JPH0247382A - 繊維懸濁液の処理方法及び装置 - Google Patents

繊維懸濁液の処理方法及び装置

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JPH0247382A
JPH0247382A JP1094313A JP9431389A JPH0247382A JP H0247382 A JPH0247382 A JP H0247382A JP 1094313 A JP1094313 A JP 1094313A JP 9431389 A JP9431389 A JP 9431389A JP H0247382 A JPH0247382 A JP H0247382A
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JP
Japan
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duct
processing
fiber suspension
ducts
casing
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JP1094313A
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English (en)
Inventor
Kaj Henricson
カユ ヘンリクソン
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Ahlstrom Corp
Original Assignee
Ahlstrom Corp
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Publication date
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21DTREATMENT OF THE MATERIALS BEFORE PASSING TO THE PAPER-MAKING MACHINE
    • D21D1/00Methods of beating or refining; Beaters of the Hollander type
    • D21D1/20Methods of refining
    • D21D1/40Washing the fibres

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ll上夏且皿次1 本発明は、バルブ及び製紙工業分野に於て繊維懸濁液を
処理する方法及び装置に係わり、特に、繊維懸濁液を洗
浄する方法及び装置に関する。
i釆夏l薯 従来の技術として、数種の異なる形式の洗浄方法及びそ
のための装置が知られている。それぞれ明らかに相違す
る構成に、ドラム洗浄機、長網抄紙洗浄機、及びデイフ
ユーザ−がある。ドラム洗浄機及び長網抄紙洗浄機に於
る給送のための流動性、即らコンシスチンシー(con
sistency )は、通常は1〜3%の間の値であ
る。現在使用されているドラム洗浄機には、例えば吸入
洗浄機、洗浄プレス、或いは加圧洗浄機がある。パルプ
は約10%のコンシスチンシーにてデイフユーザ−洗浄
機に給送される。
従来の吸入洗浄機はワイヤーコーティングされたシリン
ダーを含み、このシリンダーはバット(vat)内で回
転するように取り付けられている。
このシリンダーのケーシングは、穿孔プレートの下側に
複数の収集隔室を有しており、各収集隔室は別々のパイ
プによってパルプ装置に連結されている。このバルブ装
置はドラムの端部にてシャフト上に配置されている。濾
過液はバルブ装置から吸入レッグを通して濾過液チャン
バーへ導かれる。
このバルブの構造により、適当な吸入効果をウェブ形成
領域の異なる箇所に得ることが可能とされるのである。
吸入洗浄機に於るウェブの形成は、バット内で回転する
シリンダーの内部に吸入ダクトによって負圧が発生され
、この負圧がパルプをバットからシリンダーに対して引
き付けるようにして、遂行される。バット内部での繊維
懸濁液のコンシスチンシーは約0.5〜2%であり、シ
リンダー上に堆積された層のコンシスチンシーは約10
〜12%である。ウェアを形成する面積部分、換言すれ
ばバット内部に於て繊維懸濁液により覆われるシリンダ
ーのリム部分は、はぼ140°に及ぶ範囲である。シリ
ンダーの最大回転速度は2〜2.5回/分とされる。何
故ならば、これより高い回転速度では、収集隔室及び濾
過液のパイプが空となされる十分な時間を有することが
できないからである。
洗浄は、洗浄液がシリンダーのパルプバットより外側に
見える表面上に噴射されるようになされる洗い流し洗浄
(displacement washino)として
遂行される。この洗浄液は、負圧の作用の下にパルプ層
を通して吸入されて、パルプ層に含まれている化学物質
含有液体の大部分を洗い流す(displacemen
t) 。従って、洗い流し面積範囲は約120°である
。漂白に使用される真空洗浄機に於る典型的な単位面積
荷重(specific 5quareload)は、
5BDMT/rrL2/dである。これによるパルプウ
ェブの厚さは約25履である。漂白での使用に於ては、
真空洗浄機の単位面積荷重は約88DMT/m2/dで
#6゜又、ウニフッ厚さは約30amである。
洗浄プレスは、穿孔されたプレートケーシングを有する
ワイヤーコーティングされた或いはドリル加工されたト
リップを含む。パルプは3〜4%のコンシスチンシーに
て給送される。異物、及びノット(knot)等の不純
物の全ては洗浄−に至る前にパルプから除去されねばな
らない。シリンダーのケーシングは隔室を有している。
