JPH0312231A - カプセル皮膜組成物 - Google Patents

カプセル皮膜組成物

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JPH0312231A
JPH0312231A JP1147512A JP14751289A JPH0312231A JP H0312231 A JPH0312231 A JP H0312231A JP 1147512 A JP1147512 A JP 1147512A JP 14751289 A JP14751289 A JP 14751289A JP H0312231 A JPH0312231 A JP H0312231A
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capsule
extract
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capsule film
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JP1147512A
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Kenji Numata
沼田 憲治
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KOTOBUKI AKAD KK
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KOTOBUKI AKAD KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、合成保存剤を一切使用せず、天然である植物
エキスをカプセル皮膜剤に含有せしめることで、防腐性
及び芳香性を付与したことを特徴とするカプセル皮膜組
成物に関するものである。
(従来の技術) 従来、医薬品、化粧品、健康食品等のソフトカプセル製
剤の保存安定性維持のため、合成保存剤(例えば防腐剤
としてパラヒドロオキシ安息香酸エチルエステル類)が
使用されている。その他合成香料をで着香したものであ
った。
また、マイクロカプセル製剤においては、主として石油
系の素材で構成されているため、長期間の服用あるいは
食用として用いるには適当でない従来のカプセル製剤に
関する発明は、溶解性、ゼリー強度、接着力の向上や、
皮膜を着色するものが多い。例えば特開昭63−264
519号「軟カプセル剤用ゼラチン皮膜」によれば、ゼ
ラチン皮膜にポリリン酸塩を含有させることで、ゼリー
強度、接着力、粘性等を向上させるものが開示されてい
る。
(発明が解決しようとする問題点) 上記した従来のカプセル製剤には、合成保存剤や石油系
素剤が使用されているため、本来のカプセル製剤が持つ
機能を完全に保存しているものとは言えない欠点があっ
た。
特に今日の社会情勢が健康指向、天然物指向であり、合
成保存剤(合成添加物)に対する危惧、不安が高まって
来ている。化粧品や食品分野では特に合成保存剤に対す
る関心が高く、法的規制も厳しくなって来ている現状に
そぐわないものであった。
この発明は、上記の現状に鑑み、合成保存剤を一切使用
せず、天然の植物エキスで防腐性及び芳香性を持たせた
カプセル皮膜組成物を提供することを目的とするもので
ある。
即ち、カプセル皮膜剤に、防腐性及び芳香性を有する植
物エキスを配合することで、カプセル製剤の芳香性、呈
味性等をビジュアル化して訴えることができ、更にカプ
セル製剤の形状をも自由に設計が出来るため、外観的に
面白い形にすることもできる。またカプセル製剤を口の
中に入れると、数十秒で熔けるか崩壊するため、植物エ
キスの清涼感も楽しめる効果があるものを提供するもの
