JPH03151011A - ガスフィルタ及びその製造方法 - Google Patents

ガスフィルタ及びその製造方法

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JPH03151011A
JPH03151011A JP29037989A JP29037989A JPH03151011A JP H03151011 A JPH03151011 A JP H03151011A JP 29037989 A JP29037989 A JP 29037989A JP 29037989 A JP29037989 A JP 29037989A JP H03151011 A JPH03151011 A JP H03151011A
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gas
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bent
metal wire
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Katsuhiro Maruyama
丸山 克博
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NGK Insulators Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車のエアバッグ、航空機の緊急脱出用座席
の射出装置、バルブの緊急開閉装置、船舶用浮力発生装
置等のガス発生器と組み合わせて使用されるガスフィル
タ及びその製造方法に関するものである。
(従来の技術) この種のガス発生器としては、火薬を燃焼させて発生し
た高温ガスを用いる方法が広く採用されているが、ハン
グ等の破損を避けるためのガス冷却及びガス中の有害成
分の除去のためにガスフィルタを用いる必要がある。こ
のためのフィルタとしてはステンレススチール製の金網
を複数枚積層したものや、金属発泡体、金属製の邪魔板
等が使用されている。
しかし上記のような従来のガスフィルタはいずれも弾性
が不十分であるためにケーシング内に収納したときに隙
間が生じて高温ガスがショートパスし易いこと、また仮
にケーシングとの間に隙間がなくてもガスフィルタ自体
が不均質であって高温ガスのショートパスが生じ易いこ
と、ケーシング内への装填に多くの手数を要すること等
の多(の問題を残していた。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は上記したような従来の問題点を解決して、ケー
シング内への充填が容易であり、ケーシングとの間に隙
間を生じに<<、太い金属線材の加工も容易で溶損しに
くく、またそれ自体も均質であって高温ガスがショート
パスするおそれのないガスフィルタ及びその製造方法を
提供するために完成されたものである。
(課題を解決するための手段) 上記の課題は、互いに異なる方向に立体波状に屈曲加工
された金属線材のループ群がその周囲を締結線材により
締結された状態で環状に圧縮成形された状態にあること
を特徴とするガスフィルタにより解決することができる
また上記の課題は、金属線材を第1歯車により1方向に
屈曲させたうえモジュールの異なる第2歯車によりこれ
と異なる方向に屈曲して立体波状に加工し、これをドラ
ムに巻取ってループ群を形成し、その周囲に締結線材を
巻き付けて所定形状に締結したうえ、環状の金型内に収
納して圧縮成形することを特徴とするガスフィルタの製
造方法によって解決することができる。
以下にこれらの発明を実施例とともに更に詳細に説明す
る。
(実施例) 実施例においては、例えば線径が0.25〜0.45n
+mのステンレススチールのような耐熱性の金属線材が
素材として用いられる。金属線材の線径が細すぎると高
温ガスとの接触により溶融してしまうおそれがあり、太
すぎると加工が困難となるとともにガス流路が大きくな
ってガス冷却及びフィルタとしての機能が低下すること
となる。従って、本発明のフィルタに用いられる金属線
材は線径が0゜1〜1.5mmの耐熱鋼線が好ましい。
このような金属線材(1)は、第1図に示すように先ず
互いに噛み合う一対の第1歯車(2)、(2)の間を通
過して1方向に一定ピッチで一平面上に波状に(平面波
形)屈曲される。この第1歯車(2)はそのモジュール
を4.0〜1.0とした平歯車が適当である。次に金属
線材(1)はガイド(3)を通って互いに噛み合う一対
の第2歯車(4)、(4)の間を通過する。第2歯車(
4)に入るときには金属線材(1)は第1歯車(2)に
よる屈曲面が第2歯車(4)の歯面と平行となるように
自然に捩られるが、第2歯車(4)、(4)を通過する
とこの屈曲面に対して異なる方向に立体波状に屈曲した
凹凸(立体波形)が形成される。第2歯車(4)はその
モジュールを2.0〜0.5とした平歯車であり、この
ように第1歯車(2)と第2歯車(4)のモジュールを
変えておくことによって、互いに異なる方向に異なるピ
ッチで波状に屈曲加工された金属線材(1)を得ること
ができる。なお、第2歯車(4)のモジュールM2に対
する第1歯車(2)のモジュールMlの比は、旧/M2
=1.5〜2.5にすることが好ましい。本実施例では
、屈曲加工のピッチは5〜10mm、波の高さ3〜6胴
とされている。なお屈曲加工工程における金属線材(1
)の断線を避けるため、第1歯車(2)と第2歯車(4
)の直径と同一として金属線材(1)の張力が一定に保
たれるようにしておく。
上述の条件により屈曲加工された金属線材(1)がガス
フィルタの素材として最適である。
このように互いに異なる方向に波状に屈曲加工された金
属線材(1)は次に連続的にドラムに巻取られ、第2図
に示されるような多重のループ群(5)とされる。この
状態でも異なる方向に波状に屈曲加工された金属線材(
1)は既に相互に絡まり合っているが、本発明において
はこのループ群(5)の環状部の周囲に更に金属製の締
