JPH0240048B2 - - Google Patents

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JPH0240048B2
JPH0240048B2 JP59094776A JP9477684A JPH0240048B2 JP H0240048 B2 JPH0240048 B2 JP H0240048B2 JP 59094776 A JP59094776 A JP 59094776A JP 9477684 A JP9477684 A JP 9477684A JP H0240048 B2 JPH0240048 B2 JP H0240048B2
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ethane
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Remeru Mihaeru
Aidenshinku Rudorufu
Kurauze Yoahimu
Shoibure Berunharuto
Ueeberu Georuku
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Merck Patent GmbH
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    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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    • C07C43/02Ethers
    • C07C43/03Ethers having all ether-oxygen atoms bound to acyclic carbon atoms
    • C07C43/14Unsaturated ethers
    • C07C43/164Unsaturated ethers containing six-membered aromatic rings
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    • C07C43/21Ethers having an ether-oxygen atom bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring containing rings other than six-membered aromatic rings
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    • C09K19/3028Cyclohexane rings in which at least two rings are linked by a carbon chain containing carbon to carbon single bonds

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は式 R1−Cy−Cy−CH2CH2−A−(Cy)o−R2
() 〔式中R1はアルキルであり、R2は1個または2
個のCH2基の代りにO原子を含有していてもよい
アルキルであるか、またはF、Cl、Br、CN、−
COOアルキルまたは−O−CO−アルキルであ
り、そして基R1およびR2の一方はまたHである
ことができ、AはCyであるかまたは1個または
2個のFおよび(または)Cl原子および(また
は)CH3基により、あるいはCN基により置換さ
れているか、または置換されていない1,4−フ
エニレンであり、Cyは1,4−シクロヘキシレ
ンであり、nは0または1であり、そして各アル
キル基は1〜10個の炭素原子を有する。ただし、 (a) AがCyであつて、R2がCNである場合に、n
は1であり、そして (b) 下記の化合物を除く: 1―(4′―トランス―ペンチル―トランス―
ビシクロヘキス―4―イル)―2―(2―メチ
ル―4―ペンチルフエニル)―エタン、 1―(4′―トランス―ペンチル―トランス―
ビシクロヘキス―4―イル)―2―(3―メチ
ル―4―ペンチルフエニル)―エタン、 1―(4′―トランス―ペンチル―トランス―
ビシクロヘキス―4―イル)―2―(4―ブト
キシ―2―メチルフエニル)―エタン、 1―(4′―トランス―ペンチル―トランス―
ビシクロヘキス―4―イル)―2―(4―ブト
キシ―3―メチルフエニル)―エタン、 1―(4′―トランス―ペンチル―トランス―
ビシクロヘキス―4―イル)―2―(2―メチ
ル―4―オクタノイルオキシフエニル)―エタ
ンおよび 1―(4′―トランス―ペンチル―トランス―
ビシクロヘキス―4―イル)―2―(3―メチ
ル―4―オクタノイルオキシフエニル)―エタ
ン で示される新規なビシクロヘキシルエタン化合物
に関する。
簡略するために、本明細書において「Phe」は
1,4―フエニレン基を表わすものとし、この基
は置換されていないか、またはフツ素または塩素
原子および(または)CH3基の1個または2個に
より、またはCN基により置換されていてもよ
い。
西ドイツ国公開特許出願第3148148号公報およ
びヨーロツパ公開特許出願第0056501号公報は一
般式(1) R1−A1−Z1(A2−Z2n−A3−R2 (1) 〔式中R1はまたCH3(CH2o−であることができ、
A1およびA2は各々がまたCyであることができ、
Z1はまた原子価結合手であることができ、Z2はま
た−CH2CH2−であることができ、mはまた1で
あることができ、A3はまたCyまたは1,4―フ
エニレンであることができ、R2はまたCH3
(CH2o−、CH3(CH2o-2COO−、CH3(CH2o-2
O−CO−またはCH3(CH2o-1O−であることが
でき、そしてnはゼロ〜11の数であることができ
る〕を記載している。これらの明細書はまた別の
一般式(2) R3−A4−Z3(A5−Z4p−A6−CN (2) 〔式中R3はまたCH3(CH2o−であることができ、
A4およびA5は各々がまたCyであることができ、
Z3はまた原子価結合手であることができ、R4
また−CH2CH2−であることができ、pはまた1
であることができ、A6はまたCyまたは1,4―
フエニレンであることができ、そしてnはゼロ〜
11の数であることができる〕を記載している。し
かしながら、本発明の式のビシクロヘキシルエ
タン化合物のように−CH2CH2−基を有する部分
式も個別の化合物もここには開示されていない。
従つて、前記2種の文献に対して、本発明の化合
物は依然として新規化合物であつて、前記2種の
文献に記載されているような従来技術により示唆
されていない化合物である。
類似化合物、たとえば西ドイツ国公開特許出願
第3225290号公報報から既知の化合物と同様に、
式の化合物は、特にねじれセルの原則、ゲスト
−ホスト効果、配向相の変形効果または動的散乱
効果にもとづく、特に表示素子用の液晶誘電体の
成分として使用できる。
本発明の目的は液晶誘電体の成分として適する
新規で安定な液晶またはメソゲニツク化合物を発
見することにあつた。この目的が式の化合物を
提供することにより達成された。
式の化合物は液晶誘電体の成分として格別に
適していることが見い出された。特に、広い液晶
範囲および低い粘度を有する安定な液晶相、特に
また液晶であつて、低温で低い粘度を有する相を
これらの化合物を用いて生成できる。
さらにまた、式の化合物を付与することによ
つて、種々の技術的観点から液晶マトリツクスの
製造に適する液晶物質の範囲を一般に実質的に増
大することができる。
式の化合物は広い適用分野を有する。置換基
を選択することにより、これらの化合物は液晶誘
電体を主として構成する基材として使用できる
が、その他の群の化合物よりなる液晶基材に式
の化合物を加えて、このような誘電体の粘度また
は複屈折率を減じることができ、および(また
は)その透明点を上げることができる。式の化
合物、特にシス−位置に置換基を有するシクロヘ
キサン環を有する化合物およびR2がH、Clまた
はBrである化合物はさらにまた、液晶誘電体の
構成成分として使用できる別の物質の製造用の中
間体として適している。
式の化合物は純粋な状態で無色であり、電子
光学用途に対して望ましい位置にある温度範囲で
低い粘度の液晶メゾフエースを形成する。これら
の化合物は化学的に極めて安定である。
従つて、本発明は式の化合物およびそれらの
製造方法に関する。本発明の製造方法は1個また
は2個以上の還元可能なカルボニル基および(ま
たは)C−C二重結合を有する以外は式に相当
する化合物を還元剤で処理するか、または式の
エステル化合物(R2が−COOアルキルまたは−
O−CO−アルキルである)を製造する場合に、
相当するカルボン酸化合物またはその反応性誘導
体の1種を相当するアルコールまたはフエノール
化合物あるいはその反応性誘電体の1種と反応さ
せるか、または式の芳香族基に結合したハロゲ
ンを有するハロゲン誘導体〔R2がF、Clまたは
Brであり、および(または)Aが1個または2
個のFおよび(または)Cl原子で置換されている
1,4―フエニレンである〕を製造する場合に、
相当するアミノ化合物をジアゾ化し、ジアゾニウ
ム基を次いでそれ自体既知の方法により、フツ
素、塩素または臭素原子で置換するか、または式
のニトリル化合物(R2=CN)を製造する場合
に、相当するカルボン酸アミドを脱水するか、ま
たは相当するカルボン酸ハライドをスルフアミド
と反応させるか、または式のエーテル化合物
(R2が1個または2個のCH2基の代りにO原子を
有するアルキル基である)を製造する場合に、相
当するヒドロキシ化合物をエーテル化し、そして
(または)所望により、式の塩素または臭素化
合物〔R2がClまたはBrであるか、および(また
は)Aが1個または2個のCl原子で置換されてい
る1,4―フエニレン基である〕をシアニドと反
応させることを特徴とする方法である。
本発明はまた式の化合物を液晶誘電体の成分
として使用することに関する。本発明はさらにま
た、式の化合物の少なくとも1種を含有する液
晶誘電体およびこのような誘電体を含有する電子
光学表示素子に関する。
本明細書全体を通して、R1、R2、A、Cy、
Pheおよびnは別記しないかぎり、前記の意味を
有する。
従つて、式の化合物は次の式a〜dの化
合物を包含する。
