JPH0246966B2 - - Google Patents

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JPH0246966B2
JPH0246966B2 JP58076599A JP7659983A JPH0246966B2 JP H0246966 B2 JPH0246966 B2 JP H0246966B2 JP 58076599 A JP58076599 A JP 58076599A JP 7659983 A JP7659983 A JP 7659983A JP H0246966 B2 JPH0246966 B2 JP H0246966B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
interrupt
voltage
reset
detection circuit
cpu
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58076599A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59201122A (ja
Inventor
Shuji Nishama
Minoru Takahashi
Kyoshi Yagi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP58076599A priority Critical patent/JPS59201122A/ja
Publication of JPS59201122A publication Critical patent/JPS59201122A/ja
Publication of JPH0246966B2 publication Critical patent/JPH0246966B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、データ保持RAM(ランダムアクセ
スメモリ)を有するマイクロコンピユータシステ
ム(以下、単にCPUと記す)において、電源オ
フ時に生じ易いRAMへの誤記を防止する割込み
処理方式に関する。
CPUには通常複数の割込み機能があり、それ
ぞれの間で起動の優先順位付がなされている。リ
セツト割込みもその1つで、電源投入時のシステ
ム初期化機能を有するため最優先レベルが割当て
られている。通常、他の割込みは要因が発生して
も実行中の命令が完了しない限り割込み処理が許
可されないが、リセツト割込みだけは命令実行途
中でもマシーンサイクル単位で割込みが許可さ
れ、リセツト状態となる。第1図は一般的な
CPUの命令実行サイクルと割込み処理タイミン
グを示すもので、2バイトデータの書込み命令を
例としたものである。図示のように第1優先順位
のリセツト割込みに対しては1命令の実行途中で
もマシーンサイクル単位で割込み許可がなされる
が、他の割込み(プログラム割込み)に対しては
該命令の実行が全て完了するまではその処理が待
機させられる。
リセツトの起動条件の1つに電源オフ時があ
る。CPUは電源オフ時に規格外の電源電圧領域
を通つてオフ状態に移る。この過程でCPUは暴
走し、時としてメモリ内容を破壊(誤記)するこ
とが知られている。データ保持RAMを有するシ
ステムでは上記の誤記は致命的である。そのため
電源オフ時には電圧の降下を検知し、リセツトを
起動させてCPUの不確定動作を回避する必要が
ある。第2図は電源オフ時のリセツト起動タイミ
ングで、電圧Vccの低下はCPU動作電圧下限値よ
りも高い破線のレベルREF1で検知される。
CPU暴走領域は該CPU動作電圧下限値よりも低
く、且つVccが完全に0Vにならない範囲にある。
従来はリセツト起動の直前ではデータ保持
RAMの書込みを回避するために、リセツト起動
より早く電源オフを検知する回路を追加し、その
信号で他の割込みを起動するようにしている。第
3図にその一例を示す。同図aはハード構成で、
CPU1はVccを第1の基準電圧REF1と比較す
る電圧検知回路(比較器)、CMP2はVccを第2
の基準電圧REF2と比較する電圧検知回路であ
る。同図bに示すようにREF2はREF1より高
く、VccがこのREF2より低くなつた時点で電圧
検出回路CMP2の出力はCPUにNMi割込みをか
ける。このNMi割込みはプログラムによつて割
込み禁止措置のとれない第2優先順位の割込みで
ある。REF1はリセツト(RST)用のレベルで、
Vccがここまで低下すると電圧検知回路CMP1
の出力でCPUはリセツト状態になる。
上述した従来方式の欠点は電源(例えば自動車
のバツテリ)の瞬断によつてVcc(CPU回りの安
定化電源)が低下するが、Vccラインが大容量平
滑コンデンサによつてREF1まで低下しないと、
NMi割込みだけが起動されてリセツト状態には
ならないので、電源が正常復帰しても制御不能に
なり、正常なプログラム動作をしなくなる点であ
る。
第4図はこの点を改善したもので、同図aに示
すように電圧検知回路CMP2の出力をCPUの
NMi端子と入力ポートに与える。入力ポートへ
は電圧検知回路CMP2の出力を電圧情報ViNとし
て与えるので、同図bに示すようなルーチンを
NMi割込み処理プログラムの一部に組込んでお
けば、ViN=Hに復帰した時点で通常動作へ戻す
(リターン)ことができる。これは等価的にリセ
ツトと同じ機能を果すので、上述した電源瞬断後
の制御不能状態は回避できる。
一方、最近の自動車用制御機器ではイグニツシ
ヨンスイツチをオフにしてもメモリへの電源は断
たず、経年的に学習されたデータをデータ保持
RAMに保存しておく傾向にある。この様な場合
に保存中の旧データとそれを更新する新データと
があまりかけ離れていると途中でバツテリが外さ
れた可能性等があるので、電源投入時毎にプログ
ラム制御の冒頭でデータ保持RAMの内容チエツ
クを行う。第5図はこの説明図である。先ず、同
図aのようにデータ保持RAMの内容の更新値を
算出したら、それをアキユムレータAから1バイ
トのRAM領域M1に書込み、更に同じものを他
の1バイトのRAM領域M2にも書込む。そし
て、同図bのようにM1,M2の内容を比較して
不一致が検出されたらデータ破壊と判定して保持
RAMの内容を初期化する。この様な場合に、上
述したNMi割込みを用いていると、プログラム
で禁止措置がとれないため、第5図aに示すタイ
ミングでNMi割込みが発生するとRAM内容破壊
と判定してしまう不都合が生ずる。
本発明は、レベル割込みを利用することで、エ
ツジ割込みのNMiを使用することによる上述の
