JPH0266142A - α+β型チタン合金板材、棒材、線材の製造方法 - Google Patents
α+β型チタン合金板材、棒材、線材の製造方法Info
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- JPH0266142A JPH0266142A JP21503488A JP21503488A JPH0266142A JP H0266142 A JPH0266142 A JP H0266142A JP 21503488 A JP21503488 A JP 21503488A JP 21503488 A JP21503488 A JP 21503488A JP H0266142 A JPH0266142 A JP H0266142A
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Landscapes
- Heat Treatment Of Nonferrous Metals Or Alloys (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野]
本発明は、高品質のα+β型チタン合金板材、線材、線
材の製造方法に関するものである。
材の製造方法に関するものである。
α+β型チタン合金の従来の工業的製造工程では、微細
等軸α粒組織を得るためには、変形抵抗が高く、割れの
生じやすいα十β域に加熱した材料を30%以上の強加
工する必要があった。このため、加工中の温度低下によ
る変形抵抗の増大や、加工中の温度低下による耳割れ防
止のため、加工途中で何度も再加熱を行う必要があると
いう経済的な欠点があった。またα+β組犠を加工した
材料は不均質組織になりやすく、材質異方性が発達しや
すいという欠点もあった。これらの欠点を補うために、
特公昭63−28982号公報に見られるように、α+
β域温度まで過冷却されたβ相を加工し、その後、微細
な等軸α粒を析出させ、高品質の材料を経済的に製造す
る方法が提案されたが、この特公昭63−28982号
公報に記載された製造方法では、冷却過程でβ−トラン
ザスを通過後10分以内にβ−トランザスから650℃
までの温度域で加工することとなっており、広い製造条
件範囲のため最適な製造条件が特定されておらず、この
製造方法で製造された材料は一部不均質な組織を含むこ
とが多いという欠点がある。またβ域からの冷却速度は
15℃毎秒以下に限定されており、設備上の制約があり
不便である。
等軸α粒組織を得るためには、変形抵抗が高く、割れの
生じやすいα十β域に加熱した材料を30%以上の強加
工する必要があった。このため、加工中の温度低下によ
る変形抵抗の増大や、加工中の温度低下による耳割れ防
止のため、加工途中で何度も再加熱を行う必要があると
いう経済的な欠点があった。またα+β組犠を加工した
材料は不均質組織になりやすく、材質異方性が発達しや
すいという欠点もあった。これらの欠点を補うために、
特公昭63−28982号公報に見られるように、α+
β域温度まで過冷却されたβ相を加工し、その後、微細
な等軸α粒を析出させ、高品質の材料を経済的に製造す
る方法が提案されたが、この特公昭63−28982号
公報に記載された製造方法では、冷却過程でβ−トラン
ザスを通過後10分以内にβ−トランザスから650℃
までの温度域で加工することとなっており、広い製造条
件範囲のため最適な製造条件が特定されておらず、この
製造方法で製造された材料は一部不均質な組織を含むこ
とが多いという欠点がある。またβ域からの冷却速度は
15℃毎秒以下に限定されており、設備上の制約があり
不便である。
また、より高強度のα+β型チタン合金を得るための代
表的強化熱処理として溶体化十時効処理が知られている
が、この熱処理は、α+β域でα+β組織を加工した材
料を、β〜トランザスー30℃以下で800℃以上の温
度に加熱保持し、溶体化処理を行った後、15℃毎秒以
上の冷却速度で冷却し、さらに450〜600“Cの温
度域で時効処理を行うものである。しかしながらこの工
程は、加工中に温度低下した材料を、高温の溶体化処理
温度まで再加熱する必要があるうえ、溶体化中に等軸化
を果たす必要があるため、1時間程度溶体化処理温度に
保持する必要があり、工程が繁雑で、コスト高であった
。
表的強化熱処理として溶体化十時効処理が知られている
が、この熱処理は、α+β域でα+β組織を加工した材
料を、β〜トランザスー30℃以下で800℃以上の温
度に加熱保持し、溶体化処理を行った後、15℃毎秒以
