JPH03140667A - 手動変速機のギア鳴り防止機構 - Google Patents
手動変速機のギア鳴り防止機構Info
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/02—Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
- F16H63/30—Constructional features of the final output mechanisms
- F16H63/302—Final output mechanisms for reversing
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
鳴りおよびギア破損を防止するためのギヤ鳴り防止機構
に関するものである。
バーに連絡するストライキングロッド(1)にストライ
キングレバー(2)が取付けられピン(26)によって
固定されており、該ストライキングレバー(2)はスト
ライキングロッド(1)に取付けられている取付部(2
2)を有する本体(21)と、該本体(21)前後部か
ら差出されている前後部カム山(23) 、 (24)
と、該本体(21)上縁中間部から上方に突出されてい
る頭部(25)とからなり、該頭部(25)は機枠(3
)のコントロールブラケット(31)に軸(41)を介
して回動可能に取付けられているリバースレバー(4)
の根端部の作動溝(42)に嵌入するように設定されて
いる(特願平1−180103号参照)。
するために第11図に示すようなインターロック(5)
がセレクト方向に固定され、シフト方向に摺動可能とさ
れて支持されており、該インターロック(5)にはピン
(61)を介してリバースブレーキカム(6)が取付け
られている。該リバースブレーキカム(6)はヤジロベ
ー形をしており、横杆(62)と該横杆(62)の中央
部から上方へ延設される縦杆(63)とからなり、該横
杆(62)の前端にはフック形状(64)が形成されて
おり、更に後部上縁にはV形の戻し溝(65)が設けら
れ、また縦杆(63)の頭部(66)は機枠(3)のコ
ン−トロールブラケット(31)に軸(41)を介して
回動可能に取付けられている1速−2速シフター(7)
の根端部の作動溝(71)に嵌入するように設定されて
いる。
示すように軸スプライン(81)上に摺動可能に支持さ
れているリバースアイドラーギア(8)を摺動させ、1
速−2速シフター(7)の先端部(72)は1速−2速
フオーク(9)の作動溝(91)に嵌入しており、該1
速−2速フオーク(9)は主軸(11)に摺動可能に取
付けられているカップリングスリーブと一体のメインリ
バースギア(10)をシフトさせる。そして該メインリ
バースギア(10)は入力軸(13)に取付けられてい
るメインインプットリバースギア(12)に噛合する 上記構成において、図示しないコントロールレバーを5
速−リバース側へセレクトするとストライキングロッド
(1)を介してストライキングレバー(2)、インター
ロック(5)を介してリバースブレーキカム(6)が回
動して該ストライキングレバー(2) (1’) fI
−@Is (25)はリバースレバー(4)ノ作業溝(
42)ニ嵌入し、該リバースブレーキカム(6)の縦杆
(63)の頭部(66)は1速−2速シフター(7)の
作業溝(71)に嵌入する。次いでコントロールレバー
をリバースにシフトさせようとすると第10図および第
12図矢印イ方向に示す方向にストライキングロッド(
1)が摺動し、該ストライキングロッド(1)の摺動に
ともなってストライキングレバー(2)が摺動する。該
ストライキングレバー(2)の摺動にともなってリバー
スレバー(4)が回動してリバースアイドラーギア(8
)がスプライン軸(81)を第12図矢印口方向に摺動
を開始し、同時にストライキングレバー(2)の前部カ
ム山(23)がリバースブレーキカム(6)のフック形
状(64)を押しのけ、その結果リバースブレーキカム
(6)は第11図点線位置から実線位置(ボーク方向)
に回動し、該リバースブレーキカム(6)の回動にとも
なって1速−2速シフター(7)が点線位置から実線位
置に回動する。この状態でストライキングレバー(2)
の後部カム山(24)はリバースブレーキカム(6)の
戻し溝(65)に丁度はまり込んだ状態となっている。
−2速フオーク(9)を介してメインリバースギア(1
