃焼空気及び液体燃料が
噴霧した後、高圧電圧に依るスパーク点火で炎として噴
射された時点では未だ燃焼しきらない燃料が霧状或いは
油滴状となって残存しており、不完全燃焼状態にある。
このため、不完全燃焼状態にある霧状の燃料は熱風によ
り融雪槽102内に拡散するため、強い排気臭を放つと
いう問題点が生じる。
また、不完全燃焼状態にある油滴状の燃料は融雪水上に
浮き熱風筒110、融雪槽102等に付着するため、融
雪機100の劣化を助長するという問題点が生じる。
さらに、燃料が不完全燃焼した際に生じ熱風筒110及
び融雪槽102の表面に付着したカーボンが融雪水によ
って洗い流される為、カーボンで黒くなった融雪氷が排
水されるという問題点も生じる。
これらの問題点は、実験の結果に基づいて判明した事で
あり、従ってこの種の融雪機100は実用に適さないと
考えられる。
上記問題点に加え、前記熱風筒110では円孔114の
開口面積が均一であるため、融雪槽102内へ発散され
る熱風の量は、熱風筒110の軸方向のバーナー本体部
106と離間する側の面ほど、対流する熱風のターニン
グポイントに近づくため増加する。従って、熱風筒11
0の表面温度は、前記熱風筒110の軸方向のバーナー
本体部106と離間する側へ近づくにつれて上昇する。
このため、熱風筒110の表面温度に温度差が生じ、熱
風筒110の前記バーナー本体部106と離間する側の
面ほど融雪効果が高く、熱風筒l10のバーナー本体部
106側の面ほど融雪効果が低いという問題点が生じる
さらに、熱風筒110は前記温度差により、熱変形をき
たす原因となるのみならず、熱風筒1lOの材質が変質
する虞れがあり、熱風筒110の融雪効果の減退を招く
本発明は上記事実を考慮し、燃料の不完全燃焼を無くす
と共に融雪効果の高い融雪機及び融雪筒を得ることが目
的である。
〔課題を解決するための手段〕
請求項(1)記載の発明は、バーナー部と連通されるド
ライブチューブから噴出される炎によって生じる熱風を
融雪槽内に配設される熱風筒内へ供給し前記熱風筒で前
記融雪槽内に投入される雪を融かす融雪機であって、前
記炎が収容され前記炎が攪拌される燃焼室を備え、前記
燃焼室と連通される前記熱風筒が複数配設されているこ
とを特徴としている。
請求項(2)記載の発明は、前記複数の熱風筒が相互に
筒体を介して連通されていることを特徴としている。
請求項(3)記載の発明は、前記融雪槽は上方へ向けて
開口されると共に互いに略平行とされる二組の側壁を有
する箱体とされ、一組の前記側壁に沿って前記複数の熱
風筒が配設され、他の一組の前記側壁の一方の側壁から
前記燃焼室が突設され、前記燃焼室は前記熱風筒の前記
一組の側壁に沿う方向の中間部と連通されて前記燃焼室
から前記熱風筒へ熱風が供給され、前記複数の熱風筒の
前記突設される側壁と互いに対向される端面が前記突設
される側壁と近接される位置まで延出されていることを
特徴としている。
請求項(4)記載の発明は、融雪機の融雪槽内に配設さ
れると共に熱風が供給され、前記熱風を表面に設けられ
ている複数の噴風孔から前記融雪槽内へ発散させる熱風
筒であって、前記噴風孔の開口面積を前記熱風筒への前
記熱風の供給口から前記熱風の下流側へ向かうにつれて
小さくしていることを特徴としている。
〔作用〕
請求項(1)記載の発明によれば、ドライブチューブか
ら噴出される炎は、燃焼室に収容され充分に攪拌される
また、この燃焼室で攪拌された炎により、熱風が発生す
る。この熱風は、燃焼室と連通された複数の熱風筒へ供
給される。このため、複数の熱風筒の表面温度は、それ
ぞれ上昇する。
従って、融雪槽内へ投入された雪は、複数の熱風筒で融
雪される。
請求項(2)記載の発明によれば、熱風筒内に供給され
る熱風は、筒体をバイパスとして複数の熱風筒内に相互
に供給される。従って、複数の熱風筒の表面温度は、均
一化される。
請求項(3)記載の発明によれば、燃焼室が融雪槽内に
突設された状態にあり且つ燃焼室が熱風筒の一組の側壁
に沿う方向の中間部と連通されているのにも拘らず、熱
風筒の一組の側壁に沿う方向の長さが前記一組の側壁の
長さよりも短かく且つ熱風筒の前記突設される側壁に対
し互いに対向される端面と融雪槽の前記突設される端面
とが近接していない場合には、前記突設される端面付近
を高温状態とすることができない。
しかしながら、上記構或によれば熱風筒の前記突設され
る側壁に対し互いに対向される端面と融雪槽の前記突設
される端面とが近接されるため、前記突設される端面付
近を高温状態にすることができる。
請求項(4)記載の発明によれば、噴風孔の開口面積は
熱風筒への熱風の供給口から熱風の下流側へ向かうにつ
れて小さくされているため、熱風が融雪槽内へ発散され