である。
(問題点を解決するための手段) 本発明者この様な現状の問題点を解決すべく、合成保存
剤や石油系の樹脂を使用しなくとも、保存安定性や使用
感等を向上せしめる多機能性である植物エキスを種々検
討した結果、本発明に至った。
上記カプセル皮膜組成物に含有せしめる植物エキスとし
て、シソ科植物の抽出エキスを必須成分とする、カプセ
ル皮膜組成物である。
植物の防腐、抗菌作用については多くの文献に報告され
ている。植物中に防腐、抗菌作用を示すチモール、メン
トール、オイゲノール等を含有する植物は石炭酸係数(
石炭酸の殺菌力を1とした殺菌剤の殺菌能力)が高いほ
ど防腐、抗菌作用が強いことが知られている。
例えば、上田等によって植物の抗菌性が報告されている
。(食品工業学会誌、29巻7号390ペ一ジ1982
年) 例えばフトモモ科のチョウジ(クローブ)、ユーカリ等
、クスノキ科の月桂樹(ローレル)、ケイヒ(シナモン
)等、セリ科のアニス、キャラウェー、コリアンダ、ク
ミン、ディル、センキュウ等、スイカズラ科のスイカズ
ラにントウ)、ユリ科のニンニク、キク科のヒノキ等を
挙げることができる。
その他、漢方薬、西洋の薬草、民間薬あるいは食用とし
て供されるもので、防腐、抗菌作用がある植物であれば
特に限定されない。
これらの植物で防腐、殺菌作用が優れかつ芳′香性の優
れているものと併用して用いることが出来る。シソ科植
物とこれらの植物の配合量は特に限定されるものではな
い。
本発明に用いる植物エキスとしては、シソ科植物で漢方
薬、西洋の薬草(ハーブ等)、民間薬あるいは食用に供
されるもの等で特に限定されるものではない。例えばシ
ソ科植物としては、タイム(たちじゃこうそう)、サル
ビア(セージ)、ローズマリー、オレガノ、マジョラム
、ラベンダー、セーボリー等を挙げることができる。好
ましくは古来から防腐作用が強いことがしられているタ
イム、サルビア、ローズマリー等である。
シソ科植物を単独で使用した場合並びにシソ科植物同志
の組合わせでは、防腐性、芳香性等を満足することが出
来ない。
植物エキスをカプセル皮膜剤に添加するためには、各植
物を目的に合った溶媒で抽出し、ろ過、濃縮、分離操作
などによって得られた植物エキスをカプセル皮膜剤に配
合する。植物から防腐性成分や芳香性成分を抽出するた
めの溶媒としては、水、エタノール、メタノール等の親
水性溶媒、エーテル、クロロホルム、酢酸エチルエステ
ル等の疏水性溶媒を挙げることができる。それぞれの植
物に適したものを選んで、有効成分の抽出を行う。この
場合の溶媒は、好ましくは、水、エタノール、エタノー
ル/水系で、特に30〜90%エタノール/水系溶媒が
好ましい。
植物エキスを得るための植物は、生または乾燥したもの
で特に限定されるものではない。
抽出溶媒量は、植物の種類によって異なるが、溶媒に対
する植物比で1710〜4071程度である。
抽出法は、冷浸または温浸によるが、通常室温〜90°
Cで数時間から数日間行う。
こうして抽出された植物粗エキスは必要に応じて、ろ過
、洗浄、濃縮、シリカゲル等の担体を用いるクロマトグ
ラフィー及び水蒸気蒸留法によって、防腐、抗菌、芳香
、調味性等の有効成分を分離して、他の成分はできるだ
け取除いて使用することが望ましい。
また、抽出植物エキス濃度は、カプセル皮膜組成物を製
造するのに必要最少限の濃度とするため、有効成分の含
有量が高(なるように調整する。
カプセル皮膜剤と植物エキスの配合において、シソ科植
物が防腐性効果が高いため、シソ科の植物エキスを1種
類以上配合することが必要である。シソ科植物同志の組
み合わせでは防腐性と芳香性の両方を満足させることは
困難であり、シソ科以外の植物エキスを加える必要があ
る。
植物エキスのカプセル基材に対する配合量は、最終的に
完成したカプセル製剤の強度及び吸湿性等が適度に維持
