JPH03112984A - チオクロマン―1,1―ジオキシド誘導体及びその中間体 - Google Patents

チオクロマン―1,1―ジオキシド誘導体及びその中間体

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JPH03112984A
JPH03112984A JP1250169A JP25016989A JPH03112984A JP H03112984 A JPH03112984 A JP H03112984A JP 1250169 A JP1250169 A JP 1250169A JP 25016989 A JP25016989 A JP 25016989A JP H03112984 A JPH03112984 A JP H03112984A
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Japan
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compound
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dioxide
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Application number
JP1250169A
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English (en)
Inventor
Ryuji Tsuzuki
都築 竜二
Yuzo Matsumoto
祐三 松本
Yutaka Kondo
裕 近藤
Akira Matsuhisa
彰 松久
Takashi Fujikura
藤倉 峻
Wataru Uchida
渡 内田
Masaharu Asano
浅野 雅晴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、平滑筋弛緩作用を有する新規チオクロマン−
1,1−ジオキシド誘導体に関する。
本発明のチオクロマン−1,1−ジオキシド誘導体は、
カリウムチャネル(Kチャネル)を活性化することによ
り、平滑筋弛緩作用を発現する新しいタイプの化合物で
ある。
(従来の技術および発明が解決しようとする課題) 平滑筋弛緩薬としては、従来から収縮系と弛緩系に作用
するものが知られており、前者では各種の興奮性化学伝
達物質受容体遮断薬およびカルシウム拮抗薬が、また、
後者では抑制性化学伝達物質受容体刺激薬およびニトロ
化合物などが代表としてあげられる。最近、この平滑筋
弛緩薬ににチャネルを活性化することにより。
平滑筋弛緩作用を発現する新しいタイプの薬物が報告さ
れている。Kチャネルは、太い動脈(特に冠および脳動
脈)ならびに気管の平滑筋では、一般の興奮性組織とは
異なり、早期かつ強く活性化され、これらの組織がむや
みに興奮しない様に機能している(内径の確保)が、に
チャネルの生理機能に傷害を受けると、一般の興奮性組
織と同様に電気的興奮が起り1強い収縮張力が局所的に
発生する。冠動脈、脳動脈。
気管支平滑筋のスパスム(空線)は、狭心症。
脳血管障害、喘息などの病気を引き起こすと言われてお
り、その治療、予防にはにチャネル活性薬が有用である
と考えられる。
(課題を解決するための手段) 本発明者等は、にチャネルを活性化する化合物について
検討を重ねた結果、下記一般式(I)で示されるチオク
ロマン−1,1−ジオキシド誘導体が有効であることを
見出し9本発明を完成した。すなわち9本発明は、一般
式 [式中、R1は水酸基な R2は水素原子又はR+と一
体となり単結合を、R3は低級アルキル基を。
R4は水素原子又はR3と一体となりアルキレン基又は
アルケニレン基を R5は水素原子、ハロゲン原子、シ
アノ基又は式−〇R’で示される基(式中、 R6は低
級アルキル基又はアリールスルホニル基を意味する。)
を意味する。以下同様。]で示されるチオクロマン−1
,1−ジオキシド誘導体である。
また2本発明は、下記一般式([)で示されるチオクロ
マン誘導体又はその塩、更には、下記一般式(m)で示
されるチオクロマン化合物に関する。
7 (式中、R″は水素原子、・・ロゲン原子、シアノ基又
は式−〇R’で示される基(式中 R6は低級アルキル
基又はアリールスルホニル基を意味する。)を R7は
アミノ基又はアジド基を、R8は水酸基又はR7と一体
となりエーテル(−0−)基を意味する。以下同様。) (式中、R1は水酸基をI R2は水素原子又はR1と
一体となり単結合を、R3は低級アルキル基を。
R4は水素原子又はR3と一体となりアルキレン基又は
アルケニレン基を意味する。以下同様。)本発明の化合
物を更に説明するとつぎの通りである。一般式で示され