0)が第12図実線に示すニュートラル位置から矢印凸
方向へシフトし、点線位置に来て2速シンクロ機1(1
4)が作動してメインリバースギア(10)をボークし
、該メインリバースギア(10)を介してメインインプ
ットリバースギア(]2)が停止し、このような停止状
態のメインインプットリバースギア(12)にリバース
アイドラーギア(8)が摺動して噛合うようになってい
る。該メインリバースギア(10)のシフト社は第7図
に示すように該リバースブレーキカム(6)の回動量、
即ちストライキングレバー(2)の前部カム山(23)
とリバースブレーキカム(6)のフック形状(64)と
のラップ代寸法Xで決定される。更にストライキングロ
ッド(1)を介してストライキングレバー(2)が摺動
すればストライキングレバー(Z)の後部カム山(24
)がリバースブレーキカム(6)の戻し溝(65)の前
縁を押しのけて脱出し、その結果コントロールレバーを
完全にリバースにシフトした状態ではリバースブレーキ
カム(6)は第11図実線位置から点線位置(ボーり解
除方向)に戻り、したがって1速−2速シフター(7)
および1速−2速フオーク(9)を介してメインリバー
スギア(10)が第12図点線位置からニュートラル位
置に戻り2速シンクロ機構(14)によるボークが解除
されるとともにリバースアイドラーギア(8)は第12
図点線位置で該メインリバースギア(10)に噛合する
。
クロ機構(14)によってボークされることによって該
メインリバースギア(10)を介してメインインプット
リバースギア(12)が停止した時点でリバースアイド
ラーギア(8)が該メインインプットリバースギア(1
2)に噛合するからギア(8)とギア(12)との噛合
時のチャンファ−相互の衝突音(ギア鳴り)が解消され
、更にメインリバースギア(10)が再びニュートラル
位置に戻りボークが解除されると共にリバースアイドラ
ーギア(8)と噛合する。
ニュートラル位置に戻る前にリバースアイドラーギア(
8)が該メインリバースギア(10)に噛合しようとす
る場合がある。この場合はメインリバースギア(10)
のボーク状態がまだ解除されておらず歯の位置が固定さ
れているので、メインリバースギア(10)の歯とリバ
ースアイドラーギア(8)の歯が干渉してギア(10)
とギア(8)との噛合が困難または不可能となる場合が
あった。メインリバースギア(io)とリバースアイド
ラーギア(8)との作動線を第9図に示す。第9図は縦
軸にメインリバースギア(10) (実線)とリバース
アイドラーギア(8)(二点鎖線)とのストローク量を
とり、横軸にストライキングレバー(2)のストローク
量をとったものであり、図に示すようにメインリバース
ギア(10)はストライキングレバー(2)の摺動によ
りニュートラル位置Nから第12図矢印ハ方向に摺動し
一旦2速シンクロ機構(14)のボークゾーン21(図
中斜線域)に入り再び第12図矢印ハ逆方向に摺動して
ボークゾーンZ1から脱出する。−方リバースアイドラ
ーギア(8)のストライキングレバー(2)の摺動によ
り第12図矢印口方向に摺動するが、メインリバースギ
ア(10)がボークゾーンZ1を脱出しない前にリバー
スアイドラーギア(8)がメインインプットリバースギ
ア(12)に噛合しようとする場合にはリバースアイド
ラーギア(8)の作動線とメインリバースギア(10)
の作動線との交点が不良ゾーンZ、 (図中黒塗り域)
に入る。
コントロールレバーに連絡するストライキングロッド(
1)にストライキングレバー(2)を取付け、更に該ス
トライキングロッド(1)にはセレクト方向に固定され
シフト方向に摺動可能とされたインターロック(5)を
支持し、該インターロック(5)にはリバースブレーキ
カム(6)を回動可能に取付け、該ストライキングレバ
ー(2)の前後部からは夫々該リバースブレーキカム(
6)に向けて前後部カム山(23) 、 (24)が差
出され中間部からは上方に頭部(25)が差出され、該
リバースブレーキカム(6)の前部には該ストライキン
グレバー(2)の前部カム山(23)が干渉するフック
形状(64)が設けられ後部には該ストライキングレバ
ー(2)の後部カム山(24)が嵌入する戻し溝(65
)が設けられ中間部からは頭部(66)が差出され、コ
ントロールレバーをリバース側へセレクトした時、該ス
トライキングレバー(2)の頭部(25)は機枠(3)
に回動可能に取付けられ軸スプライン(81)上のリバ
ースアイドラーギア(8)を摺動させるリバースレバー