上の冷却速度で冷却し、さらに450〜600“Cの温
度域で時効処理を行うものである。しかしながらこの工
程は、加工中に温度低下した材料を、高温の溶体化処理
温度まで再加熱する必要があるうえ、溶体化中に等軸化
を果たす必要があるため、1時間程度溶体化処理温度に
保持する必要があり、工程が繁雑で、コスト高であった
。
本発明は、従来よりも均質で等軸の超微細α粒組織を持
ち、かつ材質異方性の極めて小さいα+β型チタン合金
板材、棒材および線材を、従来よりも低コストで製造す
る方法を提供しようとするものである。
ち、かつ材質異方性の極めて小さいα+β型チタン合金
板材、棒材および線材を、従来よりも低コストで製造す
る方法を提供しようとするものである。
請求項(1)記載の方法(以下単に請求項(1)と言う
)では、α+β型チタン合金を、当該合金のβ−トラン
ザス+250℃以下で、β−トランザス以上の温度に加
熱保持し、次にβ−トランザス以下で、当該合金のMs
点+5℃あるいは当該合金の連続冷却変態線図における
α相析出開始温度以上の温度に冷却し、さらにこの温度
で全圧下率70%以上の加工を行うことにより、均質で
微細な組織を持ち、かつ発達した集合組織を持たない高
品質のα+β型チタン合金板材、棒材、線材を製造する
ことを特徴とする。ここで、加熱および保持温度、冷却
速度、加工温度は材料のすべての部分で満たされなくて
はならない。
)では、α+β型チタン合金を、当該合金のβ−トラン
ザス+250℃以下で、β−トランザス以上の温度に加
熱保持し、次にβ−トランザス以下で、当該合金のMs
点+5℃あるいは当該合金の連続冷却変態線図における
α相析出開始温度以上の温度に冷却し、さらにこの温度
で全圧下率70%以上の加工を行うことにより、均質で
微細な組織を持ち、かつ発達した集合組織を持たない高
品質のα+β型チタン合金板材、棒材、線材を製造する
ことを特徴とする。ここで、加熱および保持温度、冷却
速度、加工温度は材料のすべての部分で満たされなくて
はならない。
請求項(2)記載の方法(以下単に請求項(2)と言う
)では、請求項(1)に記載の加工後、β−トランザス
−30℃以下で、650℃以上の温度域で、焼鈍を行う
ことにより、均質で微細な組織を持ち、かつ発達した材
質の異方性を持たない高品質のα+β型チタン合金板材
、棒材および線材を製造することを特徴とする。ここで
、焼鈍は、加工後直接焼鈍温度に加熱あるいは冷却する
ことにより行ってもよいし、−度焼鈍温度以下の温度域
まで冷却し、その後焼鈍温度に加熱することにより行っ
てもよい。またホットストリップや線材コイルなどでは
巻取り過程における自己焼鈍でもよい。
)では、請求項(1)に記載の加工後、β−トランザス
−30℃以下で、650℃以上の温度域で、焼鈍を行う
ことにより、均質で微細な組織を持ち、かつ発達した材
質の異方性を持たない高品質のα+β型チタン合金板材
、棒材および線材を製造することを特徴とする。ここで
、焼鈍は、加工後直接焼鈍温度に加熱あるいは冷却する
ことにより行ってもよいし、−度焼鈍温度以下の温度域
まで冷却し、その後焼鈍温度に加熱することにより行っ
てもよい。またホットストリップや線材コイルなどでは
巻取り過程における自己焼鈍でもよい。
請求項(3)記載の方法(以下単に請求項(3)と言う
)では、請求項(1)に記載の加工後、直ちに10℃毎
秒以上の冷却速度で冷却し、さらに 450℃以上で加
工温度以下の温度で時効処理を行うことにより、均質で
微細な組織を持ち、かつ発達した集合組織を持たない高
品質のα+β型チタン合金板材、棒材、線材を製造する
ことを特徴とする。ここで、時効処理は加工後直接時効
処理温度に冷却することにより行ってもよいし、−度時
効処理温度以下の温度域まで冷却し、その後時効処理温
度に加熱することにより行ってもよい。
)では、請求項(1)に記載の加工後、直ちに10℃毎
秒以上の冷却速度で冷却し、さらに 450℃以上で加
工温度以下の温度で時効処理を行うことにより、均質で
微細な組織を持ち、かつ発達した集合組織を持たない高
品質のα+β型チタン合金板材、棒材、線材を製造する
ことを特徴とする。ここで、時効処理は加工後直接時効
処理温度に冷却することにより行ってもよいし、−度時
効処理温度以下の温度域まで冷却し、その後時効処理温
度に加熱することにより行ってもよい。
以下本発明について詳細に説明する。
本発明者らは、α+β域温度まで過冷却されたβ相を、
大圧下加工し焼鈍することにより、均質で超微細な粒径
を持つα相が析出することを見い出している。本発明者
らはさらに鋭意研究を重ねた結果、上記の均質で微細な
