JPH0243190A - 平行懸垂条体の制振装置 - Google Patents
平行懸垂条体の制振装置Info
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- JPH0243190A JPH0243190A JP19204088A JP19204088A JPH0243190A JP H0243190 A JPH0243190 A JP H0243190A JP 19204088 A JP19204088 A JP 19204088A JP 19204088 A JP19204088 A JP 19204088A JP H0243190 A JPH0243190 A JP H0243190A
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- JP
- Japan
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- suspension
- rope
- strips
- ropes
- suspension strips
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- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は複数本の平行懸垂条体の制振装置、特に昇降機
の主ロープや重量補償ロープなどのように1強い張力が
複数本の懸垂条体に働いている場合〈適用して好適な複
数本の平行懸垂条体の制振装置に関する。
の主ロープや重量補償ロープなどのように1強い張力が
複数本の懸垂条体に働いている場合〈適用して好適な複
数本の平行懸垂条体の制振装置に関する。
〈従来の技術〉
例えば超高層ビルに設置されたエレベータでは。
主ロープ、重量補償ローブ、テールコードなどの懸垂条
体が、高速で昇降する乗かごに一端を結合されて、複数
本互いに平行に狭くて長い昇降路の中に懸垂設置されて
いる。
体が、高速で昇降する乗かごに一端を結合されて、複数
本互いに平行に狭くて長い昇降路の中に懸垂設置されて
いる。
地震1台風などによりエレベータが設ff1lレテいる
超高層ビルが揺れると、これらの懸垂条体に昇降路内で
振れが生じ、この振れ釦よって懸垂条体が昇降路の壁面
に衝突して、昇降路塔内設置機器に絡み付く事故が発生
するおそれがある。
超高層ビルが揺れると、これらの懸垂条体に昇降路内で
振れが生じ、この振れ釦よって懸垂条体が昇降路の壁面
に衝突して、昇降路塔内設置機器に絡み付く事故が発生
するおそれがある。
また、主ロープや重量補償ローブは、複数本のロープが
綱車の溝に巻掛けられているが、前述のような揺れが生
ずると、ロープが揺れた状態で綱車が回転するので、ロ
ープが綱車の溝から外れたり、隣接する溝へ乗り移った
りするトラブルを生じ易い。
綱車の溝に巻掛けられているが、前述のような揺れが生
ずると、ロープが揺れた状態で綱車が回転するので、ロ
ープが綱車の溝から外れたり、隣接する溝へ乗り移った
りするトラブルを生じ易い。
このように、エレベータ釦おいて複数本の懸垂条体が平
行に配設される場合に1懸垂条体の横揺れを抑圧する装
置が特公昭54−24571号公報に開示されている。
行に配設される場合に1懸垂条体の横揺れを抑圧する装
置が特公昭54−24571号公報に開示されている。
この公報で開示されているエレベータ装置では、懸垂条
体である複数本のロープの懸垂端部から若干能れた位置
に、複数本のロープと個別に係合する振動吸収装置が設
けられている。
体である複数本のロープの懸垂端部から若干能れた位置
に、複数本のロープと個別に係合する振動吸収装置が設
けられている。
この開示に係るエレベータ装置では、複数本のローブが
異なる位相で揺れる際の相対的変位を利用して、振動吸
収装置で振動エネルギを吸収することにより、ローブの
横揺れを制振している。
異なる位相で揺れる際の相対的変位を利用して、振動吸
収装置で振動エネルギを吸収することにより、ローブの
横揺れを制振している。
〈発明が解決しようとする課題〉