(4)の作動溝(42)に嵌入し同時にリバースブレー
キカム(6)の頭部(66)は機枠(3)に回動可能に
取付けられ前進変速段用フォーク(9)を介して主軸上
のカップリングスリーブ(メインリバースギア) (1
0)を摺動させる前進変速段用シフター(7)の作動溝
(71)に嵌入し、コントロールレバーをリバースヘシ
フトする時はリバースアイドラーギア(8)が摺動して
入力軸上のメインインプットリバースギア(12)に噛
合するが同時にリバースブレーキカム(6)により前進
変速段用シフター(7)を介してカップリングスリーブ
(メインリバースギア)(10)がニュートラル位置か
ら摺動して前進変速段用シンクロ機構(14)を作動さ
せることにより、該メインリバースギア(10)を介し
て該メインインプットリバースギア(12)を停止させ
ることによりギア鳴りを防止する機構において、該リバ
ースレバー(4)の前縁下端には爪(42)が突設され
、更に該リバースレバー(4)の下部にはリバースレバ
ー(4)をニュートラルに戻すためおよび5速シフトフ
ォークを作動させるための5速カム(43)が回動可能
に取付けられ、該5速カム(43)の後縁下端には5速
カム(43)を5速からニュートラルに戻すための戻し
用爪(43)Aが突設され、そして該リバースレバー(
4)の爪(42)と該ストライキングレバー(2)の頭
部(25)との間に嵌入状態において所定の間隙(15
)を設け、更に該リバースレバー(4)と前進変速段用
シフター(7)とが回動可能に組付けられているコント
ロールブラケット(31)と該リバースレバー(4)と
の間には5速方向へ作動することを阻止する阻止手段(
4)A。
供するものである。
)をリバース側へセレクトすると該ストライキングロッ
ド(1)のストライキングレバー(2)の頭部(25)
がニュートラル位置のリバースレバー(4)の作動溝(
42)に嵌入し、インターロック(5)のブレーキカム
(6)の頭部(66)は前進変速段用(1速−2速)シ
フター(7)の作動溝(71)に嵌入する0次いでコン
トロールレバーをリバースヘシフトさせようとするとス
トライキングロッド(1)を介するストライキングレバ
ー(2)摺動にともなって該ストライキングレバー(2
)の前部カム山(23)がリバースブレーキカム(6)
のフック形状(64)に干渉してこれを押しのける結果
リバースブレーキカム(6)がボーク方向に回動し、該
リバースブレーキカム(6)の回動にともなって前進変
速段用(1速−2速)シフター(7)を介してメインリ
バースギア(10)がニュートラル位置から摺動して前
進変速段用(2速)シンクロ機構(14)を作動させボ
ーク状態となり、メインインプットリバースギア(12
)を停止させる。この状態でストライキングレバー(2
)の後部カム山(24)はリバースブレーキカム(6)
の戻し溝(65)に嵌入している。更にストライキング
レバー(2)の摺動にともなって今度はストライキング
レバー(2)の後部カム山(24)がリバースブレーキ
カム(6)の戻し溝(65)から脱出することによって
再びリバースブレーキカム(6)がボーク解除方向に回
動し、該リバースブレーキカム(6)の回動にともなっ
て前進変速段用(1速−2速)シフター(7)を介して
メインリバースギア(10)はニュートラル位置に戻り
ボークが解除される。
にともなってリバースレバー(4)が5速カム(43)
と共にリバース方向へ作動し、該リバースレバー(4)
を介してリバースアイドラーギア(8)がメインインプ
ットリバースギア(12)と噛合する方向へ摺動するが
、該ストライキングレバー(2)の頭部(25)と該リ
バースレバー(4)の爪(42)との間には嵌入状態に
おいて所定の間隙(15)が設けであるから、該間隙分
ストライキングレバー(2)は空摺動しリバースレバー
(4)は作動しない。したがってリバースアイドラーギ
ア(8)はメインリバースギア(10)のボークが解除
された後上記停止状態のメインインプットリバースギア
(12)に噛合することになる。
トロールレバーによってストライキングロッド(1)を
ニュートラルに戻すと、該ストライキングウッド(1)
のストライキングレバー(2)の頭部(25)が5速カ
ム(43)を押してリバースレバー(4)をニュートラ
ル方向へ作動させる。このようにしてリバースレバー(
4)はニュートラル位置に戻るのであるが、該リバース
レバー(4)の爪(42)と該ストライキングレバー(
2)の頭部(25)との間に間隙(15)が存在するた
