JPH0232953Y2 - - Google Patents
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- JPH0232953Y2 JPH0232953Y2 JP1985190044U JP19004485U JPH0232953Y2 JP H0232953 Y2 JPH0232953 Y2 JP H0232953Y2 JP 1985190044 U JP1985190044 U JP 1985190044U JP 19004485 U JP19004485 U JP 19004485U JP H0232953 Y2 JPH0232953 Y2 JP H0232953Y2
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- metal
- retaining ring
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims 1
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L25/00—Construction or details of pipe joints not provided for in, or of interest apart from, groups F16L13/00 - F16L23/00
- F16L25/0036—Joints for corrugated pipes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、屋内のガス配管や給湯配管等に用い
られる断面波形の薄肉周壁を有する金属可撓管を
好適に接続しうる金属可撓管用の接続金具に関す
るものである。
られる断面波形の薄肉周壁を有する金属可撓管を
好適に接続しうる金属可撓管用の接続金具に関す
るものである。
(従来の技術)
従来のこの種接続金具としては、第6図に示す
如く、接続金具本体1と、接続金具本体1に螺着
される袋ナツト2と、袋ナツト2を締付けること
によりパツキン4を圧縮させるべく接続金具本体
方向へと押圧移動せしめられる抜止めリング3
と、を具備してなるものがよく知られている。
如く、接続金具本体1と、接続金具本体1に螺着
される袋ナツト2と、袋ナツト2を締付けること
によりパツキン4を圧縮させるべく接続金具本体
方向へと押圧移動せしめられる抜止めリング3
と、を具備してなるものがよく知られている。
かかる接続金具によれば、予め金属可撓管5の
管端寄りの部分つまり管端から2〜3番目の谷部
5aまでの部分5bを適宜の工具により圧潰させ
ておき、この圧潰部分5bに隣接する複数の谷部
5a…ないしこれら谷部5a…間の山部5c…抜
止めリング3の内周部に形成した波形状の係合部
3cを外嵌係合させた上、袋ナツト2を締付ける
ことにより、金属可撓管5の圧潰部分を抜止めリ
ング3の突入端部でもつてパツキン4に押圧させ
た状態で、金属可撓管5を接続しうるのである。
管端寄りの部分つまり管端から2〜3番目の谷部
5aまでの部分5bを適宜の工具により圧潰させ
ておき、この圧潰部分5bに隣接する複数の谷部
5a…ないしこれら谷部5a…間の山部5c…抜
止めリング3の内周部に形成した波形状の係合部
3cを外嵌係合させた上、袋ナツト2を締付ける
ことにより、金属可撓管5の圧潰部分を抜止めリ
ング3の突入端部でもつてパツキン4に押圧させ
た状態で、金属可撓管5を接続しうるのである。
(考案が解決しようとする問題点)
ところが、このような従来の接続金具にあつて
は、接続作業上及び接続機能上次のような問題が
ある。
は、接続作業上及び接続機能上次のような問題が
ある。
すなわち、抜止めリング3を金属可撓管5の複
数の谷部5a…ないし山部5c…に外嵌係合させ
るようにしているため、接続させようとする金属
可撓管5の谷部5aないし山部5cのピツチ、山
部5cの形状等の形状、寸法が少しでも抜止めリ
ング3の係合部3cの形状、寸法と異なつている
場合には、抜止めリング3を金属可撓管5に良好
且つ確実に外嵌係合させ得ず、金属可撓管5を抜
止めリング3で抜止め阻止させ得る良好な状態で