前述の開示に係るエレベータ装置においては。
制振効果を完全に発揮するためには、複数本のローブが
それぞれ異なった位相で揺れることが必要条件である。
それぞれ異なった位相で揺れることが必要条件である。
しかし、この条件は必ずしも満たされるとは限らず、所
謂引き摺り込み効果によって、複数本のロープが一斉に
同じ位相で揺れることがあり、制振の効果が封殺され易
いという欠点がある。
謂引き摺り込み効果によって、複数本のロープが一斉に
同じ位相で揺れることがあり、制振の効果が封殺され易
いという欠点がある。
本発明は、前述したようなこの種の制振装置の現状に鑑
みてなされたものであり、その目的は複数本の懸垂条体
と個別に係合する振動吸収手段の接触係合部近傍圧、複
数本の懸垂条体が相互に異なる振動をするような構造を
設けて、引き摺り込み効果圧よる複数本の懸垂条体の同
位相での振動を防止し、振動吸収手段の効果を向上させ
た複数本の平行懸垂条体の制振装置を提供することにあ
る。
みてなされたものであり、その目的は複数本の懸垂条体
と個別に係合する振動吸収手段の接触係合部近傍圧、複
数本の懸垂条体が相互に異なる振動をするような構造を
設けて、引き摺り込み効果圧よる複数本の懸垂条体の同
位相での振動を防止し、振動吸収手段の効果を向上させ
た複数本の平行懸垂条体の制振装置を提供することにあ
る。
〈課題を解決するための手段〉
前記目的を達成するために1本発明は複数本の懸垂条体
が、その端部で前記懸垂条体に対する相対静止部材に接
続固定され、前記懸垂条体と個別に係合する振動吸収手
段が、前記端部の近傍において前記懸垂条体に設けられ
、前記振動吸収手段の近傍に、少なくとも一部の前記懸
垂条体の振れを拘束する拘束糸が、前記懸垂条体と前記
相対静止部材との間に、前記懸垂条体と直交する投影面
上で放射状をなすように、それぞれ架設された構成とな
っている。
が、その端部で前記懸垂条体に対する相対静止部材に接
続固定され、前記懸垂条体と個別に係合する振動吸収手
段が、前記端部の近傍において前記懸垂条体に設けられ
、前記振動吸収手段の近傍に、少なくとも一部の前記懸
垂条体の振れを拘束する拘束糸が、前記懸垂条体と前記
相対静止部材との間に、前記懸垂条体と直交する投影面
上で放射状をなすように、それぞれ架設された構成とな
っている。
く作用〉
本発明では、乗かごなどの相対静止部材に接続固定され
る主ロープなどの懸垂条体の端部の近傍に、例えばスポ
ンジマットからなる振動吸収手段が設けられ、地震など
で懸垂条体が振動すると、振動吸収手段が複数本の懸垂
条体とそれぞれ個別に係合し、懸垂条体の振動が吸収さ
れる。
る主ロープなどの懸垂条体の端部の近傍に、例えばスポ
ンジマットからなる振動吸収手段が設けられ、地震など
で懸垂条体が振動すると、振動吸収手段が複数本の懸垂
条体とそれぞれ個別に係合し、懸垂条体の振動が吸収さ
れる。
そして、少なくとも一部の懸垂条体と相対静止部材との
間に、懸垂条体と直交する投影面上で放射状をなすよう
に、拘束糸が架設されているので。
間に、懸垂条体と直交する投影面上で放射状をなすよう
に、拘束糸が架設されているので。
これらの懸垂条体だけが水平揺動に対して、拘束糸の懸
垂条体に対する水平面投影の長さ壺所定値以上引き伸ば
そうとする方向で、動きが拘束される。
垂条体に対する水平面投影の長さ壺所定値以上引き伸ば
そうとする方向で、動きが拘束される。
このため、成る拘束糸によって自由な動きを拘束された
懸垂条体の揺動け、拘束糸によって拘束されていない懸
垂条体及び他の拘束糸によって拘束された懸垂条体とは
、振動吸収手段の係合位置において異なった揺動を行な
う。
懸垂条体の揺動け、拘束糸によって拘束されていない懸
垂条体及び他の拘束糸によって拘束された懸垂条体とは
、振動吸収手段の係合位置において異なった揺動を行な
う。
従って、複数本の懸垂条体が一斉に同じ位相で同じ方向
に揺れることがないので、複数本の懸垂条体が異なる位
相で揺れる際の相対的変位を利用して、振動吸収手段で
振動エネルギが吸収され、複数本の懸垂条体の振動が抑
制される。また、複数本の懸垂条体の相対静止部材との
接続固定端部の近傍で、一部の懸垂条体だけを拘束する
