JPH0249045Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0249045Y2
JPH0249045Y2 JP8451686U JP8451686U JPH0249045Y2 JP H0249045 Y2 JPH0249045 Y2 JP H0249045Y2 JP 8451686 U JP8451686 U JP 8451686U JP 8451686 U JP8451686 U JP 8451686U JP H0249045 Y2 JPH0249045 Y2 JP H0249045Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hood
frame
sheet
canopy
truck
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8451686U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62195521U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8451686U priority Critical patent/JPH0249045Y2/ja
Publication of JPS62195521U publication Critical patent/JPS62195521U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0249045Y2 publication Critical patent/JPH0249045Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tents Or Canopies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、トラツクの荷台を覆う幌の下端部
を固定するための、トラツクの幌シートの固定装
置に関する。
従来技術 トラツク、殊に、大型トラツクの荷台の上部に
は、門形の幌骨を形成するとともに、この幌骨を
覆うようにして帆布からなる幌シートを被せるこ
とによつて、雨水を防ぐための幌を装着すること
が、しばしば、行なわれる。
このとき、幌シートの両側の下端部は、トラツ
クの荷台のサイド煽り板と重なるように充分長く
するとともに、幌シートの下端部に列設したハト
メ孔と、サイド煽り板の外側に配設したフツクと
の間を、ゴムバンドまたはロープを使用して連結
し、以つて、幌シートの下端部の固定を行なうの
が普通である。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、かかる従来の方法によるとき
は、前記ハトメ孔とフツクとは、荷台の前後方向
の全長に亘つて、多数が列設されていて、このす
べてに対して、バンドまたはロープをかける作業
を行なう必要があるため、かなり面倒であり、し
かも、この作業は、必らず、幌の外側から行なわ
なければならないため、降雨中では、作業者に、
大きな負担をかけるものであつた。
さらに、この方法によるときは、幌シートは、
その下端部のハトメ孔の位置において、部分的
に、下方へ引き下げられているに過ぎなかつたか
ら、サイド煽り板との密着性が不十分であり、特
に、雨天時の走行に対しては、防水性の点で、万
全とはいい難いという問題もあつた。
そこで、この考案の目的は、かかる従来技術の
実情に鑑み、幌シートの下端部を、回動自在の延
長枠を介して内巻に折り返した上、上方に引き上
げることによつて、幌シートに対して、積極的
に、サイド煽り板に引き付けられる方向の力を加
えることができるから、サイド煽り板との密着性
を充分高め、防水性の向上を図ることができ、し
かも、幌の内側から簡単に掛脱ができるようなト
ラツクの幌シートの固定装置を提供することにあ
る。
問題点を解決するための手段 かかる目的を達成するためのこの考案の構成
は、幌骨の下端枠骨に対して回動自在の延長枠を
付設し、幌骨を覆う幌シートの下端部を、前記延
長枠の下部に内巻に折り返すとともに、伸縮材か
らなるバンドを介して、前記幌シートの折返し部
と、前記幌骨とを、掛脱自在に、連結したことを
その要旨とする。
作 用 前記構成によれば、バンドにかかる張力は、延
長枠に対して内巻に折り返された幌シートの折返
し部を、常に、上方に引き上げる方向に働く一
方、延長枠は下端枠骨に対して回動自在であるの
で、前記の力は、全体として、延長枠をサイド煽
り板の方向に引き付けるように、有効に作用する
ものである。
実施例 以下、図面を以つて実施例を説明する。
トラツクの幌シートの固定装置は、幌骨10の
下端枠骨11に回動自在の延長枠20を付設し、
この延長枠20の下部において折り返した幌シー
トSの折返し部S1を引き上げるために、バンド
31と、掛止金具32とを備えてなる(第1図)。
トラツクの幌は、荷台の上方に門形に形成した
幌骨10を設け、この幌骨10を覆うように、幌
シートSを被せて構成する(第2図)。
幌骨10は、堅部材12,12…と、横方向に
走る枠骨11,13,13…とを組み合せて形成
し、枠骨11,13,13…のうち、最下端に位
置する下端枠骨11には、ブラケツト21,21
…を回動自在に嵌合するとともに(第1図、第2
図)、各ブラケツト21には、それぞれ、板材2
2を垂設し、この板材22の先端部に取り付けた
ブラケツト23に、パイプ材24を嵌着すること
によつて延長枠20を組み立て、結局、延長枠2
0は、幌骨10の下端枠骨11に、回動自在に、
付属せしめられている。また、ブラケツト21
は、その一端面に切欠き21aを有し(第1図、
第4図)、下端枠骨11の周側に立設したピン1
3aと係合して、下端枠骨11のまわりの、延長
枠20の回動範囲を規制するとともに、ピン13
aと堅部材12との間で、ブラケツト21の、下
端枠骨11の長手方向の位置決めを行なうことが
できるようになつている。
幌シートSは、延長枠20の下端のパイプ材2
4に、外側から内側へ向かつて、内巻に折り返
し、折返し部S1を形成するとともに(第1図、
第3図)、その端縁に沿うてハトメ孔S2を列設
して、これに、たとえばゴムバンドのような、伸
縮材からなるバンド31を挿通してある。バンド
31は、長さ調節金具31aによつてリング状に
連結した上、若干引き伸ばした状態で、別の金具
31bを介して、幌骨10の堅部材12の基端部
に掛止した掛止金具32に連結してある。
掛止金具32は、板材を曲げ加工して形成し、
一端は、金具31bを掛止するフツク部32bと
なす一方、他端部は、堅部材12の基端部に掛脱
自在に掛止するための、円弧状鈎部32aとなつ
ている(第4図)。
なお、幌骨10の下端枠骨11は、トラツクの
荷台のサイド煽り板14,14の上端面より高く
配設されるとともに(第3図)、延長枠20のパ
イプ材24は、それより低く、サイド煽り板1
