JPH0237677B2 - Xsenkandenryuchoseisochi - Google Patents

Xsenkandenryuchoseisochi

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JPH0237677B2
JPH0237677B2 JP18366682A JP18366682A JPH0237677B2 JP H0237677 B2 JPH0237677 B2 JP H0237677B2 JP 18366682 A JP18366682 A JP 18366682A JP 18366682 A JP18366682 A JP 18366682A JP H0237677 B2 JPH0237677 B2 JP H0237677B2
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tube
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heating
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05GX-RAY TECHNIQUE
    • H05G1/00X-ray apparatus involving X-ray tubes; Circuits therefor
    • H05G1/08Electrical details
    • H05G1/26Measuring, controlling or protecting
    • H05G1/30Controlling
    • H05G1/34Anode current, heater current or heater voltage of X-ray tube

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、デイジタル方式になるX線管電流調
整装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の管電流調整装置は、アナログ方式による
試行錯誤的なやり方であつた。
従来の管電流調整装置の考え方を以下に述べ
る。尚、X線管電流調整の一般的な考え方は、
「診断用X線装置」(青柳泰司著、コロナ社、昭和
55年発行。240頁〜251頁)に詳しく述べられてい
る。
X線撮影装置では、線量と線質とが絶えず問題
となる。線量とは主としてX線管電流によつて規
定されるるものであり、線量が少なければ、透過
量も少なくフイルムの黒化度も低いため、明確な
像が得にくく、線量が多いと透過量が大きくフイ
ルムの黒化度が高くなり過ぎるため、像の識別が
困難になる。従つて、適切な線量が必要となる。
一方、線質とは、透過力のこと、即ち、X線の
硬さであり、線質がやわらかいと透過力が弱く、
線質が硬いとつきぬける量が多くなり被検体組織
の識別が困難となる。従つて、適切な線質が必要
となる。この線質は、X線管電圧によつて主とし
て決定される。
従つて、X線撮影装置にあつては、線質と線量
とを、被検体の対象部位(腹とか胸とかの区別)、
被検体の状態(肥満が否か、いかなる病気か)等
により、適切に設定することが必要となる。
線質と線量とは、上述の如く、主として管電
圧、管電流に依存する(この他に時間にも依存す
る)。従つて、管電圧、管電流をどうするかが問
題となる。これが管電流調整を正確に行う必要な
理由である。
第6図は管電圧をパラメータとしてX線管での
加熱量Ifとか電電流Ipとの関係を示す図である。
この特性は、X線管毎に得られるものである。図
では、3つの管電圧Vの例(100KV、100KV+
ΔV、100KV−ΔV)を示した。この特性におい
て、X線管として使用する範囲は、線形に変化す
る部分であり、ゼロに近い側、及び加熱量Ifが大
となつて飽和する側はX線管として使用しない。
使用範囲はハツチング内の領域で示した。尚、加
熱量Ifとは、フイラメントに流れる電流のことで
ある。
さて、設定管電圧Vと設定管電流Ipとを外部か
ら指定した場合に、このVとIpとなる特性を得る
ためには、第6図から必要な加熱量Ifを選ぶこと
ができる。例えば、V=100KV、Ip=Ip1なる外
部指定では、この指定値を得るにはIf=If1を与え
ればよい。
然るに、第6図の特性は管球毎に与えられ、且
つ制定管電圧Vも種々の値をとり、第6図の特性
自体も一義的に定めることが困難な場合が多い。
そこで、従来では、アナログ方式より設定管電
圧V及び設定管電流Ipを得ていた。即ち、管電流
設定器、管電圧設定器を設けておき、この設定値
になるように、各種のアナログ要素を調整するよ
うにしていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
アナログ式のもとでの調整装置には、X線管フ
イラメントトランスの一次側に直列に接続した電
力抵抗を管電流設定器に連動する接点で切り替え
たり、インバータ方式による加熱方式に於いて
は、各管電流設定ステツプに対応した調整ボリユ
ームを設け、これらボリユームを調整したりして
いた。かかる方式では、部品数が多く、調整点検
も多い等の欠点を持つ。また、X線管フイラメン
トへの過大電力供給によるフイラメントの断線、
或いは過負荷によるX線管破損等に対しても保護
が充分でなかつた。
本発明の目的は、アナログ方式ではなくデイジ
タル方式のものとで調整が容易で安定度が高く、
また充分な安全機能を具えたX線管電流調整装置
を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、一定基準管電圧VRのもとで、管球
TBi毎に設定管電流mAj対応の、加熱基準データ
Fbj及び上記一定管電圧からの電圧変動分の補償
データBを格納するメモリと、管球TBi、設定管
電流mAjを与えて対応する加熱基準データFbj
び加熱補償データBを上記メモリから読み出す手
段と、設定基準管電圧Vを与えた時の真の加熱基
準データFbj′として、V=VRでは上記読み出し
たFbjを与え、V≠VRでは上記読み出したBでFbj
を補正して得た補正値を与える手段と、 該真の加熱基準データFbj′を用いてフイラメン
トを加熱して設定管電流mAjを流すべくX線管を
制御する手段と、より成る。
〔作用〕
本発明によれば、一定基準管電圧VRのもとで
の管球TBi毎の設定管電流mAj対応の、加熱基準
データFbj、補償データBをメモリに格納してお
き、設定基準電圧Vと設定管電流mAjを与えるだ
けで真の加熱基準データFbj′を得ることができ
る。このFbj′によつてフイラメントを加熱すれ
ば、設定管電圧、設定管電流を得ることができ
る。
〔実施例〕
本発明の基本的な考え方を第6図を利用して述
べる。
デイジタル方式で設定管電圧、設定管電流を得
るには、第6図の如き特性を事前に求めておき、
V,Ip,Ifとのテーブルに格納しておき、VとIp
とをアドレスとしてIfを読み出せばよい。しか
し、第6図の特性は、全管球毎に得られるもので
あり、V自体も、10個以上になることもある。従
つて、それらの全特性をメモリに格納すると、メ
モリ容量が多くなる。
そこで、本発明では、基準管電圧の中で、代表
的な基準管電圧を選択しておき、この選択した基
準管電圧のVRの特性であるVR,Ip,Ifとの関係を
メモリに格納しておく。更に、この基準管電圧
VRに対して、基準管電圧VがV>VRやV<VR
なつた時にIfがどう変化するかの補償データB
(B+,B-)を基準管電圧V対応に上記メモリに
格納しておく。以上のメモリのもとで、外部から
基準管電圧V、基準管電流Ipを与えた時にV=VR
であれば、その時のIfを加熱量として与え、V≠
VRであれば、IfとB+,B-とから真の加熱量を求
めてこれをIfの加熱量として与える。
尚、本実施例では、Ifの代りに加熱データを使
用した。加熱データFbjとは、フイラメント電流If
を与えるためのデータであり、If≠Fbjであること
が多い。しかし、If=Fbjであつてもよい。要は、
Fbjをどこの個所に与えるか、設定方法はどうか
等の附随的な要因で決まる。
B+,B-の決め方を述べる。第6図で、選択し
た基準管電圧VRは、VR=V1=100KVの例とす
る。従つて、メモリには、If=100KVについて
の、IfとIpとの関係(以下では、Ifは、Fbjと同義
とする)が格納されることになる。例えば、
(VR,Ip1,If1),(VR,Ip2,If2)……の如く格納
する。従つて、VR,Ip1とが外部から与えられれ
ば、If1を読み出せる。
一方、被検体に応じて適切な線質を確保するこ
とが要求される。この場合、ある被検体ではVR
であつたものが、他の被検体ではV2やV3にしな
ければならない。しかし、V2やV3についての特
性はメモリに記憶されていない故に、その特性の
ためのIfの与え方もわからない。
そこで、本発明では、管電流Ipを与えた場合、
管電圧Vが変更されても、その管電流Ipを維持で
きるように補償データB+,B-を与えることにし
た。例えば、第6図で、管電流Ip1では、VR,If1
が基準データとなるが、VR→V2に変更すればIf1
を与えた場合、Ip1ではなくIp4になつてしまう。
VR→V3に変更すれば、If1を与えた場合、Ip1では
なくIp3になつてしまう。これでは一定管電流Ip1
の条件が維持できない。そこで、Ip1を維持でき
るようにするためには、V→V2ではIf1→If3とし、
V→V3ではIf1→If4とすればよい。即ち、VRに対
