JPH0257279A

JPH0257279A - パチンコ機の入賞装置

Info

Publication number: JPH0257279A
Application number: JP20794088A
Authority: JP
Inventors: Shigeru Ichihara; 茂市原; Kanemi Takai; 高井　鉦美; Hideki Inukai; 犬飼　秀樹; Toshiaki Ishikawa; 石川　年明; Hiroki Inoue; 浩樹井上; Ryoichi Oya; 大屋　良一
Original assignee: Daiichi Shokai Co Ltd
Current assignee: Daiichi Shokai Co Ltd
Priority date: 1988-08-22
Filing date: 1988-08-22
Publication date: 1990-02-27
Anticipated expiration: 2013-02-18
Also published as: JP2716471B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、大入賞口を′＠するパチンコ遊技機に関Ｊ
る。

（従来の技術）従来のパチンコ遊技機は、所定の始動口に遊技球が落入
したときに、大入賞口を備える入賞装置（連続役物とい
う）の大入賞口を１回乃至２回開閉し、このときに大人
゛賞口から落入した遊技球が所定の入賞口（連続役物作
動［Ｉという）に入賞覆ると、大入賞口を間欠的に連続
して開口し、この人入賞［］の開口中に落入した遊技球
が、角度前記連続役物作動口に入賞すると、ざらに大入
賞口を間欠的に連続開口するように構成したものがある
。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、１）η記従来のパチンコ遊技機は、前記
大入賞口の作動条件や作動時間等の諸条件が単純なりの
が多く、遊技客の趣向を一時的に高めることができても
、遊技客は暫くするとざらに複ｍな動作を要求すること
になる。

従って、パチンコ遊技機は、常に遊技客の興味を引くよ
うな役物の開発が要求される。

しかし、パチンコ遊技機は、賭博性に対する法的規制が
有るため、役物の形状の開発には限界がある。

（課題を解決するための手段）前記課題を解決するために、本発明は、遊技盤面の入賞
口への遊技球の落入状態が予め定められた特別の条件の
設定手段により定められた特別の条件が成立した場合に
、遊技盤面に設（）られた入賞装置における大入賞口の
拡開態様を所定の条件に対応して変更する拡開態様変更
手段と、前記入賞装置内に設けられた特別の遊技球検出
手段により、遊技球の落入が検出された場合に、該入賞
装置の大入賞口を間欠的に連続開口する大入賞口駆動手
段と、前記大入賞口の連続開口時間を変更する開口時間
変更手段と、前記入賞装置内に落入した遊技球の転動方
向を異ならせる転動方向可変手段と、前記入賞装置内に
設【ノられ、入賞装置内に落入した遊技球を停留Ｊる停
留手段と、前記入賞口駆動手段による前記大入賞口の間
口動作の起動時刻を設定する起動時刻設定手段と、前記
転動方向可変手段の作動時期を設定する第１の作動時期
設定手段と、前記停留手段の作動時期を設定する第２の
作動時期設定手段とを具備することを特徴とするしので
ある。

また、前記特別の条件の設定手段は、始動口に設けられ
て、当該始動１」に遊技球が落入したことを検出する始
動口検出スイッチであることが好ましい。

さらに、前記拡開態様変更手段は、前記入賞装置の拡開
時間または拡開回数を可変設定する手段であることが好
ましい。

また、前記特別の遊技球検出手段は、前記入賞装置内に
設けられた役物連続作動口に遊技球が落入したことを検
出する落入検出スイッチであることが好ましい。

さらに、前記転動方向可変手段は、１ヤラクタであるこ
とが好ましい。

また、前記停留手段は、複数の遊技球の没入孔を有する
回転円盤と、前記没入孔の下方において没入孔内の遊技
球を受止め、所定時期に受止めを解除して没入孔内の遊
技球を脱落させる球受（プ片とで構成されることが好ま
しい。

（作用）前記のように、本発明は、大入賞口を有する入賞装置に
、遊技球の転動方向を異ならせる転動方向可変手段と、
入賞装置内に落入した遊技球を停留する停留手段とを設
け、前記大入賞口の起動時刻および拡開態様や間口時間
、前記転動方向可変手段の作動時期、萌記＋″？留手段
の作動時期を可変設定することにより、従来に無い、よ
り１ｕｌｌな役物の動作を得ることができ、遊技客の新
たな趣向を喚起することができる。