粒径のα相を、材料のすべての部分において完全に均質
に、かつ効果的に生成させるための製造条件を抽出する
ことに成功した。
大圧下加工し焼鈍することにより、均質で超微細な粒径
を持つα相が析出することを見い出している。本発明者
らはさらに鋭意研究を重ねた結果、上記の均質で微細な
粒径のα相を、材料のすべての部分において完全に均質
に、かつ効果的に生成させるための製造条件を抽出する
ことに成功した。
請求項(1)では、まずα+β型チタン合金を当該合金
のβ−トランザス+250℃以下で、β−トランザス以
上の温度に加熱保持することとした。
のβ−トランザス+250℃以下で、β−トランザス以
上の温度に加熱保持することとした。
ここで加熱保持温度の上限をβ−トランザス+250℃
に限定したのは、これ以上のl!1度ではスケールの生
成が激しく、またエネルギー的にも不経済であるためで
ある。また、下限温度をβ−トランザスに限定したのは
、本発明の効果を十分に生かすためには、まずβ相−相
にする必要があるからである。なおβ−トランザスとは
β−相が安定であるような最下限の温度で、平衡状態に
おけるα+β二相とβ−相の境界温度を意味する。
に限定したのは、これ以上のl!1度ではスケールの生
成が激しく、またエネルギー的にも不経済であるためで
ある。また、下限温度をβ−トランザスに限定したのは
、本発明の効果を十分に生かすためには、まずβ相−相
にする必要があるからである。なおβ−トランザスとは
β−相が安定であるような最下限の温度で、平衡状態に
おけるα+β二相とβ−相の境界温度を意味する。
次に、β−トランザス以下で、当該合金のMs点+5
”Cあるいは当該合金の連続冷却変態線図におけるα相
析出開始温度以上の温度まで冷却し、70%以上の加工
を行うこととした。この条件が満たされる範囲は、第1
図のα+β型チタン合金の模式的連続冷却変態線図にお
いて斜線を引いた部分である。なおMs点とは、早い冷
却速度で冷却した場合、マルテンサイト変態が開始する
温度である。またα相析出開始温度とは、遅い冷却速度
で冷却した場合、α相が析出を開始する温度である。
”Cあるいは当該合金の連続冷却変態線図におけるα相
析出開始温度以上の温度まで冷却し、70%以上の加工
を行うこととした。この条件が満たされる範囲は、第1
図のα+β型チタン合金の模式的連続冷却変態線図にお
いて斜線を引いた部分である。なおMs点とは、早い冷
却速度で冷却した場合、マルテンサイト変態が開始する
温度である。またα相析出開始温度とは、遅い冷却速度
で冷却した場合、α相が析出を開始する温度である。
ここで、冷却温度の上限を、β−トランザスとしたのは
、この温度を超えると、β相の回復が著しく速く、加工
を加えても、加工中に歪みが回復してしまい、その後の
工程で十分な等軸微細均質組織を得ることができない理
由による。
、この温度を超えると、β相の回復が著しく速く、加工
を加えても、加工中に歪みが回復してしまい、その後の
工程で十分な等軸微細均質組織を得ることができない理
由による。
また、冷却温度の下限を、Ms点+5℃あるいは連続冷
却変態線図のα相析出開始温度以上としたのは次の理由
による。冷却速度が速い場合、Ms点以下に冷却すると
マルテンサイトが生成し、その後の工程で微細で均一な
α相を得ることができず、本発明の効果が十分に達成さ
れない。またMs点以上でMs点+5℃未満の温度域で
は冷却によるマルテンサイトは生成しないが、次の加工
工程において加工誘起マルテンサイト変態を起こすため
、その後の工程で均一微細なα相を得ることができず、
本発明の効果が十分に達成されない。
却変態線図のα相析出開始温度以上としたのは次の理由
による。冷却速度が速い場合、Ms点以下に冷却すると
マルテンサイトが生成し、その後の工程で微細で均一な
α相を得ることができず、本発明の効果が十分に達成さ
れない。またMs点以上でMs点+5℃未満の温度域で
は冷却によるマルテンサイトは生成しないが、次の加工
工程において加工誘起マルテンサイト変態を起こすため
、その後の工程で均一微細なα相を得ることができず、
本発明の効果が十分に達成されない。
遅い冷却速度の場合、連続冷却変態線図におけるα相析
出開始温度未満に冷却すると、α相がβ粒界などに不均
一に析出し、その後の工程で微細で均一なα相を得るこ
とができず、本発明の効果が十分に達成されない。また
、上記冷却温度で70%以上の加工を施すこととしたの
は、上記冷却によってα+β二相域温度まで過冷却され
たβ相を加工することにより、β粒内に数多くのα相の
析出核を形成するとともに、加工によりα相の析出を促
