JPH0299610A - 高強力及び高耐疲労性を有するポリアミドモノフイラメント - Google Patents
高強力及び高耐疲労性を有するポリアミドモノフイラメントInfo
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- JPH0299610A JPH0299610A JP18166489A JP18166489A JPH0299610A JP H0299610 A JPH0299610 A JP H0299610A JP 18166489 A JP18166489 A JP 18166489A JP 18166489 A JP18166489 A JP 18166489A JP H0299610 A JPH0299610 A JP H0299610A
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01F—CHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
- D01F6/00—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof
- D01F6/58—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolycondensation products
- D01F6/60—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolycondensation products from polyamides
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明の技術的背景
本発明は大きいデニールを有するポリアミドモノフィラ
メントIこ関し、より詳HBt二は高い強力(tena
c 1ty)及び高い耐疲労性を有するデニールの大き
いポリアミドモノフィラメントに関する。
メントIこ関し、より詳HBt二は高い強力(tena
c 1ty)及び高い耐疲労性を有するデニールの大き
いポリアミドモノフィラメントに関する。
本発明を要約すれば、少なくとも約80の相対粘度(R
V) 、及びモノフィラメント10’g当たり約3当量
以下の分枝を冑する事実上線状のポリアミド重合体から
得られるモノフィラメントをその対象としていることで
ある。
V) 、及びモノフィラメント10’g当たり約3当量
以下の分枝を冑する事実上線状のポリアミド重合体から
得られるモノフィラメントをその対象としていることで
ある。
大きいデニールのポリアミドモノフィラメントはタイヤ
及び他の補強されたゴム製品の製造の際などにゴムへの
埋封(embedment)用として有用である。一般
にポリアミドモノフィラメントは工業的には熔融重合に
より50ないし70の間の蟻酸相対粘度(RV)を有す
るポリアミドを製造し、引き続き熔融した重合体を紡糸
し、次いで急冷して得られるモノフィラメントを延伸す
ることにより製造される。最高70RVの相対粘度を有
するモノフィラメントは多くの用途に適当な強度を与え
るが、タイヤ中のプライ及びコード末端の数の減少を可
能とするために、増大した強力及び耐疲労性を冑するモ
ノフィラメントがタイヤでの使用に要求されている。
及び他の補強されたゴム製品の製造の際などにゴムへの
埋封(embedment)用として有用である。一般
にポリアミドモノフィラメントは工業的には熔融重合に
より50ないし70の間の蟻酸相対粘度(RV)を有す
るポリアミドを製造し、引き続き熔融した重合体を紡糸
し、次いで急冷して得られるモノフィラメントを延伸す
ることにより製造される。最高70RVの相対粘度を有
するモノフィラメントは多くの用途に適当な強度を与え
るが、タイヤ中のプライ及びコード末端の数の減少を可
能とするために、増大した強力及び耐疲労性を冑するモ
ノフィラメントがタイヤでの使用に要求されている。
本発明の総括
本発明によれば、少なくとも約80のRV、約9.5g
/デニールよりも大きい強力、及び七ノフィラメントl
o@g当たり約3当量よりも少ない分枝を有する、事実
上線状のポリアミド重合体からのモノフィラメントが提
供される。好適にはポリアミドはポリ−(ヘキサメチレ
ンアジパミド)であり、本発明のモノフィラメントは少
なくとも約100のRV、及びモノフィラメント10’
g当たり約2当量よりも少ない分枝を有する。本発明の
他の好適な形態は、ポリアミドがポリ−(ε−カプロア
