JPH03148662A - 湿し水不要の感光性平版印刷版用現像液 - Google Patents

湿し水不要の感光性平版印刷版用現像液

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JPH03148662A
JPH03148662A JP28695589A JP28695589A JPH03148662A JP H03148662 A JPH03148662 A JP H03148662A JP 28695589 A JP28695589 A JP 28695589A JP 28695589 A JP28695589 A JP 28695589A JP H03148662 A JPH03148662 A JP H03148662A
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JP28695589A
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Akira Nogami
野上 彰
Masabumi Uehara
正文 上原
Kazuhiro Shimura
志村 和弘
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、湿し水不要の感光性平版印刷版用現像液に関
するものであり、更に詳しくは現像速度が大きく、画像
再現性に優れ、かつ引火性の低い安全性に優れた湿し水
不要の感光性平版印刷版用現像液に関するものである。
[発明の雪景] 従来、湿し水不要の感光性平版印刷版としては、支持体
上に感光層及びインキ反発層を順次塗設した構成を有す
るものを始め、種々のものが知られている。
この湿し水不要の感光性平版印刷版は画像露光された後
、現像されるが、これに使用される現像液として鎗、例
えば特開昭5フー13448号公報には、プロピレンオ
キサイド!i導体の少なくと−も一種をO,1〜100
重量%含有したものを用いることが記載され、このプロ
ピレンオキサイド誘導体を含む現像液で印刷版材料を現
像した場合、現像性が向上し、微小な網点まで容易に再
現する印刷版が得られることが示されている。
しかしながら、このような現像液を用いて現像を行った
場合、画像の微小な網点再現性、即ち細線再現性や現像
性、即ち現像速度において性能が向上したとはいうもの
の、なお十分ではない。
また有機溶剤が主成分の場合、引火性、安全衛生上問題
がある。
一方、このような引火性、安全衛生上問題を考慮して造
られた現像液としては、水系現像液が例えば特開昭58
−35539号公報や特開昭61−275759号公報
に記載され、かつ知られている。これらの公報に記載さ
れている技術け、現像液中に水を含むため引火性が低く
、従って安全性に優れているが、現像速度が十分でない
ため自動現像機で多量の版材料を処理する時には、効率
が非常に悪いという問題がある。
そこで、本発明者等は、前記問題点を種々検討した結果
、現像液に無機アルカリ剤を含有させること虹より前記
問題点を解決することができ、この点に基すいて本発明
は成された。
[発明の目的] したがって、本発明の目的は、引火性が低く、また現像
速度が大きく、更虹画像再現性に優れた湿し水不要の感
光性平版印刷版用現像液を提供することにある。
[発明の構成J 本発明の前記目的は、支持体上に酸価10〜300のア
ルコール性又はフェノール性の水酸基を有するバインダ
ー樹脂とジアゾ化合物を含む感光層及びシリコーンゴム
層を有する湿し水不要の感光性平版印刷版用現像液にお
いて、該現像液が有機溶剤、無機アルカリ剤及び水を含
むことを特徴とする湿し水不要の感光性平版印刷版用現
像液によって達成された。
以下、本発明を具体的に説明する。
本発明の湿し水不要の感光性平版印刷版用現像液の成分
は、有機溶剤、無機アルカリ剤及び水を含むもので、以
下各成分について説明する。
まず、本発明に用いられる有機溶剤としては、水混和性
のものが好ましく、例えばメタノール、エタノール、n
−プロパノール、イソプロパノール、3−メトキシブタ
ノール、3−メチル−3−メトキシブタノール、ter
t−ブチルブタノール、エチレングリコール、エチレン
グリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモ
ノエチルエーテル、エチレングリコールそノブロビルエ
ーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチ
レングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコ
ールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエ
ーテル、ジエチレングリコール、ジエチレングリコール
千ノメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエ
ーテル、ジエチレングリコール千ノエチルエーテル、ジ
エチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリ
コールモノブチルエーテル、トリエチレングリコール、
トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチ
レングリコールジメチルエーテル、テトラエチレングリ
コール、テトラエチレングリコールモノメチルエーテル
、テトラエチレングリコールジメチルエーテル、プロピ
レングリコールモノメチルエーテル、ベンジルアルコー
ル、γ−ブチロラクトン、β−アニリノエタノール等が
ある。
本発明に用いられる有機溶剤の使用量は、0.5重量%
〜50重量%、好ましくは2重量%〜20重量%が適当
である。
本発明に用いられる無機アルカリ剤としては、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、水酸化カ
ルシウム、水酸化バリウム、炭酸ナチリウム、炭酸カリ
ウム、炭酸リチウム、炭酸カルシウム、炭酸バリウム、
炭酸水素ナトリウム、リン酸ナトリウム、リン酸カリウ
ム、ケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウム、ナトリウムメ
タシリケート等のアルカリ金属、アルカリ土類金属の水
酸化物、炭酸塩、重炭酸塩、リン酸塩、ケイ酸塩、メタ
ケイ酸塩等が挙げられる。好ましくは珪酸塩が好適に用
いられる。
このときのpH&tl1以上が好ましい。
前記現像液には更にアニオン型界面活性剤を添加すると
効果的である。好ましくは例えば、高級アルコール(c
m〜C22)硫酸エステル塩類[例えば、ラウリルアル
コールサルフェートのナトリウム塩、セチルアルコール
サルフェートのナトリウム塩、ラウリルアルコールサル
フェートのアンモニウム塩、「ティーボールB−81J
  (商品名・シェル化学社製)、第二ナトリウムアル
キルサルフェート等]、脂肪族アルコールリン酸エステ
ル塩類(例えば、セチルアルコールリン酸エステルのナ
トリウム塩等)、アルキルアリールスルホン酸塩類(例
えば、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩、イソ
プロピルナフタレンスルホン酸のナトリウム塩、ジナフ
タレンジスルホン酸のナトリウム塩、メタニトロベンゼ
ンスルホン酸のナトリウム塩等)、アルキルアミドのス
ルホン酸塩類(例えば、C+JssCOMC112Cl
l*SOsNa等)、CH3 二塩基性脂肪酸エステルのスルホン酸塩類(例えば、ナ
トリウムスルホコハク酸ジオクチルエステル、ナトリウ
ムスルホコハク酸ジヘキシルエステル等)がある。これ
らの中で特にスルホン酸塩類が好適に用いられる。添加
量は、1重量%〜30重量%であり、好ましくは3重量
%〜15重量%である。
水の含有量としては、20重量%〜97重量%、好まし
くは50重量%〜95重量%である。
本発明に用いられる現像液には、更に以下のような添加
剤を加えることができる。例えば、特開昭58−751
52号公報記載のNaCj %KCII 。
■r等の中性塩、特開昭58−190952号公報記載
のEDTA%NT^等のキレート剤、特開昭59−12
1336号公報記載の[CO(NHs)sl C&、C
OCj2・suto等の錯体、特開昭50−51324
号公報記載のアルキルナフタレンスルホン酸ソーダ、N
−テトラデシルN、N−ジヒドロキシエチルベタイン等
のアニオンまたは両性界面活性剤、米国特許第4,37
4,920号明細書記載のテトラメチルデシンジオール
等の非イオン性界面活性剤、特開昭55−95946号
公報記載のp−ジメチルアミノメチルポリスチレンのメ
チルクロライドの第4級化合物等のカチオニックボリマ
ー、特開昭5ロー142528号公報記載のビニルベン
ジルトリメチルアンモニウムクロライドとアクリル酸ナ