進させるためのものである。この工程により微細なα相
が均質に析出する。またα相自体は強加工を受けていな
いので、材質異方性が極めて小さい。ここで70%以上
の加工を施すこととしたのは、70%未満の加工率では
、一部に加工量の少ない領域が残存し、均質分散したα
相を得ることができず、本発明の効果が十分に達成され
ない理由による。
出開始温度未満に冷却すると、α相がβ粒界などに不均
一に析出し、その後の工程で微細で均一なα相を得るこ
とができず、本発明の効果が十分に達成されない。また
、上記冷却温度で70%以上の加工を施すこととしたの
は、上記冷却によってα+β二相域温度まで過冷却され
たβ相を加工することにより、β粒内に数多くのα相の
析出核を形成するとともに、加工によりα相の析出を促
進させるためのものである。この工程により微細なα相
が均質に析出する。またα相自体は強加工を受けていな
いので、材質異方性が極めて小さい。ここで70%以上
の加工を施すこととしたのは、70%未満の加工率では
、一部に加工量の少ない領域が残存し、均質分散したα
相を得ることができず、本発明の効果が十分に達成され
ない理由による。
なお、ここでいうα+β型チタン合金とは、Ms点が室
温以上にあり、かつ室温でα相とβ相が混在す種類のチ
タン合金で、例えばTi−6へl−4V。
温以上にあり、かつ室温でα相とβ相が混在す種類のチ
タン合金で、例えばTi−6へl−4V。
Ti−6Aj−6V−2Sn 、 Tt−61V−2S
n−4Zr−6Mo合金などである。
n−4Zr−6Mo合金などである。
また本発明において、β相温度域で付加的に加工を加え
ることは本発明の必須事項ではないが、低圧下刃で高加
工率が得られるので経済的に有利であり、β相の細粒化
にも寄与するので、本発明の効果を損ねるものではない
。
ることは本発明の必須事項ではないが、低圧下刃で高加
工率が得られるので経済的に有利であり、β相の細粒化
にも寄与するので、本発明の効果を損ねるものではない
。
請求項(2)では、請求項(1)に記載の加工後、β−
トランザス−30℃以下で、650℃以上の温度域で焼
鈍を行うこととした。これは、焼鈍により組織を安定化
させるとともに、加工による歪みを除去するためのもの
であり、特に、請求項(1)の方法において、加工温度
が高く、かつ加工後の冷却速度が速い場合に有効である
。なぜならば、高い温度で加工されその後急冷された材
料では、十分なα粒が析出せずマルテンサイト変態する
ため不均質な組織となりやすいが、焼鈍を行うと、凍結
されたα相の析出核から微細等軸α粒が均質に析出し良
好な組織が得られるからである。ここで焼鈍温度の上限
をβ−トランザス−30℃としたのは、これを超える温
度で焼鈍を行うと、α相の量が少なくなり、その後の冷
却中にβ相中に針状のα相が生成し、均一微細な等軸α
粒を得ることができない理由による。また焼鈍温度の下
限を650℃としたのは、650℃未満の温度では十分
な拡散が起こらないため、実用的な時間内で安定な組織
を得ることができない理由による。
トランザス−30℃以下で、650℃以上の温度域で焼
鈍を行うこととした。これは、焼鈍により組織を安定化
させるとともに、加工による歪みを除去するためのもの
であり、特に、請求項(1)の方法において、加工温度
が高く、かつ加工後の冷却速度が速い場合に有効である
。なぜならば、高い温度で加工されその後急冷された材
料では、十分なα粒が析出せずマルテンサイト変態する
ため不均質な組織となりやすいが、焼鈍を行うと、凍結
されたα相の析出核から微細等軸α粒が均質に析出し良
好な組織が得られるからである。ここで焼鈍温度の上限
をβ−トランザス−30℃としたのは、これを超える温
度で焼鈍を行うと、α相の量が少なくなり、その後の冷
却中にβ相中に針状のα相が生成し、均一微細な等軸α
粒を得ることができない理由による。また焼鈍温度の下
限を650℃としたのは、650℃未満の温度では十分
な拡散が起こらないため、実用的な時間内で安定な組織
を得ることができない理由による。
請求項(3)では、請求項(1)に記載の加工後、直ち
に10℃毎秒以上の冷却速度で冷却し、さらに450
℃以上で加工温度以下の温度で時効処理を行うこととし
た。これは、より高強度のα十β型チタン合金を得るた
めの代表的強化熱処理として知られている溶体化十時効
処理による効果を重畳させたものである。一般的な溶体
化+時効処理では、β−トランザス−30℃以下で、8
00℃以上の温度に加熱保持し、溶体化処理を行った後
、15℃毎秒以上の冷却速度で冷却する必要があるが、
本発明では加工後直ちに10℃毎秒以上の冷却速度で冷
