JPH0278096A - 半導体メモリ回路 - Google Patents
半導体メモリ回路Info
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- JPH0278096A JPH0278096A JP1138664A JP13866489A JPH0278096A JP H0278096 A JPH0278096 A JP H0278096A JP 1138664 A JP1138664 A JP 1138664A JP 13866489 A JP13866489 A JP 13866489A JP H0278096 A JPH0278096 A JP H0278096A
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- 230000015654 memory Effects 0.000 claims abstract description 27
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
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- Dram (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は半導体メモリ回路に関し、特に半導体メモリに
おけるデーダ読み出し回路の改良に関する。
おけるデーダ読み出し回路の改良に関する。
第7図に従来の半導体メモリ回路、特にスタティック型
ランダムアクセスメモリ(SRAM)の回路図を示す。
ランダムアクセスメモリ(SRAM)の回路図を示す。
周知のとおりメモリセルアレイ部30は複数の行線Wと
複数の列線対(B、B)とこれらの各交点に配置された
複数のメモリセルMCとを有するが、第7図では1本の
行線W0と二つの列線対(B、、BO)、(B、、Bl
)と二つのメモリセルMC,およびMC2が示されてい
る。各列線対B、百は、ゲートにプリチャージ信号PC
を受けるプリチャージ用PチャンネルMO8トランジス
タ3を介して電源Vccに接続され、さらに対応する列
セレクタトランスファゲート4を介して一対のデータ線
り、Dに接続されている。
複数の列線対(B、B)とこれらの各交点に配置された
複数のメモリセルMCとを有するが、第7図では1本の
行線W0と二つの列線対(B、、BO)、(B、、Bl
)と二つのメモリセルMC,およびMC2が示されてい
る。各列線対B、百は、ゲートにプリチャージ信号PC
を受けるプリチャージ用PチャンネルMO8トランジス
タ3を介して電源Vccに接続され、さらに対応する列
セレクタトランスファゲート4を介して一対のデータ線
り、Dに接続されている。
データ線り、Dはセンスアンプ20の二つの入出力端子
20−1.20−2にそれぞれ接続されると共にデータ
出力バッファ10およびデータ人力バッファ15に接続
される。センスアンプ20は、PチャンネルMO8トラ
ンジスタ5,6およびNチャンネルMO3トランジスタ
フ、8を有し、これらは図示のとおりプリップフロップ
型式に接続されている。NチャンネルMO3トランジス
タ9はゲートにセンスイネーブル信号SEを受け、同信
号がアクティブレベルのときセンスアンプ20を活性化
させる。行アドレス信号RAは行デコーダバッファlに
供給され、これは各行線Wに対して、行デコーダとして
のNANDゲート1−2および行線ドライバとしてのN
ORゲート1−3を有する。NORゲート1−3にはプ
リチャージ信号PCの反転信号PCが供給される。列ア
ドレス信号OAは列デコーダバッファ2に供給され、同
信号OAに応答して一対の列セレクタトランス ゝ
ファゲート4−1又は4−2を導通させる。各メモリセ
ルMCは、第8図(a)のように2つのPチャンネルM
O8トランジスタ31.32および4つのNチャンネル
MO3トランジスタ33〜36か又は、2つの抵抗37
.38および4つのNチャンネルMO8トランジスタ3
3〜36で構成されている。
20−1.20−2にそれぞれ接続されると共にデータ
出力バッファ10およびデータ人力バッファ15に接続
される。センスアンプ20は、PチャンネルMO8トラ
ンジスタ5,6およびNチャンネルMO3トランジスタ
フ、8を有し、これらは図示のとおりプリップフロップ
型式に接続されている。NチャンネルMO3トランジス
タ9はゲートにセンスイネーブル信号SEを受け、同信
号がアクティブレベルのときセンスアンプ20を活性化
させる。行アドレス信号RAは行デコーダバッファlに
供給され、これは各行線Wに対して、行デコーダとして
のNANDゲート1−2および行線ドライバとしてのN
ORゲート1−3を有する。NORゲート1−3にはプ
リチャージ信号PCの反転信号PCが供給される。列ア
ドレス信号OAは列デコーダバッファ2に供給され、同
信号OAに応答して一対の列セレクタトランス ゝ
ファゲート4−1又は4−2を導通させる。各メモリセ
ルMCは、第8図(a)のように2つのPチャンネルM