これらの隔室から濾過液がシリンダーの端部プレートの
チャンバーを通して尋き出される。シリンダーも又、濾
過液がシリンダーの内に溜まって該シリンダーの端部の
間口を通して排出されるようにするために、開口されて
いる。ウェア形成領域の良さは、約90°の範囲であり
、洗い流しfRb7Xの良さは、約150゛である。回
転速度は約2回/分であり、単位面積荷重は15〜20
BDM丁/TrL2/dである。洗浄さ、れたパルプの
コンシスチンシーは、プレスロールを使用した場合に3
0%迄にも上昇する。しかしながら、この排除動作はパ
ルプウェアが約50層の厚さで10%のフンシスチンシ
ーを有する場合にも遂行されるのである。
米国特許願第921,786号による装置は、主要部品
としてドリル加工されて穿孔されたプレートシリンダー
を含み、その表面上に50〜60厘の高さのストリップ
が約200mg+の間隔で取り付けられている加圧洗浄
機が記載されている。濾過液のための隔室は、シリンダ
ーのケーシング内でパルプのための隔室の下側に配置さ
れている。
パルプ装置がシリンダーの端部にて外側リムに取り付け
られ、このバルブ装置を通して濾過液が導き出されるよ
うになっている。この洗浄機は、3〜5段のステージを
有することができる。換言すれば、この濾過液はポンプ
推進によって成る1つのステージから他のステージへと
上流へ向かって導かれるのである。各ステージの間の洗
浄液のための空間はシールされている。
ウェアの形成は、洗浄されるパルプが先ず給送ボックス
内へ給送されるようにして行われる。給送ボックスの底
部は穿孔されたプレートによって形成されており、その
プレートの上側に無端ワイヤークロス(cloth )
が取り付けられている。給送ボックスは洗浄シリンダー
へ向けてテーパーを付されている。パルプが給送ボック
ス内にあるときに、その給送ボックスから液体がワイヤ
ークロスを通して排出される。これによりパルプがワイ
ヤークロスに堆積される。ワイヤークロスがシリンダー
へ向かって移動される闇、この懸濁液から液体が連続し
て排出される。この液体の排出には、給送ボックスがテ
ーパーを付されていることにより生じる圧力も作用する
のである。給送ボックスの端部に於て、パルプは洗浄シ
リンダーのストリップ間の隔室内へ導かれる。これによ
り、シリンダーの長さと同じ長さの軸線方向に延在する
「パルプブランク」即ちケーキが形成される。給送位置
を過ぎた直後の位置にシリンダーは第1の洗浄領域を有
している。該公報に記載されている洗浄機は5個の別々
の領域を有している。洗浄液の流れは各領域へ導かれ、
又、洗浄シリンダーの隔室内のバルブ層を通して圧送さ
れ、これによりその内部に既に存在している化学薬品含
有液体を排除するのである。上述したように、濾過液は
成る1つの領域から他の領域へと上流へ導かれるのであ
る。1IIl!言すれば、清浄な洗浄液はi#J&の洗
r11領域ヘボンブ推進され、排除された濾過液は最後
から2番目の領域へ導かれて洗浄液として働かされるの
である。この最後の洗浄領域を出た1パルプブランク]
は、シリンダーから例えば圧縮空気を吹きつけることに
よって取り外されて、コンベヤスクリューによって更に
搬送されるのである。
4段のステージを備えているこの形式の加圧洗浄機に於
る単位面積荷重は、約2.4BDMT/TrL2/dで
ある。「パルプ ブランク」の厚さは、約55#Iであ
る。コンシスチンシーは15〜17%に迄も上昇する。
しかしながら、隔室から流出する洗浄液は10〜12%
に迄もコンシスチンシーが低下する。洗浄シリンダーへ
給送されるパルプのコンシスチンシーは、3〜6%であ
る。使用されるシリンダーの回転速度は約0.3rp−
である。
上述した全ての装置に於て典型的に、洗浄機へ給送され
るパルプのコンシスチンシーは比較的低い。即ち最大で
も6%である。従って、パルプは洗浄段階に至る前に、
事前処理領域での10〜15%のコンシスチンシーから
その半分以下の値に迄希釈されねばならない。洗浄を高
いコンシスチンシーにて実施することができるならば、
装置の寸法及びエネルギーの消費両の両方に於て、並び
に蒸発工程に導かれる濾過液の量に於て、節約が得られ
るのである。しかしながら、これ迄は、高いコンシスチ
ンシー即ち6%以上のフンシスチンシーを有するパルプ
を洗浄機に給送できる装置は存在しないということが問
題であった。他方に於いて、パルプのコンシスチンシー
を高めると懸濁液の空気含有ωが高まり、このことは洗
浄段階で泡立ちの問題を生じるということが知られてい
る。
同様な問題はその他のパルプ処理装置、例えばパルプ」
Ii積装置にも生じるのである。
これらの問題の中の幾つかは部分的に解決されてきた。
例えば、米国特許第4,468.319号に記載された
構成によって解決されてきた。これに於ては、パルプの
洗浄は6〜14%のコンシスチンシーにて遂行できるの
である。この装置は静止デイフユーザ−と称されている
。何故ならば、可動のフィルター面を使用することを基
本として、作動するデイフユーザ−を連続的に交換する
ように設計されているからである(例えば、米国特許第
3.372.087号)。米国特許第4.468.31
9号による構成は、円筒形の外側ケーシングの内側に取
り付けられている静止環状フィルター面と、それらのフ
ィルター面の間に配置されたそれぞれの洗浄液の環状の
給送手段とを含むことを特徴としている。上述した方法
で形成された環状空間は、半径方向に延在するプレート
によってセクター状部分に分割されており、それらのセ
クター状部分がパルプの流路を形成している。処理され
るパルプは、実質的に円錐形の装置の原品に位置する回
転ジヨイント部分を通して該装置底部へ運ばれる。この
回転ジヨイント部分は該装置のシャフトと共に回転する
ノズルに取り付けられている。このノズルの断面積は各
