JPH03162603A - 微小寸法測定方法 - Google Patents

微小寸法測定方法

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JPH03162603A
JPH03162603A JP30084889A JP30084889A JPH03162603A JP H03162603 A JPH03162603 A JP H03162603A JP 30084889 A JP30084889 A JP 30084889A JP 30084889 A JP30084889 A JP 30084889A JP H03162603 A JPH03162603 A JP H03162603A
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reflectance
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JP30084889A
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Inventor
Hiroo Fujita
宏夫 藤田
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Citizen Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気ヘッドのギャップ幅の如き、1ミクロンメ
ートル(μm)よりも小さいサブミクロンメートルの寸
法を、レーザ光を用いて光学的に測定するときの寸法測
定方法に関する。
〔従来の技術〕
近年の精密加工技術の進歩に伴い、サブミクロyメート
ルのオーダの微細な加工が行なわれるようになり、被加
工物の精密な寸法計測のニーズが高まってきている。
このようなサブミクロンメートルの微小寸法計測で最も
多く用いられている方法は、白色光源を用いた半値幅検
出法である。第5図はこの方法を示したものである。第
5図(イ)は寸法が測定される被測定物50の形状の一
例を示すもので、51は寸法が測定される寸法部で、そ
の寸法がGである。
52は基材部で、寸法部510両側に存在する。
第5図(ロ)は被測定物50に集光させた白色照明光を
照射して、反射光を拡大して検出した時のビデオ信号5
6の一例で、グラフの横軸は反射光の検出器であるイメ
ージセンサーの各画素のアドレス、縦軸は反射光強度で
ある。ここでスライスVベル54は1/2(VRVL)
  に設定する。第5図(ハ)は(ロ)のビデオ信号5
6をスライスレベル54で2直化した信号を示している
。立ち下がり部55と立ち上がり部56に含まれる画素
数から半値幅Pを検出し、半値幅Pの暗を寸法Gに変換
する。
また最近では本願発明者により、微小なスポット径に集
光したレーザ光を被測定物面上で音響光学素子により光
偏向させ、被測定物からの反射光強度の大きさから寸法
測定を行なう方法も提案されていて、特願昭62−51
617号公報に詳細に述べられている。
これは、被測定物の反射率が一定であると仮定した場合
に、光偏向の一周期で得られる反射光強度パターンの極
値強度(最小強度)と寸法値に特有の相関があることに
より、最小強度を寸法に変換するものである。
尚、ここでいう反射率とは第5図の如き被測定物では基
材部520表面反射率を『8、寸法部510表面反射率
をrmとしたときrm/rIlを意味し、以下において
も同様の定義とする。
第6図に従来の反射光強度パターンの強度レベルを寸法
に変換するときの方法を説明する。
第6図(イ)において波形61はレーザ光の光偏向を行
kって第5図(イ)に示す被測定物に照射した時の反射
光強度パターン波形で、横軸は光偏向量、縦軸は反射光
強度である。反射光強度62は最小強度V,で、反射光
強度63は最小強度が得られる偏向位置における基準強
度V,L である。基準強度VsL  を決定するには
、領域・64と領域65における各々の反射光強度の平