却すればよく、改めてβ−トランザス−30℃以下で8
00℃以上の温度に加熱保持する必要はない。これは、
本発明では加工前後で十分な元素の拡散が起こっていな
いので、加工後直ちに急冷すれば、β−トランザス−3
0″C以下で800℃以上の温度から急冷したと同様の
効果を得ることができるためである。なお、請求項(3
)は、特に請求項(1)において加工温度が低い場合に
有効である。なぜならば、低い温度ではα相の析出が速
いので、加工中に微細等軸α粒が均質に析出し、加工直
後にすでに均質等軸微細組織が達成されているからであ
る。
に10℃毎秒以上の冷却速度で冷却し、さらに450
℃以上で加工温度以下の温度で時効処理を行うこととし
た。これは、より高強度のα十β型チタン合金を得るた
めの代表的強化熱処理として知られている溶体化十時効
処理による効果を重畳させたものである。一般的な溶体
化+時効処理では、β−トランザス−30℃以下で、8
00℃以上の温度に加熱保持し、溶体化処理を行った後
、15℃毎秒以上の冷却速度で冷却する必要があるが、
本発明では加工後直ちに10℃毎秒以上の冷却速度で冷
却すればよく、改めてβ−トランザス−30℃以下で8
00℃以上の温度に加熱保持する必要はない。これは、
本発明では加工前後で十分な元素の拡散が起こっていな
いので、加工後直ちに急冷すれば、β−トランザス−3
0″C以下で800℃以上の温度から急冷したと同様の
効果を得ることができるためである。なお、請求項(3
)は、特に請求項(1)において加工温度が低い場合に
有効である。なぜならば、低い温度ではα相の析出が速
いので、加工中に微細等軸α粒が均質に析出し、加工直
後にすでに均質等軸微細組織が達成されているからであ
る。
また、時効処理温度の上限を加工温度としたのは、これ
を超える温度で時効処理を行うと、加工工程で生成した
ものと同じ組織に戻り、時効処理による効果を十分に達
成できない理由による。また、時効処理温度の下限を4
50℃としたのは、これ未満の温度では拡散が不十分で
実際的な時間内で時効処理の効果を得ることができない
理由による。
を超える温度で時効処理を行うと、加工工程で生成した
ものと同じ組織に戻り、時効処理による効果を十分に達
成できない理由による。また、時効処理温度の下限を4
50℃としたのは、これ未満の温度では拡散が不十分で
実際的な時間内で時効処理の効果を得ることができない
理由による。
Ti−6A 1−4Vの熱延綿材、板材および棒材の製
造に、本発明に適用した場合を例に、本発明の作用につ
いて説明する。本合金のβ−トランザスは990℃で、
Ms点は830℃である。またα相析出開始温度は第2
図の連続冷却変態線図に示すとおりである。例えば、冷
却速度が30℃毎秒の場合、α相は析出せず、Ms点の
830℃でマルテンサイト変態する。また、冷却速度が
15℃毎秒の場合、α相の析出開始温度は880 ”C
である。
造に、本発明に適用した場合を例に、本発明の作用につ
いて説明する。本合金のβ−トランザスは990℃で、
Ms点は830℃である。またα相析出開始温度は第2
図の連続冷却変態線図に示すとおりである。例えば、冷
却速度が30℃毎秒の場合、α相は析出せず、Ms点の
830℃でマルテンサイト変態する。また、冷却速度が
15℃毎秒の場合、α相の析出開始温度は880 ”C
である。
また、冷却速度が2℃毎秒の場合、α相の析出開始温度
は930℃である。また、冷却速度が0.5℃毎秒の場
合、α相の析出開始温度は947℃である。なお、この
連続冷却変態線図における時間および冷却速度の基準点
は試料温度がβ−トランザスに達した時点である。
は930℃である。また、冷却速度が0.5℃毎秒の場
合、α相の析出開始温度は947℃である。なお、この
連続冷却変態線図における時間および冷却速度の基準点
は試料温度がβ−トランザスに達した時点である。
第1表は、冷却、圧延条件を変化させて均一に分散した
微細α粒を得ることができる条件を求めたものである。
微細α粒を得ることができる条件を求めたものである。
結果の評価は、30視野を光学顕微鏡組織観察し、不均
質な組織がまったく無く試料全体が等軸微細粒である場
合はO印、不均質な箇所が1から5箇所ある場合はΔ印
、不均質な箇所が6箇所以上ある場合はX印で示した。
質な組織がまったく無く試料全体が等軸微細粒である場
合はO印、不均質な箇所が1から5箇所ある場合はΔ印
、不均質な箇所が6箇所以上ある場合はX印で示した。
また試験は、工程l、■、■はβ域およびα+β域で1
00mm径まで鍛造したスラブを用いて線材圧延したも
