JPH0314976B2 - - Google Patents

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JPH0314976B2
JPH0314976B2 JP10568285A JP10568285A JPH0314976B2 JP H0314976 B2 JPH0314976 B2 JP H0314976B2 JP 10568285 A JP10568285 A JP 10568285A JP 10568285 A JP10568285 A JP 10568285A JP H0314976 B2 JPH0314976 B2 JP H0314976B2
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JP
Japan
Prior art keywords
outer tank
lid
water seal
water
shaft
Prior art date
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Expired
Application number
JP10568285A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61266747A (ja
Inventor
Mitsuo Nakadai
Tomoroku Fukuda
Shinji Fukumoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RINFUOOSU KOGYO KK
Original Assignee
RINFUOOSU KOGYO KK
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は汲取便槽に連結し、少量の水で便器内
面を洗浄する簡易水洗便器の防臭水封皿の構造に
関する。
(従来の技術) 出願人が先に提案した実用新案公報56−9749に
水封皿の取付構造が図示されている。この考案に
よると陶器又は合成樹脂の便器本体の排出口の下
面に、あらかじめ漏斗状外槽に設置した水封皿を
取りつけ臭気を遮断するものであつた。(第1図、
第2図) (発明が解決しようとする問題点) 従来の水封皿機構では便器本体が陶器の場合ど
うしても便器ボウル面の釉薬の垂れが排出口の下
口縁にたれ下り、正しい寸法が出し難く水封皿の
取付けには慎重に1個合せを行わなければならな
かつた。
第2点としては水封皿を揺動自在に軸支する軸
受部を水封皿外槽に取りつける場合、第2図のよ
うに外槽に一体で形成された軸受部を作り、外槽
材料の合成樹脂の可撓性を利用し外槽を開いて軸
をはめ込む方法が一番簡単であるが、外槽を破壊
しないで軸端を納めるためには軸の入り方が浅く
なり脱軸の恐れがあると共に、軸受にグリスだま
りをつけるのが難しかつた。
改良された方法として第3図に示すような軸受
部を別成型品8′で作り外槽の上縁部から差し込
む方法もある。この方法によると軸は無理な作業
なしに支軸され、グリスだまりも容易に設けられ
るが外槽にビス留め作業をする工数が多くなつ
た。
(問題点を解決するための手段) 叙上の問題を解決するために本発明が講じた手
段は、従来第1図のように外槽内に陶器製便器の
排出口を取り入れその下口縁を水封皿で水封して
いたが本発明では従来の外槽蓋体11に代り蓋体
21の便器排出口に当る部分を該排出口の口径よ
り広い円筒状の受筒に成形すると共に陶器製便器
の排出口も外槽蓋の上面に接する程度の長さに成
形し、水封皿の水封口縁は陶器便器の開口縁では
なく、受筒の開口縁で行うようにする。
又外槽体本体に軸受成型品8′を埋め込むこと
なく、外槽に軸下面を受ける凹部を外槽上縁に達
するよう成形し、蓋体にこの凹部にかん合する突
部を設けて蓋のはめ込みと同時に軸を固着する。
蓋のはめ込みは蓋体の側面数ケ所に設けた凸部
と、外槽体のこれに合う箇所に設けられた凹のか
ん合によつて固着される。
(作用) 組立作業の手順から説明すると、先ず外槽の軸
受凹部に水封皿の軸を上部から落し込み軸受下部
にはめ、受筒を成型した蓋体を上部からかぶせぽ
んと上面をたゝくだけで、水封機能を持つ外槽が
完成する。この際蓋体より突出した軸抑えは、蓋
取付のガイドにもなりたゞ合せるだけで正しい位
置が決る。水封皿軸の位置、受筒の長さ等、重要
な部分はあらかじめ精密に作られた金型による合
成樹脂成型品であるため寸法上の狂いはなく、組
立てられた水封皿と外槽のみで完全な水封機能を
持つ。次にこの外槽を陶器便器本体に取りつける
場合、従来のように不正確な陶器の排出口に水封
皿を合せる必要がないので、外槽体上面に形成し
た受筒の口径よりやゝ小さく、蓋面よりやゝ垂下
していれば良い排出口の形状が求められるだけな
ので、釉薬のだれも、多少の成型上の変形も問題
にならず簡単な作業で外槽を便器に固定し得る。
(実施例) 第1図は従来の水封皿取付構造を示している。
便器排出口は外槽7の内部に垂下し、外槽7に揺
動自在に支軸された水封皿の上面にその開口部を
接し、少量の水のたまりにより排出口を水封防臭
している。
従来の外槽蓋体11は単に臭気を遮断する働き
をするだけである。第4図は本発明による水封機
構で外槽に水封皿を揺動自在に取りつけているこ
とは同じであるが蓋体21は平板ではなく、便器
排出口24を受けて蓋体と一体に形成された円筒
状の受筒25を備えている。受筒25の口径は排
出口24の口径よりやゝ大きく、排出口24はそ
の先端が受筒25の中に少し突出して納まる寸法
が望ましい。陶器排出口の長さはあらかじめ従来
のものより短く作成しておく。外槽蓋体上面と便
器本体裏面の間には防水、防臭のためにパツキン
グ材36を使用し固定することは勿論である。
