JPH0287111A - 電子内視鏡用光源装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野１ 本発明は、パルス点灯と一定光量点灯とを任意に切り換
えることができるようにした電子内視鏡用光源装置に関
する。

「従来の技術」 近年、体腔内に細長の挿入部を挿通することによって体
腔内臓器等をｉ察したり、必要に応じて処置具チャンネ
ル内に挿通した処置具を用いて各種治療処置のできる光
学式内視鏡が広く用いられている。

前記内視鏡は、体腔内を観察できるように内視鏡用光源
装置によって照明光を供給し、この照明光をライトガイ
ドによって伝送し、出（ト）端面から観察部位に向けで
出射りるものである。

ところで、従来の電子内視鏡用の光源３Ａ置は、ファイ
バスコープ用の光ｌＴ、！装置と同様に、一定の光量を
出射して被写体を照明していた。このため、面順次方式
の電子内視Ｒ装置においては、面順次の光が透過されな
い糸像素子の遮光期間中には前記照明光が役に立たず、
無駄になっていた。

この課題を解決するための￥＆置が、特開昭６３−１３
０１４号公報に開示されている。この装置は、前記遮光
期間中の光量を減少させるというパルス点灯によって無
駄な消費電力を削減して効率の良い照明を行うものであ
る。

又、このパルス点灯には、一定光量点灯と比べ、消費電
流を増加させずにより明るい映像が（９られるという利
点もある。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、このパルス点灯は、−室光ａ点灯と比較
してランプへ与えるダメージが大きいため、ランプの寿
命が短くなるという課題がある。

このため、大きな光量が必要なときのみパルス点灯とし
、通常の観察は一定光量点灯とするというような切り換
えを行うことのできる電子内視鏡用光源装置を提供する
ことが望まれている。

［発明の目的］ 本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、一定
光但点灯とパルス点灯との間の切り換えを任意に行うこ
とのできる電子内視鏡用光源装置を提供づることを目的
とする。

［課題を解決するための手段］ 本発明の電子内視鏡用光源装置は、撮像素子の受光期間
は出射光を増加させて上記受光期間以外は出射光を減少
させるパルス点灯と一定の九はを出射させ続ける一定光
量点灯とが可能な光源と、上記パルス点灯と上記一定光
量点灯との間の切り換えを任意に行う切換手段とを具備
するものである。

［作用］ 即ち、本発明の電子内視鏡用光源＠置においては、パル
ス点灯と一定光量点灯とが、切換手段を操作することに
よって任意に切り換えられる。

［実施例１ 以下、添附図面を参照しながら本発明の詳細な説明Ｊる
。

第１図ないし第３図は本発明の第１実施例に係わり、第
１図は本発明の電子内視鏡用光源装置を含む電子内視鏡
装置の構成を示すブロック図、第２図は電子内視鏡装置
全体を示す説明図、第３図はランプ電流制御回路の動作
を説明する信号波形図である。

第２図を参照すれば、本発明の光源装置を含む電子内視
！１装置は、電子内視１ｔ１と、ｗＡ寮装置６とモニタ
７とから構成されている。そして、この電子内視鏡１は
、生体に挿入される＠１１％で例えば可撓性の挿入部２
を有しており、この挿入部２の後端には大径の操作部３
が連設されている。又、この操作部３の後端部からは、
その側方に可撓性のユニバーサルコード４が延設されて
おり、このユニバーサルコード４の先端部には、コネク
タ５が設けられている。前記電子内視鏡１は、この」ネ
クタ５を介して、後述する光１ＩｒＩ装置４０と撮像制
御手段６０とを備える前記観察装置６に接続されるよう
になっており、この観察装置６には、観察用の前記モニ
タ７が接続されるようになっている。

前記挿入部２の先端側には硬性の先端部１０が設けられ
ている。この先端部１０の隣接する後方側には湾曲可能
な湾曲部１１が設けられており、その後方側には、可撓
性の軟性部１２が１設されている。又、前記操作部３に
は、鉗子等を挿入するための鉗子口１３と、この鉗子口
に挿入できる鉗子の径を示す表示１４が設けられている
。更に、前記湾曲部１１を上下／左右に湾曲操作するた
めの湾曲操作ノブ１５も設けられている。