めに、リバースアイドラーギア(8)の慣性運動等のた
めにリバースレバー(4)がニュートラル位置に止まら
ず更に5速シフト方向へ回動しようとする。このように
リバースレバー(4)の5速シフト方向へ作動すると5
速カム(43)が揺動して5速カム(43)の戻し用爪
(43)Aがインターロック(5)とストライキングレ
バー(2)との間にはいり込んで該戻し用爪(43)A
とインターロック(5)とが若干中オーバーラツプする
ことになる。
としてもストライキングレバー(2)が引掛ってしまい
、セレクト操作に悪影響を与えたりまたセレクト操作が
不可能になってしまう。そこで本発明ではリバース状態
からニュートラル状態へ戻す時、更にニュートラル状態
から前進変速段(1速−2速)へセレクトする時にリバ
ースレバー(4)が5速シフト方向へ作動しないように
リバースレバー(4)とコントロールブラケット(31
)との間に該作動の阻止手段(4)A、(31)Aを設
けたのである。
ークが確実に解除されてがらりバースアイドラーギア(
8)が該メインリバースギア(10)と噛合するからギ
ア鳴りを防止しっ一リバースへのシフト操作が極めて円
滑に行なわれることになると共にリバースからニュート
ラルに戻しかつニュートラルから前進変速段へセレクト
する操作を円滑に行なうことが出来る。
れば、リバースレバー(4)は前進変速段用シフター(
7)と共に軸(41)を介してコントロールブラケット
(31)に回動可能に組付けられており、該リバースレ
バー(4)の前縁下端には爪(42)が突設されており
、更に該リバースレバー(4)の下部には軸(44)を
介して5速カム(43)が回動可能に取付けられ、該5
速カム(43)の下縁後部には爪(43)Bが突設され
、更に前部には戻し用爪(43)Aが突設され更に該5
速カム(43)の前上部裏面からは係合突起(43)C
が突設され、該係合突起(43)Cはリバースレバー(
4)に設けた貫通穴(4)Bを介してコントロールブラ
ケット(31)に固定されているガイドプレート(45
)の逆り字形のガイド溝(45)Aに嵌入し、かつ図示
しない5速シフターに係合している。更に第3図に示す
ように後縁下部にはリバースレバー(4)が5速シフト
方向へ回動するのを阻止する手段として突出部(4)A
が形成せられ、一方コントロールブラケット(31)に
は同様リバースレバー(4)が5速シフト方向へ回動す
るのを阻止する手段として係上部(31)八が形成され
ニュートラル状態で該IJ ハースL//(−(4)の
突出部(4)Aが該コントロールブラケット(31)の
係止部(31)Aに当接して該リバースレバー(4)の
5速シフト方向への回動を阻止するようになっている。
ストライキングレバー(2)の頭部(25)は図示しな
いコントロールレバーの5速−リバース側へのセレクト
操作によってリバースレバー(4)の爪(42)と5速
カム(43)の爪(43)Bとの間にに嵌入するのであ
るが、この状態で爪(42)と該ストライキングレバー
(2)の頭部(25)との間には間隙(15)が設けら
れている。該間隙(15)の巾をyとする。
トロールレバーをリバースへのシフトさせようとすると
ストライキングウッド(1)を介するストライキングレ
バー(2)の第1図矢印イ方向への摺動にともなって該
−ストライキングレバー(2)の前部カム山(23)の
前斜面(23)Aがリバースブレ−キカム(6)のフッ
ク形状(64)の後縁(64)Aに干渉してこれを押し
のける結果リバースブレーキカム(6)がボーク方向(
第8図矢印二方向)に回動し、該リバースブレーキカム
(6)の回動にともなって前進変速段用シフターとして
の1速−2速シフター(7)を介してカップリングスリ
ーブと一体のメインリバースギア(10)が第12図実
線に示すニュートラル位置から摺動して前進変速段用シ
ンクロ機構としての2速シンクロ機構(14)を作動さ
せボーク状態となり、メインインプットリバースギア(
12)を停止させる。この状態でストライキンブレ)<
−(2)の後部カム山(24)はリバースブレーキカム
(6)の戻し溝(65)に嵌入している。該リバースブ
レーキカム(6)の戻し溝(65)の形状は該ストライ
キングレバー(2)の後部カム山(24)の形状と適合
している。更にストライキングレバー(2)の摺動にと
もなって今度はストライキングレバー(2)の後部カム
山(24)がリバースブレーキカム(6)の戻し溝(6
5)から脱出するがこの際該ストライキングレバー(2