均値を用いればよい。ここで強度比V t / V I
 L  を算出する。第6図(口)は被測定物の寸法と
前述の相関を示すグラフで、横軸は寸法、縦軸は前述の
強度比である。図示の如くある寸法範囲においては寸法
と強度比は比例関係にあり、強度比を寸法に変換するこ
とができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来技術の半値幅検出による2値化パターン寸法は、寸
法がサブミクロン領域になると、ビデオ信号を2値化し
たときの2呟化画素数と寸法が比例関係でたくなると共
に、寸法変化に対する2値化画素数の変化の割合が小さ
くなり、検出感度が低下する。更には、寸法がサブミク
ロン領域になると、ビデオ信号の強度変化がブロードと
なるため、スライスレベル強度を設定して2値化を行な
うとき、スライスレベル強度のわずかな変動で、2値化
画素数が大きく変動するため、寸法測定精度が低下する
という問題点を有している。また、レーザ光の光偏向に
よる反射光強度パターンの強度を寸法に変換する方法は
、反射光強度の変化が寸法だけでなく、被測定物の反射
率の変動にも依存するため、同じ寸法で反射率が変化し
た場合に、寸法が変化したと誤測定を起こしてしまう。
★凧RR小日品r今瀝立ハ四所よも仮鴇1イ 抽翻II
定物の反射率の変動に影響されないで、高精度にサブミ
クロンメートル領域の寸法を測定する方法を提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達或するために、本発明は以下に示す方法で
微小寸法を測定することを特徴としている。
まず、レーザ光を偏向させて、被測定物面上に照射し、
光偏向の1周期について反射光強度パターンを求め、こ
のパターンから反射光強度パターン特有の値である半値
幅とパターンピッチと最小強度を検出する。
次に被測定物の目安の寸法として、半値幅から求める方
法で寸法を算出する(これを第1の寸法とする)ととも
に、この第1の寸法を基準とした特定の寸法範囲を定め
、この寸法範囲に対応する反射率範囲を反射光強度パタ
ーンのパターンピッチ又は最小強度に基づいて求める。
そして、この反射率範囲に任意の反射率を設定設佑1引
.ナーガ射本シパターンピッチに某づく方法と、設定さ
れた反射率と最小強度に基づく方法の2通りの方法によ
り寸法を算出し(それぞれの方法による寸法を第2の寸
法、第3の寸法とする)、この第2、第3の寸法を比較
して、両者が一致する反射率における寸法を被測定物の
寸法とする。
〔作用〕
ガウス型強度分布を有するレーザ光を被測定物面上で光
偏向させると、被測定物がサブミクロン寸法の場合でも
S/,Nの良い安定した反射光強度パターンが得られる
。反射光強度パターンの半値幅は被測定物の反射率に依
存しないで寸法のみに応じて決定されるが、特にサブミ
クロン寸法の場合は寸法変化に対する半値幅の変化が少
なく、測定誤差のため正確な寸法が求められず概略の寸
法しか得られない。これに対して反射光強度パターンの
基材部のレベルに対する最小レベルの比で示される最小
強度Vn及び、予め設定された強度レベルにおけるパタ
ーンビッチPnは、寸法の変化に対する変化率が大きく
感度が高いが、最/JS強度VnとパターンピッチPl
lは寸法のみならず反射率に応じても変化する。そこで
、半値幅により得られた概略の寸法値を基準としてその
近傍の寸法値に対して反射率を仮定し、その仮定に基づ
いてパターンピッチpnに対応する寸法と、最小強度■
nに対応する寸法を算出する。両者を逐次比較して、2
つの寸法値が一致した場合を正確な寸法とする。
すなわち、共通の寸法決定条件を設定し、高感度で得ら
れる2つの手段から寸法を求め、この異なる手段により
求められた寸法が一致した時の条件における寸法をもっ
て被測定物の寸法とするものであり、精度の高い測定寸
法が得られる。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図に本発明の微小寸法測定の方法を説明するブロッ
ク図を示す。