トリウムの共重合体等の両性高分子電解質、特開昭5フ
ー192952号公報記載の亜硫酸ナトリウム等の還元
性無機塩、特開昭58−59444号公報記載の塩隼リ
チウム等の無機リチウム化合物、特公昭50−3444
2号公報記載の安息香酸リチウム等の有機リチウム化合
物、特開昭59−75255号公報記載の硅素、チタン
等を含む有機金属界面活性剤、特開昭59−84241
号公報記載の有機ホウ素化合物、ヨーロッパ特許第10
1010号明細書記載のテトラアルキルアンモニウムオ
キサイド等の第411アンモニウム塩等の添加剤が挙げ
られる。
本発明に用いられる感光層には、酸価1G〜300のア
ルコール性又はフェノール性の水酸基を有する高分子重
合体を含有させる。該重合体としては、例えば、特公昭
55−155355号公報中に記載されているフェノー
ル性水酸基を側鎖に持つ共重合体や特開昭50−118
802号公報中に記載されている側鎖にアルコール性水
酸基を有する共重合体、特に染色性、接着性の点からア
ルコール性水酸基含有ポリマーが用いられる。
このアルコール性水酸基含有ポリマーとしては、例えば
2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエ
チルメタクリレート、N−(4−ヒドロキシエチルフェ
ニル)メタクリルアミド、ヒドロキシメチルジアセトン
(メタ)アクリルアミド等が挙げられる。
本発明に係る樹脂バインダーとして用いられる高分子重
合体は、その酸価が10〜300の範囲で好ましい結果
を得ることができる。即ち水系現像液において、特にア
ルカリ現像性を付与するには、酸価10〜300の範囲
のバインダー樹脂を使用することが好ましく、これによ
り現像スピードが速く、しかも良好な画像が得られる。
したがって、酸価が10未満では、現像スピードが不十
分であり、また酸価が300より大きいとオーバー現像
に対して弱いので、このましくない。
本発明においては、ジアゾ化合物が用いられる。例えば
、芳香族ジアゾニウム塩とホルムアルデヒドとの縮合物
で代表されるジアゾ樹脂である。特に好ましくは、p−
ジアゾジフェニルアミンとホルムアルデヒドまたはアセ
トアルデヒドとの縮合物の塩、例えばヘキサフルオロ燐
酸塩、テトラフルオロホウ酸塩、過塩素酸塩または過ヨ
ウ素酸塩と前記縮合物との反応生成物であるジアゾ樹脂
無機塩や、米国特許第3,300.309号明細書中に
記載されているような、前記縮合物とスルホン酸類の反
応生成物であるジアゾ樹脂有機塩等が挙げられる。さら
にジアゾ樹脂は、好ましく鎗結合剤と共に使用される。
かかる結合剤としては種々の高分子化合物が使用され得
るが、好ましくは特開昭54−911613号に記載さ
れているような芳香族性水酸基を有する単量体、例えば
N−(4−ヒドロキシフェニル)アクリルアミド、N−
(4−ヒドロキシフェニル)メタク、リルアミド、 0
−、■−、また鎗p−ヒドロキシスチレン、O−,S−
,またはp−ヒドロキシ−フェニルメタクリレート等と
他の単量体との共重合体、米国特許第4.123478
号明細書中に記載されているようなヒドロキシエチルア
クリレート単位またはヒドロキシエチルメタクリレート
単位を主なる繰り返し単位として含むポリマー、シェラ
ツク、ロジン等の天然樹脂、ポリビニルアルコール、米
国特許第3.751457号明細書中に記載されている
ようなポリアミド樹脂、米国特許第3,880,097
号明細書中虹記載されているような線状ポリウレタン樹
脂、ポリビニルアルコールのフタレート化樹脂、ビスフ
ェノールAとエピクロルヒドリンから縮合されたエポキ
シ樹脂、酢酸セルロース、セルロースアセテートフタレ
ート等のセルロース類が包含される。
感光層には、上記以外に露光後或は現像後に像を可視化
させるための色素、例えば、ビクトリアビニアプル−B
OR(保土谷化学社製)、オイルブルー113(オリエ
ント化学工業社製)等のトリフェニルメタン系、ジフェ
ニルメタン系色素等、露光により酸を発生する物質(光
酸発生剤)として、感光性ジアゾ化合物、O−ナフトキ
ノンジアジド化合物、トリ八ロメチル基を有する芳香族
化合物、例えばトリ八ロメチル基を有するオキサジアゾ
ール化合物あるいはトリ八ロメチル基を有するs−)リ
アジン化合物等(具体的には特開昭62−112162
号公報を参照)を含有している。
−また感光層には塗布性を改良するためのアルキルエー
テル類(例えば、エチルセルロース、メチルセルロース
等)、弗素系界面活性剤、ノニオン系界面活性剤(例え
