JPH027488B2 - - Google Patents

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JPH027488B2
JPH027488B2 JP59167717A JP16771784A JPH027488B2 JP H027488 B2 JPH027488 B2 JP H027488B2 JP 59167717 A JP59167717 A JP 59167717A JP 16771784 A JP16771784 A JP 16771784A JP H027488 B2 JPH027488 B2 JP H027488B2
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JP
Japan
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contact
switching contact
spring
main switching
movable main
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JP59167717A
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English (en)
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JPS60100319A (ja
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Roorentsu Deiitaa
Oruzen Uirii
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Siemens AG
Original Assignee
Siemens AG
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Publication date
Application filed by Siemens AG filed Critical Siemens AG
Publication of JPS60100319A publication Critical patent/JPS60100319A/ja
Publication of JPH027488B2 publication Critical patent/JPH027488B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/02Details
    • H01H33/04Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts
    • H01H33/12Auxiliary contacts on to which the arc is transferred from the main contacts
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H31/00Air-break switches for high tension without arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H31/26Air-break switches for high tension without arc-extinguishing or arc-preventing means with movable contact that remains electrically connected to one line in open position of switch
    • H01H31/32Air-break switches for high tension without arc-extinguishing or arc-preventing means with movable contact that remains electrically connected to one line in open position of switch with rectilinearly-movable contact

Landscapes

  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
  • Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は金属カプセル型ガス絶縁高圧開閉設備
用断路器に関する。
〔従来の技術〕
シールド電極相互間に存在する断路区間を備
え、この断路区間が筒形に形成された固定接触子
に対向する筒形の可動主開閉接触子により橋絡可
能とされ、かつ可動主開閉接触子がばねで駆動さ
れる補助開閉接触子を備え、補助開閉接触子の対
向接触子が可動主開閉接触子の対向固定接触子の