接続し得ない。このような問題は、金属可撓管5
の形状、寸法は管径が同一であつてもメーカによ
つて多少の差があるのが普通であるところから、
その解決が強く望まれている。
数の谷部5a…ないし山部5c…に外嵌係合させ
るようにしているため、接続させようとする金属
可撓管5の谷部5aないし山部5cのピツチ、山
部5cの形状等の形状、寸法が少しでも抜止めリ
ング3の係合部3cの形状、寸法と異なつている
場合には、抜止めリング3を金属可撓管5に良好
且つ確実に外嵌係合させ得ず、金属可撓管5を抜
止めリング3で抜止め阻止させ得る良好な状態で
接続し得ない。このような問題は、金属可撓管5
の形状、寸法は管径が同一であつてもメーカによ
つて多少の差があるのが普通であるところから、
その解決が強く望まれている。
また、パツキン4を金属可撓管5の圧潰部分5
bで押圧させることによつて、接続金具本体1と
金属可撓管5との間をシールさせているため、火
災によりパツキン4が消失する等パツキン4によ
るシール機能が喪失されると、接続金具本体と金
属可撓管との間から流体が漏れることになり、特
にガス等の場合には極めて危険である。
bで押圧させることによつて、接続金具本体1と
金属可撓管5との間をシールさせているため、火
災によりパツキン4が消失する等パツキン4によ
るシール機能が喪失されると、接続金具本体と金
属可撓管との間から流体が漏れることになり、特
にガス等の場合には極めて危険である。
本考案は、このような従来のものにおける諸問
題を解決して、接続作業上及び接続機能上極めて
優れた接続金具を提供することを目的とする。
題を解決して、接続作業上及び接続機能上極めて
優れた接続金具を提供することを目的とする。
(問題を解決するための手段)
本考案の金属可撓管用の接続金具は、上記目的
を達成すべく、接続金具本体と、接続金具本体に
螺着される金属製の袋ナツトと、袋ナツトと接続
金具本体に締付けることにより袋ナツトに押圧移
動せしめられ接続金具本体内へと突入される、金
属可撓管の管端寄りの一つの谷部に外嵌係合する
係合部を突入端部に形成した金属製の抜止めリン
グとを具備してなり、接続金具本体の内周部に、
抜止めリングが接続金具本体内に最大量突入せし
められたときにおいて、抜止めリングの係合部に
直対向して該係合部との間に金属可撓管の管端側
の部分を圧潰状態で挟圧しうる、環状挟圧部を形
成してあり、かつ環状挟圧部の径方向外側に、抜
止めリングの接続金具本体内への突入によつて接
続金具本体の内周部に押し付けられて圧縮され圧
潰された金属可撓管の管端側を被覆するシールリ
ングを配設してあるものである。
を達成すべく、接続金具本体と、接続金具本体に
螺着される金属製の袋ナツトと、袋ナツトと接続
金具本体に締付けることにより袋ナツトに押圧移
動せしめられ接続金具本体内へと突入される、金
属可撓管の管端寄りの一つの谷部に外嵌係合する
係合部を突入端部に形成した金属製の抜止めリン
グとを具備してなり、接続金具本体の内周部に、
抜止めリングが接続金具本体内に最大量突入せし
められたときにおいて、抜止めリングの係合部に
直対向して該係合部との間に金属可撓管の管端側
の部分を圧潰状態で挟圧しうる、環状挟圧部を形
成してあり、かつ環状挟圧部の径方向外側に、抜
止めリングの接続金具本体内への突入によつて接
続金具本体の内周部に押し付けられて圧縮され圧
潰された金属可撓管の管端側を被覆するシールリ
ングを配設してあるものである。
(作用)
かかる構成によれば、抜止めリングの係合部を
金属可撓管の管端寄りの一つの谷部に外嵌係合さ
せた上、袋ナツトを締付けていくことによつて、
抜止めリングが接続金具本体内へ突入されてい
き、これに伴つて前記谷部より管端側の金属可撓
管部分が接続金具本体の環状挾圧部に衝突後漸次
圧潰せしめられていく。そして、袋ナツトを最大
限締付けて、抜止めリングを接続金具本体内に最
大量突入せしめることにより、前記金属可撓管部
分が金属部材間につまり環状挾圧部と抜止めリン
グとの間に圧潰された状態で直接的に挾圧保持さ
れることになり、金属可撓管が、かかる挾圧作用
により引抜き阻止状態且つシール状態で接続金具
本体に接続される。
金属可撓管の管端寄りの一つの谷部に外嵌係合さ
せた上、袋ナツトを締付けていくことによつて、