)の後部カム山(24)の前斜面(24)Aが該リバー
スブレーキカム(6)の戻し溝(65)の前縁(65)
Aを押すことによって再びリバースブレーキカム(6)
がボーク解除方向(第8図矢印二方向)に回動し、該リ
バースブレーキカム(6)の回動にともなって、1速−
2速シフター(7)を介してメインリバースギア(10
)は第12図実線に示すニュートラル位置に戻りボーク
が解除される。
にともなってリバースレバー(4)の爪(42)をスト
ライキングレバー(2)頭部(25)が押し、リバース
レバー(4)は5速カム(43)と共にリバース方向へ
作動し、リバースレバー(4)を介してリバースアイド
ラーギア(8)がメインインプットリバースギア(12
)と噛合する方向(第8図矢印口方向)へ摺動して前記
した停止状態のメインインプットリバースギア(12)
と噛合するが、該ストライキングレバー(2)頭部(2
5)とリバースレバー(4)の爪(42)との間には嵌
入状態において巾yの間隙(15)を設けであるから、
スト−ライキングレバー(2)がyだけイ方向に空摺動
して第1図点線位置に来て該間隙(15)がなくなるま
ではリバースレバー(4)は作動しない。したがってリ
バースアイドラーギア(8)はメインリバースギア(1
0)がストライキングレバー(2)がイ方向にyだけ摺
動して1速〜2速シフター(7)が第8図点線位置まで
回動することによって摺動した後に遅れて摺動すること
になる。このようにリバースアイドラーギア(8)の摺
動とメインリバースギア(10)の摺動とに所定の時間
差(Δt)が設けられるのでメインリバースギア(10
)が上記したようにニュートラル位置からボーク位置に
摺動してメインインプットリバースギア(12)の回転
を停止させ、再びボーク位置からニュートラル位置に戻
ってボークが確実に解除された後にリバースアイドラー
ギア(8)がメインリバースギア(10)と噛合する0
本実施例におけるリバースアイドラーギア(8)の作動
状態は第9図実線に示される。第9図に示すようにメイ
ンリバースギア(10)の作動線とリバースアイドラー
ギア(8)の作動線(点線)とが交わる点は不良ゾーン
z2の外にある。なおリバースレバー(4)を作動させ
るだめのストライキングレバー(2)のストロークは本
実施例の場合には従来よりもyだけ短縮されることにな
るけれども、リバースアイドラーギア(8)のストロー
ク量を確保するためにリバースレバー(4)の回転軸(
41)から先端までの回転径 (第1図L)を長くする
。しかしyが大きすぎるとLもそれにしたがって長くと
らなければならないので、yはストライキングレバー(
2)の全ストローク量Yの10%以下即ちy<0.IY
とすることが望ましい。
、コントロールレバーによってストライキングロッド(
1)を第8図矢印二方向への摺動させると、該ストライ
キングレバー(2)の頭部(25)が5速カム(43)
の爪(43)Bを押し、該5速カム(43)の係合突起
(43)Cおよびコントロールブラケット(31)のガ
イドプレート(45)のガイド溝(45)Aを介してリ
バースレバー(4)がニュートラル方向へ作動する。こ
の際、5速カーム(43)の係合突起(43)Cは第4
図に示すようにガイドプレート(45)のガイド溝(4
5)Aにおいて■の位置から■の位置に摺動する。この
ようにしてリバースレバー(4)は5速カム(43)を
介してストライキングレバー(2)によりニュートラル
状態に戻される。このようなニュートラル状態において
、該リバースレバー(4)の爪(42)と該ストライキ
ングレバー(2)の頭部(25)との間に間隙(15)
が存在するためにリバースアイドラーギア(8)の慣性
運動等のためにリバースレバー(4)がニュートラル位
置から更に5速シフト方向への回動しようとする。そし
てリバースレバー(4)が上記したように間隙(15)
分5速シフト方向への回動しようとすると、5速カム(
43)が揺動して該5速カム(43)の戻し用爪(43
)Aが第5図に示すニュートラル状態での正常位置から
第6図および第7図に示すようにδ寸だけ5速シフト方
向に食い込みインターロック(5)とストライキングレ
バー(2)との間に嵌り込む状態となる。なお図中(7
)は1速−2速シフター、(9)は3速−4速シフター
である。このように5速カム(43)の戻し用爪(43
)Aがインターロック(5)とストライキングレバー(
2)との間に嵌り込むと前進変速段側ヘセレクトしよう