る化合物の基の定義において「低級アルキル基」とは、
炭素数1〜6個の直鎖状又は分枝状の炭素鎖を意味し、
具体的には、たとえば、メチル基、エチル基、nプロピ
ル基、n−ブチル基、n−ペンチル基。
n−ヘキシル基、  1so−プロピル基、  see
 −1so−又はtert−ブチル基、  1so−又
はne。
ペンチル基、  1so−又はneo−ヘキシル基、1
゜2.2−トリメチルプロピル基等である。[了り−/
l/スルホニル基」トシテハ、フェニルスルホニル基、
ナフチルスルホニル基等であり、また。
「ハロゲン原子」としてはフッ素原子、塩素原子、臭素
原子、ヨウ素原子である。
また「アルキレン基」としては、エチレン基。
トリメチレン基、1又は2−メチルエチレン基。
1又は2−エチルエチレン基、1又は3−メチルトリメ
チレン基、1又は2又は3−エチルトリメチレン基、1
,2又は1.3又は2,3−ジメチル) IJメチレン
基、1,2又は1,3又は2,3−ジエチルエチルトリ
メチレン基、  1.2 3トリエチルトリメチレン基
、テトラメチレン基。
1又は2又は3又は4−メチルテトラメチレン基、ペン
タメチレン基、1又は2又は3又は4又は5−メチルペ
ンタメチレン基等である。
更に、「アルケニレン基」としては、ビニレン基、プロ
ペニレン基、■又は2又は3−ブテニレンL  l、 
 3−ブタジェニレン基、1又ハ2又は3又は4−メチ
ル−1,3−ブタジエンレン基、1又は2又は3又は4
又は5−エチル−13又は2,4−ペンタジエニレン基
、1,3.5−ヘキサトリエニレン基等である。
また、−数式(n)で示される化合物は、場合により塩
を形成する。このような塩としては。
塩酸、硫酸、硝酸等の無機酸との塩であるか又は、 酢
酸、 シュウ酸、p−)ルエンフルホン酸等の有機酸と
の塩である。
本発明の化合物うちあるものは、チオクロマン環の3位
および4位(場合によりさらにチオクロマン環の置換基
中)に不斉炭素原子を有しており、異性体が存在する。
本発明の目的化合物には、純粋に単離された各光学活性
体およびそれらのラセミ体混合物を包含する。また、3
位および4位の立体配位に基づ(cisまたはtran
s異性体も包含するが、好ましい配位はtrans異性
体である。
(製造法) 本発明の化合物は。
つぎの反応式で示される 方法によって製造することができる。
第1製法 (Ia) (I) 第2製法 (Ia) 第3製法 (Ib) 第4製法 0式中、Aはアルキレン基又はアルケニレン基を9Mは
アルカリ金属を、Xはノ・ロゲン原子。
アシルオキシ基等の脱離基を、Yは/%ロゲン原子を意
味する。以下同様。] (第1製法) 第1製法は一般式(IIa)で示されるチオクロマン誘
導体に、一般式(TV)で示されるアミド陰イオンをベ
ンゼン、トルエン、キシレン、アセトニトリル、テトラ
ヒドロフラン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホ
キシドなどの反応に関与しない有機溶媒中、水冷下乃至
室温下で反応させることにより行うことができる。
尚、ここでMの意味するアルカリ金属とはリチウム、カ
リウム、ナトリウム等である。
(第2製法) 第2製法は9本発明化合物(I)のうちR4が水素原子
である化合物(Ia)の製造法である。
即ち、一般式(IIb)で示される化合物に、一般式(
V)で示されるアシル化剤を過剰量反応させ、更に得ら
れる化合物(VI)をアルカリ加水分解することにより
行うことができる。アシル化反応は。
無溶媒あるいはベンゼン、トルエン、塩化メチレン、ク
ロロホルムなどの反応に関与しない有機溶媒中、過剰量
の酸ノ・ロゲン化物、酸無水物などを水冷下ないし室温
下、あるいは加温下で反応させることにより行うことが
できる。
ここでXの意味する「ハロゲン原子」としては前述の通
りであり、また「アシルオキシ基」としてはアセチルオ
キシ基、プロパノイルオキシ基、インブチルオキシ基、
バレリルオキシ基。
インバレリルオキシ基、ピバロイルオキシ基。
ベンゾイルオキシ基等である。
次にここで得られた化合物(Vl)は単離するかあるい
はせずしてアルカリ加水分解し、目的化合物(Ia)と
する。アルカリ加水分解は、水、アセトニトリル、テト
ラヒドロフラン、ジオキサン、アルコール等の溶媒中、
水酸化ナトリウム。
水酸化カリウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸
水素ナトリウム等で処理することにより行われる。
(第3製法) 第3製法は9本発明化合物(I)のうちでR3とR4が
一体となってアルキレン基又はアルケニレン基である化
合物(Ib)の製造法である。
即ち、一般式(Ib)で示される化合物は一般式(nb
)  で示される化合物に、ベンゼン、トルエン、塩化