O8トランジスタ31.32および4つのNチャンネル
MO3トランジスタ33〜36か又は、2つの抵抗37
.38および4つのNチャンネルMO8トランジスタ3
3〜36で構成されている。
次にかかるSRAMの特にデータ読み出し動作につき第
9図を参照して説明する。
9図を参照して説明する。
まず時点T0でプリチャージ信号PCはローレベル(接
地レベル)となる。これを受けてプリチャージトランジ
スタ3がオンし、すべての列線対B、Bおよびデータ線
対り、Dはハイレベル(電源Vccレベル)にプリチャ
ージされる。また、プリチャージ逆相信号PCを受ける
デコーダバッファ1−3によって、すべての行線Wはロ
ーレベルとなる。この時、センスイネーブル信号SEは
ローレベルであるためセンスアンプ20は非活性状態と
なっている。プリチャージ期間に行アドレスRAおよび
列アドレスCAの変化が許可される。
地レベル)となる。これを受けてプリチャージトランジ
スタ3がオンし、すべての列線対B、Bおよびデータ線
対り、Dはハイレベル(電源Vccレベル)にプリチャ
ージされる。また、プリチャージ逆相信号PCを受ける
デコーダバッファ1−3によって、すべての行線Wはロ
ーレベルとなる。この時、センスイネーブル信号SEは
ローレベルであるためセンスアンプ20は非活性状態と
なっている。プリチャージ期間に行アドレスRAおよび
列アドレスCAの変化が許可される。
時点T1でプリチャージ信号PCはノ・イレベルに変化
してトランジスタ3はすべて非導通となりプリチャージ
動作が終了する。この結果、行アドレス信号RAによっ
て選択されたワード線Wはハイレベルに変化し、列アド
レス信号CAによって一対の列セレクタゲート4が導通
する。本発明では、ワード線W0が選択され列セレクタ
ゲート4−1が導通するものとする。かくしてメモリセ
ルMC,が選択されたことになる。このセルMC,がデ
ータ゛1”を記憶しているとすると、トランジスタ33
および34(第8図)はそれぞれ非導通および導通状態
にある。したがって、列線1]の寄生容量Csおよびデ
ータ線百の寄生容量CDがトランジスタ35.34によ
って放電され、データ線百の電位は低下する。時点T2
でセンスイネーブル信号SEはハイレベルに変化しセン
スアンプ20は活性化される。センスアンプ20はデー
タ線り、D間の電位差を増幅する。すなわち、データ線
百の電位の低下によってトランジスタ8,9はデータ線
百の電位をさらに低下させる。データ出力バッファはデ
ータ線り、D間の増幅された電位差に応答して“1”の
出力データD0を発生する。このとき、データ入力バッ
ファ15は非活性状態となっている。一方、データ書き
込み動作では、センスアンプ20およびデータ出力バッ
ファ10は非活性状態にあり、データ人力バッファ15
は入力データD、に応じてデータDおよび■の電位を強
制的にハイレベル(又はロウレベル)およびロウレベル
(又はハイレベル)にそれぞれ変化させる。
してトランジスタ3はすべて非導通となりプリチャージ
動作が終了する。この結果、行アドレス信号RAによっ
て選択されたワード線Wはハイレベルに変化し、列アド
レス信号CAによって一対の列セレクタゲート4が導通
する。本発明では、ワード線W0が選択され列セレクタ
ゲート4−1が導通するものとする。かくしてメモリセ
ルMC,が選択されたことになる。このセルMC,がデ
ータ゛1”を記憶しているとすると、トランジスタ33
および34(第8図)はそれぞれ非導通および導通状態
にある。したがって、列線1]の寄生容量Csおよびデ
ータ線百の寄生容量CDがトランジスタ35.34によ
って放電され、データ線百の電位は低下する。時点T2
でセンスイネーブル信号SEはハイレベルに変化しセン
スアンプ20は活性化される。センスアンプ20はデー
タ線り、D間の電位差を増幅する。すなわち、データ線
百の電位の低下によってトランジスタ8,9はデータ線
百の電位をさらに低下させる。データ出力バッファはデ
ータ線り、D間の増幅された電位差に応答して“1”の
出力データD0を発生する。このとき、データ入力バッ
ファ15は非活性状態となっている。一方、データ書き
込み動作では、センスアンプ20およびデータ出力バッ
ファ10は非活性状態にあり、データ人力バッファ15
は入力データD、に応じてデータDおよび■の電位を強
制的にハイレベル(又はロウレベル)およびロウレベル
(又はハイレベル)にそれぞれ変化させる。
半導体メモリの記憶容量は増加の一途をたどりている。
すなわち、同一の列線対B、百の接続されるメモリセル
MCの数は増大し、列線対B、Bの数も増大している。
MCの数は増大し、列線対B、Bの数も増大している。
その結果として、寄生容量CBおよびCDの値はかなり
大きくなっている。センスアンプ20内のトランジスタ
8(又は7)および9はこれら大きな値の容量CB、C
Dの両方を放電しなければならない。このため、第9図
に示すように、データ線り又は百の電位変化はゆるやか
に行なわれることになり、時点T3で、データ線り、D
間、すなわちセンスアンプ20の入出力端子20−1.