のであり、工程■、■ではβ域で20mmまで熱延した
厚板を用いてさらに板圧延した場合であり、工程■、■
は、β域およびα+β域で100圓径まで鍛造したスラ
ブを用いて棒圧延したものである。いずれの材料もβ域
での加熱保持は1020℃で行った。
00mm径まで鍛造したスラブを用いて線材圧延したも
のであり、工程■、■ではβ域で20mmまで熱延した
厚板を用いてさらに板圧延した場合であり、工程■、■
は、β域およびα+β域で100圓径まで鍛造したスラ
ブを用いて棒圧延したものである。いずれの材料もβ域
での加熱保持は1020℃で行った。
工程【は請求項(1)の標準的工程を施した場合であり
、良好な組織が得られている。
、良好な組織が得られている。
工程■は、表面は本発明の条件を満たしているが、0.
5 ”C毎秒で冷却された中心部が、請求項(1)の冷
却温度の上限値である990″Cを超えて995℃に達
した時、95%圧延した場合で、中心部で不均質な組織
が見られた。
5 ”C毎秒で冷却された中心部が、請求項(1)の冷
却温度の上限値である990″Cを超えて995℃に達
した時、95%圧延した場合で、中心部で不均質な組織
が見られた。
工程■は、中心部は本発明の条件を満たしているが、2
℃毎秒で冷却された表面が、請求項(1)の冷却温度の
下限値である930℃未満の920″Cまで冷却された
とき95%圧延した場合で、表面付近に不均質な組織が
観察された。
℃毎秒で冷却された表面が、請求項(1)の冷却温度の
下限値である930℃未満の920″Cまで冷却された
とき95%圧延した場合で、表面付近に不均質な組織が
観察された。
工程■は、圧延素材がTii’4yJのため速い冷却速
度での冷却が可能である場合の請求項(1)の実施例で
ある。この場合も試料全体にわたって良好な組繊が得ら
れている。
度での冷却が可能である場合の請求項(1)の実施例で
ある。この場合も試料全体にわたって良好な組繊が得ら
れている。
工程Vは、15℃毎秒で冷却された中心部は本発明の条
件を満たしてるが、30℃毎秒で冷却された表面が請求
項(1)の冷却温度の下限値である日35℃未満の温度
まで冷却された場合で、中心部は良好な組織であったが
、表面部は不均質な組織であった。
件を満たしてるが、30℃毎秒で冷却された表面が請求
項(1)の冷却温度の下限値である日35℃未満の温度
まで冷却された場合で、中心部は良好な組織であったが
、表面部は不均質な組織であった。
工程■は、請求項(1)の加工率の下限値である70%
に近い75%の圧延を行った場合で、良好な結果が得ら
れている。これに対し、工程■は、70%未満の65%
の圧延を行った場合で、不均質な組織となっている。
に近い75%の圧延を行った場合で、良好な結果が得ら
れている。これに対し、工程■は、70%未満の65%
の圧延を行った場合で、不均質な組織となっている。
第2表は、工程Iを施して製造した線材と、通常の工程
である930℃に2時間加熱保持して、95%のα+β
域圧延を施して製造した線材、および工程■を施して製
造した板材と、通常の工程である930℃に2時間加熱
保持して、85%のα+β域圧延を施して製造した板材
に対して引張試験を行った結果である。L方向とは圧延
方向に平行に切り出した試験片で、C方向とは圧延方向
と垂直な方向に切り出した試験片である。第2表に見ら
れるが如く、請求項(1)を施した試料は良好な引張試
験結果を示し、かつ板材ではL方向とC方向の差も小さ
く、異方性のない材質特性を示している。
である930℃に2時間加熱保持して、95%のα+β
域圧延を施して製造した線材、および工程■を施して製
造した板材と、通常の工程である930℃に2時間加熱
保持して、85%のα+β域圧延を施して製造した板材
に対して引張試験を行った結果である。L方向とは圧延
方向に平行に切り出した試験片で、C方向とは圧延方向
と垂直な方向に切り出した試験片である。第2表に見ら
れるが如く、請求項(1)を施した試料は良好な引張試
験結果を示し、かつ板材ではL方向とC方向の差も小さ
く、異方性のない材質特性を示している。
第3表は、工程1、■、■を施して製造した試料に対し
て、焼鈍を行った請求項(2)に対する結果を示すもの
である。このとき、試料を加工直後に水焼入れを行った
。請求項(2)における焼鈍温度である650℃以上9
60″C以下で焼鈍を行った試料はいずれも均一微細α
粒組織を示し良好な結果であった。これに対し請求項(
2)の焼鈍温度の上限値である960℃を超えて970
℃で焼鈍した試料はいずれも不均質な組織を示した。ま
た、請求項(2)の焼鈍温度の下限値である650℃未