ば、プルロニックLI4  (旭電化社製)等)、塗膜
の柔軟性を付与するための可塑剤(例えば、ポリエチレ
ングリコール、リン酸トリクレジル、アクリル酸又はメ
タクリル酸ポリマ一等)、安定剤(例えばリン酸等)を
含有することができる。
本発明に用いられるインキ反撥層としては、シリコーン
ゴム層が用いられるが、シリコーンゴムとしては、次の
ような一般式[11で示される繰 り返し単位を有する
分子量数千〜数十万の主鎖中−または主鎖の末端に水酸
基を有する線状有機ポリシロキサンを主成分とするもの
が好ましい。
一般式[I] +Si−0+h ここでnは2以上の整数、Rは炭素数1〜1oのアルキ
ル基、八ロゲン化アルキル基、アルコキシル基、ビニル
基、アリール基、シラノール基(OH基)、であり、R
の60%以上がメチル基であるものが好ま′しい、なお
上記シラノール基(OH基)は主鎖中また鯰主鎖の末端
のどちらにあってもよいが、末端にあることが好ましい
本発明に用いられるシランカップリング剤(またはシリ
コーン架橋剤)としては、 Ra S i X a −− (式中、nは1〜3の整数であり、Rはアルキル、アリ
ール、アルケニルまた鎗これらの組合されたー僅の基を
表し、またこれらの基は八ロゲン、アミン、ヒドロキシ
、アルコキシ、アリ一口キシ、チオール等の官能基を有
していてもよい。
R2 Xは−OH,−OR”、−0Ac、−0−N−C:  
、 −CI!、−1r、−I等の置換基を表す、ここで
R2、Rsは上記のRと同じものを表し、H*、R8は
それぞれ同じであっても異っていてもよい、またAcl
アセチル基を表す、)で示されるシラン化合物である。
つまり本発明にーおいて有用なシリコーンゴムは、この
ようなシリコーン・ベースポリマーと、上記に挙げるよ
うなシリコーン架橋剤との縮合反応によって得られるも
のである。
本発明に用いられるシランカップリング剤の具体例とし
ては、 IN [(Clh) ssI (OMe) sl * 
、ビニルトリエトキシシラン、CI (Clh) ss
i (OMe) s、C)1351 (OAc) s、
HS (CHz) ssi (OMa) g、ビニルト
リス(メチルエチルケトオキシム)シラン等が挙げられ
る。
前記のシ”リコーンゴムは市販品としても入手でき、例
えば東芝シリコーン社製YE−3085等がある。また
その他の有用なシリコーンゴムけ、前述の如きベース・
ポリマーと、次のような一般式[II]で示される繰り
返し単位を有するシリコーンオイルとの反応、あるいは
Rの3%程度がビニル基であるシリコーンのベース・ポ
リマーとの付加反応、あるいは該シリコーンオイル同士
の反応によっても得ることができる。
一般式[If ] (式中、Rは一般式[I]で示されるポリマーの置換基
であるRと同義であり、■は2以上の整数、nけ0また
鎗!以上の整数である、)このような架橋反応によって
シリコーンゴムを得るためには、架橋反応を触媒を用い
て行う、この触媒としては、錫、亜鉛、コバルト、鉛、
カルシウム、マンガン、等の金属の有機カルボン酸塩、
例えばラウリル酸ジブチルスズ、スズ(II )オクト
エート、ナフテン酸コバルト等、あるいは塩化金酸等が
用いられる。
またシリコーンゴムの強度を向上させ、印刷作業中に生
じる摩擦力に耐えるシリコーンゴムを得るためには、充
填剤(フィラー)を混合することもできる。予めフィラ
ーの混合されたシリコーンゴムは、シリコーンゴムスト
ック、あるいはシリコーンゴムディスパージョンとして
市販されており、本発明のようにコーティングによりシ
リコーンゴム膜を得ることが好ましい場合には、RTV
あるいはLTVシリコーンゴムのディスパージョンが好
んで用いられる。このような例としては、) −L/ 
シリ:x −ン社製Syl Off 23、SRX−2
57、SR237等のペーパーコーティング用シリコー
ンゴムディスパージョンがある。
未発明においては、縮合架橋タイプのシリコーンゴムを
用いることが好ましい。
シリコーンゴム層に鯰、更に接着性を向上させるために
アミノ基を有するシランカップリング剤を含有している
ことが好ましい。
好ましいシランカップリング剤としては、例えば次のよ
うなものがある。
(a) I(JCIIiCHJH(CH,) ssi 
(OCHs) s(b) HtNCEtCHJH(CH
2) ssi (OCHs) z (CHs)(C) 
n2N(Clh) ssl (OEt) 3本発明に用