抜止めリングが接続金具本体内へ突入されてい
き、これに伴つて前記谷部より管端側の金属可撓
管部分が接続金具本体の環状挾圧部に衝突後漸次
圧潰せしめられていく。そして、袋ナツトを最大
限締付けて、抜止めリングを接続金具本体内に最
大量突入せしめることにより、前記金属可撓管部
分が金属部材間につまり環状挾圧部と抜止めリン
グとの間に圧潰された状態で直接的に挾圧保持さ
れることになり、金属可撓管が、かかる挾圧作用
により引抜き阻止状態且つシール状態で接続金具
本体に接続される。
また、抜止めリングの接続金具本体内への突入
によつて、環状挟圧部の径方向外側に配設したシ
ールリングが、接続金具本体の内周部に押し付け
られて圧縮され、上記圧潰された金属可撓管の管
端側を被覆するので、金属可撓管の管端側の圧潰
をほとんど損ねずに、このシールリングが、接続
金具本体の環状挟圧部と金属可撓管の管端との間
の金属接触によるシールの不十分さを補い、通常
時においては、確実なシール状態が得られる。
によつて、環状挟圧部の径方向外側に配設したシ
ールリングが、接続金具本体の内周部に押し付け
られて圧縮され、上記圧潰された金属可撓管の管
端側を被覆するので、金属可撓管の管端側の圧潰
をほとんど損ねずに、このシールリングが、接続
金具本体の環状挟圧部と金属可撓管の管端との間
の金属接触によるシールの不十分さを補い、通常
時においては、確実なシール状態が得られる。
(実施例)
次に、本考案の構成を第1図〜第5図に示す実
施例に基づいて具体的に説明する。
施例に基づいて具体的に説明する。
すなわち、この実施例の接続金具は、接続金具
本体11と、接続金具本体11に螺着される金属
製の袋ナツト12と、袋ナツト12を締付けるこ
とにより接続金具本体11内へと所定量突入すべ
く押圧移動せしめられる金属製の抜止めリング1
3とを具備してなる。
本体11と、接続金具本体11に螺着される金属
製の袋ナツト12と、袋ナツト12を締付けるこ
とにより接続金具本体11内へと所定量突入すべ
く押圧移動せしめられる金属製の抜止めリング1
3とを具備してなる。
接続金具本体11は、一端側部分を金属可撓管
15を接続させるための第1接続口部17に構成
すると共に、他端側部分を通常の被接続管(図示
せず)を接続させるための第2接続口部18に構
成してなる。第1接続口部17の外周部には、袋
ナツト12を螺着させるため雄ねじ17aが刻設
されており、その内周部には、抜止めリング13
の突入領域lにおいて、第1接続口部17の開口
端から内方へ漸次窄まるテーパ状の縮径変形作用
面17b及びこの縮径変形作用面17bの最小径
端から内方へ連らなる非テーパ状つまり径一様の
回動阻止作用面17cが形成されている。第2接
続口部18は、その内径を前記回動阻止作用面1
7cの径より小さく、つまり金属可撓管15の谷
部15aの内径と略同一に設定されたもので、そ
の最奥端面部には、環状押圧部18a及びその環
状凹部18aの径方向外側に環状凹部18bが形
成されている。この環状挾圧部18aは、抜止め
リング13が接続金具本体11内に最大量突入さ
れたときにおいて、抜止めリング13の突入端部
に直対向して該突入端部との間に金属可撓管15
の管端側の部分を圧潰状態で挾圧保持させうるも
のである。また環状凹部18bは、前記回動阻止
作用面17cに連らなつて形成されており、シー
ルリングたるOリング14を係合保持させるもの
である。
15を接続させるための第1接続口部17に構成
すると共に、他端側部分を通常の被接続管(図示
せず)を接続させるための第2接続口部18に構
成してなる。第1接続口部17の外周部には、袋
ナツト12を螺着させるため雄ねじ17aが刻設
されており、その内周部には、抜止めリング13
の突入領域lにおいて、第1接続口部17の開口
端から内方へ漸次窄まるテーパ状の縮径変形作用
面17b及びこの縮径変形作用面17bの最小径
端から内方へ連らなる非テーパ状つまり径一様の
回動阻止作用面17cが形成されている。第2接
続口部18は、その内径を前記回動阻止作用面1
7cの径より小さく、つまり金属可撓管15の谷
部15aの内径と略同一に設定されたもので、そ
の最奥端面部には、環状押圧部18a及びその環
状凹部18aの径方向外側に環状凹部18bが形