20−2間、すなわちデータ出力バッファ10への一対
の入力電位間の電位差はVccレベルとなる。読出しス
ピードはこのように低下している。
大きくなっている。センスアンプ20内のトランジスタ
8(又は7)および9はこれら大きな値の容量CB、C
Dの両方を放電しなければならない。このため、第9図
に示すように、データ線り又は百の電位変化はゆるやか
に行なわれることになり、時点T3で、データ線り、D
間、すなわちセンスアンプ20の入出力端子20−1.
20−2間、すなわちデータ出力バッファ10への一対
の入力電位間の電位差はVccレベルとなる。読出しス
ピードはこのように低下している。
本発明の目的は、動作スピードを向上した半導体メモリ
回路を提供することにある。
回路を提供することにある。
本発明の他の目的は、記憶容量の増大にともなう列線お
よびデータ線の寄生容量の増加に対し、データ読み出し
スピードを改善した半導体メモリを提供することにある
。
よびデータ線の寄生容量の増加に対し、データ読み出し
スピードを改善した半導体メモリを提供することにある
。
本発明による半導体メモリ回路は、複数のメモリセルと
、一対のデータ線と、アドレス信号に応答して一つのメ
モリセルを選択し当該選択したメモリセルの記憶データ
に応じて上記一対のデータ線間に電位差を生じせしめる
手段と、一対の端子を有しこれら端子間の電位差に応答
して一方の端子を放電するセンスアンプと、このセンス
アンプの一対の端子と上記一対のデータ線との間に設け
られ上記一対のデータ線間の電位差を上記一対の端子間
に伝えると共に上記センスアンプが一方の端子を放電し
始めたことに応答して当該端端子を対応するデータ線か
ら電気的に切り離す手段とを備えている。
、一対のデータ線と、アドレス信号に応答して一つのメ
モリセルを選択し当該選択したメモリセルの記憶データ
に応じて上記一対のデータ線間に電位差を生じせしめる
手段と、一対の端子を有しこれら端子間の電位差に応答
して一方の端子を放電するセンスアンプと、このセンス
アンプの一対の端子と上記一対のデータ線との間に設け
られ上記一対のデータ線間の電位差を上記一対の端子間
に伝えると共に上記センスアンプが一方の端子を放電し
始めたことに応答して当該端端子を対応するデータ線か
ら電気的に切り離す手段とを備えている。
したがって、センスアンプはデータ線につながる寄生容
量を放電することからまぬがれ、センスアンプの二つの
端子間の電位差は急峻に拡大増幅−される。かくして、
記憶容量の増加に対してもデータ読み出しスピードを向
上することができる。
量を放電することからまぬがれ、センスアンプの二つの
端子間の電位差は急峻に拡大増幅−される。かくして、
記憶容量の増加に対してもデータ読み出しスピードを向
上することができる。
以下、本発明を図面を参照して詳述する。
第1図は本発明の第1実施例を示す回路図である。第7
図と同一構成部は同じ番号で示して説明を省略する。本
実施例においては、一対のデータ線りおよび百はセンス
アンプ20の一対の入出力端子20−1および20−2
に直接接続されておらず、PチャンネルMO8トランジ
スタ50および51をそれぞれ介して接続されている。
図と同一構成部は同じ番号で示して説明を省略する。本
実施例においては、一対のデータ線りおよび百はセンス
アンプ20の一対の入出力端子20−1および20−2
に直接接続されておらず、PチャンネルMO8トランジ
スタ50および51をそれぞれ介して接続されている。
これらトランジスタ50.51のゲートは対応するデー
タ線り、Dにそれぞれ接続されている。トランジスタ5
0.51の閾値電圧(v、r)はOvに設定されている
。すなわち、データ線り、Dとセンスアンプ20の入出
力端子20−1.20−2との間に、閾値がOvのダイ
オード接続トランジスタがデータ線り、Dがカソード側
となるように挿入されている。また、プリチャージ用ト
ランジスタ52゜53が設けられ、プリチャージ信号P
Cに応答してセンスアンプ20の一対の入出力端子2〇
−1,20−2をそれぞれVccレベルにプリチャージ
する。なお、データ人力バッファ15は従来例と同様に
データ線り、Dに接続している。
タ線り、Dにそれぞれ接続されている。トランジスタ5
0.51の閾値電圧(v、r)はOvに設定されている
。すなわち、データ線り、Dとセンスアンプ20の入出
力端子20−1.20−2との間に、閾値がOvのダイ
オード接続トランジスタがデータ線り、Dがカソード側
となるように挿入されている。また、プリチャージ用ト
ランジスタ52゜53が設けられ、プリチャージ信号P
