JPH0264176A - 難燃性弾性塗料 - Google Patents

難燃性弾性塗料

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JPH0264176A
JPH0264176A JP21818588A JP21818588A JPH0264176A JP H0264176 A JPH0264176 A JP H0264176A JP 21818588 A JP21818588 A JP 21818588A JP 21818588 A JP21818588 A JP 21818588A JP H0264176 A JPH0264176 A JP H0264176A
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JP
Japan
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retardant
flame
parts
vinylidene chloride
based organic
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JP21818588A
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English (en)
Inventor
Ryuji Dobashi
土橋 隆二
Takaharu Kakehi
筧 隆晴
Masakatsu Bito
尾藤 正勝
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SUZUKA TORYO KK
Original Assignee
SUZUKA TORYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は建築物の内外装に使用される難燃性弾性塗料
に係わり、詳しくは、難燃性の高分子樹脂を主体とし、
塗膜が難燃性を有しかつ下地亀裂追従性の有る新規な難
燃性の弾性塗料に係わるものである。
(従来の技#i) 従来、コンクリートやモルタル等の無機質素材の下地亀
裂に追従できる塗材としては、防水形複層仕土塗材(以
下、弾性材と呼ぶ)が主に用いられている。この弾性材
は無機質素材に発生するひび割れ(クラック・亀裂)に
追随し、塗膜が伸縮ηることにより、外部からの雨水の
浸入を防ぎ、建物を保護する礪能がある。
しかし、この弾性材は下地亀裂に追従し得る性能を発揮
させるため、樹脂間が40〜70mm部(以下、単に部
と略記する)配合され、しかも樹脂成分は可燃性のアク
リル酸エステルエマルション、アクリル酸エステル・ス
ブレン共重合エマルション等が使用♂°れ、その塗膜は
自己燃焼性でJISA1321−1975 11[物(
1)内Bt111−’lヒI法の難燃性試験−1(以下
、JIS規格と略記りる)の難燃−級には合格せず、基
材同等材料どして設定されないケースが多い。このため
、内装材と1ノでは上記事項よりfl[jIできないの
が現状である。
一方、前記JISJJJ格の難燃−級に合格している材
料としては、一般平滑仕上用塗料(認定材料基材同等第
0001号)、無機質砂壁状吹付材(認定材料基祠同等
第0003号)、有機質砂壁状塗料(認定材料基材同等
第0004号)、複合型化粧用件り材(認定材料基材同
等第0001号号)及び発泡型防火材料、防火薬液等が
あるが、これらの塗1f(Jはいずれも硬くて下地のひ
び割れに追従でさないものである。
また、可燃性のアクリル酸エステルエマルション、アク
リル酸エステル・スヂレン共重合エマルション等の軟質
樹脂に欠a燃性を与えるため水酸化アルミニウム等の難
燃剤を100〜400部配合した塗材が使用されている
が、その塗膜は伸び率、下地亀裂追従性、耐アルカリ性
等の塗膜性能が低く、しかも燃焼試験′C−発煙があり
、難燃−級に合格しないものである。
(発明が解決しようとJる課題) そこで本発明省は」ンクリート等の無機質素材への塗装
に際し、上記した従来欠点を解消し得る新規な難燃性の
弾性塗料を研究の結果知り得て、本発明を達成したのぐ