々の別個のセクターによって形成されているフローダク
トの組合わされた断面積に対応する。従って、回転され
ることによってセクター状のノズルはパルプを幾つかの
軸線方向のフローダクトにより形成された各セクター 
内に給送するのである。一方、セクターの底端部ノズル
と一緒に回転するプレートシールによってシールされて
いる。
中空の回転シャフトを通して装置内に導かれた洗浄液は
、バルブリングのフィルター面に対して反対側の表面に
位置されている給送iaから導かれる。このようにして
洗浄は洗い流し洗浄として、即ち洗浄液が溶解された化
学薬品を含有する液体をフィルター面へ向け、且つ又該
フィタ−面を通して排出ダクトへ向けて押し流すように
して、行われる。
処理済パルプの排出も、スクリューフィーダーに取り付
けられている回転部材によって行われる。
上述した静止デイフユーザ−は高いコンシスチンシーの
下でパルプの洗浄を実施することができるが、これらの
上述した装置はそれらの著しい成功を阻害してきた多く
の欠点を有している。第1に、これらの装置の構成は、
加圧された洗浄液のための幾つかの接続部が設番プられ
ること、及びバルブが加圧された状態の下で給送され洗
浄されるということ、のために比較的li雑化されてい
ることである。更に、接続部は回転可能とされ、従って
シールが困難である。第2に、装置からパルプが排出さ
れるときに、スクリューフィーダーはバルブを更に排出
バットへ移送することが要求されるのである。
発明のR要 本発明の装置及び方法は、前述した欠点を実質的に排除
し或いは最小限に抑える。本発明の装置に於て、バルブ
の給送及び排出のみが加圧接続状態に維持される。更に
、この加圧接続状態は、漏れが生じても装置の作動を妨
げないように構成される。更に又、本発明の装置は、バ
ルブが自体の給送圧力によって該装置から排出ダクトへ
直接に排出されることができるようになす。この排出ダ
クトからは、例えば遠心ポンプが特別なスクリューコン
ベヤ手段やドロップレッグを必aとせずにバルブを更に
他の処理工程へと移送することができる。従って、本発
明の装置は上述した米国特許願第921.786号に記
載されている加圧ドラム洗浄機に於るパルプの給送並び
に排出の問題を解決するのに使用することができるので
ある。
本発明の方法は、iim懸濁液が、配管から、その配管
の実質的な延長部を形成している洗j>機の回転部分の
端部プレート間に取り付けられている処理ダクトへ直接
に給送されるということを特徴としている。繊維懸濁液
はこれらのダクト内で処理され、しかる後にその処理済
のaI維懸濁液は未処理の懸濁液をそのダクトへ給送す
ることによって該ダクトから排出される。
本発明の装置は、装置の処理ダクトへ給送されるパルプ
のための給送導管が装置の一端部に取り付けられ、又、
処理済バルブのための排出導管が装置の反対側の他端部
に取り付けられており、これらは装置の作動に関して実
質的に対応する位置に取付けられるのである。
本発明の方法及び装置は以下に例として添付図面を参照
して工T述される。
現在好ましいとされる実施例の説明 第1図及び第2図によれば、装′a1は円筒形の即ち右
い換えれば回転対称のケーシング2を含む。
このケーシングの端壁3に対して、もしくはその端壁の
少なくとも直ぐ近くに、処理されるバルブのための少な
くとも1つの入口導管4が備えられている。処理済パル
プのための排出導管6は装置の対応する他端の端壁5も
しくはその直ぐ近くに配置されている。パルプは導管4
から環状ダクト7(第2図)へ給送される。この環状ダ
クトは半径方向に延在する隔壁8によって軸線方向に延
在する流路即ち処理ダクト9に区画されている。環状ダ
クト7の円周壁10及び11はケーシングのリムに平行
とされるのが好ましく、又、スクリーン面即ちフィルタ
ー面によって形成されて、洗浄液を流入させるが繊維懸
濁液を通過させることはしないようになされる。第1図
によれば、フィルター面即ちスクリーン壁10、即ち外
側フィルターシリンダー、は装置j1の端壁3及び5に
取り付Cブられており、両壁とともに静止状態とされて
いる。スクリーン面10及び11とvA’!!8とによ
り形成されたダクト9は@置のシャフト12と共に回転
され、成る流路9がパルプで満たされているとぎには既
に処理されたバルブコラムをそのダクトから押し出すか
、或いは少なくとも成る距離だけダクト内を更に押し進
めるようになし、次の流路即ちダクト9が既に給送導管
へ向けて回転されて互いに連通状態となるようにされる
のである。
有利なことに、給送導管4は装置1の内側の環状プレー
ト13に取り付けられている。プレート13は処理ダク
ト9のそれぞれの端部をシールするように作用する。第
2図は環状プレート13に対する給送導管4の位置を示
している。給送導管4は同時に2個を超える個数のダク
トに並列接続しないようにパルプを給送するのが好まし
い。同じ形式の環状プレートがケーシング2の反対側の
端部にて排出導管及び流路9をシールするのに使用され
得る。
この装置の作動は次の通りである。即ら、導管4から、
内側シリンダーの2つの環状フィルター面10.11に
よって形成され且つ隔壁8によって区画された実質的に
軸線方向に延在されている流路9の内部へ、パルプが給
送される。洗浄液は第1図、第3a図及び第3b図に矢
印で示されている位置にて洗浄機の内部へ導かれ、又、
流路の一方の側へ導かれる。他側は濾過液のための排出
装置に接続されている。有利なことに、洗浄液は外側ケ
ーシング2及び静止せる外側フィルターシリンダー10
との間の空間へ加圧されて給送されるのであり、洗浄液
が流路内のパルプ層を通過する際に繊維!懸濁液が給送
導管から漏れるのを防止するようになっている。又、シ
リンダーが1回転する間に流路内のパルプ層内の化学薬