R1−Cy−Cy−CH2CH2−Cy−R2 (a) R1−Cy−Cy−CH2CH2−Phe−R2 (b) R1−Cy−Cy−CH2CH2−Cy−Cy−R2
(c) R1−Cy−Cy−CH2CH2−Phe−Cy−R2
(d) これらの中で、式aおよびbの化合物が好
ましい。
式および式a〜dの化合物において、ア
ルキル基(R2の場合には、1個または2個の
CH2基の代りにO原子を含有できるものを包含す
る)は直鎖状または分枝鎖状であることができ
る。これらは直鎖状であつて、2、3、4、5、
6または7個の炭素原子を有すると好ましく、従
つて、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘ
キシルおよびヘプチルが好ましく、またR2の場
合にはエトキシ、プロポキシ、ブトキシ、ペント
キシ、ヘキソキシ、ヘプトキシ、メトキシメチ
ル、エトキシメチル、プロポキシメチル、メトキ
シメトキシおよびエトキシメトキシも好ましい。
さらにまた、メチル、オクチル、ノニル、デシ
ル、メトキシ、オクトキシ、ノノキシまたはデコ
キシであつてもよい。
分枝鎖状末端基R1および(または)R2を有す
る式および式a〜dの化合物は、それらが
慣用の液晶基材に対し良好な溶解性を有するため
に時として重要であり、特にこれらが光学活性を
有する場合には、キラル・ドーピング物質として
重要である。この種の分枝鎖状基は一般に1個よ
り多くない鎖分枝を有する。好適な分枝鎖状基
R1およびR2にはイソプロピル、2―ブチル(=
1―メチルプロピル)、イソブチル(=2−メチ
ルプロピル)、2―メチルブチル、イソペンチル
(=3―メチルブチル)、2―メチルペンチル、3
―メチルペンチル、2―エチルヘキシルおよび2
―ヘプチルペンチルがあり、R2についてはまた
イソプロポキシ、2―メチルペントキシ、3―メ
チルペントキシ、2―エチルヘキソキシ、1―メ
チルヘキソキシおよび1―メチルヘプトキシが好
ましい。
特別に、R2はアルキル、アルコキシまたはCN
が好ましく、AはCyまたは非置換の1,4―フ
エニレンが好ましく、そしてnは0が好ましい。
式およびa〜dの化合物の中で、そこに含
まれている基の少なくとも一つが前記の好ましい
意味の一つを有する化合物が好ましい。特に好ま
しい一小群の化合物は次式e〜hの化合物で
ある。
R1−Cy−Cy−CH2CH2−Cy−alkyl (e) R1−Cy−Cy−CH2CH2−Phe−alkyl (f) R1−Cy−Cy−CH2CH2−Phe−alkoxy (g) R1−Cy−Cy−CH2CH2−Phe−CN (h) 式およびa〜hの化合物において、シク
ロヘキシレン基上の置換基が各場合に相互にトラ
ンス位置にあるこれらの立体異性体が好ましい。
式の化合物は文献〔たとえばHowben−
Weyl氏のMethoden der Organischen Chemie
(Stuttgart市のGeorg−Thieme出版社)のよう
な標準的文献〕に記載されているようなそれ自体
既知の方法により、すなわち既知であつて、列記
されている方法に適する反応条件下に製造でき
る。それ自体既知であつて、ここでは詳細には記
載しない反応の変法もまた使用できる。
所望により、原料物質はまた、これらを反応混
合物から単離することなく、直ちにさらに反応さ
せて式の化合物を生成するように、その場で生
成することもできる。
式の化合物はH原子の代りに1個または2個
以上の還元可能な基および(または)C−C二重
結合を有する以外は式に相当する化合物を還元
することにより製造すると好ましい。
好適に使用できる還元可能な基はカルボニル
基、特にケト基であり、さらにまた、たとえば遊
離の、またはエステル化した水酸基または芳香族
基に結合したハロゲン原子である。この還元に好
適な原料物質は式に相当するが、−CH2CH2
の代りに基−CO−CH2−、−CH2−CO−または
−CH=CH−の1個を有するか、および(また
は)シクロヘキサン環の代りにシクロヘキセン環
を有する化合物である。
還元に好適な原料物質の例には、式R1−Cy−
Cy−CH2−CO−A−(Cy)o−R2およびR1−Cy−
Cy−Co−CH2−A−(Cy)o−R2であるが、特に
R1−Cy−Cy−CH2−Co−Phe−(Cy)o−R2が好
ましい。
前記の最後に記載したケトン化合物は、たとえ
ばフリーデル−クラフツ反応により、式H−Phe
−(Cy)o−R2の相当する芳香族化合物および式R1
−Cy−Cy−CH2−CO−Clの相当する酸クロリド
から得ることができる。
シクロヘキセン環を有する原料物質の例には、
の化合物がある。
これらの化合物は、たとえば式LiCH2CH2−A
−(Cy)o−R2の有機金属化合物または相当するグ
リニヤール化合物と4−R1−Cy−シクロヘキサ
ノンとを反応させ、次いで生成するカルビノール
化合物を脱水することにより得ることができる。
その他の好適原料物質には式 に相当する化合物がある。
これらの化合物は、たとえば式R1−Cy−Cy−
CH2−CH2−Brのブロミドをトリフエニルホス
フインとビテイツヒ(Wittig)反応に付し、次い
で4−R2−(Cy)o−シクロヘキサノンと反応させ
ることにより得ることができる。
還元は約0゜〜約200゜の温度で、約1〜約200バ
ールの加圧下に、たとえばメタノール、エタノー
ルまたはイソプロパノールのようなアルコール、
テトラヒドロフラン(THF)またはジオキサン
のようなエーテル、酢酸エチルのようなエステ
ル、酢酸のようなカルボン酸またはシクロヘキサ
ンのような炭化水素のような不活性溶剤中で接触
水素添加により実施すると好ましい。
好適な触媒はPtまたはPdのような貴金属であ
り、これらは酸化物(たとえばPtO2またはPdO)
の形で、担体上で(たとえば木炭上、炭酸カルシ
ウム上、または炭酸ストロンチウム上のPd)、ま
たは微細な形で、使用できる。前記ケトン化合物
はまた、クレメンゼンの方法により(アエン、ア
エン、アマルガムまたはスズおよび塩酸を、好ま
しくは水性−アルコール性溶液または水/ベンゼ
ンあるいは水/トルエンによる不均一相系中で約
80〜120゜の温度において用いる)、またはウオル
フ−キツシユナーの方法により(ヒドラジンを好
ましくはKOHまたはNaOHのようなアルカリの
存在下に、ジエチレングリコールまたはトリエチ
レングリコールのような高沸点溶剤中で約100〜
200゜の温度において用いる)、還元することがで
きる。
式R1−Cy−Cy−CH=CH−Phe−(Cy)o−R2
の原料物質(これは式R1−Cy−Cy−CH2Brのブ
ロミドおよび式O=CH−Phe−(Cy)o−R2のア
ルデヒドからビテイツヒ反応により得ることがで
きる)をまたNaBH4により、好ましくはメタノ
ール、エタノールまたはジグリムのような不活性
溶剤中で約0〜120゜の温度で還元することもでき
る。
式のエステル化合物(R2は−COOアルキル
または−O−CO−アルキルである)はまた、式
R3−COOH〔式中R3は(a)R1Cy−Cy−CH2−CH2
−A−(Cy)o−または(b)アルキルである〕または
その反応性誘導体を式R4OH〔式中R4は(a)の場合
にはアルキルであり、そして(b)の場合にはR1
Cy−Cy−CH2−CH2−A−(Cy)o−である〕のア
ルコールまたはフエノール化合物またはその反応
性誘導体でエステル化することにより得ることも
できる。
前記カルボン酸の特に適当な反応性誘導体には
酸ハライド、特にクロリドおよびブロミド、さら
にまた酸無水物、たとえば式R3−CO−O−CO
−CH3の混合溶酸無水物、アジドまたはエステ
ル、特にアルキル基に1〜4個の炭素原子を有す
るアルキルエステルがある。
前期アルコールまたはフエノールの使用可能な
反応性誘導体には、特に式R4−OM(式中Mは金
属、好ましくはNaまたはKのようなアルカリ金
属の1当量である)の相当する金属アルコレート
またはフエノレートがある。
エステル化は不活性溶剤の存在で有利に実施で
きる。特に好適な溶剤には、ジエチルエーテル、
ジ―n―ブチルエーテル、THF、ジオキサンま
たはアニソールのようなエーテル;アセトン、ブ
タノンまたはシクロヘキサノンのようなケトン;
ジメチルホルムアミド(DMF)またはリン酸ヘ
キサメチルトリアミドのようなアミド;四塩化炭
素またはテトラクロルエチレンのような炭化水
素;およびジメチルスルホキシドまたはスルホラ
ンのようなスルホキシドがある。水−不混和性溶
剤を同時に使用して、エステル化中に形成された
水を共沸蒸留により除去すると有利である。過剰
の有機アミン、たとえばピリジン、キノリンまた
はトリエチルアミンもまたエステル化用溶剤とし
て、時には使用できる。
エステル化はまた溶剤を使用することなく、た
とえば反応成分を酢酸ナトリウムの存在下に単に
加熱することにより実施することもできる。反応
温度は通常、−50゜〜+250゜、好ましくは−20゜〜+
80゜であり、これらの温度において、エステル化
反応は15分〜48時間後に終了する。
さらに詳細に述べると、このエステル化の反応
条件は使用する原料物質の性質にほとんど依存す
る。すなわち、遊離のカルボン酸化合物は一般
に、遊離のアルコールまたはフエノール化合物
と、強酸、たとえば塩酸または硫酸のような鉱酸
の存在下に反応させる。好適な反応方法は酸無水
物または特に酸クロリドとアルコールとを塩基性
媒質中で反応させる方法であり、重要な塩基は、
特に水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムのよ
うなアルカリ金属水酸化物;炭酸ナトリウム、重
炭酸ナトリウム、炭酸カリウムまたは重炭酸カリ
ウムのようなアルカリ金属炭酸塩または重炭酸
塩;酢酸ナトリウムまたは酢酸カリウムのような
アルカリ金属酢酸塩;水酸化カルシウムのような
アルカリ土類金属水酸化物;またはトリエチルア
ミン、ピリジン、ルチジン、コリジンまたはキノ
リンのような有機塩基である。エステル化のさら
に好適な態様はアルコールまたはフエノール化合
物を先ずナトリウムまたはカリウムアルコレート
またはフエノレートに、たとえばエタノール性水
酸化ナトリウム溶液または水酸化カリウム溶液で
処理することにより変換し、このアルコレートま
たはフエノレート化合物を単離し、次いでアセト
ンまたはジエチルエーテル中に、重炭酸ナトリウ
ムまたは炭酸カリウムとともに、撹拌しながら懸
濁し、次いでこの懸濁液に、ジエチルエーテル、
アセトンまたはDMF中の酸クロリドまたは酸無
水物の溶液を、好ましくは約−25゜〜+20゜の温度
で加えることよりなる。