Cに応答してセンスアンプ20の一対の入出力端子2〇
−1,20−2をそれぞれVccレベルにプリチャージ
する。なお、データ人力バッファ15は従来例と同様に
データ線り、Dに接続している。
かかるメモリ回路のデータ読み出し動作を第2図を参照
しながら説明する。時点T。。でプリチャージ信号PC
がローレベルとなるので、トランジスタ3,50.51
が導通し、すべての列線対B、B、データ線り、Dおよ
びセンスアンプ20の入出力端子20−1,20−2が
ハイレベルにプリチャージされる。プリチャージ逆相信
号PCがハイレベルになるので、デコーダバッファ1−
3によりすべての行線Wはローレベルになる。
しながら説明する。時点T。。でプリチャージ信号PC
がローレベルとなるので、トランジスタ3,50.51
が導通し、すべての列線対B、B、データ線り、Dおよ
びセンスアンプ20の入出力端子20−1,20−2が
ハイレベルにプリチャージされる。プリチャージ逆相信
号PCがハイレベルになるので、デコーダバッファ1−
3によりすべての行線Wはローレベルになる。
このとき、センスイネーブル信号SEはローレベルであ
り、センスアンプ20は動作していない。
り、センスアンプ20は動作していない。
このプリチャージ期間にロウおよびカラムアドレスRA
、OAの変化が許可される。
、OAの変化が許可される。
時点T1゜でプリチャージ信号PCはハイレベルに変化
し、ロウアドレスRAによって選ばれた行線だけがハイ
レベルになり、カラムアドレスOAによって選ばれたト
ランスファゲート4が導通する。本発明では、行線W0
がノ)イレベルになり、トランスファゲート4−1が一
通するとする。かくしてメモリセルMC,が選択される
。このメモリセルMC,がデータ“1”を記憶している
とすると、トランジスタ34.35によって列線B、お
よびデータ線万τが放電される。これらの寄生容量CB
ICDは大きく、またメモリセル内トランジスタの電流
駆動能力は小さいので、このディスチャージは第2図で
り、Dとして示すように緩やかに行なわれる。なお、ト
ランジスタ51の閾値電圧が0〔v〕であるので、この
データ線り、D間の電位差が第2図のようにそのままセ
ンスアンプ20の入出力端子20−1.20−2に伝わ
る。
し、ロウアドレスRAによって選ばれた行線だけがハイ
レベルになり、カラムアドレスOAによって選ばれたト
ランスファゲート4が導通する。本発明では、行線W0
がノ)イレベルになり、トランスファゲート4−1が一
通するとする。かくしてメモリセルMC,が選択される
。このメモリセルMC,がデータ“1”を記憶している
とすると、トランジスタ34.35によって列線B、お
よびデータ線万τが放電される。これらの寄生容量CB
ICDは大きく、またメモリセル内トランジスタの電流
駆動能力は小さいので、このディスチャージは第2図で
り、Dとして示すように緩やかに行なわれる。なお、ト
ランジスタ51の閾値電圧が0〔v〕であるので、この
データ線り、D間の電位差が第2図のようにそのままセ
ンスアンプ20の入出力端子20−1.20−2に伝わ
る。
次に、時点T2゜になると、センスイネーブル信号SE
がハイレベルになり、センスアンプ20が動作する。こ
のセンスアンプ20はその入出力端子20−1.20−
2のうち、電圧の低い方をディスチャージする。端子2
0−2の方が低いので、同端子はトランジスタ8,9に
よって放電される。この結果、トランジスタ511は逆
バイアス状態となって非導通となる。したがって、セン
スアンプ20の入出力端子20−2はデータ線■から電
気的に分離され、第2図に示すように、瞬時に放電され
る。かくして、入出力端子2〇−1,20−2間、すな
わち、データ出力バッファ10への一対の入力電位間の
電位差は時点T、。でVccレベルとなる。第9図との
比較から明らかなように、本メモリ回路のデータ読み出
しスピードがはるかに高速化されている。
がハイレベルになり、センスアンプ20が動作する。こ
のセンスアンプ20はその入出力端子20−1.20−
2のうち、電圧の低い方をディスチャージする。端子2
0−2の方が低いので、同端子はトランジスタ8,9に
よって放電される。この結果、トランジスタ511は逆
バイアス状態となって非導通となる。したがって、セン
スアンプ20の入出力端子20−2はデータ線■から電
気的に分離され、第2図に示すように、瞬時に放電され
る。かくして、入出力端子2〇−1,20−2間、すな
わち、データ出力バッファ10への一対の入力電位間の
電位差は時点T、。でVccレベルとなる。第9図との
比較から明らかなように、本メモリ回路のデータ読み出
