JPH03143899A - 薬品コンテナ用リフタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は打錠機や検査機等の作業機の上で薬品用のコン
テナを長時間支持するのに１１適な薬品コンテナ用リフ
タに関する。

［従来技術及びその問題点］ 製薬工場において、いわゆる打錠機や検査機等の作２機
の上で錠剤や粉薬等を製造・検査或いは袋詰めする際に
、薬品の入ったコンテナを長時間にわたって作業機の上
で支持する必要がある。

そこで従来は各作業機毎にコンテナ支持用の台を設け、
その台の上にコンテナを持上げ、コンテナと作業機とを
接続して打錠等の作業を行なっていた。

しかし製薬工場においては清潔な状態を維持する必要が
あるため、通常のフォークリフトで作業を行なうこと（
よできない。また各作業機にコンテナ支持用の台を設け
ることは不経済でもある。

本発明は上記課題を解決することにより、薬品用コンテ
ナを作業機の上まで搬送すると共に、長時間にわたりコ
ンテナを支持することのできる薬品コンテナ用リフタを
提供することを目的としている。

［課題を解決するための手段］ 上記課題を解決するために本発明は、フロア上で静止自
在に回転するピラーと、ピラーの内部に収容されて外部
のリフトを静止自在に上下動するリフト支持機構とを備
え、上記ピラーは、上下に延びるスリットを備え、上記
リフト支持機構は、上記スリットを貝通して上記リフト
を支持する連結部材と、上記連結部材が上下動する際に
上記スリットを常時塞ぐブラインドとを備えたことを特
徴としている。

［作用］ ピラー及びブラインドは、ピラーの内部に収容されるリ
フト支持機構の防塵作用を奏する。

［実施例］ 第１図は本発明の縦断面図、第２図は本発明の上部拡大
縦断面図、第３図は本発明の横断面図、第４図は本発明
の下部拡大縦断面図、第５図は本発明の実ｌＩｌ！ｉ態
様の一例を示す平面略図である。

図において、１０は矩形のピラーで、その外周部はステ
ンレスや硬質樹脂等で形成されるカバー１１により覆わ
れている。ピラー１０の両端部には、それぞれ上部支持
軸１２（第２図）と下部支持軸１３（第４図）とを同心
に備えている。

上部支持軸１２は、軸受１４を介して筒軸１５に軸支さ
れている（第２図〉。筒軸１５はその先端部で上記軸受
１４を支持しており、筒軸１５のフランジ付阜端部は天
井板１６を突抜けて天井１７にボルト１８で固定されて
いる。また筒軸１５の周囲は化粧板１９で覆われている
〈第２図〉。

下部支持軸１３は、）叫ア２ｏに固定されている基台２
１に軸受２′２を介して軸支されている（第４図）。従
ってピラー１０はこれら軸受１４及び軸受２２により同
転自在に支持される。

ピラー１０の内部には、本発明のリフト支持機構Ａが収
容されている。リフト支持機構Ａは、ピラー１０内で上
下に延びるねじ？［１１２５を（ｉｌｌえている。ねじ
軸２５は、各支持軸１２．１３に対して偏心している。

ねじ軸２５の上端部は、ピラー１０の上端内部に収容さ
れる減速機付モータ２６と連結されている。減速機付モ
ータ２６は、ピラー１０のカバー１１に固定されている
コントローラ２７を介して図外の電源に接続されており
、このコントローラ２７により正逆転自在に制御される
。

第３図及び第４図に示すように、ねじ軸２５には昇降用
ナツト３０が螺合している。昇降用ナツト３０は、ボル
ト３１により支持板３２に固定されており、支持板３２
は１対の側フレーム３３を介して昇降板３４にボルト３
５で固定されている。

昇降板３４には上下に並ぶ１対の鋳鉄製スライダ３６が
ボルト３７により固定されている。

各スライダ３６は概ねコの字形横断面に形成されており
（第３図）、ねじ軸２５に対し平行に延びるレール４０
に上下方向にのみ囲動自在に嵌合している。従つＣ昇降
用ナツト３０は、各側フレーム３３、昇降板３４、スラ
イダ３６及びレール４０により吊れ回りが阻止されてい
るので、後述するようにねじ軸２５が回転することによ
り上下に移動する。さらに昇降板３４は側フレーム３３
及び支持板３２を介して昇降用ナツト３０と一体的に連
結されているので、昇降用ナツト３０と共に上下動する
。

