JPH03101199A - 卓上型機器実装用シェルフ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 筐体に実装するための卓上型機器実装用シェルフに関し
、 卓上型機器の外形種類、搭載個数に影響されない、汎用
性をもったシェルフを提供することを目的とし、 卓上型機器を固定する平面状の搭載面を有し、左右縁部
に筐体への固定手段を設けたシェルフであって、搭載面
に、略全幅長の直線状のスリットが平行に複数個設けら
れ、スリット内にねじが自由位置に固定出来る如（設け
てあり、表面の一部或いは全面を弾性ゴム材で被覆した
固定面を、少なくとも前部、後部に備え、複数のスリッ
ト間に跨がり、前記ねじにて搭載面に垂設固定させる固
定金具を有し、複数個の固定金具を用いて、載置した卓
上型機器の側面を両側から固定面にて押圧挟持固定する
ように構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、筐体に実装するための卓上型機器実の装置形
態があり、従って、この種に合わせて機器設計が行われ
る。

主として卓上に載置して使用する小形な卓上型機器でも
、一箇所に多数個が集合されで使用しなければならない
場合も生じる。例えば、データ伝送の変復調器やアナロ
グ／デジタル変換を始め各種のアダプタ回路が、交換装
置や中央処理装置等の処では使用上集中してしまう。

かような場合は、個々に卓上設置は困難となり、各種の
卓上型機器を架筐伴に集合実装させることが要求される
。

〔従来の技術〕

第３図に従来の一例の卓上型機器実装用シェルフ斜視図
、第４図に従来の他の例の斜視図を示す。

卓上型機器９を筺体ｌに実装する場合、単に平らな卓面
相当のシェルフ面に搭載するだけでは駄、目で、卓と異
なり振動は増幅されるので、耐震性を考慮して固定させ
る必要がある。

ここでは、二側を説明する。

卓上型機器９は、底面に突出して滑り止め用のゴム足８
が複数個設けである。

従って、このゴム足８が移動せず、且つ簡単に固定でき
るようにしである。

第３図に示す従来メど兵−例は・、平面板の搭載面３５
・と、そ、の両２隼縁を対向に折曲し前縁部を外側に折
り曲げた筐倚１との固定手段１５とを備えたシェルフ２
５である。

搭載面３５には、載置する卓上型機器９の一台当たり少
なくとも二個所のゴム足８の位置に、多少浮かせて円孔
８５を設けた一連の止め金具８１が固着してあり、この
円孔８５にゴム足８を挿入し、更に、卓上型機器９の外
側を、上面及び側面に接してコ形状の帯の固定金具５５
をねし止めで固定している。

この固定金具５５の接触面には滑り止めと擦り傷防　− 土用にゴム薄板が接着しである。

卓上型機器８が複数個の場合には止め金具８１は複数個
になることもあるが、固定金具５５は一個としている。

第４図の他の従来例は、搭載する卓上形機器９のゴム足
８の固定方法が前記の一例と異なり、搭載面３６のゴム
足８の全位置に、四角形で三辺に低い壁を立設した受皿
状の止め金具８２が、°同一量きに固着してあり、この
止め金具８２の壁内にゴム足８を配置させ、卓上形機器
９の外側を同じ固定金具５５をねし止めして固定させる
。更に、このシェルフ２６の筐体１への固定手段１５も
前記の一例のものと同一である。

〔発明が解決しようとする゛課題〕

し′かしながら、 ■　何れのシェルフ２５’、２６共、搭載する卓上型機
器９のゴム足８に合わせて、止め金具８１．８２が設け
られている。従って、その取付は位置、個数、形状寸法
が変われば、見合ったものに変えなければならない。

■　又、卓上型機器９の外形寸法、及び載置個数が変わ
れば、固定金具５５も形状変更しなければならない。

■　かくして、シェルフ２５．２６は、搭載する卓上型
機器、９に合わせその都度設計となり、種類の増加が余
儀なぐされていた。

等の問題点がある。

本発明は、かかる問題点に鑑みて、卓上型機器の種類、
搭載個数に影響されない、汎用性をもったシェルフを提
供することを目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

上記問題点は、第１図に示す如く、 卓上型機器９を固定する平面状の搭載面３を有し、左右
縁部に筐体１への固定手段を設けたシェルフ２であって
、搭載面３に、略全幅長の直線状のスリット３１が平行
に複数個設けられ、スリ・シト３】内にねじ３２が自由
位置に固定出来る如く設けてあり、表面の一部或いは全
面を弾性ゴム材で被覆した固定面５１を、少なくとも前
部、後部に備え、複数のスリット３１間に跨がり、前記
ねじ３２にて搭載面３に垂設固定させる固定金具５を有
し、複数個の固定金具５を用いて、載置した卓上型機器
９の側面を両側から固定面５１にて押圧挟持固定する、
本発明の卓上型機器実装用シェルフにより解決される。

〔作　用〕

即ち、固定金具５は搭載面３を幅方向にスリン１−３１
に沿って移動出来、任意位置にねし３２で固定出来るの
で、搭載する卓上型機器９の両側面を、対向寸法が任意
に変えられる二個の固定金具５の固定面５１により、押
圧挾持することが出来る。

この際、固定面５１の表面のゴム被覆で滑り止め及び擦
り傷を与えずに十分な耐震性をもって容易に固定出来、
更に、卓上型機器９の側面の一部に当たるのみであり、
側面に冷却用の通気孔を設けた機器でも性能を低下させ
ることはない。

シェルフ２の幅方向に複数個の卓上型機器９を搭載する
時は、卓上型機器９の合わさり目には一個の固定金具５
をねじ止めし、その固定面５１の両面に機器側面を押圧
させることで、十分な固定が行える。

