JPH0272501A - 自動車の前照灯用ランプホルダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車の前照灯用ランプホルダに関し、特に
、前照灯の反射板の孔にランプを装着するためのランプ
ホルダの改良に関する。

〔従来の技術〕

従来のランプホルダの一例が、米国特許筒４　、６９４
　、９９７号明細書、及びそれに対応するフランス国特
許公報第２，５５５，８２４号に記載されている。

この従来例は２反射板の孔に取付けるようにしたプラス
チック製のリングと、ランプをリングの軸線方向及び円
周方向の所定の位置に着脱可能に保持する突起もしくは
凹み等からなる手段と、ランプを取外し可能に固定する
手段とからなり、該固定手段は、鋼線をＵ字状に形成し
たクリップであり、このクリップの一端をリングに、枢
着し、かつ他端をリングの反対側に係止することにより
、ランプを固定するようにしたものである。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来のものでは、プラスチックと鋼線という２
種の異なる材料からなる部品を組み合わせているため、
製造が面倒であり、また、１種のランプホルダに形式を
異にするランプを装着したい場合には、クリップを取り
替える必要があり。

取扱いに不便である。

本発明は、上述した従来のものの欠点を改善し、製造及
びランプの着脱操作が容易であり、かつ、形式が異なる
ランプに兼用できるようにした、自動車の前照灯用ラン
プホルダを提供するものである。

本発明の第１の目的は、製造及び取付けを、きわめて経
済的に行いうるランプホルダを提供することにより、こ
れらの不都合を改善することである。

本発明の他の目的は、異なる寸法や型式のランプにも、
容易に適合できるランプホルダを提供することである。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的達成のために、本発明は、自動車の前照灯の孔
にランプを装着するためのリングと、該リングを反射板
の孔に取付けるための取付手段と、ランプを前記リング
におけるランプの軸線方向と円周方向の所定位置に位置
決めする位置決め手段と、ランプを前記リングの所定位
置に着脱可能に固定するための固定手段とからなるラン
プホルダであって、前記固定手段が、リングと一体的に
設けられた、直径方向に伸びる舌状片と、該舌状片を係
止するための係止片とからなり、前記舌状片はリングに
蝶着してあり、ランプの基部を覆うように、長手方向の
途中を折り曲げ、係止片によって、舌状片が弾性変形し
た状態に保持し、その弾性変形の反力によって、ランプ
を装着位置に確実に保持するようにしたものである。

本発明のランプホルダは、次の特徴を備えている。

（１）舌状片の長手方向の形状を、頂点がランプ側を向
く浅い７字状に形成しである。

（…）舌状片が、ランプの基部を弾性反力で圧着するよ
うにしである。

（ｉｉ）舌状片の中央部に、ランプの基部が挿入される
孔を備えている。

（ｉｖ）係止片が、ランプホルダのリングの面からほぼ
垂直に立設され、かつ舌状片の先端部に形成した孔の縁
が係止する２字状の段部を備えている。

（、）リングの取付手段が、リングの凹部内に形成され
、反射板の孔のカラーに設けた透孔に係合する爪を備え
る複数個の弾性フックである。

（ｖｉ）第１の型のランプとは寸法及び装着位置が異な
る第２の型のランプをランプホルダに装着するためのア
ダプタを含み、該アダプタを、第ｊ−の型のランプと交
換して装着可能としである。

（ｖｉｉ）補正用部材として、弾性金属線材で作られ、
舌状片に装着されるクリップを備え、該クリップはラン
プに係合する係合部を備えるとともに。

少なくとも１個の枝脚が舌状片に形成した溝に挿入され
ている。

別の補正用部材として、第１の舌状片と係止具との中間
において、リングに折り曲げ可能に蝶着された第２の舌
状片を備えている。

その他の特徴として、本発明のランプホルダを、柔軟度
が異なる２種のプラスチックをもって成形し、舌状片（
必要に応じて各舌状片）の蝶番部、係止片、及びリング
を反射板に取付けるための取付手段を、より柔軟性が大
きいプラスチックで形成する。