しスピードがはるかに高速化されている。
第1図の構成において、トランジスタ50゜51の閾値
電圧をOv近傍にすることが望ましいが、実際のデバイ
ス製造においてはそのような閾値電圧の決定はむずかし
く、バラツキを生じやすい。この点を改良したメモリ回
路を第2実施例として第3図に示す。なお、第1図と同
一構成部は同じ番号で示し説明を省略する。
電圧をOv近傍にすることが望ましいが、実際のデバイ
ス製造においてはそのような閾値電圧の決定はむずかし
く、バラツキを生じやすい。この点を改良したメモリ回
路を第2実施例として第3図に示す。なお、第1図と同
一構成部は同じ番号で示し説明を省略する。
本実施例では、第1図に示した閾値Ovのダイオード接
続トランジスタ50.51の代わりにエンハンスメント
型のPチャンネルMO8トランジスタロ0.61が設け
られ、これらのゲートは接地されている。これらトラン
ジスタ60,61は他のPチャンネルMO8トランジス
タ3,5゜6.52.53と同一の閾値電圧を有し、そ
の基板電位もVccとなっている。
続トランジスタ50.51の代わりにエンハンスメント
型のPチャンネルMO8トランジスタロ0.61が設け
られ、これらのゲートは接地されている。これらトラン
ジスタ60,61は他のPチャンネルMO8トランジス
タ3,5゜6.52.53と同一の閾値電圧を有し、そ
の基板電位もVccとなっている。
かかるメモリ回路のデータ読み出しタイミングを第4図
に示すが、センスイネーブル信号SEがハイレベルに立
ち上がるまでは第1図のものと同じであるのでその説明
を省略する。時点T21でセンスイネーブル信号SEが
ハイレベルとなると、入出力端子20−2の方が20−
1よりも低電位であるので、トランジスタ8が導通し、
端子20−2はトランジスタ8,9を介して放電される
。
に示すが、センスイネーブル信号SEがハイレベルに立
ち上がるまでは第1図のものと同じであるのでその説明
を省略する。時点T21でセンスイネーブル信号SEが
ハイレベルとなると、入出力端子20−2の方が20−
1よりも低電位であるので、トランジスタ8が導通し、
端子20−2はトランジスタ8,9を介して放電される
。
このとき、トランジスタ61は導通状態であるから、ト
ランジスタ8,9はデータ線百も放電することになる。
ランジスタ8,9はデータ線百も放電することになる。
したがって、第4図に示すように、入出力端子20−2
の電位は比較的ゆるやかに低下する。トランジスタ8,
9による放電によって、トランジスタ61のソース電位
(すなわち、データ線百の電位)も低下する。MOSト
ランジスタでは、そのソースおよび基板電位が同じであ
ればバックゲートバイアス効果は生じない。しかしなが
ら、本実施例では、トランジスタ61の基板電位はVc
cであるのに対し、そのソース電位は低下してゆく。ソ
ース基板間の1vの電位差が生じルトバックゲートバイ
アス効果によって閾値電圧はほぼ1v上昇する。電源V
ccを、5V、Pチャンネルトランジスタのバックゲー
トバイアス効果なしでの閾値電圧を1vとすると、トラ
ンジスタ61のソース電位が3v程度まで低下すると、
ト □ランジスタロ1は非導通状態となり、デー
タ線百は端子20−2から電気的に切り離されることに
なる。この結果、センスアンプ20の入出力端子20−
1.20−2間、すなわちデータ出力バッファ10の入
力電位間の電位差は時点T31でVccレベルとなる。
の電位は比較的ゆるやかに低下する。トランジスタ8,
9による放電によって、トランジスタ61のソース電位
(すなわち、データ線百の電位)も低下する。MOSト
ランジスタでは、そのソースおよび基板電位が同じであ
ればバックゲートバイアス効果は生じない。しかしなが
ら、本実施例では、トランジスタ61の基板電位はVc
cであるのに対し、そのソース電位は低下してゆく。ソ
ース基板間の1vの電位差が生じルトバックゲートバイ
アス効果によって閾値電圧はほぼ1v上昇する。電源V
ccを、5V、Pチャンネルトランジスタのバックゲー
トバイアス効果なしでの閾値電圧を1vとすると、トラ
ンジスタ61のソース電位が3v程度まで低下すると、
ト □ランジスタロ1は非導通状態となり、デー
タ線百は端子20−2から電気的に切り離されることに
なる。この結果、センスアンプ20の入出力端子20−
1.20−2間、すなわちデータ出力バッファ10の入
力電位間の電位差は時点T31でVccレベルとなる。
第2図、第4図および第9図の比較から明らかなように
、時点T31は時点T3゜よりも若干おそいが、時点T
、よりもはるかにはやい。