式のハロゲンが芳香族基に結合しているハロ
ゲン誘導体〔R2がF、ClまたはBrであり、およ
び(または)Aが1個または2個のFおよび(ま
たは)Cl原子で置換されている1,4―フエニレ
ンである〕は相当するアミン化合物からシーマン
の反応〔たとえば、The Merck Index、9版、
Merck&Co.,Inc.、Rahway、N.J.、USA、
1976年、ONR−80頁を参照できる〕、またはサン
ドマイヤーの反応〔たとえば前記のThe Merck
Index、ONR−79頁を参照できる〕の方法によ
り製造できる。
ジアゾ化は水性−酸性で先ず亜硝酸の塩または
エステル(たとえばNaO2または亜硝酸ブチルを
用いて約−20゜〜+10゜の温度で行なうと好まし
い。酸としては、たとえばHF、HCl、HBr、
H2SO4またはHBF4を使用できる。追加の不活性
溶剤、たとえばTHFまたはジオキサンのような
エーテル、もしくはトルエンまたはキシレンのよ
うな炭化水素を存在させてもよい。
式のフツ素化合物〔R2がFであり、および
(または)Aが1または2個のF原子で置換され
ている1,4―フエニレンである〕を製造するに
は、ジアゾ化をHBF4中で実施すると好ましい。
このようにして、ジアゾニウムテトラフルオボレ
ートが生成され、これらは約10〜100゜の温度です
ぐに分解できる。ジアゾ化を無水HF中で
NaNO2を用いて行なうと、所望のフツ素化合物
が次いで加温することにより直接に得られる。
ジアゾニウム基をClまたはBrで置換するには、
Cu2Cl2またはCu2Br2の存在下に30〜100゜の温度で
水溶液中で行なうと好ましい。
式のニトリル化合物〔R2=CNおよび(また
は)A=CN基で置換されている1,4―フエニ
レン〕、特に式hの化合物を製造するには、相
当する酸アミド化合物、特に式R1−Cy−Cy−
CH2CH2−A−(Cy)o−CONH2の化合物を脱水
できる。このアミド化合物は、たとえば相当する
エステルまたは酸ハライド化合物からアンモニア
との反応により得ることができる。水を分離する
に適する助剤の例には、SOCl2、PCl3、PCl5
POCl3、SO2Cl2およびCOCl2のような無機酸クロ
リド、およびさらにまたP2O5、P2S5、AlCl3(た
とえばNaClとの複合化合物として)、芳香族スル
ホン酸およびスルホン酸ハライドがある、この反
応は不活性溶剤の存在または不在下に、約0〜
150゜の温度で実施できる。使用可能な溶剤の例に
は、ピリジンまたはトリエチルアミンのような塩
素、ベンゼン、トルエンまたはキシレンのような
芳香族炭化水素、またはDMFのようなアミドが
ある。
式のアルコキシ化合物(R2=アルコキシ)
は相当するヒドロキシ化合物、好ましくは相当す
るフエノール化合物のアルキル化により得ること
ができる。ヒドロキシ化合物を先ず相当する金属
誘導体、たとえば相当するアルカリ金属アルコレ
ートまたはアルカリ金属フエノレートに、
NaOH、KOH、Na2CO3またはK2CO3で処理す
ることにより変換すると好ましい。生成物を次い
で相当するアルキルハライドまたはスルホネート
もしくは硫酸ジアルキルと、好ましくはアセト
ン、DMFまたはジメチルスルホキシドのような
不活性溶媒中で、または過剰の水性または水性ア
ルコール性NaOHまたはKOH中で約20〜100゜の
温度で反応させることができる。
ニトリル化合物の製造はまた相当する塩素また
は臭素化合物をシアニド、好ましくはNaCN、
KCNまたはCu2(CN)2のような金属シアニドと、
たとえばピリジンの存在下に、DMFまたはN―
メチルピロリドンのような不活性溶剤中で20〜
200゜の温度で反応させることにより実施すること
もできる。
前記ニトリル化合物の製造はまた相当する酸ハ
ライド、好ましくはクロリドをスルフアミドと、
好ましくはテトラメチレンスルホンのような不活
性溶剤中で、約80〜150゜、好ましくは約120゜の温
度で反応させることにより行なうこともできる。
慣用の仕上げの後に、ニトリル化合物を直接単離
できる。
本発明による誘電体はその少なくとも1種が式
の化合物である2〜15種、好ましくは3〜12種
の成分よりなる。その他の構成成分はネマチツク
またはネマトゲニツク物質、特にアゾキシベンゼ
ン化合物、ベンジリデンアニリン化合物、ビフエ
ニル化合物、ターフエニル化合物、フエニルまた
はシクロヘキシレルベンゾエート化合物、フエニ
ルまたはシクロヘキシレルシクロヘキサンカルボ
キシレート化合物、フエニルシクロヘキサン化合
物、シクロヘキシルビフエニル化合物、シクロヘ
キシルシクロヘキサン化合物、シクロヘキシルナ
フタレン化合物、1,4―ビス―シクロヘキシル
ベンゼン化合物、4,4′―ビス―シクロヘキシル
ビフエニル化合物、フエニル−またはシクロヘキ
シル−ピリミジン化合物、フエニル−またはシク
ロヘキシル−ジオキサン化合物、場合によりハロ
ゲン化されているスチルベン化合物、ベンジルフ
エニルエーテル化合物、トラン化合物および置換
ケイ皮酸化合物の群からの既知物質から選択する
と好ましい。
本発明による液晶誘電体の成分として使用でき
る最も重要な化合物は、式で示すことができる
特徴を有する。
R5−L−G−E−R6 () 式において、LおよびEはそれぞれ、1,4
―ジ置換ベンゼンおよびシクロヘキサン環、4,
4′―ジ置換ビフエニル、フエニルシクロヘキサン
およびシクロヘキシルシクロヘキサン系、2,5
―ジ置換ピリミジンおよび1,3―ジオキサン
環、2,6―ジ置換ナフタレン、ジ−およびテト
ラ−ヒドロナフタレン、キナゾリンおよびテトラ
ヒドロキナゾリンを含む群からの炭素環系または
複素環系であり、Gは−CH=CH−、−CH=Cy
−、−C≡C−、−CO−O−、−CO−S−、−CH
=N−、−N(O)=N−、−CH=N(O)−、−CH2
−CH2−、−CH2−O−、−CH2−S−、−COO−
Phe−COO−、またはC−C単結合であり、そし
てR5およびR6は18個まで、好ましくは8個まで
の炭素原子を有するアルキル、アルコキシ、アル
カノイルオキシまたはアルコキシカルボニルオキ
シであるか、またはこれらの基の一方はまた、
CN、NC、NO2、CF3、F、ClまたはBrである。
これらの化合物の大部分では、R5およびR6
相互に異なつており、これらの基の一方は通常、
アルキルまたはアルコキシ基である。しかしなが
ら、包含されるその他の種々の置換基もまた慣用
である。多くのこのような物質またはその混合物
は市場で入手できる。
本発明による誘電体は式の化合物の1種また
は2種以上を約1〜60%、好ましくは5〜40%の
量で含有する。
本発明による誘電体はそれ自体慣用の方法で製
造する。一般に、構成成分を相互に、好ましくは
上昇温度で溶解する。
本発明による液晶誘電体はこれらを従来開示さ
れている全ての方式の液晶表示素子で使用できる
ように、適当な添加剤により変性できる。
このような添加剤は当業者にとつて既知であ
り、文献に詳細に記載されている。たとえば、導
電性塩、好ましくはエチル−ジメチル−ドデシル
−アンモニウム4―ヘキシルオキシベンゾエー
ト、テトラブチルアンモニウムテトラフエニルボ
ロネート、またはクラウンエーテルの錯塩〔たと
えば、I.Haller氏等のMol.Cryst.Liq.Cryst.24巻、
249〜258頁(1973年)参照〕を加えて導電性を改
善でき、2色性染料を加えて着色ゲスト−ホスト
系を生成でき、または誘電異方性、粘度および
(または)ネマチツク相の配向を変える物質を添
加できる。このような物質は、たとえば西ドイツ
国公開特許公報第2209127号、同第2240864号、同
第2321632号、同第2338281号、同第2450088号
(特開昭51−65086号)、同第2637430号、同第
2853728号(特開昭55−83744号)および同第
2902177号に記載されている。
次例は本発明を制限することなく説明しようと
するものである。m.p.=融点および.p.=透明点
である。本明細書全体を通じて、%は重量%であ
る。全ての温度は摂氏度である。「慣用の仕上げ」
の用語は次の意味を有する。水を加え、混合物を
塩化メチレンで抽出し、有機相を分離採取し、乾
燥させ、蒸発させ、生成する生成物を必要に応じ
てシリカゲル上でクロマトグラフイにより精製す
る。
例 1 トランス/トランス―4―p―プロピル―ベン
ゾイルメチル―4′―プロピル―ビシクロヘキシル
〔この化合物は、トランス/トランス―4′―プロ
ピル―ビシクロヘキシル―4―カルボン酸を
LiAlH4によりトランス/トランス―4―ヒドロ
キシメチル―4′―プロピル―ビシクロヘキシルに
還元し、生成物をトシレートに変換し、KCNと
反応させて、トランス/トランス―4―シアノメ
チル―4′―プロピル―ビシクロヘキシルを生成
し、カルボン酸に加水分解し、SOCl2と反応させ
て酸クロリドを生成し、次いでAlCl3の存在下に
プロピルベンゼンと反応させることにより得られ
る〕36.8g、KOH30g、85%ヒドラジン50mlお
よびトリエチレングリコール500mlの混合物を
120゜で1時間加温する。生成されたヒドラゾンが
分解されるまで温度をゆつくり上げ、混合物をさ
らに4時間沸とうさせ、冷却し、慣用の方法で仕
上げるとトランス/トランス―4―(2―p―プ
ロピルフエニル―エチル)―4′―プロピル―ビシ
クロヘキシルが得られる。m.p.=34゜;c.p.=
158゜。
同様にして、相当するケトン化合物の還元によ
り次の化合物が得られる。
トランス/トランス―4―(2―p―トリル―
エチル)―4′―ブチル―ビシクロヘキシル、m.
p.:37゜、c.p.:150゜、 トランス/トランス―4―(2―p―トリル―
エチル)―4′―ペンチル―ビシクロヘキシル、m.
p.:40゜、c.p.:156゜、 トランス/トランス―4―[2―(トランス―
4―プロピルシクロヘキシル)―エチル]―4′―
プロピル―ビシクロヘキシル、m.p.:40゜、c.p.:
207゜、 トランス/トランス―4―[2―(トランス―
4―ペンチルシクロヘキシル)―エチル]―4′―
ペンチル―ビシクロヘキシル、m.p.:45゜、c.p.:
218゜、 トランス/トランス―4―[2―(トランス/
トランス―4′―ペンチルビシクロヘキシル―4―
イル)―エチル]―4′―ペンチル―ビシクロヘキ
シル、m.p.:76゜、c.p.:314゜、 トランス/トランス―4―(2―p―フエニル
―エチル)―4′―プロピル―ビシクロヘキシル、 トランス/トランス―4―(2―p―トリル―
エチル)―4′―プロピル―ビシクロヘキシルm.