本発明のその他の特徴、目的及び利点は、以下の添付図
面に示す実施例に基づいて、より詳細かつ明確に説明さ
れる。

〔作　用〕

反射板の孔に装着したリングの、周縁の対向する位置に
舌状片と係止片とを配置し、リングにランプの基板の周
縁を当接させた状態で、舌状片を内方へ折り曲げてラン
プの基部上面に当接させ、舌状片の先端を係止片により
保持すれば、舌状片は、ランプの基板をリングに当接し
た位置に保持することができる。

舌状片の中央部には透孔を設けてあり、基部板の面に突
出するランプの本体を、との透孔に嵌挿して、基部板の
上面に当接させる。

舌状片の形状を、折り曲げたときに下面が凸状をなす浅
い７字状とすることにより、ランプの基部をリングに押
圧して、確実に保持することができる。

また、係止片の中段に２字状の段差部を形成して、舌状
片の先端を段部に係合させることにより。

舌状片をランプ基板を抑圧保持する位置に保持すること
ができ、また、係止を解く場合には、係止片を外方へ押
せば１段部がら舌状片の先端を容易に離脱させることが
できる。

リングには１反射板の孔に装着したカラーに設けた取付
用孔に係合するフックを付設してあり。

スナップアクションによって、反射板に装着される。

また、小型ランプ装着用のアダプタをリングに装着し、
かつ、ランプの種類によって基部面の高さが異なること
に対処するための補正用部材を付設することにより、標
準型（大型）ランプの他に小型ランプを、同一のリング
に装着保持することができる。

小型ランプでは、標準型よりも基部の取付は高さが低く
なるため、舌状片の押圧部に金属線材のクリップを付設
して、舌状片の厚さを実質的に増加させたり、あるいは
、第２の舌状片をリングに付設して、第１の舌状片とラ
ンプの基板との間に介在させることにより、確実な押圧
保持をすることができる。

〔実　施　例〕

第１図は１本発明の第１実施例を示す斜視図で、ランプ
ホルダ（１０）は、リング（１２）、舌状片（２ｏ）、
係止片（２４）等を一体に成形したものである。

リング（１２）の断面はほぼ長方形をなし、また、リン
グの外周面の３個所には、それぞれ係合部の弾性フック
（１６）を備える凹孔（１４）を設けである。

第１図には３個の凹孔（１４）の中の２個が見えている
。各弾性フック（１６０：Ｊ：下方に向いており、その
下端部外面には、爪（１６ａ）を設けである。

第１ａ図は、弾性フック（１６）による取付要領の詳細
を示す図で、　（１０２）は、反射板の孔に嵌設される
カラーで、リング（１２）の弾性フック（１６）と対応
する位置には、３個の孔（１０４）をあけである、リン
グ（１２）を反射板の孔に装着したとき、各弾性フック
（１６）の爪（１６ａ）が、対応する孔（１０４）に係
合して、ランプホルダ（ｌＯ）を確実に固定する。

第１図示のランプホルダ（１０）は、ｒＨ１型」と称す
る標準型のランプに適用されるもので、そのために、リ
ング（１２）の内周上面に、ランプの基板の形状及、び
寸法に対応して、３個の凹部（１８）を設けである。凹
部（１８）に、Ｈ３型ランプ（図示を省略する）の基板
の周縁に突撃した３個の突起を嵌設することにより、ラ
ンプは軸線を整合させ、かつ、軸回りの角度位置を定め
て装着される。

本発明の本質的な特徴は、ランプを上記の装着位置に固
定するための固定手段にあり、前記リング（１２）の周
縁に、上下に揺動可能な舌状片（２０）を。

リング（１２）と一体的に成形しである。すなわち。

リング（１２）の周縁適所に形成した外向きの突片（１
２ａ）に、蝶番部（２２）を介して、舌状片（２０）を
連設しである。蝶番部（２２）は、その部分の部材の厚
さを薄くして屈曲できるようにした、いわゆる「フィル
ムヒンジ」と呼ばれるものである。

