JPH0240008A - バルブリフターの製造方法 - Google Patents
バルブリフターの製造方法Info
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- JPH0240008A JPH0240008A JP18919088A JP18919088A JPH0240008A JP H0240008 A JPH0240008 A JP H0240008A JP 18919088 A JP18919088 A JP 18919088A JP 18919088 A JP18919088 A JP 18919088A JP H0240008 A JPH0240008 A JP H0240008A
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- valve lifter
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- iron
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 41
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Landscapes
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、内燃機関における動弁部品であるバルブリフ
ターの製造方法に関する。
ターの製造方法に関する。
・ぐ従来の技術）
従来の内燃機関の動弁部品であるバルブリフターは、第
３図および第４図に示されるように構成されている。
３図および第４図に示されるように構成されている。
すなわち、バルブリフター１は第３図に示されるように
エンジン１０の排気口または吸気口に設けられるバルブ
ステム部１１の頂部に設けられるもので、第４図に拡大
して示されるように底が開口した筒状の鉄系母材１２の
上面１２ａに鉄系合金粉末を圧縮成形して得られた粉末
体からなる耐摩耗部１３が設けられてカム１４と接する
とともに、その内部上壁面１２ｂは上記ステム部１１の
頂部と接するように構成されている。
エンジン１０の排気口または吸気口に設けられるバルブ
ステム部１１の頂部に設けられるもので、第４図に拡大
して示されるように底が開口した筒状の鉄系母材１２の
上面１２ａに鉄系合金粉末を圧縮成形して得られた粉末
体からなる耐摩耗部１３が設けられてカム１４と接する
とともに、その内部上壁面１２ｂは上記ステム部１１の
頂部と接するように構成されている。
この従来のバルブリフター１は、例えば特開昭５５−１
１３８０５号公報に開示されているように、耐摩耗部１
３と鉄系母材１２との接合の仕方は、耐摩耗部１３の原
型を鉄系合金粉末を圧縮成形して圧粉体１４を作り、こ
れを鉄系母材１２」−に乗せ、この組み合わせ体を焼結
炉１０で鉄系母材１２の融点以下の温度で加熱して圧粉
体１４と鉄系母材１２とを液相焼結結合することにより
行なわれている。
１３８０５号公報に開示されているように、耐摩耗部１
３と鉄系母材１２との接合の仕方は、耐摩耗部１３の原
型を鉄系合金粉末を圧縮成形して圧粉体１４を作り、こ
れを鉄系母材１２」−に乗せ、この組み合わせ体を焼結
炉１０で鉄系母材１２の融点以下の温度で加熱して圧粉
体１４と鉄系母材１２とを液相焼結結合することにより
行なわれている。
（発明が解決しようとする課題）
ところで、近年、内燃機関は高出力化に伴い高速回転化
を指向しており、慣性重量を下げ高速対応性を改善する
ために動弁部品の軽量化が不可避となっている。バルブ
リフターもその対象品であるが、従来の鉄系母材１２を
単にアルミ合金等の軽合金に変えても、鉄系合金製の耐
摩耗部１３と賢台金製の母材１２とは液相焼結結合によ
って効果的に接合できないという問題点があった。
を指向しており、慣性重量を下げ高速対応性を改善する
ために動弁部品の軽量化が不可避となっている。バルブ
リフターもその対象品であるが、従来の鉄系母材１２を
単にアルミ合金等の軽合金に変えても、鉄系合金製の耐
摩耗部１３と賢台金製の母材１２とは液相焼結結合によ
って効果的に接合できないという問題点があった。
また、バルブのステム部１上上と接する内部上壁面１２
ｂも鍛造鋼材の浸炭焼入れしたと同等の耐摩耗性にする
必要があるなめ、母材を軽合金に変えることは困難であ
った。
ｂも鍛造鋼材の浸炭焼入れしたと同等の耐摩耗性にする
必要があるなめ、母材を軽合金に変えることは困難であ
った。
（課題を解決するための手段）
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、カムと摺
接する鉄系焼結合金製の耐摩耗部材と軽合金製母材とを
接合してバルブリフターを構成したものであって、その
構成はカム摺動面とバルブステム押圧部とリフター胴部
からなる有底円筒形状のバルブリフターにおいて、底部
中心に貫通孔を有するとともに、該貫通孔の周りに肉厚
部を有する軽合金製母材と、片面に上記貫通孔に挿入可
能な円柱状で、かつその周囲に凹状溝を有する突起部を
備えた鉄系焼結合金製耐摩耗部とからなり、上記突起部
を上記貫通孔に挿入して組立体を形成し、上記組立体を
プレスの上型と下方間にセットし、上記肉厚部をプレス
加工して軽合金製母材を塑成変形させて上記凹状溝に嵌
入させ上記軽合金製母材と上記鉄系焼結合金製耐摩耗部
とを接合させたことを特徴とするものである。
接する鉄系焼結合金製の耐摩耗部材と軽合金製母材とを
接合してバルブリフターを構成したものであって、その
構成はカム摺動面とバルブステム押圧部とリフター胴部
からなる有底円筒形状のバルブリフターにおいて、底部
中心に貫通孔を有するとともに、該貫通孔の周りに肉厚
部を有する軽合金製母材と、片面に上記貫通孔に挿入可