内部に装着され、一方のシールド電極の内部に装
着された機械的制御機構を介して補助開閉接触子
に対し可動主開閉接触子の動きより速い可動主開
閉ロツドに対する相対運動が発動可能であり、特
にSF6の圧縮ガスで絶縁された金属カプセル型高
圧開閉設備用の断路器はドイツ連邦共和国特許出
願公開第3122442号明細書により公知である。こ
の公知の断路器に装着された可動主開閉接触子用
の操作機構の動きは比較的遅い。それ故補助開閉
接触子が備えられ、可動主開閉接触子が所定の絶
縁耐力に関して充分大きな断路距離が保たれる位
置に到達するまで、補助開閉接触子がその対向接
触子にとどまつて断路区間を橋絡しつづける。そ
して上記の実施例では機械的制御機構が補助開閉
接触子をその対向接触子から切り離す動きを、ス
トツパとリンク機構を介して発動し、そこで補助
開閉接触子は前もつて蓄勢されたばねにより可動
主開閉接触子の動きより速い速度で可動主開閉接
触子の中に引き込まれる。その際、微小電流のア
ークが発生するが、補助開閉接触子は極めて速い
速度で相手側電極から引き離されるのでアークは
極めて速やかに消弧され、接地された金属カプセ
ルにアークが転移して地絡が生じるいとまはな
い。静止状態、すなわち開路状態では補助開閉接
触子ならびにその対向接触子はそれぞれシールド
電極の内部に所在するので、断路区間の電界がそ
れらによつて変化することはない。投入過程で補
助開閉接触子はその対向接触子に到達してそれと
かみ合うまで可動主開閉接触子とともに移動す
る。
しかしストツパとラツチ機構とを用いて補助開
閉ロツドを動かす機械的制御機構は、補助開閉接
触子を加速するために大きなばね力を必要とする
のでリンク機構に極めて大きな面圧が加れられ、
その結果、部品類が磨耗するという欠点がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明が解決しようとする問題点は、補助開閉
接触子の可動主開閉接触子に対する高速度の相対
運動のできるだけ部品を磨耗しない引き外し方式
を実現し、しかもこの引き外しが投入過程だけで
はなく遮断過程においてもその途中のある特定の
位置で発動される断路器を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この問題点は本発明によれば、圧縮絶縁ガスを
充填され、対をなすシールド電極が断路区間をお
いて配置された金属カプセル型ガス絶縁高圧開閉
設備用断路器において、 一方のシールド電極内に配置された筒形の固定
接触子と、 他方のシールド電極内に配置され、断路区間を
橋絡して固定接触子と電気的に連結し得るように
移動可能に設けられた筒形の可動主開閉接触子
と、 前記可動主開閉接触子と連結され、可動主開閉
接触子を前記固定接触子に対し前進又は後退させ
る駆動機構と、 一方の中空電極内に配置され、前記固定接触子
と同電位にある筒形の対向固定接触子と、 前記可動主開閉接触子内に設けられ、可動主開
閉接触子より速く動くことにより前記対向固定接
触子と電気的に連結し得る補助開閉接触子と、 前記可動主開閉接触子内に支持され外方へ導か
れた軸上に回転可能に支持された駆動レバー、引
つ張りレバー、および両端をそれぞれ駆動レバー
および引つ張りレバーにヒンジ式に取り付けられ
たばねよりなる前記補助開閉接触子のためのスプ
リング操作機構と、 前記引つ張りレバーに回転可能に装着され、前
記ばねを付勢するため機械的に制御されるガイド
ローラーと、 前記駆動レバーの動きの角度範囲を限定し、前
記ばねの起倒転回位置までそれぞれ前記可動主開
閉接触子の閉又は開状態に対応する二つの終端位
置のいずれかに保持するストツパーと、 前記可動主開閉接触子のスリツト内を滑動する
補助開閉接触子支持軸を前記駆動レバーと結合す
る連結レバーと を備えることによつて解決される。
本発明にもとづきこのように構成された断路器
では、可動主開閉接触子のシールド電極の内部、
すなわち電界から隔離された空間内に、補助開閉
接触子用のスプリング操作機構が収容される。こ
のスプリング操作機構に関し、ドイツ連邦共和国
特許出願公開第3136777号明細書で公知のように、
可動主開閉接触子の断路区間から遠ざかつた側に
位置する側面に設けられた軸の上に、スプリング
操作機構が回動自在に装着されるが、この操作機
構は可動主開閉接触子の外部に配置される。そし
て操作機構の引つ張りレバーと駆動レバーとが屈
曲自在に装着されたばねを介して互いに連結さ
れ、かつ前記の軸上に回動自在に装着される。こ
の引つ張りレバーには機械的に制御されるガイド
ローラーが装着される。また駆動レバーは別の屈
折自在に連結された連結レバーを介し、補助開閉
接触子の断路区間と反対側の端部に、可動主開閉
接触子のスリツト内を滑動する補助開閉接触子の
支持軸を利用して連結される。
引つ張りレバーに装着されたガイドローラーの
機械的制御態様は、とくに可動主開閉接触子の動
きに関連し、該開閉接触子が特定の位置に達して
2本のレバーの各長軸線が重なり合つて起倒転回