メチレン、クロロホルムなどの反応に関与しない有機溶
媒中、一般式(■)で示されるハロゲン置換酸ハロゲン
化物を反応させ化合物(■)とし9次いでこの化合物に
水素化ナトリウム、カリウムt−ブトキシドなどの強塩
基を作用させ閉環反応を行うことにより得ることができ
る。閉環反応は、テトラヒドロフラン、ジメチルホルム
アミド、ジメチルスルホキシドなどの反応に関与しない
有機溶媒中で行われる。
また9反応温度は水冷下乃至室温で行うのが好適である
(第4製法) 第4製法は9本発明の目的化合物のうち、−般式(I)
においてR5が式−OR’で示される基である化合物の
製造法である。
本製造法は一般式(III)で示される化合物にヨウ化
メチル、臭化エチル、ヨウ化イソプロピル。
ヨウ化イソブチル等の低級アルキルハロゲン化物に代表
される任意のハロゲン化剤又は塩化ベンゼンスルホニル
、塩化ナフタレンスルホニル等のアリールスルホニル化
剤を作用させることにより行われる。この反応は、炭酸
カリウム、水酸化ナトリウム等の無機塩基、あるいはト
リエチルアミン、ピリジンなどの有機塩基の存在下に行
うのが好適である。また9反応溶媒としてハ、ヘンゼン
、トルエン、塩化メチレン、クロロホルム、テトラヒド
ロフラン、ジメチルホルムアミド等の反応に関与しない
有機溶媒である。
反応温度は室温下あるいは加温下で行うのが好適である
次に本発明化合物のうち他の目的化合物である一般式(
II)又は(III)で示される化合物の製造法を以下
に説明する。
(第5製法) (IX) (Ia) (第6製法) (rIa) (第7製法) (第8製法) (Id) (nb) (nb) N。
(m) (式中1’  R?は低級アルキル基を意味する。以下
同様。) (第5製法) 本製造法は前記第1製法において、−数式(I[a)で
示される化合物の製造法である。この製造法は2式(I
X)で示される2、2−ジメチルチオクロメン誘導体に
、適当な酸化剤を3〜5倍モル量反応させることにより
行うことができる。ここで原料化合物(IX)は、シン
セシス[5ynthesis ]。
(2)、 149頁(1987)に記載されている方法
、もしくはそれに準じた方法によって製造することがで
きる。
この反応は、過酸化水素水、過酢酸、過安息香酸9m−
クロロ過安息香酸等を用い、塩化メチレン、クロロホル
ム、1.2−ジクロロエタン等の反応に関与しない有機
溶媒中、水冷下、室温下乃至加温下、あるいは還流下に
行われる。
さらに、場合によっては、4.4’−チオビス (6−
tert−ブチル−m−クレゾール)等のラジカル消去
剤を触媒量添加して行ってもよい。
(第6製法) 本製造法は、主に第2製法における一般式(IIb)で
示される化合物の製造法である。 この製造法は第5製
法で得られた化合物(IIa)に、メタノール、エタノ
ール等のアルコール類、ジオキサン、テトラヒドロフラ
ンあるいはジエチルエーテルのような反応に関与しない
有機溶媒中。
過剰量の濃アンモニア水、あるいはアンモニアガスを水
冷下ないし加温下で作用させることにより行うことがで
きる。尚2本製造法により得られる一般式(nb)の化
合物の3位及び4位は一般にtrans配位である。
(第7製法) 第7製法は、主に第3製法における一般式(IIb)で
示される化合物の製造法である。即ち。
この方法は、ジャーナル・オブ・オルガノメタリ ノ 
り − ケ ミ ス ト リ −[J、  Organ
omet、  Chem、コ。
346、C7,(1988)に記載されている方法に準
じて、化合物(IIa )に等モルないし2倍モル量の
トリメチルシリルアジドおよびオルトチタン酸テトライ
ンプロピルをベンゼン、塩化メチレン、アセトニトリル
、テトラヒドロフランなどの不活性溶媒中、室温乃至加
温下で反応させてアジドアルコール(IIc)とし9次
いでこの化合物を単離するかあるいはせずして適当な還
元剤を用いて還元して(nb)を得る。
還元法としては、ラネーニッケル触媒、パラジウム触媒
等を用いる接触水素化、トリフェニルホスフィンなどの
リン化合物、水素化ホウ素ナトリウム、水素化リチウム
アルミニウムを還元剤として用いる方法が適用される。
(第8製法) この製法は7本発明化合物のうち、6位が低級アルコキ
シ基である式(Id)で示される化合物を水酸基を有す
る化合物(III)とする製造法である。この化合物(
III)は、その後、前述の第4製法により、6位に低
級アルコキシ基又はアリールスルホニル基を有する他の
目的化合物(Ic)に変換される。
反応は一般式(I d)で示される化合物を例えば三臭
化ホウ素、臭化水素、塩化アルミニウム。
ヨウ化トリメチルシリル、ヨウ化水素酸等で処理するこ
とにより行われる。
上記第1〜8製法中に述べられている各反応の反応時間
は5種々の反応条件を考慮して適宜決定される。また、