成されている。この環状挾圧部18aは、抜止め
リング13が接続金具本体11内に最大量突入さ
れたときにおいて、抜止めリング13の突入端部
に直対向して該突入端部との間に金属可撓管15
の管端側の部分を圧潰状態で挾圧保持させうるも
のである。また環状凹部18bは、前記回動阻止
作用面17cに連らなつて形成されており、シー
ルリングたるOリング14を係合保持させるもの
である。
抜止めリング13は、円筒状の本体部13aの
突入端部たる一端部に、外方へV字状に屈曲す
る、袋ナツト12の端部壁12aに衝合係止しう
る係止部13bを形成すると共に、その他端部
に、内方へ突出する、金属可撓管15の谷部15
a…の一つに外嵌係合しうる係合部13cを形成
してなり、周方向両端部を互いに衝合させた状態
では各部が直円形状をなしうる一対の半割形状部
分13′,13′に分離構成されている。なお、各
半割形状部分13′は例えば鋼板等の板材をプレ
ス加工して得られたものである。
突入端部たる一端部に、外方へV字状に屈曲す
る、袋ナツト12の端部壁12aに衝合係止しう
る係止部13bを形成すると共に、その他端部
に、内方へ突出する、金属可撓管15の谷部15
a…の一つに外嵌係合しうる係合部13cを形成
してなり、周方向両端部を互いに衝合させた状態
では各部が直円形状をなしうる一対の半割形状部
分13′,13′に分離構成されている。なお、各
半割形状部分13′は例えば鋼板等の板材をプレ
ス加工して得られたものである。
ところで、前記抜止めリング13にあつては、
両半割形状部分13′,13′の周方向両端部を衝
合させた状態において、本体部13aの外径が接
続金具本体11の回動阻止作用面17cの径と同
一若しくは略同一となり、また係合部13cの端
部内径が金属可撓管15の谷部15aの外径より
も若干(0.3〜0.5mm程度)小さくなるように設定
されている。
両半割形状部分13′,13′の周方向両端部を衝
合させた状態において、本体部13aの外径が接
続金具本体11の回動阻止作用面17cの径と同
一若しくは略同一となり、また係合部13cの端
部内径が金属可撓管15の谷部15aの外径より
も若干(0.3〜0.5mm程度)小さくなるように設定
されている。
したがつて、以上のように構成された接続金具
によれば、抜止めリング13の係合部13cを金
属可撓管15の端部から2番目ないし3番目の谷
部15aに外嵌係合させた上で、袋ナツト12を
接続金具本体11つまり第1接続口部17に螺合
させ締付けることによつて、金属可撓管15をこ
れに捩りを生じさせることなく良好且つ確実に接
続しうるのである。
によれば、抜止めリング13の係合部13cを金
属可撓管15の端部から2番目ないし3番目の谷
部15aに外嵌係合させた上で、袋ナツト12を
接続金具本体11つまり第1接続口部17に螺合
させ締付けることによつて、金属可撓管15をこ
れに捩りを生じさせることなく良好且つ確実に接
続しうるのである。
すなわち、袋ナツト12を締付けてくと、抜止
めリング13の係止部13bが袋ナツト12の端
部壁12aに押圧されて、抜止めリング13が袋
ナツト12の締付け方向に移動せしめられ、これ
に伴つて抜止めリング13の本体部13aが接続
金具本体11の縮径変形作用面17bによつて漸
次縮径変形されていく(第2図及び第4図参照)。
つまり、両半割形状部分13′,13′の周方向両
端部が漸次近接せしめられていき、抜止めリング
13の係合部13cが金属可撓管15の谷部15
aに喰込んでいくのである。
めリング13の係止部13bが袋ナツト12の端
部壁12aに押圧されて、抜止めリング13が袋
ナツト12の締付け方向に移動せしめられ、これ
に伴つて抜止めリング13の本体部13aが接続
金具本体11の縮径変形作用面17bによつて漸
次縮径変形されていく(第2図及び第4図参照)。
つまり、両半割形状部分13′,13′の周方向両
端部が漸次近接せしめられていき、抜止めリング
13の係合部13cが金属可撓管15の谷部15
aに喰込んでいくのである。
そして、抜止めリング13が袋ナツト12の締
付けに伴つて更に押圧移動せしめられると、抜止
めリング13の本体部13a端部が接続金具本体
11の縮径変形作用面17bの最小径端にもたら