p.:45゜、c.p.:153゜、 トランス/トランス―4―(2―p―エチル―
フエニル―エチル)―4′―エチルビシクロヘキシ
ル、 トランス/トランス―4―(2―p―エチルフ
エニル―エチル)―4′―プロピル―ビシクロヘキ
シル、 トランス/トランス―4―(2―p―エチル―
フエニル―エチル)―4′―ブチルビシクロヘキシ
ル、 トランス/トランス―4―(2―p―エチル―
フエニル―エチル)―4′―ペンチル―ビシクロヘ
キシル、 トランス/トランス―4―(2―p―エチルフ
エニル―エチル)―4′―ヘキシル―ビシクロヘキ
シル、 トランス/トランス―4―(2―p―エチルフ
エニル―エチル)―4′―ヘプチル―ビシクロヘキ
シル、 トランス/トランス―4―(2―p―プロピル
フエニル―エチル)―4′―エチル―ビシクロヘキ
シル、 トランス/トランス―4―(2―p―プロピル
フエニル―エチル)―4′―ブチル―ビシクロヘキ
シル、 トランス/トランス―4―(2―p―プロピル
フエニル―エチル)―4′―ペンチル―ビシクロヘ
キシル、m.p.:44゜、c.p.:169゜、 トランス/トランス―4―(2―p―プロピル
フエニル―エチル)―4′―ヘキシル―ビシクロヘ
キシル、 トランス/トランス―4―(2―p―プロピル
フエニル―エチル)―4′―ヘプチル―ビシクロヘ
キシル、 トランス/トランス―4―(2―p―ブチルフ
エニル―エチル)―4′―エチル―ビシクロヘキシ
ル、 トランス/トランス―4―(2―p―ブチルフ
エニル―エチル)―4′―プロピル―ビシクロヘキ
シル、 トランス/トランス―4―(2―p―ブチルフ
エニル―エチル)―4′―ブチル―ビシクロヘキシ
ル、 トランス/トランス―4―(2―p―ブチルフ
エニル―エチル)―4′―ペンチル―ビシクロヘキ
シル、 トランス/トランス―4―(2―p―ブチルフ
エニル―エチル)―4′―ヘキシル―ビシクロヘキ
シル、 トランス/トランス―4―(2―p―ブチルフ
エニル―エチル)―4′―ヘプチル―ビシクロヘキ
シル、 トランス/トランス―4―(2―p―ペンチル
フエニル―エチル)―4′―エチル―ビシクロヘキ
シル、 トランス/トランス―4―(2―p―ペンチル
フエニル―エチル)―4′―プロピル―ビシクロヘ
キシル、m.p.:−2゜、c.p.:158゜、 トランス/トランス―4―(2―p―ペンチル
フエニル―エチル)―4′―ブチル―ビシクロヘキ
シル、 トランス/トランス―4―(2―p―ペンチル
フエニル―エチル)―4′―ペンチル―ビシクロヘ
キシル、m.p.:8゜、c.p.:171゜、 トランス/トランス―4―(2―p―ペンチル
フエニル―エチル)―4′―ヘキシル―ビシクロヘ
キシル、 トランス/トランス―4―(2―p―ペンチル
フエニル―エチル)―4′―ヘプチル―ビシクロヘ
キシル、 トランス/トランス―4―(2―p―ヘキシル
フエニル―エチル)―4′―エチル―ビシクロヘキ
シル、 トランス/トランス―4―(2―p―ヘキシル
フエニル―エチル)―4′―プロピル―ビシクロヘ
キシル、 トランス/トランス―4―(2―p―ヘキシル
フエニル―エチル)―4′―ブチルビシクロヘキシ
ル、 トランス/トランス―4―(2―p―ヘキシル
フエニル―エチル)―4′―ペンチル―ビシクロヘ
キシル、 トランス/トランス―4―(2―p―ヘキシル
フエニル―エチル)―4′―ヘキシル―ビシクロヘ
キシル、 トランス/トランス―4―(2―p―ヘキシル
フエニル―エチル)―4′―ヘプチル―ビシクロヘ
キシル、 トランス/トランス―4―(2―p―ヘプチル
フエニル―エチル)―4′―エチル―ビシクロヘキ
シル、 トランス/トランス―4―(2―p―ヘプチル
フエニル―エチル)―4′―プロピル―ビシクロヘ
キシル、 トランス/トランス―4―(2―p―ヘプチル
フエニル―エチル)―4′―ブチル―ビシクロヘキ
シル、 トランス/トランス―4―(2―p―ヘプチル
フエニル―エチル)―4′―ペンチル―ビシクロヘ
キシル、 トランス/トランス―4―(2―p―ヘプチル
フエニル―エチル)―4′―ヘキシル―ビシクロヘ
キシル、 トランス/トランス―4―(2―p―ヘプチル
フエニル―エチル)―4′―ヘプチル―ビシクロヘ
キシル、 トランス/トランス―4―(2―p―メトキシ
メチルフエニル―エチル)―4′―エチル―ビシク
ロヘキシル、 トランス/トランス―4―(2―p―メトキシ
メチルフエニル―エチル)―4′―プロピル―ビシ
クロヘキシル、 トランス/トランス―4―(2―p―メトキシ
メチルフエニル―エチル)―4′―ブチル―ビシク
ロヘキシル、 トランス/トランス―4―(2―p―メトキシ
メチルフエニル―エチル)―4′―ペンチル―ビシ
クロヘキシル、 トランス/トランス―4―(2―p―メトキシ
メチルフエニル―エチル)―4′―ヘキシル―ビシ
クロヘキシル、 トランス/トランス―4―(2―p―メトキシ
メチルフエニル―エチル)―4′―ヘプチル―ビシ
クロヘキシル、 トランス/トランス―4―(2―p―メトキシ
フエニル―エチル)―4′―エチル―ビシクロヘキ
シル、 トランス/トランス―4―(2―p―メトキシ
フエニル―エチル)―4′―プロピル―ビシクロヘ
キシル、m.p.:88゜、c.p.:176゜、 トランス/トランス―4―(2―p―メトキシ
フエニル―エチル)―4′―ブチル―ビシクロヘキ
シル、 トランス/トランス―4―(2―p―メトキシ
フエニル―エチル)―4′―ペンチル―ビシクロヘ
キシル、m.p.:81゜、c.p.:175.5゜、 トランス/トランス―4―(2―p―メトキシ
フエニル―エチル)―4′―ヘキシル―ビシクロヘ
キシル、 トランス/トランス―4―(2―p―メトキシ
フエニル―エチル)―4′―ヘプチル―ビシクロヘ
キシル、 トランス/トランス―4―(2―p―エトキシ
フエニル―エチル)―4′―エチル―ビシクロヘキ
シル、 トランス/トランス―4―(2―p―エトキシ
フエニル―エチル)―4′―プロピル―ビシクロヘ
キシル、m.p.:53゜、c.p.:179゜、 トランス/トランス―4―(2―p―エトキシ
フエニル―エチル)―4′―ブチル―ビシクロヘキ
シル、 トランス/トランス―4―(2―p―エトキシ
フエニル―エチル)―4′―ペンチル―ビシクロヘ
キシル、 トランス/トランス―4―(2―p―エトキシ
フエニル―エチル)―4′―ヘキシル―ビシクロヘ
キシル、 トランス/トランス―4―(2―p―エトキシ
フエニル―エチル)―4′―ヘプチル―ビシクロヘ
キシル、 トランス/トランス―4―(2―p―プロポキ
シフエニル―エチル)―4′―エチル―ビシクロヘ
キシル、 トランス/トランス―4―(2―p―プロポキ
シフエニル―エチル)―4′―プロピル―ビシクロ
ヘキシル、 トランス/トランス―4―(2―p―プロポキ
シフエニル―エチル)―4′―ブチル―ビシクロヘ
キシル、 トランス/トランス―4―(2―p―プロポキ
シフエニル―エチル)―4′―ペンチル―ビシクロ
ヘキシル、 トランス/トランス―4―(2―p―プロポキ
シフエニル―エチル)―4′―ヘキシ―ビシクロヘ
キシル、 トランス/トランス―4―(2―p―プロポキ
シフエニル―エチル)―4′―ヘプチル―ビシクロ
ヘキシル、 トランス/トランス―4―(2―p―ブトキシ
フエニル―エチル)―4′―エチル―ビシクロヘキ
シル、 トランス/トランス―4―(2―p―ブトキシ
フエニル―エチル)―4′―プロピル―ビシクロヘ
キシル、 トランス/トランス―4―(2―p―ブトキシ
フエニル―エチル)―4′―ブチル―ビシクロヘキ
シル、 トランス/トランス―4―(2―p―ブトキシ
フエニル―エチル)―4′―ペンチル―ビシクロヘ
キシル、 トランス/トランス―4―(2―p―ブトキシ
フエニル―エチル)―4′―ヘキシル―ビシクロヘ
キシル、 トランス/トランス―4―(2―p―ブトキシ
フエニル―エチル)―4′―ヘプチル―ビシクロヘ
キシル、 トランス/トランス―4―(2―p―メトキシ
メトキシフエニル―エチル)―4′―エチル―ビシ
クロヘキシル、 トランス/トランス―4―(2―p―メトキシ
メトキシフエニル―エチル)―4′―プロピル―ビ
シクロヘキシル、 トランス/トランス―4―(2―p―メトキシ
メトキシフエニル―エチル)―4′―ブチル―ビシ
クロヘキシル、 トランス/トランス―4―(2―p―メトキシ
メトキシフエニル―エチル)―4′―ペンチル―ビ
シクロヘキシル、 トランス/トランス―4―(2―p―メトキシ
メトキシフエニル―エチル)―4′―ヘキシル―ビ
シクロヘキシル、 トランス/トランス―4―(2―p―メトキシ
メトキシフエニル―エチル)―4′―ヘプチル―ビ
シクロヘキシル、 トランス/トランス―4―〔2―p―(トラン
ス―4―エチルシクロヘキシル)―フエニルエチ
ル〕―4′―エチル―ビシクロヘキシル、 トランス/トランス―4―〔2―p―(トラン
ス―4―エチルシクロヘキシル)―フエニルエチ
ル〕―4′―プロピル―ビシクロヘキシル、 トランス/トランス―4―〔2―p―(トラン
ス―4―エチルシクロヘキシル)―フエニル―エ
チル〕―4′―ブチル―ビシクロヘキシル、 トランス/トランス―4―〔2―p―(トラン
ス―4―エチルシクロヘキシル)―フエニル―エ
チル〕―4′―ペンチル―ビシクロヘキシル、 トランス/トランス―4―〔2―p―(トラン
ス―4―エチルシクロヘキシル)―フエニルエチ
ル〕―4′―ヘキシル―ビシクロヘキシル、 トランス/トランス―4―〔2―p―(トラン
ス―4―エチルシクロヘキシル)―フエニル―エ
チル〕―4′―ヘプチル―ビシクロヘキシル、 トランス/トランス―4―〔2―p―(トラン
ス―4―プロピルシクロヘキシル)―フエニル―
エチル〕―4′―エチル―ビシクロヘキシル、 トランス/トランス―4―〔2―p―(トラン
ス―4―プロピルシクロヘキシル)―フエニル―
エチル〕―4′―プロピル―ビシクロヘキシル、 トランス/トランス―4―〔2―p―(トラン
ス―4―プロピルシクロヘキシル)―フエニルエ
チル〕―4′―ブチル―ビシクロヘキシル、 トランス/トランス―4―〔2―p―(トラン
ス―4―プロピルシクロヘキシル)―フエニルエ