る量は開口面積に比例して少なくなる。すなわち、熱風
筒の表面温度は、噴風孔の開口面積が小さい程低く、噴
風孔の開口面積が大きい程高くなる。従って、全体とし
て熱風筒の表面温度は均一化される。
〔発明の効果〕
以上説明した如く、請求項(1)〜(3)記載の融雪機
によれば、燃焼しきらなかった燃料を攪拌後の炎で燃焼
し尽くし燃料を完全燃焼させることができると共に融雪
効果を向上させることができるという優れた効果を有す
る。
また、請求項(4)記載の熱風筒によれば、熱風筒全体
を均一に高温状態とすることができ、熱風筒の融雪効果
を向上させるこたができるので、融雪機の融雪効果を向
上させることができるという優れた効果を有する。
〔実施例〕
以下に、本発明の一実施例を第1図及び第2図に基づい
て説明する。
第2図には、本実施例に係る融雪機10の概略斜視図が
示されている。
融雪機10は融雪槽12を備えており、この融雪槽12
は上方へ向けて開口された箱体状とされ、互いに平行と
される縦側壁14、及び横側壁l6を有している。横側
壁16の長手方向の長さは、縦側壁14の長手方向の長
さよりも大とされている。この融雪槽12へは、雪が投
入されるようになっている。
融雪槽12の縦側壁14の上端部中央に固着されたフラ
ンジ22には、平板をコ字形に屈曲させた案内壁18が
、役付ボルト20を介して回動可能に軸支されている。
この案内壁18は図示しない作業者と離間する側に位置
され、作業者が融雪槽12内へ雪を投入した際に、投入
された雪が融雪帽I2の横側壁16を乗り越えることな
く、確実に案内壁18の内面に当接して融雪槽12内へ
雪を収容させる機能を持っている。
融雪槽12の縦側璧14の一方の縦側壁14Aには、そ
の上端部で融雪槽12の外方に燃料タンク24が配設さ
れ、例えば灯油等の燃料が収容されている。燃料タンク
24の下方には、モータ26と連結されたファン28が
配設されている。モータ26には、図示しない操作スイ
ッチが配設されている。
ファン28の送風端部28Aには、方形のプレート30
が一体的に固着され、前記縦側壁14の一方の側壁14
Aの外面中央に配置されている。
なお.、第1図は平面視で一対の縦側壁14の長手力向
中間部で横側壁16に沿う方向に破断して、後述する熱
風の流通経路が判る状態が示されている。
また、ファン28の送風端部28Aは、融雪槽l2の下
部に配設される中空円筒状のドライブチューブ32と連
通されている。ドライブチューブ32の内部には図示し
ないノズルが配置され、図示しない電磁弁又は二一ドル
弁を介して前記燃料タンク24へ連結されている。この
ため、このノズルからは、燃料タンク24から圧送され
る燃料が噴射されるようになっている。
ノズル(図示省略)の前方には、図示しないフL/−ム
ホルダが取り付けられており、ファン28から送給され
る空気と噴射燃料とを混合させるよになっている。この
噴射燃料は、前記ノズルの直上に配設されると共に点火
トランス(図示省略)と連結された点火棒(図示省略)
で放電着火される構或である。
これらのノズル、フレームホルダ、点火棒等が収容され
るドライブチューブ32は、融雪槽12の下部に配設さ
れる燃焼室34内に収容されている。燃焼室34は、中
空円筒状とされ、前記ドライブチューブ32よりも大径
とされている。燃焼室34の基部34A(第2図におい
てファン28例の端部)には、方形のプレート36が一
体的に固着され、前記ファン28のプレート30と共に
前記一方の縦側壁14Aへボルト38(第1図参照)を
介して締結されている。また、燃焼室34のファン28
と離間する側の端面ば、凸半球面状の攪拌壁40で閉止
されている。
第1図及び第2図に示される如く、燃焼室34の両側に
は、融雪槽l2の前記横側壁l6と平行に一対の熱風筒
42、44がそれぞれ配設されている。これらの一対の
熱風筒42、44は中空円筒状とれ、それらの両端面は
閉止されている。また、一対の熱風筒42、44の軸方
向の長さは融雪槽12の横側壁16の長手方向の長さよ
りも若干小とされており、それらの軸方向両端面は融雪
槽l2の縦側壁14の内側面と近接している。
一対の熱風筒42、44は、それらの軸方向の中間部で
前記燃焼室34と分岐筒46を介して相互に連通されて
いる。これにより、燃焼室34で発生した熱風が一対の
熱風筒42、44へそれぞれ供給されるようになってい
る。また、一対の熱風筒42、44は、それらの軸方向
の前記ファン28と離間する側の端部周壁で連通筒48
を介して相互に連通されている。この結果、前記熱風は
燃焼室34から分岐筒46、一対の熱風筒42、44、
連通筒48へ流通するようになっており、その流通経路
が第1図の矢印で示されている。