満の630℃で焼鈍した試料は、等軸α相の析出が不十
分なため不均質な組織となっており、焼鈍の効果はほと
んどみられない。
て、焼鈍を行った請求項(2)に対する結果を示すもの
である。このとき、試料を加工直後に水焼入れを行った
。請求項(2)における焼鈍温度である650℃以上9
60″C以下で焼鈍を行った試料はいずれも均一微細α
粒組織を示し良好な結果であった。これに対し請求項(
2)の焼鈍温度の上限値である960℃を超えて970
℃で焼鈍した試料はいずれも不均質な組織を示した。ま
た、請求項(2)の焼鈍温度の下限値である650℃未
満の630℃で焼鈍した試料は、等軸α相の析出が不十
分なため不均質な組織となっており、焼鈍の効果はほと
んどみられない。
ない。
第4表は、工程■に引き続いて、冷却および時効処理を
行った、請求項(3)の実施例と比較例である。これら
の試料に対して引張試験を行った結果を第5表に示す、
試験片の採取方向はいずれもL方向である。第5表に示
されるが如く、本発明の標準的工程である試験番号■は
優れた引張特性を示している。
行った、請求項(3)の実施例と比較例である。これら
の試料に対して引張試験を行った結果を第5表に示す、
試験片の採取方向はいずれもL方向である。第5表に示
されるが如く、本発明の標準的工程である試験番号■は
優れた引張特性を示している。
請求項(3)における時効温度の下限値である450℃
に近い470℃で時効処理した試験番号■は優れた引張
特性を示すのに対し、450℃未満の430℃で時効処
理を行った試料番号■は、48時間時効しても十分な強
度が得られない。
に近い470℃で時効処理した試験番号■は優れた引張
特性を示すのに対し、450℃未満の430℃で時効処
理を行った試料番号■は、48時間時効しても十分な強
度が得られない。
請求項(3)における加工後の冷却速度の下限値である
10℃毎秒に近い冷却速度である15℃毎秒で冷却した
試料番号■は、優れた引張特性を示すのに対し、10℃
毎秒未満の冷却速度である7℃毎秒で冷却した試料番号
■は、第2表に示された請求項(1)の結果と同じ程度
の引張特性しか示しておらず、請求項(3)の効果が十
分に達成されていない。
10℃毎秒に近い冷却速度である15℃毎秒で冷却した
試料番号■は、優れた引張特性を示すのに対し、10℃
毎秒未満の冷却速度である7℃毎秒で冷却した試料番号
■は、第2表に示された請求項(1)の結果と同じ程度
の引張特性しか示しておらず、請求項(3)の効果が十
分に達成されていない。
試料番号■は850℃で加工した場合の請求項(3)に
おける時効温度の上限値である850℃に近い820℃
で時効処理した場合で、優れた引張特性を示すのに対し
、850℃超の860℃で時効処理を行った試料番号■
は、十分な強度が得られない。
おける時効温度の上限値である850℃に近い820℃
で時効処理した場合で、優れた引張特性を示すのに対し
、850℃超の860℃で時効処理を行った試料番号■
は、十分な強度が得られない。
本発明を適用することにより、従来よりも均質で微細な
等軸α粒組織を持ち、かつ発達した材質異方性ない高品
質のα+β型チタン合金板材、棒材、線材を、製造する
ことができる。また、本発明では加工性の優れたβ相を
加工するため、耳割れなどの損傷を防ぐことができ、さ
らに請求項(3)に示したように再加熱を行うことなく
強化熱処理を施すことが可能であるなど、経済的にもき
わめて有利である。したがって、産業上きわめて有用な
発明である。
等軸α粒組織を持ち、かつ発達した材質異方性ない高品
質のα+β型チタン合金板材、棒材、線材を、製造する
ことができる。また、本発明では加工性の優れたβ相を
加工するため、耳割れなどの損傷を防ぐことができ、さ
らに請求項(3)に示したように再加熱を行うことなく
強化熱処理を施すことが可能であるなど、経済的にもき
わめて有利である。したがって、産業上きわめて有用な
発明である。
第1図はα+β型チタン合金の模式的連続冷却変態線図
である。また、第2図は代表的α+β型チタン合金であ
るTi−6A 1−4V合金の連続冷却変態線図である
。 時間
である。また、第2図は代表的α+β型チタン合金であ
るTi−6A 1−4V合金の連続冷却変態線図である
。 時間
Claims (3)
- (1)α+β型チタン合金を、当該合金のβ−トランザ
ス+250℃以下で、β−トランザス以上の温度に加熱
保持し、β−トランザス以下で、当該合金のMs点+5
℃以上あるいは当該合金の連続冷却変態線図におけるα
相析出開始温度以上の温度まで冷却し、この温度域で全