ミド)であることである。
/デニールよりも大きい強力、及び七ノフィラメントl
o@g当たり約3当量よりも少ない分枝を有する、事実
上線状のポリアミド重合体からのモノフィラメントが提
供される。好適にはポリアミドはポリ−(ヘキサメチレ
ンアジパミド)であり、本発明のモノフィラメントは少
なくとも約100のRV、及びモノフィラメント10’
g当たり約2当量よりも少ない分枝を有する。本発明の
他の好適な形態は、ポリアミドがポリ−(ε−カプロア
ミド)であることである。
本発明の詳細
な説明の大きいデニールのポリアミドモノフィラメント
はポリアミド重合体から紡糸される。適当なポリアミド
はポリ−(ヘキサメチレンアジパミド)、ポリ (カプ
ロアミド)、ポリ−(テトラメチレンアジパミド)等、
及びそれらの共重合体を含んでいる。好適には、ポリア
ミドは均質重合体のポリ−(ヘキサメチレンアジパミド
)である。
はポリアミド重合体から紡糸される。適当なポリアミド
はポリ−(ヘキサメチレンアジパミド)、ポリ (カプ
ロアミド)、ポリ−(テトラメチレンアジパミド)等、
及びそれらの共重合体を含んでいる。好適には、ポリア
ミドは均質重合体のポリ−(ヘキサメチレンアジパミド
)である。
他の好適なポリアミドはポリ−(ε−カプロアミド)で
ある。
ある。
本発明のモノフィラメントで使用されるポリアミドは、
少なくとも約80の蟻酸相対粘度(RV)を有し、及び
モノフィラメント10’g当たり約3当量よりも少ない
分枝を有する、事実上線状のポリアミドである。相対粘
度は25°Cで毛細管粘度計中で測定された溶液と溶剤
の粘度の比率を示すことを意図している。溶剤は10重
量%の水を含む蟻酸である。溶液は8.4重量%のポリ
アミド重合体が溶剤中に溶解している。今後明らかにさ
れるように、高いRVを有する線状ポリアミドは、分枝
の量が重合体10’y当たり3当量以下、好適には重合
体10’!?当たり2当量以下であれば、モノフィラメ
ントに高い強力及び高い耐疲労性が付与される。RVが
少なくとも約100であれば、更に好都合である。
少なくとも約80の蟻酸相対粘度(RV)を有し、及び
モノフィラメント10’g当たり約3当量よりも少ない
分枝を有する、事実上線状のポリアミドである。相対粘
度は25°Cで毛細管粘度計中で測定された溶液と溶剤
の粘度の比率を示すことを意図している。溶剤は10重
量%の水を含む蟻酸である。溶液は8.4重量%のポリ
アミド重合体が溶剤中に溶解している。今後明らかにさ
れるように、高いRVを有する線状ポリアミドは、分枝
の量が重合体10’y当たり3当量以下、好適には重合
体10’!?当たり2当量以下であれば、モノフィラメ
ントに高い強力及び高い耐疲労性が付与される。RVが
少なくとも約100であれば、更に好都合である。
ポリアミドの分枝の当量は、重合体のしオロジー的挙動
を観察することにより測定される。ポリアミド熔融物は
一般に極めて剪断速度及び剪断応力が小さい条件下での
みニュートン流れ的挙動を示す。lXl0’ダイン/c
y+”よりも大きい剪断応力においては、熔融したポリ
アミド重合体は非ニユートン的であり、そしてニュート
ン的挙動からの逸脱の程度は分枝によって増大する。分
枝の度合は剪断応力の対数対剪断速度の対数のプロット
のような、ニュートン的挙動からの逸脱の程度を測定す
ることによりしオロジー的データから決定できる。プロ
ットは約二桁の剪断速度範囲に亙って本質的に直線状で
あり、従って分枝の程度の目安として使用できる。
を観察することにより測定される。ポリアミド熔融物は
一般に極めて剪断速度及び剪断応力が小さい条件下での
みニュートン流れ的挙動を示す。lXl0’ダイン/c
y+”よりも大きい剪断応力においては、熔融したポリ
アミド重合体は非ニユートン的であり、そしてニュート
ン的挙動からの逸脱の程度は分枝によって増大する。分
枝の度合は剪断応力の対数対剪断速度の対数のプロット
のような、ニュートン的挙動からの逸脱の程度を測定す
ることによりしオロジー的データから決定できる。プロ
ットは約二桁の剪断速度範囲に亙って本質的に直線状で
あり、従って分枝の程度の目安として使用できる。
分子量の変化を最少とし且つ満足な再現性を得るために
、レオロジー測定の前に繊維(又は重合体)の水分含量
を調節することが必要である。繊維(又は重合体)を約
0.5インチのセグメント(重合体の場合にはI/8イ
ンチの7レーク)に切断し、試料を真空下で16時間8
000で乾燥し、水分含量を試験すべき重合体のRV用