又、前記操作部３には、ガスを送るためのガスボタン２
１と、吸引を行うための吸引ボタン２２と、送気及び噴
射を行うための送気・噴射ボタン２３と、動画像記録を
するためのＶＴＲスイッチ２４と、静止画像記録をザる
ためのレリーズスイッチ２５と、画面を静止させるため
のフリーズスイッチ２６とが設けられており、更に、パ
ルス点灯と一定光量点灯との間の切り換えを行う切換手
段としてのパルス電流切換スイッチ２７も設りられてい
る。

第１図を参照すれば、前記先端部１０には、照明レンズ
３２と対物レンズ３４とが配設されている。そして、前
記照明レンズ３２の後端部には、ファイババンドルによ
り形成されたライトガイド３１が連設されている。この
ライトガイド３１は、前記挿入部２内と、前記操作部３
内と、前記ユニバーサルコード４内とを挿通されており
、前記コネクタ５にその入射端面が設けられている。そ
して、このコネクタ５を前記観察装置６に接続すること
によって、この観察装置６内の光源装置４０から出射さ
れる照明光が、前記ライトガイド３１の入射端面に入会
１されるようになっている。

前記光源装置４０には、ショートアークランプ４１と、
このショートアークランプ４１の照明光路中に配設され
ている回転フィルタ４３と、前記ショートアークランプ
４１と前記回転フィルタ４３との間に設けられていて前
記ショートアークランプ４１から出射された光を前記ラ
イトガイド３１の入射端面に入射させる集光レンズ４２
と、前記回転フィルタ４３を回転させるモータ４４と、
このモータ４４の回転を制御するモータ制御回路４５と
、前記回転フィルタ４３の回転位置を検出する回転位置
センサとしてのエンコーダ４６とが備えられている。

そして、前記ショートアークランプ４１から出射された
光は、前記集光レンズ４２を通過した後、前記回転フィ
ルタ４３によって、例えば赤、青、緑の波長域に時系列
的に分離されて、前記ライトガイド３１の入射端面に入
射されるようになっている。そして、この面順次照明光
は、前記ライトガイド３１によって先端部１０に導かれ
て、この先端部１０から出射されて、照明レンズ３２を
介して被写体に照射されるようになっている。

一方、前記対物レンズの結像位置には、固体撮像索子３
３が配設されている。そして、前記面順次光によって照
明された被写体像は、前記対物レンズ３４によって前記
固体＠機素子３３上に結像されて、次いで、この固体撮
像素子３３によって電気的な画像信号に変換されるよう
になっている。

この画像信号は、搬像制御手段６０から出力される駆動
信号によるタイミングで出力されて、この撮像制御手段
６０内で信号処理されて、第２図に示すモニタ７に画像
が表示されるようになっている。

この撮像制御手段６０は、前記駆動信号の発生と前記信
号処理を行う他に、前記エンコーダ４６によって検出し
た前記回転フィルタ４３の位置を検出する信号に塁づい
て前記モータ制御回路４５に同期信号を発して、前記駆
動信号の出力と前記回転フィルタ４３の回転動作のタイ
ミングとの間の同期がとれるようにモータ４４の回転を
制御するようになっている。

一方、前記光源装置４０は、前記ショートアクランプ４
１を点灯させるランプ点灯回路５１と、このランプ点灯
回路５１から供給づる電流を制御するランプ電流制御回
路５２も備えている。このランプ電流制御回路５２は、
−室光Ｍ点灯に切り換えられているときには一定の電流
を供給して、パルス点灯に切り換えられているときには
前記エンコーダ４６から出力される回転フィルタ４３の
位置検出信号に基づいて前記ランプ点灯回路５１に供給
する電流を制御するようになっている。

次に、上記構成の光源装置の一定光間点灯時とパルス点
灯部の動作を、第３図を参照しながら述べる。

一定光間点灯時には、ランプ電流制御回路５２は、ラン
プ点灯回路５１からショートアークランプ４１に供給す
る電流を（ａ）に示ずような一定の値に制御する。この
ため、前記ショートアークランプ４１からは一定光量の
光が出射される。

又、パルス点灯時には、前記ランプ電流制御回路５２は
、エンコーダ４６から出力される（ｂ）に示１ような回
転フィルタ４３の位置を検出するパルス信号に曇づいて
、（Ｃ）に示１回転フィルタ４３の露光期間と遮光期間
に合わせてショートアークランプ４１に供給する電流の
増減を行う。

即ち、この回転フィルタ４３の露光期間には電流を増加
させて、遮光期間には電流を減少させるようにする。こ
のため、前記ショートアークランプ４１に供給される電
流は、（ｄ）に示ずようなパルス状の波形のものとなり
、前記ショートアークランプ４１から出射される光量は
、回転フィルタ４３の露光期間には増加し遮光期間は減
少するようになる。