（実施例）第１図は、本発明に係るパチンコ遊技機の一実施例の遊
技盤面の構成を示づ正面図である。

遊技盤面１００の中央には、入賞装置１が配置されてい
る。この入賞装置１は、その両側に拡開する大入賞［コ
９を有している。この大入賞口９は、入賞装置１の両側
に取付けられてＦ端を支点として左右に回動するウィン
グ１０の上端により形成されている。入賞装置１の下方
には、左右と中央に一つずつの第２種始動口６．７．８
が設けられている。その他、入賞装置の左右上方には、
ランプ風車２４が設けられ、左右中央には、通常入賞口
２，３が設けられ、左右下方には、チューリップ式役物
４．５が設けられている。また、入賞装置１の中央左右
には、４つのＩ！１１１ｉ２５が配置されている。

第２図は前記入賞装置の拡大正面図であり、第３図は第
２図の八−へ線断面図である。

第３図に示すように、入賞装置のボデーは、天井３１と
中天井３２と床３３により２つの部屋３４．３５に仕切
られている。上の部屋３４の奥には、キャラクタ１５が
設けられている。このキャラクタ１５は、中央に固定さ
れた固定キャラクタ１３と、その両側に配置され、キャ
ラクタ−ソレノイド１０６（第９図に示す）により作動
されて観音開き状に揺！ｅする可動キャラクタ１４から
構成されている。

手の部屋３５の床３３には、モータ２１により回転する
回転円盤２０が設りられている。床３３の前縁中央には
、遊技球が落入回能に間口する役物連続作動口１１が形
成されている。この役物連続作動口１１には、遊技球の
落入を検出する役物連続作動装置１２が配置されている
。この役物連続作動装置１２は、近接スイッチよりなる
役物連続作動スイッチ９４（第９図に示す）により、役
物連続作＃Ｊ［］１１に落入した遊技球を検出する構成
によるらのである。

第４図は第１図中の８−Ｂ線断面図である。

同図に示すように、中天井３２には、固定キャラクタ１
３の下に形成された落入口３６と、可動キャラクタ１４
の側方に形成された落入０３８　。

３９が設けられている。これらの落入口３６，３８．３
９には、遊技球の落入を検出する人入賞口人賞スイッチ
３７，４０．４１が配置されている。

そして、上の部屋３４と下の部屋３５は、前記落入口３
６，３８．３９により連通している。

第５図は、第入賞口９から落入した遊技球５０の通過経
路を示す斜視図である。ウィング１０が開いて大入賞口
９が拡開したとぎに、遊技球５０がこの大入賞口９から
落入すると、ｔの部屋３４内に遊技球５０が浸入する。

上の部屋３４内に侵入した遊技球５０は、可動キャラク
タ１４に当って跳返された場合は、左右の落入口３８．
３９から下の部屋３５に落下する可能性が大きくなる。

また、可動キャラクタ１４の間を通った遊技球５０は、
中央の落入口３６からＦの部屋３５に落下する。手の部
屋３５に落手した遊技球５０は、回転円５ａ１２０ｈま
たはその側方を通過して、役物連続作動口１１若しくは
その両側に設けられた通常入賞口１６に落入する。

竹記回転円！２０は、遊技球５０が没入可能な没入孔２
６が、９０°毎に形成されている。そして、床３３に形
成された凹部２９内に遊嵌している。四部２９の一部は
切欠かれており、この切欠き部２９Ｈには、床３３のＦ
而に設けられた支軸２８を軸として上手方向に回動する
床受（）片２７が配置されている。この床受は片２７は
、第６図に示すように四部２９の底面と同一面にあると
きは、没入孔２６内の遊技球がｆＰＡ落しないように受
けているが、第７図に示ずように、床受番ノ片２７が下
方へ回動すると、この床受は片２７の先端部上に到来し
た没入孔２６内の遊技球５０は、自重で落下する。落下
した遊技球５０は入賞球として処理する。