ことは、実質的に懸垂条体の全長を変化させることにな
り、懸垂条体の横揺れの固有振動数を変化させることに
なる。このために、複数の懸垂条体が同期して一緒に振
れ廻ることもなくなり、任意の箇所で相互にぶつかり合
い、この相互衝突によっても懸垂条体の揺動エネルギは
消耗され制振効果が向上する。
に揺れることがないので、複数本の懸垂条体が異なる位
相で揺れる際の相対的変位を利用して、振動吸収手段で
振動エネルギが吸収され、複数本の懸垂条体の振動が抑
制される。また、複数本の懸垂条体の相対静止部材との
接続固定端部の近傍で、一部の懸垂条体だけを拘束する
ことは、実質的に懸垂条体の全長を変化させることにな
り、懸垂条体の横揺れの固有振動数を変化させることに
なる。このために、複数の懸垂条体が同期して一緒に振
れ廻ることもなくなり、任意の箇所で相互にぶつかり合
い、この相互衝突によっても懸垂条体の揺動エネルギは
消耗され制振効果が向上する。
〈実施例〉
以下、本発明の実施例を第1図及び第2図を用いて詳細
に説明する。
に説明する。
ここで、第1図及び第2図は本発明の実施例の構成を示
す図で、第1図は全体構成を示す説明図、第2図は乗か
どの上部の構成を示す斜視図である。
す図で、第1図は全体構成を示す説明図、第2図は乗か
どの上部の構成を示す斜視図である。
実施例は、エレベータの主ロープと重量補償ローブの割
振に本発明を適用した場合であり、第1図及び第2図に
示すように、4本の主ロープ3(3−1〜3−5)の端
部が、主ロープ3に対して相対的に静止している乗かご
1の上面に接続固定されている。これらの主ロープ3は
1機械室床4に形成されているロープ落し孔5から機械
室内に導入され1機械室に配設されている巻上げ機綱車
6及び反らせ車7に巻回され、主ロープ3の他端部側は
、ローブ落し孔5から昇降路に導出され、他端部は主ロ
ープ3に対して相対的に静止している釣り合い錘2の上
面に、昇降路内で接続固定されている。
振に本発明を適用した場合であり、第1図及び第2図に
示すように、4本の主ロープ3(3−1〜3−5)の端
部が、主ロープ3に対して相対的に静止している乗かご
1の上面に接続固定されている。これらの主ロープ3は
1機械室床4に形成されているロープ落し孔5から機械
室内に導入され1機械室に配設されている巻上げ機綱車
6及び反らせ車7に巻回され、主ロープ3の他端部側は
、ローブ落し孔5から昇降路に導出され、他端部は主ロ
ープ3に対して相対的に静止している釣り合い錘2の上
面に、昇降路内で接続固定されている。
同様にして、5本で構成される重量補償ロー18の端部
が1重量補償ロープ8に対して相対的に静止している乗
かと1の下面に接続固定されている。これらの重量補償
ロー18の他端部側は、重量補償ロープ用プーリ9に巻
回され、他端部は重量補償ロープ8に対して相対的に静
止している釣り合い錘2の下面忙接続固定されている。
が1重量補償ロープ8に対して相対的に静止している乗
かと1の下面に接続固定されている。これらの重量補償
ロー18の他端部側は、重量補償ロープ用プーリ9に巻
回され、他端部は重量補償ロープ8に対して相対的に静
止している釣り合い錘2の下面忙接続固定されている。
実施例においては、主ロー13の乗かとlとの接続固定
端部の近傍において、主ロープ3にスポンジマツ)10
が取り付けられ、同様にして重量補償ローブ8の乗かご
lとの接続固定端部の近傍において1重量補償ロー18
にスポンジマット12が取り付けられている。
端部の近傍において、主ロープ3にスポンジマツ)10
が取り付けられ、同様にして重量補償ローブ8の乗かご
lとの接続固定端部の近傍において1重量補償ロー18
にスポンジマット12が取り付けられている。
これらのスポンジマツ) 10 、12は、同一の構造
を有し、スポンジマット10について説明すれば、第2
図に示すようにスポンジマット10は波形に成形され、
主ロー13−1〜3−5を順次表面及び裏面と個別に係
合させながら、これら主ロープ3−1〜3−5間を波形
に屈曲し縫うように配設され、主ロープ3−1〜3−5
に、接着或は止め金具の手段で取り付けられている。
を有し、スポンジマット10について説明すれば、第2