昇降板３４にはブロック（連結部Ｕ）４１が溶接等で固
定されており、このブロック４１を介してステンレス製
のリフト４３が昇降板３４にボルト４２により固定され
る。

ブロック４１は、ピラー１０のカバー１１に形成されて
いるスリット４５（Ｍ４図）を介してピラー１０の外部
へ突出している。スリット４５はピラー１０の上下方向
にリフト４３の昇降分だけ延びている。

ブロック４１の上端部には、ブラインド４６の一端部が
ビス４７により固定されており、ブ１コック４１の下端
部には、ブラインド４６の他端部がビス４８により固定
されている。ブラインド４６は、ピラー１０の下端内部
に軸支される１対のローラ４９にかけられてレール４０
の背後を通り、ピラー１０の上端内部に軸支される１対
の［１−ラ５０及び押えローラ４０ａ　（いずれも第２
図）を通ってスリット４５をカバー１１の内側から覆っ
ている。従って後述するように４降板３４が上下動する
と、ブラインド４６が常時スリット４５を寒くように作
動する。なおブラインド４６の代りにピラー１０のスリ
ットを１対の弾性ゴムで構成し、この弾性ゴムに挟圧さ
れた状態で１０ツクが上下動する構造を採用してもよい
。

第４図下側にホすように、ねじ軸２５の下端部には、ね
じ軸ロック機構Ｂが設けられている。ねじ軸ロック機構
Ｂは、ねじ軸２５の下端部に固定されるギＶ５０と、ギ
ヤ５０に噛合うストッパ５１と、ストッパ５１と一体に
形成されるペダル部５２と、ペダル部５２の側部から一
体に延びるピン５３と、ピン５３が係止するかぎ部５４
と、かぎ部５４を駆動するハンドル部５５を備えている
。

ペダル部５２はピボット５６を中心に回動自在に支持さ
れており、さらに引張りばね５７により上方へ付勢され
ている。そしてペダル部５２が図示の通り上方へ付勢さ
れている状態において、ストッパ５１がギヤ５０に噛合
うように設定されている。ビボツ］へ５６及び引張りば
ね５７ｆまピラー１０のフレームに固定されている。さ
らにかぎ部５４は上方へ延びるアーム５４ａを備えて４
３つ、このアーム５４ａがピボット５８を介してピラー
１０のフレームに軸支されている。

ペダル部５２を図示の状態から踏み降ろすと、ペダル部
５２は引張りばね５７のばね力に抗してピボッｌ〜５６
を中心に矢印Ｒ方向へ回動する。この結果ストッパ５１
はギヤ５０から外れ、その後ビン５３がかぎ部５４に係
止し、２点鎖線５２ａで示す位置に移動する。さらにそ
の状態からハンドル部５５をピラー１０の内側へ押込む
と、ピン５３はかぎ部５４から外れるので、ペダル部５
２は引張りばね５７の弾性により反矢印１【方向へ同動
する。この結果、図示の通りストッパ５１がギ１７５０
に噛合い、ねじ軸２５の回動を阻止する。

さらに第４図下側に示すように、ピラー１０の下端内部
には、ピラーロックＢｉ　ＧＡ　Ｄ　ｂ＜設けられてい
る。ピラーロック機構りは、ピラー１０の外部へ突山す
るペダル６０と、ペダル６０を軸支づ゛るピボット６１
と、ピボット６１を支点にペダル６０と連動して上下動
するストッパロッド６２と、スＩ−ツバ目ツド６２を下
方へ付勢するコイルばね６３とを備えている。

ストッパロッド６２は、図示の目ツク状態において基台
２１に設けられている行底のストッパ穴６４に嵌合し、
ペダル６０を踏み降ろづことにより、ばね６３の弾性に
抗して上方へ移動するように設定されている。この結果
、ストッパロッド６２はストッパ穴６４から外れるので
、ストッパ状態が解除されることになる。

