JPH02500989A - 人造繊維に於ける改良 - Google Patents

人造繊維に於ける改良

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JPH02500989A
JPH02500989A JP62505712A JP50571287A JPH02500989A JP H02500989 A JPH02500989 A JP H02500989A JP 62505712 A JP62505712 A JP 62505712A JP 50571287 A JP50571287 A JP 50571287A JP H02500989 A JPH02500989 A JP H02500989A
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magnetizable
magnetizable material
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solution
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JP62505712A
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レーステマーカー ハルム ヴィレム
マリーニ インゴ
フィルゴ ハインリッヒ
ルフ ハルトムット
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レンツィング アクチェンゲゼルシャフト
ラッセル レイナー アルバート パトリック
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    • B23Q41/00Combinations or associations of metal-working machines not directed to a particular result according to classes B21, B23, or B24
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01FCHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 告 に し る 本発明は、人造繊維に関する。
より具体的には、本発明は、従来の人造繊維による織物の特性に対して更に別の 性能を付加した人造繊維の製造に関する。
本明細書において、「人造繊維(man−made fibres) Jとはビ スコース繊維及びモダル繊維を意味する。このようなポリアラミドの一つとして は、商品取引識別コードP84として知られているものがあり、これはLenz ing AGによって製造されている。
本発明は、例えば、織物材料をシート状にして使用する際、本発明に係る繊維と 組み合わせることにより織物、材料に前記の付加特性が付与され、その場合、付 は加えられた特性による作用、効果が、織物の製造工程若しくは製造後に織物に 必要な諸性質を付与するために繊維及び織物シートに施される各種処理工程又は 段階において損なわれたり大幅に減退することがないようなものを提供すること を意図するものである。
例えば、これまでにも、磁化可能な物質によってコートされたフォイルを織物材 料に接合することにより織物材料を磁化可能にする技術が提案されたことがある 。然織物材料に通常施される各種の処理、或いは特殊な理由により織物材料に要 求される性能を与えるために施される様々な処理によって上記接合及びフォイル のいずれか一方若しくは双方が破壊され、これによって必要な磁化可能特性が損 なわれるため、実用化できないことが判明した。
本発明の目的は、従来知られたこれらの試みにおける問題点を克服し、選択的に 磁化可能な織物材料を提供することに、ある。
一般的には、本発明は人造繊維本体中に磁化可能な材料を含存せしめたものであ る。
簡便には、人造繊維が引抜き若しくは紡糸される溶融液若しくは原液中に磁化可 能な材料を混入する。
上記磁化可能な材料は、紡糸されるビスコース原液中に望ましくは分散水溶液( aqueous dispersion )のかたちで添加される。
簡便には、上記分散水溶液は、磁化可能な材料若しくはそれらの混合物をボール ミル若しくはビーズミルを用磁気記録媒体用に現在量も多(使用されている磁化 可能な材料としては、その主要な材料であるT型三二酸化鉄(T Jet’s  ) の形態の酸化鉄のほか、二酸化クロムCrO2、マグネタイトFe、0.、 コバルトを含有するT型酸化鉄、コバルトを含有するフェライト及び金属鉄等々 が挙げられる。
使用される磁化可能な材料の保磁度は、当該材料の粒子の物理的形状を変更する ことにより調節可能である。
現在使用されている磁、化可能な材料の製品の殆どは、縦横比が6=1ないし1 2:1の針状の形のものである。
