JPH0247453A - 屋根の構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

本発明は断熱性、気密性がよく耐火性ないしは防火性に
も優れ、しかも施工性に優れる二層野地構造の屋根に関
する。

【従来の技術】

従来上り、屋外の雑音や騒音を遮断すると共に断熱効果
を高めるために二層野地構造の屋根が提案されている。 例えば、ＰｌｔＪ３図に示すように、１廿屋５上に下野
地材８′を敷設し、下野地材８′上にたる木４′を配置
し、下野地材８′にたる木４′闇で上野地材９′を載置
し、上野地材９′に屋根材１２を葺設した屋根の構造が
提案されている（実開昭５６−６１５２８号公報参照）
。

【発明が解決しようとする課題】

この従来例にあっては、たる本４′は下野地材８′に設
ｉｆｆされているので、圧縮力が弱く、下野地材８′の
材質、例えばグラスウール保温板などの場合にほたる本
４′を取付けることができなく、又、木毛セメント板で
あれば長期の使用で取付は面が痩せてしまい、たる木４
′の固定部が緩んでしまうという問題があった。 しかもたる木４′はテグスのような固着共１３′を下野
地材８′を貫通させてＩｕ７１１５に打ち込むことによ
り設置されているが、下野地材８′の厚みがかなり大き
いこと及び母屋５を視認しながら固着共１３′を打ち込
むことができないので、たる木４′の取付は施工性が悪
いという問題があった。 又、ハタト型のたる木４′の両側に上野地材９′が配置
されているので、上野地材９′　と下野地材８′　との
幅寸法が異なり、部材の共通化を図ることができなく、
例えば木毛セメン）＆のような野地材を使用すると慇に
は幅寸法は９１０＋ａｆａが標準であることから、再度
切断して上野地材９′を製作しなければならなく、材料
が無駄になってしまっていた。 本発明は上記課題を解決するために為されたものであり
、その目的とするところは、屋外の雑音や騒音を遮断で
き、断熱性に優れるのは勿論のこと、下野地材の材質に
関係なくたる本を簡単に取付けて施工でさ、施工性に優
れ、しかも部材の共通化を図ることができる屋根の構造
を提供することにある。

【課題を解決忙るための手段】

本発明の屋根の構造は、断面路ユ字状のたる木本体１の
上横片２の先端に断面略逆り字状の屋根固定片３を突設
してたる木４を形成し、母屋５にたる木本体１を取付け
、たる木本体１の縦片６の両側で下横片７に下野地材８
の端部を載置しては屋１上に下野地材８を敷設し、下野
地材８に上野地材９を載置して上野地材９の端部をたる
木４の屋根固定片３の縦片１０の両側に配置させて屋根
固定片３の横片１１を上野地材９表面に位置させ、上野
地材９に屋根材１２を葺設して屋根材１２を屋根固定片
３の横片１１で固定して成るものであり、この構成によ
り上記課題が解決されたものである。 ［作用］ 下野地材８と上野地材９により屋内及び屋外の雑音や騒
音を遮断でき、遮音性に優れ、しかも、母屋５にたる木
本体１を取付け、たる木本体１の縦片６の下部の両側で
下横片７に下野地材８の端部を載置して母屋１上に下野
地材８を敷設しているので、母屋１を視認しながらたる
木２を取付けることができ、取付は施工性に優れるもの
であり、又、上野地材９の端部をたる木４の！！根固定
片３の縦片１０の両側に配置させているので、下野地材
８同士及び上野地材９同士には間隙が生じなく、気密性
がより向上すると共に下野地材８と上野地材９との部材
の共通化を図ることができるものであり、更に、屋根材
１２を屋根固定片３の横片１１で固定しているので、太
陽熱による屋根材１２の伸縮をたる木４の傾針により吸
収できるらのである。 ［実施例１ 第１図に示す実施例にあっては、たる木４は二部材を溶
着させて断面略二字状のたる木本体１の上横片２の先端
に断面略逆り字状のｍ根固定片３が上方に向けて突出し
た形状とされている。この実施例では屋根固定片３の横
片１１はたる木本体１の下横片２と同一方向に突出して
いる。たる木本体４が一下横片７で母屋１上に母屋１と
直交する方向でテグスのような固着Ｊｉｌ−１３により
取付けられている。このたる木４は二部材を溶着させず
に、それぞれが母屋５に固着共１３により固定されても
よい。この場合、まずたる木本体１を構成するＬ字状部
材１ａかを母屋５に取付け、次いで他の部材を取付けれ
ばよい。このたる木４は亜鉛鉄板、化粧室ＶｃｇＡ板な
どの金属板により形成されている。 このたる木４のたる木本体１の縦片６の両側で縦片６に
近接させて下横片７に下野地材８の端部が＠置され、母
屋５に下野地材８が敷設されている。下野地材８として
は断熱性、吸音性、遮音性、必要により耐火性を有する
ものが好ましく、例えば木毛セメン）＆、木片セメント
板、グラスウール保温板などが採用される。この下野地
材８に上野地材９が載Ｖｆｉされて上野地材９の端部が
たる木４の屋根固定片３の縦片１０の両側に縦片１０に
近接させて配置されている。一方の上野地材９の端部が
たる木本体１の上横片２に載置されている。 これにより下野地材８同士の隙間１７と上野地材９同士
の隙間１８との位置がずれているので気密性がより向上
する。屋根固定片３の横片１１が上野地材９の上面に位
置している。この実施例では、たる木本体１の縦片６の
長さり、と下野地材８の厚みＴ１は略等しく、屋根固定
片３の縦片１０の長さＬ２と上野地材９の厚みＴ２とが
略等しくなっている。又、この実施例では下野地材８と
上野地材９とは同じ材料を使用しており、Ｌ、＝Ｌ２、
ＴＴ２である。 この上野地材９にアスファルトルーフイング１４を介し
て屋根材１２が葺設され、固着具１５が屋根固定片３の
横片１１に打入され屋根材１２が固定されている。 第２図に示１実施例にあっては、たる本本体１と屋根固
定片３との構成部材は別体となっており、固定ビ入１６
により連結されてたる木４が構成されている。施工に際
しては、まずたる木本体１の構成部材を母屋５に取付け
、下野地材８を載設し、この後に屋根固定片３の構成部
材をたる木本体１に固着することにより、下野地材８の
敷設が容易とたる。この実施例では、たる木本体１は短
尺であり、母屋５全長に亘るのではなく、部分的に取付
けられている。