品溶液を洗い流すための十分な時間を与えるようになさ
れている。この場合には、濾過液はシャフト12を通し
て排出されるのであり、ケーシング2に対してシャツ1
へをシールするのに圧力シールが必要とされる。
第1図に示すように、装置F1の外側ケーシング2は約
3.6mの長さで、外側フィルター面の直径が約3.5
mであり、内側フィルター面の直径は約2.97FLで
ある。処理ダクトの個数は約35個であり、1つのダク
トの寸法は約320X320amである。この装置の容
邊は、ドラム長さ1 m当り約400〜約500トンで
あり、即ら約3mの長さでは約1400トンである。
第3a図は、それぞれ2つのフィルター面20゜21及
び22.23によってそれぞれ形成されている2つの実
質的に同軸な環状ダクト24.25が回転可能な内側シ
リンダー内部に備えられた実施例を概略的に示している
。これらのダクトは半径方向に延在された隔壁によって
更に細いフローダクト26及び27に区画される。これ
らのフローダクトはシリンダーの全長に沿って延在され
ている。この実施例では、大きな洗浄容積が使用される
が、装置の構成は相応にII雑となされる。何故ならば
、洗浄液の給送手段が回転可能な内側シリンダーと作動
的に連通されるように構成されねばならないか、或いは
外側ケーシングの内部空間全体が洗tp液によって加圧
されねばならfl又は回転可能な内側シリンダーからの
濾過液の排出手段が配置されねばならないからである。
以下に如何にしてこれが達成されるかの2つの他の実施
例が説明される。第1に、処理液はフィルター面21及
び22の間の空間へ導かれる。この空間から、液体は圧
力によって処理ダクト26及び27の内部に存在するパ
ルプ層を通して両方向へ移動される。これにより、濾過
液の排出は空間の外側フィルター面20及び空間の内側
フィルター面23を通して行われるのであり、例えば装
置の端部へ直接に、又はケーシング上に配置された導管
を通して行われる。
第4図は第2の他の配列を示している。これに於ては、
洗浄液は最外フィルター面20の外側へ給送され、そこ
からフィルター面20を通して1部が処理ダクト26内
へ、又、1部がダクト26の隔壁28の間の流路29に
沿ってフィルター面21及び22の間の空間へ流される
ように分流される。空間へ流された洗浄液は更にフィル
ター面22を通して処理ダウ1〜即ちフローダクト27
内へ流入する。このようにして、清浄な洗浄液が画処理
ダクト内のパルプコラムを処理するのに使用されるので
ある。処理ダクト26からの濾過液はフィルター面21
及び22の間の空間内へ排出される。この空間からその
濾過液は、フィルター面23の内側のダクト27の隔壁
30の間の流路31に沿って流される。処理ダクト27
内にあるパルプからの濾過液も同じ空間内に流入し、そ
こからその合流した濾過液が例えばシャフトに形成した
ドリル孔(図示せず)のような開口を通して除去される
のである。このようにして、シール手段を必要とする唯
一の可動部分はパルプのための給送導管4のそれぞれの
端部である。第3a図によればこれは外側ケーシングの
内側に位置されておリ、洗浄液の高い圧力が給送導管か
らもしくは一般的に言えば処理ダクトの14部から装置
内部の他の位置へバルブが排出される即ら漏れるのを防
止するように、洗浄液の給送空間と有利に連通されるの
である。有利なことに、フィルター面21及び22の閂
の空間は第4図に示すように2つの作動形式のダクトに
区画されており、これらは1つの処理ダウ1−内のバル
ブ層のそれぞれの開かれている面が他方の処理ダクトに
於るパルプ層の面と実質的に同じ大きさとされているこ
とを特徴としている。換言すれば、フローダクト26.
27の反対両側に於るそれぞれのフィルター面は実質的
に等しい寸法とされて流れ抵抗を最小限としており、又
、処理液の洗い流し効果をできるだけ高めるようにして
いるのである。
バルブは、第3a図〜第3C図に示された実施例に対し
て一痕に1つの処理ダクトにのみ給送されるように、換
言ずれば、内側の1処理リング」のダクト又は外側の「
処理リング」のダクトに対してのみ給送されるように、
有利に導かれて給送される。これにより、実質的に同じ
酎のバルブが各ダクトへ給送されること、及び何れのダ
クト内にも完全に静止したバルブの栓が形成されること
なくバルブが常に移動し続ける状態に維持されること、
が保証されるのである。
本発明による装置は第3図に示すように処理ダクトの一
方を他方の内側に配置することにより、又、ダクトを相
互に接続することによって、これ以上の数のステージを
備えることができる。この実施例に於ては、バルブは処
理ダクトを通して一度長手方向に流された直後には排出
されず、例えばU形バイブ29(第3b図)を通して内
側又は外側へと隣接の処理ダクトを通して導かれ、これ
により同じ処TR1液がパルプ層を数回にわたって通過
してステージ毎の洗浄を行うようになされる。
第3b図に示すように、バルブは先ず最初は最内側の処
理ダクトリング25へ給送される。次に、外側に隣接す
るリング24に対して装置の端部にて導かれ、十分な回
数の処理が行われた後にVR置から排出されるのである
。この処理液は装置の最外フィルター面20の外側に導
かれ、これにより先ず装置内に最も長く滞留しているバ
ルブ、即ち最も浄化されたバルブと連通される。そのバ
ルブを通して濾過された模、この洗浄液は隣の「バルブ
 リング」と接続され、上述したように濾過液が装置か
ら排出される迄これが繰り返されるのである。第3b図
のU形接続7!129はケーシング2の外側に示されて
いるが、内側環状処理ダクト及び外側環状処理ダクトの
間のこの接続部はケーシング2の内側に配置できるとい
うことは叩解されよう。又、適当な液体化装置等が必要
に応じて付加されて、成る1つの処理ダクトから他のダ