図に示すようにスポンジマット10は波形に成形され、
主ロー13−1〜3−5を順次表面及び裏面と個別に係
合させながら、これら主ロープ3−1〜3−5間を波形
に屈曲し縫うように配設され、主ロープ3−1〜3−5
に、接着或は止め金具の手段で取り付けられている。
そして実施例では、スポンジマット10の近傍において
、主ロープ3−1 、3−2 、3−4 、3−5と乗
かと1の四隅間圧、それぞれ拘束糸11−a。
、主ロープ3−1 、3−2 、3−4 、3−5と乗
かと1の四隅間圧、それぞれ拘束糸11−a。
11− b 、 11− c 、 11− dが、主ロ
ープ3−1〜3−5と直交する投影面上で放射状をなし
て架設されている。これらの拘束糸11−a〜11−d
は、主ロープ3−1 、3−2 、3−4 、3−5が
水平方向に揺れて変位し、変化した長さを吸収するため
に、撚った有機質の糸が使用されている。
ープ3−1〜3−5と直交する投影面上で放射状をなし
て架設されている。これらの拘束糸11−a〜11−d
は、主ロープ3−1 、3−2 、3−4 、3−5が
水平方向に揺れて変位し、変化した長さを吸収するため
に、撚った有機質の糸が使用されている。
乗かと1の下面に接続固定される重量補償ローブ8の端
部の近傍にも、同様な構造のスポンジマット12が取り
付けられ、一部の重量補償ロー18と乗かと1との間に
、第2図と同様にして拘束糸13が架設されている。
部の近傍にも、同様な構造のスポンジマット12が取り
付けられ、一部の重量補償ロー18と乗かと1との間に
、第2図と同様にして拘束糸13が架設されている。
このようにして、実施例では、主ロープ3及び重量補償
ローブ8の内のそれぞれ4本が、その、水平揺動に対し
て、対応する拘束糸11 、13を引き伸ばそうとする
方向で拘束されるように構成されている。また、拘束糸
11 、13が架設されている主ロー13及び重量補償
ローブ8は、拘束糸11 、13力(架設されていない
主ロープ3及び重量補償ローブ8に対して、実質的に主
ロープの全長が変化されるようになっている。
ローブ8の内のそれぞれ4本が、その、水平揺動に対し
て、対応する拘束糸11 、13を引き伸ばそうとする
方向で拘束されるように構成されている。また、拘束糸
11 、13が架設されている主ロー13及び重量補償
ローブ8は、拘束糸11 、13力(架設されていない
主ロープ3及び重量補償ローブ8に対して、実質的に主
ロープの全長が変化されるようになっている。
このような構成の実施例において、主ロープ3及び重量
補償ロープ8が懸垂条体を構成し、乗かご1及び釣り合
い錘2が、相対静止部材を構成し。
補償ロープ8が懸垂条体を構成し、乗かご1及び釣り合
い錘2が、相対静止部材を構成し。
スポンジマツ) 10 、12が振動吸収手段を構成し
ている 次に、本発明の実施例の動作を説明する。
ている 次に、本発明の実施例の動作を説明する。
地震、台風などによりエレベータが設置されているビル
が揺れると、互いに平行に懸垂されている複数本の主ロ
ープ3及び重量補償ロープ8は。
が揺れると、互いに平行に懸垂されている複数本の主ロ
ープ3及び重量補償ロープ8は。
それぞれのロープごとに個別に、スポンジマット10
、12と弾性的に係合しながら揺動するので、主ロープ
3及び重量補償ロープ8の揺動エネルギが、スポンジマ
ット10 、12に吸収される。
、12と弾性的に係合しながら揺動するので、主ロープ
3及び重量補償ロープ8の揺動エネルギが、スポンジマ
ット10 、12に吸収される。
この場合、主ロープ3−1 、3−2 、3−43−5
が、それぞれ拘束糸11− a 、 11− b 、1
1−c、11−dによって、また重量補償ロープ8の内
、図示せぬ重量補償ロー18−1.8−2.8−48−
5が、それぞれ図示せぬ拘束糸13−a、13−b、1
3−c%13−dによって、拘束糸の水平面投影方向で
一定長以上拘束糸を引き伸ばそうとすると拘束を受ける
。
が、それぞれ拘束糸11− a 、 11− b 、1
1−c、11−dによって、また重量補償ロープ8の内
、図示せぬ重量補償ロー18−1.8−2.8−48−