してVが大であればIfを小さく、VRに対してVが
小であればIf1を大きく設定すればよい。このた
めには、第6図の特性に対して、逆特性となるべ
くIf1を補正すればよい。
第4図にその例を示す。横軸に設定管電圧V、
縦軸に補償データBを示した。選択基準管電圧
VR=100KVに対して、線形領域(第6図)の上
下限管電圧として、例えば140KV、50KVをそれ
ぞれ与える。140KVと50KVとの補償データB+
B-を求める。この補償データB+,B-とは、
140KV及び50KVでIf1を維持するためのデータで
あり、 B-=If1−If3 B+=If4−If1 ……(1) である。一方、50KVと100KVとの間の管電圧に
対しては、直線l1が(50KV、B+)、(100KV、
0)とを結ぶ線であるから、直線l1に対する内挿
入法によつて補償データを求めることができる。
また、100KVと140KVとの間の管電圧に対して
は、直線l2が(100KV、0)、(140KV、B-)と
を結ぶ線であるから同じ方法で求めることができ
る。
ここで、l1とl2とは、第6図の設定管電圧Vの
特性の逆関係にあるものであり、l1とl2とは同一
傾斜の場合も、図の如く異なる傾斜の場合もあり
うる。これは、X線管の特性で定まる。
以上は、一定管電流If1の例であつたが、他の
管電流If(≠If1)に対しても、第4図とほぼ同じ
特性である例が多い。第6図で線形領域がほぼ同
じような特性を持つていることからこのことがわ
かる。また、同一補償データとしても実害はな
い。
そこで、本実施例では、同一管球に対しては、
1つの補償データB+,B-を与えるようにした。
勿論設定管電流毎に補償データB+,B-が変るこ
ともありうる。
以上のデータ例を第2図に示す。第2図はメモ
リのテーブル格納内容を示し、TB1,TB2,…
…,TBoが管球名であり、mA1,mA2,……,
mAlが設定管電流Ipの各値である。更に、このテ
ーブルは、一体基準管電圧VRのもとでの特性値
である。加熱基準データFbとは、Ifを与えるため
のデータとのことであり、Fb≠If,Fb=Ifの両者
を含む。更に、Fb1,Fb2,……,Fblとは各設定
管電流mA1,mA2,……,mAlに対応する基準
加熱データであり、補償データB+,B-とはTB1
に対する補償データであり、全設定管電流共通と
した。
次に、実際のメモリ内のデータの使用例を説明
する。管球TB1とし、且つ設定管電流mA1とす
る。これに対して、設定管電圧VがV=VR
100KVとすると、その時の基準加熱データはFb1
となり、これをフイラメント加熱データとして与
えればよい。
一方、設定管電圧V=120KV、設定管電流
mA2を与えたとする。この場合、基準加熱デー
タとしてFb2を読み出し、補償データとしてB+
B-を読み出す。そこで、直線l2を求め、V=
120KVでの補償データB′を求める。そして、真
の加熱基準データFb2′として、 Fb2′=Fb2−B′ ……(2) を求め、このFb2′をフイラメント加熱データとし
て与えればよい。
尚、第2図の基準管電圧を全管球を通して
100KVとしたが、異つてもよい。要は、それぞ
れの管球毎に定まる一定基準管電圧であればよ
い。
更に、Fb1,Fb2,……,B+,B-は、本実施例
では、入力スイツチやフアンクシヨンスイツチを
利用してマンシヨンコミユニケーシヨン形式で採
取する。この採取手順は以下で詳述されるであろ
う。
以下、図面により本発明を詳述する。
第1図は本発明の実施例を示す図である。1は
X線管電圧設定器、2はX線管電流設定器、3は
撮影管球選択器、4はCPU,ROM,RAM等か
ら形成される論理演算回路、6はDA変換器で、
X線管電流に対応したアナログ出力をインバータ
回路8に出力する機能を持つ。7はDA変換器
で、設定管電流に比例したアナログ出力をインバ
ータ回路8に出力する機能を持つ。5は加熱デー
タを格納しておくメモリで、バツテリバツクアツ
プしたRAMや電気的にリード・ライトできる
ROMである。9は高電圧発生装置、91は光電
圧発生トランス、91,92Aは整流器、93は
X線管電流検出抵抗であり、この抵抗で検出され
た実X線管電流に比例した信号はインバータ回路
8に送出される。94は、X線管10のフイラメ
ント加熱トランスで、このトランスの一次コイル
はインバータ回路8からの出力でドライブされ、
二次コイルはX線管フイラメントに接続されてい
る。11はデータスイツチ、12はフアンクシヨ
ンスイツチ、13はX線撮影スタートスイツチ、
14はデータスイツチ11のデータをメモリ5へ
格納するためのライト(書込み)スイツチであ
る。
以上の構成での処理は2種類存在する。第1
は、加熱基準データ、加熱補償データを形成し、
メモリ5に格納する処理、第2はかかるメモリ5