いられるシリコーンゴム層中には、更に光増感剤を少量
含有させることができる。
本発明に用いられるシリコーンゴム層は、シリコーンゴ
ムを適当な溶媒に溶解した後、感光層上に塗布、乾燥す
る。
本発明の支持体としては、通常の平版印刷機にセットで
きるたわみ性と印刷時に加わる荷重に耐えるものである
ことが好ましく、例えばアルミニウム、亜鉛、#4%鋼
等の金属板、及びクロム、亜鉛、銅、ニッケル、アルミ
ニウム及び鉄等がメッキまたは蒸着された金属板、紙、
プラスチックフィルム及びガラス板、樹脂コート紙、ア
ルミニウム等の金属箔が張られた紙等が挙げられる。
これらのうち好ましいものはアルミニウム板である。
上記接着性向上のための支持体自体に対する処理は特に
限定されるものではなく、各種粗面化処理等が含まれる
支持体にはブライマー層を有していてもよく、該ブライ
マー層には例えばポリエステル樹脂、塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合体、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリ
アミド樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、エトキシH4
脂、アクリレート系共重合体、酢酸ビニル系共重合体、
フェノキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリカーボネート
樹脂、ポリアクリロニトリルブタジエン、ポリ酢酸ビニ
ル等が挙げられる。これらのブライマー層には、前記露
光により酸を発生する化合物及び酸により変色あるいは
褪色する染料を添加することができる。
また上記ブライマー層を構成するアンカ一剤としては、
例えば前記シランカップリング剤、シリコーンブライマ
ー等を用いることができ、また有機チタネート等も有効
である。
本発明の版材を構成する各層の厚さは、以下の通りであ
る。即ち支持体は50〜400 #■、好ましくは10
0〜3◎Oμm、感光層は0.05〜10μ―、好まし
くは0.5〜5μ■、シリコーンゴム層はO,1〜10
μ麿、好ましくは0.5〜2μ■である。
本発明において、シリコーンゴム層の上面には必要に応
じて保護層を有していてもよい。
本発明の現像液を用いて前記感光性平版印刷版を現像す
る方法としては、従来ps版等の感光性平版印刷版の現
像において知られている方法(例えばシャワー現像、デ
ィップ現像等)が使用できる。ただし現像中、または現
像後の後工程(例えば染色工程、水洗工程等)で版画を
ブラシやスポンジでこするこ−とが好ましい。
現像液け、循環して使用し、現像液が疲労したとき鯰、
その一部を補充することが一般的であるが、感光性平版
印刷版の処理の度ごとに実質的に未使用の現像液を版上
に供給して現像し、使い捨てとする方法もある。
現像温度け、15℃〜50℃、好ましくは25℃〜35
℃であり、現像時間は、15秒〜150秒、好ましくは
20秒〜60秒である。
[実施例] 以下、本発明を実施例を用いて説明するが、本発明はこ
れに限定されるものではない。
実施例 通常の方法で脱脂したスムースアルニミウム板上に乾燥
重量でO,Sg/m”になるように下記ブライマー層用
組成物を塗布し、乾燥した−。
[ブライマー層組成物] p−フェニレンジアクリル酸エステルと1.4−ジヒド
ロキシエチルオキシシクロヘキサンとの1=1 (ぞル
比)で重縮合した感光性不飽和ポリエステル     
       10重量部1−メチル−2−ペンゾイル
メチレン−β−ナフトチアゾリン          
O」重量部KBM−603(信越化学社製シランカップ
リング剤、N−β−(アミノエチル)一丁−アミノプロ
ピルトリメトキシシラン)0.5重量部メチルセロソル
ブアセテート  150重量部トルエン       
    150重量部メチルセロソルブ       
150重量部次に上記組成物を塗布したアルミニウム板
をヌアーク社製ET21iV IIDNs ULTRA
PLUS FLIP−TOPPLATE MAK):R
により30カウント露光した。こ9ようにして得られた
ブライマー層を塗設したアルミニウム板は、現像液ある
いは感光層塗布用混合溶剤(メチルセロソルブアセテー
ト/トルエン/メチルセロソルブ=4/3/2重量部比
混合物)に浸漬しても溶解することはなかった。
ついで上記プライマ一層を塗設したアルミニウム板上に
下記の感光性組成物を乾燥重量で0 + 2 S gl