チル〕―4′―ペンチル―ビシクロヘキシル、 トランス/トランス―4―〔2―p―(トラン
ス―4―プロピルシクロヘキシル)―フエニルエ
チル〕―4′―ヘキシル―ビシクロヘキシル、 トランス/トランス―4―〔2―p―(トラン
ス―4―プロピルシクロヘキシル)―フエニルエ
チル〕―4′―ヘプチル―ビシクロヘキシル、 トランス/トランス―4―〔2―p―(トラン
ス―4―ブチルシクロヘキシル)―フエニルエチ
ル〕―4′―エチル―ビシクロヘキシル、 トランス/トランス―4―〔2―p―(トラン
ス―4―ブチルシクロヘキシル)―フエニルエチ
ル〕―4′―プロピル―ビシクロヘキシル、 トランス/トランス―4―〔2―p―(トラン
ス―4―ブチルシクロヘキシル)―フエニルエチ
ル〕―4′―ブチル―ビシクロヘキシル、 トランス/トランス―4―〔2―p―(トラン
ス―4―ブチルシクロヘキシル)―フエニルエチ
ル〕―4′―ペンチル―ビシクロヘキシル、 トランス/トランス―4―〔2―p―(トラン
ス―4―ブチルシクロヘキシル)―フエニルエチ
ル〕―4′―ヘキシル―ビシクロヘキシル、 トランス/トランス―4―〔2―p―(トラン
ス―4―ブチルシクロヘキシル)―フエニルエチ
ル〕―4′―ヘプチル―ビシクロヘキシル、 トランス/トランス―4―〔2―p―(トラン
ス―4―ペンチルシクロヘキシル)―フエニルエ
チル〕―4′―エチル―ビシクロヘキシル、 トランス/トランス―4―〔2―p―(トラン
ス―4―ペンチルシクロヘキシル)―フエニルエ
チル〕―4′―プロピル―ビシクロヘキシル、 トランス/トランス―4―〔2―p―(トラン
ス―4―ペンチルシクロヘキシル)―フエニルエ
チル〕―4′―ブチル―ビシクロヘキシル、 トランス/トランス―4―〔2―p―(トラン
ス―4―ペンチルシクロヘキシル)―フエニルエ
チル〕―4′―ペンチル―ビシクロヘキシル、 トランス/トランス―4―〔2―p―(トラン
ス―4―ペンチルシクロヘキシル)―フエニルエ
チル〕―4′―ヘキシル―ビシクロヘキシル、 トランス/トランス―4―〔2―p―(トラン
ス―4―ペンチルシクロヘキシル)―フエニルエ
チル〕―4′―ヘプチル―ビシクロヘキシル、 トランス/トランス―4―〔2―p―(トラン
ス―4―ヘキシルシクロヘキシル)―フエニルエ
チル〕―4′―エチル―ビシクロヘキシル、 トランス/トランス―4―〔2―p―(トラン
ス―4―ヘキシルシクロヘキシル)―フエニルエ
チル〕―4′―プロピル―ビシクロヘキシル、 トランス/トランス―4―〔2―p―(トラン
ス―4―ヘキシルシクロヘキシル)―フエニルエ
チル〕―4′―ブチル―ビシクロヘキシル、 トランス/トランス―4―〔2―p―(トラン
ス―4―ヘキシルシクロヘキシル)―フエニルエ
チル〕―4′―ペンチル―ビシクロヘキシル、 トランス/トランス―4―〔2―p―(トラン
ス―4―ヘキシルシクロヘキシル)―フエニルエ
チル〕―4′―ヘキシル―ビシクロヘキシル、 トランス/トランス―4―〔2―p―(トラン
ス―4―ヘキシルシクロヘキシル)―フエニルエ
チル〕―4′―ヘプチル―ビシクロヘキシル、 トランス/トランス―4―〔2―p―(トラン
ス―4―ヘプチルシクロヘキシル)―フエニルエ
チル〕―4′―エチル―ビシクロヘキシル、 トランス/トランス―4―〔2―p―(トラン
ス―4―ヘプチルシクロヘキシル)―フエニルエ
チル〕―4′―プロピル―ビシクロヘキシル、 トランス/トランス―4―〔2―p―(トラン
ス―4―ヘプチルシクロヘキシル)―フエニルエ
チル〕―4′―ブチル―ビシクロヘキシル、 トランス/トランス―4―〔2―p―(トラン
ス―4―ヘプチルシクロヘキシル)―フエニルエ
チル〕―4′―ペンチル―ビシクロヘキシル、 トランス/トランス―4―〔2―p―(トラン
ス―4―ヘプチルシクロヘキシル)―フエニルエ
チル〕―4′―ヘキシル―ビシクロヘキシル、およ
び トランス/トランス―4―〔2―p―(トラン
ス―4―ヘプチルシクロヘキシル)―フエニルエ
チル〕―4′―ヘプチル―ビシクロヘキシル。
例 2 酢酸エチル500ml中のトランス/トランス―4
―p―プロピル―ベンゾイルメチル―4′―ペンチ
ル―ビシクロヘキシル〔この化合物はトランス/
トランス―4′―ペンチル―ビシクロヘキシル―4
―アセチルクロリドおよびプロピルベンゼン/
AlCl3から得られる〕39.6gの溶液を10%木炭上
Pd5g上で20゜において5バールの圧力下に水素
添加する。混合物を過し、液を蒸発させ、ト
ランス/トランス―4―(2―p―プロピルフエ
ニル―エチル)―4′―ペンチル―ビシクロヘキシ
ルが得られる。m.p.:44゜、c.p.:169゜、 同様にして、例1に列記したその他の化合物が
また得られる。
例 3 THF600ml中の1―(2―p―メトキシフエニ
ル―エチル)―4―(トランス―4―プロピルシ
クロヘキシル)―シクロヘキセン〔この化合物
は、2―p―メトキシフエニル―エチル―マグネ
シウムブロミドを4―(トランス―4―プロピル
シクロヘキシル)―シクロヘキサノンと反応さ
せ、次いで加水分解して、1―(2―p―メトキ
シフエニル―エチル)―4―(トランス―4―プ
ロピルシクロヘキシル)―シクロヘキサノールを
生成し、次いで沸とうトルエン中で、p―トルエ
ンスルホン酸で脱水することにより得られる〕34
gの溶液をPdO5gを用い、40゜で1パールの圧力
下に反応が停止するまで水素添加する。混合物を
過し、液を蒸発させ、残留物を沸とうメタノ
ール200ml中に取り、生成する熱い溶液をメタノ
ール300ml中のチオ尿素70gの沸とう溶液中に注
ぎ入れる。混合物を0゜に冷却し、沈殿したチオ尿
素含有化合物を取し、石油エーテル(沸点:40
〜60゜)350mlとともに沸とうさせる。不溶の残留
物を2N水酸化ナトリウム水溶液350mlとともに
50゜で30分間加温する。生成する溶液を10%
H2SO4で酸性にし、沈殿したトランス/トラン
ス―4―(2―p―メトキシフエニル―エチル)
―4′―プロピル―ビシクロヘキシルを取する。
m.p.:88゜、c.p.:176゜ 同様にして、例1に列記したその他の化合物が
また得られる。
例 4 トランス/トランス―4―(2―p―シアノフ
エニル―ビニル)―4′―ペンチル―ビシクロヘキ
シル〔この化合物は4―ブロモメチル―4′―ペン
チル―ビシクロヘキシルおよびp―シアベンンズ
アルデヒドからビチツヒの反応により得られる〕
36.3g、NaBH43.7gおよびメタノール350mlの混
合物を4時間沸とうさせる。慣用の仕上げの後
に、トランス/トランス―4―(2―p―シアノ
フエニル―エチル)―4′―ペンチル―ビシクロヘ
キシルが得られる。m.p.:74゜、c.p.:192゜ 同様にして、相当するビニル化合物を還元する
ことにより次の化合物が得られる。
トランス/トランス―4―(2―p―シアノフ
エニル―エチル)―4′―エチル―ビシクロヘキシ
ル、m.p.:67゜、c.p.:174゜、 トランス/トランス―4―(2―p―シアノフ
エニル―エチル)―4′―プロピル―ビシクロヘキ
シル、m.p.:69゜、c.p.:196゜、 トランス/トランス―4―(2―p―シアノフ
エニル―エチル)―4′―ブチル―ビシクロヘキシ
ル、m.p.:65゜、c.p.:191゜、 トランス/トランス―4―(2―p―シアノフ
エニル―エチル)―4′―ヘキシル―ビシクロヘキ
シル、 および トランス/トランス―4―(2―p―シアノフ
エニル―エチル)―4′―ヘプチル―ビシクロヘキ
シル。
例 5 p―〔2―(トランス/トランス―4′―プロピ
ル―ビシクロヘキシル―4―イル)―エチル〕―
安息香酸〔この化合物は、トランス/トランス―
4―ブロモメチル―4′―プロピル―ビシクロヘキ
シルおよびテレフタルアルデヒド酸からビチツヒ
反応によりp―〔2―(トランス/トランス―
4′―プロピル―ビシクロヘキシル―4―イル―ビ
ニル〕―安息香酸を生成し、次いで水素添加する
ことにより得られる〕35.6gをSOCl224gととも
に1時間沸とうさせ、混合物を蒸発させ、生成す
る粗精製クロリドをトルエン300mlに溶解し、ピ
リジン8mlおよび(−)―2―オクタノール13g
を加え、混合物を2時間沸とうさせる。冷却し、
慣用の仕上げの後に、(−)―2―オクチルp―
〔2―(トランス/トランス―4′―プロピル―ビ
シクロヘキシル―4―イル)―エチル〕―ベンゾ
エートが得られる。
次の化合物がエステル化により得られる。
エチルp―〔2―(トランス/トランス―4′―
エチル―ビシクロヘキシル―4―イル)―エチ
ル〕―ベンゾエート、 プロピルp―〔2―(トランス/トランス―
4′―エチル―ビシクロヘキシル―4―イル)―エ
チル〕―ベンゾエート、 ブチルp―〔2―(トランス/トランス―4′―
エチル―ビシクロヘキシル―4―イル)エチル〕
―ベンゾエート、 エチルp―〔2―(トランス/トランス―4′―
プロピル―ビシクロヘキシル―4―イル)―エチ
ル〕―ベンゾエート、 プロピルp―〔2―(トランス/トランス―
4′―プロピル―ビシクロヘキシル―4―イル―エ
チル〕―ベンゾエート、 ブチルp―〔2―(トランス/トランス―4′―
プロピル―ビシクロヘキシル―4―イル)―エチ
ル〕―ベンゾエート、 エチルp―〔2―(トランス/トランス―4′―
ブチル―ビシクロヘキシル―4―イル)―エチ
ル〕―ベンゾエート、 プロピルp―〔2―(トランス/トランス―
4′―ブチル―ビシクロヘキシル―4―イル)―エ
チル〕―ベンゾエート、 ブチルp―〔2―(トランス/トランス―4′―
ブチル―ビシクロヘキシル―4―イル)―エチ
ル〕―ベンゾエート、 エチルp―〔2―(トランス/トランス―4′―
ペンチル―ビシクロヘキシル―4―イル)―エチ
ル〕―ベンゾエート、 プロピルp―〔2―(トランス/トランス―
4′―ペンチル―ビシクロヘキシル―4―イル)―
エチル〕―ベンゾエート、 ブチルp―〔2―(トランス/トランス―4′―
ペンチル―ビシクロヘキシル―4―イル)―エチ
ル〕―ベンゾエート、 エチルp―〔2―(トランス/トランス―4′―
ヘキシル―ビシクロヘキシル―4―イル)―エチ