状態になるまで、補助開閉接触子用スプリング操
作機構のばねは蓄勢されつづけ、かつ駆動レバー
を可動主開閉接触子の閉路ないし開路の各状態に
それぞれ対応した終端位置に保持しておく。そし
て主開閉接触子がさらに移動して引つ張りレバー
がガイドローラーによつてさらに大きく回される
と起動転回状態が越えられてばねが急激に消勢
し、駆動レバーは引つ張りレバーと反応に動き、
そして反対側の終端位置におしつけられる。この
過程で補助開閉接触子が可動主開閉接触子に対し
て相対的に加速されつつ移動する。そして加速に
際して充分な長さの助走路が利用されるので、可
動主開閉接触子とその対向接触子の相互間になお
残存する自由な断路区間は満足すべき速さで橋絡
される。投入ないし遮断過程におけるこの橋絡接
続に際して、所定の絶縁耐力に相当するこの断路
残存区間は可動主開閉接触子の動きよりはるかに
速く橋絡または遮断されるので、いずれにせよそ
のとき発生する過渡放電または遮断アークは、そ
れが金属カプセルに転移して地絡を生ずるのに必
要な時間を待たずに消滅するという利点が得られ
る。
補助開閉接触子はスプリング操作機構のばねが
蓄積されている間は主開閉接触子に対して静止し
ているので、この静止状態の引き外し点を可動主
開閉接触子がある特定の位置に到達したことと一
義的に関連させることが、機械的制御機構の諸元
を任意に選択することにより達成可能であるとい
う他の利点も生じる。
補助開閉接触子用スプリング操作機構は、ばね
を圧縮ばねとしても、あるいは引つ張りばねとし
ても構成可能であるが、引つ張りばねを用いると
操作機構に必要な空間は縮小される。
可動主開閉接触子の両側に突き出た軸の両端部
に同一構造寸法で構成されたスプリング操作機構
をそれぞれ1組づつ装着すると、可動主開閉接触
子の長軸を対称軸とした対称構造が形成されて、
操作機構が装着される軸部分の荷重が軽減される
ので特に有利である。その際、操作機構のレバー
をフオーク状に形成すると装置の剛性が向上し、
しかもばねに蓄積され、利用に供される全エネル
ギーが増加するのでより大きな加速力が得られて
有利である。
補助開閉接触子用スプリング操作機構を、可動
主開閉接触子が断路区間の途中で、その対向接触
子に対し逼要とされる絶縁耐力に該当した間隔を
隔てた箇所に到達したときにばねが起倒転回状態
になるよう構成するのが有利である。このこと
は、上記の箇所においては補助開閉接触子はまだ
可動主開閉接触子の内部に静止しており、かつ投
入時の過渡放電あるいは遮断時のアークもまだ発
生し得ない状態にあることを意味する。
機械的制御機構を、シールド電極の内部に固着
されかつ2個の回動可能に、装着された同一構造
でありながら鏡像対称に配置され、しかもそれぞ
れストツパに当接するガイドレバーを備えたリン
クガイド機構で構成すると構造が簡易化される。
この構造によれば、可動主開閉接触子が各方向に
動くたびにガイドローラーはガイドレバーによつ
て一回だけ方向を変えることを強いられるので、
そのつどスプリング操作機構のばねは蓄勢され
る。またガイドレバーをそのつどばねでストツパ
に押しつけると、ガイドレバーは断路器の状態と
は無関係に機能するようになるので好都合であ
る。
本発明にもとづいて構成された金属カプセル型
ガス絶縁高圧開閉設備用断路器は、2個またはそ
れ以上の断路区間を相前後して連結して設けるこ
とも可能であるが、この場合には各断路区間のそ
れぞれの可動主開閉接触子ごとに補助開閉接触子
用スプリング操作機構が配置される。
〔実施例〕
次に本発明を実施例の図を参照してさらに詳細
に説明する。
断路器1はSF6の圧縮ガスが封入された筒形の
接地した金属カプセル2の中に置かれている。
金属カプセル2、筒形の可動主開閉接触子3、
同様に筒形の対向固定接触子4との間の電界を均
等化するために、可動主開閉接触子3および対向
固定接触子4はそれぞれシールドの電極5で囲ま
れているが、この図では各シールド電極5から金
属カプセル2までの間隔は縮尺通りには描かれて
いない。両シールド電極5の端面間に矢印で示す
ように断路区間6が存在する。筒形の可動主開閉
接触子3の内部、中心線上に補助開閉接触子7が
位置し、その対向固定接触子8は他のシールド電
極5の中にある。
わかりやすくするため、この図には可動主開閉
接触子3の駆動機構は示されていないが、該操作
機構は可動主開閉接触子3を比較的ゆつくりと動
かす。一方、補助開閉接触子7はスプリング操作
機構9で駆動され、この操作機構9はリンクガイ
ド機構10で機械的に制御される。第1図と第4
図とに示された断路器1の開路状態において、補
助開閉接触子7は可動主開閉接触子3の中に位置
し、かつ可動主開閉接触子の端面11に対し図中
矢印で示された距離12だけ後方に引込んでい
る。またリンクガイド機構10はシールド電極5
の内部に固定して定着されている。
スプリング操作機構9は引つ張りレバー13と
駆動レバー14とで構成され、この両レバーの間
にはばね15が装着される。そしてこの両レバー
13,14は軸16のまわりに回動可能に軸支さ
