JPH0247374Y2 - - Google Patents

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JPH0247374Y2
JPH0247374Y2 JP1983161187U JP16118783U JPH0247374Y2 JP H0247374 Y2 JPH0247374 Y2 JP H0247374Y2 JP 1983161187 U JP1983161187 U JP 1983161187U JP 16118783 U JP16118783 U JP 16118783U JP H0247374 Y2 JPH0247374 Y2 JP H0247374Y2
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JP
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water
valve
water supply
flow switch
supply pipe
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JP1983161187U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は先止め式給湯装置に関する。
従来、一般に先止め式給湯装置は、給水源と温
水器を連絡する給水管に減圧弁を設けて給水源か
ら供給される水の圧力を所定の圧力、一般には
0.6Kg/cm2に減圧して温水器に供給すると共に、
減圧弁の下流に安全弁を設けて何等かの原因によ
りこの安全弁の設定圧、例えば0.9Kg/cm2以上に
なると安全弁から水を吹き出して過剰圧力を逃が
すようになつている。
従つて、減圧弁の故障等により水圧が安全弁の
設定圧以上になれば安全弁から水が吹きだすこと
になるのであるが、給湯装置を洗面器或いは流し
等の近くに設置した場合、給湯時には給湯装置の
近くに人がいるので、安全弁から水が吹き出せば
すぐ気付き、止水栓を止める等して水の吹き出し
を即座に止めることができる。
しかし乍ら、非給湯時、即ち給湯装置が使用さ
れておらず人が給湯装置の近くに居ないときには
水は吹き出し放しになり、床が水浸しになつてし
まう。
そして、非給湯時には給湯側は止められていて
圧力の逃げ場がないので、安全弁からの水の吹き
出しは非給湯時に起こることが多い。
本考案は解決しようとする技術的課題は非給湯
時に給湯管路を減圧弁の上流で遮断することであ
る。
上記技術的課題を達成するために本考案が講ず
る技術手段は、中途部に減圧弁と安全弁を備えて
給水源と温水器とを連絡する給水管路の、上記安
全弁の下流側に膨縮可能に形成されると共に収縮
方向に復元力を有する膨張水吸収タンクと、給水
路を水が流れるとON作動するフロースイツチを
前者を上流側に配して設け、減圧弁の上流側には
上記フロースイツチと連絡し、フロースイツチの
ON,OFFに連係して開閉し、フロースイツチが
ONのとき開弁する電磁弁を設けるものである。
而して、温水器の給湯側が止められ給水管内の
水が静止しているときはフロースイツチがOFF
になり、電磁弁は閉弁している。従つて、このと
きには電磁弁の下流側には給水圧力が加わらず、
仮に減圧弁が故障しても安全弁から水が吹き出す
ことはない。
即ち、給湯装置の近くに人が居ない非使用時
に、安全弁から水が吹き出して床が水浸しになる
恐れがない。
本考案は上記の構成であるから以下の如き特有
の効果を有する。
(1) 給湯が停止され給水管路内の水の流れがなく
なるとフロースイツチがOFFして電磁弁が閉
弁するので、給湯停止時、電磁弁の下流側には
給水圧力が加わらず、仮に減圧弁が故障しても
安全弁から水が吹き出すことはない。従つて給
湯装置の近くに人が居ない非使用時に、安全弁
から水が吹き出して床が水浸しになる恐れがな
い。
(2) 給水管路に膨張水吸収タンクを設けたので、
温水器の出湯側が閉鎖された状態における、こ
の閉鎖部と電磁弁の間の密閉空間内の水の熱膨
張による体積増加を膨張水吸収タンクで吸収す
ることができ、膨張水が安全弁から垂れ落ちた
り、膨張圧力により配管や温水器が破損するの
を防止することができる。
(3) 膨張水吸収タンクを膨縮可能で収縮方向に復
元力を有するようにしたので、給湯側の開放に
より膨張水吸収タンクの復元力でタンク内の水
を押し出し、上流側が電磁弁で閉鎖されている
にもかかわらず給水管路に水の流れを生じさ
せ、フロースイツチをON作動させることがで
きる。
従つて、電磁弁閉弁時において給水流路に水
を流すための特別な装置や構造が不要であり、
構造も簡単である。
(4) 給湯時に減圧弁が故障して圧力が上昇し、安
全弁から水が吹き出した場合、給湯を止めるこ
とにより、即座に水の吹き出しを止めることが
でき、一般に操作しにくい箇所に設けられてい
る止水栓を操作して水が吹き出しを止めるのに
比べて格段に楽であり、また素早く水の吹き出
しを止めることができる。
以下、本考案の実施の一例を図り基づいて説明
する。
図面は、電気温水器3を湯水混合栓8を備えた
洗面器9と組み合わせた給湯装置を示している。
電気温水器3は、ガス温水器、石油温水器等と
適宜変更可能な温水器である。依つて以下、これ
らを総称して単に温水器3と呼ぶ。
温水器3は建物壁面等に設置された洗面器9下
方の空間に配設して、その湯出口10と洗面器9
に設けた湯水混合栓8の湯弁11の一次側とを給
湯管路12で連絡すると共に、水入口13と給水
源とを給水管路4で連絡する。
給水源は洗面器9を取りつけた建物壁面の裏側
に配管された水道管であり、洗面器9下方におい
て止水栓14を介して給水管路4を接続する。
給水管路4は、途中において、湯水混合栓用給
水管路15を分岐し、該湯水混合栓用給水管路1
5は湯水混合栓8の水弁(図示せず)の一次側に
連絡する。
また給水管路4は湯水混合栓用給水管路15と
の分岐部16と、温水器3の水入口13との間に
上流側から順次電磁弁7、減圧弁1、安全弁2、
膨張水吸収タンク5、及びフロースイツチ6を設
ける。
上記、電磁弁7、減圧弁1、安全弁2、及びフ
ロースイツチ6は、従来周知の構造形態を有する
電磁弁7、減圧弁1、安全弁2、フロースイツチ
6であり、減圧弁1は給水源から供給される水の
圧力を所定の設定圧、例えば0.6Kg/cm2に減圧し、
安全弁2は給水管路4内の圧力が所要の設定圧、
例えば0.9Kg/cm2以上になると開弁して水を吹き
出し、過剰な圧力を排出する様に構成されてい