各反応によって得られる生成物の単離精製は容易に行う
ことができる。
即ち9反応終了後9反応液を過剰の水または氷水中に注
ぎ、適当な有機溶媒9例えば塩化メチレン、クロロホル
ム、ベンゼン、ジエチルエーテル、酢酸エチルなどで有
機物を抽出し、乾燥後、溶媒を留去して得られる残渣を
再結晶。
もしくはシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精
製することにより行うことができる。
再結晶およびシリカゲルカラムクロマトグラフィーに用
いる有i溶媒は、ヘキサン、ベンゼン。
塩化メチレン、クロロホルム、酢酸エチル、アセトン、
エタノール、メタノールなどから適当な溶媒を用いても
、あるいはこれらの混合溶媒を用いてもよい。
さらに、第6製法の反応のように、場合によっては反応
の進行に伴い生成物が結晶として析出してくることもあ
り、この場合は、それを沢取し、上記と同様の適当な有
機溶媒で再結晶すれば、より簡便に単離精製が可能であ
る。
(発明の効果) 本発明によって提供される化合物はに+チャンネル活性
化作用を有しており、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心
疾患をはじめ、高血圧症、うっ血性心不全、不整脈及び
末梢血管障害等で循環器疾患の予防及び治療剤として有
用である。
また9本発明化合物は循環器作用以外にも脳血管障害(
脳血管彎縮等)、呼吸器系障害(可逆性気道閉塞。
過敏性気道閉塞及びぜん息等)、消化器系障害(潰瘍、
神経性胃腸疾患、過敏性犬腸疾候群及び憩室疾患等)。
泌尿器系障害(腎結石の通過に伴う障害、排尿困難症及
び失禁等)及び生殖器系障害(早産等)等の平滑筋収縮
にともなう各種障害の治療剤としても有用である。
更に9本発明化合物は、血糖値異常(低血糖、糖尿病等
)に基づく障害の治療剤としても有用である。
本発明化合物のこれらの薬理効果は以下に示す試験方法
によって確認されたものであるが。
静脈内投与による血圧降下作用及び冠面流量増加作用お
よび冠動脈血流量による冠血管拡張作用についてはいず
れも0.3〜ioo mgの範囲で有効であった。また
9本発明化合物のあるものは血圧降下作用及び冠血管拡
張作用の持続時間が長いことも確認された。
以下に本発明化合物のこれらの薬理効果を裏付ける試験
方法を掲記する。
試験方法 (1)心・血管系に対する作用 イヌにベンドパルビタール30 mg/kg ヲ静脈内
投与して麻酔し9人工呼吸下に開胸する。
被験化合物を大腿静脈より投与し、血圧、心拍数、左心
室内圧、左心室最大収縮速度、肺動脈圧、中心静脈圧、
心拍出量及び冠動脈血流量を測定した。
(2)冠血管拡張作用 イヌにベンドパルビタール30rr@/kgヲ静脈内投
与して麻酔し2人工呼吸下に開胸し、総領動脈血により
体外循環路を介して左冠動脈回施枝を潅流する。被験化
合物を体外循環路より動脈内投与し9体外循環路に設け
た電磁流量計にて冠動脈血流量を測定した。
(実施例) 次に実施例を掲記し2本発明を更に詳細に説明する。
実施例1 6−ジアツー2,2−ジメチルチオクロンメン7.87
gを1.2−ジクロロエタンに溶解し、70%m−クロ
ロ過安息香酸38.55gおよび4.4′−チオビス−
(6−t−ブチル−3−メチルフェノール) 390r
ngを加えて、4時間加熱還流する。
反応液に飽和炭酸水素す) IJウム水溶液を加え。
ジクロロメタンで抽出する。有機層を飽和炭酸水素ナト
リウム水溶液、飽和食塩水で順次洗い。
無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去する。得ら
れた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付
し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1)で溶出して得られ
る粗結晶を酢酸エチルから再結晶し、6−ジアツー3,
4−エポキシ−2,2−ジメチルチオクロマン1,1−
ジオキシド7.06gを得る。この化合物は次の理化学
的性状を有する。
(1)融点  167〜169°C (11)元素分析値(C,2H,、No、 Sとして)
C(%)   H(%)  N(%)   S(%)計
算値  57,82  4.45  5.62  12
.86実測値  57.86  4,46  5.59
  13.04(ni >  核磁気共鳴スペクトル(
CD C13)δ(ppm); 1.46(3H,S)
、 1.73(3H,S)、 3.73(LH,d )
、 4.04 (IH,d )、 7.8〜8.3 (
3H,m) 実施例1と同様の方法により、実施例2〜6の化合物を
得た。
実施例7゜ 実施例3で得た6−ブロモ−3,4−エポキシ−22−
ジメチルチオクロマン 1,1−ジオキシド9.1gに