れており、軸16は主開閉接触子3を貫通して外
方に導かれ、主開閉接触子3の片側にある。駆動
レバー14の他端は連結レバー17にヒンジ結合
され、また連結レバー17自身は支持軸18を介
して補助開閉接触子7に連結されている。支持軸
18は主開閉接触子3の側面に設けられたスリツ
ト19中を導かれている。連結レバー17は操作
ロツドとして用いられる。さらに第1図に小円で
示されているように2個のストツパ20と21と
が可動主開閉接触子3の外面に設けられており、
このストツパ20,21が駆動レバー14の動き
の角度を限定する。ストツパ20が断路器1の開
路位置に、そしてストツパ21が閉路位置にそれ
ぞれ該当する。ばね15は、全開閉過程におい
て、ストツパ20,21により規定される両終端
位置の一方にそのつど駆動レバー14を保持す
る。
引つ張りレバー13上にはガイドローラー22
が回動自在に軸支され、ローラー22を介して補
助開閉接触子7用のスプリング操作機構9がリン
クガイド機構10によつて機械的に制御される。
このリンクガイド機構10は補助開閉接触子7に
平行したスリツト23を備え、このスリツト23
によりガイドローラー22の主移動方向が決定さ
れる。スリツト23の上部には2つの切り欠き2
4,25が設けられ、その中にガイドレバー26
と27とがそれぞれ回転点28のまわりに回動自
在に軸支配置されている。スリツト23の下部に
も切り欠きが設けられ、その中にガイドレバー2
6と27の下部突起が係合し、そこで回転点28
の下方にあるストツパ29に当接している。ガイ
ドレバー26と27はそれぞれ引つ張りばね30
によつてストツパ29に押しつけられる。両ガイ
ドレバー26と27とは構造寸法が同一である
が、第3図で明らかなように、回転点28および
ストツパ29でもつて相互に鏡像対称となるよう
に配置されている。
本発明による断路器は次のように動作する。
第4図は第1図と同様に断路器1の開路状態を
示し、補助開閉ロツド7は可動主開閉ロツド3の
内部に位置し、かつ主開閉接触子3の端面11か
ら距離12だけ後方に引込んでいる。軸16上に
担持された駆動レバー14はストツパ20に突き
当つてその終端位置の一つに位置し、かつばね1
5によりそこに担持される。スプリング操作機構
9の引つ張りレバー13はガイドローラー22で
もつてリンクガイド機構10のスリツト23の左
端にある。リンクガイド機構10の2個のガイド
レバー26と27とはそれぞれストツパ29に押
しつけられている。
第5図に可動主開閉接触子3が図中の矢印31
で示されるように動き始めた状態が描かれてい
る。引つ張りレバー13のガイドローラー22
は、その右側でストツパ29に当接している図中
左側のガイドレバー26によりその前進がはばま
れるので、上方の切欠き24の壁面に従つて動か
ざるを得ない。このときばね15は付勢される。
可動主開閉接触子3はすでに断路区間6中にあ
る。何故なら、駆動レバー14がまだその姿勢を
変えておらず、補助開閉接触子7はそれまでと同
様に可動主開閉ロツド3の内部で静止したままで
ある。
第6図にスプリング操作機構9の起倒転回状態
32が示されている。この状態では両レバー13
と14の各軸線は重なり合い、ばね15は最大限
に蓄勢される。そしてこのときガイドローラー2
2はスリツト23に対し切り欠き24の右側のか
ど、ガイドレバー26の背面に到達する。しかし
この起倒転回点において補助開閉接触子7の可動
主開閉接触子3の内部における状態はまだ変化し
ていない。また可動主開閉接触子3は断路区間6
の途中で、向い側のシールド電極5および対向固
定接触子4の間に、所定の絶縁耐力に相当した距
離33がまだ保たれているので過渡放電は発生し
得ない。
第7図に可動主開閉接触子3の投入プロセスが
さらに進んで、スプリング操作機構9の起倒転回
点32が乗り越えられた状態が示されている。ガ
イドローラー22はスリツト23中を再び前向き
に前進すると、ばね15は起倒転回点を過ぎたの
で急に消勢し、駆動レバー14を反対側の終端位
置へ押しやり、これを可動主開閉接触子3上のス
トツパ21が受けとめる。ばね15が消勢して駆
動レバー14が上記の状態になると、補助開閉接
触子7も連動レバー17により支持軸18を主開
閉ロツド3の側面のスリツト19の中を滑動させ
ながら押し出される。そのとき、補助開閉接触子
7は図中の距離12を加速区間として利用できる
ので、極めて速やかに動くことができる。したが
つて可動主開閉接触子3とその向い側のシールド
電極5との間になお残存している空間が、補助開
閉接触子7によつて極めて速やかに橋絡される。
その結果、補助開閉接触子7とその対向固定接触
子8とは電気的に接続され、シールド電極5は双
方とも同電位になる。このときいずれにせよ過渡
放電によるアークが発生するが、補助開閉接触子
7が極めて速かに動くので、アークがカプセル2
に転移する可能性はない。
第8図に可動主開閉接触子3の投入プロセスが
さらに進行した状態が示され、この状態では、ガ
イドローラー22が図中右側のガイドレバー27