の格納データを利用して実際のX線曝射による通
常の使用を行う第2の処理である。第1の処理
は、マン・マシンコミユニユケーシヨンを主体と
する処理である。
動作説明の前提事項を説明する。
(1) フアンクシヨンスイツチ12は、8ビツトの
スイツチD7〜D0を持ち、D7とD6とで第
1の処理か第2の処理かの指定を行う。D7=
ONの時、加熱基準データFbの形成の指示とな
り、D7=OFF,D6=ONの時、加熱補償デ
ータBの形成の指示となる。一方、D7=
OFFの時には第2の処理の指示を行う。但し、
第1の処理、第2の処理も共にスタートスイツ
チ13がONであることを前提とする。
かかるD7,D6の状態及びスイツチ13の
状態は論理演算回路4がそれらの状態を取込み
判断を行う。フアンクシヨンスイツチ12での
下位6ビツト用のスイツチD5〜D0は他の指
示に使用する。
(2) データスイツチ11は、第1の処理に直接、
使用され、第2の処理には直接に使用しない。
第1の処理では、加熱基準データFbの形成の
ための仮の加熱基準データfの設定をデータス
イツチ11が行う。更に、第1の処理では、加
熱補償データBの形成のための仮の加熱補償デ
ータhの設定をデータスイツチ11が行う。加
熱基準データFbの形成処理と加熱補償データ
Bの形成処理とは、別個に行われ、従つて、デ
ータスイツチ11のみで2つのデータf,hの
設定が可能である。データスイツチ11は8ビ
ツトスイツチD7〜D0の構成より成る。
(3) 操作者が操作を行う機器は、データスイツチ
11、フアンクシヨンスイツチ12、スタート
スイツチ13、ライトスイツチ14、管電圧設
定器1、管電流設定器2、撮影管球選択器3で
ある。この他に、操作者が監視対象とするもの
に、実際の管電流を表示すべく設けられた表示
器(図示せず)がある。更に、設定器1,2及
び選択器3にもその設定値及び選択球の表示を
行う表示器があり、操作者の監視に供する。
(4) メモリ5でのデータ格納の様子を第2図に示
す。X線は複数の管球TB1,TB2,……,
TBnより成る。各管球TBiは複数の設定管電
流レベルmA1,mA2,……,mAlを持つ。
各設定管電流レベルmAj毎に加熱基準データ
Fbj(j=1,2,……,l)を持つ。従つて、
管球番号及び設定管電流レベルをアドレスとし
て指定することによつて、対応する加熱基準デ
ータFbjを特定できることになる。更に、各管
球毎に加熱補償データB+,B−を設定してお
く。B+は加算用、B-は減算用に供する。
加熱基準データFbはX線管の基準使用管電
圧値(通常80〜100KV範囲の所定値)に於け
る加熱データであり、補償データB+は、基準
使用管電圧より低い所定管電圧、たとえば
51KVに於ける基準データの増加割合データで
あり、B-は基準使用管電圧より高管電圧たと
えば140KVに於ける基準データの減算割合デ
ータである。
第4図は、補償データB+,B−の設定の仕方
及び利用方法の説明図である。各管球TBi毎に基
準となる基準管電圧VRを持つ。例えば、第4図
ではVR=100KVとしている。かかる基準管電圧
を含めた前後の領域に設定管電圧の設定領域を持
つ。第4図では、前後の2つの設定管電圧V1
50KV、V2=140KVを示している。50KV以下、
140KV以上に設定することもありうる。第4図
の縦軸は、加熱補償データBを示す。加熱補償デ
ータBは基準管電圧VRよりも低い設定電圧の時
には、特性l1であり、基準管電圧VRよりも高い設
定電圧の時には、特性l2である。かかる設定管電
圧毎に得られる補償データBを、その時の設定管
電圧に加算して補償した真の加熱基準データ
Fb′を得る。この時の計算式は、メモリから得ら
れる補正前の加熱基準データをFbすると、 Fb′=Fb+B ……(3) となる。尚、基準管電圧がV=VR=100KVであ
れば、Bを使用する必要はなく、Fb′=Fbであ
る。補償データBは、設定管電圧が基準管電圧
VRよりも小さい時には特性l1に従つて正であり、
逆に大きい時には特性l2に従つて負となる。
更に、特性l1,l2に従つた各設定管電圧対応の
補償データBの算出は、(V1、B+)、(VR、0)
を与えておき直線l1を決定し、内挿方法によつて
行う。同様に、(VR、0)、(V2、B−)を与えて
おき直線l2を決定し、内挿法によつて行う。
第3図に全体の処理フローを示す。全体の動作
は以下の説明で明らかにする。第3図で、PR1
の処理過程が基準データFbを形成する過程、PR
2の処理過程が補償データBを形成する過程、
PR3の処理過程が通常使用過程を示す。但し、
図から明らかなように互いに重複する部分を持つ
ており、この区分けは理解を容易にするための便
宜的なものである。
先ず、第2の処理について説明する。
スタートスイツチ13をONとし、このONの