ある。すなわら、本発明の目的は塗膜が弾性を有し、コ
ンクリート等のびび〃1れの恐れのある無機質素材の下
地に塗装した際に下地亀裂追従性があり、ひび割れを被
うことができ、かつ塗膜が難燃性でかつ発煙はを少くし
得て、前記JIS規格の難燃−級に合格する難燃性の弾
性塗料を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するための第1発明の手段は、H燃性ア
クリル酸エステルエマルシミン、塩化ビニル変性率10
〜50%のエチレン・酢酸ビニル・塩化ビニル共重合エ
マルシ」ン、塩化ビニリデン変性率5〜50%の塩化ビ
ニリfン・アクリル酸エステル共重合エマルション、及
び塩化ビニリデン変性率5〜50%の塩化ビニリデン・
エチレン・酢酸ビニル共重合エマルションの群から選択
された樹脂分含量30〜70%の樹脂エマルションの一
種あるいは複数種が14〜70部とリン系有機難燃剤、
ハロゲン系有機難燃剤、及び窒索糸有lll燃剤からな
るδYから選択されたー・種以トが1〜30部配合され
、かつ塗膜の伸び率が50%以上でかつ塗膜の下地亀裂
追従性が11M以りである弾性塗料とされる。
そして、第2発明の手段は、難燃性アクリル酸エステル
エマルシ4ン、及び塩化ビニル変性率10〜50%のエ
チレン・酢酸ビニル・塩化ビニル共重合エマルションの
群から選択された樹脂分含量30〜70%の樹脂エマル
シうンの−・種あるいは複数種が14〜70部と、リン
系有機難燃剤、ハロゲン系有!l難燃剤、及び窒素系有
機難燃剤からなる群から選択された一種以上が1〜30
部と、無機質の難燃剤1〜14部とが配合され、塗膜の
伸び率が50%以上でかつ塗膜の下地亀裂追従性がla
m以上である弾性塗料とされる。
第3発明の手段は、塩化ビニリデン変性率5〜50%の
エチレン・酢酸ビニル・塩化ビニリデン共重合エマルシ
ョン、及び塩化ビニリアン変性率5〜50%の塩化ビニ
リデン・アクリル酸エステル共重合エマルションの群か
ら選択された樹脂分合kj130〜70%の樹脂エマル
ションの一種あるいは複数種が14〜70部と、リン系
有機難燃剤、ハLlゲン泉有機難燃剤、及び窒素系有機
難燃剤からなる群から選択されたー・種以上が1〜30
部と、無機質の難燃剤1〜50部とが配合され、塗膜の
伸び率が50%以上でかつ塗膜の下地亀裂追従性が1m
l以−Fである弾性塗料とされる。
第1発明、第2発明及び第3発明の各弾性塗料より得ら
れる塗膜は、難燃性でかつ下地のひび割れに追従(”き
る伸びを右ηる。
本発明において用いられる難燃性高分子樹脂は、スヂレ
ンを含まない難燃性高分子樹脂、例えば難燃性アクリル
酸エステルエマルション(塗膜の伸度50%以上)、塩
化ビニル変性率10〜50%のエチレン・酢酸ビニル・
塩化ビニル共重合エマルシ」ン、塩化ビニリデン変性率
5〜50%の塩化ビニリデン・アクリル酸エステル共重
合エマルション、及び塩化ビニリデン変性率5 ・−5
0%の塩化ビニリデン・エチレン・酢酸ビニル共重合エ
マルシロン(塗膜の伸度50%以上、ガラス転移点20
℃以下)が適する。なJ3、樹脂エマルションの樹脂分
含量は30〜70%、望ましくは40〜60%である。
各発明の弾性塗料は難燃性高分子樹脂を1一体としたク
リヤー塗料、体質顔料を加えた半透明塗料、着色顔料を
加えた着色塗料となし得る。本名発明の塗料は成分が水
性媒体により調整されたエマルション塗料とされていて
、いずれも常温乾燥タイプの仕上げ用の塗料とされる。
難燃性高分子樹脂の配合化は14〜70部が適し、14
部以Fの場合は、得られた塗膜の柔軟性が劣り、耐アル
カリ性、耐候性試験において黄変等の劣化現象が見られ
る。70部以十の場合は得られた塗膜の粘着性が強くな
り、塗膜表面が汚れ易く、燃焼試験において単位面積当
りの発煙部及び標準温度曲線を超える面積が多くなる。
エチレン・酢酸ビニル・塩化ビニル共重合エマルシ」ン
の塩化ビニル変性率は10〜50%が最も適しており、
変性率10%以下の場合は、自己消火性の効果が得られ
ない。また、変性率50%以上の場合は塗膜の粘着性が
強くなり、塗膜表面が汚れ易く、下地のアルカリ成分及
び紫外線により脱塩酸が生じ、塗膜が黄変する等の劣化
現象が見られる。