まで達するが、ガイドローラー22は該レバー2
7をストツパ29から押しのけ、スリツト23の
中を邪魔されずさらに前進することができる。ガ
イドローラーがガイドレバーを押しのけるとき、
可動主開閉接触子3と補助開閉接触子7との相関
関係がそれによつて影響されることはない。
第9図に可動主開閉接触子3が補助開閉接触子
7を伴つて閉路状態となつた状態が示されてい
る。この状態では引つ張りレバー13のガイドロ
ーラー22はリンクガイド機構10のスリツト2
3の右端に位置する。
次に第10図ないし第12図に断路器1の遮断
プロセスが示されている。各図中の矢印34が遮
断運動の向きである。
第10図に示された可動主開閉接触子3および
補助開閉接触子7の状態では、引つ張りレバー1
3のガイドローラー22がストツパ29により阻
止されたガイドレバー27を回り道して図中右側
の上部切り欠き25の中にある。そのためばね1
5は付勢される。しかし駆動レバー14はまだ一
方の終端位置にとどまつているので、補助開閉接
触子7の可動主開閉接触子3に対する相対位置も
また不変である。
第11図に遮断過程においてスプリング操作機
構9が第二の起倒転回点35に達した状態が示さ
れている。この状態でレバー13と14の各長軸
線は相互に重なり合い、ばね15は最大蓄勢状態
にされる。可動主開閉接触子3の端面は断路区間
6の途中にあるが、対向シールド電極5に対し所
定の絶縁耐力に相当した間隔33が得られる位置
に達している。しかしこの間隔33は補助開閉ロ
ツド7を介して橋絡されており、補助開閉接触子
7はその対向固定接触子8となお接触している。
対向するフイールド電極5内に補助開閉接触子7
が突出しているストローク36は、スプリング操
作機構9が起倒転回点35を乗り越えた後、補助
開閉接触子7を間隔33の中で充分大きな速度で
移動させるための加速区間として役立つ。
第12図に遮断プロセスが起倒転回点35を経
過したが、可動主開閉接触子3がまだ断路区間6
の中を移動中の状態が示されている。ばね15が
消勢して駆動レバー14はすでに反対側の終端位
置のストツパ20に押しつけられている。そして
そのため補助開閉接触子7は連結レバー17に引
かれて主開閉接触子3の内部に再び引き込まれて
いる。これら一連の動きは極めて速かに推移する
ので、いずれにせよ発生する遮断アークは速かに
消弧されカプセル2に転移することはない。
以上、第1図ないし第12図に示された実施例
ではスプリング操作機構9はばね15を圧縮ばね
として構成されている。
しかし操作機構9を引つ張りばねを用いて同様
な機能を達成するように相応して変更して構成す
ることができる。第13図に操作機構がそのよう
に変更された断路器1の異なる実施例が、主開閉
接触子3が開路状態にあるときの長軸方向の断面
で示されている。この実施例では、引つ張りレバ
ー13が軸16の両側に延長されて軸16に回動
自在に装着される。そしてガイドローラー22は
この引つ張りレバー13の一端に装着され、かつ
リンクガイド機構10でコントロールされる。ま
た引つ張りレバー13の他端に引つ張りばねとし
て形成されたばね15がリンク式に取りつけられ
る。
第14図に主開閉接触子3の端面が示されてい
るが、この図はスプリング操作機構にかかわる断
路器の異なる実施例を示すもので、この実施例で
は可動主開閉接触子3の両側にそれぞれ補助開閉
接触子7用として同一構造のスプリング操作機構
9が装着される。そして機構の剛性を向上させる
ために、引つ張りレバー13はフオーク状に形成
される。
〔発明の効果〕
本発明によれば、可動主開閉接触子と補助開閉
接触子との間に磨耗の少ない、かつ相対速度の高
い動きを行わせることができ、勝れた断路機能を
得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の縦断面図、第2図は
第1図の補助開閉接触子用スプリング操作機構が
装着された可動主開閉接触子の横断面図、第3図
は第1図のリンクガイド機構の一部を拡大した側
面図、第4図ないし第9図は断路器の投入過程に
おける、また第10図ないし第12図は遮断過程
における各部の運動態様の経過を示す縦断面図、
第13図は第1図とは異なる本発明の実施例の縦
断面図、第14図はさらに本発明の異なる実施例
の補助開閉接触子操作用スプリング操作機構が装
着された可動主開閉接触子の端面の横断面図であ
る。 1…断路器、2…カプセル、3…可動主開閉接
触子、5…シールド電極、6…断路区間、7…補
助開閉接触子、9…スプリング操作機構、10…
リンクガイド機構、13…引つ張りレバー、14
…駆動レバー、15…ばね、16…軸、17…連
結レバー、19…スリツト、22…ガイドローラ
ー、26,27…ガイドレバー、29…ストツ
パ、30…ばね。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 圧縮絶縁ガスを充填され、対をなすシールド
    電極が断路区間をおいて配置された金属カプセル
    型ガス絶縁高圧開閉設備用断路器において、 一方のシールド電極内に配置された筒形の固定