微粒子状の磁化可能な材料は広く利用されているにも拘わらず、針状の磁化可能 な材料をビスコース繊維のような人造繊維中に混入させることは困難であること が判明した。即ち、針状の材料はビスコース中で塊りを形成し、紡糸口金を詰ま らせることが判ったためである。
従って、本発明のもう一つの特徴は、針状ではない磁化可能な微粒子をビスコー ス繊維中に混入させることにある。
磁化可能な微粒子として望ましくは略球状のものが用いられる。
本発明の構成に関する理解を容易ならしめ、その作用を明らかにするため、磁化 可能な特性を有する人造繊維を製造する紡糸原液の組成の幾つかの例を以下に掲 げて説明する。
例I この例においては、予め定められた量の、粒子の長さが0.7μmで縦横比6: 1のγ型FexOa (Bayer社により製造されているBayferrox  R8010)と、ポリ燐酸塩系の分散剤(Zschiw+mer & Sch warz社により製造されているGe1ssfix C−30)に軟水を加え、 ビーズミルを用いて粉砕し、3時間粉砕後、下記の組成を有する磁化可能な材料 の分散液(A)を得た。
20% Bayferrox 80104% Ge1ssfix C−30 76%軟水 上記分散液(A)を8.65%のセルロースと5.2%のアルカリを含む紡糸用 ビスコース溶液(B)に加えた。
その場合の混合比は、磁化可能な材料がビスコース溶液CB)に含まれるセルロ ース量の25%となるようにした。
得られた混合液を8%H,SO,,26%NazSOa及び1.5%Zn5Oa から成る紡糸浴中に導入し、直径80μmのオリフィスを800個有する紡糸口 金を用いて紡糸し、太さ3.3dtexデニールの繊維を得た。
30分間紡糸した後の紡糸口金の内側の圧力は、口金が詰まったため10バール に上昇し、作業を停止しなければならなかった。ビーズミルによる粉砕操作を更 に長時間行なった分散液(A)をビスコース溶液(B)に加えた場合においても 、良好な紡糸性能を有する混合液を得ることはできなかった。
例■ この例においては、磁化可能な材料としてマグネタイト系のもので略球状の粒子 のもの(Bayer社により製造されているBayferrox 8600 ) を用い、ビーズミルにより粉砕して下記の組成の分散液(A1)を得た。
20% Bayferr、ox 80104% Ge1ssfix C−30 76%軟水 この分散液(A1)を例Iの場合と同様の組成のビスコース溶液(B)に加えた 。その場合の混合比は、磁化可能な材料がビスコース溶液(B)に含まれるセル ロース量の25%となるようにした。得られた混合液を例Iの場合と同様の組成 の紡糸浴中に導入し、例Iの場合と同様の紡糸口金を用いて紡糸した。
紡糸作業は良好に行なわれ、紡糸口金の内側の圧力が上昇することはなかった。
紡糸操作終了後に紡糸口金を検査した結果、紡糸口金の詰まりは検出されなかっ た。
上記紡糸操作により得られた繊維に対して通常の織物の場合と同様の処理操作を 施し、これを切断し、最終処理を行なって下記のデータを有する織物を得た。
タイター(d tex ) 3 、3 繊維強度(cN/1ex) 20.0 引伸し (%) 17.0 このようにして製造された繊維を試験したところ、この繊維は磁化可能な特性を 有することが判った。
例■ この例においては11例■における分散液(AI)を例Iの場合と同様の組成の ビスコース溶液(B)に加えた。
その場合の混合比は、磁化可能な材料がビスコース溶液(B)に含まれるセルロ ース量の66.7%となるようにした。
紡糸操作は良好に行なわれ、紡糸口金に詰まりは生じないことが判った。
上記紡糸操作により得られた繊維に対して通常の織物の場合と同様の処理操作を 施し、これを切断し、最終処理を行なって下記のデータを有する織物を得た。
タイター(dtex) 3.3 繊維強度(cN/1ex) 15.0 引伸し (%) 16.0 このようにして製造された繊維を試験したところ、この繊維は磁化可能な特性を 有することが判った。
−S的には、ビスコースの紡糸原液中に混合される磁化可能な材料の量は、ビス コース溶液に含まれるセルロース量の10%ないし100%とされる。実用的に 望ましい範囲は20%ないし75%であり、この濃度以下であると、場合によっ ては磁力効果が低下し過ぎ、またこの濃度以上であると、繊維の機械的特性が幾 つかの利用分野においては不適当なものとなる。
なお、これまで示した数値は磁化可能な材料としてマグネタイト系のものを混合 したものに関するものであったが、次のような条件、即ち、少(とも同様の磁気 的特性を有し、微粒子にしたときに非直線的な形状、即ち球状の微粒子となり、 これによりその分散液をビスコースと混合したとき塊りとなる傾向を示さないよ うな材料であれば、他の任意の磁化可能な材料を使用し得る。
実際の使用試験によれば、本発明に°従って磁化可能な材料を混入した繊維は、 磁化可能な繊維としてこれにデータや情報を磁気的に記録することが可能であり 、その後、このように記録されたデータや情報を検出し、読み出すことが可能で ある。
補正書の翻訳文提出書 〔1〕 (特許法第184条の8) 平成元年02月17日。