卓上型機器９の幅寸法に対しては、固定金具５をスリッ
ト３１に沿って移動させて対応出来る。

奥行寸法には、固定金具５の固定面５１が少なくとも前
部、後部に配設されるので、適当な間隔で配置させ或い
は中部にも追加する等を行えば、少なくとも二個で押圧
するような汎用性を持つことが可能となる。

又高さ寸法には、垂設した固定面５１で押圧挾持するの
で、機器側面の高さ寸法には無関係となる。

かくして、卓上型機器の種類、搭載個数に影響されない
、汎用性をもったシェルフの提供が可能となる。

〔実施例〕

以下図面に示す実施例によって本発明を具体的に説明す
る。全図を通し同一符号は同一対象物を示す。第１図（
ａ）に本発明の一実施例の構成斜視図、同図（ｂ）に同
Ａ−Ａ断面図、第２図に本発明の他の実施例の搭載面を
示す。

本実施例は、データ伝送の変復調器や、各種の端末器に
対する変換アダプタ回路を収容した卓上型機器９で、外
形種類として数十種類もあり、今後益々増えるものであ
る。

この多種類の卓上型機器９を電子装置の弊社標準型の筐
体１に集合実装させるシェルフである。

第１図に示す一例のものは、卓上型機器９を固定する平
面状の搭載面３を有し、左右縁部を対向して折曲し前縁
部を外側に折り曲げて筐体１への固定手段１１を設けた
、薄鉄板を成形した幅５０×奥４５×高１２．５　ｃ＋
ｎのシェルフ２である。

この搭載面３に、略全幅長の直線状の幅４　ｍｍのスリ
ット３１が平行に、前後位置に二個膜けられ、スリット
３１の裏面に、角形ナツト３３がスリット３１に沿って
自由に移動出来、且つ回り止め作用を付与した樋状部材
４が冠着してあり、スリット３１内に角形ナツト３３に
螺着してＭ３．５のねし３２が自由位置に固定出来る如
く設けである。

又、固定金具５は、全表面を厚１．５ｍｍの弾性ゴム板
５２を接着した３Ｘ３ＣＩＩｌの四角形の固定面５１を
、前部、後部と更に中央部に備え、二個のスリット３１
間に跨がり折り曲げた裾部を、前記ねし３２にて移動自
在に固定し、搭載面３に垂設される。

尚、この固定金具５は前後は対称形としてあり、右端或
いは左端の何れにも使用出来る。

卓上型機器９を搭載面に載置し、固定金具５をスリット
３１に沿って移動させ両側面に配し、対向す、る固定面
５１で卓上型機器９の側面を押圧挟持し、その位置にね
じ３２で締着固定させる。

シェルフ２の幅方向に複数個を搭載させる場合は、一端
の機器を最初に固定してから、順次反対方向に密着させ
ながら固定させて行く。

卓上型機器９の外形寸法は、幅寸法が最大４５ｃｍで、
奥行寸法は最小２０ｃｍ〜最大筐体１の奥行寸法まで固
定出来る。

高さ寸法は、シェルフ２の高さ寸法に合わせれば１１ｃ
ｍ以下となるが、特に制限はなく、寧ろ筐体０ １へのシェルフ２の実装状態から制約される。

この他に、搭載面３に設けるスリット３１は、全幅長を
一本のスリットとするのでなく、第２図に示す如く、短
く三分割して設け、裏面に樋状部材４を冠着せずに、前
後方向にスリット３１に跨がり、スリット３１の位置に
ねじ孔を設けた角棒６を裏面に沿わせ、固定金具５を固
定するねじ３２をスリット３１を通し角棒６に螺入させ
る、他の実施例も簡単である。

上記実施例に示す如く、各部寸法、材料、シェルフ２の
固定手段１１の構造、スリット３１の平行個数、分割数
、スリット３１を通るねじ３２の締着構造は、上記のも
のに限定するものではなく、固定面５１表面のゴム板５
２も表面を凹凸形状としたり、接着固着に限らない。

〔発明の効果〕

以上の如く、本発明により、卓上型機器の種類、搭載個
数に影響されない、汎用性をもったユニバーサルなシェ
ルフが得られ、構造も簡単で安価であり、 その効果は大なるものがある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例、 第２図は本発明の他の実施例の搭載面、第３図は従来の
一例の卓上型機器実装用シェルフ斜視図、 第４図は従来の他の例の斜視図である。 図において、 １は筐体、　　　　　　２，２５．２６はシェルフ、３
．３５．３６は搭載面、　　４は樋状部材、５．５５は
固定金具、　　　　６は角棒、８はゴム足、　　　　　
　９は卓上型機器、１１．１５は固定手段、　　３１は
スリット、３２はねじ、　　　　　　　３３は角形ナツ
ト、５１は固定面、　　　　　５２はゴム板、８１．８
２は止め金具、　　８５は円孔である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　卓上型機器（９）を固定する平面状の搭載面（３）を
   有し、左右縁部に筐体（１）への固定手段を設けたシェ
   ルフ（２）であって、 該搭載面（３）に、略全幅長の直線状のスリット（３１
   ）が平行に複数個設けられ、該スリット（３１）内にね
   じ（３２）が自由位置に固定出来る如く設けてあり、表
   面の一部或いは全面を弾性ゴム材で被覆した固定面（５
   １）を、少なくとも前部、後部に備え、複数の該スリッ
   ト（３１）間に跨がり、前記ねじ（３２）にて該搭載面
   （３）に垂設固定させる固定金具（５）を有し、複数個
   の該固定金具（５）を用いて、載置した該卓上型機器（
   ９）の側面を両側から該固定面（５１）にて押圧挟持固
   定することを特徴とする卓上型機器実装用シェルフ。