できる範囲である。防腐性が不足したり、薬草臭が強過
ぎたりしては実用上問題であり、必要な防腐性、芳香性
、調味性などの機能が保持される量でなければならない
従って植物エキスのカプセル基剤に対する配合量は、植
物エキスの種類や濃度により異なるも、カプセル基剤に
対し重量比2〜40%の範囲が適当であり、2%重量以
下では防腐性や芳香性が不十分であり、40%重量以上
では、カプセル皮膜組成物としての物性を保つことが困
難である。
カプセル皮膜剤としては通常用いられるものであればよ
く、特に限定されない。例えばゼラチン、シェラツク、
キサンタガム、プルラン、デキストリン、グアガム、カ
ラギーナン、ペクチン、寒天、アルギン酸塩、セルロー
ス誘導体等を挙げることが出来る。これらのカプセル皮
膜剤は単独ないし数種類を併用することが出来る。
カプセル皮膜基剤解濃度が30%以上になるように水、
植物エキスや他の配合剤で調節し、カプセル皮膜剤を熔
解する。カプセル皮膜溶液からシートを作成し、該シー
トはその融点以上に加熱して凹状に打抜き、打抜かれた
2つで1組の凹状物を互いに融着させ、乾燥することで
カプセル製剤を得ることができる。
カプセル製剤は完全に乾燥し水分を除去しても良いが、
若干量水を残存すると柔軟性が付与されたソフトカプセ
ル製剤になる。カプセル基材に残存する水分量は50%
以下が好ましい。50%以上であると吸湿性が高(なり
、保存安定性が低下するので好ましくない。ソフトカプ
セル製剤の場合残存水分量は10〜40%であることが
好ましい。
本発明の製法に於いてはカプセル基材を植物エキスに分
散、膨潤させ得られた粘稠な溶液を脱気し、熱時にアプ
リケーターを用いて厚みを調整しスリットより押出し流
延したりして、一定の厚みのシート(リボン)状に成形
し、次に乾燥空気を吹込付けながら冷却することで均一
な厚みのシートを得ることができる。このシート(リボ
ン)に第3成分を配合しておくこともできる。この場合
上記の加熱した溶液に第3成分を加えても良く、また出
来上がったシート(リボン)に第3成分を塗布、含浸や
ラミネート等を行ってもよい。第3成分としては着色料
、香料、充填剤等を挙げることが出来る。
打抜かれたカプセル基剤は所望により薬効成分、溶解度
調整剤、香味料、調味料、嗜好品等を内部に充填し、各
種の形状に成形する。充填する内容物としては液状の物
が好ましいが、粉末の場合には分散懸濁液として充填す
ることができる。充填方法は従来のカプセル製剤の製法
を応用して製造することが出来る。例えば浸漬法、打抜
き法(ロータリーダイス法、アコ−ジェル法等)、滴下
法など挙げることが出来る。
内容物を充填したカプセル製剤の乾燥は内容物の変性が
起こらなく、またカプセル基剤の吸湿が発生しない程度
の温度である。
本発明を以下に実施例を用いてさらに詳しく説明する。
〔実施例〕
植物エキスの調整例 O抽出例1 生のタイム100 gに35%エタノール水溶液100
0tanを加え、24時間加熱抽出し、抽出液を低温で
溶媒を留去し、淡赤褐色のタイム粗エキスを得た。この
粗エキスを60%エタノール水?a?(?1.250m
nで再溶解し、不溶性物をろ過し、タイムエキス205
m lを得た。このエキスをカプセル皮膜剤の製造に用
いた。
○抽出例2 生のローズマリー100 gを、上記抽出例Iと同じ抽
出方法により、抽出してローズマリーエキス200m1
を得た。
O抽出例3 生のサルビア100 gを、上記抽出例1と同じ抽出方
法により抽出して、サルビアエキス210o+j2を得
た。
○抽出例4 生のユーカリ葉100 gを、上記抽出例1と同じ抽出
方法により抽出して、ユーカリエキス205m l。
を得た。
O抽出例5 乾燥したタンジー100gを、上記抽出例1と同じ抽出
方法により抽出して、タンジ−エキス210m1を得た