回転円盤２０の裏面には、第８図に示すように、回転円
盤２０の回転軸に一体に取付けられたカム４３と、この
カム４３に当ｊ妾するカムスイッチ４５が配置されてい
る。このカムスイッチ４５は、回転円盤２０の回転を停
止しする際の位置決めのためのらのである。ずなわら、
４つの没入孔２６の間を通る中央８２２．２３何れかが
、入賞装置１の中心線と一致する位置に来たときに回転
円盤２０の回転を停止する。この停止位置は、カムスイ
ッチ４５がオンからオフに立下がることにより検出する
。

第９図は、遊技盤面１００の裏面に配置された制御回路
６０の概略構成を示すブロック図て゛ある。

コノ制御回路６０は、ＣＰＵ６１と、ＲＯＭ６２とＲＡ
　Ｍ　６３と、タロツク回路およびリセット回路６４と
、電源６５及びアナログＧＮＤ等を備えた！イクロ」ン
ビュータによる制御回路である。

ＣＩ−）　Ｕ　６１には、各種の検出スイッチの入力が
スイッチ検出部６６を介して入力される。また、ＣＰＵ
６２からは、各梗の制御出力がそれぞれの駆動部等のド
ライバを介して出力されている。

スイッチ検出部６６に接続されたスイッチは、第２種始
動口６，７．８　（第１図に示す）に設けられて、落入
法を検出する第２種始動スイッチ（始動口検出スイッチ
に相当する＞９１．９２゜９３と、役物連続作動装置１
２（第２図及び第３図に承り）を構成し、落入法を検出
する役物連続作動スイッチ（落入検出スイッチに相当す
る）９４と、前記大入賞口入賞スイッチ３７．４０．４
１（第４図に示す）と、前記カムスイッチ４５（第８図
に示す）と、図示しない賞品球払い出し装置に設けられ
て、賞品球の数を設定する賞品球設定手段作動を検出す
る賞品球設定手段作動検出スイッチ９９等である。

なお、賞品球数設定手段は、模述の設定賞品球数切替駆
動手段駆動ソレノイド１０７とにより、遊技球の入賞態
様によって（例えば、通常入賞口に遊技球が落入した場
合には、８個の賞品球を遊技者に放出し、大入賞口内に
遊技球が落入した場合には、１３個の賞品球を遊技者に
放出ざ才る）放出賞品球を設定し、変更するための技術
的手段であり、既に公開された特開昭６３−１１５５８
１号等に開示された技術に基づくものである。

他方、ＣＰＵ６１に接続された駆動部等は、前記入賞装
置１に設けられて、大入賞口９の開閉動作の１セツトが
行われた回数を表示する連続回数表示ＬＥＤ１０１の点
灯制御用の連続回数表示しＥＤ表示部６８（第２図に示
７１′）と、大入賞口９に落入した遊技球の数を表示す
る大入賞口入賞数表示ＬＦＤ１０２の点刻制御用の大入
賞口入賞数表示Ｌ　Ｅ　Ｉ）表示部６９（第２図に示づ
゛）と、入賞装置１の随所に設けられたＬＥＤ装飾灯１
０３の点灯制御用のＬ　Ｅ　Ｉ）装飾表示部７０（第２
図に示す）と、前記ウィング１０を開放するための大入
賞口開放ソレノイド１０４の駆動制御を行うソレノイド
駆動部７１と、前記回転円盤２０とモータ２１との関係
において設けられている（第６〜８図に示す）床受はハ
２７を閉じて遊技球５０を停留状態にする停留ソレノイ
ド１０５の駆動制御を行うソレノイド駆動部７２と、萌
記司動キャラクタ１４を駆動させるキャラクタ−ソレノ
イド１０６の駆動制御を行うソレノイド駆動部７３と、
前記賞品球払い出し装置に設けられて、設定賞品球数を
切咎える設定賞品球数切替手段を駆動させる設定賞品球
数切替手段駆動ソレノイド１０７の駆動制御用のソレノ
イド駆動部７４と、△〜Ｄの４つの表示灯（第１図に示
すように、遊技盤面１００に設けられている）１０８〜
１１１の点灯制御を行う表示灯Ａ駆動部７５〜表示幻り
駆動部７８と、遊技客の不正行為が検出されたときに、
その旨を出力する不正出力１１３の駆動制御を行う不正
出力駆動部８０と、入賞装置１の作動中等に効果音を発
生するスピーカー１１４を駆動部る音声駆動部８１等で
ある。