1はレーザ光源で、例えば}{ e − N eレーザ
管、半導体レーザ管から成り、レーザ光100を放射す
る。2は光学系で、偏向素子102、ビームスプリンタ
ー104、対物レンズ106及び図示していないが、他
の各種のレンズ及び光学素子から構或され、レーザ光1
00の光偏向を行なわせると共に、微小なスポット径に
集光する。偏向素子102は例えば音響光学素子から構
成され、偏向ドライパー108から発せられる偏向制御
信号11口により偏向動作が制御される。偏向素子10
2により偏向されたレーザ光はビームスプリッタ−10
4を透過し、対物レンズ106で微小なスポット径に集
光される。6は寸法が測定される被測定物で、例えば磁
気へクドのトランク上に形成されたギャップ部である。
被測定物60面上に照射される集光したレーザ光は、被
測定物60面上の予め設定された範囲で偏向される。被
測定物6によって反射されたレーザ光は対物レンズ10
6を通過し、ビームスプリッタ−104により進路を変
えられ、反射光115として取り出される。反射光11
5は受光部120により受光される。受光部120は反
射光115を光電変換して反射光強度に比例した電圧を
発生し、そのときの電圧値をA/D変換して記憶する。
以下の説明では受光部120によって得られた前記の電
圧値のことを単に反射光強度と表現することにする。
なお前述のA/D変換は偏向制御信号110の駆動電圧
の変化に同期して行なう。4は反射光強度パターン作成
部で、光偏向に応じて検出、記憶された前述の反射光強
度に対して、光偏向の一周期についての反射光強度のパ
ターンを作成する。5は半値幅検出部で、反射光強度パ
ターンの半値強度レベルにおける半値幅Phを検出する
。6はノζターンピッチ検出部で、反射光強度パターン
の予め設定された強度レベルにおけるパターン幅(ピッ
チ)Pnを検出する。なおこの場合の強度レベルは、前
述の半値強度レベルよりも高い強度レベルに設定する。
7は最小強度検出部で、反射光強度パターンの最小の強
度■3を検出する。
8は第1の寸法算出部で、半匝幅検出部5で得られた半
値幅から、半値幅に対応する寸法を算出するもので、こ
れを被測定物6の第1の寸法g,と呼ぶ。
半値幅検出部5で検出された半値幅は、被測定物30反
射率の影響を受けないで、寸法のみに応じて変化する。
しかし寸法が微小になり、サブミクロンオーダになって
くると、寸法の変化に対する半値幅の変化は小さくなり
、検出する感度が低下する。従って半値幅の検出によっ
て得られた第1の寸法g1は、各種の創定誤差の影響を
受けて精度の高い寸法とは言えなくなっている。この状
況は前述した白色光源を用いる従来の測定法でも同様で
ある。
この半値幅の情報に対して、パターンピッチ検出部6及
び最小強度検出部7によって得られる情報は、いずれも
寸法の変化に対する変化率が大きく、検出感度が高い。
しかしパターンピッチPn及び最小強度V。は寸法だけ
でなく、被測定物6の反射率に応じても変化する。従っ
て被測定物60反躬率が検出できれば、パターンビッテ
Pn及び最小強度■。により得られる寸法匝は、測定誤
差の影響が少ないために精度が高くなる。
本発明による寸法測定方法は、半値幅、パターンピッチ
、最小強度の3つの情報を用いて、被測定物3の反射率
を決定すると共に、寸法を高精度に検出する。
9は反射率設定部で、被測定物3の反射率rを設定する
。10は第2の寸法算出部で、第lの寸法g1を基準と
してパターンピッチ情報に対して、前記の設定された反
射率に基づいて被測定物6の第2の寸法g2を算出する
。11は第3の寸法算出部で、同じく第1の寸法g,を
基準とし、設定された反射率に基づいて、最小強度情報
により、被測定物乙の第3の寸法g,を算出する。第1
の寸法算出部8で算出された第1の寸?j:gIは概略
の寸法値で、真の寸法値に対して±Igの誤差を含んで
いると考えられるため、第lの寸法g1を基準として誤
差範囲±lgを想定し、その近傍のg,±Jgの寸法範
囲について各寸法に対応する反射率に基づいて前述の寸