4,14の外側に位置する如くなつている。ま
た、サイド煽り板14,14の中間部には、サイ
ド煽り板14,14の起立状態の安定性を保つた
めの中柱15が立設されるとともに、中柱15に
は、サイド煽り板14を固定するためのロツク操
作機構15a,15a…が取り付けられている
(第2図、第3図)。
いま、掛止金具32を、幌骨10の堅部材12
の基端部に掛止した、トラツクの走行状態に着目
する(第1図、第3図)。この状態では、バンド
31は若干引き伸ばされているので、その弾力に
基づく張力はバンド31を縮める方向に働き、し
たがつて、幌シートSは、幌骨10の外側におい
ては下方に引き下げられるため、幌骨10の上を
覆つて緩んだり、しわになつたりすることなく安
定に保持されている。一方、幌シートSの折返し
部S1は、上方に力を受けるので延長枠20は、
下端枠骨11を中心として、全体として、サイド
煽り板14に引き付けられる方向に回転力を受け
(第3図において反時計方向)、したがつて、パイ
プ材24はサイド煽り板14の外側に密着せしめ
られるから、折返し部S1とサイド煽り板14と
の間に隙間が生じるおそれは少なく、そこから雨
水が侵入するおそれも極く少ない。
サイド煽り板14,14を固定するためのロツ
ク操作機構15a,15a…を操作するときは、
バンド31の張力に抗して、延長枠20の下端の
パイプ材24を外側へ引いて回動せしめれば(第
3図の二点鎖線)。幌シートSの下端部とサイド
煽り板14との間に大きな間隙を形成することが
できるから、ここに手を差し入れることによつ
て、容易に、前記ロツク操作機構15a,15a
…の操作をなすことが可能である。
一方、幌シートSの下端部を自由にするとき
は、掛止金具32を幌骨10の堅部材12から取
り外せばよい。このとき、掛止金具32は、単
に、その円弧状鈎部32aを以つて堅部材12に
掛け止めてあるのみであるから、これを掛け外す
ことは極めて簡単であり、しかも、掛止金具32
は、幌シートSの内側に配設されるものであるか
ら、この操作は、荷台上の、幌シートSの内部に
おいて実施することができる。掛止金具32を掛
け止めするときにも、同様に、幌シートSの内側
における作業ができることはいうまでもない。
ここで、延長枠20の回動範囲は、ブラケツト
21の切欠き21aと下端枠骨11のピン13a
とによつて一定範囲に制限されているから、仮
に、バンド31の先端の掛止金具32を掛け忘れ
た状態で走行したとしても、延長枠20が鉛直方
向から極端に開くおそれがなく安全である。
他の実施例 掛止金具32は、板材を曲げ加工したものに代
えて、棒材を曲げて形成することができる(第5
図)。板材を使用するときに比して、使用材料が
少なくて足るから、軽量で安価なものとすること
ができる。
また、延長枠20を形成する板材22には、補
強リブを付設することができ、さらには、板材2
2に代えて、他の形状の部材、たとえば、パイプ
材を使用してもよいことはいうまでもない。
さらに、延長枠20を下端枠骨11に嵌合する
ためのブラケツト21は、2個の分割部材21
b,21cをボルトナツト21d,21dによつ
て締結してなる分割形とすることができる(第6
図)。下端枠骨11に対して、幌骨10の組立後
においても、ブラケツト21の組付けができるか
ら、全体の組立作業が容易であるばかりでなく、
既設の幌骨10に対して、延長枠20を追加取付
けする際にも至便である。
なお、この考案においては、延長枠20は、ト
ラツクの荷台の前後方向に沿つて、適宜の間隔を
以つて、分割することもできるものとする。幌シ
ートSの下端部を、延長枠20の分割長さに応じ
て、部分的に外側へ回動せしめることができるの
で、回動に要する操作力の軽減を図ることができ
る。
考案の効果 以上説明したように、この考案によれば、幌骨
の下端枠骨に回動自在に付設した延長枠の下部
に、幌シートの下端部を内巻に折り返した上、幌
シートの折返し部を、伸縮材からなるバンドによ
つて、掛脱自在に、幌骨に連結することによつ
て、バンドの弾力に基づく張力は、常に、幌シー
トを緊張せしめるように作用するのみならず、延
長枠をサイド煽り板に密着させる方向に働くか
ら、幌シートの下端部とサイド煽り板との密着性
を充分高くすることができ、したがつて、防水性
の向上を図ることができる一方、前記幌シートの
下端部を内巻にしてあるので、幌シートと幌骨と
の連結の掛脱は、幌シートの内側から容易に実施
することができるという優れた効果がある。
加えて、前記延長部は、手動操作によつて外側
へ回動させることができるので、サイド煽り板の
ロツク操作機構の操作が簡単にでき、また、前記
バンドは幌シートの内側に配設されているので、
それが外側にある従来方式のように、高速走行時
の騒音発生源となるおそれも少ないという優れた
効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は実施例を示し、第1図は
要部組立図、第2図は全体組立概念図、第3図と
第4図は、それぞれ、第1図のX−X線、Y−Y
線矢視断面図である。第5図と第6図は、それぞ
れ、別の実施例を示し、第5図は第1図相当の要
部組立図、第6図は第3図相当の要部組立断面図
である。 S……幌シート、S1……折返し部、10……
幌骨、11……下端枠骨、12……堅部材、14
……サイド煽り板、20……延長枠、31……バ
ンド、32……掛止金具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 トラツクの荷台の上方に門形に形成してなる
    幌骨と、前記幌骨を覆い、下端部が、前記荷台
    のサイド煽り板に重なるような幌シートとによ
    つて幌を形成する一方、前記幌骨の下端枠骨に
    対して回動自在の延長枠を付設し、前記幌シー
    トの下端部を、前記延長枠の下部に内巻に折り
    返すとともに、伸縮材からなるバンドを介し
    て、前記幌シートの折返し部と、前記幌骨とを
    掛脱自在に連結してなることを特徴とするトラ
    ツクの幌シートの固定装置。 2 前記延長枠は、前記下端枠骨に対する回動範
    囲が制限されていることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載のトラツクの幌シー
    トの固定装置。 3 前記バンドは、掛脱自在の掛止金具を介し
    て、前記幌骨の堅部材と掛止されていることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項また
    は第2項記載のトラツクの幌シートの固定装
    置。
JP8451686U 1986-06-02 1986-06-02 Expired JPH0249045Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8451686U JPH0249045Y2 (ja) 1986-06-02 1986-06-02