エタノール30m1.28%アンモニア水60m1を加
え、70℃で24時間攪拌する。反応液を濃縮し、得ら
れた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付
し、クロロホルム−メタノール(20: 1 ’)で溶
出して得られる結晶を戸車し、乾燥し、トランス−4−
アミノ−6−ブロモ−3−ヒドロキシ−2,2−ジメチ
ルチオクロマン 1,1−ジオキシド7.3gを得る。
この化合物は次の理化学的性状を有する。
(1)融点 169〜170℃ (11)元素分析値(C,、H,、BrN0.Sとして
)(11D C(%)  H(%)  N(%)   S(%)  
Br(%)計算値 41,26 4.41 4.37 
10.01 24.95実測値 41,27 4,31
 4.48 10.06 24.97核磁気共鳴スペク
トル(DMSO−da)δ(ppm) ; 1.17(
3H,S)、 1.37(3H,S)。
3.7〜3.9(2H,m)、 5.99(IH,d)
、 7.20(2H,m)、 8.15(IH,d) 実施例 8゜ 実施例1で得られた6−ジアツー3,4−エポキシ−2
,2−ジメチルチオクロマン 1,1−ジオキシド12
.26gをテトラヒドロフラン60 rnlに溶解し。
これにトリメチルシリルアジド8.10gのテトラヒド
ロフラン(23mt)溶液およびオルトチタン酸テトラ
イソプロピル13.98gのテトラヒドロフラン(25
mA)溶液を加え、室温で10日間攪拌する。
反応液を氷水(200mL)中に注ぎ、不溶物を戸別し
戸液を酢酸エチルで抽出する。有機層を水洗し。
無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去する。
得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
に付し、ヘキサン−酢酸エチル(2:1)で溶出し、ト
ランス−4−アンド−6−ジアツー3−ヒドロキシ−2
,2−ジメチルチオクロマン4.08gを得る。
この化合物は次の理化学的性状を有する。
(1)融点 172〜173.5°C (11)元素分析値(Ct□H+tN+OsSとして)
C(%)H(%)  N(%)   S(%)計算値 
49.31 4.14 19.17 10.97実測値
 49.28 4.15 18.86 11.13(1
10核磁気共鳴スペクト# (DMSO−ds)δ(p
pm);  1.19(3H,s)、 1.37(3H
,s)、 4.11(IH,d)、 4.93(IH,
d)、 6.81(IH,d)。
7.9〜8.5 (3H,m ) す? 0才 a)で得られたトランス−4−アジド−6−ジアツー3
−ヒドロキシ−2,2−ジメチルチオクロマン1.1−
ジオキシド3.93gおよびトリフェニルホスフィン3
.53gをテトラヒドロフラン80m乙に溶解し、室温
で18時間攪拌する。反応液に28%アンモニア水7 
mlを滴下し、室温でさらに2時間攪拌する。反応液を
水で希釈し、酢酸エチルで抽出する。有機層を水洗し、
無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去する。得ら
れた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付
し、クロロホルム−メタノール(20:1)で溶出し、
トランス−4−アミノ−6−ジアツー3−ヒドロキシ−
2,2−ジメチルチオクロマン 1,1−ジオキシド2
.89gを得る。
この化合物は次の理化学的性状を有する。
(1)融点 199〜202°C (11)  元素分析値(C□H14Nt Os Sと
して)C(%)H(%1  N(%)   S(%)計
算値 54.12 5.30 10.52 12.04
実測値 54.15 5.24 10.49 12.2
11D 核磁気共鳴スペクトル(DMSO−d6)δ(ppm)
 ;  1.19(3H,s)、 1.40(3H,s
)+2.29(2H,s)、 3.6〜4.0(2H,
m)、 6.03(LH,a)、 7.97(2H,d
)、 8.36(IH,s)実施例9゜ 90%カリウムt−ブトキシド500 rllgをジメ
チルホルムアミド5 tIUlに懸濁し、2−ピロリド
ン0.31 rnlを加えて1時間攪拌する。反応液を
氷冷し。
実施例2で得た3、4−エポキシ−2,2−ジメチルチ
オクロマン 1,1−ジオキシド4501t1gを加え
て0°Cにて22時間攪拌する。反応液に水(30ml
 )を加え、酢酸エチル(100ml)で抽出する。有
機層を水(30mtx2)、飽和食塩水(30mt)で
洗い。
無水硫酸す) IJウムで乾燥後、溶媒を留去する。
得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