次に、本実施例におけるパチンコ遊技機の動作のうら、
前記入賞装置１に関する動作を以下に説明する。

前記制御回路６０内（７）ＲＯＭ６２及びＲＡＭ６３に
は、制御動作に必要な種々のレジスタや゛ノラグ等が設
けられている。これらの内、動作説明に関連するものを
以下に列挙する。

（Ａ）ＲＯＭ６２に設けられているレジスタキャラクタ
用レジスタ；キャラクタ−ソレノイド１０６の開閉時間データが格納
されている。

第２種動作１用レジスタ；第２種始動口６．７に遊技球が入賞したときの大入賞口
９の開閉時間データが格納されている。

第２挿動作２用レジスタ；第２種始動口８に遊技球が入賞したときの大入賞口９の
開閉時間データが格納されている。

連続動作用レジスタ：大入賞口９を連続作動させるときの大入賞し」９の開閉
時間データが格納されている。

（Ｂ）ＲＡＭ６３に設けられているフラグ類く出力用フ
ラグ〉モータ駆動フラグ； “１″のときモータ２１をオンにする。

ギＶラクターソレノイド駆動ノラグ； ′１”のときキャラクタ−ソレノイド１０６をオンにする。

停留ソレノイド駆動フラグ；１１１１１のとき停留ソレノイド１０５をオンにする。

大入賞口開放ソレノイド駆動フラグ：１１１　Ｉ＋のとぎ大入賞口開放ソレノイド１０４をオ
ンにする。

〈入力用フラグ〉役物連続作動スイッチフラグ；役物連続作動スイッチ９４がオンのとき′１″にする。

第２種始動スイッチ１ノラグ；第２種始動日６．７に設けられた第２種始動スイッチ９
’ｌ、９２がオンのとぎ１°′にする。

第２種始動スイッチ２ノラグ；第２種始動口８に設けられた第２種始動スイッチ９３が
オンのとき１′′にする。

カムスイッチフラグ；カムスイッチ４５が動作検出中のとき１１０１１にする。

人人賞口入賞スイツチノラグ；大入賞口入賞スイッチ３７，４０．４１がオンのとき１
′′にする。

く動作フラグ〉役物連続作動スイッチ有効中フラグ；役物連続作動スイッチ９４が有効であるときに゛１″に
する。

〈カウンタ〉キャラクタ−ソレノイド動作回数カウンタ；キ１７ラク
ターソレノイド１０６の作動回数をカウントする。

連続動作回数カウンタ；大入賞口９の連続動作回数をカウントする。

大入賞口入賞数カウンタ：大入賞口９に入賞した遊技球の数をカウントする。

大入賞口開閉回数カウンタ；大入賞口９の開閉回数をカウントする。

モーターカウンタ；モータ２１の回転回数をカウントする。

くタイン−〉キャラクタ−ソレノイド動作用タイマー；キャラクタ−
ソレノイド１０６の動作時間を計時−する。

連続動作インターバル用タイン−；大入賞口９の連続開閉動作におけるインターバル時間を
計時する。

大入賞口開閉用タイマー；大人′Ｒ［１の開閉時間を計時する。

モータ動作用タイマー；七−夕２１の作動時間を計時する。

以下に動作を説明する。

先ず、左右の第２種始動口６．７に遊技球が入賞すると
、第２種始動スイッチ９１．９２がオンした時に、前記
第２種始動スイッチ１フラグが″１″になる。これによ
り、前記第２種作動ルジスタ内のデータに基づいて、第
１０図（ａ）に示すように、所定時間ＴＩ　　（例えば
、０．０９９秒）後にウィング１０が開き始め、所定時
間丁２（例えば、０．５９８秒）の間−回だけ大入賞口
９を開放する。この間、前記大入賞口開放ソレノイド駆
動フラグに基づいて、大入賞口開放ソレノイド１０４の
オン・オフが行われる。また、大入賞口９の開閉時間は
、前記大入賞口開閉用タインにより制御される。