の平衡水分含量以下に減少させることが手順として含ま
れる。
、レオロジー測定の前に繊維(又は重合体)の水分含量
を調節することが必要である。繊維(又は重合体)を約
0.5インチのセグメント(重合体の場合にはI/8イ
ンチの7レーク)に切断し、試料を真空下で16時間8
000で乾燥し、水分含量を試験すべき重合体のRV用
の平衡水分含量以下に減少させることが手順として含ま
れる。
試料をデシケータ−中で冷却し、次いで天秤上に置き、
最終試料の水分含量を試験すべき重合体のRV用の平衡
水分含量まで回復せしめる。
最終試料の水分含量を試験すべき重合体のRV用の平衡
水分含量まで回復せしめる。
しオロジー測定は285℃で上記のよ、うに製造された
繊維(又は重合体)試料について直径0.375インチ
の円筒及び0.02xO,750インチの毛細管を備え
たインストロン・レオメータ−(lnstron Rh
eometer)を用いて行われた。通常1分間当たり
0.05ないし1.0インチの範囲に亙って5種のクロ
スヘツド速度で測定がなされた。円筒は各装填物につい
て3回の測定を繰り返すことが可能な充分量の重合体を
含有する。直線回帰(linear regressi
on)分析により計算された、剪断応力の対数対剪断速
度の対数の直線の傾斜か重合体の分枝含量の目安として
使用される。オートクレーブ中で製造され47.4のR
Vを有するポリ−(ヘキサメチレンアジパミド)重合体
が本質的に分枝を含まない対照標準として使用される。
繊維(又は重合体)試料について直径0.375インチ
の円筒及び0.02xO,750インチの毛細管を備え
たインストロン・レオメータ−(lnstron Rh
eometer)を用いて行われた。通常1分間当たり
0.05ないし1.0インチの範囲に亙って5種のクロ
スヘツド速度で測定がなされた。円筒は各装填物につい
て3回の測定を繰り返すことが可能な充分量の重合体を
含有する。直線回帰(linear regressi
on)分析により計算された、剪断応力の対数対剪断速
度の対数の直線の傾斜か重合体の分枝含量の目安として
使用される。オートクレーブ中で製造され47.4のR
Vを有するポリ−(ヘキサメチレンアジパミド)重合体
が本質的に分枝を含まない対照標準として使用される。
この重合体は第1図に示すように剪断応力の対数対剪断
速度の対数プロットの傾斜として0.81を与える。繊
維又は重合体106g当たりの分枝の当量又はモル(m
)で表現された第2図の分枝すの検量線は、既知の分枝
剤、ビス−ヘキサメチレンテトラミンの既知の量で改質
されたポリ−(ヘキサメチレンアジパミド)重合体試料
の剪断応力の対数対剪断速度の対数の傾斜を、重合体中
の分枝剤の量に対してプロットすることにより得られた
ものである。繊維又は重合体試料中の分枝の量を求める
には、試料の剪断応力の対数対剪断速度の対数の傾斜を
測定し、繊維又は重合体10’g当たりの当量又はモル
で表された分枝の量すを検量線から読み取る方法が取ら
れる。
速度の対数プロットの傾斜として0.81を与える。繊
維又は重合体106g当たりの分枝の当量又はモル(m
)で表現された第2図の分枝すの検量線は、既知の分枝
剤、ビス−ヘキサメチレンテトラミンの既知の量で改質
されたポリ−(ヘキサメチレンアジパミド)重合体試料
の剪断応力の対数対剪断速度の対数の傾斜を、重合体中
の分枝剤の量に対してプロットすることにより得られた
ものである。繊維又は重合体試料中の分枝の量を求める
には、試料の剪断応力の対数対剪断速度の対数の傾斜を
測定し、繊維又は重合体10’g当たりの当量又はモル
で表された分枝の量すを検量線から読み取る方法が取ら
れる。
上記はポリ−(ヘキサメチレンアジパミド)繊維又は重
合体試料の分枝の測定に関するものであるが、同様な方
法を任意のポリアミドについて設定することができる。
合体試料の分枝の測定に関するものであるが、同様な方
法を任意のポリアミドについて設定することができる。
高いRV、高い強力及び低水準の重合体分枝を新規に兼
ね備えた本発明のモノフィラメントを製造するためには
、特別に高いRVのポリアミド及び特殊な紡糸方法を必
要とする。ポリアミドに関連して、通常の熔融重合法は
、本発明の高強力、耐疲労性モノフィラメントの製造に
必要とされる性質である、80RVよりも大きい線状ポ
リアミド重合体を製造するのには有用ではない。通常8
0RVよりも大きい熔融重合したポリアミド重合体は著
量の分枝を含み、従って、9.5gpdよりも大きい強
力及び高い耐疲労性を有するモノフィラメントとして紡