外槽、蓋体共に、耐薬品性のあるポリエチレ
ン、ポリプロピレン等の合成樹脂にて成型する。
又本発明はこの外槽蓋体の組立に特徴を有す
る。即ち、水封皿を揺動自在に軸支するにあたり
従来は第2図のように軸受を外槽側面に凹部を設
けてこれに軸支する方法が用いられたが、組立に
無理があると同時に、永久使用のためグリスだま
りを設けることが出来なかつた。これを解決する
ために、第3図8′のように別体成型し中にグリ
スだまりを備えた支軸体を取りつける方法が考案
されたが、組立に際して支軸体をビス留めした後
更に蓋体11をビス留めするという作業に時間が
かゝつた。
本発明はこれ等の点を一挙に解決するために外
槽本体に軸受下面26及びグリスだまり28にな
る凹部を設け下端は半円形の軸受形グリスだまり
形にし上部は外槽口縁部まで外壁30を延長させ
溝状の空間を形成する。一方蓋体21にはこの溝
にはまるような凸部29を設け下端を半円状にし
て軸抑えとしてその裏側にグリスだまりの凹部を
形成して、水封皿の軸を下軸受26に乗せた上で
蓋体の取付を行うと同時に支軸が完了するように
している。
更に外槽と蓋体の取付作業をビス等を使わず短
時間で完了させるために外槽の数箇所に肉厚部3
2を形成し開口部と平行に溝33を穿つ、又蓋体
21の相当部分に小平板31を垂下させその内面
に同じく開口部に対し平行な突起34を設ける。
組立に当つては軸受部26に水封皿支軸23を乗
せグリスだまりにグリスを充填して蓋体の支軸抑
え29を軸溝に差しこむとこれが組立ガイド溝と
なり上下体を押圧するだけで組立作業が完了す
る。
(効果) 便器本体排出口に多少の変型や釉薬のだれが
あつても正確に機能する水封機構が取りつけら
れる。
未熟練者でも簡単に水封機構部の組立が出
来、作業時間が大巾に短縮される。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の水封機構縦断面図。第2図は従
来の一実施例支軸部縦断面図。第3図は従来の他
の実施例支軸部斜視図。第4図は本発明水封機構
縦断面図。第5図は本発明水封機構全体斜視図。
第6図は第5図A−A′縦断面部分図。第7図は
第5図B−B′縦断面部分図。第8図は第6図内
部よりの側面部分図。 21は水封機構部蓋体、22は水封皿、23は
水封皿回転軸、24は便器排出口陶器本体、25
は蓋体と一体の筒体、26は軸受部、27は水封
機構外槽、28はグリスだまり、29は蓋体と一
体の支軸抑え、30は支軸部外壁、31は蓋体よ
り出た小平板、32は外槽肉厚部、33は受け
溝、34は小平板突起部、35は陶器取付ビス受
け、36はパツキング材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 少量の水で便器を洗浄する簡易水洗便器の排
    出口の直下に接続する受筒体を一体形成せる蓋体
    と、該受筒の下端を水封する揺動自在の水封皿
    と、該水封皿の回転軸を支軸する手段を持つ外槽
    体とを組立ててなる便器水封機構に於て、外槽体
    に軸受凹部を、蓋体には軸抑え凸部を設け、更に
    蓋体と外槽体に形成せる突起部及び突起受部のか
    ん合により蓋体と外槽体を一体組立ててなる簡易
    水洗便器水封機構。
JP10568285A 1985-05-17 1985-05-17 簡易水洗便器水封機構 Granted JPS61266747A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10568285A JPS61266747A (ja) 1985-05-17 1985-05-17 簡易水洗便器水封機構

Applications Claiming Priority (1)

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JP10568285A JPS61266747A (ja) 1985-05-17 1985-05-17 簡易水洗便器水封機構

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Publication Number Publication Date
JPS61266747A JPS61266747A (ja) 1986-11-26
JPH0314976B2 true JPH0314976B2 (ja) 1991-02-28

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JP10568285A Granted JPS61266747A (ja) 1985-05-17 1985-05-17 簡易水洗便器水封機構

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108396841A (zh) * 2017-02-06 2018-08-14 骊住株式会社 用于与便盆联用的收集箱组件

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0351426Y2 (ja) * 1987-10-01 1991-11-05

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CN108396841A (zh) * 2017-02-06 2018-08-14 骊住株式会社 用于与便盆联用的收集箱组件

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JPS61266747A (ja) 1986-11-26

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