に付し、酢酸エチル−ヘキサン(3:1)で溶出し、2
,2−ジメチル−4−(2−オキソ−1−ピロリジニル
)チオクロメン 1,1−ジオキシド(以下、化合物A
と称する) 280rl1gおよびトランス−3−ヒド
ロキシ−2,2−)メチル−4(2−オキソ−1−ピロ
リジニル)チオクロマン1.1ジオキシド(以下、化合
物Bと称する)100■を得る。これらの化合物は次の
理化学的性状を有する。
化合物A (1)融点 135〜139°C (11)  元素分析値(C+5H17NO3Sとして
)C(%)H(%)N(灼 S(%) 計算値 61.82 5.89 4.80 11.00
実測値 61.18 5.87 4.62 11.19
(11D  核磁気共鳴スペクトル(CDC13)δ(
ppm) ;  1.57(6H,+1)、 1.9〜
2.8(4H,m)。
3.58(2H,t)、 6.02(LH,s)、 7
.0〜8.2(4H,m) 化合物B (1)融点 182〜184℃ 元素分析値(C+sH+oNO+Sとして)C(%)H
(%)N(灼 計算値 58゜23 6.19 4.53実測値 57
.716.10 4.28S (淘 10.36 10.26 実施例9と同様の方法により、実施例10〜16の化合
物を得た。
実施例 17゜ a) 無水酢酸15m1に無水酢酸ナトリウム1.53 gを
加え、水冷下、実施例7で得たトランス−4−アミノ−
6−フロモー3−ヒドロキシ−2,2−ジメチルチオク
ロマン 1,1−ジオキシド1.0 gを加え、室温で
一夜攪拌する。反応液を氷水中に注ぎ、クロロホルムで
抽出し、有機層を水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥
する。溶媒を留去して得られる残留物を戸車し、クロロ
ホルムで洗浄してトランス−4−アセトアミド−3−ア
セトキシ−6−フロモー2,2−ジメチルクロマン 1
.1−ジオキシ)’1.0gを得る。この化合物は次の
理化学的性状を有する。
(1)融点 212〜218℃ (11)  元素分析値(C,、H,8Br NO5S
として)Cp、iH(へ) N報 S(へ) 計算値 44.56 4.49 3.46 7.93実
測値 43.82 4.30 3,32 7.82(面 核磁気共鳴スペクトル(DMS O−da)δ(+)P
m) ; 1.32(6H,9)、 1.90(3H,
S)。
2−10 (3H+ s )、5−18 (I H,t
 ) −5,61(L H。
d)、 7.49(IH,d)、 7.8(2H,m)
、 8.73(IH。
d) b) 鳴 a)の方法に従って得られたトランス−4−アセトアミ
ド−3−アセトキシ−6−ブロモ−2,2−ジメチルチ
オクロマン 1,1−ジオキシド0.3 gのジオキサ
ン懸濁液10m乙にIN水酸化ナトリウム水溶液0.8
 mlを加え、室温で5時間9反追腹が透明になるまで
攪拌する。溶媒を留去し、水を加え、クロロホルムで抽
出する。有機層を水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥
後、溶媒を留去する。得られた残留物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーに付し、クロロホルム−メタノー
ル(200:1)で溶出して得られる粗結晶を戸車し、
ジエチルエーテルで洗浄してトランス−4−アセトアミ
ド−6−ブロモ−3−ヒドロキシ−22−ジメチルチオ
クロマン 1.1−ジオキシド180mgを得る。この
化合物は次の理化学的性状を有する。
(1)融点 210〜218℃ (11)元素分析値(C,、H,、BrN04Sとして
)CelF、JHf%l  Bred  NfoAS(
’7−1計算値 43.10 4.45 22.06 
3.87 8.85実測値 42.95 4.48 2
2.27 3.84 8.72(rii)  核磁気共
鳴スペクトル(CDCI、 +CD、OD)δ(ppm
) : 1.35(3H,s)、 1.55(3H,5
)t2.12(3H,s )、 4.1〜4.2(IH
,m)、 5.15(IH。
t )、7.4〜7.8 (3H1m )+ 8−15
 (I Hld )さらに、他のクロマトグラフィー画
分より、4−アセトアミド−6−ブロモー2.2−ジメ
チルチオクロメン 1.1−ジオキシド80■を得る。
この化合物は次の理化学的性状を有する。
0ii) 融点 235〜240°C 元素分析値(C+54uBrNOsSとして)C(%l
  H(7d  Br1%j  I’l−I  S(9
’、)計算値 45.36 4.10 23.21 4
.07 9.32実測値 45.39 4.11 23
.24 4.02 9.36核磁気共鳴スペクトル(C
DCI3) δ(ppm) : 1−52 (6H9s )+ 2.