ル〕―ベンゾエート、 プロピルp―〔2―(トランス/トランス―
4′―ヘキシル―ビシクロヘキシル―4―イル)―
エチル〕―ベンゾエート、 ブチルp―〔2―(トランス/トランス―4′―
ヘキシル―ビシクロヘキシル―4―イル)―エチ
ル〕―ベンゾエート、 エチルp―〔2―(トランス/トランス―4′―
ヘプチル―ビシクロヘキシル―4―イル)―エチ
ル〕―ベンゾエート、 プロピルp―〔2―(トランス/トランス―
4′―ヘプチル―ビシクロヘキシル―4―イル)―
エチル〕―ベンゾエート、 および ブチルp―〔2―(トランス/トランス―4′―
ヘプチル―ビシクロヘキシル―4―イル)―エチ
ル〕―ベンゾエート。
例 6 無水酢酸100ml中のトランス/トランス―4―
(2―p―ヒドロキシフエニルエチル)―4′―プ
ロピル―ビシクロヘキシル32.8gおよび
CH3COONa30gを80゜で1時間加熱し、混合物を
冷却させ、慣用の方法で仕上げるとトランス/ト
ランス―4―(2―p―アセトキシフエニルエチ
ル)―4′―プロピル―ビシクロヘキシルが得られ
る。
同様に、エステル化により次の化合物が得られ
る。
トランス/トランス―4―(2―p―アセトキ
シフエニルエチル)―4′―エチル―ビシクロヘキ
シル、 トランス/トランス―4―(2―p―アセトキ
シフエニルエチル)―4′―ブチル―ビシクロヘキ
シル、 トランス/トランス―4―(2―p―アセトキ
シフエニルエチル)―4′―ペンチル―ビシクロヘ
キシル、 トランス/トランス―4―(2―p―アセトキ
シフエニルエチル)―4′―ヘキシル―ビシクロヘ
キシル、 トランス/トランス―4―(2―p―アセトキ
シフエニルエチル)―4′―ヘプチル―ビシクロヘ
キシル、 トランス/トランス―4―(2―p―プロピオ
ニルオキシフエニルエチル)―4′―エチル―ビシ
クロヘキシル、 トランス/トランス―4―(2―p―プロピオ
ニルオキシフエニルエチル)―4′―プロピル―ビ
シクロヘキシル、 トランス/トランス―4―(2―p―プロピオ
ニルオキシフエニルエチル)―4′―ブチル―ビシ
クロヘキシル、 トランス/トランス―4―(2―p―プロピオ
ニルオキシフエニルエチル)―4′―ペンチル―ビ
シクロヘキシル、 トランス/トランス―4―(2―p―プロピオ
ニルオキシフエニルエチル)―4′―ヘキシル―ビ
シクロヘキシル、 トランス/トランス―4―(2―p―プロピオ
ニルオキシフエニルエチル)―4′―ヘプチル―ビ
シクロヘキシル、 トランス/トランス―4―(2―p―ブチリル
オキシフエニルエチル)―4′―エチル―ビシクロ
ヘキシル、 トランス/トランス―4―(2―p―ブチリル
オキシフエニルエチル)―4′―プロピル―ビシク
ロヘキシル、 トランス/トランス―4―(2―p―ブチリル
オキシフエニルエチル)―4′―ブチル―ビシクロ
ヘキシル、 トランス/トランス―4―(2―p―ブチリル
オキシフエニルエチル)―4′―ペンチル―ビシク
ロヘキシル、 トランス/トランス―4―(2―p―ブチリル
オキシフエニルエチル)―4′―ヘキシル―ビシク
ロヘキシル、 および トランス/トランス―4―(2―p―ブチリル
オキシフエニルエチル)―4′―ヘプチル―ビシク
ロヘキシル。
例 7 35%テトラフルオロホウ酸水溶液180mlをジオ
キサン180ml中のトランス/トランス―4―〔2
―(3―アミノ―4―プロピルフエニル)―エチ
ル〕―4′―ペンチル―ビシクロヘキシル〔この化
合物は、トランス/トランス―4―p―プロピル
ベンゾイルメチル―4′―ペンチル―ビシクロヘキ
シルをニトロ化し、次いで生成する粗製3―ニト
ロ化合物をTHF中でPdを用いて水素添加するこ
とにより得られる〕39.7gの懸濁液に、15〜20゜
で撹拌しながら加え、水25ml中のNaNo27.2gの
溶液を次いで0゜で滴下して加える。混合物を次い
で6時間撹拌し、この間、温度を15゜に上昇させ
る。慣用の仕上げ(トルエンによる抽出、シリカ
ゲル上での過)の後に、トランス/トランス―
4―〔2―(3―フルオロ―4―プロピルフエニ
ル)―エチル〕―4′―ペンチル―ビシクロヘキシ
ルが得られる。
同様にして、相当するアミノ化合物から次の化
合物を得ることができる。
トランス/トランス―4―(2―o―フルオロ
フエニル―エチル)―4′―プロピル―ビシクロヘ
キシル、 トランス/トランス―4―(2―p―フルオロ
フエニル―エチル)―4′―エチル―ビシクロヘキ
シル、 トランス/トランス―4―(2―p―フルオロ
フエニル―エチル)―4′―プロピル―ビシクロヘ
キシル、m.p.:45゜、c.p.:134゜、 トランス/トランス―4―(2―p―フルオロ
フエニル―エチル)―4′―ブチル―ビシクロヘキ
シル、 トランス/トランス―4―(2―p―フルオロ
フエニル―エチル)―4′―ペンチル―ビシクロヘ
キシル、m.p.:39゜、c.p.:140゜、 トランス/トランス―4―(2―p―フルオロ
フエニル―エチル)―4′―ヘキシル―ビシクロヘ
キシル、 および トランス/トランス―4―(2―p―フルオロ
フエニル―エチル)―4′―ヘプチル―ビシクロヘ
キシル、 例 8 水25ml中のNaNO27.2gの溶液を15%臭化水素
酸水溶液150ml中のトランス/トランス―4―
(2―p―アミノフエニル―エチル)―4′―ペン
チル―ビシクロヘキシル〔この化合物は、トラン
ス/トランス―4―(2―フエニルエチル)―
4′―ペンチル―ビシクロヘキシルを4―(2―p
―ニトロフエニル―エチル)―4′―ペンチル―ビ
シクロヘキシルにニトロ化し、次いでPd上で水
素添加することにより得られる〕35.5gの懸濁液
に−5゜で0.5時間にわたつて加える。このように
して得られた溶液をCu(1)塩溶液(これは硫酸銅
25g、NaBr15.4g、Na2SO36.3g、水100mlおよ
び32%臭化水素酸40mlから製造した)に0〜5゜で
1時間にわたつて滴下して加える。混合物を40゜
に30分間加熱した後に、CH2Cl2で抽出し、抽出
液を慣用の方法で仕上げる。トランス/トランス
―4―(2―p―ブロモフエニル―エチル)―
4′―ペンチル―ビシクロヘキシルが得られる。
同様にして、相当するアミノ化合物からサンド
マイヤー反応により次の化合物を得ることができ
る。
トランス/トランス―4―(2―p―クロルフ
エニル―エチル)―4′―エチル―ビシクロヘキシ
ル、 トランス/トランス―4―(2―p―クロルフ
エニル―エチル)―4′―プロピル―ビシクロヘキ
シル、m.p.:54゜、c.p.:163゜、 トランス/トランス―4―(2―p―クロルフ
エニル―エチル)―4′―ブチル―ビシクロヘキシ
ル、 トランス/トランス―4―(2―p―クロルフ
エニル―エチル)―4′―ペンチル―ビシクロヘキ
シル、 トランス/トランス―4―(2―p―クロルフ
エニル―エチル)―4′―ヘキシル―ビシクロヘキ
シル、 トランス/トランス―4―(2―p―クロルフ
エニル―エチル)―4′―ヘプチル―ビシクロヘキ
シル、 トランス/トランス―4―(2―p―ブロモフ
エニル―エチル)―4′―エチル―ビシクロヘキシ
ル、 トランス/トランス―4―(2―p―ブロモフ
エニル―エチル)―4′―プロピル―ビシクロヘキ
シル、 トランス/トランス―4―(2―p―ブロモフ
エニル―エチル)―4′―ブチル―ビシクロヘキシ
ル、 トランス/トランス―4―(2―p―ブロモフ
エニル―エチル)―4′―ヘキシル―ビシクロヘキ
シル、 および トランス/トランス―4―(2―p―ブロモフ
エニル―エチル)―4′―ヘプチル―ビシクロヘキ
シル。
例 9 テトラメチレンスルホン500ml中のトランス/
トランス―4―〔2―p―(トランス―4―クロ
ルカルボニルシクロヘキシル)―フエニル―エチ
ル〕―4′―プロピル―ビシクロヘキシル45.7gお
よびスルフアミド8gの溶液を120゜で4時間加熱
し、蒸発させ、残留物を慣用の方法で仕上げる。
トランス/トランス―4―〔2―p―(トランス
―4―シアノシクロヘキシル)―フエニル―エチ
ル〕―4′―プロピル―ビシクロヘキシルが得られ
る。
同様にして、相当する酸クロリドから次の化合
物が得られる。
トランス/トランス―4―〔2―p―(トラン
ス―4―シアノシクロヘキシル)―フエニル―エ
チル〕―4′―エチル―ビシクロヘキシル、 トランス/トランス―4―〔2―p―(トラン
ス―4―シアノシクロヘキシル)―フエニル―エ
チル〕―4′―ブチル―ビシクロヘキシル、 トランス/トランス―4―〔2―p―トランス
―4―シアノシクロヘキシル)―フエニル―エチ
ル〕―4′―ペンチル―ビシクロヘキシル、 トランス/トランス―4―〔2―p―(トラン
ス―4―シアノシクロヘキシル)―フエニル―エ
チル〕―4′―ヘキシル―ビシクロヘキシル、 トランス/トランス―4―〔2―p―(トラン
ス―4―シアノシクロヘキシル)―フエニル―エ
チル〕―4′―ヘプチル―ビシクロヘキシル、 トランス/トランス―4―〔2―(トランス/
トランス―4′―シアノビシクロヘキシル―4―イ
ル)―エチル〕―4′―エチル―ビシクロヘキシ
ル、 トランス/トランス―4―〔2―(トランス/
トランス―4′―シアノビシクロヘキシル―4―イ
ル)―エチル〕―4′―プロピル―ビシクロヘキシ
ル、 トランス/トランス―4―〔2―(トランス/
トランス―4′―シアノビシクロヘキシル―4―イ
ル)―エチル〕―4′―ブチル―ビシクロヘキシ
ル、 トランス/トランス―4―〔2―(トランス/
トランス―4′―シアノビシクロヘキシル―4―イ
ル)―エチル〕―4′―ペンタル―ビシクロヘキシ
ル、 トランス/トランス―4―〔2―(トランス/
トランス―4′―シアノビシクロヘキシル―4―イ
ル)―エチル〕―4′―ヘキシル―ビシクロヘキシ
ル、 および トランス/トランス―4―〔2―(トランス/
トランス―4′―シアノビシクロヘキシル―4―イ
ル)―エチル〕―4′―ヘプチル―ビシクロヘキシ
ル。
例 10 トランス/トランス―4―(2―p―ブロモフ
エニル―エチル)―4′―ペンチル―ビシクロヘキ
シル41.9g、Cu2(CN)210g、ピリジン120mlおよ