熱風筒42、44及び連通筒48の周面には、それぞれ
それらの周方向に沿って複数の円孔50が所定間隔毎に
穿設され、前記熱風を各熱風筒42、44、連通筒48
の内部から融雪槽12内へ発散させるための噴風孔とさ
れている。熱風筒42、44の個々の円孔50の径は、
熱風筒42、44の軸方向に沿って異なっており、熱風
筒42、44への分岐筒46の接合部(すなわち、熱風
筒42、44への熱風の供給口)に近づく円孔50ほど
その径が大きく、逆に前記接合部から遠ざかる円孔50
ほどその径が小さくされている。また、連通筒48の周
面の円孔50の径は、熱風筒42、44の連通筒48と
の接合部付近の円孔50の径と同径、即ち小径とされて
いる。
第2図に示される如く、一対の熱風筒42、44及び連
通筒48の周面底部には、それらの軸方向に沿って所定
間隔毎に複数の融雪水の水抜き孔52が穿設されている
融雪槽12の底部は貯水部54とされ、熱風筒42、4
4によって融かされた融雪水を集水するようになってい
る。この貯水部54の前記連通筒48と対応する両側壁
の下端部からは、排水管56がそれぞれ突設されており
、貯水部54に集水された融雪水が排水されるようにな
っている。
貯水部54の両側壁には、排水管56に隣接して一対の
車輪58が配設されている。また、貯水部54の前記排
水管56と反対側の端縁は、幅方向断面がL字形のブラ
ケット60を介して前記一方の縦側壁14Aから下方へ
突出された支持棒62へ支持されている。支持棒62の
上方で燃料タンク24の下端面には、軸芯を平面視で略
コ字形に屈曲させた棒状の把手64が配設されており、
融雪機10の移動時にはこの把手64を若干上方へ持ち
上げて前記車輪58へ融雪機lOの荷重を傾けながら押
して移動させるようになっている。
以下に、本実施例の作用を説明する。
操作スイッチ(図示省略〉をON状態にすると、モータ
26が駆動しファン28が回転する。ファン28から空
気がフレームホルダ(図示省略)方向へ送給され始める
と共に図示しない点火トランスが作動して、点火棒(図
示省略〉が放電を始める。さらに、設定時間経過後に燃
料タンク24の燃料が図示しないノズルから噴射され、
前記フレームホルダによって空気と混合されて着火体制
に入り、前記点火棒によって着火される。これにより、
ドライブチューブ32の先端部から炎が燃焼室34内へ
噴出される。
噴出された炎は、燃焼室34の攪拌壁40の内面に衝突
して、この攪拌壁40に沿って案内され、且つ燃焼室3
4内で充分攪拌される。このため、噴出時の炎で燃焼し
きらなっかた燃料を攪拌後の炎で燃焼させることにより
、全体として図示しないノズルから噴出される燃料は完
全に燃焼し尽くされる。
燃料が完全燃焼することにより発生した熱風は、第1図
の矢印で示される流通経路で燃焼室34から分岐筒46
、一対の熱風筒42、44、連通筒48へと流通してい
く。
前記流通する熱風は、一対の熱風筒42、44及び連通
筒48の内部からこれらの周面にそれぞれ穿設された円
孔50を通過して融雪槽12内へ発散していく。
このようにして熱風筒42、44が融雪可能な状態にな
ると、図示しない作業者が融雪槽12内へ融雪すべき雪
を投入する。
熱風筒42、44の表面及び融雪槽12内に発散される
熱風で融かされた融雪水は、貯水部54に集水され排水
管56から融雪機10外へ排水される。
上述の如く本実施例では、燃料が完全燃焼されるので、
燃料が不完全燃焼した場合に生じる強い排気臭やカーボ
ンは発生しない。また、燃焼が完全燃焼することにより
、燃焼しきらなかった燃料が融雪水上に浮いて熱風筒4
2、44、融雪槽12に付着することもないので、融雪
機10の耐久性を向上させることができる。
また、本実施例では燃焼室34と一対の熱風筒42、4
4の中間部とが分岐筒46を介して連通され、しかも一
対の熱風筒42、44の前記ファン28側の端面ば前記
一方の縦側壁14A(ファン28側の縦側壁14)の内
側面と近接しているため、熱風を前記一方の縦側壁14
Aの内側面と近接する位置まで流通させることができ、
前記一方の縦側壁14Aの内側面付近まで高温状態とす
ることができる。このため、融雪機10の融雪効果を向
上させることができる。
また、本実施例では一対の熱風筒42、44は連通筒4
8で連通されているので、燃焼室34から発生する熱風
を一対の熱風筒42、44内に相互に流通させることが
できる。このため、一対の熱風筒42、44の表面温度
を均一にすることができるので、熱風筒42、44の融
雪効果を均一にすることができる。
さらに、本実施例では円孔50の径を一対の熱風筒42
、44への前記分岐筒46の接合部に近づくほど大きく
しているので、前記発散される熱風の量も円孔50の径