としてもストライキングレバー(2)が引掛ってしまい
、セレクト操作に悪影響を与えたりまたセレクト操作が
不可能になってしまう。しかし本発明では前記のように
ニュートラル状態で該リバースレバー(4)の阻止手段
としての突出部(4)Aが該コントロールブラケット(
31)の阻止手段としての係止部(31)Aに当接して
、リバースレバー(4)の上記回動を阻止する(第3図
参照)。したがって本発明ではリバースレバー(4)の
5速カム(43)の戻し用爪(43)Aがインターロッ
ク(5)とストライキングレバー(2)との間に嵌り込
んでストライキングレバー(2)を前進変速段側へのセ
レクトを妨害することが解消される。
は更にストライキングロッド(1)を第1図矢印イ逆方
向に摺動させると、該ストライキングレバー(2)の頭
部(25)が5速カム(43)の爪(43)Bを押して
該5速カム(43)を5速方向へ作動させ第4図に示す
ように該5速カム(43)の係合突起(43)Cはガイ
ドプレート(45)のガイド溝(45)Aにおいて5速
カム(43)の回動中心である軸(44)を中心にした
円弧を描いて■の位置から■の位置に摺動するが、この
際にはリバースレバー(4)は回動しない。
イキングレバー(2)の頭部(25)が5速カム(43
)の戻し用爪(43)Aを押すことになる。
1図はストライキングレバーとリバースレバーとの接続
状態説明図、第2図は5速カムを省略したリバースレバ
ーの機端部分正面図、第3図はリバースレバーとコント
ロールブラケットの関係を示す説明図、第4図はガイド
プレート正面図、第5図はニュートラル状態における5
速力ム正常状態説明図、第6図は5速カム食い込み状態
の説明図、第7図は5速カム食い込み状態正面図、第8
図はリバースブレーキカムと1速−2速シフターとの接
続状態説明図、第9図はギアストローク量とストライキ
ングレバーストローク量との関係を示す作動図、第10
図は従来例のストライキングレバーとリバースレバーと
の接続状態説明図、第11図は従来例のリバースブレー
キカムと1速−2速シフターとの接続状態説明図、第1
2図はギア噛合状態説明図である。 図中、(1)・・・・・ストライキングロッド、(2)
・・・・・ストライキングレバー(23)・・・・・前
部カム山、(24)・・・・・後部カム山、(25)・
・・・・頭部。 (3)・・・・・機枠、(31)
・・・・・コントロールブラケット、(31)A・・・
・・係止部(阻止手段)、(4)・・・・・リバースレ
バー (4)A・・・・・突出部(阻止手段)、(42)・・
・・・爪。 (43)・・・・・5速カム、(43)A・・・・・戻
し用爪、(5)・・・・・インターロック、 (6)・・・・・リバースブレーキカム、(64)・・
・・・フック形状、 (65)・・・・・戻し溝、(6
6)・・・・・頭部、 (7)・・・・・1速−2速シーフタ−(前進変速段用
シフター)、 (71)・・・・・作動溝、 (8)・・・・・リバースアイドラーギア、(81)・
・・・・軸スプライン (9)・・・・・1速−2速フオーク(前進変速段用フ
ォーク)。 (10)・・・・・メインリバースギア、(12)・・
・・・メインインプットリバースギア、(14)・・・
・・2速シンクロ機構(前進変速段用シンクロ機構)、 (15)・・・・・間隙
Claims (1)
- コントロールレバーに連絡するストライキングロッド
にストライキングレバーを取付け、更に該ストライキン
グロッドにはセレクト方向に固定されシフト方向に摺動
可能とされたインターロックを支持し、該インターロッ
クにはリバースブレーキカムを回動可能に取付け、該ス
トライキングレバーの前後部からは夫々該リバースブレ
ーキカムに向けて前後部カム山が差出され中間部からは
上方に頭部が差出され、該リバースブレーキカムの前部
には該ストライキングレバーの前部カム山が干渉するフ
ック形状が設けられ後部には該ストライキングレバーの
後部カム山が嵌入する戻し溝が設けられ中間部からは頭
部が差出され、コントロールレバーをリバース側へセレ
クトした時、該ストライキングレバーの頭部は機枠に回
動可能に取付けられ軸スプライン上のリバースアイドラ
ーギアを摺動させるリバースレバーの作動溝に嵌入し同
時に該リバースブレーキカムの頭部は機枠に回動可能に
取付けられ前進変速段用フォークを介して主軸上のカッ
プリングスリーブを摺動させる前進変速段用シフターの
作動溝に嵌入し、コントロールレバーをリバースへシフ
トする時はリバースアイドラーギアが摺動して入力軸上
