JPH0299329A - 印刷装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数の単位絵柄からなる一定長さの絵柄を繰
り返し印刷する印刷装置に関し、特に、カラープリンタ
ー等に使用するカラー転写リボンの印刷に使用するに好
適な印刷装置に関する。

〔従来の技術〕

カラープリンター等に使用する転写リボンは１通常第５
図に示すように、基材フィルム１上に、Ｙ、Ｍ。

Ｃ，Ｂｋの転写インキを所定の長さ（１゜）に所定の順
序で塗布したものであり、各色の色駒２を一つずつ有す
る絵柄３（長さし）が一定長さの一つの繰り返し絵柄を
構成し、その絵柄３内で各色の色駒２が単位絵柄を構成
している。このような転写リボンは、−殻内にグラビア
印刷機で印刷されている。

第３図は第５図の転写リボンを印刷する従来のグラビア
印刷機の印刷部を概略的に示すものであり、各色の転写
インキを基材フィルム即ち印刷物１に塗布する４個の印
刷ユニット５Ａ、５Ｂ、５Ｃ，５Ｄを備えている。各印
刷ユニット５Ａ〜５Ｄは、それぞれ版胴６゜インキパン
フ、ドクター８．圧胴９等を備えており。

圧胴９は印刷中常時印刷物１を版胴６に押付け、印圧印
加している。ここで、第５図に示すように、転写リボン
の転写有効サイズ（各色駒２のサイズ）を！。

（長さ）×Ｗ（幅）とし、印刷物の繰り返し絵柄３の長
さ即ち１ピツチをＬ（＝４１．）とすると、この転写り
ボンの印刷に使用する版胴３の版サイズは、Ｌ×Ｗ＝４
ｆｆｉ、ｘＷが必要である。このため、第４図に示すよ
うに１版胴６のサイズとして、有効幅をＷ１円周長をり
、半径ｒ、をＬ／２π、とする必要があり２版胴６の外
周に取付けた版には２円周方向の長さｌ。

（＝Ｌ／４）の部分のみに絵柄部７を形成することとな
る。

また、−船釣に言って、一つの繰り返し絵柄（長さし）
をｎ個の単位絵柄（長さＸ、）で構成する場合を考える
と、印刷に要する印刷ユニット数はｎ個となり。

その際の各印刷ユニットの版胴の円周長を一つの絵柄の
長さＬ（＝ｎ−ｆｆｉｏ）に等しくする必要があり９版
胴の外周に取付けた版には５円周方向の長さ１．（＝Ｌ
／ｎ）の部分のみに絵柄部を形成することとなる。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、かかる従来のグラビア印刷機では、長さしの繰
り返し絵柄内の一つの単位絵柄を印刷するための版胴と
して９円周長が繰り返し絵柄全体の長さＬに等しいもの
を使用しなければならず、製版面積が大きくなり、且つ
大径の版胴を使用しなければならず、製版に時間、費用
がかかるばかりでなく、印刷ユニット全体が大型化する
という問題があった。

なお、このような絵柄の印刷にはグラビア印刷機に限ら
ず、他の形式の印刷機２例えばオフセット印刷機を使用
することも可能であるが、その場合にも版胴ブランケッ
ト胴等の印刷に使用する胴が大きくなり上記の問題点が
あった。

本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、複数の単
位絵柄で構成される操り返し絵柄を、複数の印刷ユニッ
トで印刷するに際し、各印刷ユニットにおける版胴、ブ
ランケット胴等の印刷に使用する胴（以下印刷胴と総称
する）として５円周長が繰り返し絵柄の長さの１／２以
下のものを使用することを可能とした印刷装置を提供す
ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

上記問題点を解決すべく種々研究の結果、複数の印刷ユ
ニ７）を用い、各印刷ユニットで印刷物に単位絵柄を印
刷する印刷機において、各印刷ユニットの印刷胴に印刷
物を押付ける圧胴を、印刷物の走行中、印刷物の所定の
部分がその印版胴位置を通過する時にのみ印刷胴に押付
け、その他の場合は印刷胴に非接触とすることにより、
印版胴の円周長を小さくしても所定の単位絵柄を印刷で
きることを見出し１本発明を完成したものである・ 即ち３本発明は、長手方向に並んだ複数の単位絵柄から
なる一定長さの絵柄を繰り返し印刷する印刷装置であっ
て、各単位絵柄に対応して設けられた複数の印刷ユニッ
トを有し、各印刷ユニットが、対応する単位絵柄を印刷
するための印刷胴と、該印刷胴に印刷物を押付ける圧胴
と、該圧胴を、印刷胴に押付けて印圧印加し、且つ印刷
胴から離れた解除位置に戻す印圧印加装置と、印刷中所
定のタイミングで印圧を印加し且つ解除するように前記
印圧印加装置を制御する手段とを有することを特徴とす
る印刷装置を要旨とするものである。