されて、その縮径変形量が最大となり、爾後、抜
止めリング13は、かかる如くに縮径変形された
状態を接続金具本体11の回動阻止作用面17c
によつて維持されつつ、接続金具本体11内へと
突入移動せしめられていく(第3図及び第5図参
照)。
付けに伴つて更に押圧移動せしめられると、抜止
めリング13の本体部13a端部が接続金具本体
11の縮径変形作用面17bの最小径端にもたら
されて、その縮径変形量が最大となり、爾後、抜
止めリング13は、かかる如くに縮径変形された
状態を接続金具本体11の回動阻止作用面17c
によつて維持されつつ、接続金具本体11内へと
突入移動せしめられていく(第3図及び第5図参
照)。
この状態では、両半割形状部分13′,13′の
周方向両端部が互いに衝合されるか若しくはこれ
に近い状態となつていて、抜止めリング13の係
合部13cが金属可撓管15の谷部15aにこれ
をある程度(例えば03〜0.5mm)縮径変形させた
状態で喰込むことになる。したがつて接続金具本
体11と抜止めリング13との摩擦係合力が金属
可撓管15の縮径変形による反力でもつて極めて
大きくなり、つまり袋ナツト12と抜止めリング
13との摩擦係合力よりもはるかに大きくなり、
したがつて袋ナツト12の回動に伴つて抜止めリ
ング13が共回りせず、両者12,13間には滑
りが生じることになつて、金属可撓管15が捩れ
るような事態の発生はこれが有効に阻止される。
周方向両端部が互いに衝合されるか若しくはこれ
に近い状態となつていて、抜止めリング13の係
合部13cが金属可撓管15の谷部15aにこれ
をある程度(例えば03〜0.5mm)縮径変形させた
状態で喰込むことになる。したがつて接続金具本
体11と抜止めリング13との摩擦係合力が金属
可撓管15の縮径変形による反力でもつて極めて
大きくなり、つまり袋ナツト12と抜止めリング
13との摩擦係合力よりもはるかに大きくなり、
したがつて袋ナツト12の回動に伴つて抜止めリ
ング13が共回りせず、両者12,13間には滑
りが生じることになつて、金属可撓管15が捩れ
るような事態の発生はこれが有効に阻止される。
このように、抜止めリング13は袋ナツト12
の回動に伴つて共回りしない状態を維持されたま
まで押圧移動されていき、これに伴つて金属可撓
管15も接続金具本体11内へと移動せしめられ
ていくことになるが、金属可撓管15の端部が接
続金具本体11の環状押圧部18aに衝合せしめ
られた後は、抜止めリング13の袋ナツトト12
による押圧移動に伴つて、係合部13cが係合さ
れている谷部15aにより管端側の部分15bが
抜止めリング13の突入端部たる係合部13cと
これに直対向する前記環状挾圧部18aとでもつ
て挾圧されて、漸次圧潰せしめられることになる
(第3図参照)。
の回動に伴つて共回りしない状態を維持されたま
まで押圧移動されていき、これに伴つて金属可撓
管15も接続金具本体11内へと移動せしめられ
ていくことになるが、金属可撓管15の端部が接
続金具本体11の環状押圧部18aに衝合せしめ
られた後は、抜止めリング13の袋ナツトト12
による押圧移動に伴つて、係合部13cが係合さ
れている谷部15aにより管端側の部分15bが
抜止めリング13の突入端部たる係合部13cと
これに直対向する前記環状挾圧部18aとでもつ
て挾圧されて、漸次圧潰せしめられることになる
(第3図参照)。
而して、袋ナツト12を最大限締付けて、抜止
めリング13を接続金具本体11内の所定位置ま
で突入せしめると、金属可撓管15の接続が、そ
の管端側の部分15bが金属部材間である接続金
具本体11の環状挾圧部18aと抜止めリング1
3の係合部13cとの間に圧潰されて挾圧保持さ
れた状態で、接続金具本体11に接続されるるの
である(第1図参照)。
めリング13を接続金具本体11内の所定位置ま
で突入せしめると、金属可撓管15の接続が、そ
の管端側の部分15bが金属部材間である接続金
具本体11の環状挾圧部18aと抜止めリング1
3の係合部13cとの間に圧潰されて挾圧保持さ
れた状態で、接続金具本体11に接続されるるの
である(第1図参照)。
このような金属可撓管15の接続構造において
は、接続金具本体11と抜止めリング13とによ
る金属可撓管15の圧潰部分15bの挾圧作用に