能な円柱状で、かつその周囲に凹状溝を有する突起部を
備えた鉄系焼結合金製耐摩耗部とからなり、上記突起部
を上記貫通孔に挿入して組立体を形成し、上記組立体を
プレスの上型と下方間にセットし、上記肉厚部をプレス
加工して軽合金製母材を塑成変形させて上記凹状溝に嵌
入させ上記軽合金製母材と上記鉄系焼結合金製耐摩耗部
とを接合させたことを特徴とするものである。
（作用）
本発明では上記構成により鉄系焼結合金製耐摩耗部の突
出部に設けられた凹状溝に軽合金製母材の一部が塑性流
動する。これにより鉄系焼結合金製耐摩耗部と軽合金製
母材とが接合されるように作用する。
出部に設けられた凹状溝に軽合金製母材の一部が塑性流
動する。これにより鉄系焼結合金製耐摩耗部と軽合金製
母材とが接合されるように作用する。
（実施例）
以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて詳細に説
明する。
明する。
第１図（ａ）、（ｂ）は実際の使用状態と上下逆に図示
されたバルブリフター１であって、軽合金製母材（以下
「母材Ｊという）２と鉄系焼結合金製耐摩耗部（以下「
耐摩耗部」という）３とを組み合わせる以前の状態の断
面図が示されている。
されたバルブリフター１であって、軽合金製母材（以下
「母材Ｊという）２と鉄系焼結合金製耐摩耗部（以下「
耐摩耗部」という）３とを組み合わせる以前の状態の断
面図が示されている。
母材２はその外形が一端開口の筒状を呈していて、その
頂部２ａ（図面では底に当たる）の中央部に貫通孔４が
設けられているとともに、この貫通孔４の母材内側の周
囲に肉厚部５が形成されている。
頂部２ａ（図面では底に当たる）の中央部に貫通孔４が
設けられているとともに、この貫通孔４の母材内側の周
囲に肉厚部５が形成されている。
耐摩耗部３は、母材１の頂部２ａと同一平面形状を有す
る円板状を呈しており、その片面３ａ側に上記貫通孔４
の直径よりも少し小さな直径を有するとともに、その貫
通孔４の深さの約半分の高さを有する円柱状の突起部６
が設けられている。
る円板状を呈しており、その片面３ａ側に上記貫通孔４
の直径よりも少し小さな直径を有するとともに、その貫
通孔４の深さの約半分の高さを有する円柱状の突起部６
が設けられている。
この突起部６の高さのほぼ沖央の外周には凹状溝７が設
けられている。
けられている。
したがって、母材２の貫通孔４に矢印方向から耐摩耗部
３の突起部６を挿入すると、第１図（ｂ）に示す組立体
ａが形成される。
３の突起部６を挿入すると、第１図（ｂ）に示す組立体
ａが形成される。
上述のように形成された組立体ａはプレス装置によりプ
レス加工に供される。第２図はこのプレス加工の状態を
示す断面図であって、プレスの下型８と上型９間に保持
されてプレス加工される。
レス加工に供される。第２図はこのプレス加工の状態を
示す断面図であって、プレスの下型８と上型９間に保持
されてプレス加工される。
すなわち、下型８は組立体ａのうち耐摩耗部３の突起部
６と反対面と母材２の頂部２ａの側壁面とを保持し、一
方上型９は母材２の内側に挿入されてその端部９ａは母
材２に設けられた肉厚部５に当接されている。
６と反対面と母材２の頂部２ａの側壁面とを保持し、一
方上型９は母材２の内側に挿入されてその端部９ａは母
材２に設けられた肉厚部５に当接されている。
したがって、この状態でプレス加工されると、母材２は
塑成変形して凹状溝７に嵌入される。このため、下型８
と上型９とを離して組立体ａを収り出したときには、母
材２と耐摩耗部３とが凹状溝７で接合されたバルブ刀フ
タ−１が完成する。
塑成変形して凹状溝７に嵌入される。このため、下型８
と上型９とを離して組立体ａを収り出したときには、母
材２と耐摩耗部３とが凹状溝７で接合されたバルブ刀フ
タ−１が完成する。
なお、プレス加工後の肉厚部５の面は、突起部６の面と
ほぼ同一となるように肉厚部５と凹状溝７の容積が決め
られている。
ほぼ同一となるように肉厚部５と凹状溝７の容積が決め
られている。
以」二の実施例により得られるバルブリフター１は、母
材２の材質の特性を巧みに利用して、母材２と耐摩耗部
とを接合することができ、軽量のバルブリフター１−と
することができる。
材２の材質の特性を巧みに利用して、母材２と耐摩耗部
とを接合することができ、軽量のバルブリフター１−と
することができる。
また、耐摩耗部をさらに耐摩耗性を向上する目的で熱処
理あるいは表面処理等を施しても接合部の接合強度に何
等影響を及ぼすことなく処理することができる。
理あるいは表面処理等を施しても接合部の接合強度に何
等影響を及ぼすことなく処理することができる。
（発明の効果）
上述のように、本発明は母材をプレス加工して耐摩耗部
の凹状溝に嵌入して接合するように構成したので、バル
ブリフター母材を軽合金とすることができ、バルブリフ
ター全体の軽量化を図ることができる。
の凹状溝に嵌入して接合するように構成したので、バル
ブリフター母材を軽合金とすることができ、バルブリフ
ター全体の軽量化を図ることができる。
第１図および第２図は本発明方法を実施するための一例
を示すものであって、第１図は母材と耐摩耗部との組立
状態を示す断面図、第２図はプレス加工状態を示す断面
図、第３図および第４図は従来のバルブリフターを示す
断面図であって、第３図はその使用状態を示す断面図お
よび第４図はバルブリフターの拡大断面図である。 １・・・バルブリフター ２・・・軽合金製母材 ３・・・鉄系焼結合金製耐摩耗部 ４・・・貫通孔 ５・・・肉厚部 ６・・・突起部 ７・・・凹状溝 ８・・・下型 ９・・・上型 ａ・・・組立体 特許出願人 日立粉末冶金株式会社
を示すものであって、第１図は母材と耐摩耗部との組立
状態を示す断面図、第２図はプレス加工状態を示す断面
図、第３図および第４図は従来のバルブリフターを示す