○抽出例6 生のヒノモ葉100gを、上記抽出例1と同じ抽出方法
により抽出して、ヒノキ粗エキスを得、このヒノキ粗エ
キスを水蒸気蒸留を行ってヒノキエキス16.8gを得
た。
次にカプセル組成物調製の実施例を示す。
○実施例1 精製ゼラチン100部、精製水50部およびソルビット
20部を加えて吸水膨潤させ、80°Cで加熱し均一溶
解させて第1溶液を得る。
次に、プルラン15部に、タイムエキス12部、サルビ
アエキス4部、ユーカリエキス1部および精製水60部
を加え加熱溶解させる。先に溶解したゼラチン液を60
°Cに保ち撹拌しながらプルラン溶液を少量づつ加えて
均一で透明なカプセル皮膜剤を得た。
カプセル製剤の内容物として、ビタミンEを用いて、ロ
ータリー式打抜き法により、ソフトカプセル製剤を得た
。ソフトカプセル製剤の内容物重量は250■で、カプ
セル皮膜製剤重量は130■であった。
○実施例2 ゼラチン100部、精製水70部およびソルビット15
部を加え吸水膨潤させ、80゛Cで均一に溶解させる。
ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート20部
を、0.1規定水酸化ナトリウム溶液12 talに溶
解させて、この粘稠溶液にタイムエキス13部、ローズ
マリーエキス8部、サルビアエキス4部、ヒノキエキス
0.2部と精製水60部を加え均一に溶解し、先に溶解
したゼラチン液を60°Cに保ち撹拌しながらプルラン
溶液を少量ずつ加えて均一で透明なカプセル皮膜剤溶液
を得た。以下実施例1と同様にしてソフトカプセル製剤
を得た。
○実施例3 精製ゼラチン100部、精製水60部、ソルビット25
部を加え吸水膨潤させ、85°Cで均一に溶解させる。
デキストリン15部に、ローズマリーエキス10部、タ
ンジ−エキス6部、ユーカリエキス2部、ヒノキエキス
0.1部と精製水40部を加え均一に溶解し、先に溶解
したゼラチン溶液を60゛Cに保ち撹拌しながらデキス
トリン溶液を少量づつ加えて均一な透明なカプセル皮膜
剤溶液を得た。
以下実施例1と同様にしてソフトカプセル製剤を得た。
比較例1 エチルパラベン0.3部(バラヒドロオキシ安息香酸エ
チルエステル)、メチルパラベン0.1部(パラヒドロ
オキシ安息香酸メチルエステル)、キシリトール20部
、ポリリン酸ナトリウム5部、精製水70部を加えて溶
解し、これに精製ゼラチン100部を加えて吸水膨潤さ
せ、60°Cで均一に溶解させる。以下実施例1と同様
にしてソフトカプセル製剤を得た。
比較例2 精製ゼラチン100部、精製水85部、ソルビット25
部を加・えて吸水膨潤させ、60°Cで均一溶解させ、
以下実施例1と同様にしてソフトカプセル製剤を得た。
この様にして製造したカプセル製剤の保存安定性につい
て検討をおこなった。即ち実施例1〜4ならびに比較例
1,2のカプセル製剤を気容器に入れ室内で30日間机
の上に放置および40’C1相対湿度(RH) 75%
の条件で30日間放置した結果を付表1に示した。
実施例1,2.3及び比較例1,2で製造したカプセル
製剤をパネラ−による芳香性試験(覚能性)を行った。
その結果を付表2に示した。
実施例1,2.3及び比−較例1,2で製造したカプセ
ル製剤の防腐性試験を行った。その結果について付表3
に示した。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明した、カプセル皮膜組成物によれば、合
成保存剤や合成香料を一切使用することなく、天然物(
自然物)である植物から抽出したエキスをカプセル皮膜
剤に含有せしめることにより、防腐性並びに芳香性を充
分に付与することができ、長期間安定に保存できる効果
がある。
また、植物エキスを配合したカプセル製剤であるため口
の中に入れると数十秒でカプセルが溶けるか崩壊するた