舌状片（２０）は、図示の位置に開いたとき、長手方向
に浅い上向き７字状に曲がった形状となるようにしであ
る。舌状片（２０）の中央部には円形の透孔（２０ａ）
を、また、先端近くには係止孔（２０ｂ）を設けである
。舌状片（２０）の先端（２０ｃ）と、係止孔（２０ｂ
）の先端側の内縁とは、図示のように若干湾曲している
。

リング（１２）の舌状片（２０）の対辺側に、係止片（
２４）を一体的に立設しである。係止片（ｚ４）の中段
における舌状片（２０）の厚さと対応する高さの位置に
、２字状に折り曲げた段部（２４ａ）を設け、その上部
は、三角形をなすレバー（２４ｂ）に形成しである。

レバー（２４ｂ）の内側面には、滑り止め溝（２４ｃ）
を設けである。

第１図示のランプホルダの機能は、次のとおりである。

まず、反射板に装着しであるカラー（１０２）にリング
（１２）を嵌合し、弾性フック（１６）により固定する
。舌状片（２０）を第１図示の状態に開いて、標準型の
Ｈ４型ランプ（図示しない）を、リング（１２）の凹部
（１８）により位置決めをして取付ける。

舌状片（２０）を蝶番部（２２）で内方へ折り曲げて。

透孔（２０ａ）をランプに嵌合し、かつ、係止孔（２０
ｂ）を係止片（２４）に挿入する。舌状片（２０）の先
端を押し下げると、係止片（２４）は外側へ弾性変形し
て、舌状片（２０）の係止孔（２４ｂ）の内側縁は、段
部（２４ａ）を通過して、その下方に達する０次いで、
係止片（２４）は弾性によって原位置に復帰し、舌状片
（２４）は段部（２４ａ）に係止する。

このとき、舌状片（２０）の７字状の屈曲部は、ランプ
の基部に当接して平らに伸ばされた状態となり、その弾
性反力により、ランプの基部をリング（１２）に向けて
押圧して、ランプを所定の装着位置に固定する。

この弾性による固定効果を得るために、ランプホルダは
、適切に選定した材料、たとえば熱可塑性プラスチック
を用いて構成する。ただし、ランプホルダを成形する際
に、必要に応じて、所要部分の剛性と弾性を補うための
他の材料を付加することもある。特に、リング（１２）
及び舌状片（２０）を補強するために、ガラスファイバ
ーを使用すると、好ましい効果が得られる。これは、ラ
ンプに近接した位置で使用するリング（１２）の耐熱性
を増し。

また、舌状片（２０）のランプ基部を押圧する弾力を強
化する。したがって、ランプを、自動車の振動に耐える
ことができるように、反射板に確実に固定することがで
きる。

なお、弾性フック（１６）、蝶番部（２２）及び係止片
（２４）についても、同じプラスチック材料を使用して
もよいが、これらは、ガラスファイバー等による補強は
必要ではない。

上述手段により、反射板に対してランプホルダを容易に
着脱することができる。舌状片（２０）を折り曲げて、
係止片（２４）に係止することは容易である。舌状片（
２０）には比較的高い剛性を与えてあり、一方、係止片
（２４）は、それに嵌合した舌状片（２ｏ）を押し下げ
るときに２容易に外方へ弾性変形できるように、剛性を
低くしである。係止を解く際には、係止片（２４）のレ
バー（２４ｂ）を外方へ押すことにより、容易に舌状片
（２０）を開放することができる。

ランプホルダは、上述のように、２種の材料を用いて成
形することが好ましい、これは、成型に際して、弾性材
料を射出するノズルと、非弾性材料を射出するノズルと
を、適切に併用することによって実施しつる。