クトへ繊StS濁液が容易に流されることも理解されよ
う。
第3C図に示すように、外側環状処理ダクト24及び内
側環状処理ダクト25がそれぞれ備えられる。第3a図
の実施例に於るのと同様に、それぞれの環状処理ダクト
24゜25は実質的に半径方向に延在されたFa壁28
及び3oによって区画され、それぞれ座数の処理ダクト
26及び27を形成している。洗浄液はそれぞれの環状
ダクト24.25の間の$1132を通して加圧されて
導かれる。この処理液はフィルター面20及び21の間
の繊維懸濁液の層を通して浸透され、出口33を通して
装置から排出される。処理液の残りの部分はフィルター
面22.23の1mに存在するII居を通して同様に浸
透され、中空シャツ1−12内に位置された1つ又はそ
れ以上の個数の出口34を通して洗浄機から除去される
本発明による洗浄機の他の実施例が第5図〜第8図に示
されている。これに於ては、洗浄機は何れかの適当な形
状、好ましくは円筒形の外側シェル52によってカバー
されている。この外側シェル即ちケーシング52の端部
53及σ54は実質的な中央開口55.56を有してお
り、ベアリング58及びシール手段59によりシャフト
57を受は止めている。この外側シェルの端部は更に接
続部60.61をシャフトから間隔を隔てた位置に備え
ており、パルプ懸濁液を洗浄機に導き入れ且つ又処理済
懸濁液を洗浄機から排出するようになっている。外側シ
ェル52又はその端部は、シール液体のための少なくと
も1つの接続部62゜63を含む。この液体は洗浄液と
同じ液体とされるのが好ましい。外側シェルの内側には
、好ましくは円筒形の回転ドラム64が配置されている
この回転ドラムはシャツ1〜57に固定されている。
このドラムは、孔無し又は穿孔材とされることのできる
円筒形カバー65及び2つの端部プレート66及び67
によって形成されている(第6a図及び第6b図)6カ
バー65の内側には、2つの実質的に同軸の円筒形の穿
孔された面68及び69が配置されており、両面の間に
リング状の処理空間70を形成している。この処理空間
70は、内側穿孔フィルター面68から外側のフィルタ
ー面69へと実質的にドラムの全長に沿ってプレート6
6及び67の間を延在する実質的に半径方向に延在され
た壁部72によって、円弧部分71(第6b図)に区画
されている。この壁部72は又、ドラム64の内側部分
を外側のドラムのカバ一部分に対して取り付けている。
穿孔された内側フィルター面の内側には、円筒形又はそ
の他の通常の形状の内側ドラム73が配置されており、
懸濁液から濾過された濾過液を受は入れるようになって
いる。端部プレート66及び67は、接続部60から懸
濁液が処理空間70内へ流入できるようにするため、且
つ又排出接続部61を通してそこから排出されるように
するために、2つのリング形量ロア4及び75が形成さ
れている。内側ドラム73及び下側の穿孔された而68
の間の空間は処理空間70の場合と同じ壁部72によっ
てチャンバー76に区画されるのが好ましい。これらの
チャンバー76は、導管77によってシャフト57に接
続され、濾過液がシャフト57を通して洗浄機から除去
されることができるようにしている(第7図)。
洗浄液は濾過液の排出と反対側のりal!iIIにて中
空シVフト57を経て洗浄機内に導かれる。この洗浄液
は2つの壁部78の間のIJ管78(第5図及び第6b
図)を経てドラム64の外側カバー65及び外側フィル
ター面69の間に形成されている空間内に導か判る。こ
の実施例は、カバー65と外側フィルター面69との間
の空間全体が区画されているわけではなく、洗浄液は1
121所にてリング状空間内へ導かれて空間全体を満た
すように・又、そこから圧力によって最初にフィルター
面69を通り、しかる後パルプ懸濁液部ち繊維層を通し
て浸透するように導かれ、これによりバルブ懸濁液に含
有されている液体を排除し、該液体がチャンバー76内
に排出されてそこからシャツ1〜5フ内の導管77を通
して装置外へ除去されるようになされることを示してい
る。
第5図に示されるように、洗浄機の外側シェル52の内
部の液体、好ましくは洗浄液、のための接続部即ち入口
62.63が備えられて、装置の外周面を加圧して濾過
液が前記空間内へ漏れるのを防止するようになされてい
る。この洗浄液はこれらの接続部を通して洗浄機の内部
へも導かれるようになっている。これにより、外側カバ
ー65は洗浄液がフィルター面へ向かって流れることの
できるようにするための穿孔(図示せず)を形成されて
いな昏ノればならない。この構成に於ては、洗浄機の構
造は簡単とされ、外側の円筒形のカバー65を横断する
圧力差を調整するための手段は必要ない。洗浄液及びシ
ール液体が別々にシャフトを経て与かれると、これら2
つの液体の間の圧力差及びそれぞれの空間の圧力差は装
置が最適に作動されるように調整されるのである。
第8図は接続部60及び61に備えられたシール装置で
ある端部プレート66.67に対する前面図を示してい
る。(図面の明瞭化のためにスクリーン而69及び68
は実際には第7図に示すように彎曲しているが直線とし
て示されている。)シール部材80,81.82及び8
3は円筒形カバー65(第5図)の端部53及び54に
対して固定されている。これらのシール部材は、端部プ
レート66及び67に対してスライドできるように(シ
ール部材82及び83)、又は処理ダクト71の端部及
びそれらの半径方向に延在する壁部72の端部に対して
スライドできるようになされる。シール部材80〜83
は例えばテフロン(商標)で形成され、回転ドラムに接
近させて延在された金属フレーム構造の上に配置される
ことができる。シール部材80及び81はリング杭間ロ
ア4及び75のそれぞれ内部にてスライドするように配
置されている。開ロア4及び75は対応する狭い円筒面