また、ｌ）η記第２種始動ロ６．７に入賞すると、前記
モータ駆動フラグが１″になり、モータ２１が駆動され
る。これにより、回転円盤２０は、所定時間Ｔｓ　　（
例えば、０．００２秒〉後に回転を開始し、所定時間Ｔ
５　　（例えば、５秒）の間回転（例えば、１０７４回
転）する。このとき、回転円盤２０の回転動作は、前記
カムスイッチフラグ、−〔−ターカウンタ、モータ動作
用タイマーにより監視され、かつ制御される。また、前
記停留ソレノイド駆動フラグにより、前記床受【プ片２
７を、回転円盤２０の回転時から−・定期開閉じた状態
にする。

次に、中央の第２始動［１８に遊技球が入賞すると、第
２種始動スイッチ９３がオンした時に、前記第２種始動
スイッチ２フラグが１″になる。。

これにより、前記第２種作動２レジスタ内のデータに基
づいて、第１０図（ｂ）に示すように、所定時間Ｔ１後
に所定時間１３　（例えば、０．７４７秒）大入賞口９
を開放し、さらに所定時間丁４（例えば、０．４９９秒
）後に再度所定時間Ｔ３大入賞口９を開放する。この間
、萌記大入賞ロ開放ソレノイド駆動フラグに基づいて、
大入賞口開放ソレノイド１０４のオン・オフが行われる
。また、大入賞口９の開閉時間は、前記大入賞口開閉用
タイマーにより制御される。

また、前記第２種始動１１８に入賞すると、前記モータ
駆動フラグが′１″になり、モータ２１が駆動される。

これにより、回転円盤２０は、所定時間ＦＳ後に回転を
開始し、所定時間Ｔ６　　（例えば、６秒）回転（例え
ば、１２７４回転）する。このとき、回転円盤２０の回
転動作は、前記カムスイッチフラグ、モーターカウンタ
、モータ動作用タイン−により監視され、かつ制御され
る。また、前記停留ソレノイド駆動フラグにより、前記
法受け）！Ｉ２７を、回転円盤２０の回転時から一定期
間閉じた状態にする。

そして、大入賞口９が開放中に遊技球が入球すると、前
）ホしたように遊技球が入賞装置１内で移動し、回転円
盤２０の没入孔２６に没入するか、通常人′賞口１６に
落入するか、役物連続作動１」１１に落入ザるかの何れ
かの経路を辿る。

前記入賞装置１に入球した遊技球が役物連続作動ロゴ１
に入賞して、前記大入賞口入賞スイッチ３７．４０．４
１ｔｆｉＡン−ｒると、ｉｒｒ記大人大入１人賞スイッ
チフラグが“１″になる。これにより、１）０記連続動
作用レジスタ内のデータに基づいて、第１１図（ａ）に
示すように、所定時間Ｔ７　　（例えば、３．９９５秒
）大入賞口９を閉鎖した後、所定時間４８　（例えば、
２８．２５６秒）の間に１８回の開閉動作を行う（図中
の番号１〜１８は開放回数を示す）。この間、前記大入
賞口開放ソレノイド駆動フラグに基づいて、大入賞口開
放ソレノイド１０４のオン・オフが行われる。また、大
入賞口９の開閉時間は、ｆｙＪ記大入賞Ｉコ開閉用タイ
ン−により制御され、大入賞口９の開閉回数は、前記大
入賞口開開回数カウンタによりカウントされる。

そして、１回目の開放から８回目の閉鎖までは、開閉動
作の時間が短（（例えば、開放時間が０゜３９６秒、閉
鎖時間が０．７９６秒）、９回目の開放から１８８回目
開鎖までは、開閉動作の時間が長い（例えば、開放時間
が０．７４７秒で、閉鎖時間が１．２５０秒）。