のメインインプットリバースギアに噛合するが同時にリ
バースブレーキカムにより前進変速段用シフターを介し
てカップリングスリーブがニュートラル位置から摺動し
て前進変速段用シンクロ機構を作動させることにより、
該メインリバースギアを介して該メインインプットリバ
ースギアを停止させることによりギア鳴りを防止する機
構において、該リバースレバーの前縁下端には爪が突設
され、更に該リバースレバーの下部にはリバースレバー
をニュートラルに戻すためおよび5速シフトフォークを
作動させるための5速カムが回動可能に取付けられ、該
5速カムの後縁下端には5速カムを5速からニュートラ
ルに戻すための戻し用爪が突設され、そして該リバース
レバーの爪と該ストライキングレバーの頭部との間に嵌
入状態において所定の間隙を設け、更に該リバースレバ
ーと前進変速段用シフターとが回動可能に組付けられて
いるコントロールブラケットと該リバースレバーとの間
には5速方向へ作動することを阻止する阻止手段を設け
たことを特徴とする手動変速機のギヤ鳴り防止機構
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1274712A JP2934688B2 (ja) | 1989-10-21 | 1989-10-21 | 手動変速機のギア鳴り防止機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1274712A JP2934688B2 (ja) | 1989-10-21 | 1989-10-21 | 手動変速機のギア鳴り防止機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03140667A true JPH03140667A (ja) | 1991-06-14 |
JP2934688B2 JP2934688B2 (ja) | 1999-08-16 |
Family
ID=17545519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1274712A Expired - Fee Related JP2934688B2 (ja) | 1989-10-21 | 1989-10-21 | 手動変速機のギア鳴り防止機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2934688B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007092882A (ja) * | 2005-09-28 | 2007-04-12 | Aichi Mach Ind Co Ltd | 変速機 |
CN103629310A (zh) * | 2013-12-18 | 2014-03-12 | 大连精功机械设备有限公司 | 循环式正反变向变速真空压缩机变向齿轮轴的弹簧式鸭嘴键 |
JP2014105742A (ja) * | 2012-11-26 | 2014-06-09 | Mazda Motor Corp | 手動変速機 |
-
1989
- 1989-10-21 JP JP1274712A patent/JP2934688B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007092882A (ja) * | 2005-09-28 | 2007-04-12 | Aichi Mach Ind Co Ltd | 変速機 |
JP2014105742A (ja) * | 2012-11-26 | 2014-06-09 | Mazda Motor Corp | 手動変速機 |
CN103629310A (zh) * | 2013-12-18 | 2014-03-12 | 大连精功机械设备有限公司 | 循环式正反变向变速真空压缩机变向齿轮轴的弹簧式鸭嘴键 |
CN103629310B (zh) * | 2013-12-18 | 2017-01-11 | 大连泰帝恒机械制造有限公司 | 循环式正反变向变速真空压缩机变向齿轮轴的弹簧式鸭嘴键 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2934688B2 (ja) | 1999-08-16 |
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