を備えており、これらがシール部材80及び81と協働
してシールするようになされている。換言すれば、この
フィルター面は孔の無い円筒形プレート面として端部プ
レート66及び67から軸線方向外方へ延在され、円筒
面がシール部材80及び81の反対両側に沿ってスライ
ドできるようになっているのである。これらの円筒面は
端部プレート66.67の内側又は外側の何れにも配置
できる。従って、シール部材80及び81は懸濁液の流
れの側方をシールツるようになされている。又、シール
部材82及び83は、端部プレート66.67の表面上
をスライドするように作られ、懸濁液の頂部及び底部を
シールするようになされるのである。これらのシール部
材は、洗浄機の端部空間が好ましく加圧されていて、生
じ得る漏れがシール液体の側方から懸濁液へ向かっての
み引き起こされるようになっているならば、完全なリー
クプルーフ(1eak proof)であるべき必要性
はない。これと同じ特徴が、先に述べた実施例に於るリ
ング状カバープレートをリング杭間ロア4及び75から
省略する場合に使用される。
シール液体は本質的にはチャンバー71内の懸濁液と同
じ圧力とされる。この実施例に於るこれ以外の作動は既
に説明した実施例の場合と同じである。
m9図に示されるように、個々の処理ダクト9を含む複
数の処理ダクト7の直径は全長にわたって同じとされる
必要はなく、入口導管4と排出導管6との間を拡げるよ
うにテーパーを付されてそこからの処理済8N懸濁液の
取り出しを容易どするようになされることができる。
第10図は本発明の更に他の実施例を示している。これ
に於ては、外側ケーシングlらシェル2が処理装置の外
側円筒形カバー65を形成している。可能な限り、この
明allでは同じ符号が同じ部材を示している。第10
図の実施例は第6図に関連して説明したのと類似するも
のであり、外側処理ケーシング65の内部に配置された
穿孔を有するスクリーン面68.69を示している。外
側ケーシングはlyi端部及び後端部をそれぞれ端部プ
レート66及び67でffflじられている。洗浄液は
導管78を通して外側ケーシング65と外側フィルター
面69との間の空間内に導かれる。横方向に開口する1
本又は複数本の環状処理ダクトは適当な端部ブレー1−
66.67によって111しられている。これらの端部
プレートはそれぞれのダクトをカバーして延在している
。第6図に示す実施例が使用されるならば、これらの環
状処理ダクトは洗浄装置の両端に固定された適当に嵌ま
り込む環状シール部材によってカバーされることができ
る。
シール部材66a及び66bのそれぞれは、回転ドラム
64に接触する表面五に適当なシールを取り付けられて
いる孔の無い金属プレートで形成されることができる。
例えば、適当なシールは滑走するテフロン(商標)プレ
ート等で作ることができ、或いはラビリンスシール及び
それらの組合せとすることができる。
本発明の装置に於る洗浄ステージの持続時間の調整は、
例えば洗浄もしくは処理ダクトへ給送されるパルプの給
送速度をダクトの回転速度に対して変更し、これにより
例えばパルプがシリンダーの3回転に等しい時間にわた
ってダクト内に滞留するようになす、ことによって調整
可能である。
これにより、新たに進入するパルプは洗浄ダクトの長さ
の173だけ進められ、ダクト内のパルプの1/3のみ
が取り出されるようになされる。パルプの洗浄ステージ
の長さ1まシリンダーの回転角度を測って180°とな
る。
パルプがシリンダーダクトへ給送され、又、新たに給送
される繊維懸濁液の給送圧力によって排出されるとき、
パルプは処理ダクトのフィルター面に固く緊密に付着し
てはならないことが重要である。パルプの洗浄の間、少
なくとも成る程度は穿孔を有する面に対してくっつきを
生じる。これを通して濾過液が導かれる。濾過液のため
の排出出口を閉じることによって、フィルター面からの
バルブの取外しが容易となる。フィルター面に付着した
バルブを弛める助けとして、しばしば逆洗浄(back
 wash )が使用される。第1図の実施例に於る静
止された外側フィルター面は、フィルター面上にくっつ
いたall<Nがダクト7をそれぞれ区画している隔壁
8のスライド移動によって一掃されるという利点を有し
ているのである。
上述したように、本発明の方法及び装置は、例えば米国
特許が第921,786号に記載されている加圧式ドラ
ム洗浄機の構造をかなり簡単化することができるのであ
る。従って、給送ボックス或いは特別な中間的コンシス
チンシーの給送装置、並びに処理済バルブの排出側のス
クリューコンベヤを備えたバットの何れもが完全に排除
できるのである。この装置はかなりFfllflなJI
4造であるという事実に加えて、その洗浄工程が一層効
率的となり、特に、装置に対するバルブの給送及び装置
からの排出の何れに於ても空気の混入が生じないという
点で有効である。何故ならば、この装置は常に成る程度
の圧力に維持され且つ又洗浄液によって完全に満たされ
ているからである。又、洗浄済バルブが直接にバルブラ
インに向けて排出されるからである。
しかしながら、上述の説明は単に好ましい実施例を説明
したに過ぎず、本発明の範囲にその他の実施例があると
いうことは理解されよう。従って、上述の説明は特許請
求の範囲の欄に記載した範囲を制限する意図を有するも
のではない。このように、処理ダクトはその全長にわた
って断面を同じとされず、バルブの排出端部へ向かう流
れがダクトの断面積を拡げることによって成る程度容易
となるようにすることができる。又、個々の処理ダク1
〜が実質的に筒状のスクリーン壁で形成され、これらの
スクリーン壁が処理ダクトの直径寸法に応じた等しい個
数の開口を有する回転環状端部プレートのそれぞれの端
部に固定されることも理解される。