圧下率70%以上の加工を行うことを特徴とするα+β
型チタン合金板材、棒材、線材の製造方法。 - (2)第1項記載の加工後、β−トランザス−30℃以
下で、650℃以上の温度域で、焼鈍を行うことを特徴
とするα+β型チタン合金板材、棒材、線材の製造方法
。 - (3)第1項記載の加工後、直ちに10℃毎秒以上の冷
却速度で冷却し、さらに450℃以上で、加工温度以下
の温度で時効処理を行うことを特徴とするα+β型チタ
ン合金板材、棒材、線材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21503488A JPH0266142A (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | α+β型チタン合金板材、棒材、線材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21503488A JPH0266142A (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | α+β型チタン合金板材、棒材、線材の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0266142A true JPH0266142A (ja) | 1990-03-06 |
Family
ID=16665658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21503488A Pending JPH0266142A (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | α+β型チタン合金板材、棒材、線材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0266142A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05148599A (ja) * | 1991-05-14 | 1993-06-15 | Europ De Zirconium Cezus:Co | 改良した熱間加工から成るチタン合金部品の製造方法及び得られる部品 |
WO2019124265A1 (ja) * | 2017-12-20 | 2019-06-27 | Ntn株式会社 | 機械部品及び機械部品の製造方法 |
JP2019108604A (ja) * | 2017-12-20 | 2019-07-04 | Ntn株式会社 | 機械部品の製造方法 |
JP2021066925A (ja) * | 2019-10-21 | 2021-04-30 | 日本製鉄株式会社 | チタン合金丸棒およびコネクティングロッド |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61210164A (ja) * | 1985-03-14 | 1986-09-18 | Nippon Steel Corp | α+β型チタン合金熱延材の製造方法 |
-
1988
- 1988-08-31 JP JP21503488A patent/JPH0266142A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61210164A (ja) * | 1985-03-14 | 1986-09-18 | Nippon Steel Corp | α+β型チタン合金熱延材の製造方法 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05148599A (ja) * | 1991-05-14 | 1993-06-15 | Europ De Zirconium Cezus:Co | 改良した熱間加工から成るチタン合金部品の製造方法及び得られる部品 |
WO2019124265A1 (ja) * | 2017-12-20 | 2019-06-27 | Ntn株式会社 | 機械部品及び機械部品の製造方法 |
JP2019108604A (ja) * | 2017-12-20 | 2019-07-04 | Ntn株式会社 | 機械部品の製造方法 |
JP2021066925A (ja) * | 2019-10-21 | 2021-04-30 | 日本製鉄株式会社 | チタン合金丸棒およびコネクティングロッド |
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