、時点T31は時点T3゜よりも若干おそいが、時点T
、よりもはるかにはやい。
かくして、本メモリ回路でも高速読み出し動作が実現さ
れる。
れる。
さらに、本メモリ回路では、ビット線対B、Bとデータ
線対り、Dとをデータ読み出し期間の途中で切り離すた
めの工夫が施しである。すなわち、列セレクタとしてデ
ータ読み出し動作ではPチャンネルMO8トランジスタ
ロ5が使用されており、列デコーダバッファ2はカラム
アドレスOAによって選択すべき列セレクタトランジス
タ65のゲートにロウレベルを与える。したがって、列
線B又は百が3V程度まで低下すると、列線B又は百は
データ線り又は百から切り離され、列線の放電時定数が
小さくなる。一方、データ書き込み動作では、列セレク
タとしてNチャンネルMO3トランジスタフ0が使用さ
れ、かつ反転回路80は書込みイネーブル信号WEによ
って活性化され、デコードされたカラムアドレスDCA
の反転信号を選択すべきトランジスタ70のゲートに印
加する。このとき、すべてのトランジスタ65のゲート
はハイレベルとなっている。データ読み出しでは、すべ
てのトランジスタ70のゲートがロウレベルとなるよう
に、反転回路80は制御される。
線対り、Dとをデータ読み出し期間の途中で切り離すた
めの工夫が施しである。すなわち、列セレクタとしてデ
ータ読み出し動作ではPチャンネルMO8トランジスタ
ロ5が使用されており、列デコーダバッファ2はカラム
アドレスOAによって選択すべき列セレクタトランジス
タ65のゲートにロウレベルを与える。したがって、列
線B又は百が3V程度まで低下すると、列線B又は百は
データ線り又は百から切り離され、列線の放電時定数が
小さくなる。一方、データ書き込み動作では、列セレク
タとしてNチャンネルMO3トランジスタフ0が使用さ
れ、かつ反転回路80は書込みイネーブル信号WEによ
って活性化され、デコードされたカラムアドレスDCA
の反転信号を選択すべきトランジスタ70のゲートに印
加する。このとき、すべてのトランジスタ65のゲート
はハイレベルとなっている。データ読み出しでは、すべ
てのトランジスタ70のゲートがロウレベルとなるよう
に、反転回路80は制御される。
第5図に本発明の第3実施例を示す。第6図はその動作
タイミング図である。本実施例におけるトランジスタ3
は負荷として使用され、読み出しイネーブル信号REに
より読み出し動作中は常時導通している。また、行線W
はデコーダバッファとしてのインバータ1−4で駆動さ
れる。本実施例では、プリチャージ期間に行線W0がハ
イレベルとなり、プリチャージ終了後は第1図と同一で
ある。
タイミング図である。本実施例におけるトランジスタ3
は負荷として使用され、読み出しイネーブル信号REに
より読み出し動作中は常時導通している。また、行線W
はデコーダバッファとしてのインバータ1−4で駆動さ
れる。本実施例では、プリチャージ期間に行線W0がハ
イレベルとなり、プリチャージ終了後は第1図と同一で
ある。
以上説明したように、本発明によれば、放電すべきセン
スアンプの入力端子をデータ線から自動的に分離してい
るので、記憶容量の増大による寄生容量が増大しても高
速の動作が可能となるという効果がある。
スアンプの入力端子をデータ線から自動的に分離してい
るので、記憶容量の増大による寄生容量が増大しても高
速の動作が可能となるという効果がある。
第1図および第2図はそれぞれ本発明の第一の実施例を
示す回路図およびその動作タイミング図、第3図および
第4図はそれぞれ本発明の第二の実施例を示す回路図お
よびその動作タイミング図、第5図および第6図はそれ
ぞれ本発明の第三の実施例を示す回路図およびその動作
タイミング図、第7図および第9図は従来例の回路図お
よびその動作タイミング図、第8図(a) 、 (b)
はそれぞれメモリ記憶セルの回路図である。 代理人 弁理士 内 原 音 拵j図 晃Z図 第40 第Z図
示す回路図およびその動作タイミング図、第3図および
第4図はそれぞれ本発明の第二の実施例を示す回路図お
よびその動作タイミング図、第5図および第6図はそれ
ぞれ本発明の第三の実施例を示す回路図およびその動作
タイミング図、第7図および第9図は従来例の回路図お
よびその動作タイミング図、第8図(a) 、 (b)
はそれぞれメモリ記憶セルの回路図である。 代理人 弁理士 内 原 音 拵j図 晃Z図 第40 第Z図
Claims (2)
- (1)複数のメモリセルと、一対のデータ線と、アドレ
スデータに応答して一つのメモリセルを選択し当該選択
したメモリセルの記憶データに応じて前記一対のデータ
線間に電位差を生じせしめる手段と、一対の端子を有し