欠点を解決しようとするものである。
本発明の割込み処理方式は、電源電圧を監視し
てその値がCPU動作電圧下限よりは高く設定さ
れた第1の基準値まで低下したら検知信号を生ず
る第1の電圧検知回路と、該電源電圧が該第1の
基準値よりは高く設定された第2の基準値まで低
下したら検知信号を生ずる第2の電圧検知回路と
を設け、さらに該第1の電圧検知回路の検知出力
をCPUのリセツト端子に、また該第2の電圧検
知回路の検知出力を該CPUの他のレベル割込み
端子に入力させるように接続して、リセツト割込
みの起動時点もしくは低下した該電源電圧が該第
2の基準値に戻るまで該レベル割込みの処理を繰
り返し実行させておくことを特徴とするが、以下
図示の実施例を参照しながらこれを詳細に説明す
る。
第6図は本発明の一実施例を示すブロツクで、
第2の電圧検知回路CMP2の出力をCPUのレベ
ル割込み端子、例えばIRQ端子に入力するように
した点が第3図と異なる。第3図の例は該出力を
エツジ割込みのNMi端子に入力している。この
ため第4図に示すような対策を講じないとVccが
REF2までは低下したがリセツトをかけるREF
1まで低下しない場合に制御不能におちいる。
これに対し第6図の実施例のようにレベル割込
みのIRQ端子を用いるとVcc瞬断時の動作は第8
図のようになる。その前に第7図で通常オフ時の
動作を説明する。Vccが同図aのように単調に低
下するとまずREF2でIRQ割込みがかかり、
REF1でリセツトがかかる。IRQはそのレベル
(本例ではL)に意味があるので、リセツトRST
が起動されるまでは何回でも同図bに示すIRQ処
理が繰り返される。通常REF2からREF1まで
の降下時間は数100μsで、この間に20μs程度の周
期でIRQ処理が繰り返される。これに対し第8図
のようにVccがREF1まで低下せずに復旧したと
すると、VccがREF2より低い間はIRQ処理が繰
り返し行われるが、各処理の終りは常にメインフ
ローへのリターンであるから、その間第4図のよ
うにレベル監視をしなくともVccが再びREF2以
上に上昇すれば正常動作が可能になる。
また第5図aに対し第9図のように2ステツプ
のガードプログラム「割込み禁止」と「割込み許
可」(各1バイトの命令)を追加すれば、レベル
割込みによつてRAM内容破壊と誤判定すること
を回避できる。つまり、同じ割込みでも第5図の
ようにNMi割込みを利用するとプログラムで禁
止措置をとれないが、これをレベル割込みとすれ
ば禁止措置がとれるからである。
以上述べたように本発明によれば、リセツト割
込みに先行してレベル割込みをかけることによ
り、1命令の実行途中で該リセツト割込みがかか
ることを防止でき、データ保持RAMの内容を破
壊せずに済む。またレベル割込みを使用するため
電源の僅かな瞬断時(変動時)用のレベル監視プ
ログラムを要しない。さらにレベル割込みである
から複数命令の実行に連続性を持たせたいとき、
その途中でのレベル割込みを禁止するガードプロ
グラムが組める利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は1命令単位と各種割込みの関係を示す
説明図、第2図は電源オフ時のリセツト起動タイ
ミングの説明図、第3図および第4図は従来の割
込み処理方式の説明図、第5図はデータ保持
RAMを無停電化して学習データを保持する場合
の説明図、第6図は本発明の実施例を示す構成
図、第7図および第8図はその動作説明図、第9
図はレベル割込みに対するガードプログラムの説
明図である。 図中、CMP1,CMP2は電圧検知回路、CPU
はマイクロコンピユータシステムである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電源電圧を監視してその値がCPU動作電圧
    下限よりは高く設定された第1の基準値まで低下
    したら検知信号を生ずる第1の電圧検知回路と、
    該電源電圧が該第1の基準値よりは高く設定され
    た第2の基準値まで低下したら検知信号を生ずる
    第2の電圧検知回路とを設け、さらに該第1の電
    圧検知回路の検知出力をCPUのリセツト端子に、
    また該第2の電圧検知回路の検知出力を該CPU
    の他のレベル割込み端子に入力させるように接続
    して、リセツト割込みの起動時点もしくは低下し
    た該電源電圧が該第2の基準値に戻るまで該レベ
    ル割込みの処理を繰り返し実行させておくことを
    特徴とする割込み処理方式。
JP58076599A 1983-04-30 1983-04-30 割込み処理方式 Granted JPS59201122A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58076599A JPS59201122A (ja) 1983-04-30 1983-04-30 割込み処理方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58076599A JPS59201122A (ja) 1983-04-30 1983-04-30 割込み処理方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59201122A JPS59201122A (ja) 1984-11-14
JPH0246966B2 true JPH0246966B2 (ja) 1990-10-18

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ID=13609778

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58076599A Granted JPS59201122A (ja) 1983-04-30 1983-04-30 割込み処理方式

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2556442B2 (ja) * 1994-02-25 1996-11-20 株式会社リコー 電源監視装置
JP5432676B2 (ja) * 2009-11-18 2014-03-05 ルネサスエレクトロニクス株式会社 マイクロコンピュータ、ヒステリシスコンパレータ回路、及び電圧監視装置

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JPS59201122A (ja) 1984-11-14

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