め清涼感が有り、服用感を満足するカプセル皮膜組成物
である。
イ・−1′″′I七果 ・   3  方  ・      量シャーレの面積 明 細 書(訂正) 1.事件の表示 平成 1年 特許願  第 147512  号2、発
明の名称 カプセル皮膜組成物 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 氏名   株式会社  コトブキアカデミー4、代理人
  ■730 6082−221−3901、発明の名
称 カプセル皮膜組成物 2、特許請求の範囲 (1)カプセル皮膜剤に防腐性及びまたは芳香性を存す
る植物エキスを含有せしめたことを特徴とする、カプセ
ル皮膜組成物。
(2)植物エキスとしてシソ科植物の抽出エキスを必須
成分とする、特許請求の範囲第1項記載のカプセル皮膜
組成物。
(3)植物エキスが、カプセル皮膜剤に対して2〜40
重景%含有している、特許請求の範囲第1項記載のカプ
セル皮膜組成物。
3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は、合成保存剤を一切使用せず、天然である植物
エキスをカプセル皮膜剤に含有せしめることで、防腐性
及び芳香性を付与したことを特徴とするカプセル皮膜組
成物に関するものである。
(従来の技術) 従来、医薬品、化粧品、健康食品等のソフトカプセル製
剤の保存安定性維持のため、合成保存剤(例えば防腐剤
としてバラヒドロオキシ安息香酸エチルエステル類)が
使用されている。その他合成香料で若番したものであっ
た。
また、マイクロカプセル製剤においては、主として石油
系の素材で構成されているため、長期間の服用あるいは
食用として用いるには適当でない従来のカプセル製剤に
関する発明は、溶解性、ゼリー強度、接着力の向上や、
皮膜を着色するものが多い。例えば特開昭63−264
519号「軟カプセル剤用ゼラチン皮膜」によれば、ゼ
ラチン皮膜にポリリン酸塩を含有させることで、ゼリー
強度、接着力、粘性等を向上させるものが開示されてい
る。
(発明が解決しようとする問題点) 上記した従来のカプセル製剤には、合成保存剤や石油系
素剤が使用されているため、本来のカプセル製剤が持つ
機能を完全に保存しているものとは言えない欠点があっ
た。
特に今日の社会情勢が健康指向、天然物指向であり、合
成保存剤(合成添加物)に対する危惧、不安が高まって
来ている。化粧品や食品分野では特に合成保存剤に対す
る関心が高く、法的規制も厳しくなって来ている現状に
そぐわないものであった。
この発明は、上記の現状に鑑み、合成保存剤を一切使用
せず、天然の植物エキスで防腐性及び芳香性を持たせた
カプセル皮膜組成物を提供することを目的とするもので
ある。
即ち、カプセル皮膜剤に、防腐性及び芳香性を有する植
物エキスを配合することで、カプセル製剤の芳香性、呈
味性等をビジュアル化して訴えることができ、更にカプ
セル製剤の形状をも自由に設計が出来るため、外観的に
面白い形にすることもできる。またカプセル製剤を口の
中に入れると、数十秒で溶けるか崩壊するため、植物エ
キスの清涼感も楽しめる効果があるものを提供するもの
である。
(問題点を解決するための手段) 本発明者は、この様な現状の問題点を解決すべく、合成
保存剤や石油系の樹脂を使用しなくとも、保存安定性や
使用感等を向上せしめる多機能性である植物エキスを種
々検討した結果、本発明に至った。
ヒ記カプセル皮膜組成物に含有せしめる植物エキスとし
て、シソ科植物の抽出エキスを必須成分とする、カプセ
ル皮膜組成物である。
植物の防腐、抗菌作用については多くの文献に報告され
ている。植物中に防腐、抗菌作用を示すチモール、メン
トール、オイゲノール等を含有する植物は石炭酸係数(
石炭酸の殺菌力をIとした殺菌剤の殺菌能力)が高いほ
ど防腐、抗菌作用が強いことが知られている。