第２図及び第２ａ図は、本発明の第２実施例を示す斜視
図である。これらの図において、第１図と同一・あるい
は同種の部分には、第１図と同じ符号を付しで、その説
明を省略する。

第２図示の実施例は、上述と同様なランプホルダで、標
準型のＨ４型ランプに適用できるほかに。

アダプタ（３０）を使用して、小型のＨ１型ランプにも
適用できるようになっている。

アダプタ（３０）は、金属板をプレス機により所要の打
ち抜き及び折り曲げ加工をして、Ｈ４型ランプの装着部
に整合する形状に成形しである。すなわち、アダプタ（
３０）には、Ｈ，型ランプの基板と同じ寸法の円形のベ
ース（３０ａ）に、リング（１２）の凹部（１８）に嵌
設される３個の突起部（３０ｂ）を設け、また、ＨＬ型
ランプを装着するための中心孔（３０ｄ）及び複数個の
孔（３０ｅ）を設けである。突起部（３０ｂ）の１つに
は、アース端子（３０ｅ）を設けである。

第２図示の実施例は、次の特徴を備えている。

すなわち、（ａ）ＨＬ型ランプを使用する場合には、Ｈ
４型ランプとの形状の相違に対応するために、舌状片（
２０）の押圧力を、Ｈ４型ランプの基板を押さえる位置
より下方まで働くように【、たこと、及び（ｂ）ランプ
の基板が小さいために、ランプを中心軸線上に整合させ
るための処置ヲ・施しであることである。

このため、舌状片（２０）にクリップ（４０）を設けで
ある。このクリップ（４０）は、Ｕ字状に曲げた鋼線の
両端部（４０ａ）　（４０ｂ）を下方に折り曲げたもの
であり、折り曲げた両端部（４０ａ）　（４０ｂ）は、
第２ａ図に示すように、舌状片（２０）の円形の透孔（
２０ａ　）の両側に設けた係止孔（２０ｄ）に挿入しで
ある。

クリップ（４０）のＵ字状部は、図示のように舌状片（
２０）を開いたときには、透孔（２０ａ）よりも高い位
置となり、また、舌状片（２ｏ）を固定位置に折り曲げ
たときには、Ｈ１型ランプの基板を充分に押圧するよう
にしである。第２ａ図に示すように、クリップ（４０）
におけるランプ基部を押圧する部分は。

やや湾曲させてあり、これによって、ランプを中心に保
持する力が強化される。

この第２実施例では、舌状片（２ｏ）とクリップ（４０
）との両方が協働して、ランプを確実に保持する弾力を
発生する。

第２実施例においても、前述第１実施例と同様に２種の
材料を使用して製作してもよいことは、云うまでもない
。

また、第２図示のランプホルダに、標準型のＨ４型ラン
プを装着したい場合には、アダプタ（３ｏ）とクリップ
（４０）とを取り外せば、クリップ取付用の係止孔（２
０ｄ）が存在するものの、第１図示のものと同様に使用
することができる。

第３図は１本発明の第３実施例を示す斜視図で。

これもＨ１型ランプに適用されるものである。第３図に
おいても、第１実施例と同一あるいは同種の部分には、
同じ符号を付して、その説明を省略する。

第３実施例においても、第２実施例と同様のアダプタ（
３０）を使用する。また、リング（１２）の周縁に形成
した短い突起部（１２ｂ）に、フィルムヒンジである蝶
番部（２８）を介して第２舌状片（２６）を連設しであ
る。第２舌状片（２６）は、第１舌状片（２０）と係止
片（２４）との中間に、これらと９０度の角度をもって
位置している。