よつて、接続金具本体11と金属可撓管15との
間が、シールされる。そして、接続金具本体11
の環状挾圧部18aの径方向外側にOリング14
を配設しているのでこのOリング14を抜止めリ
ング13でもつて押圧させることにより、接続金
具本体11の内周部に押し付けて圧縮させ、第1
図に示す如く圧潰された金属可撓管15の管端側
を被覆して、両者11,15間のシールをより確
実に行わしめるよう図つている。
は、接続金具本体11と抜止めリング13とによ
る金属可撓管15の圧潰部分15bの挾圧作用に
よつて、接続金具本体11と金属可撓管15との
間が、シールされる。そして、接続金具本体11
の環状挾圧部18aの径方向外側にOリング14
を配設しているのでこのOリング14を抜止めリ
ング13でもつて押圧させることにより、接続金
具本体11の内周部に押し付けて圧縮させ、第1
図に示す如く圧潰された金属可撓管15の管端側
を被覆して、両者11,15間のシールをより確
実に行わしめるよう図つている。
また、前記挾圧作用によつて金属可撓管15の
引抜きが確実に阻止され、その引抜き阻止力は従
来のものにおける引抜き阻止力に比して極めて大
きい。つまり、金属可撓管15はこれに如何に大
きな引抜き力が作用したとしても、接続金具本体
11ないし抜止めリング13から引抜かれるよう
なことにはならず、金属可撓管15が引張り破断
されるだけであり、現実には金属可撓管15を破
断させるような引抜き力は作用することがなく、
したがつて金属可撓管15が接続金具本体11か
ら引抜かれるような事態はこれが全く生じないの
である。このことは、Oリング14が消失した場
合においても同様である。
引抜きが確実に阻止され、その引抜き阻止力は従
来のものにおける引抜き阻止力に比して極めて大
きい。つまり、金属可撓管15はこれに如何に大
きな引抜き力が作用したとしても、接続金具本体
11ないし抜止めリング13から引抜かれるよう
なことにはならず、金属可撓管15が引張り破断
されるだけであり、現実には金属可撓管15を破
断させるような引抜き力は作用することがなく、
したがつて金属可撓管15が接続金具本体11か
ら引抜かれるような事態はこれが全く生じないの
である。このことは、Oリング14が消失した場
合においても同様である。
さらに、金属可撓管15は一般に捩りに弱いも
のであり、捩り部分から破損し易いものである
が、前記実施例の如く接続金具本体11の第1接
続口部17の内周面形状を工夫して、袋ナツト1
2の締付け時における抜止めリング13の共回り
を防止するようにしておくと、金属可撓管15が
捩れず、これを適正状態で接続しておくことがで
きる。このことは、特にガス等の危険流体を扱う
配管において重要な利点である。
のであり、捩り部分から破損し易いものである
が、前記実施例の如く接続金具本体11の第1接
続口部17の内周面形状を工夫して、袋ナツト1
2の締付け時における抜止めリング13の共回り
を防止するようにしておくと、金属可撓管15が
捩れず、これを適正状態で接続しておくことがで
きる。このことは、特にガス等の危険流体を扱う
配管において重要な利点である。
なお、本考案に係る接続金具は前記実施例に限
定されるのではなく、例えば、抜止めリング13
は、プレス加工された一対の半割形状部分13′,
13′からなるものでなくともよく、例えば周方
向に三以上の部分に分割されたものでも、周方向
の一部を切離した拡開可能なものでよい。分割構
造のものとするときは、リング状に成形したもの
を切削分離して得るようにしてもよいが、このよ
うにすると分割部分の周方向両端部を衝合させた
場合に、各部が真円形状とならず、あまり好まし
くはない。
定されるのではなく、例えば、抜止めリング13
は、プレス加工された一対の半割形状部分13′,
13′からなるものでなくともよく、例えば周方
向に三以上の部分に分割されたものでも、周方向
の一部を切離した拡開可能なものでよい。分割構
造のものとするときは、リング状に成形したもの
を切削分離して得るようにしてもよいが、このよ
うにすると分割部分の周方向両端部を衝合させた
場合に、各部が真円形状とならず、あまり好まし
くはない。
(考案の効果)
本考案の接続金具は、抜止めリングの係合部を