法を算出する。例えば反射率をrlと仮定したときに得
られる第2の寸法g2と第3の寸法g3を、寸法比較部
12で比較する。このときの寸法比較の効率を上げるた
めにも、第1の寸法g,の近傍の寸法の情報が有効にな
る。寸法g2と寸法g3の比較結果が一致しない場合は
、仮定した反射率r,が正しくないことになるため、反
射率設定部9で再度反射率をr,=r,+lrに設定し
て、反射率r2に応じた寸法gt、寸法g,を算出する
。寸法比較部12による寸法比較の結果が一致すれば、
仮定した反射率は正しい反射率であり、そこで得られた
寸法も正しい寸法である。以上の如くしてパターンピッ
チと最小強度の情報に対して、仮定した反射率に基づい
て算出した寸法の逐次比較を行たって正しい寸法に収束
させる。これは後述するが、パターンピッチと最小強度
の間に、反射率と寸法に関して特有の相関があるために
可能となるものである。
第1図で示した方法は仮定した反射率に基づいて第2の
寸法と第3の寸法を逐次比較する例であるが、他の方法
も考えられる。例えば、仮定した反射率に基づいてパタ
ーンビッチP!lから第2の寸法を算出し、そのときの
寸法値に対して予想される最小強度の値と、実際に測定
された最小強度を比較して、仮定した反射率が正しいか
否かを判定してもよい。仮定した反射率が正しくない場
合は、予想した最小強度と測定した最小強度が異なり、
仮定した反射率が正しい場合は前記2つの最小強度が一
致し、そのときの第2の寸法g2が正しい寸法である。
第2図にレーザ光を被測定物面上で光偏向させたときの
状態図と検出される反射光強度パターンの例を示す。
第2図(イ)は被測定物60面上の光偏向の状態図であ
る。20は被測定物6の基材部で、例えば磁気ヘッドの
トラック部のフエライト材である。
21は寸法測定部で、例えば磁気ヘッドのギャップ部の
ガラス材で、寸法測定部の寸法をGとする。
22は被測定物6の面上に照射されるレーザ光を強度分
布で示したものであり、その強度分布はガウス型分布を
有し、S点からP点まで偏向される。
前述したように、ここで基材部20の表面反射率をr,
、寸法測定部21の表面反射率をrmとしたとき、相対
的な反射率、r ” r m/ r H  を被測定物
60反射率とする。従ってr3、rmのいずれかが変化
しても反射率rが変化する。
第2図(ロ)の波形23は光偏向によって得られる反射
光強度パターンを表わすもので、グラフの横軸は光偏向
量、縦軸は反射光強度で、r m ) r mの場合は
波形23はV型の形状となる。基材部20にレーザ光2
2が照射されているときの反射光強度をVmとする。レ
ーザ光22が寸法測定部21にも照射されてくると反射
光強度が低下し、レーザ光220強度最大部が寸法測定
部21の中央部の位置に偏向された状態で最小強度レベ
ルVSが得られる。この最小強度が得られる位置を点2
4で表わす。
ここで、前にも述べたように、相対強度比V.=V./
Vmをもって反射光強度パターンの最小強度とする。線
25は半匝i11MPhで■mと■sの中間レベルにお
けるパターンのビノチである。
線26はパターンピッチpnで、例え′ば最大強度■m
の90%の場合に得られる。半値幅ph及びパターンピ
ッチpnの測定値は偏向制御信号110の駆動電圧値で
与えられるが、駆動電圧と寸法には比例関係があるため
、容易に寸法への変換が行なえる。
第3図に半値幅Ph,パターンピッチpm、最小強度■
nと寸法、反射率の関係を示す。
第3図(イ)の曲線61は寸法Gに対する半値幅Phの
変化を表わす。第3図(口)の曲線群32は寸法に対す
るパターンピッチP.の変化を表わし、反射率がパー2
メータである。第3図(ノ→の曲線群63は寸法に対す
る最小強度の変化を表わし、反射率がパラメータである
第3図(イ)において寸法Gが1μmよりも大きい場合
は、寸法の変化に比例して半値幅が変化する。
しかし寸法が小さくなるに従って、寸法変化に対する半
値幅の変化は小さくなり、寸法が約0.6μm以下にな
ると寸法変化に対して半値幅は20%程度しか変化しな