に比例して、一対の熱風筒42、44への前記分岐筒4
6の接合部に近づくほど増加する。このため、熱風筒4
2、44の表面温度が均一化される。従って、熱風筒4
2、44の融雪効果を均一化することができる。また、
熱風筒42、44の表面温度に温度差が生じて熱風筒4
2、44が熱変形を生じることを防止することができる
また、本実施例では熱風筒42、44が2本配設されて
いるので、熱風筒が1本の場合と比べ融雪可能な表面積
が増加する。このため、融雪機10の融雪効果を向上さ
せることができる。
さらに、本実施例では熱風筒42、44及び連通筒48
の周面底部には、それぞれ水抜き孔52が穿設されてい
るため、これらの熱風筒42、44、連通筒48の内部
に融雪水が貯留することがない。従って、熱風筒42、
44の表面は高温状態を維持し、その融雪効果も高い状
態で維持される。
なお、本実施例の配設される熱風筒42、44は2本と
されているが、これに限らず3本以上であってもよい。
また、本実施例では、熱風筒42、44、分岐筒46、
連通筒48、及び燃焼室34の形状は、中空円筒形状と
されているが、これに限らず多角筒であってもよい。
さらに、本実施例に係る一対の熱風筒42、44の表面
の円孔50は、多角形状の孔であってもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例に係る融雪機を一部破断した第2図の
I−I線断面図、第2図は第1図の融雪機を示す一部破
断概略斜視図、第3図は従来例に係る融雪機の概略平面
図である。 10・・・融雪機、 12・・・融雪槽、 14・・・縦側壁(側壁)、 16・・・横側壁(側壁)、 24・・・燃料タンク(バーナー部)、26・・・モー
タ(バーナー部)、 28・・・ファン(バーナー部)、 32・・・ドライブチューブ、 34・・・燃焼室、 40・・・攪拌壁(燃焼室)、 42、44・・・熱風筒、 46・・・分岐筒(燃焼室)、 48・・・連通筒(筒体)、 50・・・円孔(噴風孔)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)バーナー部と連通されるドライブチューブから噴
    出される炎によって生じる熱風を融雪槽内に配設される
    熱風筒内へ供給し前記熱風筒で前記融雪槽内に投入され
    る雪を融かす融雪機であって、前記炎が収容され前記炎
    が攪拌される燃焼室を備え、前記燃焼室と連通される前
    記熱風筒が複数配設されていることを特徴とする融雪機
  2. (2)前記複数の熱風筒は相互に筒体を介して連通され
    ていることを特徴とする請求項(1)記載の融雪機。
  3. (3)前記融雪槽は上方へ向けて開口されると共に互い
    に略平行とされる二組の側壁を有する箱体とされ、一組
    の前記側壁に沿って前記複数の熱風筒が配設され、他の
    一組の前記側壁の一方の側壁から前記燃焼室が突設され
    、前記燃焼室は前記熱風筒の前記一組の側壁に沿う方向
    の中間部と連通されて前記燃焼室から前記熱風筒へ熱風
    が供給され、前記複数の熱風筒の前記突設される側壁と
    互いに対向される端面が前記突設される側壁と近接され
    る位置まで延出されていることを特徴とする請求項(1
    )記載の融雪機。
  4. (4)融雪機の融雪槽内に配設されると共に熱風が供給
    され、前記熱風を表面に設けられている複数の噴風孔か
    ら前記融雪槽内へ発散させる熱風筒であって、前記噴風
    孔の開口面積を前記熱風筒への前記熱風の供給口から前
    記熱風の下流側へ向かうにつれて小さくしていることを
    特徴とする熱風筒。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006066410A1 (en) * 2004-12-23 2006-06-29 Trecan Combustion Limited Startup burner assembly for snow melting apparatus and method of snow melting

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WO2006066410A1 (en) * 2004-12-23 2006-06-29 Trecan Combustion Limited Startup burner assembly for snow melting apparatus and method of snow melting

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