〔実施例〕

以下２図面に示す本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の好適な実施例によるグラビア印刷機の
印刷部を概略的に示す側面図であり、第５図に示す転写
リボンを印刷する状態を示している。第１図において、
ｌは走行中の印刷物即ち転写リボンを構成する基材フィ
ルムである。１２Ａ、１２Ｂ、１２Ｃ，１２Ｄはそれぞ
れ印刷ユニットであり、各印刷ユニット１２Ａ−１２Ｄ
は版胴１３．インキパン１４．　　ドクター１５．圧胴
１６．乾燥装置１７等を存している。

圧胴１６は支点１８を中心に揺動可能なアーム１９に保
持されており、アーム１９にはエアシリンダ等の印圧印
加装置２０が連結されている。この印圧印加装置２０は
圧胴１６を１版胴１３に押付は印圧印加する位置及び版
胴から離れた退避位置に移動させることができる。圧胴
１６を版胴１３から離ず距ｉｌｄは、印刷物ｌが版１１
Ｍ１３に非接触となればよく２通常１ｍ程度でよい。印
圧印加装置２０は２図示しない制御装置によって、印刷
中（印刷物１の走行中）所定のタイミング（詳細は後述
する）で圧胴を版胴に押付は且つ解除するように制御さ
れる。なお、圧胴が印刷中に移動する際に、印刷物ｌに
たるみが生じたり、過大な張力が作用するのを防止する
ため、印刷物１の走行経路にはダンサ−ロール２１が設
けられている。

印刷ユニッ）１２Ａ〜１２Ｄは、転写リボンの繰り返し
絵柄３を構成する四つの単位絵柄２．即ちＹ、Ｍ。

Ｃ，Ｂｋの各色駒をそれぞれ印刷するものであり、各イ
ンキパン１４には対応する色の転写インキが収容されて
いる０版胴１３は外周に版を備えており、第２図に示す
ようにそのほぼ全周にわたって絵柄部２３が形成され、
残りの部分は長さαの余白２４となっている。

この版胴１３の円周長ｌは、第４図に示す従来の版胴６
とは異なり３一つの繰り返し絵柄３を構成する単位絵柄
２の長さ！、に等しくしている。即ち。

！＝２゜＝Ｌ／４ である、従って１版胴１３の半径「２は。

ｒ、＝ｊ／２ｘ＝Ｌ／４　・２ｆｆ＝ｒｌ　／４となる
。このように１本実施例で使用する版胴１３は第４図に
示す従来の版胴６に比べて半径が１／４のきわめて小さ
いものである。なお、余白２４は、２圧胴１６の上下動
に要する走行距離に相当する絵柄のない部分であり５通
常θ〜１５龍程度である。

各印刷ユニッ）１２Ａ−１２Ｄの版胴１３は、印刷中、
印刷物の走行速度と等しい周速で連続的に回転しており
、圧胴１６は版胴１３の４回転に１回の割合で。

版胴１３の余白部分２４に面した時に降下して印圧印加
し、１回転して余白部分２４が来た時に印圧解除される
。この時の印圧印加時間ｔは、印刷物の走行速度をＳと
すると、概ね。

１−（２，−α）／Ｓ＝Ｌ／４Ｓ となる。

上記構成の印刷装置によれば、印刷物ｌが所定速度で連
続的に走行し１版胴１３も連続的に回転を続け。

各印刷ユニットにおいて、圧胴１６が所定のタイミング
（周）ＩＪＩ　Ｌ　／　Ｓ　）で降下し、印刷物ｌを版
胴１３に押付は所定長さ（１ｅ−α）に渡って印圧印加
して、単位絵柄の印刷を行い、その後、上昇して印刷物
１を版胴１３から離す、これにより、一つの印刷ユニッ
ト例えば１２Ａでは、Ｙ色の色駒を長さ（ｌａ−α）に
渡って、且つピッチして印刷し、他の印刷ユニットでは
他の色駒をそれぞれ印刷物１の異なる位置に印刷する。