又、この装置自体の設計は円筒形とされる必要はなく、
例えば円錐形のような形状とすることが4゜ できる。更に又、バルブの給送は少なくとも部分的に半
径方向に行われることができ、換言すれば給送導管が装
置自体のケーシングの内部に配置され、装置の端部に配
置されないこともできるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による装置の1つの実施例の概略的側
面図。 第2図は、第1図の線A−Aに沿う第1図の実施例の概
略的断面図。 第3a図は、本発明の他の実施例の部分的断面とした側
面図。 第3b図は、本発明の更に他の実施例の部分的断面とし
た側面図。 第3C図は、第3a図の198−8に沿う部分的断面と
した側面図。 第4図は、第3図の装置の細部を示す水平断面図。 第5図は、本発明による装置の更に他の実施例を示す概
略的断面図。 第6a図は、第5図の装置の回転ドラムの断面図。 第6b図は、第6a図の線A−Aに沿う断面図。 第7図は、第5図の装置の装置の回転ドラムの断面端面
図。 第8図は、本発明によるシール装置の詳細図。 第9図は、本発明の装置の史に他の実施例の概略的側面
図。 第10図は、本発明の更に他の実施例の断面側面図。 1・・・処理装置、2・・・ケーシング、3,5・・・
端壁、4・・・入口導管、6・・・排出専管、7・・・
ダクI・、8・・・隔壁、9・・・処理導管即ら流路、
1o、ii・・・フィルタースクリーン即ちスクリーン
壁、 12・・・シャフト、13・・・端部プレート、20〜
23・・・スクリーン面、 24.25・・・環状ダクト、 26.27・・・フローダクト、28・・・隔壁、29
・・・流路即らU形バイブ、30・・・隔壁、31・・
・流路1,52・・・外側シェル即ちケーシング、53
.54・・・端部、55.56・・・中央開口、57・
・・シャフト、58・・・ベアリング、59・・・シー
ル手段、 60.61,62.63−・・接続部、64・・・回転
ドラム、65・・・円筒形カバー66.67・・・端部
プレート、 68.69・・・フィルター面、70・・・処理空間、
71・・・処理ダクト、72・・・I!i1部、73・
・・内側ドラム、74.75・・・リング状開口、76
・・・チA7ンバー 77.78・・・S管、80〜8
3・・・シール部材。

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ケーシング、軸線回りに回転するように前記ケー
    シング内部に取り付けられた複数の処理ダクト、前記処
    理ダクトが前記軸線回りに環状に配置され且つ液体浸透
    性の壁部を有していることと、繊維懸濁液を処理ダクト
    へ給送するために該ダクトの一端に対して順々に整合さ
    れる給送導管、及び、処理ダクトから処理済繊維懸濁液
    を排出するようになすために、前記給送導管が整合され
    たのと同じ処理ダクトの他端に対して順々に整合される
    排出導管、を有して構成された処理装置に於る繊維懸濁
    液を処理する方法であつて、 整合された処理ダクトに対して給送導管から直接に繊維
    懸濁液を給送し、 給送ダクト内部で繊維懸濁液を処理し、 未処理繊維懸濁液を前記ダクトへ給送することにより該
    ダクトから繊維懸濁液を排出する、段階含むことを特徴
    とする方法。
  2. (2)繊維懸濁液に対して施される処理が洗浄であり、
    処理ダクトは半径方向の高い位置及び低い位置の環状の
    フィルター面と軸線方向に延在する隔壁とによつて形成
    されており、 洗浄液を処理ダクトの一方の側から繊維懸濁液へ給送し
    、 洗浄液を処理ダクト内部に存在する繊維懸濁液に通して
    押し流し、 化学薬品を含有する繊維懸濁液の濾過液を洗い流し、 処理ダクトの他側から装置ないの前記濾過液を排出する
    、 段階を更に含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の方法。
  3. (3)処理ダクトへ繊維懸濁液が給送されかあそこから
    排出される際に、処理ダクト内の繊維懸濁液の処理が中
    断されることを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載
    の方法。
  4. (4)洗浄液を、内側位置及び下側位置のスクリーン面
    に対して反対方向に且つそれぞれの処理ダクトの内方へ
    向けて給送し、処理ダクトに対して繊維懸濁液が給送さ
    れ又はそこから排出される間に繊維懸濁液を処理ダクト
    から除去させる、段階を更に含む特許請求の範囲第3項
    に記載の方法。
  5. (5)処理ダクトと給送導管との間、及び処理ダクトと
    排出導管との間の接続部をシールして、繊維懸濁液を処
    理ダクト内に保持するようになす段階、を更に含む特許
    請求の範囲第2項に記載の方法。
  6. (6)前記装置が更に付加的な複数の処理ダクトを含み
    、該ダクトは前記回転軸線の回りに回転するように処理
    ダクト内に取り付けられ且つ又該軸線回りに環状に配列
    されていて、これらの付加的な複数の処理ダクトは半径
    方向の高い位置及び低い位置に配置された環状フィルタ
    ー面と軸線方向に延在する隔壁とによつて形成されてお
    り、又前記装置が第1及び第2の複数の処理ダクトを作
    動的に接続するための手段を含んでおり、そして又、前
    記処理段階は、繊維懸濁液を該装置から排出する前に、
    第1及び第2の複数の処理ダクトを通して繊維懸濁液を
    循環させる段階を含むことを特徴とする特許請求の範囲
    第2項に記載の方法。
  7. (7)ケーシング、軸線回りに回転するように前記ケー