びN―メチルピロリドン60mlの混合物を150゜で2
時間加熱する。混合物を冷却し、20%塩酸600ml
中の塩化鉄()6水和物120gの溶液も加え、
混合物を70゜で撹拌しながら1.5時間加温し、次い
で慣用の方法で仕上げるとトランス/トランス―
4―(2―p―シアノフエニル―エチル)―4′―
ペンチル―ビシクロヘキシルが得られる。m.p.:
74゜、c.p.:192゜ 同様にして、例4、9および10に列記したニト
リル化合物並びに次の化合物を得ることができ
る。
トランス/トランス―4―[2―(3―フルオ
ロ―4―シアノフエニル)―エチル]―4′―プロ
ピル―ビシクロヘキシル、m.p.:71.5゜、c.p.:
170゜、 トランス/トランス―4―[2―(3―フルオ
ロ―4―シアノフエニル)―エチル]―4′―ブチ
ル―ビシクロヘキシル、m.p.:59゜、c.p.:164゜、 トランス/トランス―4―[2―(2―フルオ
ロ―4―シアノフエニル)―エチル]―4′―ペン
チル―ビシクロヘキシル、m.p.:115゜、c.p.:
187゜、 トランス/トランス―4―[2―(3,4―ジ
フルオロフエニル)―エチル]―4′―プロピル―
ビシクロヘキシル、m.p.:20゜、c.p.:117゜、 トランス/トランス―4―[2―(3,4―ジ
フルオロフエニル)―エチル]―4′―ペンチル―
ビシクロヘキシル、m.p.:47゜、c.p.:118゜、 トランス/トランス―4―[2―(4―クロル
―2―フルオロフエニル)―エチル]―4′―ペン
チル―ビシクロヘキシル、m.p.:69゜、c.p.:
149゜、 トランス/トランス―4―〔2―(2―シアノ
―4―プロピルフエニル)―エチル〕―4′―プロ
ピル―ビシクロヘキシル、 トランス/トランス―4―〔2―(2,3―ジ
フルオロ―4―シアノフエニル)―エチル〕―
4′―プロピル―ビシクロヘキシル、 および トランス/トランス―4―〔2―(2―メチル
―4―シアノフエニル)―エチル〕―4′―プロピ
ル―ビシクロヘキシル。
例 11 トランス/トランス―4―(2―p―ヒドロキ
シ―フエニル―エチル)―4′―ペンチル―ビシク
ロヘキシル〔この化合物は、トランス/トランス
―4―ブロモメチル―4′―ペンチル―ビシクロヘ
キシルとp―ヒドロキシベンズアルデヒドとをビ
チツヒ反応により反応させ、次いで水素添加する
ことにより得られる〕35.6g、K2CO36.9g、ヨ
ウ化ヘキシル25gおよびDMF250mlの混合物を
80゜で撹拌しながら16時間加熱し、混合物を次い
で冷却し、慣用の方法で仕上げる。トランス/ト
ランス―4―(2―p―ヘキソキシフエニル―エ
チル)―4′―ペンチル―ビシクロヘキシルが得ら
れる。
同様に、エーテル化により例1に列記したエー
テル化合物並びに次の化合物が得られる。
トランス/トランス―4―(2―p―ペントキ
シフエニル―エチル)―4′―プロピル―ビシクロ
ヘキシル、 トランス/トランス―4―(2―p―ペントキ
シフエニル―エチル)―4′―ブチル―ビシクロヘ
キシル、 トランス/トランス―4―(2―p―ペントキ
シフエニル―エチル)―4′―ペンチル―ビシクロ
ヘキシル、 トランス/トランス―4―(2―p―ヘキソキ
シフエニル―エチル)―4′―プロピル―ビシクロ
ヘキシル、 トランス/トランス―4―(2―p―ヘキソキ
シフエニル―エチル)―4′―ブチル―ビシクロヘ
キシル、 トランス/トランス―4―(2―p―ヘキソキ
シフエニル―エチル)―4′―ペンチル―ビシクロ
ヘキシル、 トランス/トランス―4―(2―p―ヘプトキ
シフエニル―エチル)―4′―プロピル―ビシクロ
ヘキシル、 トランス/トランス―4―(2―p―ヘプトキ
シフエニル―エチル)―4′―ブチル―ビシクロヘ
キシル、 トランス/トランス―4―(2―p―ヘプトキ
シフエニル―エチル)―4′―ペンチル―ビシクロ
ヘキシル、 トランス/トランス―4―(2―p―オクトキ
シフエニル―エチル)―4′―プロピル―ビシクロ
ヘキシル、 トランス/トランス―4―(2―p―オクトキ
シフエニル―エチル)―4′―ブチル―ビシクロヘ
キシル、 トランス/トランス―4―(2―p―オクトキ
シフエニル―エチル)―4′―ペンチル―ビシクロ
ヘキシル、 トランス/トランス―4―(2―p―ノノキシ
フエニル―エチル)―4′―プロピル―ビシクロヘ
キシル、 トランス/トランス―4―(2―p―ノノキシ
フエニル―エチル)―4′―ブチル―ビシクロヘキ
シル、 トランス/トランス―4―(2―p―ノノキシ
フエニル―エチル)―4′―ペンチル―ビシクロヘ
キシル、 トランス/トランス―4―(2―p―デコキシ
フエニル―エチル)―4′―プロピル―ビシクロヘ
キシル、 トランス/トランス―4―(2―p―デコキシ
フエニル―エチル)―4′―ブチル―ビシクロヘキ
シル、 および トランス/トランス―4―(2―p―デコキシ
フエニル―エチル)―4′―ペンチル―ビシクロヘ
キシル。
次例は式の化合物の少なくとも1種を含有す
る本発明による誘電体に関する。
例 A トランス/トランス―4―(2―p―プロピル
フエニル―エチル)―4′―プロピル―ビシクロヘ
キシル(「A」)を添加すると、p―トランス―4
―プロピルシクロヘキシル―ベンゾニトリル29
%、p―トランス―4―ペンチルシクロヘキシル
―ベンゾニトリル41%およびp―トランス―4―
ヘプチルシクロヘキシルベンゾニトリル30%の混
合物(「M」)の透明点(c.p.)が次のように上昇
する。
100%「M」:c.p.=52゜ 90%「M」+10%「A」:c.p.=61゜ 80%「M」+20%「A」:c.p.=70゜ 70%「M」+30%「A」:c.p.=79゜ 例 B 「A」を添加すると、p―トランス―4―プロ
ピルシクロヘキシル―ベンゾニトリル24%、p―
トランス―4―ペンチルシクロヘキシル―ベンゾ
ニトリル36%、p―トランス―4―ヘプチルシク
ロヘキシル―ベンゾニトリル25%および4―シア
ノ―4′―(トランス―4―ペンチルシクロヘキシ
ル)―ビフエニル15%の混合物(「N」)の透明点
が次のように上昇する。
100%「N」:c.p.=71゜ 90%「N」+20%「A」:c.p.=78゜ 80%「N」+20%「A」:c.p.=85゜ 70%「N」+30%「A」:c.p.=93゜ 例 C 「A」17%、p―トランス―4―プロピルシク
ロヘキシル―ベンゾニトリル15%、トランス―1
―p―エチルフエニル―4―プロピルシクロヘキ
サン27%、トランス―2―p―エトキシフエニル
―4―プロピルシクロヘキサ10%、4―シアノ―
4′―(トランス―4―ペンチルシクロヘキシル)
―ビフエニル7%、4―(トランス―4―ペンチ
ルシクロヘキシル)―4′―(トランス―4―プロ
ピルシクロヘキシル)―ビフエニル10%、p―プ
ロピルフエニルp―トランス―4―プロピルシク
ロヘキシル―ベンゾエート8%およびp―プロピ
ルフエニルp―トランス―4―ペンチルシクロヘ
キシル―ベンゾエート6%の混合物は85゜のc.p.を
有する。
例 D 「A」19%、p―トランス―4―プロピルシク
ロヘキシル―ベンゾニトリル15%、p―トランス
―4―ブチルシクロヘキシル―ベンゾニトリル12
%、トランス―1―p―エチルフエニル―4―プ
ロピルシクロヘキサン14%、トランス―4―p―
エトキシフエニル―4―プロピルシクロヘキサン
10%、4―シアノ―4′―(トランス―4―ペンチ
ルシクロヘキシル)―ビフエニル6%、4,4′―
ビス―(トランス―4―プロピルシクロヘキシ
ル)―ビフエニル4%、4―(トランス―4―ペ
ンチルシクロヘキシル)―4′―(トランス―4―
プロピルシクロヘキシル)―ビフエニル6%、p
―プロピルフエニルp―トランス―4―プロピル
シクロヘキシル―ベンゾエート8%およびp―プ
ロピルフエニルp―トランス―4―ペンチルシク
ロヘキシル―ベンゾエート6%の混合物は100゜の
c.p.を有する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 R1−Cy−Cy−CH2CH2−A−(Cy)o−R2
    () 〔式中R1はアルキルであり、R2は1個または2
    個のCH2基の代りにO原子を含有していてもよい
    アルキルであるか、またはF、Cl、Br、CN、−
    COOアルキルまたは−O−CO−アルキルであ
    り、そして基R1とR2の一方はまたHであること
    ができ、AはCyであるかまたは1個または2個
    のFおよび(または)Cl原子および(または)
    CH3基により、またはCN基により置換されてい
    るかまたは置換されていない1,4−フエニレン
    であり、Cyは1,4−シクロヘキシレンであり、
    nは0または1であり、そして前記各アルキル基
    は1〜10個の炭素原子を含有するものである。但
    し (a) AがCyであつてR2がCNである場合に、nは
    1であり、そして (b) 下記の化合物: 1―(4′―トランス―ペンチル―トランス―
    ビシクロヘキス―4―イル)―2―(2―メチ
    ル―4―ペンチルフエニル)―エタン、 1―(4′―トランス―ペンチル―トランス―
    ビシクロヘキス―4―イル)―2―(3―メチ
    ル―4―ペンチルフエニル)―エタン、 1―(4′―トランス―ペンチル―トランス―
    ビシクロヘキス―4―イル)―2―(4―ブト
    キシ―2―メチルフエニル)―エタン、 1―(4′―トランス―ペンチル―トランス―
    ビシクロヘキス―4―イル)―2―(4―ブト
    キシ―3―メチルフエニル)―エタン、 1―(4′―トランス―ペンチル―トランス―
    ビシクロヘキス―4―イル)―2―(2―メチ
    ル―4―オクタノイルオキシフエニル)―エタ
    ン および 1―(4′―トランス―ペンチル―トランス―
    ビシクロヘキス―4―イル)―2―(3―メチ
    ル―4―オクタノイルオキシフエニル)―エタ