このようなランプ電流の増減により、固体撮像索子３３
の受光期間のみ光けが増大するようになるので、照明を
効率的に行うことができる。

ところで、この第１実施例にＪｊいては、前記−定光量
点灯と前記パルス点灯との間の切り換えを行うためのラ
ンプＴ３流切換スイッチ２７が、前述したように、電子
内視鏡１の操作部３に設けられている。このため、前記
電子内視鏡１を用いて一定光間点灯による観察を行って
いる最中に光量の不足が生じた場合には、操作者自身が
このランプ電流切換スイッチ２７を押づことによって、
一定光量点灯からパルス点灯への切り換えを行うことが
できる。又、大きな光量が必要でなくなったときには、
このランプ電流切換スイッチ２７を再び押すことによっ
て一定光量点灯に戻すこともできる。

このように、この第１実施例では、観察中に、操作者自
身が必要に応じて一定光量点灯とパルス点灯の間の切り
換えを行うことができるため、大きな光跡が必要なとき
のみパルス点灯で観察を行って、通常の１１寮は一定光
量点灯で行うようにして、ランプに殆どダメージを与え
ずに効率の良い照明を行うことができる。

又、この第１実施例では、前記パルス電流切換スイッチ
２７が電子内視鏡１の操作部３に設けられているので、
操作者は、観察中に、この電子内視鏡１を持ったままで
、容易に前記切り換えを行うことができる。

第４図は、本発明の第２実施例を示すものである。この
第２実施例においては、観察装置６の外側に、外部スイ
ッチ用の接続ケーブル６１を介して、ランプ電流切換手
段としての７ツトスイツチ６２が設けられている。

この第２実施例は、前記第１実施例ではランプ電流切換
スイッチ２７によって行っていた切り換え動作を、フッ
トスイッチ６２によっても行えるようにしたものである
。

この第２実施例のその他の構成、作用及び効果は、上記
第１実施例と同様である。

その上、この第２実論例では、パルス電流切換スイッチ
２７を右していない電子内視鏡においても一定光量点灯
とパルス点灯との間の切り換えを行うことができる上に
、操作当以外の名−〇’ｂｍ記切り換えを行うこともで
きる。

尚、前記フットスイッチ６２は、この型に限定されず、
ハンドスイッチ等の一般のスイッチにしてｂ良く、又、
無線操作で制御できるスイッチにしても良い。

尚、本発明は、上記各実膿例に限定されず、休腔内臓器
を観察するのに使用する医療用の電子内視鏡用の電源装
置だけでなく、工業用の電子内視鏡用の電源装置にも適
用できる。

又、カラー！１６方式も、上記各実滴例では面順次式に
ついて述べてきたが、これに限定されず、固体貼像素子
の前面にカラーフィルタアレイを設けた同時式のものに
も適用することができ、その中でも、遮光期間のあるラ
イン転送方式を用いている場合には特に有効である。

［発明の効果］ 以上）！べたように、本発明によれば、電子内視鏡用光
源装置において、−室光σ点灯とパルス点灯とを切り換
える手段を設けたので、前記−室光２聞点灯と前記パル
ス点灯との間の切り換えを任意に行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図は本発明の第１実施例に係わり、第
１図は本発明の電子内視鏡用光源装置を含む電子内視鏡
装置の構成を示すブロック図、第２図は電子内視鏡装置
全体を示す説明図、第３図はランプ電流制御回路の動作
を説明づる信号波形図であり、第４図は本発明の第２実
Ｒ例に係わり、フットスイッチを観察装置に１３続した
場合の電子内視鏡装置の構成を示す説明図である。 １・・・電子内視鏡 ２７・・・パルス電流切換スイッチ ４０・・・光源装置 ４１・・・ショートアークランプ ５１・・・ランプ点灯回路 ５２・・・ランプ電流制御回路 ６１・・・外部スイッチ剛接続ウーブル６２・・・フッ
トスイッヂ 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 撮像素子の受光期間中は出射光量を増加させて上記受光
   期間以外は出射光量を減少させるパルス点灯と一定光量
   を出射させ続ける一定光量点灯とが可能な光源と、上記
   パスル点灯と上記一定光量点灯との間の切り換えを任意
   に行う切換手段とを具備することを特徴とする電子内視
   鏡用光源装置。