    シング内部に取り付けられた処理ダクト、前記処理ダク
    トが液体浸透性の壁部を有していることと、繊維懸濁液
    を処理ダクトへ給送するために該ダクトの一端に対して
    整合される給送導管、及び、処理ダクトから処理済繊維
    懸濁液を排出するようになすために、処理ダクトの他端
    に対して整合される排出導管、を有して構成された処理
    装置に於る繊維懸濁液を処理する方法であつて、整合さ
    れた処理ダクトに対して給送導管から直接に繊維懸濁液
    を給送し、 給送ダクト内部で繊維懸濁液を処理し、 未処理繊維懸濁液を前記ダクトへ給送することにより該
    ダクトから繊維懸濁液を排出する、段階を含むことを特
    徴とする方法。
  8. (8)繊維懸濁液を処理するための装置であつて、ケー
    シングと、 回転軸線と平行で且つその回りに回転するように前記ケ
    ーシング内部に取り付けられた複数の細長い処理ダクト
    と、 順々に処理ダクトと整合されてその一端に対して流体連
    通状態を確立され、これにより繊維懸濁液を該整合され
    た処理ダクトに対して給送するようになす給送導管と、 前記給送導管と連通されたのと同じ処理ダクトの他端と
    順々に整合されて該他端に対して流体連通状態を確立さ
    れ、これにより処理済パルプをそこから排出するように
    なすため排出導管と、を含んで構成されたことを特徴と
    する繊維懸濁液を処理する装置。
  9. (9)前記処理ダクトが、半径方向の高い位置及び低い
    位置に配置されたフィルター面と、軸線方向に延在され
    た隔壁とによつて形成されている特許請求の範囲第8項
    に記載の装置。
  10. (10)更に、前記ケーシングの内側に入口開口を有す
    る環状プレートを含み、該プレートは処理ダクトと係合
    してシールを行うようになされており、又、排出導管は
    該開口に整合させて該環状プレートに取り付けられてい
    る特許請求の範囲第8項に記載の装置。
  11. (11)更に、前記ケーシングの内側に出口開口を有す
    る環状プレートを含み、該プレートは処理ダクトと係合
    してシールを行うようになされており、又、排出導管は
    該開口に整合させて該環状プレートに取り付けられてい
    る特許請求の範囲第8項に記載の装置。
  12. (12)給送導管は標準的な配管の1部である特許請求
    の範囲第8項に記載の装置。
  13. (13)排出導管は標準的な配管の1部である特許請求
    の範囲第8項に記載の装置。
  14. (14)繊維懸濁液から濾過液を洗浄するために、回転
    軸を形成するシャフトを更に含み、該シャフトは内部に
    軸線方向の開口を有して、装置から濾過液を排出できる
    ようになしている特許請求の範囲第8項に記載の装置。
  15. (15)給送導管は2つの処理ダクトに対して同時に整
    合可能とされている特許請求の範囲第8項に記載の装置
  16. (16)処理ダクトの半径方向に延在する横断面がテー
    パを付されて、給送側端部から排出側端部へ向かつて拡
    げられている特許請求の範囲第8項に記載の装置。
  17. (17)給送装置が一度に1つの処理ダクトと整合され
    る特許請求の範囲第8項に記載の装置。
  18. (18)ケーシング内部に取り付けられ、回転軸線と実
    質的に平行で且つその回りに回転するようになされた第
    2の複数の処理ダクトを更に含み、これらの第2の複数
    の処理ダクトは該軸線の回りに環状に配列され且つ液体
    浸透性の壁部で形成されている特許請求の範囲第8項に
    記載の装置。
  19. (19)ケーシング内部に取り付けられ、回転軸線と実
    質的に平行で且つその回りに回転するようになされた第
    2の複数の処理ダクトを更に含み、これらの第2の複数
    の処理ダクトは該軸線の回りに環状に配列され、又、半
    径方向の高い位置及び低い位置に配置されたフィルター
    面及び軸線方向に延在する隔壁によつて形成されている
    特許請求の範囲第9項に記載の装置。
  20. (20)それぞれの処理ダクトの内部に断続的に配置さ
    れたフローダクトを更に含み、これらのフローダクトは
    隔壁によつて形成され、又、処理ダクトを通して実質的
    に半径方向に延在されていて、液体を通過させるように
    なつている特許請求の範囲第19項に記載の装置。
  21. (21)環状処理ダクトを接続して、それぞれの処理ダ
    クト内部の繊維懸濁液を連続して処理できるようにして
    いる接続手段を更に含む特許請求の範囲19項に記載の
    装置。
  22. (22)処理ダクトが開口端部を有しており、又、外側
    ケーシングを加圧して繊維懸濁液がダクトから漏れ出る
    のを防止するようになされている特許請求の範囲第8項
    に記載の装置。
  23. (23)外側ケーシングを加圧するための手段が加圧さ
    れた洗浄液である特許請求の範囲第22項に記載の装置
  24. (24)給送導管から処理ダクト内へ繊維懸濁液を押し
    流すための手段を更に含み、又、繊維懸濁液の押し流し
    が該処理ダクト内へ既に導かれていた繊維懸濁液を排出
    導管から排出させるように作用する特許請求の範囲第8
    項に記載の装置。
  25. (25)各個の処理ダクトが軸線方向に延在されている
    筒状のスクリーン壁によつて形成されている特許請求の
    範囲第8項に記載の装置。
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