例えば、上田等によって植物の抗菌性が報告されている
。(日本食品工業学会誌、29巻7号390ペ一ジ19
82年) 本発明に用いる植物エキスとしては、シソ科植物で漢方
薬、西洋の薬草(ハーブ等)、民間薬あるいは食用に供
されるもの等で特に限定されるものではない。例えばシ
ソ科植物としては、タイム(たちじゃこうそう)、サル
ビア(セージ)、ローズマリー、オレガノ、マジョラム
、ラベンダー、セーボリー等を挙げることができる。好
ましくは古来から防腐作用が強いことがしられているタ
イム、サルビア、ローズマリー等である。
その他、漢方薬、西洋の薬草、民間薬あるいは食用とし
て供されるもので、防腐、抗菌作用がある植物であれば
特に限定されない。
例えばフトモモ科のチョウジ(クローブ)、ユーカリ等
、クスノキ科の月桂樹(ローレル)、ケイヒ(シナモン
)等、セリ科のアニス、キャラウェー、コリアンダ、ク
ミン、ディル、センキュウ等、スイカズラ科のスイカズ
ラにントウ)、ユリ科のニンニク、キク科のカミツレ(
カミルレ)、タンジー、ニガヨモギ等、ヒノキ科のヒノ
キ等を挙げることができる。
これらの植物で防腐、殺菌作用が優れかつ芳香性の優れ
ているものと併用して用いることが出来る。シソ科植物
とこれらの植物の配合量は特に限定されるものではない
シソ科植物を単独で使用した場合並びにシソ科植物同志
の組合わせでは、防腐性、芳香性等を満足することが出
来ない。
植物エキスをカプセル皮膜剤に添加するためには、各植
物を目的に合った溶媒で抽出し、ろ過、濃縮、分離操作
などに・よって得られた植物エキスをカプセル皮膜剤に
配合する。植物から防腐性成分や芳香性成分を抽出する
だめの溶媒としては、水、エタノール、メタノール等の
親水性溶媒、エーテル、クロロホルム、酢酸エチルエス
テル等の疎水性溶媒を挙げることができろ。それぞれの
植物に適したものを選んで、有効成分の抽出を行う。こ
の場合の溶媒は、好ましくは、水、エタノール、エタノ
ール/水系で、特に30〜90%エタノール/水系溶媒
が好ましい。
植物エキスを得るための植物は、生または乾燥したもの
で特に限定されるものではない。
抽出溶媒量は、植物の種類によって異なるが、溶媒に対
する植物比で1710〜4071程度である。
抽出法は、冷浸または温浸によるが、通常室温〜90’
Cで数時間から数日間行う。
こうして抽出された植物粗エキスは必要に応じて、ろ過
、洗浄、濃縮、シリカゲル等の担体を用いるクロマトグ
ラフィー及び水蒸気蒸留法によって、防腐、抗菌、芳香
、調味性等の有効成分を分離して、他の成分はできるだ
け取除いて使用することが望ましい。
また、抽出植物エキス濃度は、カプセル皮膜組成物を製
造するのに必要最少限の濃度とするため、有効成分の含
有量が高くなるように調整する。
カプセル皮膜剤と植物エキスの配合において、シソ科植
物が防腐性効果が高いため、シソ科の植物エキスを1種
類以上配合することが必要である。シソ科植物同志の組
み合わせでは防腐性と芳香性の両方を満足させることは
困難であり、シソ科以外の植物エキスを加える必要があ
る。
植物エキスのカプセル基剤に対する配合量は、最終的に
完成したカプセル製剤の強度及び吸湿性等が適度に維持
できる範囲である。防腐性が不足したり、薬草臭が強過
ぎたりしては実用上問題であり、必要な防腐性、芳香性
、調味性などの機能が保持される量でなければならない
従って植物エキスのカプセル基剤に対する配合量は、−
植物エキスの種類や濃度により異なるも、カプセル基剤
に対し重量比2〜40%の範囲が適当であり、2%重量
以下では防腐性や芳香性が不十分であり、40%重量以
上では、カプセル皮膜X■酸物としての物性を保つこと
が困難である。
カプセル皮膜剤としては通常用いられるものであればよ
く、特に限定されない。例えばゼラチン、シェラツク、