第２舌状片（２６）には透孔（２６ａ）をあけである。

この透孔（２６ａ）の寸法は、第１舌状片（２０）の透
孔（２０ａ）より小さいが、Ｈｉ型ランプの給電用端子
（５２）の絶縁カバー（５４）の寸法よりは大きい。

第３実施例のランプホルダは、次の要領で使用される。

第３図に基板（５０）のみを示しであるランプとアダプ
タ（３０）をリング（１２）に取付番ブる。アダプタ（
３０）は５反射板の裏に予め取付けられている。っいで
、第２舌状片（２６）を、蝶番部（２８）で上方へ１８
０度折り曲げ、その透孔（２６ａ）を、絶縁カバー（５
４）に嵌合する。次いで第１実施例と同様に、第１舌状
片（２０）を上方へ折り曲げ、係止片（２４）に係止す
る。

第２舌状片（２６）は、前述の第２実施例におけるクリ
ップ（４０）と同様に、Ｈ１型とＨ４型とのランプの基
板の高さの差を補正して、ランプを装着位置に確実に保
持するためのものである。第２舌状片（２６）を設けで
あることにより、第１実施例と同じ形状の第１舌状片（
２０）は、単にアダプタ（３０）を押さえるだけでなく
、Ｈ８型ランプの小寸法の基板を保持する押圧力をも生
じる。

この構成により、基部（５０）を押圧保持すれば、アダ
プタ（３０）も同時に取付位置に保持されることになり
、他には押圧手段を設ける必要がないという利点がある
。

もし、第３図示のランプホルダに大型のＨ４型ランプを
使用したい場合には、アダプタ（３０）と第２舌状片（
２６）を取り去るだけでよいことは、言うまでもない。

第２舌状片（２６）を取り去るには、成形加工に際して
、所要部分を閉塞しておいてもよいし、あるいは成形後
に、第２舌状片（２６）をリング（１２）から切り取っ
てもよい、第２舌状片（２６）を除去せずに残しておき
、第３図示のように開いたままにしておいてもよい、し
かし、これは余り好ましいことではない。

ランプホルダを２種の材料を使用して成型する場合に、
第２舌状片（２６）に弾性プラスチックを使用し、一方
、蝶番部（２８）は、第１舌状片（２０）の蝶番部（２
２）と同様に、非弾性材料を使用すると、第１舌状片（
２０）により与えられる押圧力をよく伝達できるため、
保持効果が向上する。

〔発明の効果〕

（１）舌状片を折り曲げて、その先端を係止片に係合さ
せるだけの簡単な操作で、ランプを確実に装着位置に保
持することができ、また、ランプを取り外す際には、係
止片の先端を外方へ押して、舌状片の係止を解くだけで
よいので、ランプの着脱を、きわめて迅速かつ容易に行
いうる。

（２）舌状片と係止片とけ、リングと一体的に成形でき
るため、製造が容易である。

（３）簡単な構成であるため、故障が少なく、また。

破損した場合に、新品との交換が容易である。

（４）アダプタ及び補正用部材を使用することにより、
標準型ランプの他に、小型ランプを使用することができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は１本発明の第１実施例を示す斜視図、第１ａ図
は、同ランプホルダの取付部を示す部分斜視図。 第２図は、本発明の第２実施例を示す斜視図、第２ａ図
は、第２図の■−■線における縦断面図、第３図は、本
発明の第３実施例を示す斜視図である。 （ｌＯ）ランプホルダ　　　（１２）リング（１２ａ）
突片　　　　　　　（１４）凹孔（１６）弾性フック　
　　　（１６ａ）爪（１８）凹部　　　　　　　（２０
）舌状片（２０ａ）透孔 （２０ｃ）先端 （２２）蝶番部 （２４ａ）段部 （２４ｃ）滑り止め溝 （２６ａ）透孔 （３０）アダプタ （３０ｂ）突起部 （３０ｄ）中心孔 （４０）クリップ （５０）基部 （５４）絶縁カバー （１０４）孔 （２０ｂ）係止孔 （２０ｄ）係止孔 （２４）係止片 （２４ｂ）レバー （２６）第２舌状片 （２８）蝶番部 （３０ａ）ベース （３０ｃ）アース端子 （３０ａ）孔 （４０ａ）　（４０ｂ）端部 （５２）給電用端子 （１０２）カラー