次に第１図により作動を説明づる。

図示の静止状態において、まずリフト４３に薬品用コン
テナ７０を配置・固定してからねじ軸ロック機構Ｂのペ
ダル部５２を踏み降ろし、ねじ軸２５のロックを解除す
る。次にコントローラ２７を操作して減速機付モータ２
６を例えば正転方向に作動させると、モータ２６の回転
力がねじ軸２５に伝達され、ねじ軸２５が時計回りに同
転する。

これにより昇降用ナツト３０が上方へ移動するので、側
降板３４も上方へ移動する。従ってブロック４１を介し
て昇降板３４に連結されるリフト４３は、コンテナ７０
を支持した状態で上方へ移動し、２点鎖線４３ａで示す
位置にまでリフトされる。そしてねじ軸ロック機構Ｂの
ハンドル部５５をピラー１０の内側へ押込み、再びねじ
軸「１ツク機構Ｂでねじ１軸２５をロックする。

次にピラー［１ツク機構りのペダル６０を踏込んでピラ
ー１０のロックを解除し、ピラー１０を回転させて例え
ば打錠１７１の真上に配置する。そしてペダル６０を戻
すことにより、ピラー１０を再びロックする。

最後に再びねじ軸ロック機構Ｂを解除してリフト４３を
所望の位置に設定し、コンテナ７０と打錠機７１とを接
続してねじ軸ロック機構８をロックし、打錠作業を行な
う。ここで第５図に示すように、打錠機等の作業機７１
〜７５をピラー１０の周囲の同一円周上等間隔をへだて
て工程順に配置しておけば、ピラー１０を回動させるだ
（〕で因滑に作業を行なうことができ、作業能率が向上
づる。

上記作業中において、リフト支持機構への昇降板３４の
上下動に伴い、ブラインド４６がスリット４５を覆うの
で、機械が作動する際に生じる埃などが１．！！断され
、作業場を清潔に保つことができる。またスリット４５
から機械内部が遮断されるので、機械の美観も１ｒｉＪ
上する。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、静止自在に回転す
るピラー１０を向えており、さらにこのピラー１０の内
部にリフト支持機構Ａを備えているので、１本のピラー
１０によりコンテナ７０の＋ｍ送と支持とを行なうこと
ができ、僅かなスペースで搬送・支持作業を行なうこと
ができる。しかも本発明のリフト支持機ｔＭ　Ａに採用
されるリフト連結部材（ブロック４１）は、ピラー１０
のスリット４５を常峙遮断するブラインド４６を（１δ
えているので、装僧の美観が向上するばかりで４だ＜機
械νｑの粉塵が外部に販出されるのを防止し、作業場を
清潔に保つことができる。

しかち静止自在に回転するピラー１０と、リフトを静止
自在に上下動づるリフ［へ支持機構へとを備えているの
で、第５図に示す実施例で説明しｔこように多数の作業
機７１〜７５を工程Ａ１１に配置ごｔして順次コンテナ
７０を配置・巡回させることができ、作業効率を向上さ
せることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の縦断面図、第２図は本弁明の上部拡大
、縦断面図、第３図は本発明の横断面図、第４図は本発
明の下部拡大縦断面図、第５図は本発明の実施態様の一
例を示す平面略図である。 １０・・・ピラー　４１・・・ブロック（連結部材）、
４３・・・リフｌ−１４５・・・スリン］・、４６・・
・ブラインド、Δ・・・リフト支持機構

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. フロア上で静止自在に回転するピラーと、ピラーの内部
   に収容されて外部のリフトを静止自在に上下動するリフ
   ト支持機構とを備え、上記ピラーは、上下に延びるスリ
   ットを備え、上記リフト支持機構は、上記スリットを貫
   通して上記リフトを支持する連結部材と、上記連結部材
   が上下動する際に上記スリットを常時塞ぐブラインドと
   を備えたことを特徴とする薬品コンテナ用リフタ。