金属可撓管の一つの谷部に外嵌係合させるように
しているから、従来のもののように複数の谷部な
いしは山部に外嵌係合させるようにした場合と異
なつて、接続しようとする金属可撓管の谷部ない
し山部のピツチや山部の形状等の形状、寸法に関
係なく、金属可撓管を良好に接続させうるもので
ある。
金属可撓管の一つの谷部に外嵌係合させるように
しているから、従来のもののように複数の谷部な
いしは山部に外嵌係合させるようにした場合と異
なつて、接続しようとする金属可撓管の谷部ない
し山部のピツチや山部の形状等の形状、寸法に関
係なく、金属可撓管を良好に接続させうるもので
ある。
しかも、金属可撓管の管端側の部分を金属部材
間である接続金具本体の環状挾圧部と抜止めリン
グの係合部との間に圧潰状態で直接的に挾圧保持
させて、この挾圧作用により金属可撓管を引抜き
阻止状態且つシール状態で接続金具本体に接続固
定させうるようにしたものであるから、極めて大
きな引抜き阻止力がが得られて、金属可撓管の引
抜きを確実に防止できると共に、火災発生時等に
おいてもシール機能が損われず、ガス等の危険な
流体を扱う配管においても安全に用いることがで
きる。
間である接続金具本体の環状挾圧部と抜止めリン
グの係合部との間に圧潰状態で直接的に挾圧保持
させて、この挾圧作用により金属可撓管を引抜き
阻止状態且つシール状態で接続金具本体に接続固
定させうるようにしたものであるから、極めて大
きな引抜き阻止力がが得られて、金属可撓管の引
抜きを確実に防止できると共に、火災発生時等に
おいてもシール機能が損われず、ガス等の危険な
流体を扱う配管においても安全に用いることがで
きる。
また、接続金具本体の環状挾圧部の径方向外側
に配設したシールリングが、圧潰された金属可撓
管の管端側を被覆するので、通常時においては、
このシールリングが、接続金具本体の環状挟圧部
と金属可撓管の管端との間の金属接触によるシー
ルの不十分さを補い、確実なシール状態を得るこ
とができる。
に配設したシールリングが、圧潰された金属可撓
管の管端側を被覆するので、通常時においては、
このシールリングが、接続金具本体の環状挟圧部
と金属可撓管の管端との間の金属接触によるシー
ルの不十分さを補い、確実なシール状態を得るこ
とができる。
したがつて、本考案の接続金具は、金属可撓管
の接続作業上及び接続機能上極めて優れたもので
あり、その実用的価値極めて大なるものである。
の接続作業上及び接続機能上極めて優れたもので
あり、その実用的価値極めて大なるものである。
第1図〜第5図は本考案に係る接続金具の一実
施例を示したもので、第1図は金属可撓管接続作
業の完了状態を示す半截縦断側面図、第2図は同
作業の開始直後の状態を示す半截縦断側面図、第
3図は同作業の完了前の状態を示す半截縦断側面
図、第4図は第2図の−線に沿う要部の縦断
正面図、第5図は第3図の−線に沿う同要部
の縦断正面図であり、第6図は従来の接続金具に
よる金属可撓管の接続状態を示す半截縦断側面図
である。 11……接続金具本体、12……袋ナツト、1
3……抜止めリング、13′……半割形状部分、
13a……本体部、13b……係止部、13c…
…係合部、14……Oリング(シールリング)、
15……金属可撓管、15a……谷部、15b…
…圧潰されるべき管端側の部分、17……第1接
続口部、17a……雄ねじ、18a……環状挾圧
部。
施例を示したもので、第1図は金属可撓管接続作
業の完了状態を示す半截縦断側面図、第2図は同
作業の開始直後の状態を示す半截縦断側面図、第
3図は同作業の完了前の状態を示す半截縦断側面
図、第4図は第2図の−線に沿う要部の縦断
正面図、第5図は第3図の−線に沿う同要部
の縦断正面図であり、第6図は従来の接続金具に
よる金属可撓管の接続状態を示す半截縦断側面図
である。 11……接続金具本体、12……袋ナツト、1
3……抜止めリング、13′……半割形状部分、
13a……本体部、13b……係止部、13c…
…係合部、14……Oリング(シールリング)、
15……金属可撓管、15a……谷部、15b…
…圧潰されるべき管端側の部分、17……第1接
続口部、17a……雄ねじ、18a……環状挾圧
部。
Claims (1)
- 接続金具本体と、接続金具本体に螺着される金