かくして、第５図に示すような転写リボンを製造できる
。なお、厳密には各色駒２の間に微小な（長さα以下）
の空白が生じている。

このように、上記構成の印刷装置では、一つの繰り返し
絵柄長さしに対してそのｌ／４の長さの円周長を持った
版胴１３によって印刷が可能であり、従来に比べ２版胴
の小型、軽量化が可能であり、製版費用、管理スペース
の節約、インキングシステムの小型、少量。

省エネルギー化が図れる。また、印刷装置全体の小型。

軽量化が可能であり、設備費、設置スペースの節約を図
ることができる。

なお、上記実施例では１版胴１３として９円周長が単位
絵柄長さ！。に等しいもの、即ち繰り返し絵柄３の長さ
しの１／４のものを使用したが、この代わりにＬの１／
２或いは１／３のものを用いることも可能である。その
場合には１版胴外因に長さ１６の絵柄部を形成すればよ
い。

更に上記実施例は３本発明を４個の等しい長さ１０の単
位絵柄からなる長さしの絵柄を繰り返し印刷する場合の
ものであるが１本発明はこの場合に限定されるものでは
なく、−膜内に言って第６図に示すように。

ｎ個の単位絵柄２（長さがそれぞれ、β、、１．。

１、−−−−−・ｆ、）からなる繰り返し絵柄３　（長
さし）の印刷にも適用可能である。この場合には、ｎ個
の印刷ユニットを使用し、且つ長さ１．の単位絵柄に対
応する印刷ユニットの版胴の円周長を、　　Ｌ／ｍ　（
但し１ｍは、Ｌ／ｍ≧１．を満たす２以上の整数）とし
、その版胴に長さｌｋの絵柄部を形成し、印刷時には１
周期Ｌ／Ｓで１時間ｌゎ／Ｓだけ印圧印加するように圧
胴を作動させればよい。

上記実施例はいずれも本発明をグラビア印刷機に適用し
たものであるが９本発明はこれ以外の印刷機１例えばオ
フセット印刷機にも適用可能であり、その場合には１版
胴、ブランケット胴を共に小径化することができる。

〔発明の効果〕

以上に説明したように２本発明の印刷装置は、複数の印
刷ユニットを有する印刷装置において、印刷胴に印刷物
を押付ける圧胴を、印刷中所定のタイミングで印刷柵に
押付は且つ離すように構成したので、印刷物に対して印
刷胴の円周長の整数倍のピッチで絵柄を印刷することが
できる。このため、複数の単位絵柄で構成された絵柄を
繰り返し印刷するに際し、一つの繰り返し絵柄長さしに
対してその数分の１の長さの円周長を持った印刷胴によ
って印刷が可能であり、従来に比べ９版胴の小型、軽量
化が可能であり、製版費用、管理スペースの節約、イン
キングシステムの小型、少量。

省エネルギー化を図ることができ、且つ印刷装置全体の
小型、軽量化を行い、設備費、設置スペースの節約を図
ることができる。また、逆に言えば５従来と同じ円周長
の印刷胴を使用して、従来よりも長い単位絵柄。

及び繰り返し絵柄を印刷することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例になる印刷装置の印刷部を概
略的に示す図、第２図はその実施例に使用する版胴の概
略斜視図、第３図は従来の印刷装置の印刷部を概略的に
示す図、第４図はその装置に使用する版胴の概略斜視図
、第５図は転写リボンの一例を示す概略斜視図、第６図
は一般的な繰り返し絵柄の例を示す概略斜視図である。 １・−基材フィルム（印刷物）、２・−色駒（単位絵柄
）、３・・−繰り返し絵柄、１２Ａ、１２Ｂ、１２Ｃ。 １２Ｄ−・印刷ユニット、１３・−・版胴、１４・・−
インキパン、１５・・−ドクター、１６−・−圧胴、２
０−・−印圧印加装置、２１ 白。 ダンサ−ローラ、２３−絵柄部、２３−余代理人　弁理
士　乗　松　恭　三 第２図 第４図 り 牙６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 長手方向に並んだ複数の単位絵柄からなる一定長さの絵
   柄を繰り返し印刷する印刷装置であって、各単位絵柄に
   対応して設けられた複数の印刷ユニットを有し、各印刷
   ユニットが、対応する単位絵柄を印刷するための印刷胴
   と、該印刷胴に印刷物を押付ける圧胴と、該圧胴を、印
   刷胴に押付けて印圧印加し、且つ印刷胴から離れた解除
   位置に戻す印圧印加装置と、印刷中所定のタイミングで
   印圧を印加し且つ解除するように前記印圧印加装置を制
   御する手段とを有することを特徴とする印刷装置。