これら端子間の電位差に応答して一方の端子を放電する
センスアンプと、このセンスアンプの前記一対の端子と
前記一対のデータ線との間に設けられ上記一対のデータ
線の電位差を上記一対の端子間に伝達すると共に上記セ
ンスアンプが一方の端子を放電し始めたことに応答して
当該端子を対応するデータ線から電気的に切り離す手段
とを備えることを特徴とする半導体メモリ回路。 - (2)一対のデータ線と、複数のメモリセルと、アドレ
スデータに応答して一つのメモリセルを前記一対のデー
タ線に接続する手段と、一対の端子を有するセンスアン
プと、前記一対のデータ線と前記センスアンプの前記一
対の端子との間にそれぞれ接続された第1および第2の
MOSトランジスタと、これらMOSトランジスタのゲ
ートを対応するデータ線又は基準電位点に接続する手段
とを備えることを特徴とする半導体メモリ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1138664A JP2605867B2 (ja) | 1988-06-01 | 1989-05-30 | 半導体メモリ回路 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13586288 | 1988-06-01 | ||
JP63-135862 | 1988-06-01 | ||
JP1138664A JP2605867B2 (ja) | 1988-06-01 | 1989-05-30 | 半導体メモリ回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0278096A true JPH0278096A (ja) | 1990-03-19 |
JP2605867B2 JP2605867B2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=26469602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1138664A Expired - Fee Related JP2605867B2 (ja) | 1988-06-01 | 1989-05-30 | 半導体メモリ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2605867B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2008044300A1 (ja) * | 2006-10-12 | 2010-02-04 | 株式会社ルネサステクノロジ | 半導体集積回路 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54148442A (en) * | 1978-05-15 | 1979-11-20 | Nec Corp | Memory unit |
JPS6236796A (ja) * | 1985-08-10 | 1987-02-17 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 半導体メモリ |
-
1989
- 1989-05-30 JP JP1138664A patent/JP2605867B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54148442A (en) * | 1978-05-15 | 1979-11-20 | Nec Corp | Memory unit |
JPS6236796A (ja) * | 1985-08-10 | 1987-02-17 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 半導体メモリ |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2008044300A1 (ja) * | 2006-10-12 | 2010-02-04 | 株式会社ルネサステクノロジ | 半導体集積回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2605867B2 (ja) | 1997-04-30 |
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Legal Events
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