結線材(6)を巻き付けて所定形状に締結し、保形性を
高める。このための締結線材(6)としても金属線材(
1)と同様に異なる方向に立体波状に屈曲加工されたも
のを使用することができるが、必ずしもこれに限定され
るものではない。
このようにして締結されたループ群(5)は、次に第3
図のような環状の上型(7)、芯型(8)、外型(9)
、突上型θ0)とからなる第1の金型(11)内に収納
して圧縮成形される。このとき、ループ群(5)は締結
線材(6)により締結されて保形性を高められているた
め金型(11)内への収納は容易であるが、図示のよう
にループ群(5)の上面にウレタン樹脂等からなる環状
の弾性リング0りを当てて上型(7)による圧縮成形を
行えば、ループ群(5)の金属線材(6)が型相互の隙
間からはみ出して金型(11)を損傷したり、成形不良
品を発生させたりすることを防止できる。なお、圧縮成
形後の嵩比重は1.0〜3.0が好ましい。
目的とするガスフィルタの形状によっては1回の圧縮成
形でそのまま完成品とできる場合もあるが、第4図に示
した実施例の場合には更に上型(7)、芯型(8)、外
型I2の、突上型(21)からなる第2の金型0■によ
り2回目の圧縮成形がなされる。この場合にもウレタン
樹脂等からなる環状の弾性リング側を使用することもで
き、かくして目的とする先端部の尖った環状のガスフィ
ルタFが得られることとなる。
第5図は本発明のガスフィルタFを自動車のエアバッグ
用のガス発生器に組込んだ使用例を示すものである0図
中、09はケーシングであり、外側と内側のガスフィル
タF、Fはその内部の隔壁0ωの両側に装填されている
。点火室0′I)の内部には点火剤側が設けられており
、これに点火すれば火薬室09内の例えばアジ化ナトリ
ウム(NazN)のような火薬が爆発的に燃焼して多量
の高温ガス(窒素ガス)が発生し、この高温ガスは下部
に充填された内側と外側のガスフィルタF、Fを順次通
過する間にガス中の有害成分の除去と高温ガスの冷却と
が行われる。そして適度に冷却されたガスはエアハング
等のガス利用側へ供給される。
(発明の効果) 本発明の方法により製造された第1の発明のガスフィル
タは、互いに異なる方向に波状に屈曲加工された金属線
材のループ群を圧縮成形したものであるから、金属線材
が相互に密に絡まり合い、均質でその内部にガスのショ
ートパス経路が形成され難い構造のものである。しかも
このガスフィルタは適度な弾性を持つのでケーシング内
への装填が容易であり、ケーシング等との間に隙間を生
ずることがない。更にこのガスフィルタはループ群の周
囲を締結線材により締結された状態で環状に圧縮成形さ
れているので、圧縮成形前の保形性がよく、表面にパリ
等のない寸法精度の高い状態に成形することができる。
従って本発明のガスフィルタFは使用時に高温ガスのシ
ョートパスを完全に防止することが可能となる。また太
い線材の加工も容易で焼損しにくり、長時間の使用にも
耐えるものとなる。更に金属線材を立体波状に屈曲加工
したのちループ群を形成したうえ、圧縮成形することに
よって容易に製造できるので、従来法に比ベニ数も小さ
く、生産性が極めて高いものである。
また第2の発明のガスフィルタの製造方法によれば、上
記のような優れた特性を持つガスフィルタを容易かつ能
率良く製造することができる。特に金属線材の加工にモ
ジュールの異なる2種類の歯車の組合せを用いたので、
金属線材にガスフィルタとして使用するに最適の屈曲加
工を高速度で施すことができる。またこのように屈曲加
工された金属線材をドラムに巻取ってループ群を形成し
たうえ、その周囲に締結線材を巻き付けて所定形状に締
結して圧縮成形する方法を採用したので、金型内への挿
入が容易であるのみならず、圧縮成形品の精度や表面状
態を著しく向上させることができる。なお、ループ群を
予備成形したうえで締結し、更に圧縮成形する方法も考
えられるが、この予備成形による格別の効果は認められ
ず、コスト面から予備成形を省略した本発明の製造方法
の方が好ましい。
以上に説明したように、本発明は従来の問題点を解決し
たガスフィルタ及びその製造方法であるので、例えば自
動車のエアバッグ用のガス発生器に用いられるガスフィ
ルタやバネ材として利用できる等々、産業の発展に寄与
するところは極めて大きいものである。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本発明の実施例を示すもので、第1図は
金属線材の屈曲加工工程を示す斜視図、第2図はループ
群を締結線材により締結した状態を示す斜視図、第3図
、第4図は圧縮成形工程を示す断面図、第5図は本発明
のガスフィルタの使用状態を示す断面図である。 (1)二金属線材、(2):第1歯車、(4):第2歯
車、(5):ループ群、(6):締結線材、(11)、
(13):金型。 第 2図 第 図 第 図 2/

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、互いに異なる方向に立体波状に屈曲加工された金属
    線材(1)のループ群(5)がその周囲を締結線材(6
    )により締結された状態で環状に圧縮成形された状態に
    あることを特徴とするガスフィルタ。 2、金属線材(1)を第1歯車(2)により1方向に屈
    曲させたうえモジュールの異なる第2歯車(4)により
    これと異なる方向に屈曲して立体波状に加工し、これを
    ドラムに巻取ってループ群(5)を形成し、その周囲に
    締結線材(6)を巻き付けて所定形状に締結したうえ、
    環状の金型(11)、(13)内に収納して圧縮成形す
    ることを特徴とするガスフィルタの製造方法。
JP1290379A 1989-11-08 1989-11-08 ガスフィルタ及びその製造方法 Expired - Lifetime JPH0722664B2 (ja)

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