糸及び効率的に延伸することはできない。分枝は環化反
応、触媒誘導分枝及び重合の際の時間/280°C以上
の温度の諸因子の複合により起こると信じられる。分枝
を避け、線状ポリアミド重金体を製造する一つの方法は
:(1)最高的70及び好適には50よりも大きくない
中程度の水準のRVの固体状重合体を製造する普通の熔
融重合を行い、それに引き統いて(2)180−240
°Cの間の比較的低温度でRVが80よりも大きくなる
まで、及び好適には100又はそれ以上のRVとなるま
で固相重合を行う;ことから成る二段階重合法を用いる
ことである。
ね備えた本発明のモノフィラメントを製造するためには
、特別に高いRVのポリアミド及び特殊な紡糸方法を必
要とする。ポリアミドに関連して、通常の熔融重合法は
、本発明の高強力、耐疲労性モノフィラメントの製造に
必要とされる性質である、80RVよりも大きい線状ポ
リアミド重合体を製造するのには有用ではない。通常8
0RVよりも大きい熔融重合したポリアミド重合体は著
量の分枝を含み、従って、9.5gpdよりも大きい強
力及び高い耐疲労性を有するモノフィラメントとして紡
糸及び効率的に延伸することはできない。分枝は環化反
応、触媒誘導分枝及び重合の際の時間/280°C以上
の温度の諸因子の複合により起こると信じられる。分枝
を避け、線状ポリアミド重金体を製造する一つの方法は
:(1)最高的70及び好適には50よりも大きくない
中程度の水準のRVの固体状重合体を製造する普通の熔
融重合を行い、それに引き統いて(2)180−240
°Cの間の比較的低温度でRVが80よりも大きくなる
まで、及び好適には100又はそれ以上のRVとなるま
で固相重合を行う;ことから成る二段階重合法を用いる
ことである。
通常のオートクレーブ又は連続重合法は工程(1)で使
用することができる。適当な方法が米国特許第3.50
9.107号及び第3.357.955号に開示されて
いる。好適には工程(1)からの重合体は30−50の
RVを持っていなければならない。工程(1)からの固
体状重合体切片(又はフレーり)を次いで更にタンブラ
−(tumbler)−型重合装置中で例えば200℃
の温度において、重合体1kg当たり1時間当たり3Q
の流速で重合体切片上に窒素気流を流しながら重合する
。重合する重合体は周期的に試料採取され、重合は80
以上の、及び好適には約100又はそれ以上の所望のR
Vが得られるまで継続される。このようにして、本発明
のモノフィラメントの製造に適当する線状、高RVポリ
アミド重合体が製造される。
用することができる。適当な方法が米国特許第3.50
9.107号及び第3.357.955号に開示されて
いる。好適には工程(1)からの重合体は30−50の
RVを持っていなければならない。工程(1)からの固
体状重合体切片(又はフレーり)を次いで更にタンブラ
−(tumbler)−型重合装置中で例えば200℃
の温度において、重合体1kg当たり1時間当たり3Q
の流速で重合体切片上に窒素気流を流しながら重合する
。重合する重合体は周期的に試料採取され、重合は80
以上の、及び好適には約100又はそれ以上の所望のR
Vが得られるまで継続される。このようにして、本発明
のモノフィラメントの製造に適当する線状、高RVポリ
アミド重合体が製造される。
上記のようにして製造された約80RVよりも大きい線
状ポリアミド重合体は、本発明の独自な組み合わせの諸
性質を有するモノフィラメントを得るために特殊な方法
により紡糸及び延伸されなければならない。好適な延伸
−紡糸工程は米国特許第4.009,511号に開示さ
れたような紡糸、急冷、延伸及び巻取りのような多対を
なした段階を含んでおり、参照して参考とされたい。引
用された特許のような工程は芯材配向のための充分な伸
張を提供すると同時に、配向の少ない表面を提供し、本
発明のモノフィラメントの高度の強力及び高度の耐疲労
性を獲得するために使用される。
状ポリアミド重合体は、本発明の独自な組み合わせの諸
性質を有するモノフィラメントを得るために特殊な方法
により紡糸及び延伸されなければならない。好適な延伸
−紡糸工程は米国特許第4.009,511号に開示さ
れたような紡糸、急冷、延伸及び巻取りのような多対を
なした段階を含んでおり、参照して参考とされたい。引
用された特許のような工程は芯材配向のための充分な伸
張を提供すると同時に、配向の少ない表面を提供し、本
発明のモノフィラメントの高度の強力及び高度の耐疲労
性を獲得するために使用される。
本発明のモノフィラメントのデニールは500−10.