確認は論理演算回路4が行う。操作者は、フアン
クシヨンスイツチ12のスイツチD7をOFF、
スイツチD6をOFFとする。操作者は、この他
に、管電圧設定器1で管電圧を設定管電圧として
設定し、管電流設定器2で管電流を設定管電流と
して設定し、且つ管球選択器でどの管球を選択す
るかの指示を行う。データスイツチ11は第2の
処理では直接に使用しない。
かかる操作に対して、論理演算回路4は、上記
操作者のなした設定状態をすべて取込む。スター
トスイツチ13がONであり、フアンクシヨンス
イツチ12のD7=OFF、D6=ONの状態より
第2の処理要求であることを演算回路4は認識す
る。この認識の上に立つて、演算回路4は、管球
選択器3の選択管球の指示内容、管電流設定器2
の設定管電流レベルに従つて、メモリ5のアクセ
スドレスを設定し、そのアドレスで指示する加熱
基準データFbi及び選択管球に対応する加熱補償
データB+,B−を読出す。
かかるB+,B−及び基準管電圧VRより直線
l1,l2を演算回路4は算出し、管電圧設定器1で
設定した設定管電圧VSに対応する加熱補償デー
タBを内挿法により算出する。然る後、演算回路
4は、 Fbi′=Fbi+B ……(4) の計算を行う。この計算結果である加熱データF
は、DA変換器6に送出され、DA変換される。
更に演算回路4は、管電流設定器2で設定され
た設定値に応じた値、例えば1000mAを200ビツ
トとするようなデータをDA変換器7に送出し、
DA変換させる。
インバータ回路8はDA変換器6の加熱データ
対応のアナログ信号a,DA変換器7の設定電流
対応のアナログ信号bを取込む。更に、演算回路
4からの信号d、X線管10の実際のX線管電流
対応の信号cとを取込む。
信号dは、論理演算回路4よる異常表示信号で
ある。論理演算回路4は、管電流、過電流の異常
の有無の監視、撮影スタートスイツチ13のON
の有無の監視等を行う。この監視目的は、上記各
種異常時にX線管フイラメントに過大な電流が流
れることによる管球の破壊防止にある。その他に
も監視目的はあるが直接に関係しない故、詳細は
避ける。
X線管フイラメントに過大な電流の流れること
を防ぐことを目的とする監視の際には、異常検出
時に過大な電流の流出を防止する目的で異常表示
信号dが発生し、インバータ回路8に取込まれ
る。例えば、異常検出時には、X線管フイラメン
トを予熱する程度の電流の指令信号となる。
実際のX線管電流対応の信号cは、フイードバ
ツク用信号であり、インバータ回路8は該信号c
と信号bとの大小比較を行い、信号bに信号cが
一致するようなフイードバツク制御を行う。更
に、インバータ回路8は、異常発生時には、予熱
用電流をX線管10のフイラメントに流すような
制御を行う。インバータ回路8の出力は、トラン
ス94を介してフイラメント電流を設定し、フイ
ラメントに所定の電流を流す。
一方、図示しない既知の方法で高電圧発生トラ
ンス91の一次側に電圧が印加され、整流器9
2,92Aにより整流されたのち、X線管電流が
流れる。かかるX線管電流は抵抗92で検出さ
れ、実際のX線管電流対応の信号cとしてインバ
ータ回路8に入力し、前述した設定電流に一致す
るようフイードバツク制御される。このフイード
バツク制御により、最終的には管電流は設定管電
流に一致する。
次に、第1の処理を説明する。
この第1の処理は、第3図のメモリ5の内容を
形成する処理である。この処理では、加熱基準デ
ータFbの形成処理と、加熱補償データBの形成
処理とは別個の処理により行う。
先ず、加熱基準データFbの形成処理を述べる。
この処理では、スイツチ104をP側にONとし
フアンクシヨンスイツチ12のスイツチD7=
ONとしておき、スタートスイツチ13をONし
て第1の処理をスタートさせる。スタートスイツ
チ13のON及びD7=ONは論理演算回路4が
判定する。更に、スイツチ11に適当な値fを設
定しておく。この値fは仮の加熱基準データとし
ての意味を持つ。論理演算回路4はスイツチ11
のデータfを読取り、次いでこのデータをDA変
換器6に送出する。一方、演算回路4は、メモリ
5に事前に格納しておいて基準(目標)となる基
準管電流対応のデータを読出し、DA変換器7に
送出する。
インバータ8はDA変換器6,7の変換アナロ
グ信号a,bを取込みフイラメント用トランス9
4に流すべき電流の設定を行う。かくしてトラン
ス94を介してフイラメント電流が流れ、且つ前
述と同様に整流器92,92aを介して管電圧が
与えられ、所定の管電流を流す。この際、スイツ
チ104はP側にONしているが故に、アナログ
スイツチ105のbが“0”となりスイツチBが
閉、Aが開となつている為、基準管電流信号bと
抵抗93からの管電流対応の信号のフイールドバ
ツクは行われず、系としてはオープンループとな