特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1、特許出願の表示 PCT/GB8710 O670 2、発明の名称 人造繊維に於ける改良 3、特許出願人 住所 オーストリア国、レンツイング アー4860 名称 レンツイング アクチェンゲゼルシャフト(ほか1名) 4、代理人◎107 ’In、 583−0306住所 東京都港区赤坂1丁目 8番1号 昭和63年08月22日 6、添付書類の目録 (1)補正書の翻訳文 1通 7、補正の内容 (1)明細書の翻訳文の第7頁及び第9頁をこ−に添付のものと差し替える。
例■ この例においては、磁化可能な材料としてマグネタイト系のもので略球状の粒子 のもの(Bayer社により製造されているBayferrox 8600 ) を用い、ビーズミルにより粉砕して下記の組成の分散液(A1)を得た。
20% Bayferrox 86004% Ge1ssfix C−30 76%軟水 この分散液(A1)を例Iの場合と同様の組成のビスコース溶液(B)に加えた 。その場合の混合比は、磁化可能な材料がビスコース溶液(B)に含まれるセル ロース量の25%となるようにした。得られた混合液を例1の場合と同様の組成 の紡糸浴中に導入し、例Iの場合と同様の紡糸口金を用いて紡糸した。
紡糸作業は良好に行なわれ、紡糸口金の内側の圧力が上昇することはなかった。
紡糸操作終了後に紡糸口金を検査した結果、紡糸口金の詰まりは検出されなかっ た。
上記紡糸操作により得られた繊維に対して通常の織物の場合と同様の処理操作を 施し、これを切断し、最終処理を行なって下記のデータを有する織物を得た。
タイター(dtex) 3.3 一般的には、ビスコースの紡糸原液中に混合される磁化可能な材料の量は、ビス コース溶液に含まれるセルロース量の10%ないし100%とされる。実用的に 望ましい範囲は20%ないし75%であり、この濃度以下であると、場合によっ ては磁力効果が低下し過ぎ、またこの濃度以上であると、繊維の機械的特性が幾 つかの利用分野においては不適当なものとなる。
なお、これまで示した数値は磁化可能な材料としてマグネタイト系のものを混合 したものに関するものであったが、次のような条件、即ち、少くとも同様の磁気 的特性を有し、微粒子にしたときに非直線的な形状、即ち球状の微粒子となり、 これによりその分散液をビスコースと混合したとき塊りとなる傾向を示さないよ うな材料であれば、他の任意の磁化可能な材料を使用し得る。
実際の使用試験によれば、本発明に従って磁化可能な材料を混入した繊維は、磁 化可能な繊維としてこれにデータや情報を磁気的に記録することが可能であり、 その後、このように記録されたデータや情報を検出し、読み出すことが可能であ る。
補正書の翻訳文提出書 〔2〕 (特許法第184条の8) 平成元年02月17日 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1、特許出願の表示 PCT/GB87100670 2、発明の名称 人造繊維に於ける改良 3、特許出願人 住所 オーストリア国、レンツイング アー4860 名称 レンツイング アクチェンゲゼルシャフト(ほか1名) 4、代理人@ 107 Ta 5830306住所 東京都港区赤坂1丁目8番 1号 昭和63年09月16日 6、添付書類の目録 (1)補正書の翻訳文 1通 7、補正の内容 (1)明細書の翻訳文の第3頁及び第4頁をこ−に添付の第3頁、第48頁及び 第4b頁と差し替える。
(2)請求の範囲の翻訳文をこ−に添付のものと差し替える。
織物材料に通常節される各種の処理、或いは特殊な理由により織物材料に要求さ れる性能を与えるために施される様々な処理によって上記接合及びフォイルのい ずれか一方若しくは双方が破壊され、これによって必要な磁化可能特性が損なわ れるため、実用化できないことが判明した。
本発明の目的は、従来知られたこれらの試みにおける問題点を克服し、選択的に 磁化可能な織物材料を提供することにある。
而して、本発明によれば、分割した形態で磁化可能な材料を含有する人造繊維を 製造する方法において、磁化可能な非直線的な形状の微粒子材料を紡糸用の溶融 液若しくは原液中に添加するステップを有し、非直線的な形状の粒子を用いるこ とにより、得られる人造繊維が選択的に磁化可能な特性を有し、これにより上記 繊維をデータ記録用のキャリア媒体として利用し得ることを特徴とする人造繊維 の製造方法が提供される。
簡便には、上記磁化可能な材料の分散水溶液は、磁化可能な一種又は多種の材料 に軟水を加えてボールミル若しくはビーズミルを用いて数時間粉砕することによ り製造され、このように製造された分散水溶液を紡糸用の溶融液若しくは原液中 に添加するものである。
磁気記録媒体用に現在量も多く使用されている磁化可能な材料としては、その主 要な材料であるγ型三二酸化鉄(T −Fezes ) の形態の酸化鉄のほか 、二酸化クロムCr01 、マグネタイトFe5Oa、コバルトを含有するT型 酸化鉄、コバルトを含有するフェライト及び金属鉄等々が挙げられる。
使用される磁化可能な材料の保磁度は、当該材料の粒子の物理的形状を変更する ことにより調節可能である。