属製の袋ナツトと、袋ナツトを接続金具本体に締
付けることにより袋ナツトに押圧移動せしめられ
接続金具本体内へと突入される、金属可撓管の管
端寄りの一つの谷部に外嵌係合する係合部が突入
端部に形成した金属製の抜止めリングとを具備し
てなり、接続金具本体の内周部に、抜止めリング
が接続金具本体内に最大量突入せしめられたとき
において、抜止めリングの係合部に直対向して該
係合部との間に金属可撓管の管端側の部分を圧潰
状態で挟圧しうる、環状挟圧部を形成してあり、
かつ環状挟圧部の径方向外側に、抜止めリングの
接続金具本体内への突入によつて接続金具本体の
内周部に押し付けられて圧縮され圧潰された金属
可撓管の管端側を被覆するシールリングを配設し
てあることを特徴とする金属可撓管用の接続金
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985190044U JPH0232953Y2 (ja) | 1985-12-09 | 1985-12-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985190044U JPH0232953Y2 (ja) | 1985-12-09 | 1985-12-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6297385U JPS6297385U (ja) | 1987-06-20 |
JPH0232953Y2 true JPH0232953Y2 (ja) | 1990-09-05 |
Family
ID=31142895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985190044U Expired JPH0232953Y2 (ja) | 1985-12-09 | 1985-12-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0232953Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2072878A3 (de) * | 2007-12-17 | 2013-06-19 | Witzenmann GmbH | Anschlussvorrichtung für einen ringgewellten Metallschlauch |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0342302Y2 (ja) * | 1987-11-10 | 1991-09-04 | ||
US20080036207A1 (en) * | 2004-06-18 | 2008-02-14 | Choi Jin L | Connector of Flexible Pipe |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60249793A (ja) * | 1984-05-22 | 1985-12-10 | 日立金属株式会社 | 管継手 |
-
1985
- 1985-12-09 JP JP1985190044U patent/JPH0232953Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60249793A (ja) * | 1984-05-22 | 1985-12-10 | 日立金属株式会社 | 管継手 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2072878A3 (de) * | 2007-12-17 | 2013-06-19 | Witzenmann GmbH | Anschlussvorrichtung für einen ringgewellten Metallschlauch |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6297385U (ja) | 1987-06-20 |
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