断面図であって、第３図はその使用状態を示す断面図お
よび第４図はバルブリフターの拡大断面図である。 １・・・バルブリフター ２・・・軽合金製母材 ３・・・鉄系焼結合金製耐摩耗部 ４・・・貫通孔 ５・・・肉厚部 ６・・・突起部 ７・・・凹状溝 ８・・・下型 ９・・・上型 ａ・・・組立体 特許出願人 日立粉末冶金株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、カム摺動面とバルブステム押圧部とリフター胴部か
らなる有底円筒形状のバルブリフターにおいて、底部中
心に貫通孔を有するとともに、該貫通孔の周りに肉厚部
を有する軽合金製母材と、片面に上記貫通孔に挿入可能
な円柱状で、かつその周囲に凹状溝を有する突起部を備
えた鉄系焼結合金製耐摩耗部とからなり、 上記突起部を上記貫通孔に挿入して組立体を形成し、上
記組立体をプレスの上型と下方間にセットし、上記肉厚
部をプレス加工して軽合金製母材を塑成変形させて上記
凹状溝に嵌入させ上記軽合金製母材と上記鉄系焼結合金
製耐摩耗部とを接合させたことを特徴とするバルブリフ
ターの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18919088A JPH0240008A (ja) | 1988-07-28 | 1988-07-28 | バルブリフターの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18919088A JPH0240008A (ja) | 1988-07-28 | 1988-07-28 | バルブリフターの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0240008A true JPH0240008A (ja) | 1990-02-08 |
Family
ID=16237018
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18919088A Pending JPH0240008A (ja) | 1988-07-28 | 1988-07-28 | バルブリフターの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0240008A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04136402A (ja) * | 1990-09-28 | 1992-05-11 | Fuji Oozx Kk | 内燃機関用油圧タペット及びその製造方法 |
| US5438754A (en) * | 1991-04-17 | 1995-08-08 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Method of making a valve lifter for engine |
| US5706772A (en) * | 1995-05-08 | 1998-01-13 | Fuji Oozx Incorporated | Tappet in an internal combustion engine and a method of manufacturing the tappet |
| EP0839991A1 (en) * | 1995-05-08 | 1998-05-06 | Fuji Oozx Inc. | Method of manufacturing a tappet in an internal combustion engine |
| EP0841472A1 (en) * | 1996-11-06 | 1998-05-13 | Fuji Oozx Inc. | Tappet in an internal combustion engine and a method of manufacturing the tappet |
-
1988
- 1988-07-28 JP JP18919088A patent/JPH0240008A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04136402A (ja) * | 1990-09-28 | 1992-05-11 | Fuji Oozx Kk | 内燃機関用油圧タペット及びその製造方法 |
| US5438754A (en) * | 1991-04-17 | 1995-08-08 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Method of making a valve lifter for engine |
| US5706772A (en) * | 1995-05-08 | 1998-01-13 | Fuji Oozx Incorporated | Tappet in an internal combustion engine and a method of manufacturing the tappet |
| EP0839991A1 (en) * | 1995-05-08 | 1998-05-06 | Fuji Oozx Inc. | Method of manufacturing a tappet in an internal combustion engine |
| EP0841472A1 (en) * | 1996-11-06 | 1998-05-13 | Fuji Oozx Inc. | Tappet in an internal combustion engine and a method of manufacturing the tappet |
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