塩化ビニリデン・アクリル酸エステル共重合エマルショ
ン、及び塩化ビニリデン・エチレン・酢酸ビニル共重合
エマルションは、塩化ビニリデン変性率5〜50%が最
も適しており、変性率5%以下の場合は自己消火性の効
果が得られず、変性率50%以、ヒの場合は下地のアル
カリ成分及び紫外線により脱j!A酸が生じ、塗膜が黄
変色する現象が見られる。これら塩化ビニル及び塩化ビ
ニリデンの共重合物は塗膜に自己消火性を与えるために
配合される。
前記無i買の難燃剤は主として水酸化アルミニウムある
いは水酸化マグネシウムの粉末が用いられる。水酸化ア
ルミニウムは200℃、水酸化マグネシウムは300℃
で分解し、多blの水蒸気を放出する。この水蒸気によ
り塗膜は自己消火性が得られ、より難燃性の塗膜と77
る。無機質の難燃剤は難燃性アクリル酸エステルエマル
シと1ンを使用した場合には5〜14部配合でき、自己
消火性のあるエチレン・酢酸ビニル・塩化ビニル共重合
エマルション使用の場合には1〜10部配合でき、塩化
ビニリデン・アクリル酸エステル共重合エマルション及
び塩化ビニリデン・エチレン・酢酸ビニル共重合エマル
ション塗料の場合には1〜50部の範囲内で用いられる
。無機買弁燃剤が前記した所定範囲聞以1−の場合は塗
膜に柔軟性が少なくなり、下地のひび割れに追従できな
くなる。
前記リン系有III難燃剤、ハ[1グン系有機難燃剤及
び窒素県有!1M燃剤は主としで着火性を押さえ、消火
性を向上するため用いられる。これらの有機難燃剤は配
合中に1〜30部が最も適しており30部以上の場合は
耐水性、耐アルカリ性等塗膜性能が低下する。
リン系有機難燃剤は加熱によって熱分解し゛Cリン酸を
生成し、燃焼Jる塗膜の溶解層面に不揮発性のリン酸ポ
リマーの被膜を形成する。またリン酸の脱水作用によつ
C塗膜表面を炭化させ、空気を遮断し燃焼を抑制Jる。
リン系有機難燃剤どしではトリメチルホスフェート、ト
リエチルホスフj−ト、トリクレジルホスフl−ト、ト
リス(βクロロエチル)ボスフェート等が用いられる。
ハ【コグン系右111fl燃剤は火炎によりハロゲン化
水素を発生し、塗膜の熱分解によって発生する可燃性ガ
スを希釈し、燃焼を中高、停止させる抑制効果がある。
ハロゲン系有機H11M剤としては塩素化パラフィン、
塩素化ポリエチレン、バラク[1【コシクロペンタデカ
ンなどの塩素系のもの、およびナトラブ1コムエタン、
テトラゾ【」ムブタン、テトラブロムビスフェノール△
、ヘキサブロムベンゼンなどの臭素系の6の等が用いら
れる1゜窒糸系有1i1!!l燃剤は火炎により窒素ガ
スが発タトし、この窒素ガスにより塗膜表層のMA淵度
が低下し不燃料不燃化する効果がある。窒素系五機烈燃
剤としではイソシアネート化合物、THI)C−メチロ
ールメラミン(なお、丁1−I P Cはテトラキス(
ヒドロキシメチル)フAスフAニウムク[1ライドの略
称である)等が用いられる。
各発明の弾性塗料には、必要により体質顔料、着色顔料
、細骨材、繊維を加えることができる。
体質顔料としては炭酸カルシウム、沈降性硫酸バリウム
等を用い得る。前fi+4体質F!t414の配合量は
70部以下酎耐望ましくは30〜550部である。着色
顔料は酸化チタン、カーボンブラック、り1]ムバーミ
リオン、弁柄、シンカシャレッド、レー、ルレット、黄
土(工0− A’−カー) 、ハ>rf■n −チタン
黄、群青、シニアンブルー等を配合量的05〜30部の
範囲内で用いられる。細骨材は例えば3〜20部、繊維
は例えば10部程度塗膜厚を大きくしたい場合等に加え
られる。
第1発明、第2発明及び第3発明の各弾性塗料はいずれ
も塗装作業性が良好なものであり、従来の弾U塗料と同
様にモルタルガンエアレスによる吹付は塗装及び多孔質
[1−ラ等によるローラ塗装等の塗装手段により容易に
塗装できる。塗装は乾燥塗膜で約0,5〜5Mの膜厚と
した場合にF地亀裂追従性がとくに良い。被塗装体はコ
ンクリートやモルタル等の素材に広く適用できる。
(作 用) 各発明の弾性塗料は、エチレン・酢酸ビニル・塩化ビニ
ル共重合エマルション等の難燃性の高分子樹脂を配合し
ているので、塗膜は難燃性があり、かつ下地のひび割れ
に追従ぐきる弾性を有する。
無機質の難燃剤は塗膜を自己消火性になす。
