JPH0231585Y2 - - Google Patents

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JPH0231585Y2
JPH0231585Y2 JP1984086476U JP8647684U JPH0231585Y2 JP H0231585 Y2 JPH0231585 Y2 JP H0231585Y2 JP 1984086476 U JP1984086476 U JP 1984086476U JP 8647684 U JP8647684 U JP 8647684U JP H0231585 Y2 JPH0231585 Y2 JP H0231585Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本考案は、デイーゼル機関の予熱が完了するま
での時間を表示する装置に関するものである。 〔従来の技術〕 一般にデイーゼル機関においては、始動を容易
にするため、機関を予熱するグロープラグが設け
られ、該グロープラグによる予熱が充分に行なわ
れてからスタータモータを回す始動操作を行なう
ようにしている。このグロープラグによる予熱が
充分に行なわれたか否かを運転者に知らせるた
め、キースイツチが予熱位置に切替えられてから
予熱が充分に行なわれるまでの時間(本明細書で
はこの時間を予熱時間と呼ぶ。)をランプや発光
ダイオード等の発光表示手段により表示する装置
が設けられている。 第2図は従来用いられているデイーゼル機関の
予熱時間表示装置の構成を示したもので、同図に
おいて、1は一端(この例では負極)が接地され
たバツテリ、2は図示しないデイーゼル機関に取
付けられて一端が接地されたグロープラグ、3は
キースイツチであり、キースイツチ3は、バツテ
リ1の他端(この例では正極)に接続された接点
B(可動接点)と、バツテリを予熱表示装置やそ
の他の電装品の回路から切離す際に可動接点が接
触する接点OFFと、バツテリをグロープラグに
接続する際に可動接点が接触する第1及び第2の
予熱接点R1及びR2と、バツテリを電装品に接
続する際に可動接点が接触する接点BRと、スタ
ータモータを駆動する際に可動接点が接触する接
点Cとを備えている。このキースイツチは、キー
を1段ずつ操作することにより、OFF位置、予
熱位置、ON位置、始動位置に順次切換えること
ができるようになつており、このキースイツチを
ON位置から始動位置に切換える際には、キーを
バネの付勢力に抗して操作し、キーを離すと該バ
ネの付勢力により自動的にON位置に復帰するよ
うになつている。キースイツチ3をOFF位置、
予熱位置、ON位置、始動位置に切換えた際の接
点の接続状態は表1に示す通りで、同表は各状態
において〇印が付された接点が相互に接続されて
いることを示している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記の予熱時間表示装置においては、時限動作
用コンデンサ8からトランジスタ11側を見た入
力インピーダンスが低いため、時限動作用抵抗7
の抵抗値を余り高くすることはできない。従つて
表示すべき予熱時間が長い場合に時限動作用コン
デンサ8の充電時定数を大きくしようとすると該
コンデンサ8として容量の大きい大形のものを用
いることが必要になり、装置が大形になるだけで
なく、装置のコストが高くなる欠点があつた。ま
た上記の装置では、キースイツチ3が始動位置に
切換えられて可動接点Bが第2の予熱接点R2に
接触した時にもトランジスタ15が導通して発光
表示手段16が点灯するため、運転者に予熱が完
了していないかのような錯覚を与える欠点があつ
た。 本考案は、これらの問題を解決することを目的
とする。 〔問題を解決するための手段〕 本考案が対象とするのは、予熱用グロープラグ
と、スタータモータと、前記予熱用グロープラグ
に接続された第1及び第2の予熱用接点と前記ス
タータモータに接続された始動用接点とを少なく
とも有していて機関の予熱時にはバツテリを前記
第1の予熱接点に接続し機関の始動時には前記バ
ツテリを前記第2の予熱接点と前記始動用接点と
に接続するキースイツチとを備えたデイーゼル機
関において、前記グロープラグによる予熱が完了
するまでの時間を表示する予熱時間表示装置であ
る。本考案の表示装置においては、前記キースイ
ツチが予熱位置に切換えられた時に前記バツテリ
により時限動作用抵抗を通して充電される時限動
作用コンデンサの端子電圧を基準電圧と比較する
比較器を設けるとともに、前記比較器の出力によ
り制御される表示手段駆動回路を設けて、前記時
限動作用コンデンサの端子電圧が前記基準電圧よ
り低い間発光表示手段を点灯させる。また前記キ
ースイツチの始動用接点が前記バツテリに接続さ
れた時に前記時限動作用コンデンサを略瞬時に基
準電圧以上の電圧まで充電するコンデンサ瞬時充
電回路を設け、前記キースイツチが始動位置に切
換えられた時に発光表示手段が点灯するのを防止
する。 〔考案の作用〕 キースイツチが予熱位置に切換えられると、時
限動作用コンデンサが時限動作用抵抗を通して充
電される。最初時限動作用コンデンサの端子電圧
は基準電圧より低いので、比較器は表示手段駆動
回路に表示動作を行なわせ、発光表示手段を点灯
させる。時限動作用コンデンサの充電が進み、該
コンデンサの端子電圧が基準電圧を超えると、比