現在使用されている磁化可能な材料の製品の殆どは、縦横比が6=1ないし12 :1の針状の形のものである。
微粒子状の磁化可能な材料は広く利用されているにも拘わらず、針状の磁化可能 な材料をビスコース繊維のような人造繊維中に混入させることは困難であること が判明した。即ち、針状の材料はビスコース中で塊りを形成し、紡糸口金を詰ま らせることが判ったためである。
更にまた、本発明は、紡糸用の溶液若しくは原液中に分割した形態で磁化可能な 材料を含有せしめることにより得られる磁化可能な特性を有する人造繊維におい て、上記磁化可能な材料が非直線的な形状を有し、これが上記人造繊維中に含有 せしめられることにより、情報若しくはデータ記録用の選択的に磁化可能なキャ リアとして利用し得る上記の人造繊維を提供するものである。
本発明の構成に関する理解を容易ならしめ、その作用を明らかにするため、磁化 可能な特性を有する人造繊維を製造する紡糸原液の組成の幾つかの例を以下に掲 げて説明する。
例 ■ 。
請求の範囲 1、分割した形態で磁化可能な材料を含有する人造繊維を製造する方法において 、磁化可能な非直線的な形状の微粒子材料を紡糸用の溶融液若しくは原液中に添 加するステップを有し、非直線的な形状の粒子を用いることにより、得られる人 造繊維が選択的に磁化可能な特性を有し、これにより上記繊維をデータ記録用の キャリア媒体として利用し得ることを特徴とする人造繊維の製造方法。
2、磁化可能な一種又は多種の材料に軟水を加えてボールミル若しくはビーズミ ルを用いて数時間粉砕することにより磁化可能な材料の分散水溶液を製造し、製 造された分散水溶液を紡糸用の溶融液若しくは原液中に添加することを特徴とす る請求の範囲第1項に記載の人造繊維の製造方法。
3、セルロースを含む紡糸用のビスコース溶液に対して上記分散水溶液を、その 磁化可能な材料が上記ビスコース溶液中のセルロース量の10%ないし100% の範囲内となるように添加することを特徴とする請求の範囲第2項に記載の人造 繊維の製造方法。
4、磁化可能な材料の量をセルロース量の20%ないし75%の範囲内とするこ とを特徴とする請求の範囲第3項に記載の人造繊維の製造方法。
5、磁化可能な材料の量をセルロース量の25%とすることを特徴とする請求の 範囲第3項又は第4項に記載の人造繊維の製造方法。
6、磁化可能な材料の量をセルロース量の66.7%とすることを特徴とする請 求の範囲第3項又は第4項に記載の人造繊維の製造方法。
7、上記分散水溶液が20%のBayferrox 8600% 4%のGe1 ssfix C−30及び76%の軟水から成る組成を有する請求の範囲第1項 ないし第6項のうちいずれか−に記載の人造繊維の製造方法。
8、上記粒子が略球形である請求の範囲第1項ないし第7項のうちいずれか−に 記載の人造繊維の製造方法。
9、紡糸用の溶液若しくは原液中に分割した形態で磁化可能な材料を含有せしめ ることにより得られる磁化可能な特性を有する人造繊維において、上記磁化可能 な材料が非直線的な形状を有し、これが上記人造繊維中に含有せしめられること により、情報若しくはデータ記録用の選択的に磁化可能なキャリアとして利用し 得る上記の人造繊維。
国際調査報告

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.繊維本体内部に磁化可能な材料を含有させることを特徴とする磁化可能な特 性を有する人造繊維の製造方法。
  2. 2.人造繊維の引抜き若しくは紡糸がなされる原液中に磁化可能な材料を添加す ることにより繊維内に磁化可能な材料を含有させることを特徴とする請求の範囲 第1項に記載の人造繊維の製造方法。
  3. 3.上記磁化可能な材料を分散水溶液(A1)のかたちで紡糸用ビスコース溶液 (B)に加えることを特徴とする請求の範囲第2項に記載の人造繊維の製造方法 。
  4. 4.磁化可能な一種又は多種の材料に軟水を加えてボールミル若しくはビーズミ ルを用いて数時間粉砕することにより上記分散水溶液(A1)を製造することを 特徴とする請求の範囲第3項に記載の人造繊維の製造方法。
  5. 5.上記微粒子状の磁化可能な材料の各粒子が非直線的形状を有する請求の範囲 第3項又は第4項に記載の人造繊維の製造方法。
  6. 6.上記微粒子状の磁化可能な材料の各粒子が略球形である請求の範囲第3項、 第4項又は第5項に記載の人造繊維の製造方法。
  7. 7.上記紡糸用ビスコース溶液(B)に対して上記分散水溶液(A)を、その磁 化可能な材料が上記ビスコース溶液中のセルロース量の10%ないし100%と なるように添加することを特徴とする請求の範囲第6項に記載の人造繊維の製造 方法。
  8. 8.繊維本体内部に磁化可能な材料を含有させたことを特徴とする人造繊維。
  9. 9.上記磁化可能な材料の粒子が非直線的形状を有する請求の範囲第8項に記載 の人造繊維。
  10. 10.上記磁化可能な材料の粒子が略球形である請求の範囲第9項に記載の人造 繊維。
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