い。従ってサブミクロン寸法になると検出感度が低下す
るため、半値幅だけからの寸法算出は精度が悪い。しか
し半値幅は反射率に依存しないという大きな利点がある
ため、反射率が未知な場合でも概略の寸法は求めること
が可能である。
半値幅phを検出して寸法g1を得たとする。
しかし一般的には測定誤差をふくむため、真の寸法値g
oはg+  ’g≦go≦gt+’g  の範囲である
第3図(→においては、パターンビッチPnは寸法だけ
でなく、反射率によっても変化する。曲線群62におい
て、曲線621は反射率10%、曲線622は20%、
曲線326は30%(いずれも相対反射率rである)で
ある。パターンピッチpnは、反射光強度パターンの最
大強度Vmの90%程度の値に設定するのが都合がよい
。この場合は、パターンピッチpnは寸法Gの変化にほ
ぼ比例して変化する。従って検出感度が高い。反射率の
変化に対しては、反射率の10%程度の変化で、寸法が
約0.05μm変化する。
測定によりパターンピッチpnが得られたとする。前述
の半値幅の測定から概略の寸法gtが決?されているた
め、寸法がg+   ’gとgt+Jgの範囲内に存在
する反射率範囲について、反射率に対する寸法を決定す
る。なお、被測定物3の概略の反射率が予めわかってい
る場合は前述した如く反射率設定部9により反射率を設
定すれば、寸法範囲g,±Jgに対応する反射率範囲を
更に限定することができ、比較の効率を上げることがで
きる。
被測定物60反射率が全く未知の場合は、パターンビッ
チPfiと寸法範囲g■±Jgの交点から反射率範囲を
決定し、反射率を仮定してもよい。
以上の如くして、反射率r,を仮定してパターンピッチ
pnとの交点から寸法g2を算出する。
第3図(ハ)においては、最小強度■nは寸法だけでな
く反射率によっても変化する。曲線群66において、曲
線661は反射率lO%、曲線362は20%、曲線6
36は30%(いずれも相対反射率rである)である。
最小強度■nの1%の変化は約0.02μmに相当し、
反射率10%の変化で最小強度は約3%近く変化する。
測定により最小強度■nが得られたとする。寸法範囲g
l ±Jgにおいて、前述の仮定した反射率r,に基づ
いて最小強度■nとの交点から寸法g,を算出する。
以上の如くして得られた寸法g2と寸法g,を比較する
。仮定した反射率が正しい場合は前記2つの寸法gt 
 gsは一致する。仮定した反射率が正しくない場合は
2つの寸法gz  g3は一致しない。その場合は反射
率を別な暗に仮定して再度2つの寸法を算出して比較し
、2つの寸法g1、g2が一致するまで前述の比較をく
り返す。
これは反射率と寸法に対して、パターンピッチpnと最
小強度Vnが異なった変化をするために可能となり、反
射率と寸法の各々の値に対して、パターンビタチpnと
最小強度vnは相関平面の固有の点に対応する。
以上の第3図の説明における半値幅pn、パターンピッ
チPn,最小強度■nを寸法に変換するときの方法を説
明する。半値幅Phは反射率に依存しないため例えば0
3μm〜1μmまでの寸法について、0.05μmのス
テップ幅毎の寸法に対応する半値幅のデータを予めマイ
クロプロセッサーのROMに記憶しておき、得られた半
値幅データから補間により寸法g+ を決定する。パタ
ーンピッチpnについてはある特定の2つの反射率にお
ける寸法とパターンピッチの関係を前述の半値幅データ
と同じ寸法についてROMに記憶しておく。これは最小
強度Vnについても同様である。
パターンピッチpn及び最小強度■nは反射率の変化に
関しては同一の寸法値に対して比例して変化し、同一の
P.,V.についても反射率の変化に伴って寸法はほぼ
比例して変化する。従って半値幅の場合と同じく得られ
たpn,Vnについては補間により寸法と反射率の対応
を得ることができる。
第4図に前述した寸法測定を行なうときのフローチャー
トを示す。
ステップ400は光偏向を行なうときの条件の設定を行
なうもので、光偏向の範囲、ステップ偏向量を設定する
。ステップ402はステップ400で設定された光偏向