較器が表示手段駆動回路の表示動作を停止させ、
発光表示手段を消灯させる。ここで比較器の入力
インピーダンスはオペアンプからなるICコンパ
レータ等を用いることにより容易に高くすること
ができるので、時限動作用コンデンサに直列に接
続される時限動作用抵抗の抵抗値を充分に大きく
することができる。従つて時限動作用コンデンサ
として容量の小さい小形のものを用いても、キー
スイツチが予熱位置に切換えられてから発光表示
手段が消灯するまでの時間を充分長く設定するこ
とができ、予熱に要する時間が長い場合にも、予
熱時間表示装置を小形且つ安価に構成することが
できる。 また、キースイツチが始動位置に切換えられた
時には、時限動作用コンデンサが略瞬時に基準電
圧以上の電圧まで充電されるため、キースイツチ
が始動位置に切換えられた際に発光表示手段が点
灯するのを防ぐことができる。 〔実施例〕 以下添附図面を参照して本考案の実施例を説明
する。 第1図は本考案の一実施例を示したもので、同
図において第2図の各部と同等の部分には同一の
符号を付してある。本実施例においても、時限動
作用抵抗7及び時限動作用コンデンサ8の直列回
路はグロープラグ2に対して並列に接続され、該
直列回路は第1及び第2の予熱接点R1またはR
2を介してバツテリに接続される。時限動作用コ
ンデンサ8の非接地側端子には比較器20の正相
入力端子が接続され、該コンデンサ8の両端の電
圧が比較器20の正相入力端子と接地端子間に入
力されている。比較器20としては、オペアンプ
からなるICコンパレータのように入力インピー
ダンスが充分に高いものを用いる。抵抗7とコン
デンサ8との直列回路の両端には抵抗21及び2
2の直列回路からなる分圧回路が接続され、抵抗
21及び22の接続点と接地間(抵抗22の両
端)に得られる基準電圧が比較器20の逆相入力
端子と接地端子間に入力されている。比較器20
の電源端子はアノードが予熱接点R1およびR2
に接続されたダイオード5のカソードに接続さ
れ、比較器20の出力端子は抵抗23を通してト
ランジスタ15のベースに接続されている。また
抵抗7とコンデンサ8との接続点にダイオード2
4のアノードが接続され、該ダイオード24のカ
ソードはダイオード5のカソードに接続されてい
る。 本実施例では、表示手段駆動回路を構成するト
ランジスタ15としてPNPトランジスタが用い
られていて、該トランジスタ15のエミツタがダ
イオード5のカソードに接続され、該トランジス
タ15のコレクタと接地間にランプからなる発光
表示手段16が接続されている。またキースイツ
チ3の始動接点Cにダイオード25のアノードが
接続され、該ダイオード25のカソードはコンデ
ンサ8の非接地側端子に接続されている。その他
の部分の構成は第2図に示した従来の装置と同様
である。 上記実施例においては、バツテリ1とキースイ
ツチ3の予熱接点R1,R2とダイオード5とト
ランジスタ15と抵抗23とからなる回路によ
り、比較器20の出力により制御されて時限動作
用コンデンサ8の端子電圧が抵抗22の両端に得
られる基準電圧Vrより低い間発光表示手段16
を点灯させる表示手段駆動回路が構成され、バツ
テリ1とキースイツチ3の始動用接点Cとダイオ
ード25とコンデンサ8とからなる回路によりキ
ースイツチの始動用接点Cがバツテリに接続され
た時にコンデンサ8を瞬時に基準電圧Vr以上の
電圧まで充電するコンデンサ瞬時充電回路が構成
されている。 上記の実施例において、キースイツチ3が予熱
装置に切換えられると、時限動作用コンデンサ8
が時限動作用抵抗7を通して充電される。最初時
限動作用コンデンサ8の端子電圧は抵抗22の両
端に得られる基準電圧Vrより低いので、比較器
20の出力段は導通状態にある。従つてこのとき
トランジスタ15にベース電流が流れ、該トラン
ジスタ15が導通して発光表示手段16を点灯さ
せる。時限動作用コンデンサ8の充電が進み、該
コンデンサの端子電圧が抵抗22の両端の基準電
圧Vr以上になると、比較器20の出力段が遮断
状態になるため、トランジスタ15のベース電流
が遮断され、該トランジスタ15が遮断状態にな
つて発光表示手段を消灯させる。比較器20の入
力インピーダンスはオペアンプからなるICコン
パレータ等を用いることにより容易に高くするこ
とができるので、時限動作用コンデンサ8に直列
に接続される時限動作用抵抗7の抵抗値を充分に
大きくすることができる。従つて時限動作用コン
デンサ8として容量の小さい小形のものを用いて
も、キースイツチ3が予熱位置に切換えられてか
ら発光表示手段が消灯するまでの時間を充分長く
設定することができ、寒冷地仕様のデイーゼル機
関のように予熱に要する時間が長い場合にも、予
熱時間表示装置を小形且つ安価に構成することが
できる。 予熱が完了して発光表示手段16が消灯した
後、キースイツチ3が始動位置に切換えられる
と、時限動作用コンデンサ8がダイオード25を
通して略瞬時に充電されるため、比較器20の出
力段は直ちに遮断状態になり、トランジスタ15
が導通するのを阻止する。従つてキースイツチ3
が始動位置に切換えられた際に発光表示手段16
が点灯するのを防ぐことができる。 上記の実施例においては、発光表示手段として
ランプを用いたが、この発光表示手段として発光
ダイオードを用いることもできる。 上記の実施例では、表示手段駆動回路を構成す
るスイツチ手段として単一のトランジスタ15を