つている。但し、管電流は図示しない表示回路に
表示され、操作者にはこの表示回路を監視し、管
電流が管電流設定器2で設定する設定管電流に一
致するか否かをチエツクする。一致しなければ、
データスイツチ11での設定値fは選択管球、設
定管電流レベルに対応した加熱補償データにはな
り得ず、操作者は、新たな設定値f1をデータスイ
ツチ11に設定する。この設定値に基づいて同様
な操作を行う。以下、一致するまで設定値の変更
を行う。一致すれば、その時の設定値fは加熱基
準データFbiとして認め、操作者はライトスイツ
チ14をONとする。論理演算回路4はライトス
イツチ14のONを取込み、その時のデータスイ
ツチ11の内容をメモリ5に格納する。この格納
アドレスは、管球選択器3の選択管球及び管電流
設定器2の設定管電流レベルによつて特定できる
アドレスとなる。
尚、データスイツチ11での設定値fは、試行
錯誤によつて行つてゆく故、スタート時点では選
択管球に応じてできるだけ小さい値としておき、
小から大へと変更してゆくことが賢明である。理
由は、選択管球によつて余りに大きな値を設定し
た場合、過熱によりフイラメントが焼き切れる恐
れがあるためによる。
次に、加熱補償データBの形成処理を述べる。
この処理では、スイツチ13がON、スイツチ1
2のD7がOFF、D6がONとして操作され、演
算回路4はこの状態を取込み加熱補償データBの
形成処理であることを認識する。一方、データス
イツチ11は、上位4ビツトスイツチにh+を、
下位4ビツトスイツチにh−を設定する。
論理演算回路4は、データスイツチ11のh
+,h−を仮の加熱補償データとして取込む。更
に、前述の処理ですでにメモリ5に格納されてな
る管球選択器3の選択管球、及び管電流設定器2
の設定管電流レベルに応じたアドレスから加熱基
準データFbiを読出す。かかる加熱基準データ
Fbiと仮の加熱補償データh+,h−との加算を
行う。先ず、Fbiとh+との加算値がDA変換器
6に送られる。インバータ回路8は、この加算値
に応じたX線管10のフイラメント加熱電力をト
ランス94に出力する。このインバータ出力によ
りX線管に先と同様に管電流が流れる。管電流が
設定管電流になつているか否かを操作者が表示回
路(図示せず)を監視することによつて行う。一
致していなければ、他のh+を設定し、同様に一
致するまでデータスイツチ11の設定値の変更を
行う。一致した時点で、その時の仮のh+を実際
の加熱補償データとして確定し、ライトスイツチ
14をONとすることによつて、h+をB+とし
てメモリ5の前記アドレスに書込む。
h−についても同様な操作及び処理を行い真の
B−を設定し、メモリに格納する。
以上の操作に際し、管電圧を低い値から高い値
までの全領域にわたつて設定管電流になるよう
に、データスイツチ11の内容を変更して調整を
行う。尚、変更手順としては小さい値から大きい
値へと変更を行うことによつて、誤つた操作によ
る過熱を防止できる。この他の方法としては、許
容最大値をメモリ5に設定しておき、該許容最大
値以内の時のみ操作させるようにしてもよい。更
に、2点以外に、3点、或いは一般的な多点特性
を得ることによつて正確な補償が可能である。
以上の説明ではデータスイツチの上位4ビツト
をB+、下位4ビツトをB−としたが、フアンク
シヨンスイツチ12のD6を加熱補償のB+,D
5をB−とすることにより補償データとしてデー
タスイツチ11の8ビツト全てを用いて各々別個
にB+,B−を設定することもできる。
第5図はインバータ回路8の実施例である。8
1,82は加算器、83,84は反転増巾器、8
5は電圧フオロワー回路である。86はインバー
タで電圧フオロワー回路85からの入力信号によ
り出力の電力が変化する。インバータ86の出力
は、第1図における加熱トランス94の一次コイ
ルに供給される。87〜98は抵抗、99,10
0,101はダイオード、102はAND回路で、
一方の入力端子には第1図に図示しないタイマ回
路からのタイマ信号が入力される。残る一方に
は、切替スイツチ104からの信号が接続され
る。
切替スイツチ104はデータ調整時はP側、通
常使用時はq側にONする。P側ON時は“0”
出力となり、q側ON時は“1”出力となる。
アナログスイツチ105は、通常使用時はA側
ONとし加算器81の出力を選択する。データ調
整時はB側ONとしアース側を選択する。A側
ONの選択は端子aに“1”を入力することによ
つて行う。この“1”は、スイツチ104のq側
ON、タイマ出力eが“1”なる条件時に発生す
る。B側ONの選択は端子bに“1”を入力する
ことによつて行う。この“1”は、AND回路1
02出力“0”、インバータ103出力“1”な
る時である。
先ず、第1の処理である通常使用時を説明す
る。通常使用時は、スイツチ104のq側ONで