5が、それぞれ図示せぬ拘束糸13−a、13−b、1
3−c%13−dによって、拘束糸の水平面投影方向で
一定長以上拘束糸を引き伸ばそうとすると拘束を受ける
。
このため、成る拘束糸によって自由な動鎗を拘束された
ロープの揺動は、拘束糸によって拘束されていないロー
プ及び別の放射角方向に架設された拘束糸で拘束された
ロープとは、スポンジマツ) 10 、12の係合位置
において、相互に異なった揺動を行なう。従って、複数
本の主ロープ3或は重量補償ロー18が、−斉に同じ位
相で同じ方向に揺動することが完全に防止され、制振効
果が向上する。
ロープの揺動は、拘束糸によって拘束されていないロー
プ及び別の放射角方向に架設された拘束糸で拘束された
ロープとは、スポンジマツ) 10 、12の係合位置
において、相互に異なった揺動を行なう。従って、複数
本の主ロープ3或は重量補償ロー18が、−斉に同じ位
相で同じ方向に揺動することが完全に防止され、制振効
果が向上する。
また、実施例では、それぞれ5本で構成される主ロープ
3及び重量補償ロープ8の内4本のロープを、拘束糸1
1 、13によって、それぞれスポンジマット10 、
12の近傍で拘束すること忙より、拘束されていないロ
ープとロープ長を実質的に変化させて、主ロープ3及び
重量補償ロー18の横揺れの固有振動数を、ロープによ
って変化している。
3及び重量補償ロープ8の内4本のロープを、拘束糸1
1 、13によって、それぞれスポンジマット10 、
12の近傍で拘束すること忙より、拘束されていないロ
ープとロープ長を実質的に変化させて、主ロープ3及び
重量補償ロー18の横揺れの固有振動数を、ロープによ
って変化している。
このために、主ロープ3及び重量補償ローブ8の複数本
のロープが、同期して一緒に振れ廻ることがなくなり、
主ロープ3及び重量補償ロープ8の複数本のロープは、
任意の箇所で相互に衝突し易くなり、この相互衝突によ
っても主ロープ3及び重量補償a−プ8の揺動エネルギ
は消耗され、割振効果が向上する。
のロープが、同期して一緒に振れ廻ることがなくなり、
主ロープ3及び重量補償ロープ8の複数本のロープは、
任意の箇所で相互に衝突し易くなり、この相互衝突によ
っても主ロープ3及び重量補償a−プ8の揺動エネルギ
は消耗され、割振効果が向上する。
平行懸垂条体の懸垂長を変化させて割振機能を具備させ
たエレベータ装置は、特開昭49−71646号公報に
開示されているが、実施例は単にロープ長を変化させる
だけでなく、隣合うロープがそれぞれほぼ直交する方向
に拘束されるので、隣合うロープは、衝突、擦れ合いな
どの複雑な相互運動を行ない、効率的に揺動エネルギは
消耗吸収される。
たエレベータ装置は、特開昭49−71646号公報に
開示されているが、実施例は単にロープ長を変化させる
だけでなく、隣合うロープがそれぞれほぼ直交する方向
に拘束されるので、隣合うロープは、衝突、擦れ合いな
どの複雑な相互運動を行ない、効率的に揺動エネルギは
消耗吸収される。
また、拘束糸11 、13として撚った有機質の糸が使
用されているので、張力変化に対して長さが伸縮する場
合1(、内部損失によってエネルギが消耗されるので、
割振効果はさらに増大する。
用されているので、張力変化に対して長さが伸縮する場
合1(、内部損失によってエネルギが消耗されるので、
割振効果はさらに増大する。
なお実施例においては、本発明をエレベータの主ロープ
と重量補償ロープの制振に応用した場合を説明したが1
本発明は実施例に限定されるものでなく、例えばテール
コードの割振に適用することが出来る。
と重量補償ロープの制振に応用した場合を説明したが1
本発明は実施例に限定されるものでなく、例えばテール
コードの割振に適用することが出来る。
また、実施例では、主ロープ及び重量補償ロープの端部
が1乗かごに接続固定された場合を説明したが、懸垂条
体である主ロープ及び重量補償ロープに対する相対静止
部材である釣り合い錘に、主ロープ及び重量補償ロープ
の端部を接続固定してもよく、建物から懸垂されている
平行懸垂条体を制振する場合には、懸垂条体の端部を建
物に接続固定してもよい。
が1乗かごに接続固定された場合を説明したが、懸垂条