有機難燃剤は着火を防ぎ、塗膜を消火性になり。
(実験例) 次に、本発明の詳細な説明する。
混合機内に第1表に示す各配合成分を実験例毎に順次加
え、充分に撹拌を行ない実験例1〜13の各塗料を調製
した。
次いで、実験例1〜13の13種類の塗料を用い、無機
質素材の試験板にすみやかに塗装して試験体とし各試験
を行なった。なお、各試験の対照としては比較例1〜4
の従来の弾性塗料を用意し、同様に試験板に塗装して対
照の試験体とし、この対照塗装面と各実験例の塗装面と
を比較した。
試験板の作製は無機質素材に、実験例1〜13の塗料及
び比較例1〜4の塗料の一種ずつを1−当り14009
の割合で多孔質ローラーを用いて1回塗りで仕上げた。
実験例1〜13の各試験板及び比較例1〜4の各試験板
は水平に保持して各試験用とした。低温安定性は生塗料
について試験した。初期乾燥によるひび割れ抵抗性は塗
装後直ちに試験した。付着強さ、温冷繰返し作用に対す
る抵抗性、透水性、耐衝撃性、耐候性、伸び率、伸び時
の劣化、耐水性、耐アルカリ性、下地亀裂追従性、単位
面積当りの発煙量、標準温度曲線を越える面積の測定に
ついては室内に14日間放置後試験した。
なお、各項目の試験はそれぞれ次の方法に準じて行なっ
た。
低温安定性、付着強さ、温冷繰返し作用に対する抵抗性
、透水性、耐衝撃性及び耐候性の各試験項目はJISA
−6910に従って試験した。
初期乾燥によるひび割れ抵抗性・・・J[5A−691
0による。風速3m/秒±10%に調整した11洞内に
試験板を6時間入れ、表面にひび割れがない場合を合格
と判定した。
伸び率・・・JISA−6910に従った。乾燥塗膜が
1Mになるように調整した。試験片をダンベル状2号形
に成形し+20℃、−10℃、水中7日間浸漬後、80
±2℃で7日間加熱侵の各々について弓張り試験In(
試験時の最大筒!トがその能力の15〜85%の範囲に
なるしのとし、荷重及び伸びの自動記録装置及び一定温
度が一10±2℃及び20±2℃に調整できる恒温槽を
備え、引張速度は200am+/sinに調節でき、試
験片の標線間距離の8倍引張れるもの)に取付け、約2
00 m#Nnの引張速度で試験片が破断するまで試験
した。
伸び時の劣化・・・JISA−6910による。試験片
の形状をダンベル状1号形とする。標線間距離4ONR
とした試験片を標線間距離60m+になるよう伸長し、
80±2℃7日間静置した後、剥離及び反り、ねじれが
なく、主材の破断及びひび割れがない場合を合格と判定
した。
耐水性及び耐アルカリ性・・・JISに−5400に従
った。
下地亀裂追従性・・・70X150X5s++のフレキ
シブルボードに溝切り(深さ 2.5IIIM1幅3.
0馴)を行ない、乾燥塗膜厚が1Mにイするように調整
し、被試験面に塗布し、40:i2℃で120時間加熱
養生した後、試験片の長手方向の両端を板厚約4順のス
ペーナで支持して置き、中央部を塗膜を(具つけないよ
う指で軽く加圧I)でフレキシブル板に亀裂を発生させ
た後、引張試験機を用い引張り、塗膜に異常が認められ
た点を終点とし、下地亀裂追従点とした。
単位面積当りの発煙量・・・月5A−1321による。
30以下が難燃−級に合格する。
標準温度曲線を超える面積・・・JISA−1321に
よる。
0℃・1nが難燃−級に合格する。
第2表の試験結果より明らかなように、本実験例1〜1
3の各塗膜は比較例1〜4の?P膜よりも難燃性、伸び
率、下地亀裂追従性に優れていることがわかる。
比較例1〜/Iは単位面積当りの発煙量、標準温度曲線
を超える面積にd3いC規格を超え、難燃−級に不合格
であフだ。そし−C1下地のひび割れに対しての下地亀
裂追従性においても低い数値であった。
本実験例1〜13の各塗料は、従来塗料である比較例1
〜4の欠点を解消しているしのである。
(発明の効果) 第1発明、第2発明及び第3発明の弾性塗料は、難燃性
の高分子樹脂の樹脂分含量30・〜70%の樹脂エマル
ションが配合されていることにより、塗装性作業良好で
あり、常温で塗膜を形成し、イの塗膜は前記JIS規格
のガ燃−級に合格する難燃性でかつ塗膜の伸び率が50
%以上で下地亀裂追従性が1#1以上であり、下地のひ