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8451686U JPH0249045Y2 (ja) 1986-06-02 1986-06-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62195521U JPS62195521U (ja) 1987-12-12
JPH0249045Y2 true JPH0249045Y2 (ja) 1990-12-25

Family

ID=30939089

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8451686U Expired JPH0249045Y2 (ja) 1986-06-02 1986-06-02

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0249045Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62195521U (ja) 1987-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10301840B1 (en) Canopy assembly with fastening arrangement
JPH0249045Y2 (ja)
JPH07279486A (ja) 自動車用折り畳み式テント
JPH0734728Y2 (ja) タイヤ滑り止め具用締付けリングの固定具
JPH047003Y2 (ja)
JPS63192631A (ja) 幌付き自動車の幌支持構造
JPH0338014Y2 (ja)
JPS6127785Y2 (ja)
JPS6111047Y2 (ja)
JPH0616602U (ja) 足場用防護シート材の取付金具
JPH069161Y2 (ja) シ−ト天井
JPH0143935Y2 (ja)
JP2510683Y2 (ja) タイヤ滑り止め具用締め付け装置
JP3195947B2 (ja) テント用張設枠材の受け金具
DE60221735T2 (de) Abdichtung für Zelt
JPH0224450Y2 (ja)
JPS5944Y2 (ja) ビニ−ルハウス用シ−トの留具
JPH10102827A (ja) タープ
JPH0734729Y2 (ja) タイヤ滑り止め具用締付けリングの固定具
JP2967345B1 (ja) ビニルハウスにおける被覆体の張設補助具
JPH04966Y2 (ja)
JPS639448Y2 (ja)
JPH0519215Y2 (ja)
JPH0221296Y2 (ja)
JPH0420109Y2 (ja)