16 (3H−s )。
6.56(LH,s)、 7.4〜7.6(2H,m)
、 7.84(IH。
d) 実施例 18゜ 実施例8で得たトランス−4−アミノ−6−ジアツー3
−ヒドロキシ−2,2−ジメチルチオクロマン 1,1
−ジオキシド2.70gおよびトリエチルアミン1.4
8 mlを塩化メチレン40co4に溶解し、水冷下に
塩化4−クロロブチリル1.19 mlを滴下し、室温
で2時間攪拌する。反応液に水を加え、クロロホルムで
抽出する。有機層を水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥後、溶媒を留去し、得られた残留物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーに付し。
酢酸エチル−ヘキサン(3:2)で溶出して無晶粉末状
のトランス−4−(4−クロロブチリル)アミノ−6−
ジアツー3−ヒドロキシ−2,2−ジメチルチオクロマ
ン 1,1−ジオキシド3.87gを得る。
この化合物は次の理化学的性状を有する。
(1)核磁気共鳴スペクトル(CDCI、)δ(pPm
) ; 1.31(3H,9)、 1.52(3H,B
)。
2.0〜2.3(2H,m)、 2.4〜2.6(2H
,m)、 3.61(2H,t)、 4.24(IH,
d)、 5.13(IH,t)t6.75(IH,d)
、 7.72(2H,d)、 7.98(IH,d)(
11)質量スペクトル(FAB) 371(M+1)b
) a)の方法に従って得られたトランス−4−(4−クロ
ロブチリル)アミノ−6−ジアツー3−ヒドロキシ−2
,2−ジメチルチオクロマン 1.1−ジオキシド2.
78gをジメチルホルムアミド100m1に溶解し、水
冷下にカリウムt−ブトキシド0.88gを加え、0℃
で18時間攪拌する。反応液を氷水400mt中に注ぎ
、酢酸エチルで抽出し、有機層を無水硫酸マグネシウム
で乾燥する。溶媒を留去し。
得られた残留物をエタノールから再結晶して、トランス
−6−ジアツー3−ヒドロキシ−2,2−ジメチル−4
−(2−オキソ−1−ピロリジニル)チオクロマン 1
.1−ジオキシド1.97 gを得る。この化合物は次
の理化学的性状を有する。
(1)融点 286〜290℃ (11)元素分析値(Cl6H18N204 Sとして
)C(7,I  H(%jN(へ) S(イ)計算値 
57,47 5.43 8,38 9.59実測値 5
7.15 5,43 8.23 9.53(iii) 
 核磁気共鳴スペクトル(DMSO−d2)δ(ppm
) ; 1.25(3H,8)、 1.42(3H,8
)。
1.8〜2.2 (2H,m )、 2.2〜2.5 
(2H,m)、 2.8〜3.2(IH,m)、 3.
2〜3.6(LH,m)、 4.24(IH。
Q)、5.01(IH,d)、6.17(IH,d)、
7.65(II(、d)、7.94(2H,d)実施例
 19 60%水素化ナトリウム0.22gをジメチルスルホキ
シド10m1に懸濁し、これを実施例18a)で得たト
ランス−4−(4−クロロブチリル)アミノ−6−ジア
ツー3−ヒドロキシ−2,2−−)メチルチオクロマン
 1,1−ジオキシド1.00gのジメチルスルホキシ
ド(18mt)溶液を滴下し、室温で18時間攪拌する
。反応液を氷水中に注ぎ、酢酸エチルで抽出し、有機層
を無水硫酸マグネシウムで乾燥する。溶媒を留去し、得
られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに
付し、酢酸エチル−ヘキサン(3:1)で溶出して得ら
れる粗結晶をエタノールから再結晶し、6−ジアツー2
.2−ジメチル−4−(2−オキソ−1−ピロリジニル
)チオクロメン 1.1−ジオキシド254mgを得る
。この化合物は次の理化学的性状を有する。
(1)融点 214〜2176C (11)元素分析値(C+6H16N20.Sとして)
C(OA H(%I  N(%l 5((4)計算値 
60.74 5.10 8.85 10.14実測値 
60,82 4.95 8.71 10.27(iii
)  核磁気共鳴スペクトル(CDCI、)δ(ppm
) ;154 (6H,s )、2.0〜2.4 (2
H2m )+2.4〜2.7(2H,m)、 3.56
(2H,t)、 6.04(IH。
s)、 7.39(IH,d)、 7.72(IH,d
d)、 8.07(IH,d) 実施例 20゜ a) 実施例13で得られた 6−メドキシー2.2−ジメチ
ル−4−(2−オキソ−1−ピロリジニル)チオクロメ
ン 1.1−ジオキシド1.0Ogを塩化メチレン15
m1に溶解し、−78℃で三臭化ホウ素の塩化メチレン
溶液(LM)15mtを滴下し、室温で16時間攪拌す
る。反応液を氷冷し、メタノール20m1を滴下した後
、溶媒を留去する。残留物に水を加え。
酢酸エチルで抽出する。有機層を水洗し、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、溶媒を留去する。得られた残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー釦付し、クロロホ