    接触子と、 他方のシールド電極内に配置され、断路区間を
    橋絡して固定接触子と電気的に連結し得るように
    移動可能に設けられた筒形の可動主開閉接触子
    と、 前記可動主開閉接触子と連結され、可動主開閉
    接触子を前記固定接触子に対し前進又は後退させ
    る駆動機構と、 一方の中空電極内に配置され、前記固定接触子
    と同電位にある筒形の対向固定接触子と、 前記可動主開閉接触子内に設けられ、可動主開
    閉接触子より速く動くことにより前記対向固定接
    触子と電気的に連結し得る補助開閉接触子と、 前記可動主開閉接触子内に支持され外方へ導か
    れた軸上に回転可能に支持された駆動レバー、引
    つ張りレバー、および両端をそれぞれ駆動レバー
    および引つ張りレバーにヒンジ式に取り付けられ
    たばねよりなる前記補助開閉接触子のためのスプ
    リング操作機構と、 前記引つ張りレバーに回転可能に装着され、前
    記ばねを付勢するため機械的に制御されるガイド
    ローラーと、 前記駆動レバーの動きの角度範囲を限定し、前
    記ばねの起倒転回位置までそれぞれ前記可動主開
    閉接触子の閉又は開状態に対応する二つの終端位
    置のいずれかに保持するストツパーと、 前記可動主開閉接触子のスリツト内を滑動する
    補助開閉接触子支持軸を前記駆動レバーと結合す
    る連結レバーと を備えたことを特徴とする金属カプセル型ガス絶
    縁高圧開閉設備用断路器。 2 可動主開閉接触子の両側において可動主開閉
    接触子より外部に導かれた軸上に、同一に構成さ
    れたスプリング操作機構が配置されていることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の断路器。 3 補助開閉接触子のためのスプリング操作機構
    のばねが引つ張りばねとして形成されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項
    記載の断路器。 4 スプリング操作機構のばねの起倒転回状態
    が、可動主開閉接触子の断路区間内にある位置
    で、対向接触子までの距離が所要の絶縁距離に相
    当する位置において生じるようになつていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項〜第3項のい
    ずれか1項に記載の断路器。 5 ガイドローラーのための機械的制御機構がリ
    ンクガイド機構で構成され、このリンクガイド機
    構はシールド電極の内部に固定され、かつ2個の
    回動可能に支持された同一構造で鏡像対称に配置
    されたガイドレバーを含み、このガイドレバーは
    それぞれストツパに当接していることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項〜第4項のいずれか1項
    に記載の断路器。 6 各ガイドレバーがそれぞればねでストツパに
    保持されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第5項記載の断路器。 7 断路器内で2個またはそれ以上の断路区間が
    カスケード接続されていることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項〜第6項のいずれ1項に記載の
    断路器。 8 駆動レバーに対するストツパが可動主開閉接
    触子と結合されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項〜第7項のいずれか1項に記載の断
    路器。
JP59167717A 1983-08-15 1984-08-10 金属カプセル型ガス絶縁高圧開閉設備用断路器 Granted JPS60100319A (ja)

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DE19833329555 DE3329555A1 (de) 1983-08-15 1983-08-15 Trennschalter fuer metallgekapselte, druckgasisolierte hochspannungsschaltanlagen
DE3329555.7 1983-08-15

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JPS60100319A JPS60100319A (ja) 1985-06-04
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CA1240356A (en) 1988-08-09
BR8404078A (pt) 1985-07-16
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