前記のように、大入賞口９の間欠的な連続間Ｉ］動作に
並行して、遊技球の停留手段どしての回転円盤２０の回
転が行われる。この回転円１２０の回転は、前記カムス
イッチフラグ、七−ターカウンタ、モータ動作用タイマ
ーにより監視及び制御され、第１１図（ｂ）に示すよう
に、役物連続作動口１１に遊技球が入賞した時から所定
時間Ａ（例えば、０〜０．５秒）の間に初期位置に戻１
ノ、その後所定時間Ｔ’ｌ）（例えば、Ｏ，００，２秒
）回転を停止させ、前記大入賞口９の開閉が開始する以
前に回転を開始する。図中の一目盛Ｃは１７４回転を示
している。この時間Ｃは、例えば、０，５秒に設定され
ている。そして、第１１図（Ｃ）に示すように、前記停
留ソレノイド１０５が、第１回目の大入賞口９の開放時
点から所定時間Ｂ（例えば、０．００２秒）後に作動し
て、前記床受は片２７を閉じる。これにより、回転円盤
２０の没入孔２６に最大４つの遊技球が停留する。

回転円盤２０は、大入賞口９の９回目の開放時点から、
大入賞口９の開放動作毎に１７４回転ずつの間欠動作と
なる。

また、第１１図（ｄ）に示すように、第９回目の大入賞
口９の開放時から、キャラクタ−ソレノイド駆動フラグ
が“１″になり、前記キ１７ラクターソレノイド１０６
が作動開始し、可動キャラクタ１４が揺動を開始で“る
。このときの可動キャラクタ１４の作動時期は、ｌ１１
１記キヤラクタ用レジスタ内のデータに基づいて、キャ
ラクタ−ソレノイド動作用タイン−による時間管理の下
に実行される。また、可動キャラクタ１４の作動回数は
、前記キャラクタ−ソレノイド動作回数カウンタにより
カウントされる。

前記可動キャラクタ１４は、大入賞口９の一回の開閉動
作毎に外定時間１〕（例えば、０．９９８秒）ずつの作
動と停止を行い、第１７回目の大入賞口９の開放動作時
には、若下短い時間Ｅ（例えば、０．７４７秒）だけ作
動する。

大入賞口９が１８回開閉する間に、遊技球が役物連続作
動口１１に入賞すると、その時点から、第１１図に示づ
動作を最初から操返ザ。この操返し動作が連続する回数
は、最高９回である。この連続回数は、前記連続動作回
数カウンタによってカウントされる。また、大入賞口９
の連続開閉動作におけるインターバル時間は、前記連続
動作インターバル用タイマーにより引時される。

大入賞口９の開閉動作が終７′υ′る条件は、大入賞口
９の１７７回目閉鎖時点と、大入賞口９に遊技球が８個
人球したときである。この大入賞口９への人球数は、前
記大入賞口入賞数カウンタによりノコークントされる。

大入賞口９の開閉動作の終了時には、可動キャラクタ−
１４も停止する。回転円盤２０は、大入賞口９の開閉動
作終了後の最後の閉鎖時点から所定時間丁９　（例えば
、０．４９．７秒）後に、所定の起動開始時間Ｂの待機
を行って、所定時間Ｔｄ（例えば、２秒）の間に１回転
する。これは、没入孔２６内に停留しでいる遊技球を落
下させるためである。

大入賞口９が開閉動作中に、第２始動口６，７゜８に遊
技球が入賞しでも、規定の遊技球を獲得するだけで、開
閉動作終了後に引続ぎ大入賞口９の開閉動作が連続する
ことが無いように構成されている。

また、役物連続作動スイッチ有効中フラグの内容に基づ
いて、役物連続作動装置１２が有効か否かを判別する。

すなわち、第１回目の大入賞口９の開放動作面の所定時
間−「１と、大入賞口９の開閉動作終了後の所定時間Ｔ
９および大入賞口９の開閉動作の操返し回数が９回目で
ある場合は、役物連続作動装置１２は無効になり、この
間に遊技球が役物連続作動［」１１に入賞してし、第１
１図の動作の操返し動作は実行されない。

以上のように、本実施例は、大入賞口９の起動時刻と、
回転円盤２０の作動時期と、可動キャラクタ１４の作動
時期を設定し、大入賞口９の拡開態様と、開１」時間を
変更可能としたことにより、従来に比して、遊技客の趣
向を喚起するパチンコ遊技機を提供できる。

また、本実施例は、大入賞口つや回転円盤２０および可
動キャラクタ１４の作動タイミング時間を第１０図Ｌｉ
５よび第１１図に示したように設定したことにより、微
妙なタイミングにより賞品球の獲得数が大きく異なるパ
チンコ遊技機においで、従来に比して、遊技客の遊技心
を向上させつつ、遊技場側の収益を上げるための効果が
増大する。