000の範囲にある。タイヤに利用するためには、モノ
フィラメントのデニールは好適には750−10.00
0の範囲にある。
000の範囲にある。タイヤに利用するためには、モノ
フィラメントのデニールは好適には750−10.00
0の範囲にある。
モノフィラメントの断面は各種の形状の一つを取ること
ができるが、オブラウンド(obround)断面を使
用することが特に望ましい。オブラウンドは一般に平滑
な、隅の円いリボン状の断面である。
ができるが、オブラウンド(obround)断面を使
用することが特に望ましい。オブラウンドは一般に平滑
な、隅の円いリボン状の断面である。
オグラウンド断面とすることにより、最終用途における
フィラメントの扱いが一層容易になる。
フィラメントの扱いが一層容易になる。
本発明のモノフィラメントの重合体は、分枝か重合体1
0’g当たり3当量以下、好適には2当量以下の事実上
線状である。更にRVは本発明の目的を達成する程度に
高くなければならず、80RVよりも大で、少なくとも
約100 RVよりも大きいことが好ましい。高いR
Vと重合体の直線性との組み合わせは、本発明の9.5
gpdよりも大きい高強力及び著しく向上した耐疲労性
を達成するために両者共必要である。例えば10’g当
たり3当量以下の分枝を有する100 RVの線状ポ
リ−(ヘキサメチレンアジパミド)を用いてつくったモ
ノフィラメントは、普通の70RV重合体を用いてつく
ったモノフィラメントよりも25%良好な耐疲労性を示
している。対照的に、事実上線状の70 RVポリ−
(ヘキサメチレンアジパミド)からのモノフィラメント
は、米国特許環4.009,511号の好適な方法によ
って紡糸且つ延伸された場合でも、8.6ないし9.2
gpdの範囲の強力を有しているのみである。更にその
水準の強力は、通常の熔融重合法により製造された、フ
ィラメントlOIg当たり3当量以上の分枝を含む非−
線状の100 RV重合体を使用することによっては
改善されない。
0’g当たり3当量以下、好適には2当量以下の事実上
線状である。更にRVは本発明の目的を達成する程度に
高くなければならず、80RVよりも大で、少なくとも
約100 RVよりも大きいことが好ましい。高いR
Vと重合体の直線性との組み合わせは、本発明の9.5
gpdよりも大きい高強力及び著しく向上した耐疲労性
を達成するために両者共必要である。例えば10’g当
たり3当量以下の分枝を有する100 RVの線状ポ
リ−(ヘキサメチレンアジパミド)を用いてつくったモ
ノフィラメントは、普通の70RV重合体を用いてつく
ったモノフィラメントよりも25%良好な耐疲労性を示
している。対照的に、事実上線状の70 RVポリ−
(ヘキサメチレンアジパミド)からのモノフィラメント
は、米国特許環4.009,511号の好適な方法によ
って紡糸且つ延伸された場合でも、8.6ないし9.2
gpdの範囲の強力を有しているのみである。更にその
水準の強力は、通常の熔融重合法により製造された、フ
ィラメントlOIg当たり3当量以上の分枝を含む非−
線状の100 RV重合体を使用することによっては
改善されない。
好適には、本発明のポリアミドモアフィラメントはポリ
−(ヘキサメチレンアジパミド)又はポリ−(ε−カプ
ロアミド)重合体から製造されたフィラメントである。
−(ヘキサメチレンアジパミド)又はポリ−(ε−カプ
ロアミド)重合体から製造されたフィラメントである。
更にこうしたモノフィラメントは光学的に可視である、
米国特許環4.009.511号に開示された方法によ
って測定すると3−15μmの多孔性表面層を有し、そ
の配向はフィラメントの芯部の配向よりも小さいことが
好ましい。表面層は更に米国特許環4.009.52号
に開示された方法によって測定すると1゜57よりも小
さい平行(parallel)屈折率、n//を有する
という特徴がある。
米国特許環4.009.511号に開示された方法によ
って測定すると3−15μmの多孔性表面層を有し、そ
の配向はフィラメントの芯部の配向よりも小さいことが
好ましい。表面層は更に米国特許環4.009.52号
に開示された方法によって測定すると1゜57よりも小
さい平行(parallel)屈折率、n//を有する
という特徴がある。
本発明の主なる特徴及び態様は以下の通りである。
1、少なくとも約80の相対粘度 RV、約500ない
し約to、oooの間のデニール、1デニール当たり約
9,5gより大きい強力及びモノフィラメントio’g
当たり約3当量以下の分枝を有する事実上線状のポリア
ミド重合体から得られるモノフィラメント。
し約to、oooの間のデニール、1デニール当たり約
9,5gより大きい強力及びモノフィラメントio’g
当たり約3当量以下の分枝を有する事実上線状のポリア