る。
一方、電磁弁7とフロースイツチ6は電気的に
連絡し、電磁弁7の開閉をフロースイツチ6の
ON,OFF作動に連係せしめる。
即ち、フロースイツチ6のON作動により電磁
弁7が開弁作動をし、フロースイツチ6のOFF
作動により電磁弁7が閉弁作動をするように構成
する。
そして、上記フロースイツチ6は給水管路4内
を水が流れるとONとなり、水の流れが停止する
とOFFとなる。
膨張水吸収タンク5はゴム、合成ゴム或いは柔
軟弾性を有する合成樹脂材により膨縮可能な袋状
に形成されており、その開口部17が給水管路4
と連通している。
また、上記膨張水吸収タンク5は給水管路4に
固定したタンク5より大きなケース18内に収容
されており、タンク5を収縮した状態で、タンク
5外周面とケース18内周面との間にはタンク5
が膨張するのに十分な空隙19が設けられてい
る。
尚、上記膨張水吸収タンク5は湯弁11と電磁
弁7との間において発生する最大量の膨張水量を
吸収し得る程度の容積にまで膨張し得るようにな
すと共に、安全弁2の設定圧力より若干低い圧力
で膨張させることができるようになす。
而して、この給湯装置は、湯水混合栓8の湯弁
11を閉弁している状態において、給水源から湯
弁11にいたる流路中には水の動きはなく、フロ
ースイツチ6はOFFの状態になつており、電磁
弁7は閉弁している。
従つて、この状態で仮に減圧弁1が故障しても
それより下流側が高圧になることはない。即ち安
全弁2から水が吹き出すことはない。
また、この状態では、湯弁11と電磁弁7との
間は密閉状態となつているため、温水器3内の水
温上昇に伴う体積膨張により膨張水吸収タンク5
が膨張している。
次に、湯弁11を開くと、湯弁11と電磁弁7
との間に閉込められていた圧力が湯弁11から逃
げるので、膨張水吸収タンク5がその復元力によ
り収縮し、タンク5内部の水を押し出す。
従つて、給水管路4に水の流れが生じ、フロー
スイツチ6がONとなり、電磁弁7が開弁して給
水源からの水が温水器3に供給され、温水器3か
らは給湯管路12、湯弁11を介して湯水混合栓
8に湯が供給される。
この状態で仮に減圧弁1が故障し、それより下
流が高圧になつて安全弁2から水が吹き出したと
しても、洗面器9の近くには給湯される湯を使用
している人が居るはずであり、水の吹き出しにす
ぐ気がつく。
その場合、湯弁11を閉じて給湯を停止すれば
給水管路4内の水の流れも停止し、フロースイツ
チ6がOFFとなり、電磁弁7を閉弁するので、
水の吹き出しを即座に止めることができる。
また、湯弁11の閉弁の代わりに止水栓14を
止めても、安全弁2からの水の吹き出しを止める
ことができるのはいうまでもない。
尚、図示してはいないが、フロースイツチ6と
は無関係に電磁弁7を開閉させる手動操作手段を
設けておくと便利である。
上記、実施例の給湯装置は洗面器9と組合せた
が、流し等その他の器具類と組合せることも自由
である。
また湯水混合栓8に代えて湯のみの単水栓を用
いてもよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示す先止め式給湯装
置の正面図で、一部切欠して示してある。 1……減圧弁、2……安全弁、3……温水器、
4……給水管路、5……膨張水吸収タンク、6…
…フロースイツチ、7……電磁弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中途部に減圧弁と安全弁を備えて給水源と温水
    器とを連絡する給水管路の、上記安全弁の下流側
    に膨縮可能に形成されると共に収縮方向に復元力
    を有する膨張水吸収タンクと、給水管路での水流
    の発生によりON作動し水流の消滅によりOFF作
    動するフロースイツチを、上記膨張水吸収タンク
    がフロースイツチの上流側になるように設け、減
    圧弁の上流側には上記フロースイツチと連絡し、
    フロースイツチのONに連係して開弁し、OFFに
    連係して閉弁する電磁弁を設けてなる先止め式給
    湯装置。
JP16118783U 1983-10-17 1983-10-17 先止め式給湯装置 Granted JPS6068326U (ja)

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JP16118783U JPS6068326U (ja) 1983-10-17 1983-10-17 先止め式給湯装置

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JP16118783U JPS6068326U (ja) 1983-10-17 1983-10-17 先止め式給湯装置

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Publication Number Publication Date
JPS6068326U JPS6068326U (ja) 1985-05-15
JPH0247374Y2 true JPH0247374Y2 (ja) 1990-12-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5322021B2 (ja) * 2008-06-19 2013-10-23 Toto株式会社 貯湯式温水供給装置及び貯湯式温水器用の流路開閉装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6030923B2 (ja) * 1975-11-05 1985-07-19 住友電気工業株式会社 光伝送用ケーブル

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JPS6030923U (ja) * 1983-08-05 1985-03-02 愛知電機株式会社 温水器の給水部分における漏水防止装置

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JPS6030923B2 (ja) * 1975-11-05 1985-07-19 住友電気工業株式会社 光伝送用ケーブル

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JPS6068326U (ja) 1985-05-15

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