キサンタガム、プルラン、デキストリン、グアガム、カ
ラギーナン、ペクチン、寒天、アルギン酸塩、セルロー
ス誘導体等を挙げることが出来る。これらのカプセル皮
膜剤は単独ないし数種類を併用することが出来る。
カプセル皮膜基剤解濃度が30%以上になるように水、
植物エキスや他の配合剤で調節し、カプセル皮膜剤を溶
解する。カプセル皮膜溶液からシートを作成し、該シー
トはその融点以上に加熱して凹状に打抜き、打抜かれた
2つで1組の凹状物を互いに融着させ、乾燥することで
カプセル製剤を得ることができる。
カプセル製剤は完全に乾燥し水分を除去しても良いが、
若干量水を残存すると柔軟性が付与されたソフトカプセ
ル製剤になる。カプセル基剤に残存する水分量は50%
以下が好ましい。50%以上であると吸湿性が高くなり
、保存安定性が低下するので好ましくない。ソフトカプ
セル製剤の場合残存水分量は10〜40%であることが
好ましい。
本発明の製法に於いてはカプセル基剤を植物エキスに分
散、膨潤させ得られた粘稠な溶液を脱気し、熱時にアプ
リケーターを用いて厚みを調整しスリットより押出し流
延したりして、一定の厚みのシート(リボン)状に成形
し、次に乾燥空気を吹込付けながら冷却することで均一
な厚みのシートを得ることができる。このシート(リボ
ン)に第3成分を配合しておくこともできる。この場合
上記の加熱した溶液に第3成分を加えても良く、また出
来上がったシート(リボン)に第3成分を塗布、含浸や
ラミネート等を行ってもよい。第3成分としては着色料
、香料、充填剤等を挙げることが出来る。
打抜かれたカプセル基剤は所望により薬効成分、溶解度
調整剤、香味料、調味料、嗜好品等を内部に充填し、各
種の形状に成形する。充填する内容物としては液状の物
が好ましいが、粉末の場合には分散懸濁液として充填す
ることができる。充填方法は従来のカプセル製剤の製法
を応用して製造することが出来る。例えば浸漬法、打抜
き法(ロータリーダイス法、アコ−ジェル法等)、滴下
法など挙げることが出来る。
内容物を充填したカプセル製剤の乾燥は内容物の変性が
起こらなく、またカプセル基剤の吸湿が発生しない程度
の温度である。
本発明を以下に実施例を用いてさらに詳しく説明する。
〔実施例] 植物エキスの調整例 O抽出例1 生のタイムtoo gに35%エタノール水溶液100
0IIIj2を加え、24時間加熱抽出し、抽出液を低
温で溶媒を留去し、淡赤褐色のタイム粗エキスを得た。
この粗エキスを60%エタノール水溶?(1250+t
+j2で再溶解し、不溶性物をろ過し、タイムエキス2
05m lを得た。このエキスをカプセル皮膜剤の製造
に用いた。
○抽出例2 生のローズマリー100gを、上記抽出例1と同じ抽出
方法により、抽出してローズマリーエキス200m l
を得た。
○抽出例3 生のサルビア100gを、上記抽出例1と同じ抽出方法
により抽出して、サルビアエキス210mnを得た。
○抽出例4 生のユーカリ葉100 gを、上記抽出例1と同じ抽出
方法により抽出して、ユーカリエキス205m lを得
た。
○抽出例5 乾燥したタンジー100gを、上記抽出例1と同し抽出
方法により抽出して、タンジ−エキス210n+I!、
を得た。
O抽出例6 生のヒノキ葉500gを、水蒸気蒸留によってヒノキエ
キス16.8gを得た。
次にカプセル組成物調製の実施例を示す。
○実施例1 精製ゼラチン100部、精製水50部およびツルピント
20部を加えて吸水膨潤させ、80°Cで加熱し均一溶
解させて第1溶液を得る。
次に、プルラン15部に、タイムエキス12部、サルビ
アエキス4部、ユーカリエキス1部および精製水60部
を加え加熱溶解させる。先に溶解したゼラチン液を60
°Cに保ち撹拌しながらプルラン溶液を少量づつ加えて
均一で透明なカプセル皮膜剤を得た。