用いたが、複数のトランジスタを用いた多段のス
イツチ回路により表示手段駆動回路を構成するこ
ともできる。 〔考案の効果〕 以上のように、本考案によれば、キースイツチ
が予熱位置に切換えられた時にバツテリにより抵
抗を介して充電される時限動作用コンデンサの端
子電圧を、入力インピーダンスを充分に高くし得
る比較器により基準電圧と比較して該コンデンサ
の端子電圧が基準電圧より低い間表示手段駆動回
路に表示動作を行なわせるようにしたので、時限
動作用コンデンサと直列に接続される時限動作用
抵抗の抵抗値を充分高くすることができる。従つ
てコンデンサの容量を小さくしても表示時間を長
く設定することができ、表示装置の小形化とコス
トの低減とを図ることができる。また始動用接点
がバツテリに接続された際にコンデンサを基準電
圧以上の電圧に略瞬時に充電するコンデンサ瞬時
充電回路を設けたので、キースイツチが始動位置
に切換えられた際に表示手段が点灯して粉らわし
い表示を行なうのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示した回路図、第
2図は従来の表示装置の構成を示した回路図であ
る。 1……バツテリ、2……グロープラグ、3……
キースイツチ、4……スタータモータ、7……時
限動作用抵抗、8……時限動作用コンデンサ、1
5……トランジスタ、16……発光表示手段、2
0……比較器、25……ダイオード、Vr……基
準電圧。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 予熱用グロープラグと、スタータモータと、前
    記予熱用グロープラグに接続された第1及び第2
    の予熱用接点と前記スタータモータに接続された
    始動用接点とを少なくとも有していて機関の予熱
    時にはバツテリを前記第1の予熱接点に接続し機
    関の始動時には前記バツテリを前記第2の予熱接
    点と前記始動用接点とに接続するキースイツチと
    を備えたデイーゼル機関の、前記グロープラグに
    よる予熱が完了するまでの時間を表示する予熱時
    間表示装置において、前記グロープラグに対して
    並列に接続された時限動作用抵抗及び時限動作用
    コンデンサの直列回路と、前記時限動作用コンデ
    ンサの端子電圧を基準電圧と比較する比較器と、
    前記比較器の出力により制御されて前記時限動作
    用コンデンサの端子電圧が前記基準電圧より低い
    間発光表示手段を点灯させる表示手段駆動回路
    と、前記キースイツチの始動用接点が前記バツテ
    リに接続された時に前記時限動作用コンデンサを
    略瞬時に前記基準電圧以上の電圧まで充電するコ
    ンデンサ瞬時充電回路とを具備したことを特徴と
    するデイーゼル機関の予熱時間表示装置。
JP8647684U 1984-06-11 1984-06-11 デイ−ゼル機関の予熱時間表示装置 Granted JPS611670U (ja)

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JP8647684U JPS611670U (ja) 1984-06-11 1984-06-11 デイ−ゼル機関の予熱時間表示装置

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JP8647684U JPS611670U (ja) 1984-06-11 1984-06-11 デイ−ゼル機関の予熱時間表示装置

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Publication Number Publication Date
JPS611670U JPS611670U (ja) 1986-01-08
JPH0231585Y2 true JPH0231585Y2 (ja) 1990-08-27

Family

ID=30637822

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JP8647684U Granted JPS611670U (ja) 1984-06-11 1984-06-11 デイ−ゼル機関の予熱時間表示装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56129763A (en) * 1980-03-13 1981-10-12 Ngk Spark Plug Co Ltd Auxiliary apparatus used for starting diesel engine

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56129763A (en) * 1980-03-13 1981-10-12 Ngk Spark Plug Co Ltd Auxiliary apparatus used for starting diesel engine

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JPS611670U (ja) 1986-01-08

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