ルムーア七トン(1:1)で溶出して得られる粗結晶を
エタノールから再結晶して6−ヒドロキシ−2,2−ジ
メチル−4−(2−オキソ−1−ピロリジニル)チオク
ロメン 1.1−ジオキシド585■を得る。この化合
物は次の理化学的性状を有する。
(1)融点 284〜286°C (11)元素分析値(C+sH+yNO4Sとして)C
(7→ H(%j  NPA S(濁計算値 58,6
2 5,57 4.56 10.43実測賃 58.5
6 5,55 4.51 10.35(iii)  核
磁気共鳴スペクトル(DMSO−d6)δ(PPm);
  1.40(6H,8)、1.9−2.3(2H,m
)。
2.3〜2.5(2H,m)、 3.59(2H,t 
)y 6.12(IH。
S)、6.68(IH,d)、6.95(IT(、dd
)、7.77(IH,d)、10.57(IH,5)b
) a)の方法に従って得られた 6−ヒドロキシ2.2−
ジメチル−4−(2−オキソ−1−ピロリジニル)チオ
クロメン 1.1−ジオキシド0.40 g 。
無水炭酸カリウム0.19 g 、  ヨウ化イソプロ
ピル0.23gおよびジメチルホルムアミド3mlの混
合物を室温で一晩攪拌する。反応液を水で希釈し、酢酸
エチルで抽出する。有機層を飽和食塩水で洗い。
無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去する。
得られた粗結晶を酢酸エチルから再結し6−イソプロポ
キシ−2,2−ジメチル−4−(2−オキソ1−ピロリ
ジニル)チオクロメン 1.1−ジオキシド256mg
を得る。この化合物は次の理化学的性状を有する。
(1)融点 182.5〜184.5°C(11)元素
分析値(C+aHzsNO4Sとして)C(OAH[N
 開S (OA 計算値 61.87 6.63 4,01 9.18実
測値 61.63 6,52 3.94 9.13(面
 核磁気共鳴スペクトル(CDCI、)δ(ppm) 
; 1.36(6H,a)、 1.56(6H,S)。
2.0〜2.4 (2H,m)、 2.5〜2.7(2
H,m)、 3.60(2H,t)、 4.62(IH
,m)、 6.03(IH,s)。
6.62(IH,d)、 6.95(IH,dd)、 
7.96(IH。
d) 実施例21゜ 実施例20a)で得られた 6−ヒドロキシ−2,2ジ
メチル−4−(2−オキソ−1−ピロリジニル)チオク
ロメン 1.1−ジオキシドo、41g、 m水炭酸力
1) ’)ム0.20g、  塩化ベンゼンスルホニル
0.26gおよびアセトン3.5 mlの混合物を60
℃で4時間攪拌する。反応液を酢酸エチルで希釈し、不
溶物を戸別する。P液を水洗し、無水硫酸マグネシウム
で乾燥後、溶媒を留去する。得られた粗結晶をエタノー
ルから再結晶して 2,2−ジメチル−4−(2−オキ
ソ−1−ピロリジニル)−6−(フェニルスルホニルオ
キシ)チオクロメン 1.1−ジオキシド539mgを
得る。この化合物は次の理化学的性状を有する。
(1)融点 198〜203°C (11)  元素分析値C”21 H21NOa S2
として)C■ H(へ) N(暢 S報 計算値 56.36 4,73 3.13 14.33
実測値 56.34 4.72 3.08 14.40
(iii)  核磁気共鳴スペクトル(CDCl、)δ
(ppm) ; 1.55(6H,s )、 2.0〜
2.3(2H,m)。
2.4〜2.7(2H,m)、 3.47(2H,t 
)、 6.09(LH。
S)、 6.90(IH,d)、 7.05(IH,d
d)、 7.5〜8.1(6H,m)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^1は水酸基を、R^2は水素原子又はR^
    1と一体となり単結合を、R^3は低級アルキル基を、
    R^4は水素原子又はR^3と一体となりアルキレン基
    又はアルケンレン基を、R^5は水素原子、ハロゲン原
    子、シアノ基又は式 −OR^6で示される基(式中、R^6は低級アルキル
    基又はアリールスルホニル基を意味する。)を意味する
    。] で表わされるチオクロマン−1,1−ジオキシド誘導体
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^5は水素原子、ハロゲン原子、シアノ基又
    は式−OR^6で示される基(式中、R^6は低級アル
    キル基又はアリールスルホニル基を意味する。)を、R
    ^7はアミノ基又はアジド基を、R^8は水酸基又はR
    ^7と一体となりエーテル(−O−)基を意味する。) で表わされるチオクロマン誘導体又はその塩。
  3. (3)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1は水酸基を、R^2は水素原子又はR^
    1と一体となり単結合を、R^3は低級アルキル基を、
    R^4は水素原子又はR^3と一体となりアルキレン基
    又はアルケニレン基を意味する。) で表わされるチオクロマン化合物。
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