カプセル製剤の内容物として、ビタミンEを用いて、ロ
ータリー式打抜き法により、ソフトカプセル製剤を得た
。ソフトカプセル製剤の内容物重量は250■で、カプ
セル皮膜製剤重量は130n+gであった。
○実施例2 ゼラチン100部、精製水70部およびソルビット15
部を加え吸水膨潤させ、80°Cで均一に溶解させる。
ヒドロキシプロピルメチルセルロースフクレート20部
を、0.1規定水酸化すl−IJウム溶液12 mlに
溶解させて、この粘稠溶液にタイムエキス13部、ロー
ズマリーエキス8部、サルビアエキス4部、ヒノキエキ
ス0.2部と精製水60部を加え均一に溶解し、先に溶
解したゼラチン液を60″Cに保ち撹拌しながらプルラ
ン溶液を少量ずつ加えて均一で透明なカプセル皮膜剤溶
液を得た。以下実施例1と同様にしてソフトカプセル製
剤を得た。
O実施例3 精製ゼラチン100部、精製水60部、ソルビット25
部を加え吸水膨潤させ、85°Cで均一に溶解させる。
デキストリン15部に、ローズマリーエキス10部、タ
ンジ−エキス6部、ユーカリエキス2部、ヒノキエキス
0.1部と精製水40部を加え均一に溶解し、先に溶解
したゼラチン溶液を60°Cに保ち撹拌しながらデキス
トリン溶液を少量づつ加えて均一な透明なカプセル皮膜
剤溶液を得た。
以下実施例1と同様にしてソフトカプセル製剤を得た。
比較例1 エチルパラベン0.3部(パラヒドロオキシ安息香酸エ
チルエステル)、メチルパラベン0.1部(パラヒドロ
オキシ安息香酸メチルエステル)、キシリトール20部
、ポリリン酸ナトリウム5部、精製水70部を加えて溶
解し、これに精製ゼラチン100部を加えて吸水膨潤さ
せ、60°Cで均一に溶解させる。以下実施例1と同様
にしてソフトカプセル製剤を得た。
比較例2 精製ゼラチン100部、精製水85部、ソルビット25
部を加えて吸水膨潤させ、60°Cで均一溶解させ、以
下実施例1と同様にしてソフトカプセル製剤を得た。
この様にして製造したカプセル製剤の保存安定性につい
て検討をおこなった。即ち実施例1〜4ならびに比較例
1,2のカプセル製剤を気容器に入れ室内で30日間机
の上に放置および40’C1相対湿度(RH)75%の
条件で30日間放置した結果を付表1に示した。
実施例1,2.3及び比較例1,2で製造したカプセル
製剤をパネラ−による芳香性試験(覚能性)を行った。
その結果を付表2に示した。
実施例1,2.3及び比較例1,2で製造したカプセル
製剤の防腐性試験を行った。その結果について付表3に
示した。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明した、カプセル皮膜組成物によれば、合
成保存剤や合成香料を一切使用することなく、天然物(
自然物)である植物から抽出したエキスをカプセル皮膜
剤に含有せしめることにより、防腐性並びに芳香性を充
分に付与することができ、長期間安定に保存できる効果
がある。
また、植物エキスを配合したカプセル製剤であるため口
の中に入れると数十秒でカプセルが溶りるか崩壊するた
め清涼感が有り、服用感を満足するカプセル皮膜組成物
である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カプセル皮膜剤に防腐性及びまたは芳香性を有す
    る植物エキスを含有せしめたことを特徴とする、カプセ
    ル皮膜組成物。
  2. (2)植物エキスとしてシソ科植物の抽出エキスを必須
    成分とする、特許請求の範囲第1項記載のカプセル皮膜
    組成物。
  3. (3)植物エキスが、カプセル皮膜剤に対して2〜40
    重量%含有している、特許請求の範囲第1項記載のカプ
    セル皮膜組成物。
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