あり、タイマ出力eが“1”なる条件下でAND
回路102を介してスイツチ105のa側が
“1”となり、A側ONとなる。タイマ出力はX
線曝射区間を指定する。
通常使用時の信号a,b,c,d,eは次の通
りとなる。
信号a……メモリ5から読出されたF=Fb+
B対応の信号である。
信号b……管電流設定器2で設定した管電流対
応の信号である。
信号c……抵抗93で検出されたフイードバツ
ク用の実管電流対応の信号である。
信号d……論理演算回路4の異常表示信号であ
り、異常時“0”、正常時“1”なる2値信号で
ある。
信号e……X線の曝射区間を示し、曝射区間中
“1”、それ以外は“0”となる2値信号であ
る。
加算器81は信号bとcとの信号の偏差(c−
b)を出力する。加算器82は、反転増巾器83
の信号aの反転出力と上記偏差(c−b)とを取
込み、加算出力を発生する。更に、反転増巾器8
3の出力は反転増巾器84に入る。
ダイオード99,100,101と抵抗97と
はアナログORを形成する。ダイオード99,1
00、101の陰極入力の中でも最も小さいレベ
ルがアナログORの回路の出力となり電圧フオロ
ワー85に送られる。
異常表示信号dは正常時“1”であり、“1”
=Hレベルであり、且つ他のダイオード99,1
00への入力レベルが上記Hレベルよりもいかな
る場合でも低いとすると、ダイオード101は信
号dが“1”である限りOFF継続する。
かかる正常状態下では、ダイオード99,10
0の入力の中で低い値が選択される。ダイオード
99へは、基準信号aとフイードバツクによる偏
差(c−b)との加算値が入力し、ダイオード1
00へは基準信号aをたとえば1.2倍にした信号
が入力する。加算値が基準信号をたとえば1.2倍
した信号よりも低い時に加算値入力の選択とな
り、基準信号aをたとえば1.2倍した信号が加算
値よりも低い時に基準信号aをたとえば1.2倍し
た信号の選択となる。
選択出力は電圧フオロワー回路85に入力し、
次いでインバータ86に取込まれる。インバータ
86は、回路85を介した選択出力に応じた出力
制御を行う。これにより、実管電流が常に一定に
なるよう制御され、常に一定した管電流を流す。
一方、異常発生時には、信号dが“0“=Lレ
ベルとなり、ダイオード101のみがオンし、信
号dのレベルに応じた出力が電圧フオロワー回路
85に入力する。この信号dによりインバータ8
6は、X線フイラメントを予熱する程度の電流を
流すことになる。
アナログOP回路は、いかなる3入力であつて
も、それらの中の最低レベルはフイラメントを過
加熱させない条件に設定している。例えば定格の
1.1〜1.2倍程度になるようにしている。このこと
は、基準信号aを反転増巾する反転増巾器84の
増巾率を1.1〜1.2倍にすることによつて達成され
る。これによつて、フイードバツクによる偏差
(c−d)が過大になることにより基準信号aと
の加算値が過大となり、X線管を過加熱すること
を防止できる。
基準加熱信号F=Fb+Bの計算によるBの選
択は、基準管電圧VRと設定管電圧VSとの大小関
係によつて、B+,B−となり、且つF=Fb+
Bとなつたり、F=Fb−Bとなつたりする。こ
れにより、管電圧により補償が可能となる。
かかる加熱の管電圧による補償は、X線管の一
般的特性である所の、同一加熱条件であつても管
電圧が高くなる程、電流が多く流れるいわゆる空
間電荷制限による管電流変動を修正するものであ
る。管電圧が異なつても所定の管電流を流すため
には各管電圧に対し、細かく加熱条件を修正する
ことが必要で、従来技術では回路構成が複雑とな
り正確な制御が困難であつた。X線照射中は、実
管電流検出してフイードバツクするため、こうし
た補償は無意味にみえるが、フイラメントの熱慣
性の影響により、X線照射直後は安定しない、X
線照射の全期間にわたつて安定してX線照射する
ためには、必要なことである。また、照射中の実
管電流の検出によるフイードバツク制御により、
照射中、フイラメント加熱トランスにX線管電流
が流れることによる加熱トランスの偏磁や、電源
変動などによる管電流の低下現象を補償すること
もできる。
次に、インバータ回路8による加熱基準データ
の形成処理を説明する。
この処理では、スイツチ104,105、信号
a〜eは次のようになつている。
スイツチ104……P側がONとなつており、
従つて、AND回路102は“0”出力する。
スイツチ105……インバータ103を介して
端子aに“1”が印加し、スイツチAはOFF、
スイツチBはONとなる。これにより、加算器8
1は切離しとなり、処理には一切関係しなくな
る。従つて、信号bと信号cは無関係となり、フ
イードバツク制御は一切行わない状態となる。
信号b,c,e……動作には全く関係しない。