【発明の効果】

本発明にあっては、断熱性、気密性がよく耐火性ないし
は防火性にも優れるのはもちろんのこと、たる木をたる
木本体にて母屋に直接取付けるので、たる木の取付は強
度が大きく確実に取付けることができると共に溶接によ
っても取付けることができるなど、たる木の取付は施工
性に優れるものであり、しがも下野地材として圧縮力の
弱い、吸音性に優れた材質を採用できるなどＦ野地材の
選定が自由にたるものであり、又、たる木本体の縦片の
両側で下横片に下野地材の端部を載置して母屋上に下野
地材を敷設させるので、たる木本体により下野地材を補
強でき、強固な下地構造が形成でき、更に、たる本本体
の縦片の両側に下野地材の端部を載置し、上野地材の端
部をｒこる本の屋根固定片の縦片の両側に配置させてい
るので、下野地材と上野地材の部材の共通化を図ること
ができるものであり、しかも下地野地材をたる木本体の
縦片に近接させ、上野地材の端部をたる木の屋根固定片
の縦片に近接させることにより、ＩＪ野地材間及び上野
地材間の隙間を小さくでき、気密性を向上させることが
できるものであり、更に、上野地材に屋根材を葺設して
屋根材をたる木に固定しているので、太陽の輻射熱によ
り屋根材の伸縮をたる木の傾斜により吸収できる。

【図面の簡単な説明】

Ｍ１図は本発明の一実施例を示す概略断面図、第２図は
他の実施例を示す概略断面図、第３図は従来例を示す概
略断面図であって、１はたる木本体、２は上横片、３は
屋根固定片、４はたる木、５はＩｎ！、６は縦片、７は
下横片、８は下野地材、９は上野地材、１０は縦片、１
１は横片、１２は屋根材である。 ？１３図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）断面略ユ字状のたる木本体の上横片の先端に断面
   略逆Ｌ字状の屋根固定片を突設してたる木を形成し、母
   屋にたる木本体を取付け、たる木本体の縦片の両側で下
   横片に下野地材の端部を載置して母屋上に下野地材を敷
   設し、下野地材に上野地材を載置して上野地材の端部を
   たる木の屋根固定片の縦片の両側に配置させて屋根固定
   片の横片を上野地材表面に位置させ、上野地材に屋根材
   を葺設して屋根材を屋根固定片の横片で固定して成るこ
   とを特徴とする屋根の構造。
2. （２）たる木のたる木本体と屋根固定片とを別体として
   成ることを特徴とする請求項１記載の屋根の構造。
3. （３）たる木本体を短尺として母屋上に間欠的に取付け
   て成ることを特徴とする請求項２記載の屋根の構造。