条件に応じた偏向制御信号110の電圧範囲及び電圧の
変化量を設定する。ステップ404で第2図(イ)の被
測定物3の面上で光偏向を行なわせると共に、各々の偏
向状態毎に反射光を検出して記憶する。ステクプ406
テ光偏向の一周期についての反射光強度パターンを作成
する。ステップ408は反射光強度パターンの最大強度
レベルと最小強度レベルを、検出する。
ステップ410は半値強度レベルを設定し、ステップ4
12で半値強度レベルに対応した半値幅phを検出する
。ステップ414は半値幅から第1の寸法gtを算出し
、ステップ416では測定誤差を見込んで正確な寸法を
算出するための基準とする寸法範囲gt±!jgを設定
する。尚、本実施例では処理上の効率から第1の寸法を
パターンピッチ、最小強度を検出する前に求めている。
ステップ418は反射光強度パターンの90%強度レベ
ルの強度を設定し、ステップ420でそのときの強度レ
ベルに応じたパターンピッチpnを算出する。ステップ
422は最小強度■nを算出する。ステップ424は被
測定物30反射率r,を設定する。ステップ426は反
射率r1に基づいてパターンピッチP.から第2の寸法
g2を算出し,ステップ428は反射率r1に基づいて
最小強度■nから第3の寸法g,を算出する。
ステップ460は第2の寸法g,と第3の寸法g3を比
較する。一致しない場合はループ432により、ステッ
プ434で反射率をr,+Arに変化させ前述の動作を
くり返す。一致した場合は466でその寸法が正しい寸
法と決定し、測定を終了する。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかな如く、本発明による寸法測定方
法は、寸法の変化に対する変化量が太き(・2つの情報
を用いて寸法算出を行なうために寸法測定の感度が高く
信頼性の高い寸法計測が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図1末本発明の微小寸法測定の方法を説明す?射ヵ
や度パ,−7ヶ説おすう説.。、■3’tF半値幅、パ
ターンピッチ、最小強度と寸法、反射出法の説明図、第
6雪^!蚕C来の反射光強度パターンの強度レベルから
寸法を求める方法の説明図である。 1・・・・・・レーザ光源、 6・・・・・・被測定物, 4・・・・・・反射光強度パターン作成部、5・・・・
・・半値幅検出部, 6・・・・・・パターンピンチ検出部、7・・・・・・
最小強度検出部、 9・・・・・・反射率設定部、 12・・・・・・寸法比較部。 第2図 (イ) (口) 第3図 第4図 第5図 (イ) アドレス アドレス 第6図 (イ) (Q) 寸法

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. レーザー光を光偏向させて、被測定物面上に照射し、反
    射光量の変化特性から被測定物の寸法を測定する微小寸
    法の測定方法において、前記光偏向の1周期について反
    射光強度パターンを求め、該反射光強度パターンの半値
    幅とパターンピッチと最小強度を検出した後、まず、該
    半値幅から前記被測定物の目安の寸法を算出し(第1の
    寸法とする)、該第1の寸法を基準として、特定の寸法
    範囲を定め、該寸法範囲に対応する被測定物の反射率の
    範囲を前記パターンピッチ又は最小強度に従って求め、
    次に該反射率範囲内に任意の反射率を設定し、該反射率
    と前記パターンピッ波に基づいて、前記被測定物の寸法
    を算出する(第2の寸法とする)とともに、前記反射率
    と前記最小強度に基づいて、前記被測定物の寸法を算出
    し(第3の寸法とする)、前記第2の寸法と第3の寸法
    とを比較し、両者が一致する反射率における寸法を前記
    被測定物の寸法とすることを特徴とする微小寸法測定方
    法。
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