ミド重合体から得られるモノフィラメント。
2、該ポリアミドがポリ−(ヘキサメチレンアジパミド
)である上記lに記載のモノフィラメント。
)である上記lに記載のモノフィラメント。
3、該ポリアミドがポリ−(ε−カプロアミド)である
上記lに記載のモノフィラメント。
上記lに記載のモノフィラメント。
4、少なくとも約100のRVを存する上記lに記11
.のモノフィラメント。
.のモノフィラメント。
5、オブラウンド断面を有する上記1に記載のモノフィ
ラメント。
ラメント。
6.750ないし10,000のデニールを有する上記
lに記載のモノフィラメント。
lに記載のモノフィラメント。
7、モノフィラメントio’g当たり約2当量以下の分
枝を有する上記1に記載のモノフィラメント。
枝を有する上記1に記載のモノフィラメント。
8、フィラメントの芯よりは少ない配向を有する厚さ約
3−15μmの、光学的に可視の、多孔性表面層を有し
、該表面層か1.57よりも小さい平行屈折率、n//
を有する上記1に記載のモノフィラメント。
3−15μmの、光学的に可視の、多孔性表面層を有し
、該表面層か1.57よりも小さい平行屈折率、n//
を有する上記1に記載のモノフィラメント。
第1図は事実上分枝を含まないポリ(ヘキサメチレンア
ジパミド)の剪断応力の対数対剪断速度の対数のプロッ
トを示し;及び 第2図は重合体10’g当たりの分枝のモルとして表し
た量の分枝を持ったポリ−(ヘキサメチレンアジパミド
)について、第1図に示されたような剪断応力の対数対
剪断速度の対数曲線の傾斜のプロットである。 外1名 傾 斜 \ も 剪断応力 ダイン/ζ/f2
ジパミド)の剪断応力の対数対剪断速度の対数のプロッ
トを示し;及び 第2図は重合体10’g当たりの分枝のモルとして表し
た量の分枝を持ったポリ−(ヘキサメチレンアジパミド
)について、第1図に示されたような剪断応力の対数対
剪断速度の対数曲線の傾斜のプロットである。 外1名 傾 斜 \ も 剪断応力 ダイン/ζ/f2
Claims (1)
- 1、少なくとも約80の相対粘度RV、約500ないし
約10,000の間のデニール、1デニール当たり約9
.5gより大きい強力及びモノフィラメント10^6g
当たり約3当量以下の分枝を有する事実上線状のポリア
ミド重合体から得られるモノフィラメント。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US21995088A | 1988-07-15 | 1988-07-15 | |
US219950 | 1994-03-30 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0299610A true JPH0299610A (ja) | 1990-04-11 |
Family
ID=22821407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18166489A Pending JPH0299610A (ja) | 1988-07-15 | 1989-07-15 | 高強力及び高耐疲労性を有するポリアミドモノフイラメント |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0299610A (ja) |
BR (1) | BR8903439A (ja) |
GB (1) | GB2221186A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6010789A (en) | 1997-05-05 | 2000-01-04 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Polyester staple fiber |
-
1989
- 1989-07-13 BR BR898903439A patent/BR8903439A/pt not_active Application Discontinuation
- 1989-07-14 GB GB8916180A patent/GB2221186A/en not_active Withdrawn
- 1989-07-15 JP JP18166489A patent/JPH0299610A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB8916180D0 (en) | 1989-08-31 |
BR8903439A (pt) | 1990-03-06 |
GB2221186A (en) | 1990-01-31 |
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