（発明の効果）以上詳細に説明したように、本発明は、大入賞口を有Ｊ
る入賞装置に、遊技球の転動方向を異ならせる転動方向
可変手段と、入賞装置内に落入した遊技球を停留する停
留手段とを設け、前記大入賞口の起動時刻および拡開態
様や開口時間、前記転動方向可変手段の作動時期、前記
停留手段の作動時期を可変設定覆ることにより、従来に
無い、より複雑な役物の動作を得ることができ、遊技客
の新たな趣向を喚起することがＣきる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のパチンコ遊技機の遊技盤面
の正面図、第２図は第１図中の入賞装置の拡大正面図、
第３図は第２図中のＡ−Ａ線断面図、第４図は第２図中
のＢ−Ｂａｉｌ断面図、第５図は同入賞装置の一部切欠
き斜視図、第６図は同入賞装置内の回転円盤と埋骨は片
の構造を示す分解斜視図、第７図は埋骨は片を開いた状
態を示す分解斜視図、第８図は回転円盤の裏面に配置さ
れたカムとカムスイッチを示す回転円盤の平面図、第９
図は同実施例における制御回路の構成を示すブロック図
、第１０図は第２種始動口に入賞したときの大入賞口の
開閉動作を示すタイミングチャート、第１１図は役物連
続作動口に入賞したときの大入賞口の開閉動作と回転円
盤と停留ソレノイドとキ１７ラクターソレノイドの動作
を示すタイミングチャートである。１・・・・・・・・・入賞装置６．７．８・・・・・・第２種始動口９・・・・・・・・・大入賞口１１・・・・・・役物連続作動口１２・・・・・・役物連続作動装置１５・・・・・・キ１７ラクタ２０・・・・・・回転円盤２７・・・・・・埋骨は片３７．４０．４１・・・・・・大入賞口入賞スイッチ５
０・・・・・・遊技球１００・・・遊技盤面出願人　　　株式会社　大−商会

Claims

【特許請求の範囲】

（１）遊技盤面の入賞口への遊技球の落入状態が予め定
められた特別の条件の設定手段により定められた特別の
条件が成立した場合に、遊技盤面に設けられた入賞装置
における大入賞口の拡開態様を所定の条件に対応して変
更する拡開態様変更手段と、前記入賞装置内に設けられた特別の遊技球検出手段によ
り、遊技球の落入が検出された場合に、該入賞装置の大
入賞口を間欠的に連続開口する大入賞口駆動手段と、前記大入賞口の連続開口時間を変更する開口時間変更手
段と、前記入賞装置内に落入した遊技球の転動方向を異ならせ
る転動方向可変手段と、前記入賞装置内に設けられ、入賞装置内に落入した遊技
球を停留する停留手段と、前記入賞口駆動手段による前記大入賞口の開口動作の起
動時刻を設定する起動時刻設定手段と、前記転動方向可
変手段の作動時期を設定する第１の作動時期設定手段と
、前記停留手段の作動時期を設定する第２の作動時期設定
手段とを具備することを特徴とするパチンコ遊技機。
（２）前記特別の条件の設定手段は、始動口に設けられ
て、当該始動口に遊技球が落入したことを検出する始動
口検出スイッチである請求項１に記載のパチンコ遊技機
。
（３）前記拡開態様変更手段は、前記入賞装置の拡開時
間または拡開回数を可変設定する手段である請求項１若
しくは２に記載のパチンコ遊技機。
（４）前記特別の遊技球検出手段は、前記入賞装置内に
設けられた役物連続作動口に遊技球が落入したことを検
出する落入検出スイッチである請求項１〜３の何れかに
記載のパチンコ遊技機。
（５）前記転動方向可変手段は、キャラクタである請求
項１〜４の何れかに記載のパチンコ遊技機。
（６）前記停留手段は、複数の遊技球の没入孔を有する
回転円盤と、前記没入孔の下方において没入孔内の遊技
球を受止め、所定時期に受止めを解除して没入孔内の遊
技球を脱落させる球受け片とで構成される請求項１〜５
の何れかに記載のパチンコ遊技機。