体である主ロープ及び重量補償ロープに対する相対静止
部材である釣り合い錘に、主ロープ及び重量補償ロープ
の端部を接続固定してもよく、建物から懸垂されている
平行懸垂条体を制振する場合には、懸垂条体の端部を建
物に接続固定してもよい。
〈発明の効果〉
本発明によると、構造が簡単で既納品に対して追加組付
けが容易に行なわれ、引き摺り込み効果で複数本の懸垂
条体が同位相で同一方向に揺れたり、或は複数本の懸垂
条体が同期して一緒に振れ廻ることが完全に防止され、
懸垂条体の制振効果が大幅に向上する。
けが容易に行なわれ、引き摺り込み効果で複数本の懸垂
条体が同位相で同一方向に揺れたり、或は複数本の懸垂
条体が同期して一緒に振れ廻ることが完全に防止され、
懸垂条体の制振効果が大幅に向上する。
第1図は本発明の実施例の全体構成を示す説明図、第2
図は本発明の実施例における乗かご上部の構成を示す斜
視図である。 1・・・・・・乗かご、2・・・・・・釣り合い錘、3
.3−1〜3−5・・印・主ロープ、8・旧・・重量補
償ロープ、10 、12−−・・−・スポンジマット
11 、11− a 〜11− d・・・・・・拘束糸
、 13・・・・・・拘束糸。 第1図 、、r2’、、;、、’
図は本発明の実施例における乗かご上部の構成を示す斜
視図である。 1・・・・・・乗かご、2・・・・・・釣り合い錘、3
.3−1〜3−5・・印・主ロープ、8・旧・・重量補
償ロープ、10 、12−−・・−・スポンジマット
11 、11− a 〜11− d・・・・・・拘束糸
、 13・・・・・・拘束糸。 第1図 、、r2’、、;、、’
Claims (1)
- 複数本の懸垂条体が、その端部で前記懸垂条体に対する
相対静止部材に接続固定され、前記懸垂条体と個別に係
合する振動吸収手段が、前記端部の近傍において前記懸
垂条体に設けられ、前記振動吸収手段の近傍に、少なく
とも一部の前記懸垂条体の振れを拘束する拘束糸が、前
記懸垂条体と前記相対静止部材との間に、前記懸垂条体
と直交する投影面上で放射状をなすように、それぞれ架
設されてなることを特徴とする平行懸垂条体の制振装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19204088A JPH0243190A (ja) | 1988-08-02 | 1988-08-02 | 平行懸垂条体の制振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19204088A JPH0243190A (ja) | 1988-08-02 | 1988-08-02 | 平行懸垂条体の制振装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0243190A true JPH0243190A (ja) | 1990-02-13 |
Family
ID=16284607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19204088A Pending JPH0243190A (ja) | 1988-08-02 | 1988-08-02 | 平行懸垂条体の制振装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0243190A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021187665A (ja) * | 2020-06-04 | 2021-12-13 | フジテック株式会社 | 主ロープの振れ抑制装置 |
-
1988
- 1988-08-02 JP JP19204088A patent/JPH0243190A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021187665A (ja) * | 2020-06-04 | 2021-12-13 | フジテック株式会社 | 主ロープの振れ抑制装置 |
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