■2になるように塗布し、乾燥した。
[感光層用組成物] (a)p−ジアゾフェニルアミンの六弗化燐酸塩とホル
ムアルデヒドとの縮合物  120重量部(b)メタク
リル酸=2−ヒドロキシエチルメタクリレート:メチル
メタクリレート:アクリロニトリル−15:39:36
:10の共重合体(酸価97)           
 70重量部(0)ビクトリアビニアプル−1重量部次
に、この感光層上に次の組成を有するシリコーンゴム組
成物を乾燥重量で2.0g/■2になるように塗布し、
乾燥してシリコーンゴム硬化層を得て感光性平版印刷版
を得た。
[シリコーンゴム屠用組成物] 信越シリコーンKS−709()−ルエン30重量%溶
液)             30重量部信越シリコ
ーン硬化用触媒CAT−PS  O,3重量部信越シリ
コーン触媒CAT−PD     1.5重量部アイソ
パーG(エクソン化学社製)200重量部このようにし
て得られた感光性平版印刷版上に網点のポジフィルムを
密着し、前記のヌアーク社製のPLATEM^にERに
より30カウント露光した後、下記の現像液を現像バッ
トに含ませて擦り現像を行った。
[現像液] A硅酸カリウム(日本化学工業社製) 5重量部ジエチ
レングリコール千ノエチルエーテル10重量部 水                85重量部現像所
要時間は、約3分であった。このようにして得られた印
刷版を印刷機にかけて印刷を行ったところ、再現性の良
好な印刷物が得られた。
実施例2 実施例1において、現像液を下記の現像液に代えて実施
例1と同様に感光性印刷版の現像を行った。
[現像液1 A珪酸カリウム           5重量部ジエチ
レングリコール       10重量部水酸化カリウ
ム           2重量部水        
        83重量部現像所要時間は、約2分で
あった。このようにして得られた印刷版を印刷機にかけ
て印刷を行ったところ、再現性の良好な印刷物が得られ
た。
実施例3 実施例1で用いた現像液を第1表に示した現像液に代え
た以外は、実施例1と同様にして感光性印刷版の現像を
行った。
以下余白 1E1   6  1   藝   1   へ   
1 の   1− −ト  ート   Q −の 四 11  ス l−JR% l    lス 14コ  
 コ  −4n   ) 壕 もb   <b   心全  翫 コ八  心入  コN  八 1  1−    1、    1.     l  
−1第1表より明らかなように、本発明の現像液No、
 1〜No−3は、現像速度が速く、現像された印刷版
は、画像再現性に優れている。
これに対して比較例1の現像液は、現像速度が遅く、若
干、画像再現性が劣っていた。
【発明の効果] 本発明は、水を含む現像液に有機溶剤と無機アルカリ剤
を含有させたので、現像速度が大きく、引火に対して安
全であり、またそれによフて現像された印刷版は、画像
再現性に優れている。
出願人       コ ニ 力 株式会社代理人弁理
士     中  島  幹  雄外1名

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 支持体上に酸価10〜300のアルコール性又はフェノ
    ール性の水酸基を有するバインダー樹脂とジアゾ化合物
    を含む感光層及びシリコーンゴム層を有する湿し水不要
    の感光性平版印刷版用現像液において、該現像液が有機
    溶剤、無機アルカリ剤及び水を含むことを特徴とする湿
    し水不要の感光性平版印刷版用現像液。
JP28695589A 1989-11-03 1989-11-03 湿し水不要の感光性平版印刷版用現像液 Pending JPH03148662A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50118802A (ja) * 1974-02-28 1975-09-17
JPS55155355A (en) * 1979-05-23 1980-12-03 Konishiroku Photo Ind Co Ltd Printing plate forming method
JPH01257847A (ja) * 1988-04-07 1989-10-13 Fuji Photo Film Co Ltd 水なしps版用現像液

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