信号a……データスイツチ11で設定された仮
の加熱基準データ対応の信号である。
信号d……この信号dは動作に無関係としても
よいが、データFの形成中に正常か否かをチエツ
クすることは有意義である故、正常時“1”、異
常時“0”となるべく生かしておく。
以上の条件下では、管電流設定器2で設定した
電流値が信号aによつて得られるか否かを、図示
しない表示器で操作者が監視し、一致の得られる
までデータスイツチ11の設定データの変更を行
う。一致の得られた時のデータスイツチ11の設
定値がFbとなり、ライトスイツチ14をONし
て、設定器2,3で特定されるアドレスに上記
Fbを格納する。
インバータ回路8による加熱補償データBの形
成処理を説明する。
この処理では、スイツチ104,105は先の
加熱基準データFb形成処理時の状態と同じであ
り、スイツチ105はB側がONしている。従つ
て、フイードバツク制御はなされていない。その
他、信号a及びdは次のようになつている。
信号a……設定器2の管電流レベルと選択器3
の選択管球とで定まるメモリ5のアドレスから読
出したFbとデータスイツチ11の上位4ビツト
又は下位4ビツトのデータhとが加算されてなる
信号が信号aである。上位4ビツトは基準管電圧
よりも低い設定電圧の補償データとして設定さ
れ、下位4ビツトは基準管電圧よりも高い設定電
圧の補償データとして設定される。
信号d……前記の基準データFb形成処理時と
同様な扱いをしている。
かかる信号状態のもとで、インバータ86は、
信号aに対応する信号を取込み管電流を流す。こ
の際、管電圧を低い所から高い所までの全領域に
わたつてなんどか繰返しX線を照射して全管電圧
領域にわたつて設定管電流になるようデータスイ
ツチ11の内容を変更して調整を行う。補償デー
タが決まつた時点でスイツチ14をONとし、そ
の時のデータスイツチ11の内容を補償データB
としてメモリ5に書込む。以上の操作は、データ
スイツチ11の上下4ビツト毎に行う。
以上説明したごとく本実施例によれば、管電流
調整にはフアンクシヨンスイツチ、データスイツ
チ、ライトスイツチなどの小さな部品で達成でき
る他、データスイツチは複数の調整に共用できる
為小形で安価に達成できる。またデータ入力時点
で妥当性のないデータは制限を設けてある他、実
管電流検出による加熱のフイードバツク系にも、
過加熱を防止する保護回路が組み込まれている為
安全である。またフイードバツク回路の働きによ
り常に安定したX線出力が得られる。また加熱基
準データと補償データを分離してメモリーし、補
償データは少ない基準データですむようにしたた
め、メモリー容量を大巾に削減できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、一定基準管電圧VRのもとで
の管球毎の設定管電流mAj対応の加熱基準データ
Fbj及び補償データBをメモリに格納しておき、
使用時には、そのデータを読み出して、設定管電
圧V対応の真の加熱基準データFbj′を求め、これ
によつて加熱フイラメントの加熱を行う。これに
よつてX線管球に対して設定管電圧、設定管電流
を正確に付与できるようになつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例図、第2図はメモリの
データ構成例図、第3図は本発明の全体の処理の
フローチヤート、第4図は補償データBの設定を
説明する図、第5図はインバータ回路の実施例
図、第6図はX線管球の特性図である。 1……管電圧設定器、2……管電流設定器、3
……管球選択器、4……論理演算回路、5……メ
モリ、6,7,……DA変換器、8……インバー
タ回路、9……高電圧発生装置、10……X線
管、11……データスイツチ、12……フアンク
シヨンスイツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一定基準管電圧VRのもとで管球TBi毎に設定
    管電流mAj対応の、加熱基準データFbj及び上記
    一定管電圧からの電圧変動分の補償データBを格
    納するメモリと、 管球TBi、設定管電流mAjを与えて対応する加
    熱基準データFbj及び加熱補償データBを上記メ
    モリから読み出す手段と、 設定基準管電圧Vを与えた時の真の加熱基準デ
    ータFbj′として、V=VRでは上記読み出したFbj
    を与え、V≠VRでは上記読み出したBでFbjを補
    正して得た修正値を与える手段と、 該真の加熱基準データFbj′を用いてフイラメン
    トを加熱して設定管電流mAjを流すべくX線管を
    制御する手段と、 より成るX線管電流調整装置。
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