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. （１）自動車の前照灯の反射板の孔にランプを装着する
   ためのランプホルダであって、リング（１２）と、該リ
   ングを反射板の孔に取付けるための取付具とからなり、
   前記リング（１２）は、ランプを軸線方向並びに軸回り
   の所定位置に位置決めするための位置決め手段と、ラン
   プを前記所定位置に着脱可能に固定する固定手段とを備
   え、 前記固定手段は、前記リング（１２）の周縁部の直径方
   向に対向してリング（１２）に設けた舌状片（２０）と
   係止片（２４）とからなり、前記舌状片（２０）は、リ
   ングに揺動しうるように取付けられ、かつその形状は、
   リングの内方に折り曲げたときに前記ランプの基部を覆
   うとともに、前記係止片（２４）に着脱可能に係止して
   長手方向に弾性変形し、その反力によって、前記ランプ
   を前記所定位置に押圧して保持するようにした自動車の
   前照灯用ランプホルダ。
2. （２）舌状片（２０）の中央部に、ランプの基部の周囲
   と嵌合しうる透孔（２０ａ）をあけてなる請求項（１）
   に記載の自動車の前照灯用ランプホルダ。
3. （３）舌状片の長手方向の形状を、頂点がランプ側を向
   く浅いＶ字状とした請求項（１）または（２）記載の自
   動車の前照灯用ランプホルダ。
4. （４）舌状片（２０）を、ランプの基部（５０）に対し
   て押圧するような形状としてなる請求項（３）に記載の
   自動車の前照灯用ランプホルダ。
5. （５）係止片（２４）をリング（１２）の周縁に立設し
   、その中段部にＺ字状の段部（２４ａ）を設けるととも
   に、舌状片（２０）の先端（２０ｃ）近くに、該段部（
   ２４ａ）の下方において係止片と係止しうる透孔（２０
   ｄ）を設けてなる請求項（１）ないし（４）のいずれか
   に記載の自動車の前照灯用ランプホルダ。
6. （６）リング（１２）の取付手段が、リング（１２）の
   外周縁に形成した凹孔（１４）内に設けられ、かつ下端
   に係合用の爪（１６ａ）を設けた複数の弾性フック（１
   ６）と、反射板の孔に嵌設され、前記弾性フック（１６
   ）の爪（１６ａ）が係合する孔（１０４）を備えるカラ
   ー（１０２）とからなる請求項（１）ないし（５）のい
   ずれかに記載の自動車の前照灯用ランプホルダ。
7. （７）リング（１２）に装着するための部材と第１型の
   ランプに代えて、第２の型のランプを保持するための部
   材を設けたアダプタ（３０）と、第１の型のランプと寸
   法及び取付位置が異なる第２の型のランプを保持するた
   めの保持部材とを備え、さらに、舌状片（２０）と第２
   の型のランプとの間に挿入される着脱可能な補正用部材
   をリング（１２）に装着する部材を備える請求項（１）
   ないし（６）のいずれかに記載の自動車の前照灯用ラン
   プホルダ。
8. （８）補正用部材が、弾性金属線材のクリップ（４０）
   と、舌状片（２０）に設けたクリップ保持用係止孔（２
   ０ｄ）とからなり、該クリップが、ランプに係合する部
   分と、舌状片の孔に挿入されてクリップを保持するため
   の少なくとも１個の分岐部とからなる請求項（７）記載
   の自動車の前照灯用ランプホルダ。
9. （９）補正用部材が、舌状片（２０）と係止片（２４）
   との中間において、リング（１２）に蝶番部（２８）を
   介して連設された第２の舌状片（２６）である請求項（
   ７）記載の自動車の前照灯用ランプホルダ。