び割れに対して充分に追従できる弾性を有するものであ
る。
そして、第1発明、第2発明、第3発明の弾性塗料は、
リン系有機難燃剤、ハロゲン系有i¥L燃剤、及び窒素
系有機難燃剤の群中から選択した1種以Fを配合してい
るので、塗膜は着火しにくく、かつ消火性を有し、燃焼
の際の発煙量も少ない。
また、第2発明及び第3発明の弾性塗料は無機質の難燃
剤を配合lノているのぐ、無機質の難燃剤を配合しない
第1発明の弾性塗料に較べ、より大きい難燃性を有りる
従って、本番発明の弾性塗料は前記、」IS規格の難燃
−級合格品として扱えるので商品価値が高いものである
。そして、本番発明の弾性塗料をコンクリート等の無機
質木材のF地に塗装した際は塗膜が下地の亀裂に追従で
きて外部からの雨水の浸入を防止し得るとともに、塗膜
は難燃性であることより火災等に対しCも効果を発揮す
る。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)難燃性アクリル酸エステルエマルション、塩化ビ
    ニル変性率10〜50%のエチレン・酢酸ビニル・塩化
    ビニル共重合エマルション、塩化ビニリデン変性率5〜
    50%の塩化ビニリデン・アクリル酸エステル共重合エ
    マルション、及び塩化ビニリデン変性率5〜50%の塩
    化ビニリデン・エチレン・酢酸ビニル共重合エマルショ
    ンの群から選択された樹脂分含量30〜70%の樹脂エ
    マルションの一種あるいは複数種が14〜70重量部と
    、リン系有機難燃剤、ハロゲン系有機難燃剤、及び窒素
    系有機難燃剤からなる群から選択された一種以上が1〜
    30重量部配合され、かつ塗膜の伸び率が50%以上で
    かつ塗膜の下地亀裂追従性が1mm以上であることを特
    徴とした難燃性弾性塗料。
  2. (2)難燃性アクリル酸エステルエマルション、及び塩
    化ビニル変性率10〜50%のエチレン・酢酸ビニル・
    塩化ビニル共重合エマルションの群から選択された樹脂
    分含量30〜70%の樹脂エマルションの一種あるいは
    複数種が14〜70重量部と、リン系有機難燃剤、ハロ
    ゲン系有機難燃剤、及び窒素系有機難燃剤からなる群か
    ら選択された一種以上が1〜30重量部と、無機質の難
    燃剤1〜14重量部とが配合され、塗膜の伸び率が50
    %以上でかつ塗膜の下地亀裂追従性が1mm以上である
    ことを特徴とした難燃性弾性塗料。
  3. (3)塩化ビニリデン変性率5〜50%のエチレン・酢
    酸ビニル・塩化ビニリデン共重合エマルション、及び塩
    化ビニリデン変性率5〜50%の塩化ビニリデン・アク
    リル酸エステル共重合エマルションの群から選択された
    樹脂分含量30〜70%の樹脂エマルションの一種ある
    いは複数種が14〜70重量部と、リン系有機難燃剤、
    ハロゲン系有機難燃剤、及び窒素系有機難燃剤からなる
    群から選択された一種以上が1〜30重量部と、無機質
    の難燃剤1〜50重量部とが配合され、塗膜の伸び率が
    50%以上でかつ塗膜の下地亀裂追従性が1mm以上で
    あることを特徴とした難燃性弾性塗料。
JP21818588A 1988-08-30 1988-08-30 難燃性弾性塗料 Pending JPH0264176A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02145662A (ja) * 1988-11-28 1990-06-05 Toagosei Chem Ind Co Ltd 難燃性塗膜防水用組成物
JP2008216051A (ja) * 2007-03-05 2008-09-18 Sekisui House Ltd ひび割れ供試体と、該供試体を用いたひび割れ補修実験方法
JP2013241584A (ja) * 2012-04-27 2013-12-05 Dainippon Toryo Co Ltd 難燃性水系塗料組成物、並びにそれを用いた難燃性塗膜及び建築板

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