    ン を除く〕 で示されるビシクロヘキシルエタン化合物。 2 式b R1−Cy−Cy−CH2CH2−Phe−R2 b 〔式中R1およびCyは、特許請求の範囲第1項に
    記載の意味を有し、 R2はアルキル、―O―アルキル、F、Clまた
    はCNであり、そして Pheは1,4―フエニレンであり、この基は非
    置換であるか、あるいは1個または2個のフツ素
    原子または塩素原子により、あるいはCN基によ
    り、置換されている〕 で示される、特許請求の範囲第1項に記載のビシ
    クロヘキシルエタン化合物。 3 部分式f〜h R1−Cy−Cy−CH2CH2−Phe−アルキル f R1−Cy−Cy−CH2CH2−Phe―アルコキシ
    g R1−Cy−Cy−CH2CH2−Phe−CN h 〔各式中、R1およびCyは、特許請求の範囲第1
    項に記載の意味を有し、 Pheは特許請求の範囲第2項に記載の意味を有
    し、 アルキルはメチル、エチル、プロピル、ブチ
    ル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、
    ノニルまたはデシルであり、そして アルコキシはメトキシ、エトキシ、プロポキ
    シ、ブトキシ、ペントキシ、ヘキソキシ、ヘプト
    キシ、オクトキシ、ノノキシまたはデコキシであ
    る〕 で示される、特許請求の範囲第2項に記載のビシ
    クロヘキシルエタン化合物。 4 下記の群: トランス/トランス―4―(2―p―フルオロ
    フエニル―エチル)―4′―エチル―ビシクロヘキ
    シル トランス/トランス―4―(2―p―フルオロ
    フエニル―エチル)―4′―プロピル―ビシクロヘ
    キシル トランス/トランス―4―(2―p―フルオロ
    フエニル―エチル)―4′―ブチル―ビシクロヘキ
    シル トランス/トランス―4―(2―p―フルオロ
    フエニル―エチル)―4′―ペンチル―ビシクロヘ
    キシル トランス/トランス―4―(2―p―フルオロ
    フエニル―エチル)―4′―ヘキシル―ビシクロヘ
    キシル トランス/トランス―4―(2―p―フルオロ
    フエニル―エチル)―4′―ヘプチル―ビシクロヘ
    キシル トランス/トランス―4―(2―p―クロロフ
    エニル―エチル)―4′―エチル―ビシクロヘキシ
    ル トランス/トランス―4―(2―p―クロロフ
    エニル―エチル)―4′―プロピル―ビシクロヘキ
    シル トランス/トランス―4―(2―p―クロロフ
    エニル―エチル)―4′―ブチル―ビシクロヘキシ
    ル トランス/トランス―4―(2―p―クロロフ
    エニル―エチル)―4′―ペンチル―ビシクロヘキ
    シル トランス/トランス―4―(2―p―クロロフ
    エニル―エチル)―4′―ヘキシル―ビシクロヘキ
    シル トランス/トランス―4―(2―p―クロロフ
    エニル―エチル)―4′―ヘプチル―ビシクロヘキ
    シル から選ばれる、特許請求の範囲第2項に記載のビ
    シクロヘキシルエタン化合物。 5 式 R1−Cy−Cy−CH2CH2−A−(Cy)o−R2
    () 〔式中R1はアルキルであり、R2は1個または2
    個のCH2基の代りにO原子を含有していてもよい
    アルキルであるか、またはF、Cl、Br、CN、−
    COOアルキルまたは―O―CO―アルキルであ
    り、そして基R1とR2の一方はまたHであること
    ができ、AはCyであるかまたは1個または2個
    のFおよび(または)Cl原子および(または)
    CH3基により、またはCN基により置換されてい
    るかまたは置換されていない1,4―フエニレン
    であり、Cyは1,4―シクロヘキシレンであり、
    nは0または1であり、そして前記各アルキル基
    は1〜10個の炭素原子を含有するものである。但
    し (a) AがCyであつてR2がCNである場合に、nは
    1であり、そして (b) 下記の化合物: 1―(4′―トランス―ペンチル―トランス―
    ビシクロヘキス―4―イル)―2―(2―メチ
    ル―4―ペンチルフエニル)―エタン、 1―(4′―トランス―ペンチル―トランス―
    ビシクロヘキス―4―イル)―2―(3―メチ
    ル―4―ペンチルフエニル)―エタン、 1―(4′―トランス―ペンチル―トランス―
    ビシクロヘキス―4―イル)―2―(4―ブト
    キシ―2―メチルフエニル)エタン、 1―(4′―トランス―ペンチル―トランス―
    ビシクロヘキス―4―イル)―2―(4―ブト
    キシ―3―メチルフエニル)―エタン、 1―(4′―トランス―ペンチル―トランス―
    ビシクロヘキス―4―イル)―2―(2―メチ
    ル―4―オクタノイルオキシフエニル)―エタ
    ン および 1―(4′―トランス―ペンチル―トランス―
    ビシクロヘキス―4―イル)―2―(3―メチ
    ル―4―オクタノイルオキシフエニル)―エタ
    ン を除く〕 で示されるビシクロヘキシルエタン化合物の製造
    方法であつて、式において、水素原子の代りに
    1個または2個以上の還元可能なカルボニル基お
    よび(または)炭素―炭素二重結合を有する以外
    は式に相当する化合物を還元剤で処理すること
    を特徴とする前記式のビシクロヘキシルエタン
    の製造方法。 6 式、 R1−Cy−Cy−CH=CH−Phe−(Cy)o−R2 で表わされる化合物を還元剤で処理することを特
    徴とする特許請求の範囲第5項に記載のビシクロ
    ヘキシルエタンの製造方法。 7 式 R1−Cy−Cy−CH2CH2−A−(Cy)o−R2
    () 〔式中R1はアルキルであり、R2は1個または2
    個のCH2基の代りにO原子を含有していてもよい
    アルキルであるか、またはF、Cl、Br、CN、−
    COOアルキルまたは−O−CO−アルキルであ
    り、そして基R1とR2の一方はまたHであること
    ができ、AはCyであるかまたは1個または2個
    のFおよび(または)Cl原子および(または)
    CH3基により、またはCN基により置換されてい
    るか、または置換されていない1,4−フエニレ
    ンであり、Cyは1,4−シクロヘキシレンであ
    り、nは0または1であり、そして前記各アルキ
    ル基は1〜10個の炭素原子を含有するものであ
    る。但し (a) AがCyであつてR2がCNである場合に、nは
    1であり、そして (b) 下記の化合物: 1―(4′―トランス―ペンチル―トランス―
    ビシクロヘキス―4―イル)―2―(2―メチ
    ル―4―ペンチルフエニル)―エタン、 1―(4′―トランス―ペンチル―トランス―
    ビシクロヘキス―4―イル)―2―(3―メチ
    ル―4―ペンチルフエニル)―エタン、 1―(4′―トランス―ペンチル―トランス―
    ビシクロヘキス―4―イル)―2―(4―ブト
    キシ―2―メチルフエニル)―エタン、 1―(4′―トランス―ペンチル―トランス―
    ビシクロヘキス―4―イル)―2―(4―ブト
    キシ―3―メチルフエニル)―エタン、 1―(4′―トランス―ペンチル―トランス―
    ビシクロヘキス―4―イル)―2―(2―メチ
    ル―4―オクタノイルオキシフエニル)―エタ
    ン および 1―(4′―トランス―ペンチル―トランス―
    ビシクロヘキス―4―イル)―2―(3―メチ
    ル―4―オクタノイルオキシフエニル)―エタ
    ン を除く〕 で示されるビシクロヘキシルエタン化合物の少な
    くとも一種を含有する液晶誘電体。 8 式 R1−Cy−Cy−CH2CH2−A−(Cy)o−R2
    () 〔式中R1はアルキルであり、R2は1個または2
    個のCH2基の代りにO原子を含有していてもよい
    アルキルであるか、またはF、Cl、Br、CN、−
    COOアルキルまたは−O−CO−アルキルであ
    り、そして基R1とR2の一方はまたHであること
    ができ、AはCyであるかまたは1個または2個
    のFおよび(または)Cl原子および(または)
    CH3基により、またはCN基により置換されてい
    るか、または置換されていない1,4−フエニレ
    ンであり、Cyは1,4−シクロヘキシレンであ
    り、nは0または1であり、そして前記各アルキ
    ル基は1〜10個の炭素原子を含有するものであ
    る。但し (a) AがCyであつてR2がCNである場合に、nは
    1であり、そして (b) 下記の化合物: 1―(4′―トランス―ペンチル―トランス―
    ビシクロヘキス―4―イル)―2―(2―メチ
    ル―4―ペンチルフエニル)―エタン、 1―(4′―トランス―ペンチル―トランス―
    ビシクロヘキス―4―イル)―2―(3―メチ
    ル―4―ペンチルフエニル)―エタン、 1―(4′―トランス―ペンチル―トランス―
    ビシクロヘキス―4―イル)―2―(4―ブト
    キシ―2―メチルフエニル)―エタン、 1―(4′―トランス―ペンチル―トランス―
    ビシクロヘキス―4―イル)―2―(4―ブト
    キシ―3―メチルフエニル)―エタン、 1―(4′―トランス―ペンチル―トランス―
    ビシクロヘキス―4―イル)―2―(2―メチ
    ル―4―オクタノイルオキシフエニル)―エタ
    ン および 1―(4′―トランス―ペンチル―トランス―
    ビシクロヘキス―4―イル)―2―(3―メチ
    ル―4―オクタノイルオキシフエニル)―エタ
    ン を除く〕 で示される化合物の少なくとも一種を含有する液
    晶誘電体を含有することを特徴とする電子光学表
    示素子。
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